JPH10156072A - 車両用シート - Google Patents
車両用シートInfo
- Publication number
- JPH10156072A JPH10156072A JP31618496A JP31618496A JPH10156072A JP H10156072 A JPH10156072 A JP H10156072A JP 31618496 A JP31618496 A JP 31618496A JP 31618496 A JP31618496 A JP 31618496A JP H10156072 A JPH10156072 A JP H10156072A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- skin
- seat cushion
- seat back
- concave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims abstract description 11
- 210000003491 skin Anatomy 0.000 description 29
- 210000001624 hip Anatomy 0.000 description 14
- 210000001991 scapula Anatomy 0.000 description 9
- 210000001217 buttock Anatomy 0.000 description 8
- 210000000689 upper leg Anatomy 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 210000002615 epidermis Anatomy 0.000 description 1
- 210000004394 hip joint Anatomy 0.000 description 1
- 210000002414 leg Anatomy 0.000 description 1
- 210000004705 lumbosacral region Anatomy 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】乗員の身体を有効に保持して疲労度を低減す
る。 【解決手段】車両用シートはシートクッションパッド1
2bが装着されたシートクッションフレーム12aに第
1表皮12cを覆うことにより構成されたシートクッシ
ョン12とシートバックパッド13bが装着されたシー
トバックフレームに第2表皮を覆うことにより構成され
たシートバック13とを備える。第1表皮12cの裏面
に幅方向に第1心金12g付きの布12fが設けられ、
第1心金12gをシートクッションフレーム12aに張
設することにより第1表皮12c表面に幅方向に第1凹
条12eが形成される。第1凹条12eがシートバック
13のバック面から170mm〜180mm前方の位置
に設けられる。第2表皮表面に幅方向に第2凹条を形成
し、第2凹条をヒップポイントからトルソー方向に33
0mm〜340mmの位置に設けることが好ましい。
る。 【解決手段】車両用シートはシートクッションパッド1
2bが装着されたシートクッションフレーム12aに第
1表皮12cを覆うことにより構成されたシートクッシ
ョン12とシートバックパッド13bが装着されたシー
トバックフレームに第2表皮を覆うことにより構成され
たシートバック13とを備える。第1表皮12cの裏面
に幅方向に第1心金12g付きの布12fが設けられ、
第1心金12gをシートクッションフレーム12aに張
設することにより第1表皮12c表面に幅方向に第1凹
条12eが形成される。第1凹条12eがシートバック
13のバック面から170mm〜180mm前方の位置
に設けられる。第2表皮表面に幅方向に第2凹条を形成
し、第2凹条をヒップポイントからトルソー方向に33
0mm〜340mmの位置に設けることが好ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートクッション
とシートバックを備える車両用シートに関する。更に詳
しくは、シートクッション及びシートバックの表皮表面
に幅方向に凹条が形成された車両用シートに関するもの
である。
とシートバックを備える車両用シートに関する。更に詳
しくは、シートクッション及びシートバックの表皮表面
に幅方向に凹条が形成された車両用シートに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両用シートは乗員の尻
部を受けるシートクッションと乗員の背部を受けるシー
トバックを備える。このシートクッションの位置はシー
トトラックにより前後方向に調整され、シートバックの
傾斜角度はリクライニングアジャスタにより調整できる
ように構成される。シートバックの傾斜角度をリクライ
ニングアジャスタにより調整することにより、所望の姿
勢で着席者の乗り心地を向上できるようにしている。ま
た、シートバックやシートクッションには通常その表皮
表面に幅方向に凹条が形成され、乗員の尻部及び乗員の
背部を包むように構成される。この凹条は表皮の裏面に
設けられた布を心金を介してシートフレームに張設する
ことにより形成される。一方、このようなシートは車両
の車室内に装着されることにより車室内を構成する要素
となり、車室内の美観をしめる重要なウエイトを占め
る。このために、デザイン的思考の向上に伴いシート自
体のデザイン性が重視され、そのシートの形状や、使用
される表皮自体の材質及び模様等について様々な種類が
提案され、そのシートが使用される車両の種類又は用途
に応じて変更することにより車両の需要を喚起してい
る。
部を受けるシートクッションと乗員の背部を受けるシー
トバックを備える。このシートクッションの位置はシー
トトラックにより前後方向に調整され、シートバックの
傾斜角度はリクライニングアジャスタにより調整できる
ように構成される。シートバックの傾斜角度をリクライ
ニングアジャスタにより調整することにより、所望の姿
勢で着席者の乗り心地を向上できるようにしている。ま
た、シートバックやシートクッションには通常その表皮
表面に幅方向に凹条が形成され、乗員の尻部及び乗員の
背部を包むように構成される。この凹条は表皮の裏面に
設けられた布を心金を介してシートフレームに張設する
ことにより形成される。一方、このようなシートは車両
の車室内に装着されることにより車室内を構成する要素
となり、車室内の美観をしめる重要なウエイトを占め
る。このために、デザイン的思考の向上に伴いシート自
体のデザイン性が重視され、そのシートの形状や、使用
される表皮自体の材質及び模様等について様々な種類が
提案され、そのシートが使用される車両の種類又は用途
に応じて変更することにより車両の需要を喚起してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年では上述
したようにデザイン性が重視された結果、時として乗員
の座り心地よりデザイン性が重視され、従来座り心地を
向上させるためにシートバック又はシートクッションに
形成された凹条もこのデザイン上の観点から種々変更さ
れる場合があった。シートバックに設けられる凹条で説
明すれば、シートバックは第3腰椎部のサポート性を向
上させるためヒップポイントから120mm上方をサポ
ート圧力の最大値として、その周辺圧力を徐々に低下さ
せることが好ましいことが知られているが、このことに
関係なく凹条を設ける傾向があった。従って、不適切な
凹条が形成されるとシートが乗員の体を十分に支持する
ことができずに、乗員の身体が車両の走行に起因して揺
れる不具合があった。特に車両を運転している間に運転
者の身体が揺れると、その揺れを極力抑えようとするた
めに、腕に力が入り、ハンドルを強く握りしめてしまう
傾向にあり、運転者の疲労を増加させる問題点があっ
た。本発明の目的は、乗員の身体を有効に保持して疲労
度を低減する車両用シートを提供することにある。本発
明の別の目的は、平均的乗員(JM50)における肩甲
骨の動きを楽にして車両操作を容易にさせる車両用シー
トを提供することにある。
したようにデザイン性が重視された結果、時として乗員
の座り心地よりデザイン性が重視され、従来座り心地を
向上させるためにシートバック又はシートクッションに
形成された凹条もこのデザイン上の観点から種々変更さ
れる場合があった。シートバックに設けられる凹条で説
明すれば、シートバックは第3腰椎部のサポート性を向
上させるためヒップポイントから120mm上方をサポ
ート圧力の最大値として、その周辺圧力を徐々に低下さ
せることが好ましいことが知られているが、このことに
関係なく凹条を設ける傾向があった。従って、不適切な
凹条が形成されるとシートが乗員の体を十分に支持する
ことができずに、乗員の身体が車両の走行に起因して揺
れる不具合があった。特に車両を運転している間に運転
者の身体が揺れると、その揺れを極力抑えようとするた
めに、腕に力が入り、ハンドルを強く握りしめてしまう
傾向にあり、運転者の疲労を増加させる問題点があっ
た。本発明の目的は、乗員の身体を有効に保持して疲労
度を低減する車両用シートを提供することにある。本発
明の別の目的は、平均的乗員(JM50)における肩甲
骨の動きを楽にして車両操作を容易にさせる車両用シー
トを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
図1及び図4に示すように、シートクッションパッド1
2bが装着されたシートクッションフレーム12aに第
1表皮12cを覆うことにより構成されたシートクッシ
ョン12とシートバックパッド13bが装着されたシー
トバックフレーム13aに第2表皮13cを覆うことに
より構成されたシートバック13とを備え、第1表皮1
2cの裏面に幅方向に第1心金12g付きの布12fが
設けられ、第1心金12gをシートクッションフレーム
12aに張設することにより第1表皮12c表面に幅方
向に第1凹条12eが形成された車両用シートの改良で
ある。その特徴ある構成は、第1凹条12eがシートバ
ック13のバック面から170mm〜180mm前方の
位置に設けられたところにある。
図1及び図4に示すように、シートクッションパッド1
2bが装着されたシートクッションフレーム12aに第
1表皮12cを覆うことにより構成されたシートクッシ
ョン12とシートバックパッド13bが装着されたシー
トバックフレーム13aに第2表皮13cを覆うことに
より構成されたシートバック13とを備え、第1表皮1
2cの裏面に幅方向に第1心金12g付きの布12fが
設けられ、第1心金12gをシートクッションフレーム
12aに張設することにより第1表皮12c表面に幅方
向に第1凹条12eが形成された車両用シートの改良で
ある。その特徴ある構成は、第1凹条12eがシートバ
ック13のバック面から170mm〜180mm前方の
位置に設けられたところにある。
【0005】請求項1に係る車両用シートでは、第1凹
条12eをシートバック13のバック面から170mm
〜180mm前方に設けることにより、この第1凹条1
2eより前方の第1表皮12cを膨らませて乗員の尻部
前方にその尻部がシート前方に移動することを防止する
土手を構成する。第1凹条12eがバック面から170
mm未満であると、平均的日本人の男性(JM50)に
おける尻部を受ける箇所に第1凹条12eが形成され、
尻部を有効に支持できない。また、バック面から180
mmを超えると第1凹条12eにより形成される第1表
皮12cの膨らみが大腿部に当接して乗員に違和感を与
える。
条12eをシートバック13のバック面から170mm
〜180mm前方に設けることにより、この第1凹条1
2eより前方の第1表皮12cを膨らませて乗員の尻部
前方にその尻部がシート前方に移動することを防止する
土手を構成する。第1凹条12eがバック面から170
mm未満であると、平均的日本人の男性(JM50)に
おける尻部を受ける箇所に第1凹条12eが形成され、
尻部を有効に支持できない。また、バック面から180
mmを超えると第1凹条12eにより形成される第1表
皮12cの膨らみが大腿部に当接して乗員に違和感を与
える。
【0006】請求項2に係る発明は、図2及び図4に示
すように、シートクッションパッド12bが装着された
シートクッションフレーム12aに第1表皮12cを覆
うことにより構成されたシートクッション12とシート
バックパッド13bが装着されたシートバックフレーム
13aに第2表皮13cを覆うことにより構成されたシ
ートバック13とを備え、第2表皮13cの裏面に幅方
向に第2心金13g付きの布13fが設けられ、第2心
金13gをシートバックフレーム13aに張設すること
により第2表皮13c表面に幅方向に第2凹条13eが
形成された車両用シートの改良である。その特徴ある構
成は、第2凹条13eがヒップポイントHPからトルソ
ー方向TDに330mm〜340mmの位置に設けられ
たところにある。
すように、シートクッションパッド12bが装着された
シートクッションフレーム12aに第1表皮12cを覆
うことにより構成されたシートクッション12とシート
バックパッド13bが装着されたシートバックフレーム
13aに第2表皮13cを覆うことにより構成されたシ
ートバック13とを備え、第2表皮13cの裏面に幅方
向に第2心金13g付きの布13fが設けられ、第2心
金13gをシートバックフレーム13aに張設すること
により第2表皮13c表面に幅方向に第2凹条13eが
形成された車両用シートの改良である。その特徴ある構
成は、第2凹条13eがヒップポイントHPからトルソ
ー方向TDに330mm〜340mmの位置に設けられ
たところにある。
【0007】請求項2に係る車両用シートでは、ヒップ
ポイントHPからトルソー方向TDに330mm〜34
0mmの位置Bに第2凹条13eを設けることにより、
この凹条13eより下方の表皮13cを膨らせ、第3腰
椎をサポートするために一般的に好ましいといわれてい
る位置、即ちヒップポイントから120mm上方近傍の
サポート圧力を最大値とさせるとともに、それより上方
に形成された第2凹条13eに向って乗員のサポート圧
力を徐々に低下させる。また、ヒップポイントHPから
トルソー方向TDに330mm〜340mmの位置Bは
平均的日本人の男性(JM50)における肩甲骨の位置
とほぼ一致するために、請求項2に係る車両用シート
は、肩甲骨近傍のサポート圧力を最小値にする。第2凹
条13eが330mm未満であると、平均的日本人の男
性(JM50)における背部の第3腰椎近傍におけるサ
ポート圧力の低下をきたし、340mmを超えると第3
腰椎近傍の背部におけるサポート圧力が均一化して、サ
ポート圧力を徐々に低下させる要求に反する結果を生じ
る。
ポイントHPからトルソー方向TDに330mm〜34
0mmの位置Bに第2凹条13eを設けることにより、
この凹条13eより下方の表皮13cを膨らせ、第3腰
椎をサポートするために一般的に好ましいといわれてい
る位置、即ちヒップポイントから120mm上方近傍の
サポート圧力を最大値とさせるとともに、それより上方
に形成された第2凹条13eに向って乗員のサポート圧
力を徐々に低下させる。また、ヒップポイントHPから
トルソー方向TDに330mm〜340mmの位置Bは
平均的日本人の男性(JM50)における肩甲骨の位置
とほぼ一致するために、請求項2に係る車両用シート
は、肩甲骨近傍のサポート圧力を最小値にする。第2凹
条13eが330mm未満であると、平均的日本人の男
性(JM50)における背部の第3腰椎近傍におけるサ
ポート圧力の低下をきたし、340mmを超えると第3
腰椎近傍の背部におけるサポート圧力が均一化して、サ
ポート圧力を徐々に低下させる要求に反する結果を生じ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳しく説明する。図4に示すように、車両用シ
ート11は乗員の尻部を受けるシートクッション12と
乗員の背部を受けるシートバック13を備える。シート
クッション12とシートバック13はリクライニングア
ジャスタ14を介して連結され、車両のフロアパネル1
6(図1)にシートトラック17(図1)を介して前後
方向にスライド可能に取付けられる。リクライニングア
ジャスタ14はシートクッション12の後端とシートバ
ック13の下端を連結し、シートバック13の傾斜角度
を調節可能に構成される。
基づいて詳しく説明する。図4に示すように、車両用シ
ート11は乗員の尻部を受けるシートクッション12と
乗員の背部を受けるシートバック13を備える。シート
クッション12とシートバック13はリクライニングア
ジャスタ14を介して連結され、車両のフロアパネル1
6(図1)にシートトラック17(図1)を介して前後
方向にスライド可能に取付けられる。リクライニングア
ジャスタ14はシートクッション12の後端とシートバ
ック13の下端を連結し、シートバック13の傾斜角度
を調節可能に構成される。
【0009】図1に示すように、シートトラック17は
シートレッグ17aを介して車両の進行方向に延びてフ
ロアパネル16に取付けられた固定レール17bと、固
定レール17bに摺動可能に挿入されシートクッション
12のシートクッションフレーム12aにブラケット1
7cを介して取付けられた可動レール17dとを有す
る。シートトラック17には図示しないが調節レバーが
設けられ、この調節レバーを操作することにより前後方
向にスライドさせてシート11を所望の位置でロックで
きるようになっている。
シートレッグ17aを介して車両の進行方向に延びてフ
ロアパネル16に取付けられた固定レール17bと、固
定レール17bに摺動可能に挿入されシートクッション
12のシートクッションフレーム12aにブラケット1
7cを介して取付けられた可動レール17dとを有す
る。シートトラック17には図示しないが調節レバーが
設けられ、この調節レバーを操作することにより前後方
向にスライドさせてシート11を所望の位置でロックで
きるようになっている。
【0010】図4に戻って、シートクッション12はシ
ートクッションフレーム12aとシートクッションパッ
ド12bと第1表皮12cにより構成され、シートクッ
ションフレーム12aは鋼材により形成されシートクッ
ションスプリング12dが架設される。このスプリング
12dが架設されたフレーム12aにシートクッション
パッド12bが載置され、フレーム12a及びパッド1
2bを更に第1表皮12cにより被包することによりシ
ートクッション12が作られる。シートバック13はシ
ートバックフレーム13aとシートバックパッド13b
と第2表皮13cにより構成され、シートバックフレー
ム13aにはシートバックスプリング13dが架設され
る。このスプリング13dが架設されたフレーム13a
にシートバックパッド13bが載置され、フレーム13
a及びパッド13bを更に第2表皮13cにより被包す
ることによりシートバック13が作られる。
ートクッションフレーム12aとシートクッションパッ
ド12bと第1表皮12cにより構成され、シートクッ
ションフレーム12aは鋼材により形成されシートクッ
ションスプリング12dが架設される。このスプリング
12dが架設されたフレーム12aにシートクッション
パッド12bが載置され、フレーム12a及びパッド1
2bを更に第1表皮12cにより被包することによりシ
ートクッション12が作られる。シートバック13はシ
ートバックフレーム13aとシートバックパッド13b
と第2表皮13cにより構成され、シートバックフレー
ム13aにはシートバックスプリング13dが架設され
る。このスプリング13dが架設されたフレーム13a
にシートバックパッド13bが載置され、フレーム13
a及びパッド13bを更に第2表皮13cにより被包す
ることによりシートバック13が作られる。
【0011】シートクッション12及びシートバック1
3の第1及び第2表皮12c,13cの表面にはそれぞ
れ幅方向に第1及び第2凹条12e,13eが形成され
る。第1及び第2凹条12e,13eは、図1及び図2
に示すように、第1及び第2表皮12c,13cの裏面
に設けられた布12f,13fをそれぞれフレーム12
a,13aに張設することにより形成される。第1及び
第2表皮12c,13cの裏面に設けられた布12f,
13fは同一構造であるためにシートクッション12に
おける布12fを代表として図3により説明すると、布
12fは第1心金12gを包むように折り返された両端
部を第1表皮12cの裏面に幅方向に縫合され、第1心
金12gとフレーム12aの間にコイルスプリング18
(図1)を架設することにより布12fがフレーム12
aに張設されて第1凹条が第1表皮12cの表面に形成
される。
3の第1及び第2表皮12c,13cの表面にはそれぞ
れ幅方向に第1及び第2凹条12e,13eが形成され
る。第1及び第2凹条12e,13eは、図1及び図2
に示すように、第1及び第2表皮12c,13cの裏面
に設けられた布12f,13fをそれぞれフレーム12
a,13aに張設することにより形成される。第1及び
第2表皮12c,13cの裏面に設けられた布12f,
13fは同一構造であるためにシートクッション12に
おける布12fを代表として図3により説明すると、布
12fは第1心金12gを包むように折り返された両端
部を第1表皮12cの裏面に幅方向に縫合され、第1心
金12gとフレーム12aの間にコイルスプリング18
(図1)を架設することにより布12fがフレーム12
aに張設されて第1凹条が第1表皮12cの表面に形成
される。
【0012】本発明の特徴ある構成は、第1凹条12e
がシートバック13のバック面から170mm〜180
mm前方の位置Aに設けられ、第2凹条13eがヒップ
ポイントHPからトルソー方向TDに330mm〜34
0mmの位置Bに設けられたところにある。ここでヒッ
プポイントHPとはJIS(日本工業規格)D 460
7−1977 自動車室内寸法測定用三次元座位人体模
型(3DM−JM50)の胴部と大腿部との回転中心
で、人体の股関節に相当する点のことである。トルソー
方向とはこの人体模型の胴体背面の形状を形取った曲面
板であるバックパンの傾斜角度を測定するための棒であ
るトルソーバーの上方方向を表す。
がシートバック13のバック面から170mm〜180
mm前方の位置Aに設けられ、第2凹条13eがヒップ
ポイントHPからトルソー方向TDに330mm〜34
0mmの位置Bに設けられたところにある。ここでヒッ
プポイントHPとはJIS(日本工業規格)D 460
7−1977 自動車室内寸法測定用三次元座位人体模
型(3DM−JM50)の胴部と大腿部との回転中心
で、人体の股関節に相当する点のことである。トルソー
方向とはこの人体模型の胴体背面の形状を形取った曲面
板であるバックパンの傾斜角度を測定するための棒であ
るトルソーバーの上方方向を表す。
【0013】このように構成された車両用シートでは。
第1凹条12eをシートバック13のバック面から17
0mm〜180mm前方に設けることにより、この第1
凹条12eより前方の第1表皮12cの膨らみが乗員の
尻部前方の土手を構成し、乗員の尻部がシート前方に移
動することを防止する。ヒップポイントHPからトルソ
ー方向TDに330mm〜340mmの位置Bに第2凹
条13eを設けることにより、この凹条13eより下方
の表皮13cの膨らみが乗員のサポート圧力を上昇させ
る。即ち、第2凹条13eは一般的に好ましいといわれ
ているヒップポイントから120mm上方近傍のサポー
ト圧力を最大値とさせ、それより上方に形成された第2
凹条13eに向って乗員のサポート圧力を徐々に低下さ
せる。
第1凹条12eをシートバック13のバック面から17
0mm〜180mm前方に設けることにより、この第1
凹条12eより前方の第1表皮12cの膨らみが乗員の
尻部前方の土手を構成し、乗員の尻部がシート前方に移
動することを防止する。ヒップポイントHPからトルソ
ー方向TDに330mm〜340mmの位置Bに第2凹
条13eを設けることにより、この凹条13eより下方
の表皮13cの膨らみが乗員のサポート圧力を上昇させ
る。即ち、第2凹条13eは一般的に好ましいといわれ
ているヒップポイントから120mm上方近傍のサポー
ト圧力を最大値とさせ、それより上方に形成された第2
凹条13eに向って乗員のサポート圧力を徐々に低下さ
せる。
【0014】また、ヒップポイントHPからトルソー方
向TDに330mm〜340mmの位置Bは、平均的日
本人の男性(JM50)における肩甲骨の位置とほぼ一
致する。このために、乗員の肩甲骨近傍のサポート圧力
がこの第2凹条13eにより最小値になり、乗員の肩甲
骨の動きを楽にする。なお、上述した実施の形態ではそ
れぞれのフレーム12a,13aにスプリング12d,
13dを架設したが、シートフレームにボードを設けた
車両用シートでも良い。
向TDに330mm〜340mmの位置Bは、平均的日
本人の男性(JM50)における肩甲骨の位置とほぼ一
致する。このために、乗員の肩甲骨近傍のサポート圧力
がこの第2凹条13eにより最小値になり、乗員の肩甲
骨の動きを楽にする。なお、上述した実施の形態ではそ
れぞれのフレーム12a,13aにスプリング12d,
13dを架設したが、シートフレームにボードを設けた
車両用シートでも良い。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、第
1凹条をシートバックのバック面から170mm〜18
0mm前方に設けたので、この第1凹条より前方の第1
表皮の膨らみが乗員の尻部前方の土手を構成し、乗員の
尻部がシート前方に移動することを防止する。また、ヒ
ップポイントからトルソー方向に330mm〜340m
mの位置に第2凹条を設けたので、この凹条より下方の
表皮を膨らませて一般的に好ましいといわれている箇所
のサポート圧力を最大値とさせ、それより上方に向って
乗員のサポート圧力を徐々に低下させることができる。
この結果、乗員の身体を有効に保持することができ、運
転者の疲労を低減することができる。また、ヒップポイ
ントHPからトルソー方向TDに330mm〜340m
mの位置Bは平均的日本人の男性(JM50)における
肩甲骨の位置とほぼ一致するために、乗員の肩甲骨近傍
のサポート圧力が最小値になる。この結果、乗員の肩甲
骨の動きが楽になり、ハンドル操作等の車両操作が容易
になる。
1凹条をシートバックのバック面から170mm〜18
0mm前方に設けたので、この第1凹条より前方の第1
表皮の膨らみが乗員の尻部前方の土手を構成し、乗員の
尻部がシート前方に移動することを防止する。また、ヒ
ップポイントからトルソー方向に330mm〜340m
mの位置に第2凹条を設けたので、この凹条より下方の
表皮を膨らませて一般的に好ましいといわれている箇所
のサポート圧力を最大値とさせ、それより上方に向って
乗員のサポート圧力を徐々に低下させることができる。
この結果、乗員の身体を有効に保持することができ、運
転者の疲労を低減することができる。また、ヒップポイ
ントHPからトルソー方向TDに330mm〜340m
mの位置Bは平均的日本人の男性(JM50)における
肩甲骨の位置とほぼ一致するために、乗員の肩甲骨近傍
のサポート圧力が最小値になる。この結果、乗員の肩甲
骨の動きが楽になり、ハンドル操作等の車両操作が容易
になる。
【図1】本発明の車両用シートのシートクッションを示
す縦断面図。
す縦断面図。
【図2】その車両用シートのシートバックを示す縦断面
図。
図。
【図3】そのシートクッションの一部を断面にした斜視
図。
図。
【図4】そのシートの構成を示す斜視図。
11 シート 12 シートクッション 12a シートクッションフレーム 12b シートクッションパッド 12c 第1表皮 12e 第1凹条 12f,13f 布 12g 第1心金 13 シートバック 13a シートバックフレーム 13b シートバックパッド 13c 第2表皮 13e 第2凹条 13g 第2心金 HP ヒップポイント TD トルソー方向
Claims (2)
- 【請求項1】 シートクッションパッド(12b)が装着さ
れたシートクッションフレーム(12a)に第1表皮(12c)を
覆うことにより構成されたシートクッション(12)とシー
トバックパッド(13b)が装着されたシートバックフレー
ム(13a)に第2表皮(13c)を覆うことにより構成されたシ
ートバック(13)とを備え、前記第1表皮(12c)の裏面に
幅方向に第1心金(12g)付きの布(12f)が設けられ、前記
第1心金(12g)を前記シートクッションフレーム(12a)に
張設することにより前記第1表皮(12c)表面に幅方向に
第1凹条(12e)が形成された車両用シートにおいて、 前記第1凹条(12e)が前記シートバック(13)のバック面
から170mm〜180mm前方の位置に設けられたこ
とを特徴とする車両用シート。 - 【請求項2】 シートクッションパッド(12b)が装着さ
れたシートクッションフレーム(12a)に第1表皮(12c)を
覆うことにより構成されたシートクッション(12)とシー
トバックパッド(13b)が装着されたシートバックフレー
ム(13a)に第2表皮(13c)を覆うことにより構成されたシ
ートバック(13)とを備え、前記第2表皮(13c)の裏面に
幅方向に第2心金(13g)付きの布(13f)が設けられ、前記
第2心金(13g)を前記シートバックフレーム(13a)に張設
することにより前記第2表皮(13c)表面に幅方向に第2
凹条(13e)が形成された車両用シートにおいて、 前記第2凹条(13e)がヒップポイント(HP)からトルソー
方向(TD)に330mm〜340mmの位置に設けられた
ことを特徴とする車両用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31618496A JPH10156072A (ja) | 1996-11-27 | 1996-11-27 | 車両用シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31618496A JPH10156072A (ja) | 1996-11-27 | 1996-11-27 | 車両用シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10156072A true JPH10156072A (ja) | 1998-06-16 |
Family
ID=18074240
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31618496A Pending JPH10156072A (ja) | 1996-11-27 | 1996-11-27 | 車両用シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10156072A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019031225A (ja) * | 2017-08-09 | 2019-02-28 | トヨタ自動車株式会社 | 乗り物用シート |
| JP2020174692A (ja) * | 2019-04-15 | 2020-10-29 | トヨタ紡織株式会社 | シート |
-
1996
- 1996-11-27 JP JP31618496A patent/JPH10156072A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019031225A (ja) * | 2017-08-09 | 2019-02-28 | トヨタ自動車株式会社 | 乗り物用シート |
| JP2020174692A (ja) * | 2019-04-15 | 2020-10-29 | トヨタ紡織株式会社 | シート |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US11124146B2 (en) | Airbag system | |
| JP2004522547A (ja) | 生体機械的車両座席 | |
| JP2009165588A (ja) | 座席 | |
| JP3747529B2 (ja) | 車両用リヤシート | |
| CN207274503U (zh) | 汽车座椅 | |
| JP2965875B2 (ja) | 車両用シート | |
| JP2917287B2 (ja) | シートバック | |
| JP3985470B2 (ja) | 車両用シート | |
| JP2595948Y2 (ja) | 車両用座席構造 | |
| JP2848483B2 (ja) | 車両の側突用エアバッグ装置 | |
| JP4389377B2 (ja) | 車椅子 | |
| JP2587236Y2 (ja) | 車両用シート | |
| JP2021142867A (ja) | 車両用シート | |
| JPH07308233A (ja) | シートバックの形状 | |
| JPH0614616Y2 (ja) | 車両用シート | |
| JPH0534430Y2 (ja) | ||
| JP2000210161A (ja) | 車両用シ―トのシ―トバック | |
| KR20240000708U (ko) | 높이 조절 및 탈부착이 가능한 자동차용 쿠션 구조체 | |
| JPS6328654Y2 (ja) | ||
| JPH0625158Y2 (ja) | 車両用シート | |
| JP2024169385A (ja) | 自動車用シート | |
| JPH0625163Y2 (ja) | 車両用シート | |
| JP2001063413A (ja) | 車両用シート | |
| KR19980046634U (ko) | 자동차 시트백의 요추받침구조 | |
| JPS6336833Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040609 |