JPH07307802A - 構内交換システム - Google Patents

構内交換システム

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JPH07307802A
JPH07307802A JP10118694A JP10118694A JPH07307802A JP H07307802 A JPH07307802 A JP H07307802A JP 10118694 A JP10118694 A JP 10118694A JP 10118694 A JP10118694 A JP 10118694A JP H07307802 A JPH07307802 A JP H07307802A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】容易且つ手間をかけずに目的の転送先に呼を転
送できるようにする。 【構成】複数の内線及び外線を収容し、内線及び外線の
交換接続を行うと共に、着信呼を転送機能により内線間
で転送可能な交換システムにおいて、少なくとも内線か
らの発信に際して得られる発信元と着信先の関係を情報
として蓄積する蓄積機能、内線や外線からの着信に応答
した内線より別内線に該着信を転送する際、蓄積機能に
よる蓄積情報を元に着信呼の発信元に関係ある内線の情
報を求めこれを応答内線に対し表示制御する制御機能、
応答内線からの選択情報を元に該選択情報対応の内線に
前記着信を転送可能にすべく制御する転送機能とを有す
る制御手段14,15 を設け、内線には制御手段からの表示
情報を表示する手段、該表示情報の一つを選択操作する
操作手段、該操作手段による選択情報を制御手段に与え
る端末制御手段とを備えた電話端末2-1 〜2-m を接続し
て構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話の取り継ぎにおけ
る転送先を、普段から集収しておいた取り継ぎ情報から
求まる候補の中から単純操作で選択し、転送できるよう
にした構内交換システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、交換機はマイクロプロセッサを制
御の中枢として使用するソフトウェア制御になり、益々
高インテリジェント化と高機能化が図られるようになっ
た。そして、マイクロコンピュータを使用した構内電話
交換用の電子交換機(構内交換機)は、内線と外線を収
容し、内線相互間、内線と外線間の交換接続を行うと云
った基本機能の他、様々なサービスを可能にしている。
【0003】ところで構内交換機は、複数本の外線と複
数本の内線を収容して交換動作を行うものであるから、
外線からの着信に対しては全て受付に着信させる中継台
方式や、外線をグループ分けしておき、そのグループに
対する着信はグループ内の内線電話機で応答できるグル
ープマスタテレホン方式やマスタテレホン方式など様々
な方式があり、ユーザの規模や事情に応じた最適な方式
が採用される。
【0004】従来、グループマスタテレホン方式やマス
タテレホン方式を採用した構内交換機では、あるグルー
プ(例えば、企業での課)に着信が発生した場合、その
グループ内の一人がその着信に対して応答を行い、応答
者は発信者と対話して発信者が本当に通話したい相手を
確認し、その人に取り継ぎを行うかたちとなる。取り継
ぎは構内交換機の持つ転送機能を使用して転送操作する
ことにより行う。
【0005】また、外線からの着信に対する転送でなく
とも、内線からの着信に対する転送の必要も多い。とこ
ろで、転送操作はシステムによりこれも様々であるが、
直接、目的の内線をダイヤル操作してその内線を呼び出
す方式や、特番のダイヤル操作の後、目的の内線をダイ
ヤル操作してその内線を呼び出す方式、保留操作の後、
目的の内線をダイヤル操作してその内線を呼び出す方式
と云った具合である。
【0006】そのため、この従来装置によると、外線か
らグループへの着信に応答した者が、あるいは内線から
の着信に対して応答した者が、取り継ぎの手段として転
送機能を使用した際、その操作において、いちいち転送
すべき相手の個別電話番号を調べ、ダイヤル入力を行わ
なければならず、操作が煩わしいと云う不具合が生じて
いた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、上記装置
では、外線からあるグループへの着信が発生した場合、
その着信に対して応答した者は、発信者が本当に通話し
たい相手へ取り継ぎを行う必要がある。また、外線から
の着信でなくとも、内線から着信した場合において、そ
の着信に対して応答した者は、発信者が本当に通話した
い相手が別に居る場合に、その人へ取り継ぎを行う必要
がある。
【0008】そして、その取り次ぎ手段として転送機能
を使用した際、いちいち転送相手先の個別電話番号(内
線番号)を調べ、その番号をダイヤル入力しなければな
らない。
【0009】従って、グループ内の内線数が多数の場合
は各電話の内線番号を覚えきれないから、転送操作の際
の電話番号を調べる手間や、ダイヤル操作する手間な
ど、多くの手間や時間がかかるをことになり、職務が受
付専従でない限り、取り次ぎ者の仕事の妨げになるばか
りでなく、発信者側も目的の相手と通話するまでに必要
以上の時間をとられるなど、サービスの低下に繋がると
云った問題点があった。
【0010】そこで本発明の目的とするところは、目的
の転送先を容易に調べることができ、着信呼を目的の内
線に迅速に転送できる操作性の良い構内交換システムを
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明はつぎのように構成する。すなわち、複数の
内線および外線を収容し、内線および外線の交換接続を
行うとともに、着信を転送機能により内線間で転送する
ことができるようにした構内交換システムにおいて、少
なくとも内線からの発信に際して得られる発信元と着信
先の関係を情報として蓄積する蓄積機能、着信に応答し
た内線より別の内線にこの着信を転送する際、前記蓄積
機能にて蓄積された情報をもとに前記着信の発信元に関
係のある内線の情報を求め、これを前記応答した内線に
表示させるべく制御する制御機能、前記応答内線からの
選択情報をもとに、当該選択情報対応の内線に前記着信
を転送可能にすべく制御する転送機能とを有する制御手
段を設けると共に、前記内線には前記制御手段からの表
示情報を表示する表示手段と、表示手段に表示された情
報の一つを選択操作する操作手段と、この操作手段によ
り選択した情報を選択情報として前記制御手段に与える
端末制御手段とを備えた電話端末を接続して構成するこ
とを特徴とする。
【0012】更には制御手段には前記蓄積機能として、
内線から内線もしくは外線への発信に際して得られる発
信元と着信先の関係の他に、着信を転送することにより
当該着信内線もしくは着信外線と最終的に通話した内線
の情報を発信元と着信先の関係として蓄積する機能を持
たせるようにする。
【0013】
【作用】このような構成において、制御手段は少なくと
も内線から内線もしくは外線への発信に際して得られる
発信元と着信先の関係を情報として蓄積する。そして、
外線もしくは内線からの着信に対してある内線が応答し
て、該応答した内線より別の内線にこの着信を転送する
際、前記蓄積された情報をもとに前記着信の発信元に関
係のある内線の情報を求め、これを前記応答した内線に
表示させるべく制御する。
【0014】前記内線には前記制御手段からの表示情報
を表示する表示手段を有した電話端末が接続されてお
り、前記応答内線がこのような電話端末であったとする
と、その表示手段に前記着信外線の発信元に関係のある
内線の情報が表示される。応答者はこの表示された情報
をみて相手(発信元)の取り継ぎ希望先を選び、操作手
段により選択操作すると、この選択した情報は選択情報
として前記制御手段に送られる。
【0015】制御手段はこの応答内線からの選択情報を
もとに、当該選択情報対応の内線に前記着信を転送可能
にすべく制御する。本発明では、特定の発信者(例えば
企業における他課)からの特定のグループへの着信は、
いつもそのグループ内の特定の相手との通話を行うと云
う点に着目し、普段からの取り継ぎ操作において、発信
者とその着信先に対応して、最終的に通話していた相手
の情報を蓄積しておき、その後のグループへの着信に応
答した者が、取り継ぎの為に転送操作を行った際、転送
先のダイヤル入力を行う時点で、応答者が使用している
端末の表示器に、普段から蓄積しておいた情報をもとに
転送先の候補の情報を複数表示し、応答者が使用してい
る端末での単純操作(例えば、ソフトキー押下)によっ
て転送先相手を選択することで、ダイヤル入力を行う必
要なしに転送が行えるようにした。これにより、着信呼
に応答した者が、取り継ぎ作業を行うに際して、煩わし
さを排除して操作性と向上させ、無駄な時間を要せず、
しかも、発信元に対してのサービス向上にも繋がる構内
交換システムを提供することができる。
【0016】
【実施例】本発明は、普段から発信者とその着信先に対
応して最終的に通話した相手の情報を蓄積し、その後の
着信に対して応答した者が取り継ぎのために転送操作を
行った際、今までに蓄積していた情報より転送先の候補
となる相手の情報を求め、その内容を応答者が使用して
いる端末の表示器に表示し、さらに応答者によって行わ
れる単純な操作によって表示器に表示されている情報か
ら1つの転送先を選択し、その選択された相手へ発信者
の呼を転送するようにするもので、今までは着信に応答
した者が取り継ぎのために転送操作を行った際、いちい
ちその転送先相手の個別電話番号を調べ、ダイヤル入力
すると云うような煩わしい作業をなくすことができるよ
うにしたものであり、以下、本発明の実施例について、
図面を参照して説明する。
【0017】本発明の構内交換システムは、電話の取り
継ぎにおける転送先を、普段から集収しておいた各内線
からの通話先内線もしくは通話先外線情報である着信先
情報を取り継ぎ情報として利用して、これから求まる候
補の中から単純操作で取り継ぎ先内線を選択し、転送で
きるようにした機能を有するが、これは特定の発信者
(例えば企業における他課)からの特定のグループへの
着信は、いつもそのグループ内の特定の相手との通話を
行うと云う点に着目している。
【0018】詳細を説明する。図1は本発明の一実施例
における構内交換システムの概略的な構成を示すブロッ
ク図である。図において、1は構内交換機、2‐1〜2
‐mは内線電話機等の内線端末、3‐1〜3‐mは外線
(加入者回線など)である。
【0019】構内交換機1は内線端末や外線(局線、専
用線等)を収容し、内線相互間、内線と外線との間の交
換接続等を行うもので、通話路スイッチである交換回路
11、局線回路(トランク回路)12‐1〜12‐n、
加入者回路(ライン回路)13‐1〜13‐m、制御部
(中央制御装置CC)14、記憶部15、トーンリンガ回
路16等よりなる。
【0020】前記通話路回路11は内線相互或いは内線
から外線(局線や専用線)そして外線から内線への交換
接続を行うものであり、前記制御部14はこの交換回路
11の交換動作の制御をはじめ、全体の各種制御を司る
ものである。
【0021】前記記憶部15は前記制御部14の各種制
御プログラムや各種テーブル、そして、設定した機能内
容等のデータを記憶するもので、その他、交換機におい
て発生する各種情報、例えば、発呼内線の番号情報やそ
の通話時間、通話回数、外線への発呼回数や発信先の電
話番号、通話時間、通話料金、現在の状態等の各種情報
を記憶部15に更新記憶させるとともに、保守ターミナ
ル6との間でデータ授受すべく制御するプログラム等が
保持される。
【0022】保守ターミナル6はキーボードなどの入力
手段とディスプレイ(表示手段)とを持ち、交換機本体
1に対し、データやプログラムの入力や変更、データ等
の読出し等を行うことができる。保守ターミナル6は制
御部14と接続され、当該制御部14と交信できるよう
にしてある。
【0023】交換機本体1の内線回路13‐1〜13‐
mはそれぞれ内線毎に設けた接続インタフェースであ
り、交換回路11と各内線端末との接続インタフェース
となる。前記局線回路12‐1〜12‐nは交換回路1
1とそれぞれ対応する外線3‐1〜3‐nとのインタフ
ェースをとり、また、着信検出、回線捕捉のための直流
ループ閉結等を行う回路である。
【0024】交換回路11は制御部14の制御のもとに
内線回路13‐1〜13‐mや局線回路12‐1〜12
‐nの間の通話路が形成されるように制御して通常の交
換動作を可能にする。また、トーンリンガ回路16が交
換回路11に接続され、電話システムとして必要な各種
シグナル音を送出できるようになっている。
【0025】内線回路13‐1〜13‐mや局線回路1
2‐1〜12‐nなどの各端末制御カードと制御部14
とは制御ハイウェイ18により信号授受を行うが、各端
末制御カードは入出力ポートに割り付けるかたちとなっ
ているので、それを特定するポート番号のかたちで端末
指定できるように各々自己のポート番号のデコード手段
を設けてあり、ポート番号が自己のものと一致すると
き、自己に対するアクセスと認識するようにしてある。
【0026】前記交換機本体1内の上述した構成要素
は、制御ハイウェイ18を介して制御部14と結合さ
れ、制御部14は記憶部15に予め格納された制御プロ
グラムに従って、内線回路13‐1〜13‐mや局線回
路12‐1〜12‐nの間の通話路が形成されるように
制御して通常の交換動作を可能にする。また、これらの
制御を実現するために、記憶部15にはダイヤル情報に
基づき、交換接続制御すべき相手ポート番号の選択やオ
フフック、オンフック信号等に基づく各種制御を行うた
めのプログラムやデータが用意されている。
【0027】また、制御部14には各電話端末(多機能
電話機の場合)から、若しくは保守用ターミナル6から
各内線の使用者名(若しくは部署名)、そして、電話端
末毎の仕様、そして、外線の通話先電話番号別相手先名
(発信者別情報(発信者名))、索引用のパラメータな
どの情報をそれぞれの登録テーブルに登録することがで
きるようにする設定制御機能と、内線からの外線へ、あ
るいは内線から内線への発信時に発信内線の情報(内線
番号等)とダイヤル先(外線や内線への発信先)の情報
とを仮テーブルに一時保持し、その発信内線が通話を終
了した際にこの仮テーブルの保持情報を後述する発信者
別着信先情報蓄積テーブル51に登録する蓄積機能、外
線や内線からの着信に対してその呼を転送する等の結
果、最終的に通話先となった内線の情報を外線や内線の
発信元対応に蓄積する相手情報テーブル52に蓄積する
蓄積機能の他、このテーブルのダイヤル先および内線番
号については上記登録した通話先電話番号別相手先名や
内線の使用者名(若しくは部署名)と対応をとって整理
する照合整理機能等を有している。
【0028】更には外線や内線からの着信を転送操作す
ると、転送サポート機能が利用可能になり、その転送対
象の着信の発信元の電話番号情報が得られている時は自
動検索モードにより、また、電話番号情報が得られてい
ないときは手動検索モードにより転送先候補を求めて提
示できるようにしている。
【0029】すなわち、転送操作をすると、その転送対
象の着信の発信元の電話番号情報が得られているか否か
により、転送サポート機能の上記2つのモードの一方に
入り、転送サポート機能の自動検索モードでは発信者別
着信先情報蓄積テーブル51の情報と相手情報テーブル
52に蓄積された情報等を利用して転送する呼の発信元
の電話番号の相手との通話頻度の高い内線を頻度順に求
めてその内線を選択番号等の選択符号と共に表示し(内
線番号と所属部署名やその内線の使用者名等を合わせて
表示することも可)、この表示内容から選択符号で所望
のものを選択すると(カーソルによる指定方式の時は選
択符号の表示は無くとも良い)その選択した内線を呼
び、呼を当該呼んだ内線に自動転送すると云ったことを
行う。
【0030】また、転送操作した際に転送対象の発信元
の電話番号情報が得られていない場合には手動検索モー
ドになり、このモードでは発信者の情報(発信者の会社
名や部署名、個人名等)の一部をキーワードとして入力
操作すると、発信者別情報(発信者名)登録テーブルか
ら上記キーワードに関連して抽出できる発信者名の候補
リストを得る機能と、この候補リストに基づき発信者が
選択確定されると、その発信者名からその発信者名に対
応するダイヤル情報(電話番号)を求め、この情報から
上記の蓄積された情報(発信者別着信先情報蓄積テーブ
ル51の情報と相手情報テーブル52の情報)をもと
に、この電話番号の相手との通話頻度の高い内線を頻度
順に求めてその内線を選択番号等の選択符号と共に表示
し(内線番号と所属部署名やその内線の使用者名等を合
わせて表示することも可)、この表示内容から選択符号
で所望のものを選択すると(カーソルによる指定方式の
時は選択符号の表示は無くとも良い)その選択した内線
を呼び、呼を当該呼んだ内線に自動転送できるようにす
る。以上が転送サポート機能である。
【0031】図2は制御部14の機能構成を示すブロッ
ク図であり、本発明の中心的な機能である転送サポート
機能を実現するに必要な機能構成を示したものである。
従って、この図には交換機として通常必要な機能は図示
していないが当然保有している。
【0032】本発明のシステムの制御部14には図に示
すように、外線や内線からの着信に対する取り継ぎ先候
補を獲得するに必要な情報を集めるために、内線から外
線へあるいは内線から内線への発信時の発信元と発信先
に関する普段からの取り継ぎ先内容を蓄積する取り継ぎ
先情報蓄積手段41と、蓄積されていた情報から転送先
の相手候補を求める転送先候補算出手段42と、この転
送先候補算出手段42により求められた転送先相手候補
の情報を端末(内線電話機)の表示器へ表示すべく転送
制御する転送先候補情報表示手段43と、端末の操作に
より選択された転送先の相手を求めて選択指定転送先相
手情報として得る転送先選択手段44と、この転送先選
択手段44により求められた選択指定転送先相手情報に
基づいてその選択指定された転送先へ、発信者の呼を転
送すべく制御する転送手段45とを有している。
【0033】図3は記憶部15に設定された本発明の実
現に重要な役割を果たすテーブルの図であり、図に示す
ように記憶部15には普段からの各内線から外線あるい
は内線の相手先への発信の収集情報に基づき、作成する
取り継ぎ内容の情報テーブルとして、発信者別着信先情
報蓄積テーブル51と、相手情報テーブル52とを設け
ている。
【0034】発信者別着信先情報蓄積テーブル51は内
線から外線あるいは内線の相手先への通話頻度から、当
然に予測される逆の通話の流れの関係をテーブルにした
ものであり、発信者(外線の発信元あるいは内線の発信
元)に対応してその着信先(発信元と関連の深い内線端
末の設置部署)の情報(内線番号)を保持している。
【0035】また、相手情報テーブル52は実際に取り
継ぎ運用している段階での取り継ぎ状況からわかる発信
元(内線発信元、外線からの発信元(但し、発信元が外
線の場合では、ISDN網等のような発信元情報を着信
側に送信してくるようなサービス網の場合に適用可
能))別の内線の着信先(応答内線ではなく、最終的に
発信元の通話先となった内線)の情報を発生頻度対応に
セーブするテーブルである。
【0036】これらの発信者別着信先情報蓄積テーブル
51,相手情報テーブル52への情報セーブ方式を適宜
に選択することにより、より頻度の高い通話相手を転送
先の候補として求めることも可能となる。
【0037】図4は構内交換機1に収容された内線の電
話端末2‐1〜2‐mとして使用される多機能電話機の
構成例を示す斜視図である。図において、2は電話端末
本体、21は送受話器(ハンドセット)、22はフック
機構、23はダイヤル機構(ダイヤルキー)、24は機
能キー、24aはカーソルキー、25は表示用のランプ
(LED;発光素子)、26はキャラクタ表示用の液晶
表示パネルなどによる表示器である。
【0038】図5は多機能電話機の回路構成を示すブロ
ック図である。図において200は電話端末制御部であ
り、この電話端末制御部200は、インタフェ−ス回路
206、メモリ270、プロセッサ209、LED制御
回路210、キ−スイッチ制御回路211、音声制御回
路212、ハンドセット制御回路213、LCD制御回
路241を有している。
【0039】インタフェ−ス回路206は構内交換機1
側との制御信号や通話信号授受用のインタフェ−スであ
り、このインタフェ−ス回路206は回線を介して構内
交換機の内線回路と接続されている。
【0040】プロセッサ209は多機能電話機の制御の
中枢を担う端末機制御要素であり、以下、これを端末C
PUと呼ぶ。端末CPU 209はROM、RAMによ
り構成されたメモリ270の制御プログラムに基づき、
多機能電話機の制御部としての動作制御を実行する。
【0041】端末CPU 209の実行するプログラム
にはイニシャル処理(初期設定処理)ルーチンを有して
おり、多機能電話機が動作を開始するとその初期時に自
動的に処理を開始すると共に、機能キー24の設定すべ
きキー・データであるキー割付データを各キー別にキー
番号情報として構内交換機の制御部14から受信し、こ
の受信したキー割付データをメモリ270上に格納する
プログラムをメモリ270上に持たせてある。
【0042】また、前記LED制御回路210は多機能
電話機における機能キ−24対応に設けたLED 25
や状態表示ランプとして設けたLEDを点灯/消灯制御
するドライバであり、また、前記キ−スイッチ制御回路
211は多機能電話機における機能キ−24、カーソル
キー24a等の各キ−スイッチ及びダイヤルキー23の
押下操作検出を行うものであり、音声制御回路212は
リンガ信号や音声信号をスピ−カ20に与えたり、ハン
ドセット制御回路213に与えたり、また、送受話器2
1からの音声を電子交換機に送ったりするためのもので
ある。
【0043】また、前記LCD制御回路241は多機能
電話機におけるキャラクタディスプレイである表示器
(LCD(液晶)表示器)26の駆動を行うためのもの
であり、端末CPU 209からの表示データと制御信
号によりキャラクタ表示を制御を実施する。
【0044】つぎに以上のような構成の本実施例装置の
動作について説明する。このような構成の本システム
は、外線からの着信があれば、制御部14は局線回路1
2‐1〜12‐nより着信を検出し、代表として設定さ
れた内線端末(内線グループ式の場合)もしくは、直
接、対応の内線(PBXダイヤルイン;電話局から加入
者番号を貰い、内線に割り付けることで、その加入者番
号のダイヤルにより直接着信させる方式等の場合)に着
信させる。そして、その内線端末の応答により通話路を
確保し、両者の間の通信を可能にする。この着信を別の
内線に転送するには着信端末より転送操作する。
【0045】すると、構内交換機の制御部14は転送先
内線に対する規制等をチェックしてから接続可能な場合
にその内線を呼び出す。相手が応答したならば、転送操
作した内線端末を切ることで、制御部14はこの転送先
内線と発呼側外線の通話路を確保して両者の通話を可能
にする。
【0046】内線から外線への発呼は内線端末の発呼操
作により、制御部14は局線回路12‐1〜12‐nの
うちの空きのものを探し、発呼内線との接続規制をチェ
ックした後、接続可能であればこの空き局線回路を使用
して通話路を確保し、局交換機へダイヤル情報を出力す
ることで行う。そして、局交換機を介して相手方と接続
されると通信可能になる。
【0047】内線間は発呼内線より内線番号を受けて、
その内線間の接続規制をチェックし、接続可能であれば
該当内線番号の内線回路に対し、着信制御し、その内線
回路の接続端末が応答することで通話路を確保し、通信
可能にする。
【0048】局線回路や内線回路等の発着信制御を含む
各種制御はポート番号を使用して行われ、例えば、ある
内線A番がポート番号PN n番に割り付けてあるとする
と、内線A番を呼ぶ場合はポート番号PN n番をアクセ
スすると云った手法をとる。このような制御は記憶部1
5に記憶させた端末‐ポート番号情報に基づいて制御部
14が制御することにより実現している。
【0049】また、内線からの着信に対して応答した内
線から、他の内線に転送する場合、あるいは着信外線に
対してある内線の電話端末より応答して、当該着信外線
を別の内線に取り継ぐために転送操作した場合、本シス
テムでは当該転送操作した内線端末に表示器がある場合
に、着信した内線の相手(発信元の内線(但し、内線同
士の転送の場合))、着信外線の相手(但し、着信外線
を内線転送する場合)に密接な関係のある内線の候補を
求めてこの表示器に一覧表示させ、この表示された候補
中から当該内線端末より本命を選択操作すると、その選
択した内線を自動的に呼んで転送可能にする転送サポー
ト機能を使用することにより、取り継ぎ者は容易に目的
の転送相手先を呼ぶことができるようにしてある。
【0050】すなわち、この場合、内線の電話端末を転
送操作用の特番の入力操作あるいは転送キーの操作等に
より転送操作のための第1段階の操作をすると、この操
作情報は構内交換機1の制御部14に伝達され、当該制
御部14はこれにより、上記転送操作した端末が表示器
を有しているものであるか否かを、端末仕様情報をから
検索して調べる。
【0051】そして、表示器がある端末であれば、転送
サポート機能が使用可能であるので、転送サポート機能
における自動検索モードまたは手動検索モードにより、
転送先候補を選ぶ。
【0052】自動検索モードは、転送しようとしている
着信呼の発信元の電話番号情報が得られている場合での
モードであり、着信呼の発信元の電話番号情報をもとに
自動的に候補を選ぶが、その詳細は後述する。このモー
ドは内線からの着信を転送する場合と、ISDN網等の
ような発信元の情報を局側から送信してくるような網か
らの着信である。
【0053】一方、転送サポート機能における手動検索
モードは、転送しようとしている着信呼の発信元の電話
番号情報が得られていない場合でのモードであり、キー
ワードを手動入力することで検索可能なモードである。
従って、アナログ公衆網等からの着信に適用される。
【0054】転送サポート機能における手動検索モード
においては、発信元の相手情報の入力操作か、または内
線番号の入力操作のいずれかを実施するように促すメッ
セージを送信情報として内線側に送出してその内線端末
の表示器に表示させる。
【0055】電話端末側では制御部14からのこの送信
情報をインタフェース回路206を介して端末CPU
209が受けてメモリ270に一旦保持する。そして、
端末CPU 209は表示指令に対応してこれ(発信元
の相手情報の入力操作か、または内線番号の入力操作の
いずれかを実施するように促すメッセージ)を表示器2
6に表示させるべく、LCD制御回路241を制御す
る。この結果、表示器26上には制御部14から受けた
情報が表示される。
【0056】つぎに内線端末による応答者は内線端末を
操作して転送先内線番号を入力するか、発信元の相手名
(相手名の読みの一文字、相手名のイニシャル、相手別
のパラメータ等のいずれか)を入力操作する。転送先内
線番号を入力した場合はこの操作入力情報はキースイッ
チ制御回路211より端末CPU 209に与えられ、
端末CPU 209はこれをデータ化してインタフェー
ス回路206を介し、当該発呼端末の接続されている内
線回路へと出力する。これにより、構内交換機1では当
該内線回路を介して制御部14が当該キースイッチの操
作による情報を受け取る。
【0057】そして、制御部14は入力情報が内線番号
であることを認識して、その内線番号に転送するように
制御する。一方、発信元の相手名を入力した場合には、
この操作入力情報はキースイッチ制御回路211より端
末CPU 209に与えられ、端末CPU 209はこ
れをデータ化してインタフェース回路206を介し、当
該発呼端末の接続されている内線回路へと出力する。こ
れにより、構内交換機1では当該内線回路を介して制御
部14が当該キースイッチの操作による情報を受け取
る。
【0058】すると、制御部14はこれらの情報によっ
て、該当する相手先(該当する会社名や部署名など)を
記憶部15内の発信者別情報(発信者名)の登録テーブ
ルから検索抽出し、相手先名に変換した後にこれを内線
側に送出してその内線端末の表示器に表示させるべく制
御する(ケースA)。検索した結果が一つであれば、さ
らに、この相手と通話実績のある内線を発信者別着信先
情報蓄積テーブル51から検索して頻度の高いものから
順に内線情報(内線番号、部署名、内線使用者名)を並
べてその情報を内線側に送出し、その内線端末の表示器
に表示させるべく制御する(ケースB)。
【0059】このようにして、内線端末の表示器に情報
が表示されると、内線端末の通話者は発信元の相手名
(相手名の読みの一文字、相手名のイニシャル、相手別
のパラメータ、カーソルによる選択等のいずれか)を入
力操作することにより、この情報を受けて制御部14は
該当する相手名を発信者別情報の登録テーブルから検索
抽出し、これを内線側に送出してその内線端末の表示器
に表示させ(ケースA)、検索した結果が一つしかなけ
れば、さらに、この相手(外線からの発信者)と通話実
績のある内線を発信者別着信先情報蓄積テーブル51お
よび相手情報テーブル52から検索して頻度の高いもの
から順に内線情報(内線番号、部署名、内線使用者名)
を並べてその情報を内線側に送出し、その内線端末の表
示器に表示させる(ケースB)。
【0060】内線端末の通話者はこの表示内容から転送
先として該当するものを選択指定する。ケースBの場合
は制御部14はこの選択情報を元に、該当の内線を呼び
出し、当該呼び出した内線が応答すれば、前記転送操作
した内線と当該呼び出した内線とを通話可能にし、前記
転送操作した内線をオフフックすると前記着信外線を当
該呼び出した内線に接続すると云った転送制御をする。
【0061】ケースAの場合は内線端末の通話者はこの
表示内容から候補の中の本命を選択指定する。この情報
により制御部14は該当する相手との通話実績のある内
線を発信者別着信先情報蓄積テーブル51から検索して
頻度の高いものから順に内線情報(内線番号、部署名、
内線使用者名)を並べてその情報を内線側に送出し、そ
の内線端末の表示器に表示させる(ケースBの動作)。
【0062】内線端末の通話者はこの表示内容から該当
のものを選択指定する。制御部14はこの選択情報を元
に、該当の内線に対して前記着信外線の転送制御をす
る。なお、該当のものが無い場合や、表示器の無い端末
を使用している場合には、転送先の内線番号をダイヤル
入力する(機能キーやワンタッチ内線キーに転送先の内
線が割り当ててあればこのキーを操作する)ことでその
内線に対する転送制御をする。
【0063】また、着信した外線あるいは内線の取り継
ぎに際して、相手情報テーブル52のデータ蓄積のた
め、制御部14は転送サポート機能が実行されると、外
線の発信元の情報と現在その発信元との通話を行ってい
る内線(従って、応答内線か転送先の内線となる)の情
報を仮テーブルに保持し、終話の後の復旧の段階で、発
信元(外線からの発信元)別の内線の着信先の情報とし
て整理して相手情報テーブル52に蓄積し、データ更新
する。これにより、実際に外線の取り継ぎ運用をしてい
る段階での取り継ぎ状況からわかる発信元(外線からの
発信元)別の内線の着信先(応答内線ではなく、最終的
に発信元の通話先となった内線)の情報を発生頻度対応
にセーブしてテーブル化することができる。
【0064】本システムの最大の特徴は、このような転
送サポート機能を持たせことにある。そして、この転送
サポート機能により、内線あるいは外線からの着信があ
って任意の内線電話端末からこれに応答しても、転送操
作の第1段階で転送先の候補をその応答内線の表示器に
一覧表示することができるようになり、この中から発信
元の指定する相手先を選ぶだけで目的の内線に呼を転送
することができるようになる。
【0065】そして、このような転送サポート機能を持
たせたことによって、電話番号を電話帳で調べて、全桁
をダイヤルすると云った余計な手間を掛けることなく、
容易に目的の相手先に着信を転送することができるよう
になるが、その機能の詳細をつぎに図6,図7,図8の
フローチャートを参照しながら説明する。
【0066】本発明システムにおいては、普段からの取
り継ぎ先の情報を発信者別着信先情報蓄積テーブル51
および相手情報テーブル52に蓄積しておき、転送にあ
たってこれらのテーブルの情報を参照して転送先候補を
抽出し、提示するが、このテーブルの情報をいかにして
蓄積するかが重要である。
【0067】図6のフローチャートは、普段からの取り
継ぎ先の情報を発信者別着信先情報蓄積テーブル51お
よび相手情報テーブル52に蓄積する手順を示してい
る。図6における(a)のフローチャートは、内線の電
話端末よりその電話端末の使用者(発信者)が外線ある
いは内線への発信操作を行った場合の処理経路を示して
いる。
【0068】すなわち、内線の電話端末より内線あるい
は外線への発信操作を行うと、制御部14は通常の内線
相互間接続のための処理、あるいは外線への発信のため
の処理の他に、取り継ぎ先の情報を発信者別着信先情報
蓄積テーブル51,相手情報テーブル52に蓄積する処
理を行う。取り継ぎ先の情報を発信者別着信先情報蓄積
テーブル51,相手情報テーブル52に蓄積する処理は
取り継ぎ情報蓄積手段41の機能によって実施する。
【0069】この処理は、まず内線端末のオフフックに
より内線端末の発呼を検知した制御部14はつぎに当該
発呼内線端末からのダイヤル情報の入力を待ち、ダイヤ
ル情報の入力があると、これが内線への発呼のためのダ
イヤル情報あるいは外線への発呼のためのダイヤル情報
であれば、入力されて来る相手先ダイヤル情報を、当該
発呼端末対応に「仮テーブル」にセットする。
【0070】すなわち、「仮テーブル」は記憶装置15
内に設けたテーブルの一つであり、ここに発信者(発呼
内線の内線番号)に対応してそのダイヤル発信先(着信
先)の情報をセットする(ステップS31)。つぎに、
ステップS32では、発呼内線からのダイヤル情報に基
づいて現行の通常発信処理を実行する。
【0071】これが内線の発呼に伴う処理である。発呼
された内線と当該内線のダイヤル情報に基づく着信先の
呼び出しが行われ、相手が応答して通話状態になり、そ
の通話が終わって終話処理に入り、復旧すると本システ
ムではつぎの動作が実施される。
【0072】図6(b)のフローチャートは通話状態か
ら復旧した場合の処理経路を示している。ここでは通話
状態から終話となり、構内交換機1の制御部14は復旧
処理に入るが、この処理に先立ち構内交換機1の制御部
14はその取り継ぎ情報蓄積手段41の機能により取り
継ぎ情報蓄積の処理に入る。
【0073】この取り継ぎ情報蓄積処理は、まず発信者
が最初に発信した相手の情報が「仮にテーブル」にセッ
トされているか検索し(ステップS41)、つぎにその
検索結果を調べてセットされているか否かを判定する
(ステップS42)。その結果、もしセットされていな
ければステップS44へ進み、現行の通常復旧処理を実
施する。
【0074】また、ステップS42における判定の結
果、「仮テーブル」にセットされていればステップS4
3へ進み、取り継ぎ内容の情報として着信先情報テーブ
ル51、相手情報テーブル52へそれぞれ情報を蓄積
し、ステップS44へ進んで現行の通常復旧処理を実施
する。
【0075】このようにして内線から内線、あるいは内
線から外線に発呼した際に、発呼内線の内線番号とその
発呼内線からのダイヤル情報を用いて内線の相手先(着
信相手先)‐内線(発呼内線)の情報あるいは外線の相
手先(着信相手先)‐内線(発呼内線)の情報を蓄積し
たテーブル51,52を作成する。
【0076】このようにして本システムでは普段から、
内線からの外線あるいは内線への発呼に伴う内線と外線
あるいは内線の通話相手の情報を蓄積して関係を掴んで
おく。本システムにおいては、外線からの着信に際して
取り継ぎ先内線の情報はこれをもとに求める。そして、
求められた情報から特定のものを選択するとその選択し
た内線に自動転送する。この処理をつぎに説明する。
【0077】電話端末側でキー操作等により転送操作す
ると、この操作入力情報はキースイッチ制御回路211
より端末CPU 209に与えられ、端末CPU 20
9はこれをデータ化してインタフェース回路206を介
し、当該発呼端末の接続されている内線回路へと出力す
る。これにより、構内交換機1では当該内線回路を介し
て制御部14が当該キースイッチの操作による情報を受
け取る。
【0078】そして、制御部14は入力情報が「着信の
転送」であることを認識して、着信呼を保留にし、指定
される内線番号に転送するように制御する。これに先立
ち、制御部14は転送操作した電話端末が表示器を有し
ているか、否かを調べ、表示器を有していないならば、
つぎにダイヤル情報待ちとなり、内線電話番号が入力さ
れたならば、内線番号に転送するように制御する。
【0079】一方、表示器を有している場合には自動検
索モードに入る。このモードでは制御部14は発信者別
着信先情報蓄積テーブル51の情報と相手情報テーブル
52に蓄積された情報等を利用して転送する呼の発信元
の電話番号の相手との通話頻度の高い内線を頻度順に求
めてその内線を選択番号等の選択符号と共に表示するた
めの画面情報(転送先候補)を作成し(内線番号と所属
部署名やその内線の使用者名等を合わせて表示すること
も可)、これを送信情報として内線側に送出してその内
線端末の表示器に表示させる。
【0080】電話端末側では制御部14からのこの送信
情報をインタフェース回路206を介して端末CPU
209が受けてメモリ270に一旦保持する。そして、
端末CPU 209は表示指令に対応してこの情報(転
送先候補)を表示器26に表示させるべく、LCD制御
回路241を制御する。この結果、表示器26上には制
御部14から受けた情報が表示される。
【0081】つぎに内線端末による応答者は内線端末を
操作して表示された転送先候補の中の本命の選択番号
(あるいは表示位置)を指定入力するか、次候補の表示
要求あるいは内線番号手動入力指定(候補なしの場合
等)を入力操作する。
【0082】この操作入力情報はキースイッチ制御回路
211より端末CPU 209に与えられ、端末CPU
209はこれをデータ化してインタフェース回路20
6を介し、当該発呼端末の接続されている内線回路へと
出力する。これにより、構内交換機1では当該内線回路
を介して制御部14が当該キースイッチの操作による情
報を受け取る。
【0083】そして、制御部14は入力情報が何である
かを認識して、その内容に応じた処理を行う。例えば、
電話端末側から表示内容の選択符号で所望のものを選択
すると(カーソルによる指定方式の時は選択符号の表示
は無くとも良い)それが本命内線であれば、その選択し
た内線を呼び、呼を当該呼んだ内線に自動転送すると云
ったことを行う。また、次候補であれば、さらに頻度対
応に該当する候補を選び、その表示情報を作成して電話
端末側に送ると云ったことを行う。
【0084】内線番号手動入力指定であれば電話端末側
から直接、キーボードより入力された内線番号に転送す
るように制御する。そして、転送先の相手が応答したな
らば、転送操作した電話端末側が受話器を置くなどのフ
ック操作することにより、保留されていた呼が転送先内
線と繋がる。
【0085】図7のフローチャートは、外線や内線から
の着信に対して応答した者が、応答に使用した内線電話
端末より、取り継ぎのための転送操作を行った場合の処
理手順を示している。図を参照して説明する。
【0086】転送操作を行うと制御部14は、まず応答
者が使用している電話端末が表示器付きか否かを記憶部
15に設定されている端末仕様テーブルを参照して調べ
(ステップS51)、この結果、「表示器なし」の端末
であると判断したならばステップS54へ進み、現行の
転送処理を実行する。
【0087】一方、ステップS51の判定の結果、「表
示器あり」の端末であると判断したならば、ステップS
52へ進み、発信者とその着信先の情報をパラメータと
してテーブル51、テーブル52から転送先の相手候補
の情報を求め、次にステップS53へ進み、求めた転送
先の相手候補の情報を表示指令とともに上記応答した内
線の接続されている内線回路に送り、応答者の電話端末
の表示器に表示させるようにした後、ステップS54へ
進み、通常の転送処理を実行する。
【0088】なお、上記の端末仕様テーブルは各内線の
接続端末の仕様を登録したテーブルであり、内線毎に端
末の細かい仕様が登録されている。この端末仕様テーブ
ルは保守用ターミナル6により作成して記憶装置15に
予めセットしてあるものとする。
【0089】図8のフローチャートは、内線あるいは外
線からの着信に対して応答した者が、この着信に対する
取り継ぎのために内線電話端末を転送操作するにあた
り、転送先のダイヤル入力を行う代りに、当該電話端末
2の表示器26に表示されている複数の転送先相手候補
から例えばカーソルキー24aによるカーソル操作や、
あるいは機能キー25等によるワンタッチ操作等のよう
な誰でもわかる単純な操作によって1つの転送先を選択
した場合の処理経路を示している。
【0090】ここでは、ステップS61で、上記選択操
作によって選択された転送先の情報を求め、つぎに転送
先の情報を求めることができたか、そして、選択操作が
正しかったかを調べ(ステップS62)、転送先の情報
を求めることができなかったと判断されたなら本処理を
終了し、応答者による次の操作を待つことになる。ま
た、ステップS62での判定の結果、もし転送先の情報
を求めることができたと判断されたならば、ステップS
63へ進み、求まった情報をもとに発信者の呼を上記選
択操作により指定された内線に転送する。
【0091】以上のように、普段から内線より内線へ、
あるいは内線より外線への発信の情報を蓄積し、各内線
の通話先(内線通話相手先あるいは外線に対する通話相
手先)との対応関係やそれらの間での通話頻度を知っ
て、取り継ぎのための情報として蓄積しておくことで、
その後の着信に対して応答した者が取り継ぎのために転
送操作を行った場合、その転送先相手の候補を蓄積され
ている情報から求め、応答者の電話機の表示器に表示
し、応答者による単純な操作によって転送先相手内線を
選択することで、発信者の呼をその選択した内線に自動
転送することが可能となる。
【0092】なお、本発明は上記し、かつ、図面に示す
実施例に限定することなくその要旨を変更しない範囲内
で適宜変形して実施し得ることはもちろんである。例え
ば、上記実施例では、通常の公衆回線に接続される構内
交換機についての実施例を述べたが、近年ではISDN
網のサービスが提供されており、これによれば着信呼が
発生した段階で網より呼設定メッセージが着信側に送ら
れてくる仕組みとなっている。そして、この呼設定メッ
セージには発信元の加入者番号(電話番号)情報が含ま
れているので、これを利用して発信者別着信先情報蓄積
テーブルと相手情報テーブルの情報を蓄積すると共に、
着信時に呼設定メッセージ内の発信元の加入者番号をキ
ーにして発信者別着信先情報蓄積テーブルと相手情報テ
ーブルの情報を参照し、転送先候補を自動表示させるよ
うにしたり、転送先候補の一つに着信させるようにした
りすることも可能になる。
【0093】また、本発明は上記実施例として発信者別
着信先情報蓄積テーブル51と相手情報テーブル52の
両方を作成して用いるようにしたが、いずれか一方のみ
を作成して用いる方式としても実施可能である。また、
本発明は転送機能を有する交換システム全般に適用可能
である。
【0094】また、代表番号やマルチDN(セカンダリ
ィ)等への発信により、複数の内線に同時に着信するよ
うにしたシステムの場合に、蓄積されている情報と発信
元の情報から、着信している内線の中に、発信元と関係
がある内線がないかを調べ、もし、関係のある内線がみ
つかったならば、この内線へ優先的に着信させる(例え
ば、まずこの内線を先にリンギング(呼出音の鳴動)さ
せ、一定時間応答されなかったならば、他の内線もリン
ギングさせる)機能を持たせるようにすると云った構成
にすることも考えられる。
【0095】この場合、着信があると発信元の情報から
この発信元に関係のある内線を先にリンギングさせるの
で、内線の応答者が別の内線の使用者に取り継いだり、
転送したりする事態の発生を抑えることができるように
なって、ユーザに対するサービス性を一層向上させると
云った効果が得られる。
【0096】なお、マルチDN(Multi apperance DN)
とは、通常、個々の電話機毎に設定される内線番号(こ
れをPrime DNと云う)を、別の電話機にも設定し(これ
をSecondaly DNと云う)、1つの内線番号を複数の電話
機が共有する機能を指す。例えば、電話機A,B,C,
Dがあり、電話機Aは内線番号(Prime DN)が“200”
番、セカンダリィ(Secondaly DN)が“201 ”番、電話
機Bは内線番号(Prime DN)が“201 ”番、セカンダリ
ィ(Secondaly DN)が“200 ”番、電話機Cは内線番号
(Prime DN)が“202 ”番、セカンダリィ(Secondaly
DN)が“200 ”番と“201 ”番、電話機Dは内線番号
(Prime DN)が“203 ”番、セカンダリィ(Secondaly
DN)が“200 ”番と設定してあるとすれば、内線番号
“200 ”番に着信が発生すると、電話機A,B,C,D
が鳴動(Ring)し、また、内線番号“201 ”番に着信が
発生すると、電話機A,B,Cが鳴動(Ring)し、内線
番号“202 ”番に着信が発生すると、電話機Cのみが鳴
動(Ring)すると云った制御が行われる。また、発信す
る場合も、Prime DNの他にSecondaly DNの使用も可能で
あり、例えば、電話機Aが本来の“200 ”番の内線の他
に“201 ”番の内線を選択使用して発信できると云った
具合である。さらに、保留転送機能に対しても同様であ
り、Prime DN、Secondaly DNのいずれかでも保留内線番
号と同じ番号が割り付けられている内線電話機から捕捉
することができる。例えば、上記の例の場合、電話機A
が“200 ”番の内線で通話していた呼を保留すると、電
話機Bが“200 ”番のセカンダリィ(Secondaly DN)で
保留呼を捕捉することができる(保留転送)。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、内線から
内線あるいは内線から外線への発信情報を普段から蓄積
して内線あるいは外線への発信先とその発信先にどの内
線が発信したかの関係を頻度対応に情報蓄積しておき、
内線あるいは外線からの着信に対してその着信に応答し
たある内線端末の使用者(応答者)が取り継ぎのために
転送操作を行った際、普段から蓄積してあった上記の情
報をもとに転送先の相手候補を求め、応答者が使用して
いる端末の表示器に、求まった転送先候補の情報を表示
し、その表示された内容から応答者が一つを選択操作す
るとこの選択された転送先へ発信者の呼を転送するよう
にしたものであるから、従来のように着信に対して応答
した者がこの着信を別の内線へ取り継ぐために、取り継
ぎ先の個別電話番号を調べ、ダイヤル入力を行わなけれ
ばならないと云う煩わしい作業を行う必要がなくなると
云う利点がある。
【0098】また、この蓄積データを活用して、発信者
による発信操作が行われた際、最終的な通話相手となる
者の情報を、発信者が使用している端末の表示器に表示
し、その表示された内容から、発信者に単純な操作によ
って選択された相手へ直接再発信する事が可能となる利
点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明するための図であって、
本発明による構内交換機の概略的な構成を示すブロック
図。
【図2】本発明の実施例を説明するための図であって、
本発明による構内交換機の制御部14の機能構成を示す
図。
【図3】本発明の実施例を説明するための図であって、
本発明による構内交換機の記憶部15の各テーブルの構
成例を示す図。
【図4】本発明の実施例を説明するための図であって、
本発明による構内交換機に内線端末の一つとして接続さ
れる多機能電話機(電子式キーテレホン)の外観を示す
図。
【図5】本発明の実施例を説明するための図であって、
図4の多機能電話機の構成例を示すブロック図。
【図6】本発明の実施例を説明するための図であって、
本発明による構内交換機の動作を示すフローチャート。
【図7】本発明の実施例を説明するための図であって、
本発明による構内交換機の動作を示すフローチャート。
【図8】本発明の実施例を説明するための図であって、
本発明による構内交換機の動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…交換機本体 2…電話端末本体 2‐1〜12‐n…内線端末(内線電話機など) 3‐1〜13‐m…局線(加入者回線) 6…保守用ターミナル 12‐1〜12‐n…局線回路 13‐1〜13‐m…内線回路 14…制御部 15…記憶部 21…送受話器(ハンドセット) 22…フック機構 23…ダイヤル機構(ダイヤルキー) 24…機能キー 24a…カーソルキー 25…表示用のランプ(LED;発光素子) 26…表示器 41…取り継ぎ先情報蓄積手段 42…転送先候補算出手段 43…転送先候補情報表示手段 44…転送先選択手段 45…転送手段 51…発信者別着信先情報蓄積テーブル 52…相手情報テーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の内線および外線を収容し、内線お
    よび外線の交換接続を行うとともに、着信を転送機能に
    より内線間で転送することができるようにした構内交換
    システムにおいて、 内線からの発信に際して得られる発信元と着信先の関係
    を情報として蓄積する蓄積機能、内線もしくは外線から
    の着信に応答した内線より別の内線にこの着信を転送す
    る際、前記蓄積機能にて蓄積された情報をもとに前記着
    信の発信元に関係のある内線の情報を求め、これを前記
    応答した内線に表示させるべく制御する制御機能、前記
    応答内線からの選択情報をもとに、当該選択情報対応の
    内線に前記着信を転送可能にすべく制御する転送機能と
    を有する制御手段を設けると共に、 前記内線には前記制御手段からの表示情報を表示する表
    示手段と、表示手段に表示された情報の一つを選択操作
    する操作手段と、この操作手段により選択した情報を選
    択情報として前記制御手段に与える端末制御手段とを備
    えた電話端末を接続して構成することを特徴とする構内
    交換システム。
  2. 【請求項2】 複数の内線および外線を収容し、内線お
    よび外線の交換接続を行うとともに、着信を転送機能に
    より内線間で転送することができるようにした構内交換
    システムにおいて、 少なくとも内線から他の内線もしくは外線への発信に際
    して得られる発信元と着信先の関係と、着信した内線も
    しくは着信した外線を転送することにより当該着信した
    内線もしくは着信した外線と最終的に通話した内線の情
    報を発信元と着信先の関係として蓄積する蓄積機能、内
    線もしくは外線からの着信に応答した内線より別の内線
    にこの着信を転送する際、前記蓄積機能にて蓄積された
    情報をもとに前記着信した内線もしくは着信した外線の
    発信元に関係のある内線の情報を求め、これを前記応答
    した内線に表示させるべく制御する制御機能、前記応答
    内線からの選択情報をもとに、当該選択情報対応の内線
    に前記着信を転送可能にすべく制御する転送機能とを有
    する制御手段を設けると共に、 前記内線には前記制御手段からの表示情報を表示する表
    示手段と、表示手段に表示された情報の一つを選択操作
    する操作手段と、この操作手段により選択した情報を選
    択情報として前記制御手段に与える端末制御手段とを備
    えた電話端末を接続して構成することを特徴とする構内
    交換システム。
  3. 【請求項3】 前記転送は着信した内線もしくは着信し
    た外線の発信元別の指定情報を操作手段より入力して制
    御手段に与えることにより、制御手段は発信元と着信先
    の関係を特定する構成であることを特徴とする請求項1
    および2記載の構内交換システム。
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