JPH07308273A - 自走式掃除機 - Google Patents

自走式掃除機

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JPH07308273A
JPH07308273A JP10516494A JP10516494A JPH07308273A JP H07308273 A JPH07308273 A JP H07308273A JP 10516494 A JP10516494 A JP 10516494A JP 10516494 A JP10516494 A JP 10516494A JP H07308273 A JPH07308273 A JP H07308273A
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JP
Japan
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self
propelled
speed
cleaning space
vacuum cleaner
Prior art date
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Application number
JP10516494A
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English (en)
Inventor
Akihiro Yoneyama
顕啓 米山
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 掃除スペースの広狭を判断することができる
自走式掃除機及びこの判断に応じて最適な走行制御を行
う自走式掃除機を提供することを目的とする。 【構成】 スライドボリューム47及びマイクロコンピ
ューター53にて掃除機の前進と後進の切り換わりを検
出し、切り換わるまでの時間に基づいて掃除スペースの
広狭を判断し、掃除スペースの広狭に基づいて自走車輪
を駆動するモータ6,6の回転数を制御するように構成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自走式掃除機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば実開昭62−19319号
公報(国際特許分類 A47L 9/00)に開示され
ているように、ハンドル部を有する掃除機本体部を自走
ユニット部に搭載し、前後に押引きしたりすることによ
り自走ユニット部を前後方向に走行させることができる
とともに、自走ユニット部の前輪を縦軸心回りに回転可
能に設け、ハンドル部の握り部をその軸心回りに回転可
能に設け、この握り部の回転方向を例えば可変抵抗器に
連動させて電気的に検出し、この握り部の回転方向に対
応して左右自走車輪の回転量を変化させ、進むべき(或
いは戻るべき)方向の転換が行えるようにしたものが知
られている。また、自走車輪の回転数(掃除機の走行速
度)は、一定か若しくは前記可変抵抗器の抵抗値に基づ
いて設定するように構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自走式掃除機では、掃除スペースの広狭に応じた最
適な走行制御を行うようにはなっていない。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑み、掃除スペー
スの広狭を判断することができる自走式掃除機及びこの
判断に応じて最適な走行制御を行う自走式掃除機を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の構成の自走式掃除
機は、掃除機の前進と後進の切り換わりを検出する手段
と、切り換わるまでの時間又は切り換わるまでの走行距
離又はこれら時間と距離に基づいて掃除スペースの広狭
を判断する手段とを備えていることを特徴とする。
【0006】第2の構成の自走式掃除機は、掃除機の前
進と後進の切り換わりを検出する手段と、切り換わるま
での時間又は切り換わるまでの走行距離又はこれら時間
と距離に基づいて掃除スペースの広狭を判断する手段
と、掃除スペースの広狭に基づいて自走車輪の走行速度
を制御する手段とを備えていることを特徴とする。
【0007】
【作用】上記第1の構成によれば、掃除機の前進と後進
の切り換わりの時間又は切り換わるまでの走行距離又は
これら時間と距離に基づいて掃除スペースの広狭を判断
することができ、この掃除スペースの広狭に基づく種々
の制御が可能となり、掃除スペースの広狭に応じた最適
な走行制御を行うことが可能となる。
【0008】上記第2の構成によれば、掃除スペースの
広狭判断に基づき自走車輪の走行速度を制御するので、
自走車輪の回転数を一定若しくは単に可変抵抗器の抵抗
値に基づいて設定する場合に生じがちな不都合、例え
ば、広い範囲のスペースを掃除するのにスピードが遅い
ために使用者に苛立ち感を与えたり、狭い範囲のスペー
スを掃除するのにスピードが早いために操作がやり難く
なるといった不都合を解消することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図に基づい
て説明する。
【0010】図1の側面図及び図2の平面図に示すよう
に、本発明の一実施例に係るアップライト型電気掃除機
は、自走ユニット部1と、これの上に縦軸心の回りに左
右90度にわたって回転可能に搭載された掃除機本体部
2からなる。掃除機本体部2には、吸込口部3及びハン
ドル部4が備えられるとともに、ハンドル部4には、掃
除機の駆動をオンオフする電源スイッチと、自走ユニッ
ト部1の動作を制御するための取手入力部(操作意図セ
ンサ)5とが設けられる。
【0011】図3の横断平面図に示すように、上記自走
ユニット部1は1対の正逆両方向に回転できるモータ6
と、各モータ6でそれぞれ伝動装置7を介して駆動され
る1対の自走車輪8とを備えている。
【0012】上記モータ6、伝動装置7、及び自走車輪
8は、掃除機本体2及び吸込口部3に対する自走ユニッ
ト部1の回転軸心に関して互いに対称に配置され、特に
両自走車輪8は、図3及び図4に示すように、掃除機本
体2及び吸込口部3に対する自走ユニット部1の回転軸
心に関して互いに対称に、かつ、同軸心に配置されてい
る。
【0013】図5に示すように、上記各伝動装置7は、
モータ6に固定されたギヤボックス9内に収納される遊
星ギヤ10と、この遊星ギヤ10に嵌合される小プーリ
11と、図3及び図4に示すように、各自走車輪8に固
定された大プーリ12と、互いに対応する大小両プーリ
11・12に巻掛けられたタイミングベルト13とを備
え、各モータ6の回転を遊星ギヤ10で減速し、小プー
リ11と大プーリ12とによって更に減速して各自走車
輪8に伝達するようにしている。
【0014】図4乃至図6に示すように、上記モータ6
及び伝動装置7は、これらにゴミやホコリが侵入するこ
とを防止するために、互いに分割形成され、ネジ止めに
より一体化される有蓋円筒形の上ケース14と、有底円
筒形の下ケース15とからなる防塵ケース16内に収納
される。
【0015】即ち、上記モータ6及びギヤボックス9は
ゴムクッション17・18を介して上下両ケース14・
15に挟持させて、これらの振動が防塵ケース16に伝
達されないようにしている。
【0016】又、小プーリ11は軸受19を介して上下
両ケース14・15に挟持させ、大ブーリ12及び自走
車輪8の支軸20は下ケース15にネジ止めしている。
【0017】なお、上記モータ6の回転数は、図5に示
すように小プーリ11に固定されたスリット板21と上
ケース14にネジ止めしたフォトセンサ(フォトインタ
ラプタ)からなる回転数検出装置22にて測定される。
すなわち、スリット板21の透過光をフォトセンサで検
出することによりモータ6の回転数が測定され、この測
定回転数と後述するように取手入力部5の押引操作量よ
って任意に設定される設定回転数とが一致するように制
御される。
【0018】又、上記自走車輪8は、床面に転接できる
ようにするため、その下周部を下ケース15の下方に突
出させてある。
【0019】図4及び図6に示すように、上記防塵ケー
ス16の上部には、円筒形のスリーブ23が形成され、
このスリーブ23に防塵ケース16よりも大径の有蓋円
筒形に形成された吸込口部3の本体ケース24が回転自
在に外嵌される。
【0020】この本体ケース24と防塵ケース16との
間には、ベアリング25とコイルスプリング26とを有
する一定荷重装置27が設けられ、掃除機本体2、吸込
口部3及びハンドル部4の重量が自走ユニット部1に上
記回転軸心の回りに均等に分布され、かつ、コイルスプ
リング26によって設定される一定荷重以下となって加
えられるようにしている。
【0021】又上記本体ケース24の中心部には、本体
ケース24にネジ止めされるケース28を介してロータ
リボリューム(以下、操舵角センサという)29が固定
される。この操舵角センサ29のボリュームレバー30
は例えばD形などの非円形の断面を有し、上記スリーブ
23に回り止め状に挿通され、これにより、本体ケース
24に対して防塵ケース16が回転すれば、操舵角セン
サ29のボリュームレバー30が回転して操舵角センサ
29の抵抗値が変化するようになっている。
【0022】即ち、操舵角センサ29により、前記自走
ユニット部1に対する掃除機本体部2の回転に伴うこの
掃除機本体部2の正面方向(或いは横方向)と前記自走
車輪8の向きとのずれを検出することができ、このずれ
検出値に基づいて、掃除機本体部2の回転に追従してそ
のずれを解消するように自走ユニット部1を回転させる
制御が行われる。
【0023】なお、上記本体ケース24に対する防塵ケ
ース16の回転時に両者の軸心が互いに他方に対して傾
斜することを防止するため、図4ないし図6に示すよう
に、防塵ケース16の上面には本体ケース24の蓋下面
に摺接する複数の凸部31が周方向に適当な間隔を置い
て形成されている。
【0024】この凸部31の数は複数であればよいが、
3以上の複数個設けることにより防塵ケース16に本体
ケース24を安定良く支承させることができ、この実施
例では、更に、防塵ケース16による本体ケース24の
支承の安定性を高めると共に凸部31の本体ケース24
への接触圧を軽減させるために、図7に示すように、4
個の凸部31を周方向に90度置きに設けている。
【0025】又、上記本体ケース24に対する防塵ケー
ス16の偏心を防止するとともに本体ケース24に対す
る自走ユニット部1の回転範囲を一定範囲以下に制限す
るために、図3及び図7に示すように、防塵ケース16
の外周面の1箇所に本体ケース24の周壁内面に摺接す
る凸部32が設けられるとともに、本体ケース24の周
壁内面に周方向に適当な間隔を置いて防塵ケース16の
外周面に摺接する2個の凸部33が形成される。
【0026】本体ケース24側の凸部33の周方向の間
隔は自由に設定することができ、この実施例では、本体
ケース24に対する自走ユニット部1の回転範囲を18
0度にわたって変更できるようにするため、回転軸心の
回りにこの180度よりも大きい約240度の間隔を置
いている。
【0027】なお、図6に示すように、上記モータ6か
ら導出されたリード線と回転数検出装置22から導出さ
れたリード線からなる線束34は上記スリーブ23内を
通り、更に、図8に示すように、ケース28を通って上
記操舵角センサ29のリード線とともに掃除機本体2に
接続して、これらリード線にかかるねじれやストレスが
少なくなるようにしている。
【0028】図1乃至図3、図7及び図8に示すよう
に、上記吸込口部3は本体ケース24の前方に一連に形
成された左右横長の吸込口35と、本体ケース24の後
方に一連に形成された左右及び中央の連結部36とを有
し、又、図1及び図3に示すように、吸込口35の左右
両端部及び左右の連結部36の各先端部の下面に連結さ
れた合計4個の自在車輪37を備えている。
【0029】図1及び図2に示すように、上記掃除機本
体2はアーム38を介して各連結部36の先端に連結さ
れ、図3に示すように、上記吸込口35の下面に形成さ
れた左右横長の吸込口39が、この吸込口35の内部空
間及び図1ないし図3に示すホース40を介して掃除機
本体2内のゴミ袋に連通される。
【0030】上記ハンドル部4は、図1に示すように、
掃除機本体2の後部に固定されるスティック41とこれ
の上部に設けられる取手入力部5とを備え、この取手入
力部5には、図9に示すように、スティック41に摺動
可能に外挿されたアクチュエータ42と、これを内装す
るスプリングホルダー43とが設けられる。
【0031】このスプリングホルダー43はスティック
41に固定され、その内部には更にスティック41の軸
心方向の両側からアクチュエータ42を押し込み方向に
付勢する押し込み用スプリング44と、アクチュエータ
42を引き寄せ方向に付勢する引き寄せ用スプリング4
5とを設けて、アクチュエータ42に操作力が加えられ
ない場合に、図10に示すように、アクチュエータ42
が両スプリング44・45が釣り合うスプリングホルダ
ー43内の中立位置に自動復帰できるようにしている。
【0032】この取手入力部5には、ステイック41内
にボリュームホルダー46を介して固定支持されたスラ
イドボリューム(前後センサ)47が設けられ、このス
ライドボリューム47のスライドレバー48を上記アク
チュエータ42に挿通してある。
【0033】上記アクチュエータ42は、ホルダー49
・50を介して取手51に連結され、図11に示すよう
に、この取手51を押し込むとアクチュエータ42が中
立位置から押し込まれ、スライドボリューム47のスラ
イドレバー48が中立位置から前進方向に移動され、ス
ライドボリューム47の抵抗値が変化する。又、図12
に示すように、取手51を引き寄せるとアクチュエータ
42が中立位置から引き込まれ、スライドボリューム4
7のスライドレバー48が中立位置から後進方向に移動
され、スライドボリューム47の抵抗値が逆方向に変化
する。
【0034】取手51の中立位置からの変化量に対応し
て変化するスライドボリューム47の抵抗値に基づいて
(更に、後述するように、掃除スペースの広狭も考慮し
て)前進又は後進の速度が設定され、上記のようにこの
設定値と回転数検出装置22の測定値とに基づいて、各
モータ6の測定回転数と設定回転数とが一致するように
制御される。なお、ボリューム47の抵抗値を方向制御
にのみ用い、基本速度設定を速度設定スイッチで行うよ
うにしてもよい。
【0035】上記取手51には、更に、横移動スイッチ
52が設けられ、この横移動スイッチ52をオフにすれ
ば、自走ユニット部1の各モータ6,6の回転方向は互
いに逆であり、自走車輪8の回転方向は同方向となる。
又、この横移動スイッチ52をオンにすれば自走ユニッ
ト部1の各モータ6の回転方向が互いに同方向に切替え
られ、自走車輪8が互いに逆方向に回転するようにして
いる。
【0036】従って、ハンドル部4の取手51を持ちな
がら横移動スイッチ52をオンにすると自走車輪8が互
いに逆方向に高速度で回転し、掃除機本体2及び吸込口
部3に対して自走ユニット部1がその場で縦軸心回りに
高速度で回転する。
【0037】この自走ユニット1部の回転に伴って操舵
角センサ29のボリュームレバー30が回転し、この操
舵角センサ29の抵抗値に基づいて掃除機本体2及び吸
込口部3に対する自走ユニット部1の方向が検出され、
図13に示すように掃除機本体2及び吸込口部3に対す
る自走ユニット部1の方向が前後方向に対して90度回
転した位置で両モータ6の回転方向が同方向から逆方向
に切り換えられ、両自走車輪8の回転方向が逆方向から
同方向に切替えられ、アップライト型電気掃除機全体が
横方向に移動する。
【0038】この横方向の移動時における操作は、取手
51の回動操作により行われる。即ち、取手51は、ス
ティック41に対してその軸回りに回動可能に設けら
れ、操作者の操作による取手51のスティック41に対
する回動方向および回動角は、取手51とスティック4
1との間に設けた左右センサであるロータリボリューム
60によって検出される。従って、この取手51を右に
回すとロータリボリューム60が、コイルスプリング6
1による中立位置から右方向に回り、ロータリボリュー
ム60の抵抗値が変化する。又、取手51を左に回すと
ロータリボリューム60が中立位置から右方向に回り、
ロータリボリューム60の抵抗値が逆方向に変化する。
即ち、取手51の中立位置からの変化量に対応して変化
するロータリボリューム60の抵抗値に基づいて(更
に、後述するように、掃除スペースの広狭を考慮して)
右又は左に進めるときの速度が設定され、この設定値と
回転数検出装置22の測定値とに基づいて、各モータ6
の測定回転数と設定回転数とが一致するように制御され
る。
【0039】この横方向の移動時(横方向移動モード)
においては、ロータリボリューム60の抵抗値が制御系
で採用され、前後方向の移動時(前後方向移動モード)
においては、前述のスライドボリューム47の抵抗値が
制御系で採用されるようになっている。
【0040】なお、このようなモータ6の回転制御には
図14に示すようにマイクロコンピュータ53を用いる
制御回路が用いられる。
【0041】次に、上記マイクロコンピュータ53によ
る掃除スペースの広狭判断に基づく自走車輪8(モータ
6)の回転速度制御について、図15乃至図18のフロ
ーチャートを用いて説明する。
【0042】まず、前後センサ(スライドボリューム)
47の抵抗値(以下単に前後センサ値という)を読み込
み(ステップ101)、この前後センサ値が前進を示し
ているか否かを判断する(ステップ102)。前進を示
していれば、上記前後センサ値に基づいて基準速度を決
定する(ステップ201)。例えば、基準速度として3
つの速度を用意しておき、上記前後センサ値に基づいて
いずれかの速度を選択する。そして、前進フラグをセッ
トし(ステップ202)、ステップ111に進む。な
お、前進フラグは、後述のステップ117,501で判
断されるものであり、前進から後進への切り換わり、若
しくは、後進から前進への切り換わりの判断に用いる。
【0043】一方、前後センサ値が前進を示していない
のであれば、前後センサ値が後進を示しているか否かを
判断し(ステップ103)、後進を示していなければ停
止と判断して停止出力を行う(ステップ301)。後進
を示していれば前後センサ値に基づいて基準速度を決定
する(ステップ104)。そして、前進フラグをリセッ
トし(ステップ105)、ステップ111に進む。
【0044】ステップ111では、タイマーリセット処
理を行う。このリセット処理では、後述する図18のス
テップ13で減算される値として例えば「200」をセ
ットするようにしている。
【0045】そして、上記リセット処理の後に駆動出力
を行う(ステップ112)。駆動出力処理では、前記の
ステップ201又はステップ104で決定した基準速度
を出力する。ただし、後述の図16のフローを経由して
当該ステップ112を通る場合で、速度補正がされてい
る場合には、その速度を出力する。
【0046】次に、自動速度設定スイッチがONか否か
を判断し(ステップ113)、ONされていなければ、
手動であるとしてステップ101に進む。ONされてい
れば自動速度設定モードであるとして図16のステップ
114に進む。上記の自動速度設定スイッチは、掃除ス
ペースの広狭判断に基づく速度制御を使用者の意思によ
って選択させるためのものである。
【0047】ステップ114では、前後センサ値を読み
込みを行う。そして、この前後センサ値が前進を示して
いるか否かを判断する(ステップ115)。前進を示し
ていれば、前進フラグがセットされているか否かを判断
し(ステップ501)、セットされていればそのまま駆
動出力処理(ステップ112)に進む。前進フラグがセ
ットされていなければ、後進に方向転換したと判断して
自動速度補正ルーチンに進む(ステップ121)。自動
速度補正については後述する。
【0048】一方、ステップ115で前後センサ値が前
進を示していないのであれば、前後センサ値が後進を示
しているか否かを判断し(ステップ116)、後進を示
していなければ停止と判断して停止出力(301)進
む。後進を示していれば、前進フラグがセットされてい
るか否かを判断する(ステップ117)。そして、前進
フラグがセットされていなければ、そのまま駆動出力処
理(ステップ112)に進む。前進フラグがセットされ
ていれば、前進に方向転換したと判断して自動速度補正
ルーチンに進む(ステップ121)。
【0049】次に、自動速度補正処理について図17に
基づいて説明する。ステップ601では、前進(又は後
進)時間が比較時間(A)以上か否かを判断する。即
ち、後述の図18のステップ13で減算中のタイマーを
チェックし、この時間(前進←→後進の切り換わる時
間)が長ければ(即ち、タイマー値が小さければ:例え
ば、タイマー値≦50)、掃除スペースが広いと判断し
て、ステップ602に進み、速度の上昇修正を行う。
【0050】ステップ601の判断で、タイマー値が大
きければ、ステップ701に進み、前進(又は後進)時
間が比較時間(B)以下か否かを判断する。この判断で
NOとされる場合は、最適な速度状態であるとしてその
ままリターンする。一方、YESとされた場合には、掃
除スペースが狭いと判断して、ステップ702に進み、
速度の低下修正を行い、リターンする。即ち、ステップ
122に進む。
【0051】ステップ122では、反転制御を行う。反
転制御は、方向転換時の自走車輪の急激な反転による手
へのショック緩和、またモータ制御回路の保護のため、
一旦停止出力を出力したまま数十msecのタイムラグ
(停止出力)を行うものである。
【0052】次に、割り込み処理について図18に基づ
いて説明する。この割り込み処理はメインルーチンに対
し10msec毎に通過する。この処理では、まず、前
後センサ値を取り込んだ後(ステップ11)、チャタリ
ング対策を行う(ステップ12)。チャタリング対策で
は、例えば、前後センサ値(0〜255)を10回取り
込み、最大値と最小値を取り除き(スパイクノイズ除
去)、残り8回の平均をとる。但し、平均をとる8回の
データが前進(例えば、センサ値が150以上)を示す
なら、その8回の全てが前進を示すか、若しくは後進
(例えば、センサ値100以下)なら、その8回の全て
が後進を示すものでなければ、メインルーチンで用いる
データの更新(ステップ101,114)は行わない。
次に、タイマーをデクリメントし(ステップ13)、リ
ターンする。
【0053】以上説明したように、掃除機の前進と後進
の切り換わりが前後センサ47で検出され、前進と後進
の切り換わるまでの時間が計測される。即ち、前進時間
については、ステップ112→113→114→115
→501→112のループを繰り返す(前進維持状態)
ときの割り込み処理でのタイマーデクリメント(ステッ
プ13)値によって計測され、後進時間については、ス
テップ112→113→114→115→116→11
7→112のループを繰り返す(後進維持状態)ときの
割り込みルーチンでのタイマーデクリメント(ステップ
13)値によって判断される。
【0054】そして、上記のステップ501またはステ
ップ117からステップ121に進み、自動速度補正に
おいて上記計測された時間に基づき速度の上昇修正或い
は低下修正がなされる(ステップ601,602,70
1,702)。
【0055】これにより、自走車輪8の回転数を一定若
しくは単に可変抵抗器の抵抗値に基づいて設定する場合
に生じがちな不都合、例えば、広い範囲のスペースを掃
除するのにスピードが遅いために使用者に苛立ち感を与
えたり、狭い範囲のスペースを掃除するのにスピードが
早いために操作がやり難くなるといった不都合を解消す
ることができる。
【0056】なお、本実施例では、掃除機の前進と後進
の切り換わりの時間によって掃除スペースの広狭を判断
するようにしたが、モータの回転量(例えば、回転数検
出装置22を利用)による走行距離又はこの走行距離と
前記時間から掃除スペースの広狭を判断するようにして
もよい。
【0057】また、本実施例では、掃除機本体部2の自
走ユニット部1に対する軸支点を自走ユニット部1の後
方側に設けているが、中央部側面側に設けてもよい。こ
の場合には、掃除機本体部2の下面と自走ユニット部1
の上面との間に回動を許容するための空隙を設けてお
く。
【0058】また、本実施例では、操作意図センサ(速
度制御用)とハンドル部の振れ(進めたい方向に振らす
こと)によって自走車輪の走行制御を行う構成の自走式
掃除機について説明したが、前後センサと左右センサの
両者の抵抗値から使用者が意図する方向を判断して自走
車輪の方向を制御する構成の自走式掃除機でもよいもの
である。
【0059】そして、掃除スペースの広狭に応じて、以
上説明したような速度制御を行う他、例えば、前後セン
サと左右センサの両者の抵抗値から使用者が意図する方
向を判断して自走車輪の方向を制御する構成の場合に、
方向転換のための掃除機正面方向に対する車輪の方向角
度を、左右センサ値が同じであっても広スペースでは基
本角度よりも小とし、狭スペースでは基本角度よりも大
としたりする制御により、掃除スペースの広狭にかかわ
らず同じハンドルひねり量で略一定の横移動量(正面方
向に対する車輪の傾きが同じでも進む距離が長ければ横
への移動量が大きくなることを考慮)を得たり、ソフト
スタートの速度やその継続時間に差異を設ける等の種々
の制御によって掃除機操作の最適化を図ることが可能で
ある。
【0060】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、掃除ス
ペースの広狭に基づく種々の制御が可能となり、掃除ス
ペースの広狭に応じた最適な走行制御を行うことができ
る。特に、掃除スペースの広狭判断に基づき自走車輪の
走行速度を制御する場合には、自走車輪の回転数を一定
若しくは単に可変抵抗器の抵抗値に基づいて設定する場
合に生じがちな不都合、例えば、広い範囲のスペースを
掃除するのにスピードが遅いために使用者に苛立ち感を
与えたり、狭い範囲のスペースを掃除するのにスピード
が早いために操作がやり難くなるといった不都合を解消
することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自走式掃除機の側面図である。
【図2】本発明の自走式掃除機の平面図である。
【図3】本発明の自走ユニット部及び吸込口部の横断平
面図である。
【図4】図3のA−A線に沿う縦断背面図である。
【図5】図3のB−B線に沿う縦断背面図である。
【図6】図3のC−C線に沿う縦断側面図である。
【図7】前後移動時の本発明の自走ユニット部及び吸込
口部の平面図である。
【図8】本発明の吸込口部の平面図である。
【図9】本発明の取手入力部の断面図である。
【図10】停止時の本発明の取手入力部の説明図であ
る。
【図11】前進時の本発明の取手入力部の説明図であ
る。
【図12】後退時の本発明の取手入力部の説明図であ
る。
【図13】横移動時の本発明の自走ユニット部及び吸込
口部の平面図である。
【図14】本発明のブロック回路図である。
【図15】本発明の掃除スペースの広狭判断に基づく速
度制御を示すフローチャートである。
【図16】本発明の掃除スペースの広狭判断に基づく速
度制御を示すフローチャートである。
【図17】本発明の掃除スペースの広狭判断に基づく速
度制御を示すフローチャートである。
【図18】本発明の掃除スペースの広狭判断に基づく速
度制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 自走ユニット部 2 掃除機本体部 3 吸込口部 4 ハンドル部 5 取手 6 モータ 29 ロータリボリューム(操舵角センサ) 47 スライドボリューム(前後センサ) 53 マイクロコンピュータ 60 ロータリボリューム(左右センサ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掃除機の前進と後進の切り換わりを検出
    する手段と、切り換わるまでの時間若しくは切り換わる
    までの走行距離又はこれら時間と距離に基づいて掃除ス
    ペースの広狭を判断する手段とを備えていることを特徴
    とする自走式掃除機。
  2. 【請求項2】 掃除機の前進と後進の切り換わりを検出
    する手段と、切り換わるまでの時間若しくは切り換わる
    までの走行距離又はこれら時間と距離に基づいて掃除ス
    ペースの広狭を判断する手段と、掃除スペースの広狭に
    基づいて自走車輪の走行速度を制御する手段とを備えて
    いることを特徴とする自走式掃除機。
JP10516494A 1994-05-19 1994-05-19 自走式掃除機 Pending JPH07308273A (ja)

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JP10516494A JPH07308273A (ja) 1994-05-19 1994-05-19 自走式掃除機

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ID=14400056

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006271807A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Toshiba Tec Corp 走行式作業用ロボット
KR100724385B1 (ko) * 2005-08-29 2007-06-04 엘지전자 주식회사 이동감지장치, 이를 구비한 직립형 진공청소기 및 이를이용한 직립형 진공청소기의 구동 방법

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JP2006271807A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Toshiba Tec Corp 走行式作業用ロボット
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