JPH07308233A - シートバックの形状 - Google Patents
シートバックの形状Info
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- JPH07308233A JPH07308233A JP13774994A JP13774994A JPH07308233A JP H07308233 A JPH07308233 A JP H07308233A JP 13774994 A JP13774994 A JP 13774994A JP 13774994 A JP13774994 A JP 13774994A JP H07308233 A JPH07308233 A JP H07308233A
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- Japan
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- seat back
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はシートバックの形状を改善すること
によって疲労が少なく気持ちがよいシートを提供するこ
とにある。 【構成】 着座者の両肩甲骨間を支持するシートバック
3面よりも両肩甲骨の背後に位置するシートバック3面
を後退させて形成することによって両肩甲骨にかかる支
持力を減少または無くしたことを特徴とする。
によって疲労が少なく気持ちがよいシートを提供するこ
とにある。 【構成】 着座者の両肩甲骨間を支持するシートバック
3面よりも両肩甲骨の背後に位置するシートバック3面
を後退させて形成することによって両肩甲骨にかかる支
持力を減少または無くしたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両等のシートに関する
もので、詳しくはシートバックの形状に関し疲労を軽減
させるものである。
もので、詳しくはシートバックの形状に関し疲労を軽減
させるものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的なシートは図4に示す斜視
図のように形成されていて、シート11は座面になるシ
ートクッション12と、その背後に形成され背中を支え
るためのシートバック13、および頭を支えるためのヘ
ッドレスト14から構成されている。
図のように形成されていて、シート11は座面になるシ
ートクッション12と、その背後に形成され背中を支え
るためのシートバック13、および頭を支えるためのヘ
ッドレスト14から構成されている。
【0003】上記シート11の構成の中で本発明の対象
となるシートバック13は、大別して着座者の肩甲骨の
背後を支持する肩甲骨支持部13aと、腰椎の背後を支
持する腰椎支持部13b、および体の左右揺れを制限す
るサイドサポート部13c,13dの三つから構成され
ている。
となるシートバック13は、大別して着座者の肩甲骨の
背後を支持する肩甲骨支持部13aと、腰椎の背後を支
持する腰椎支持部13b、および体の左右揺れを制限す
るサイドサポート部13c,13dの三つから構成され
ている。
【0004】上記シートバック13の構成の中で本発明
に関連する肩甲骨支持部13aの面形状は、垂直方向に
おいてはほぼ平面になるように形成され、その上部にお
いて後方へ湾曲しシートバック13の上面に連なり、下
部において腰椎支持部13bに連なるように形成されて
いる。水平方向においては、中央部はほぼ平面になるよ
うに形成され、左右のサイドサポート部13c,13d
に近付くに従ってやや前方(着座側)に湾曲しサイドサ
ポート部13c,13dに連なるように形成されてい
る。シートクッション12に対する肩甲骨支持部13a
の面角度は、腰椎支持部13bの面角度よりもやや起こ
し気味になるように設定され、胸部から上の姿勢が垂直
に近付くように配慮されている。
に関連する肩甲骨支持部13aの面形状は、垂直方向に
おいてはほぼ平面になるように形成され、その上部にお
いて後方へ湾曲しシートバック13の上面に連なり、下
部において腰椎支持部13bに連なるように形成されて
いる。水平方向においては、中央部はほぼ平面になるよ
うに形成され、左右のサイドサポート部13c,13d
に近付くに従ってやや前方(着座側)に湾曲しサイドサ
ポート部13c,13dに連なるように形成されてい
る。シートクッション12に対する肩甲骨支持部13a
の面角度は、腰椎支持部13bの面角度よりもやや起こ
し気味になるように設定され、胸部から上の姿勢が垂直
に近付くように配慮されている。
【0005】以上のように形成された従来の肩甲骨支持
部13aには着座姿勢に与える影響の上で次のような欠
点があった。図5は着座者がシートバック13に寄りか
かったときの状態を示しており、図4におけるY−Y端
面図であり着座者の肩甲骨の位置での水平断面を表して
いる。なお図中の一点鎖線Mは着座者の輪郭を示してい
る。同図において着座者の両肩甲骨M1,M2は両肩甲
骨間M3よりも後方に出っ張っているために、肩甲骨支
持部13aには両肩甲骨M1,M2の部分が接触し支持
される。その結果、両肩甲骨M1,M2の動きが肩甲骨
支持部13aとの摩擦によって阻害され腕の動きの自由
度が失われるので束縛感や疲労の発生原因になってい
た。
部13aには着座姿勢に与える影響の上で次のような欠
点があった。図5は着座者がシートバック13に寄りか
かったときの状態を示しており、図4におけるY−Y端
面図であり着座者の肩甲骨の位置での水平断面を表して
いる。なお図中の一点鎖線Mは着座者の輪郭を示してい
る。同図において着座者の両肩甲骨M1,M2は両肩甲
骨間M3よりも後方に出っ張っているために、肩甲骨支
持部13aには両肩甲骨M1,M2の部分が接触し支持
される。その結果、両肩甲骨M1,M2の動きが肩甲骨
支持部13aとの摩擦によって阻害され腕の動きの自由
度が失われるので束縛感や疲労の発生原因になってい
た。
【0006】また図5に示すように両肩甲骨M1,M2
に支持力が作用した状態が継続すると、両肩甲骨間M3
が後退し図6に示すように背中M4の全面が肩甲骨支持
部13aに接触する状態になり易かった。その状態は、
胸部の中心部M5が図5に示す状態より後退して凹んで
いるので肺が圧迫される悪い姿勢になっている。
に支持力が作用した状態が継続すると、両肩甲骨間M3
が後退し図6に示すように背中M4の全面が肩甲骨支持
部13aに接触する状態になり易かった。その状態は、
胸部の中心部M5が図5に示す状態より後退して凹んで
いるので肺が圧迫される悪い姿勢になっている。
【0007】一方上記肩甲骨支持部13aは、シートバ
ック13の縦中央断面方向から見た姿勢においても次の
ような欠点があった。図7は着座者がシートバック13
に寄りかかったときの状態を示しており、図4における
シート11の縦中央端面図であり着座者の脊柱に沿う断
面を表している。なお図中の一点鎖線Mは着座者の輪郭
を示している。同図において、肩甲骨支持部13aは後
方に出っ張っている着座者の肩甲骨M2の部分を支持し
ているので、両肩甲骨間にある胸椎M6の部分は肩甲骨
支持部13aから離れている状態にある。従って、胸椎
M6の部分は両肩甲骨の動きによってその位置が変化し
てしまう不安定な状態に置かれていることになる。着座
者の上半身の体重は脊柱によって支えられているが、そ
の上部を構成する前記胸椎M6の部分の支持状態が不安
定であると脊柱が曲がり易く、それが下部の腰椎M8の
部分の姿勢にも影響を与え、下記のように腰痛を引き起
こす原因にもなっていた。
ック13の縦中央断面方向から見た姿勢においても次の
ような欠点があった。図7は着座者がシートバック13
に寄りかかったときの状態を示しており、図4における
シート11の縦中央端面図であり着座者の脊柱に沿う断
面を表している。なお図中の一点鎖線Mは着座者の輪郭
を示している。同図において、肩甲骨支持部13aは後
方に出っ張っている着座者の肩甲骨M2の部分を支持し
ているので、両肩甲骨間にある胸椎M6の部分は肩甲骨
支持部13aから離れている状態にある。従って、胸椎
M6の部分は両肩甲骨の動きによってその位置が変化し
てしまう不安定な状態に置かれていることになる。着座
者の上半身の体重は脊柱によって支えられているが、そ
の上部を構成する前記胸椎M6の部分の支持状態が不安
定であると脊柱が曲がり易く、それが下部の腰椎M8の
部分の姿勢にも影響を与え、下記のように腰痛を引き起
こす原因にもなっていた。
【0008】図7に示すように、肩甲骨M2の下部に位
置する胸椎M6の背後には形態上隙間が生じ易いので、
その胸椎M6の部分が後退し曲がり易くなっている。図
8はその曲がった状態を示しており、前記胸椎M6の下
部に相当する胸椎M7の部分が後退してシートバック1
3に支持されている状態を示している。胸椎M7の部分
が曲がりだすと、そこにかかる体重により座屈力が発生
し、その座屈力がさらにシートバック13面を圧し後退
させ曲がりを大きくする。その曲がりが腰椎M8部分ま
で影響を及し、腰椎M8部分を理想と反対の方向に曲げ
てしまい腰椎M8にかかる負担を増加させることにな
る。加えて前記座屈力が発生するとその支持力も大きく
なるので腰部が前方に移動してしまい一層腰椎M8部分
が曲げられることになる。
置する胸椎M6の背後には形態上隙間が生じ易いので、
その胸椎M6の部分が後退し曲がり易くなっている。図
8はその曲がった状態を示しており、前記胸椎M6の下
部に相当する胸椎M7の部分が後退してシートバック1
3に支持されている状態を示している。胸椎M7の部分
が曲がりだすと、そこにかかる体重により座屈力が発生
し、その座屈力がさらにシートバック13面を圧し後退
させ曲がりを大きくする。その曲がりが腰椎M8部分ま
で影響を及し、腰椎M8部分を理想と反対の方向に曲げ
てしまい腰椎M8にかかる負担を増加させることにな
る。加えて前記座屈力が発生するとその支持力も大きく
なるので腰部が前方に移動してしまい一層腰椎M8部分
が曲げられることになる。
【0009】また図8において胸椎M7の部分が後退す
ると、胃部M9が凹んで圧迫され苦しく感じる欠点もで
てくる。
ると、胃部M9が凹んで圧迫され苦しく感じる欠点もで
てくる。
【0010】以上のように従来のシートバック13は、
着座者の両肩甲骨M1,M2の出っ張りの部分を支持す
る形状であったために理想的な姿勢にすることができな
かった。
着座者の両肩甲骨M1,M2の出っ張りの部分を支持す
る形状であったために理想的な姿勢にすることができな
かった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明はシート
バックの形状を改善することによって上記従来の欠点を
解決し、疲労が少なく気持ちがよいシートを提供するこ
とを課題にしている。
バックの形状を改善することによって上記従来の欠点を
解決し、疲労が少なく気持ちがよいシートを提供するこ
とを課題にしている。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1に示すように、少な
くとも着座者の両肩甲骨の背後にはシートバック3が形
成されているシート1において、前記着座者の肩甲骨間
を支持するシートバック3面の肩甲骨間支持部3aより
も両肩甲骨の背後に位置するシートバック3面を後退さ
せて形成することによって肩甲骨逃し部3bおよび3c
を形成したことを手段にしている。
くとも着座者の両肩甲骨の背後にはシートバック3が形
成されているシート1において、前記着座者の肩甲骨間
を支持するシートバック3面の肩甲骨間支持部3aより
も両肩甲骨の背後に位置するシートバック3面を後退さ
せて形成することによって肩甲骨逃し部3bおよび3c
を形成したことを手段にしている。
【0013】
【作用】図2は着座者がシートバック3に寄りかかった
ときの状態を示しており、図1におけるX−X端面図で
あり着座者の肩甲骨の位置での水平断面を表している。
なお図中の一点鎖線Mは着座者の輪郭を示している。同
図において両肩甲骨逃し部3b,3cは肩甲骨間支持部
3aよりも後退して形成されているので、着座者は肩甲
骨間支持部3aによって支持され、両肩甲骨M1,M2
の部分はシートバック3面より離れている状態にある。
従って両肩甲骨M1,M2とシートバック3面との摩擦
がなくなり腕が軽く動かせるようになると共に疲労も軽
減させることができる。また肩甲骨間を支持すると両肩
甲骨M1,M2には後退する力が作用するので、胸が広
げられて気持ちの良い姿勢にすることができる。
ときの状態を示しており、図1におけるX−X端面図で
あり着座者の肩甲骨の位置での水平断面を表している。
なお図中の一点鎖線Mは着座者の輪郭を示している。同
図において両肩甲骨逃し部3b,3cは肩甲骨間支持部
3aよりも後退して形成されているので、着座者は肩甲
骨間支持部3aによって支持され、両肩甲骨M1,M2
の部分はシートバック3面より離れている状態にある。
従って両肩甲骨M1,M2とシートバック3面との摩擦
がなくなり腕が軽く動かせるようになると共に疲労も軽
減させることができる。また肩甲骨間を支持すると両肩
甲骨M1,M2には後退する力が作用するので、胸が広
げられて気持ちの良い姿勢にすることができる。
【0014】一方図3は、図1におけるシート1の縦中
央端面図であり着座者の脊柱に沿う断面を表している。
なお図中の一点鎖線Mは着座者の輪郭を示している。同
図において肩甲骨間支持部3aは胸椎M6の部分を直接
支持するので、従来と違って脊柱を所定の形に安定させ
ることができる。従って脊柱の座屈も起こりにくくな
り、腰痛や疲労を軽減させることができる。
央端面図であり着座者の脊柱に沿う断面を表している。
なお図中の一点鎖線Mは着座者の輪郭を示している。同
図において肩甲骨間支持部3aは胸椎M6の部分を直接
支持するので、従来と違って脊柱を所定の形に安定させ
ることができる。従って脊柱の座屈も起こりにくくな
り、腰痛や疲労を軽減させることができる。
【0015】
【実施例】はじめに、本発明はすべて従来のシートの構
造や材質および製造技術などをそのまま踏襲して実施さ
れるもので、本発明は形状を変更することによってその
目的を達成している。
造や材質および製造技術などをそのまま踏襲して実施さ
れるもので、本発明は形状を変更することによってその
目的を達成している。
【0016】本発明によるシート1は図1に示す斜視図
のように形成してあり、シート1は座面になるシートク
ッション2と、その背後に形成され背中を支えるための
シートバック3および頭を支えるためのヘッドレスト4
から構成されている。その中で本発明の対象となるシー
トバック3の構成は、部位的に大別すると、シートバッ
ク3の上部を形成し着座者の肩甲骨の背後の位置を支持
する部分(3a,3b,3cに相当)と、シートバック
3の下部を形成し腰椎の背後の位置を支持する部分(3
dに相当)、および前記二つの部分の両側に形成され体
の左右揺れを制限するサイドサポート部分(3e,3f
に相当)の三つに分けられる。その中で本発明は着座者
の肩甲骨の背後の位置を支持する部分(3a,3b,3
c)の形状に関するものである。
のように形成してあり、シート1は座面になるシートク
ッション2と、その背後に形成され背中を支えるための
シートバック3および頭を支えるためのヘッドレスト4
から構成されている。その中で本発明の対象となるシー
トバック3の構成は、部位的に大別すると、シートバッ
ク3の上部を形成し着座者の肩甲骨の背後の位置を支持
する部分(3a,3b,3cに相当)と、シートバック
3の下部を形成し腰椎の背後の位置を支持する部分(3
dに相当)、および前記二つの部分の両側に形成され体
の左右揺れを制限するサイドサポート部分(3e,3f
に相当)の三つに分けられる。その中で本発明は着座者
の肩甲骨の背後の位置を支持する部分(3a,3b,3
c)の形状に関するものである。
【0017】その実施例は、着座者の両肩甲骨間を支持
する肩甲骨間支持部3aよりも両肩甲骨の背後に位置す
るシートバック3面を後退させて形成することによって
肩甲骨逃し部3bおよび3cを形成したことである。そ
の目的は肩甲骨逃し部3b,3cに両肩甲骨の出っ張り
を逃すことによって両肩甲骨にかかる支持力を減少また
は無くすことにある。
する肩甲骨間支持部3aよりも両肩甲骨の背後に位置す
るシートバック3面を後退させて形成することによって
肩甲骨逃し部3bおよび3cを形成したことである。そ
の目的は肩甲骨逃し部3b,3cに両肩甲骨の出っ張り
を逃すことによって両肩甲骨にかかる支持力を減少また
は無くすことにある。
【0018】前記肩甲骨間支持部3aは腰椎支持部3d
と面的に連続して形成され、両者を合わせて着座者の脊
柱が所定の姿勢になるように支持する。シートバック3
の中央に示す二点鎖線Sがその面形状を表している。そ
の形状を図3で説明すると、記号P1で示す骨盤の背後
の位置を支持する部分と記号P2で示す胃の背後の位置
を支持する部分に曲面の頂点があり、記号P1と記号P
2間の構成面は後退した湾曲面を形成し、その後退量は
5〜15mm程度である。肩甲骨間支持部3aは、同じ
くやや後退した湾曲面を形成し、その後退量は記号P1
と記号P2で示す頂点を結ぶ直線の延長線上より測って
2〜7mm程度である。肩甲骨間支持部3aは、その下
部においては記号P2で示す面に連なり、上部において
は上半身を起こし気味に支持するために、記号P1と記
号P2で示す頂点を結ぶ直線の延長線上より測って、着
座側に5〜15mm程度出した位置に設定してある。
と面的に連続して形成され、両者を合わせて着座者の脊
柱が所定の姿勢になるように支持する。シートバック3
の中央に示す二点鎖線Sがその面形状を表している。そ
の形状を図3で説明すると、記号P1で示す骨盤の背後
の位置を支持する部分と記号P2で示す胃の背後の位置
を支持する部分に曲面の頂点があり、記号P1と記号P
2間の構成面は後退した湾曲面を形成し、その後退量は
5〜15mm程度である。肩甲骨間支持部3aは、同じ
くやや後退した湾曲面を形成し、その後退量は記号P1
と記号P2で示す頂点を結ぶ直線の延長線上より測って
2〜7mm程度である。肩甲骨間支持部3aは、その下
部においては記号P2で示す面に連なり、上部において
は上半身を起こし気味に支持するために、記号P1と記
号P2で示す頂点を結ぶ直線の延長線上より測って、着
座側に5〜15mm程度出した位置に設定してある。
【0019】両肩甲骨の間隔は上部が狭く下部が広いの
で、肩甲骨間支持部3aの幅は、それにならって10〜
14cm程度になる。肩甲骨間支持部3aと肩甲骨逃し
部3b,3cとの段差は1〜3cm程度が適当である。
図2に示す段差は、両肩甲骨M1,M2の背後に隙間が
生じる寸法の例を示したが、必ずしも隙間がなくても両
肩甲骨M1,M2にかかる支持力を減少させることがで
きるので、本発明の目的の何割かは達成することができ
る。また前記段差は、シートバック3内部のクッション
材であるスポンジの成型によって形成し、その表面は織
物や革などの被覆物で覆われている。なお肩甲骨間支持
部3aに支持力が作用したときに、前記スポンジがつぶ
されて段差がなくならないように、スポンジの硬さや支
持板などの設置も考慮する必要がある。
で、肩甲骨間支持部3aの幅は、それにならって10〜
14cm程度になる。肩甲骨間支持部3aと肩甲骨逃し
部3b,3cとの段差は1〜3cm程度が適当である。
図2に示す段差は、両肩甲骨M1,M2の背後に隙間が
生じる寸法の例を示したが、必ずしも隙間がなくても両
肩甲骨M1,M2にかかる支持力を減少させることがで
きるので、本発明の目的の何割かは達成することができ
る。また前記段差は、シートバック3内部のクッション
材であるスポンジの成型によって形成し、その表面は織
物や革などの被覆物で覆われている。なお肩甲骨間支持
部3aに支持力が作用したときに、前記スポンジがつぶ
されて段差がなくならないように、スポンジの硬さや支
持板などの設置も考慮する必要がある。
【0020】
【発明の効果】本発明は着座者の肩甲骨間を支持するこ
とによって、両肩甲骨かかる支持力を少なく又はなくし
ているので、シートバック3面と両肩甲骨の摩擦がなく
なり腕を軽く動かせるようになり疲労も少なくなった。
また肩甲骨間を支持すると、図2に示すように両肩甲骨
M1,M2には後退する力が作用するので、自然に胸が
広げられて気持ちの良い姿勢になる。
とによって、両肩甲骨かかる支持力を少なく又はなくし
ているので、シートバック3面と両肩甲骨の摩擦がなく
なり腕を軽く動かせるようになり疲労も少なくなった。
また肩甲骨間を支持すると、図2に示すように両肩甲骨
M1,M2には後退する力が作用するので、自然に胸が
広げられて気持ちの良い姿勢になる。
【0021】また図3に示すように、肩甲骨間支持部3
aは胸椎M6の部分を直接支持するので、胸椎M6の背
後には隙間が生じなくなり脊柱を所定の形に安定して支
持できるようになる。その結果、脊柱の座屈も起こりに
くくなり腰痛や疲労を軽減させることができた。また脊
柱の曲がりによる胃の圧迫もなくなり気持ちの良い姿勢
にすることができた。
aは胸椎M6の部分を直接支持するので、胸椎M6の背
後には隙間が生じなくなり脊柱を所定の形に安定して支
持できるようになる。その結果、脊柱の座屈も起こりに
くくなり腰痛や疲労を軽減させることができた。また脊
柱の曲がりによる胃の圧迫もなくなり気持ちの良い姿勢
にすることができた。
【0022】以上のように本発明によれば肩周辺の疲労
の軽減や腰痛の軽減など肉体的な面の改善のみでなく、
腕の動きの自由度、呼吸のし易さ、消化器官の気持ち良
さなど感覚面での改善も大きく、今後この発明から受け
る恩恵は末永く大きなものがある。
の軽減や腰痛の軽減など肉体的な面の改善のみでなく、
腕の動きの自由度、呼吸のし易さ、消化器官の気持ち良
さなど感覚面での改善も大きく、今後この発明から受け
る恩恵は末永く大きなものがある。
【図1】本発明の実施例を示すシートの斜視図である。
【図2】図1に示すX−X端面図で、着座者の肩甲骨の
位置での水平断面を示す。
位置での水平断面を示す。
【図3】図1におけるシート1の縦中央端面図で、着座
者の脊柱に沿う断面を示す。
者の脊柱に沿う断面を示す。
【図4】従来のシートを示す斜視図である。
【図5】図4に示すY−Y端面図で、着座者の肩甲骨の
位置での水平断面を示す。
位置での水平断面を示す。
【図6】図4に示すY−Y端面図で、着座者の肩甲骨の
位置での水平断面を示す。
位置での水平断面を示す。
【図7】図4におけるシート11の縦中央端面図で、着
座者の脊柱に沿う断面を示す。
座者の脊柱に沿う断面を示す。
【図8】図4におけるシート11の縦中央端面図で、着
座者の脊柱に沿う断面を示す。
座者の脊柱に沿う断面を示す。
1 シート 2 シートクッション 3 シートバック 3a 肩甲骨間支持部 3b 肩甲骨逃し部 3c 肩甲骨逃し部
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも着座者の両肩甲骨の背後には
シートバックが形成されているシートにおいて、前記着
座者の肩甲骨間を支持するシートバック面の肩甲骨間支
持部よりも両肩甲骨の背後に位置するシートバック面を
後退させて形成することによって肩甲骨逃し部を形成
し、該肩甲骨逃し部に両肩甲骨の出っ張りを逃し両肩甲
骨にかかる支持力を減少または無くしたことを特徴とす
るシートバックの形状。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13774994A JPH07308233A (ja) | 1994-05-18 | 1994-05-18 | シートバックの形状 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13774994A JPH07308233A (ja) | 1994-05-18 | 1994-05-18 | シートバックの形状 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07308233A true JPH07308233A (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=15205941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13774994A Pending JPH07308233A (ja) | 1994-05-18 | 1994-05-18 | シートバックの形状 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07308233A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000316664A (ja) * | 1999-05-06 | 2000-11-21 | T S Tec Kk | 面状弾性体による座面部を有するシート |
| US9004605B2 (en) | 2012-05-28 | 2015-04-14 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha | Vehicle seat |
| JP2015098213A (ja) * | 2013-11-18 | 2015-05-28 | 株式会社タチエス | シート |
| JP2024036771A (ja) * | 2022-09-06 | 2024-03-18 | ダイハツ工業株式会社 | 車両用シート |
-
1994
- 1994-05-18 JP JP13774994A patent/JPH07308233A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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