JPH0730861A - 映像信号変換装置、映像信号内挿装置及び飛越し走査変換装置 - Google Patents
映像信号変換装置、映像信号内挿装置及び飛越し走査変換装置Info
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- JPH0730861A JPH0730861A JP5172925A JP17292593A JPH0730861A JP H0730861 A JPH0730861 A JP H0730861A JP 5172925 A JP5172925 A JP 5172925A JP 17292593 A JP17292593 A JP 17292593A JP H0730861 A JPH0730861 A JP H0730861A
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Landscapes
- Television Systems (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フレーム間内挿処理によって、内挿フレーム
を生成する場合において、映像信号の部分的な崩れや計
算量の増大を招くことなく、動く部分のジャーキネスや
二重見えを目立たなくする。 【構成】 映像信号S1,S2は、乗算器15,16と
加算器17からなる線形内挿部に供給され、重み係数に
基づいて荷重加算される。これにより、内挿フレームの
映像信号S5が得られる。また、映像信号S1,S2
は、係数演算回路18に供給される。この係数演算回路
18は、映像信号S1,S2の差分値を検出し、この差
分値に応じた値αを有する係数信号S6を生成する。上
記内挿映像信号S5は、適応フィルタ19に供給され、
係数信号S6の基づいて、空間解像度を制御される。こ
の場合、空間解像度は、上記差分値の絶対値が大きいほ
ど低下するように制御される。
を生成する場合において、映像信号の部分的な崩れや計
算量の増大を招くことなく、動く部分のジャーキネスや
二重見えを目立たなくする。 【構成】 映像信号S1,S2は、乗算器15,16と
加算器17からなる線形内挿部に供給され、重み係数に
基づいて荷重加算される。これにより、内挿フレームの
映像信号S5が得られる。また、映像信号S1,S2
は、係数演算回路18に供給される。この係数演算回路
18は、映像信号S1,S2の差分値を検出し、この差
分値に応じた値αを有する係数信号S6を生成する。上
記内挿映像信号S5は、適応フィルタ19に供給され、
係数信号S6の基づいて、空間解像度を制御される。こ
の場合、空間解像度は、上記差分値の絶対値が大きいほ
ど低下するように制御される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、CIF方式
の映像信号をNTSC方式の映像信号に変換するための
飛越し走査変換装置と、この飛越し走査変換装置を実現
するための映像信号内挿装置と、この映像信号内挿装置
と上記飛越し走査変換装置を実現するための映像信号変
換装置に関する。
の映像信号をNTSC方式の映像信号に変換するための
飛越し走査変換装置と、この飛越し走査変換装置を実現
するための映像信号内挿装置と、この映像信号内挿装置
と上記飛越し走査変換装置を実現するための映像信号変
換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電話通信の分野においては、音声
信号ととともに映像信号を伝送するいわゆるテレビ電話
システムの開発が進められている。このテレビ電話シス
テムにおいては、専用の受信装置を設け、この受信装置
により、受信映像を表示するようになっている。
信号ととともに映像信号を伝送するいわゆるテレビ電話
システムの開発が進められている。このテレビ電話シス
テムにおいては、専用の受信装置を設け、この受信装置
により、受信映像を表示するようになっている。
【0003】しかし、この受信装置は、一般に、小型
で、画面が見にくいという欠点を有する。このため、テ
レビ電話システムにおいては、受信映像をテレビジョン
放送システムで使用する受信装置で表示することが考え
られている。
で、画面が見にくいという欠点を有する。このため、テ
レビ電話システムにおいては、受信映像をテレビジョン
放送システムで使用する受信装置で表示することが考え
られている。
【0004】これを実現するためには、テレビ電話シス
テムの映像信号をテレビジョン放送システムの映像信号
に変換するための飛越し走査変換装置が必要となる。
テムの映像信号をテレビジョン放送システムの映像信号
に変換するための飛越し走査変換装置が必要となる。
【0005】すなわち、テレビ電話システムでは、テレ
ビジョン方式として、一般に、CIF方式が採用されて
いる。これに対し、テレビジョン放送システムにおいて
は、テレビジョン方式として、例えば、NTSC方式が
採用されている。
ビジョン方式として、一般に、CIF方式が採用されて
いる。これに対し、テレビジョン放送システムにおいて
は、テレビジョン方式として、例えば、NTSC方式が
採用されている。
【0006】ここで、CIF方式の映像信号は、縦28
8画素、横360画素、最大フレーム周波数30Hzの
順次走査信号である。これに対し、NTSC方式の映像
信号は、縦480画素、横720画素、フレーム周波数
30Hz、フィールド周波数60Hzの飛越し走査信号
である。
8画素、横360画素、最大フレーム周波数30Hzの
順次走査信号である。これに対し、NTSC方式の映像
信号は、縦480画素、横720画素、フレーム周波数
30Hz、フィールド周波数60Hzの飛越し走査信号
である。
【0007】したがって、CIF方式の映像信号をNT
SC方式の映像信号に変換するには、順次走査信号を飛
越し走査信号に変換するための飛越し走査変換装置が必
要になるわけである。
SC方式の映像信号に変換するには、順次走査信号を飛
越し走査信号に変換するための飛越し走査変換装置が必
要になるわけである。
【0008】この場合、CIF方式の映像信号のよう
に、フレーム周波数が変換先の飛越し走査映像信号のフ
ィールド周波数より小さい順次走査信号(以下、「こま
落し順次走査信号」という。)を飛越し走査信号に変換
する方法としては、例えば、次の(A),(B)の方法
がある。
に、フレーム周波数が変換先の飛越し走査映像信号のフ
ィールド周波数より小さい順次走査信号(以下、「こま
落し順次走査信号」という。)を飛越し走査信号に変換
する方法としては、例えば、次の(A),(B)の方法
がある。
【0009】(A)フレーム周波数の変換を利用する方
法 (B)2次元空間フィルタを用いる方法 以下、この2つの方法(A),(B)について説明す
る。まず、(A)の方法を説明する。
法 (B)2次元空間フィルタを用いる方法 以下、この2つの方法(A),(B)について説明す
る。まず、(A)の方法を説明する。
【0010】この方法は、こま落し順次走査信号のフレ
ーム周波数を変換先の飛越し走査信号のフィールド周波
数と同じ周波数に変換し、この変換出力の各フレームを
交互に飛越し映像信号の奇数フィールドと偶数フィール
ドに変換するようにしたものである。
ーム周波数を変換先の飛越し走査信号のフィールド周波
数と同じ周波数に変換し、この変換出力の各フレームを
交互に飛越し映像信号の奇数フィールドと偶数フィール
ドに変換するようにしたものである。
【0011】したがって、この方法を実現するために
は、フレーム周波数の変換装置が必要になる。フレーム
周波数の変換方法としては、テレビジョン標準方式の変
換で用いられる方法を用いることができる。
は、フレーム周波数の変換装置が必要になる。フレーム
周波数の変換方法としては、テレビジョン標準方式の変
換で用いられる方法を用いることができる。
【0012】これは、テレビジョン放送システムにおい
ては、フレーム周波数を変換する場合、通常、「テレビ
ジョン画像情報工学ハンドブック、オーム社、第598 〜
599頁、1990年」(以下、「文献」という。)に記載さ
れるように、飛越し走査信号を、一旦、順次走査信号に
変換してから変換するようになっているからである。
ては、フレーム周波数を変換する場合、通常、「テレビ
ジョン画像情報工学ハンドブック、オーム社、第598 〜
599頁、1990年」(以下、「文献」という。)に記載さ
れるように、飛越し走査信号を、一旦、順次走査信号に
変換してから変換するようになっているからである。
【0013】順次走査信号のフレーム周波数を変換する
には、時間的に存在しないフレーム(足りないフレーム
あるいはすべてフレーム)を新たに作り出す必要があ
る。この方法としては、変換前のフレームからフレーム
間内挿処理により作り出す方法がある。
には、時間的に存在しないフレーム(足りないフレーム
あるいはすべてフレーム)を新たに作り出す必要があ
る。この方法としては、変換前のフレームからフレーム
間内挿処理により作り出す方法がある。
【0014】このフレーム間内挿処理を利用する方法と
しては、上記文献に記載されるように、次の2つの方法
がある。
しては、上記文献に記載されるように、次の2つの方法
がある。
【0015】線形内挿を用いる方法 動き補正を用いる方法 以下、これら2つの方法,を説明する。
【0016】まず、の方法を説明する。図2は、この
方法の原理を示す図である。なお、この図2は、フレ
ーム周波数が60Hzの順次走査信号をフレーム周波数
数が50Hzの順次走査信号に変換する場合を代表とし
て示す。
方法の原理を示す図である。なお、この図2は、フレ
ーム周波数が60Hzの順次走査信号をフレーム周波数
数が50Hzの順次走査信号に変換する場合を代表とし
て示す。
【0017】変換前のフレームから、線形内挿によっ
て、時間的に存在しないフレームを作り出す場合、この
内挿フレームは、変換前のフレームのうち、内挿フレー
ムに時間的に近い位置に存在する2つのフレームを用い
て作り出される。例えば、図2において、フレームN
o.3を作り出す場合は、このフレームNo.3は、変
換前のフレームのうちの例えばフレームNo.3とフレ
ームNo.4を用いて作り出される。
て、時間的に存在しないフレームを作り出す場合、この
内挿フレームは、変換前のフレームのうち、内挿フレー
ムに時間的に近い位置に存在する2つのフレームを用い
て作り出される。例えば、図2において、フレームN
o.3を作り出す場合は、このフレームNo.3は、変
換前のフレームのうちの例えばフレームNo.3とフレ
ームNo.4を用いて作り出される。
【0018】なお、以下の説明では、変換前のフレーム
のうち、内挿フレームに対して、時間的に前に位置する
フレームを前フレーム、後に位置するフレームを後フレ
ームという。上記の例では、変換前のフレームNo.3
が前フレーム、フレームNo.4が後フレームとなる。
のうち、内挿フレームに対して、時間的に前に位置する
フレームを前フレーム、後に位置するフレームを後フレ
ームという。上記の例では、変換前のフレームNo.3
が前フレーム、フレームNo.4が後フレームとなる。
【0019】前フレームと後フレームから内挿フレーム
の生成する場合は、まず、各画素ごとに、前フレームの
映像信号と後フレームの映像信号に時間軸方向の重み係
数が掛け合わせられる。この場合、内挿フレームが、前
フレームと後フレームの間の時間的長さをm:nに内分
しているときは、前フレームの各画素の映像信号には、
重み係数として、n/(m+n)を掛け合わせられ、後
フレームの各画素の映像信号には、m/(m+n)が掛
け合わせられる。
の生成する場合は、まず、各画素ごとに、前フレームの
映像信号と後フレームの映像信号に時間軸方向の重み係
数が掛け合わせられる。この場合、内挿フレームが、前
フレームと後フレームの間の時間的長さをm:nに内分
しているときは、前フレームの各画素の映像信号には、
重み係数として、n/(m+n)を掛け合わせられ、後
フレームの各画素の映像信号には、m/(m+n)が掛
け合わせられる。
【0020】上記の例では、内挿フレームNo.3が、
前フレームNo.3と後フレームNo.4の間の時間的
長さを4:6に内分しているので、前フレームNo.3
の各画素の映像信号には、重み係数6/(4+6)が掛
け合わせられ、後フレームNo.4の各画素の映像信号
には、重み係数4/(4+6)が掛け合わせられる。
前フレームNo.3と後フレームNo.4の間の時間的
長さを4:6に内分しているので、前フレームNo.3
の各画素の映像信号には、重み係数6/(4+6)が掛
け合わせられ、後フレームNo.4の各画素の映像信号
には、重み係数4/(4+6)が掛け合わせられる。
【0021】このように、重み係数を掛け合わせられた
前フレームの映像信号と後フレームの映像信号は、同じ
位置の画素ごとに足し合わせられる。これにより、内挿
フレームの映像信号が得られる。
前フレームの映像信号と後フレームの映像信号は、同じ
位置の画素ごとに足し合わせられる。これにより、内挿
フレームの映像信号が得られる。
【0022】以上が、線形内挿を用いる方法である。
次に、動き補正を用いる方法を説明する。図3は、こ
の方法の原理を示す図である。なお、この図2も、フ
レーム周波数が60Hzの順次走査信号をフレーム周波
数数が50Hzの順次走査信号に変換する場合を代表と
して示す。
次に、動き補正を用いる方法を説明する。図3は、こ
の方法の原理を示す図である。なお、この図2も、フ
レーム周波数が60Hzの順次走査信号をフレーム周波
数数が50Hzの順次走査信号に変換する場合を代表と
して示す。
【0023】この方法においては、まず、各画素ごと
に、前フレームから後フレームの間における映像の動い
た方向と大きさ、つまり、ベクトルVが求められる。こ
のベクトルVは、動きベクトルと呼ばれる。
に、前フレームから後フレームの間における映像の動い
た方向と大きさ、つまり、ベクトルVが求められる。こ
のベクトルVは、動きベクトルと呼ばれる。
【0024】次に、各フレームの映像信号は、各画素ご
とに、上述した重み係数と動きベクトルVによって規定
される値と方向に偏移される。この場合、前フレームの
映像信号は、(n/m+n)Vだけ偏移され、後フレー
ムの映像信号は、−(m/m+n)Vだけ偏移される。
とに、上述した重み係数と動きベクトルVによって規定
される値と方向に偏移される。この場合、前フレームの
映像信号は、(n/m+n)Vだけ偏移され、後フレー
ムの映像信号は、−(m/m+n)Vだけ偏移される。
【0025】この処理が終了すると、偏移後の前フレー
ムの映像信号と後フレームの映像信号が、対応する画素
ごとに足し合せられる。これにより、内挿フレームの映
像信号が求められる。
ムの映像信号と後フレームの映像信号が、対応する画素
ごとに足し合せられる。これにより、内挿フレームの映
像信号が求められる。
【0026】以上が、動き補正により、内挿フレームを
作り出す方法である。ここで、上述した2つの方法
,を比較すると、の方法では、映像の動く部分
に、がたがたした不連続な動き(ジャーキネス)や輪郭
の二重見えが生じる欠点がある。これに対し、の方法
は、映像の動きに合わせて、映像信号を偏移させるよう
になっているので、このような欠点は生じない。したが
って、フレーム間内挿処理によって、内挿フレームを作
り出し方法としては、の方法が有効である。
作り出す方法である。ここで、上述した2つの方法
,を比較すると、の方法では、映像の動く部分
に、がたがたした不連続な動き(ジャーキネス)や輪郭
の二重見えが生じる欠点がある。これに対し、の方法
は、映像の動きに合わせて、映像信号を偏移させるよう
になっているので、このような欠点は生じない。したが
って、フレーム間内挿処理によって、内挿フレームを作
り出し方法としては、の方法が有効である。
【0027】以上が、(A)の方法の説明である。次
に、(B)の方法を説明する。
に、(B)の方法を説明する。
【0028】この方法は、2つの2次元空間フィルタを
使って、こま落し順次走査信号から、直接、飛越し走査
信号の奇数フィールドの映像信号と偶数フィールドの映
像信号を生成するものである。
使って、こま落し順次走査信号から、直接、飛越し走査
信号の奇数フィールドの映像信号と偶数フィールドの映
像信号を生成するものである。
【0029】図4は、この方法を用いた飛越し走査変換
装置の要部の構成を示すブロック図である。なお、図に
は、CIF方式の映像信号をNTSC方式の映像信号に
変換する場合を代表として示す。
装置の要部の構成を示すブロック図である。なお、図に
は、CIF方式の映像信号をNTSC方式の映像信号に
変換する場合を代表として示す。
【0030】図において、入力端子51には、CIF方
式の映像信号、すなわち、フレーム周波数30Hzのこ
ま落し順次走査信号S11が供給される。この映像信号
S11は、第1フィールド用の2次元空間フィルタ52
と第2フィールド用の2次元空間フィルタ53に供給さ
れる。
式の映像信号、すなわち、フレーム周波数30Hzのこ
ま落し順次走査信号S11が供給される。この映像信号
S11は、第1フィールド用の2次元空間フィルタ52
と第2フィールド用の2次元空間フィルタ53に供給さ
れる。
【0031】2次元空間フィルタ52は、入力信号S1
1の各フレームに対して、このフレームの各画素の映像
信号の位置が、飛越し走査信号の1フィールドの大きさ
で、第1フィールドの各画素の映像信号の位置となるよ
うに、2次元空間でのフィルタリングを施すことによ
り、第1フィールドの映像信号S12を出力する。
1の各フレームに対して、このフレームの各画素の映像
信号の位置が、飛越し走査信号の1フィールドの大きさ
で、第1フィールドの各画素の映像信号の位置となるよ
うに、2次元空間でのフィルタリングを施すことによ
り、第1フィールドの映像信号S12を出力する。
【0032】同様に、2次元空間フィルタ53は、入力
信号S11の各フレームに対して、このフレームの各画
素の映像信号の位置が、飛越し走査信号の1フィールド
の大きさで、第2フィールドの各画素の映像信号の位置
となるように、2次元空間でのフィルタリングを施すこ
とにより、第2フィールドの映像信号S13を出力す
る。
信号S11の各フレームに対して、このフレームの各画
素の映像信号の位置が、飛越し走査信号の1フィールド
の大きさで、第2フィールドの各画素の映像信号の位置
となるように、2次元空間でのフィルタリングを施すこ
とにより、第2フィールドの映像信号S13を出力す
る。
【0033】これら2つの映像信号S12,S13は、
出力端子54,55から図示しない遅延回路等に供給さ
れ、フィールド周波数60Hzの飛越し走査信号として
出力される。
出力端子54,55から図示しない遅延回路等に供給さ
れ、フィールド周波数60Hzの飛越し走査信号として
出力される。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】以上まとめると、こま
落し順次走査信号を飛越し走査信号に変換する方法とし
ては、フレーム周波数の変換を利用する方法(A)と、
2次元空間フィルタを用いる方法(B)がある。
落し順次走査信号を飛越し走査信号に変換する方法とし
ては、フレーム周波数の変換を利用する方法(A)と、
2次元空間フィルタを用いる方法(B)がある。
【0035】(A)の方法を実現するためには、フレー
ム周波数を変換する必要がある。フレーム周波数を変換
するためには、新たにフレームを作り出す必要がある。
新たにフレームを作り出す方法には、フレーム間内挿処
理を用いる方法がある。この方法には、線形内挿を用い
る方法と動き補正を用いる方法がある。
ム周波数を変換する必要がある。フレーム周波数を変換
するためには、新たにフレームを作り出す必要がある。
新たにフレームを作り出す方法には、フレーム間内挿処
理を用いる方法がある。この方法には、線形内挿を用い
る方法と動き補正を用いる方法がある。
【0036】の方法には、映像の動く部分に、ジャー
キネスや輪郭の二重見えが生じる欠点があるが、の方
法には、このような欠点はない。したがって、フレーム
間内挿処理を用いる方法としては、の方法が有効であ
る。
キネスや輪郭の二重見えが生じる欠点があるが、の方
法には、このような欠点はない。したがって、フレーム
間内挿処理を用いる方法としては、の方法が有効であ
る。
【0037】しかしながら、の方法と(B)の方法に
は、次のような問題があった。
は、次のような問題があった。
【0038】すなわち、の方法によって内挿フレーム
を作り出す場合、内挿フレームの画質は、動きベクトル
Vの検出精度によって大きく左右される。もし、誤った
動きベクトルが検出されると、内挿フレームの映像信号
が部分的に崩れてしまう。したがって、この方法を用
いる場合は、動きベクトルVを正確に検出する必要があ
る。
を作り出す場合、内挿フレームの画質は、動きベクトル
Vの検出精度によって大きく左右される。もし、誤った
動きベクトルが検出されると、内挿フレームの映像信号
が部分的に崩れてしまう。したがって、この方法を用
いる場合は、動きベクトルVを正確に検出する必要があ
る。
【0039】しかし、実際には、動きベクトルVをすべ
て正確に検出することは難しい。したがって、の方法
では、ジャーキネスや輪郭の二重見えの発生を防止でき
る反面、内挿フレームの映像信号が部分的に崩れるとい
う問題が新たに生じる。しかも、この方法の場合、この
ような問題だけでなく、動きベクトルVの検出に伴う計
算量が多いという問題を有する。
て正確に検出することは難しい。したがって、の方法
では、ジャーキネスや輪郭の二重見えの発生を防止でき
る反面、内挿フレームの映像信号が部分的に崩れるとい
う問題が新たに生じる。しかも、この方法の場合、この
ような問題だけでなく、動きベクトルVの検出に伴う計
算量が多いという問題を有する。
【0040】また、(B)の方法によってこま落し順次
走査信号を飛越し走査信号に変換する場合、得られた飛
越し走査信号による映像中の特に動く輪郭部分に、がた
がたした不連続な動き、いわゆるジャーキネスが発生す
るという問題があった。
走査信号を飛越し走査信号に変換する場合、得られた飛
越し走査信号による映像中の特に動く輪郭部分に、がた
がたした不連続な動き、いわゆるジャーキネスが発生す
るという問題があった。
【0041】この発明は、上記事情に対処すべくなされ
たもので、内挿フレームを作り出す場合においては、映
像信号の部分的な崩れや計算量の増大を招くことなく、
ジャーキネスや輪郭の二重見えを目立たなくすることに
寄与することができ、2次元空間フィルタを用いて、こ
ま落し順次走査信号を飛越し走査信号に変換する場合に
おいては、ジャーキネスを目立たなくすることに寄与す
ることができる映像信号変換装置を提供することを第1
の目的とする。
たもので、内挿フレームを作り出す場合においては、映
像信号の部分的な崩れや計算量の増大を招くことなく、
ジャーキネスや輪郭の二重見えを目立たなくすることに
寄与することができ、2次元空間フィルタを用いて、こ
ま落し順次走査信号を飛越し走査信号に変換する場合に
おいては、ジャーキネスを目立たなくすることに寄与す
ることができる映像信号変換装置を提供することを第1
の目的とする。
【0042】また、この発明は、内挿フレームを作り出
す場合において、映像信号の部分的な崩れや計算量の増
大を招くことなく、ジャーキネスや輪郭の二重見えを目
立たなくすることができる映像信号内挿装置を提供する
ことを第2の目的とする。
す場合において、映像信号の部分的な崩れや計算量の増
大を招くことなく、ジャーキネスや輪郭の二重見えを目
立たなくすることができる映像信号内挿装置を提供する
ことを第2の目的とする。
【0043】さらに、この発明は、2次元空間フィルタ
を用いて、こま落し順次走査信号を飛越し走査信号に変
換する場合において、ジャーキネスを目立たなくするこ
とができる飛越し走査変換装置を提供することを第3の
目的とする。
を用いて、こま落し順次走査信号を飛越し走査信号に変
換する場合において、ジャーキネスを目立たなくするこ
とができる飛越し走査変換装置を提供することを第3の
目的とする。
【0044】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1に係る発明は、映像信号の時間軸方
向の差分値を検出し、この差分値に基づいて、映像信号
の空間解像度を制御するための制御信号を生成する制御
信号生成手段と、この制御信号生成手段により生成され
た制御信号に基づいて、差分値が大きいほど、映像信号
の空間解像度が低下するように、この映像信号の空間解
像度を制御する空間解像度制御手段とからなる映像信号
変換装置を提供するものである。
るために、請求項1に係る発明は、映像信号の時間軸方
向の差分値を検出し、この差分値に基づいて、映像信号
の空間解像度を制御するための制御信号を生成する制御
信号生成手段と、この制御信号生成手段により生成され
た制御信号に基づいて、差分値が大きいほど、映像信号
の空間解像度が低下するように、この映像信号の空間解
像度を制御する空間解像度制御手段とからなる映像信号
変換装置を提供するものである。
【0045】
【作用】上記構成においては、映像が動くと、制御信号
生成手段で検出される差分値が大きくなる。これによ
り、映像が動いた部分では、空間解像度が低下させられ
る。
生成手段で検出される差分値が大きくなる。これによ
り、映像が動いた部分では、空間解像度が低下させられ
る。
【0046】したがって、上記映像信号変換装置を線形
内挿処理によって内挿フレームを作り出す映像信号内挿
装置に組み込めば、動きベクトルを用いることなく、ジ
ャーキネスや輪郭の二重見えが目立たないようにするこ
とができる。これにより、映像の部分的な崩れや計算量
の増大を招くことなく、ジャーキネスや輪郭の二重見え
が目立たないようにすることができる。
内挿処理によって内挿フレームを作り出す映像信号内挿
装置に組み込めば、動きベクトルを用いることなく、ジ
ャーキネスや輪郭の二重見えが目立たないようにするこ
とができる。これにより、映像の部分的な崩れや計算量
の増大を招くことなく、ジャーキネスや輪郭の二重見え
が目立たないようにすることができる。
【0047】しかも、空間解像度は、差分値が大きいほ
ど、低下するように制御されるので、動きの小さい部分
では、本来の空間解像度を確保することができる。これ
により、内挿フレーム全体の空間解像度をさほど低下さ
せることなく、ジャーキネスや輪郭の二重見えが目立た
ないようにすることができる。
ど、低下するように制御されるので、動きの小さい部分
では、本来の空間解像度を確保することができる。これ
により、内挿フレーム全体の空間解像度をさほど低下さ
せることなく、ジャーキネスや輪郭の二重見えが目立た
ないようにすることができる。
【0048】また、上記映像信号変換装置を、2次元空
間フィルタを用いた飛越し走査変換装置に組み込めば、
映像の動いた部分で、空間解像度が低下させられたこま
落し順次走査信号を用いて、飛越し走査信号を生成する
ことができる。これにより、映像中の動く輪郭部分で、
ジャーキネスを目立たなくすることができる。
間フィルタを用いた飛越し走査変換装置に組み込めば、
映像の動いた部分で、空間解像度が低下させられたこま
落し順次走査信号を用いて、飛越し走査信号を生成する
ことができる。これにより、映像中の動く輪郭部分で、
ジャーキネスを目立たなくすることができる。
【0049】しかも、空間解像度は、差分値が大きいほ
ど、低下するように制御されるので、動きの小さい部分
では、本来の空間解像度を確保することができる。これ
により、変換後の映像全体の空間解像度をさほど低下さ
せることなく、ジャーキネスを目立たなくすることがで
きる。
ど、低下するように制御されるので、動きの小さい部分
では、本来の空間解像度を確保することができる。これ
により、変換後の映像全体の空間解像度をさほど低下さ
せることなく、ジャーキネスを目立たなくすることがで
きる。
【0050】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明の実施
例を詳細に説明する。
例を詳細に説明する。
【0051】まず、この発明の映像信号変換装置を利用
して、映像信号の時間軸方向の周波数を変換するための
内挿映像信号を生成する映像信号内挿装置の実施例を説
明する。
して、映像信号の時間軸方向の周波数を変換するための
内挿映像信号を生成する映像信号内挿装置の実施例を説
明する。
【0052】なお、以下の説明では、映像信号内挿装置
が映像信号のフレーム周波数を変換するための内挿映像
信号を生成する装置である場合、すなわち、上述した内
挿フレームを作り出すための装置である場合を代表とし
て説明する。
が映像信号のフレーム周波数を変換するための内挿映像
信号を生成する装置である場合、すなわち、上述した内
挿フレームを作り出すための装置である場合を代表とし
て説明する。
【0053】図1は、このような映像信号内挿装置の第
1の実施例の構成を示すブロック図である。
1の実施例の構成を示すブロック図である。
【0054】図示の装置は、線形内挿処理によって、内
挿フレームの映像信号を生成する線形内挿部と、この線
形内挿部によって生成される内挿映像信号の空間解像度
を制御する映像信号変換部とから構成されている。
挿フレームの映像信号を生成する線形内挿部と、この線
形内挿部によって生成される内挿映像信号の空間解像度
を制御する映像信号変換部とから構成されている。
【0055】線形内挿部は、例えば、乗算器15,16
と加算器17とから構成され、後フレームと前フレーム
の映像信号S1,S2を、その重み係数信号S3,S4
に基づいて、荷重加算することにより、内挿映像信号S
5を生成するようになっている。
と加算器17とから構成され、後フレームと前フレーム
の映像信号S1,S2を、その重み係数信号S3,S4
に基づいて、荷重加算することにより、内挿映像信号S
5を生成するようになっている。
【0056】映像信号変換部は、例えば、係数演算回路
18と、適応フィルタ19とから構成され、映像信号S
1,S2の差分値を検出し、この検出出力に基づいて、
線形内挿出力の空間解像度を制御することにより、内挿
映像信号S5の空間解像度を直接制御するようになって
いる。この場合、空間解像度は、上記差分値の絶対値が
大きいほど低下するように制御される。
18と、適応フィルタ19とから構成され、映像信号S
1,S2の差分値を検出し、この検出出力に基づいて、
線形内挿出力の空間解像度を制御することにより、内挿
映像信号S5の空間解像度を直接制御するようになって
いる。この場合、空間解像度は、上記差分値の絶対値が
大きいほど低下するように制御される。
【0057】映像信号内挿装置の第1の実施例の概略構
成は以上のようなものであるが、次に、その具体的な構
成を説明する。
成は以上のようなものであるが、次に、その具体的な構
成を説明する。
【0058】図1において、入力端子11には、フレー
ム内挿に用いる後フレームの映像信号S1が入力され、
入力端子12には、フレーム内挿に用いる前フレームの
映像信号S2が入力される。この場合、映像信号S1,
S2は、空間的位置が同じ2つの画素の信号が同時に対
応する入力端子11,12に入力されるように、入力さ
れる。
ム内挿に用いる後フレームの映像信号S1が入力され、
入力端子12には、フレーム内挿に用いる前フレームの
映像信号S2が入力される。この場合、映像信号S1,
S2は、空間的位置が同じ2つの画素の信号が同時に対
応する入力端子11,12に入力されるように、入力さ
れる。
【0059】入力端子13,14には、線形内挿を行う
ための重み係数信号S3,S4が供給される。この重み
係数信号S3,S4の値は、次のように設定されてい
る。いま、図5に示すように、内挿フレームが、前フレ
ームの時間的位置と後フレームの時間的位置をm:nに
内分する位置にあるとする。この場合、重み係数信号S
3の値は、m/(m+n)に設定され、重み係数信号S
4の値は、n/(m+n)に設定される。
ための重み係数信号S3,S4が供給される。この重み
係数信号S3,S4の値は、次のように設定されてい
る。いま、図5に示すように、内挿フレームが、前フレ
ームの時間的位置と後フレームの時間的位置をm:nに
内分する位置にあるとする。この場合、重み係数信号S
3の値は、m/(m+n)に設定され、重み係数信号S
4の値は、n/(m+n)に設定される。
【0060】入力端子11に入力された映像信号S1
は、乗算器15に供給され、入力端子13に入力された
重み係数信号S3と乗算される。同様に、入力端子12
に入力された映像信号S2は、乗算器16に供給され、
入力端子14に入力された重み係数信号S4と乗算され
る。各乗算器15,16の出力信号は、加算器17で加
算される。これにより、内挿フレームの映像信号、すな
わち、内挿映像信号S5が得られる。この内挿映像信号
S5は、適応フィルタ19に供給される。
は、乗算器15に供給され、入力端子13に入力された
重み係数信号S3と乗算される。同様に、入力端子12
に入力された映像信号S2は、乗算器16に供給され、
入力端子14に入力された重み係数信号S4と乗算され
る。各乗算器15,16の出力信号は、加算器17で加
算される。これにより、内挿フレームの映像信号、すな
わち、内挿映像信号S5が得られる。この内挿映像信号
S5は、適応フィルタ19に供給される。
【0061】入力端子11,12に入力されたる映像信
号S1,S2は、さらに、係数演算回路18に供給され
る。この係数演算回路18は、各画素ごとに、2つの映
像信号S1,S2の差分値を検出し、この差分値に基づ
いて、係数信号S6を生成する。この係数信号S6は、
内挿映像信号S5の空間解像度を制御するための制御信
号として、適応フィルタ19に供給される。
号S1,S2は、さらに、係数演算回路18に供給され
る。この係数演算回路18は、各画素ごとに、2つの映
像信号S1,S2の差分値を検出し、この差分値に基づ
いて、係数信号S6を生成する。この係数信号S6は、
内挿映像信号S5の空間解像度を制御するための制御信
号として、適応フィルタ19に供給される。
【0062】適応フィルタ19は、各画素ごとに、係数
信号S6に基づいて、内挿映像信号S5の空間解像度を
制御する。この場合、空間解像度は、上記の如く、映像
信号S1,S2の差分値の絶対値が大きいほど低下する
ように制御される。
信号S6に基づいて、内挿映像信号S5の空間解像度を
制御する。この場合、空間解像度は、上記の如く、映像
信号S1,S2の差分値の絶対値が大きいほど低下する
ように制御される。
【0063】空間解像度を制御された内挿映像信号S5
は、内挿フレームの真の内挿映像信号S7として、出力
端子20に供給される。この内挿映像信号S7は、その
まま、フレーム周波数変換後の映像信号として利用され
るか、あるいは、必要に応じて、フレーム周波数変換前
の映像信号と組み合わされることにより、フレーム周波
数変換後の映像信号として利用される。
は、内挿フレームの真の内挿映像信号S7として、出力
端子20に供給される。この内挿映像信号S7は、その
まま、フレーム周波数変換後の映像信号として利用され
るか、あるいは、必要に応じて、フレーム周波数変換前
の映像信号と組み合わされることにより、フレーム周波
数変換後の映像信号として利用される。
【0064】上記構成においては、フレーム周波数変換
前の映像に動く部分が存在すると、この部分で、係数演
算回路18で検出される映像信号S1,S2の差分値が
大きくなる。これにより、加算回路17から出力される
内挿映像信号S5の空間解像度が、適応フィルタ19に
よって低下させられる。その結果、内挿フレームの映像
において、動く部分のジャダーや輪郭の二重見えが目立
たなくなる。
前の映像に動く部分が存在すると、この部分で、係数演
算回路18で検出される映像信号S1,S2の差分値が
大きくなる。これにより、加算回路17から出力される
内挿映像信号S5の空間解像度が、適応フィルタ19に
よって低下させられる。その結果、内挿フレームの映像
において、動く部分のジャダーや輪郭の二重見えが目立
たなくなる。
【0065】また、内挿映像信号S5の空間解像度は、
差分値の絶対値が大きいほど、低下するように制御され
る。これにより、動きが小さい部分では、本来の空間解
像度を確保することができる。その結果、内挿フレーム
全体の空間解像度をさほど低下させることなく、動く部
分のジャーキネスや輪郭の二重見えが目立たなくするこ
とができる。
差分値の絶対値が大きいほど、低下するように制御され
る。これにより、動きが小さい部分では、本来の空間解
像度を確保することができる。その結果、内挿フレーム
全体の空間解像度をさほど低下させることなく、動く部
分のジャーキネスや輪郭の二重見えが目立たなくするこ
とができる。
【0066】なお、内挿映像信号S5の空間解像度の制
御は、図6に示すように、内挿フレームの時間的位置が
後フレームの時間的位置と一致する場合であっても実行
してよい。これは、各内挿フレームの空間解像度を均等
にすることにより、各内挿フレーム間での空間解像度の
ばらつきに起因する画質の低下を防止するためである。
御は、図6に示すように、内挿フレームの時間的位置が
後フレームの時間的位置と一致する場合であっても実行
してよい。これは、各内挿フレームの空間解像度を均等
にすることにより、各内挿フレーム間での空間解像度の
ばらつきに起因する画質の低下を防止するためである。
【0067】すなわち、内挿フレームの時間的位置が、
後フレームの時間的位置と一致する場合、後フレームの
重み係数信号S3の値は1に設定され、前フレームの重
み係数信号S4の値は0に設定される。したがって、こ
の場合は、内挿フレームは後フレームと一致する。
後フレームの時間的位置と一致する場合、後フレームの
重み係数信号S3の値は1に設定され、前フレームの重
み係数信号S4の値は0に設定される。したがって、こ
の場合は、内挿フレームは後フレームと一致する。
【0068】このような状態の下では、実質的に線形内
挿がなされないので、ジャーキネスや輪郭の二重見えが
発生しない。したがって、この場合は、空間解像度を制
御する必要はない。
挿がなされないので、ジャーキネスや輪郭の二重見えが
発生しない。したがって、この場合は、空間解像度を制
御する必要はない。
【0069】しかし、このようにすると、時間的位置が
後フレームの時間的位置と一致する内挿フレームと一致
しない内挿フレームとの間で、フレーム全体の空間解像
度にばらつきが生じる。これにより、内挿映像の画質が
低下してしまう。
後フレームの時間的位置と一致する内挿フレームと一致
しない内挿フレームとの間で、フレーム全体の空間解像
度にばらつきが生じる。これにより、内挿映像の画質が
低下してしまう。
【0070】そこで、この実施例は、内挿フレームの時
間的位置が後フレームの時間的位置と一致する場合で
も、空間解像度を制御することにより、各内挿フレーム
間での空間解像度のばらつきに起因する画質の低下を防
止しているわけである。
間的位置が後フレームの時間的位置と一致する場合で
も、空間解像度を制御することにより、各内挿フレーム
間での空間解像度のばらつきに起因する画質の低下を防
止しているわけである。
【0071】以上が第1の実施例の全体的な構成であ
る。次に、映像信号変換部を構成する係数演算回路18
と適応フィルタ19の具体的構成の一例を説明する。
る。次に、映像信号変換部を構成する係数演算回路18
と適応フィルタ19の具体的構成の一例を説明する。
【0072】まず、係数演算回路18の具体的構成の一
例を説明する。図7は、この回路18の具体的構成の一
例を示すブロック図である。
例を説明する。図7は、この回路18の具体的構成の一
例を示すブロック図である。
【0073】図示の係数演算回路18は、減算器183
と、絶対値回路184と、変換回路185とから構成さ
れ、各画素ごとに、映像信号S1,S2の差分値を検出
し、この差分値の絶対値に応じた値αをもつ係数信号S
6を、空間解像度の制御信号として出力するようになっ
ている。ここで、αは、0≦α≦1に設定されている。
と、絶対値回路184と、変換回路185とから構成さ
れ、各画素ごとに、映像信号S1,S2の差分値を検出
し、この差分値の絶対値に応じた値αをもつ係数信号S
6を、空間解像度の制御信号として出力するようになっ
ている。ここで、αは、0≦α≦1に設定されている。
【0074】すなわち、図7において、入力端子18
1,182には、それぞれ映像信号S1,S2が入力さ
れる。これら映像信号S1,S2は減算器183に供給
され、両差の差分値(i1−i2)を算出される。
1,182には、それぞれ映像信号S1,S2が入力さ
れる。これら映像信号S1,S2は減算器183に供給
され、両差の差分値(i1−i2)を算出される。
【0075】この差分値(i1−i2)は、絶対回路1
84に供給され、その絶対値d(=|i1 −i2 |)を
算出される。この絶対値dは、変換回路185に供給さ
れ、値αを持つ係数信号S6に変換される。この係数信
号S6は、出力端子186を介して、適応フィルタ19
に制御信号として供給される。
84に供給され、その絶対値d(=|i1 −i2 |)を
算出される。この絶対値dは、変換回路185に供給さ
れ、値αを持つ係数信号S6に変換される。この係数信
号S6は、出力端子186を介して、適応フィルタ19
に制御信号として供給される。
【0076】なお、変換回路185の変換特性は、絶対
値dが大きいほど、内挿映像信号S5の空間解像度を低
下させるという要件を満たすように設定される。この要
件を満たす変換特性は、適応フィルタ19の構成との関
係で定まる。したがって、この変換特性については、次
の適応フィルタ19の説明のところで説明する。
値dが大きいほど、内挿映像信号S5の空間解像度を低
下させるという要件を満たすように設定される。この要
件を満たす変換特性は、適応フィルタ19の構成との関
係で定まる。したがって、この変換特性については、次
の適応フィルタ19の説明のところで説明する。
【0077】次に、適応フィルタ19の具体的構成の一
例を説明する。図8は、このフィルタ19の具体的構成
の一例を示すブロック図である。
例を説明する。図8は、このフィルタ19の具体的構成
の一例を示すブロック図である。
【0078】図示の適応フィルタ19は、画素信号記憶
回路193と、係数記憶回路194と、適応フィルタ演
算回路195とから構成され、各画素ごとに、内挿映像
信号S5の平均値を求め、この平均値と本来の値とを、
係数信号S6に基づいて、荷重加算することにより、真
の内挿映像信号S7を生成するようになっている。
回路193と、係数記憶回路194と、適応フィルタ演
算回路195とから構成され、各画素ごとに、内挿映像
信号S5の平均値を求め、この平均値と本来の値とを、
係数信号S6に基づいて、荷重加算することにより、真
の内挿映像信号S7を生成するようになっている。
【0079】すなわち、図8において、入力端子191
には、図1の加算器17から出力される内挿映像信号S
5が入力される。一方、入力端子192には、図1の係
数演算回路18から出力される係数信号S6が入力され
る。
には、図1の加算器17から出力される内挿映像信号S
5が入力される。一方、入力端子192には、図1の係
数演算回路18から出力される係数信号S6が入力され
る。
【0080】入力端子191に入力された内挿映像信号
S5は、画素信号記憶回路193に供給される。この画
素信号記憶回路193は、複数の遅延タップを有し、空
間解像度の制御対象となる画素の内挿映像信号S5
(0)と、この制御対象画素の周辺に位置する画素の内
挿映像信号S5(i){i=1,2,…,n}を同時に
出力する。これら制御対象画素の内挿映像信号S5
(0)と周辺画素の内挿映像信号S5(i)は、適応フ
ィルタ演算回路195に供給される。
S5は、画素信号記憶回路193に供給される。この画
素信号記憶回路193は、複数の遅延タップを有し、空
間解像度の制御対象となる画素の内挿映像信号S5
(0)と、この制御対象画素の周辺に位置する画素の内
挿映像信号S5(i){i=1,2,…,n}を同時に
出力する。これら制御対象画素の内挿映像信号S5
(0)と周辺画素の内挿映像信号S5(i)は、適応フ
ィルタ演算回路195に供給される。
【0081】一方、入力端子192に供給された制御対
象画素の係数信号S6(0)は、係数記憶回路194に
供給され、この画素の内挿映像信号S5(0)と同じ時
間だけ遅延された後、適応フィルタ演算回路195に供
給される。
象画素の係数信号S6(0)は、係数記憶回路194に
供給され、この画素の内挿映像信号S5(0)と同じ時
間だけ遅延された後、適応フィルタ演算回路195に供
給される。
【0082】適応フィルタ演算回路195は、画素信号
記憶回路193から供給される(n+1)個の内挿映像
信号S5(0),S5(i)の平均値を求め、この平均
値と制御対象画素の内挿映像信号S5(0)とを、その
係数信号S6(0)に基づいて荷重加算することによ
り、制御対象画素の真の内挿映像信号S7(0)を生成
する。
記憶回路193から供給される(n+1)個の内挿映像
信号S5(0),S5(i)の平均値を求め、この平均
値と制御対象画素の内挿映像信号S5(0)とを、その
係数信号S6(0)に基づいて荷重加算することによ
り、制御対象画素の真の内挿映像信号S7(0)を生成
する。
【0083】以上が適応フィルタ19の全体的な構成で
ある。次に、このフィルタ19を構成する画素信号記憶
回路193と、係数信号記憶回路194と、適応フィル
タ演算回路195の具体的構成の一例を説明する。
ある。次に、このフィルタ19を構成する画素信号記憶
回路193と、係数信号記憶回路194と、適応フィル
タ演算回路195の具体的構成の一例を説明する。
【0084】まず、画素信号記憶回路193の具体的構
成の一例を説明する。この回路は、上記の如く、制御対
象画素の内挿映像信号S5(0)と、その周辺画素の内
挿映像信号S5(i)を同時に出力する。図9は、周辺
画素の設定例を示す図である。
成の一例を説明する。この回路は、上記の如く、制御対
象画素の内挿映像信号S5(0)と、その周辺画素の内
挿映像信号S5(i)を同時に出力する。図9は、周辺
画素の設定例を示す図である。
【0085】図において、P0は、制御対象画素であ
り、Pi{i=1,2,…,n}は周辺画素である。図
には、5つの設定例を示す。ここで、例えば、(a)に
示す例は、制御対象画素P0を中心とする縦s画素、横
t画素からなるブロックを設定し、このブロック内に位
置する(st−1)個の画素Piを周辺画素とするよう
にしたものである。
り、Pi{i=1,2,…,n}は周辺画素である。図
には、5つの設定例を示す。ここで、例えば、(a)に
示す例は、制御対象画素P0を中心とする縦s画素、横
t画素からなるブロックを設定し、このブロック内に位
置する(st−1)個の画素Piを周辺画素とするよう
にしたものである。
【0086】これらの画素P0,Piの内挿映像信号S
5(0),S5(i)を同時に出力するために、画素信
号記憶回路193は、例えば、内挿映像信号S5を1水
平走査ライン分だけ遅延するIH遅延回路と1画素分だ
け遅延する1画素遅延回路とを適宜組み合わせることに
より構成されている。
5(0),S5(i)を同時に出力するために、画素信
号記憶回路193は、例えば、内挿映像信号S5を1水
平走査ライン分だけ遅延するIH遅延回路と1画素分だ
け遅延する1画素遅延回路とを適宜組み合わせることに
より構成されている。
【0087】例えば、周辺画素Piが図9(a)のよう
に設定される場合、画素信号記憶回路193は、(s−
1)個の1H遅延回路とs×(t−1)個の1画素遅延
回路とから構成される。なお、図9(a)の場合、s=
5、t=5なので、画素信号記憶回路193は、4個の
1H遅延回路と20個の1画素遅延回路により構成され
る。
に設定される場合、画素信号記憶回路193は、(s−
1)個の1H遅延回路とs×(t−1)個の1画素遅延
回路とから構成される。なお、図9(a)の場合、s=
5、t=5なので、画素信号記憶回路193は、4個の
1H遅延回路と20個の1画素遅延回路により構成され
る。
【0088】図10は、この場合の構成を示すブロック
図である。図において、入力端子191に供給された内
挿映像信号S5は、直列接続された4個の1H遅延回路
1A(1)〜1A(4)により、順次、1水平走査ライ
ン分ずつ遅延される。これにより、5ライン分の内挿映
像信号S5が同時に得られる。
図である。図において、入力端子191に供給された内
挿映像信号S5は、直列接続された4個の1H遅延回路
1A(1)〜1A(4)により、順次、1水平走査ライ
ン分ずつ遅延される。これにより、5ライン分の内挿映
像信号S5が同時に得られる。
【0089】また、各水平走査ラインの内挿映像信号S
5は、直列接続された4個の1画素遅延回路2A(y,
x){y=0,1,…,4、x=0,1,…,3}によ
り、順次、1画素分ずつ遅延される。これにより、25
画素分の映像信号S5(0),S5(1)〜S5(2
4)が同時に出力される。
5は、直列接続された4個の1画素遅延回路2A(y,
x){y=0,1,…,4、x=0,1,…,3}によ
り、順次、1画素分ずつ遅延される。これにより、25
画素分の映像信号S5(0),S5(1)〜S5(2
4)が同時に出力される。
【0090】この場合、制御対象画素P0の映像信号S
5(0)は、1画素遅延回路2A(2,1)から出力さ
れ、周辺画素P1の映像信号S5(1)は、1画素遅延
回路2A(4,3)から出力される。
5(0)は、1画素遅延回路2A(2,1)から出力さ
れ、周辺画素P1の映像信号S5(1)は、1画素遅延
回路2A(4,3)から出力される。
【0091】以上が画素信号記憶回路193の具体的構
成の一例である。次に、係数記憶回路194の具体的構
成の一例を説明する。なお、以下の説明では、画像信号
記憶回路193の構成が上述した図10に示すものであ
る場合を代表として説明する。
成の一例である。次に、係数記憶回路194の具体的構
成の一例を説明する。なお、以下の説明では、画像信号
記憶回路193の構成が上述した図10に示すものであ
る場合を代表として説明する。
【0092】係数記憶回路194は、制御対象画素P0
の係数信号S6(0)を、この画素P0の内挿映像信号
S5(0)が画素信号記憶回路193から出力されるタ
イミングと同じタイミングで出力するものでなければな
らない。言い換えれば、係数記憶回路194は、制御対
象画素P0の係数信号S6(0)を、この画素P0の内
挿映像信号S5(0)と同じ時間だけ遅延するものでな
ければならない。
の係数信号S6(0)を、この画素P0の内挿映像信号
S5(0)が画素信号記憶回路193から出力されるタ
イミングと同じタイミングで出力するものでなければな
らない。言い換えれば、係数記憶回路194は、制御対
象画素P0の係数信号S6(0)を、この画素P0の内
挿映像信号S5(0)と同じ時間だけ遅延するものでな
ければならない。
【0093】したがって、係数記憶回路194は、図1
1に示すように、2個の1H遅延回路1B(1),1B
(2)と、2個の1画素遅延回路2B(2,0),2B
(2,1)により構成される。ここで、1H遅延回路1
B(1),1B(2)はそれぞれ図10の1H遅延回路
1A(1),1A(2)に相当し、1画素遅延回路2B
(2,0),2B(2,1)は、図10の1画素遅延回
路2A(2,0),2A(2,1)に相当する。
1に示すように、2個の1H遅延回路1B(1),1B
(2)と、2個の1画素遅延回路2B(2,0),2B
(2,1)により構成される。ここで、1H遅延回路1
B(1),1B(2)はそれぞれ図10の1H遅延回路
1A(1),1A(2)に相当し、1画素遅延回路2B
(2,0),2B(2,1)は、図10の1画素遅延回
路2A(2,0),2A(2,1)に相当する。
【0094】このような構成によれば、入力端子192
に供給された制御対象画素P0の係数信号S6(0)
は、この画素P0の内挿映像信号S5(0)と同様に、
2水平走査ライン+2画素分の時間だけ遅延される。こ
れにより、制御対象画素P0の内挿映像信号S5(0)
と係数信号S6(0)が同時に適応フィルタ演算回路1
95に供給される。
に供給された制御対象画素P0の係数信号S6(0)
は、この画素P0の内挿映像信号S5(0)と同様に、
2水平走査ライン+2画素分の時間だけ遅延される。こ
れにより、制御対象画素P0の内挿映像信号S5(0)
と係数信号S6(0)が同時に適応フィルタ演算回路1
95に供給される。
【0095】以上が係数記憶回路194の具体的構成の
一例である。次に、適応フィルタ演算回路195の具体
的構成の一例を説明する。図12は、適応フィルタ演算
回路195の具体的構成の一例を示すブロック図であ
る。
一例である。次に、適応フィルタ演算回路195の具体
的構成の一例を説明する。図12は、適応フィルタ演算
回路195の具体的構成の一例を示すブロック図であ
る。
【0096】図示の適応フィルタ演算回路195は、平
均値算出回路1Cと、減算器2Cと、乗算器3C,4C
と、加算器5Cとから構成され、各画素ごとに、画素信
号記憶回路193から供給される(n+1)個の内挿映
像信号S5(0)〜S5(n)の平均値bを求め、この
平均値bと制御対象画素P0の映像信号S5(0)の値
a0とを、係数信号S6(0)に基づいて荷重加算する
ことにより、映像信号S7(0)を生成するようになっ
ている。
均値算出回路1Cと、減算器2Cと、乗算器3C,4C
と、加算器5Cとから構成され、各画素ごとに、画素信
号記憶回路193から供給される(n+1)個の内挿映
像信号S5(0)〜S5(n)の平均値bを求め、この
平均値bと制御対象画素P0の映像信号S5(0)の値
a0とを、係数信号S6(0)に基づいて荷重加算する
ことにより、映像信号S7(0)を生成するようになっ
ている。
【0097】すなわち、図12において、画素信号記憶
回路193から出力される制御対象画素P0の映像信号
S5(0)とn個の周辺画素P1〜Pnの映像信号S5
(1)〜S5(n)は、平均値算出回路1Cに供給さ
れ、次式(1)に従って、平均値bを算出される。
回路193から出力される制御対象画素P0の映像信号
S5(0)とn個の周辺画素P1〜Pnの映像信号S5
(1)〜S5(n)は、平均値算出回路1Cに供給さ
れ、次式(1)に従って、平均値bを算出される。
【0098】 b={1/(n+1)}Σai …(1) 但し、i=0,1,…,n これと同時に、係数記憶回路194から出力される制御
対象画素P0の係数信号S6(0)は、減算器2Cと乗
算器4Cに供給される。減算器2Cにおいては、1から
係数信号S6(n)の値αを減ずる処理がなされる。こ
れにより、(1−α)なる値を持つ信号が得られる。こ
の信号は乗算器3Cに供給され、制御対象画素P0の内
挿映像信号S5(0)と乗算される。これにより、(1
−α)a0なる値をもつ信号が得られる。
対象画素P0の係数信号S6(0)は、減算器2Cと乗
算器4Cに供給される。減算器2Cにおいては、1から
係数信号S6(n)の値αを減ずる処理がなされる。こ
れにより、(1−α)なる値を持つ信号が得られる。こ
の信号は乗算器3Cに供給され、制御対象画素P0の内
挿映像信号S5(0)と乗算される。これにより、(1
−α)a0なる値をもつ信号が得られる。
【0099】一方、乗算器4Cに供給された係数信号S
6(0)は、平均値算出回路1Cから出力される平均値
信号と乗算される。これにより、αbなる値を有する信
号が得られる。この信号は、加算器5Cにおいて、乗算
器3Cの出力信号と加算される。これにより、次式
(2)で示されるような値aを有する信号が得られる。
6(0)は、平均値算出回路1Cから出力される平均値
信号と乗算される。これにより、αbなる値を有する信
号が得られる。この信号は、加算器5Cにおいて、乗算
器3Cの出力信号と加算される。これにより、次式
(2)で示されるような値aを有する信号が得られる。
【0100】 a=(1−α)a0+αb …(2) この信号は、制御対象画素P0の真の内挿映像信号S7
として、出力端子20に供給される。
として、出力端子20に供給される。
【0101】式(2)から明らかな如く、映像信号S7
の値aは、αが0の場合は、a0となり、αが大きくな
ると、a0の割合が減り、bの割合が増える。そして、
αが1になると、aはbとなる。
の値aは、αが0の場合は、a0となり、αが大きくな
ると、a0の割合が減り、bの割合が増える。そして、
αが1になると、aはbとなる。
【0102】つまり、適応フィルタ演算回路195は、
αが大きいほど、内挿映像信号S5の空間解像度を下げ
るように働く。一方、この空間解像度は、上記の如く、
映像信号S1,S2の差分値(i1−i2)の絶対値d
が大きいほど低下させられる。
αが大きいほど、内挿映像信号S5の空間解像度を下げ
るように働く。一方、この空間解像度は、上記の如く、
映像信号S1,S2の差分値(i1−i2)の絶対値d
が大きいほど低下させられる。
【0103】以上から、図7に示す変換回路185の変
換特性は、絶対値dが大きいほど、αを大きくするよう
な特性でなければならない。このような変換特性として
は、種々考えられるが、図13にその数例を示す。
換特性は、絶対値dが大きいほど、αを大きくするよう
な特性でなければならない。このような変換特性として
は、種々考えられるが、図13にその数例を示す。
【0104】以上詳述したこの実施例によれば、次のよ
うな効果が得られる。
うな効果が得られる。
【0105】(1)まず、前フレームと後フレームの映
像信号S1,S2の差分値を検出し、この差分値に基づ
いて、線形内挿により生成された内挿映像信号S5の空
間解像度を制御するようにしたので、動きベクトルを用
いることなく、映像の動く部分でのジャーキネスや輪郭
の二重見えを目立たなくすることができる。これによ
り、映像信号の部分的な崩れや計算量の増大を招くこと
なく、ジャーキネスや輪郭の二重見えを目立たなくする
ことができる (2)また、差分値の絶対値が大きいほど、空間解像度
を低下させるようにしたので、動きが小さい部分では、
本来の空間解像度を得ることができる。これにより、内
挿フレーム全体の画質を低下させることなく、ジャーキ
ネスや輪郭の二重見えを目立たなくすることができる。
像信号S1,S2の差分値を検出し、この差分値に基づ
いて、線形内挿により生成された内挿映像信号S5の空
間解像度を制御するようにしたので、動きベクトルを用
いることなく、映像の動く部分でのジャーキネスや輪郭
の二重見えを目立たなくすることができる。これによ
り、映像信号の部分的な崩れや計算量の増大を招くこと
なく、ジャーキネスや輪郭の二重見えを目立たなくする
ことができる (2)また、差分値の絶対値が大きいほど、空間解像度
を低下させるようにしたので、動きが小さい部分では、
本来の空間解像度を得ることができる。これにより、内
挿フレーム全体の画質を低下させることなく、ジャーキ
ネスや輪郭の二重見えを目立たなくすることができる。
【0106】(3)また、内挿フレームの時間的位置が
変換前のフレームの時間的位置と同じ場合であっても、
空間解像度を制御するようにしたので、各内挿フレーム
の空間解像度を均等にすることができる。これにより、
内挿フレーム間での空間解像度のばらつきに起因する画
質の低下を防止することができる。
変換前のフレームの時間的位置と同じ場合であっても、
空間解像度を制御するようにしたので、各内挿フレーム
の空間解像度を均等にすることができる。これにより、
内挿フレーム間での空間解像度のばらつきに起因する画
質の低下を防止することができる。
【0107】図14は、この発明の内挿信号生成装置の
第2の実施例の構成を示すブロック図である。なお、図
14において、図1と同一機能を果たす部分には、同一
符号を付して詳細な説明を省略する。
第2の実施例の構成を示すブロック図である。なお、図
14において、図1と同一機能を果たす部分には、同一
符号を付して詳細な説明を省略する。
【0108】先の実施例では、適応フィルタ19を線形
内挿部の出力段に設け、線形内挿処理により得られた内
挿映像信号S5の空間解像度を直接制御する場合を説明
した。
内挿部の出力段に設け、線形内挿処理により得られた内
挿映像信号S5の空間解像度を直接制御する場合を説明
した。
【0109】これに対し、この実施例は、適応フィルタ
を線形内挿部の入力段に設け、映像信号S1,S2の空
間解像度を制御することにより、間接的に、内挿映像信
号S5の空間解像度を制御するようにしたものである。
を線形内挿部の入力段に設け、映像信号S1,S2の空
間解像度を制御することにより、間接的に、内挿映像信
号S5の空間解像度を制御するようにしたものである。
【0110】すなわち、図14において、31(1)
は、入力端子11と乗算器15の間に挿入され、係数信
号S6に基づいて、映像信号S1の空間解像度を制御す
る適応フィルタである。同様に、31(2)は、入力端
子12と乗算器16の間に挿入され、係数信号S6に基
づいて、映像信号S2の空間解像度を制御する適応フィ
ルタである。
は、入力端子11と乗算器15の間に挿入され、係数信
号S6に基づいて、映像信号S1の空間解像度を制御す
る適応フィルタである。同様に、31(2)は、入力端
子12と乗算器16の間に挿入され、係数信号S6に基
づいて、映像信号S2の空間解像度を制御する適応フィ
ルタである。
【0111】適応フィルタ31(1)は、図1の適応フ
ィルタ19と同様に、画素信号記憶回路311(1)
と、係数記憶回路312と、適応フィルタ演算回路31
3(1)とから構成されている。同様に、適応フィルタ
31(2)も、画素信号記憶回路311(2)と、係数
記憶回路312と、適応フィルタ演算回路313(2)
とから構成されている。但し、この場合、係数記憶回路
312は、2つの適応フィルタ31(1),31(2)
で兼用されている。
ィルタ19と同様に、画素信号記憶回路311(1)
と、係数記憶回路312と、適応フィルタ演算回路31
3(1)とから構成されている。同様に、適応フィルタ
31(2)も、画素信号記憶回路311(2)と、係数
記憶回路312と、適応フィルタ演算回路313(2)
とから構成されている。但し、この場合、係数記憶回路
312は、2つの適応フィルタ31(1),31(2)
で兼用されている。
【0112】このような構成においても、映像信号S
1,S2の空間解像度が制御されることによって、結果
的に、内挿映像信号S5の空間解像度が制御されるの
で、先の実施例と同様の効果を得ることができる。
1,S2の空間解像度が制御されることによって、結果
的に、内挿映像信号S5の空間解像度が制御されるの
で、先の実施例と同様の効果を得ることができる。
【0113】なお、この実施例では、2つの適応フィル
タ31(1),31(2)を設けるに当たって、係数記
憶回路312を2つのフィルタ31(1),31(2)
で兼用するようにしたので、これらを少ない回路規模で
実現することができる利点がある。
タ31(1),31(2)を設けるに当たって、係数記
憶回路312を2つのフィルタ31(1),31(2)
で兼用するようにしたので、これらを少ない回路規模で
実現することができる利点がある。
【0114】図15は、この発明の映像信号内挿装置の
第3の実施例の構成を示すブロック図である。なお、図
15において、先の図14と同一機能を果たす部分に
は、同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
第3の実施例の構成を示すブロック図である。なお、図
15において、先の図14と同一機能を果たす部分に
は、同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
【0115】先の第2の実施例では、映像信号S1,S
2の空間解像度を制御することにより、内挿映像信号S
5の空間解像度を間接的に制御するに当たり、重み係数
を掛け合わせる前の映像信号S1,S2の空間解像度を
制御する場合を説明した。
2の空間解像度を制御することにより、内挿映像信号S
5の空間解像度を間接的に制御するに当たり、重み係数
を掛け合わせる前の映像信号S1,S2の空間解像度を
制御する場合を説明した。
【0116】これに対し、この実施例は、重み係数を掛
け合わせた後の映像信号S1,S2の空間解像度を制御
するようにしたものある。すなわち、適応フィルタ31
(1),31(2)を、乗算器15,16の入力段では
なく、出力段に設けるようにしたものである。
け合わせた後の映像信号S1,S2の空間解像度を制御
するようにしたものある。すなわち、適応フィルタ31
(1),31(2)を、乗算器15,16の入力段では
なく、出力段に設けるようにしたものである。
【0117】このような構成においても、先の第2の実
施例と同様に、内挿映像信号S5の空間解像度を間接的
に制御することができるので、この第1の実施例と同様
の効果を得ることができる。
施例と同様に、内挿映像信号S5の空間解像度を間接的
に制御することができるので、この第1の実施例と同様
の効果を得ることができる。
【0118】図16は、この発明の映像信号内挿装置の
第4の実施例の構成を示すブロック図である。なお、図
16において、先の図1とほぼ同一機能を果たす部分に
は、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
第4の実施例の構成を示すブロック図である。なお、図
16において、先の図1とほぼ同一機能を果たす部分に
は、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0119】先の第1、第2,第3の実施例では、係数
信号S6を、入力端子11,12に供給される映像信号
S1,S2に基づいて生成する場合を説明した。
信号S6を、入力端子11,12に供給される映像信号
S1,S2に基づいて生成する場合を説明した。
【0120】しかし、第2,第3の実施例のように、映
像信号S1,S2の空間解像度を制御することにより、
内挿映像信号S5の空間解像度を制御する構成において
は、適応フィルタ31(1),31(2)の画素信号記
憶回路311(1),311(2)から出力される制御
対象画素P0の映像信号は、入力端子11,12に供給
される映像信号S1,S2と実質的に同じである。
像信号S1,S2の空間解像度を制御することにより、
内挿映像信号S5の空間解像度を制御する構成において
は、適応フィルタ31(1),31(2)の画素信号記
憶回路311(1),311(2)から出力される制御
対象画素P0の映像信号は、入力端子11,12に供給
される映像信号S1,S2と実質的に同じである。
【0121】そこで、この実施例では、係数信号S6
を、画素信号記憶回路311(1),311(2)から
出力される制御対象画素P0の映像信号に基づいて生成
するようにしたものである。
を、画素信号記憶回路311(1),311(2)から
出力される制御対象画素P0の映像信号に基づいて生成
するようにしたものである。
【0122】なお、図16には、この実施例を図14の
構成に適用する場合を説明したが、図15の構成にも適
用することができることは勿論である。
構成に適用する場合を説明したが、図15の構成にも適
用することができることは勿論である。
【0123】このような構成によれば、係数演算回路1
8から出力される制御対象画素P0の係数信号S6
(0)の出力タイミングを、画素信号記憶回路311
(1),311(2)から出力される制御対象画素P0
の映像信号の出力タイミングに一致させることができる
ので、係数信号S6(0)を遅延するための係数記憶回
路312を省略することができるという利点が得られ
る。
8から出力される制御対象画素P0の係数信号S6
(0)の出力タイミングを、画素信号記憶回路311
(1),311(2)から出力される制御対象画素P0
の映像信号の出力タイミングに一致させることができる
ので、係数信号S6(0)を遅延するための係数記憶回
路312を省略することができるという利点が得られ
る。
【0124】以上がこの発明を映像信号内挿装置の実施
例である。次に、この発明の映像信号変換装置を利用し
て、こま落し順次走査信号を飛越し走査信号に変換する
飛び越し走査変換装置の実施例を説明する。
例である。次に、この発明の映像信号変換装置を利用し
て、こま落し順次走査信号を飛越し走査信号に変換する
飛び越し走査変換装置の実施例を説明する。
【0125】図17は、この飛越し走査変換装置の第1
の実施例の構成を示すブロック図である。なお、以下の
説明では、この発明を、CIF方式のこま落し順次走査
信号をNTSC方式の飛越し走査信号に変換する場合を
代表として説明する。
の実施例の構成を示すブロック図である。なお、以下の
説明では、この発明を、CIF方式のこま落し順次走査
信号をNTSC方式の飛越し走査信号に変換する場合を
代表として説明する。
【0126】図示の装置は、こま落し順次走査信号S1
1の空間解像度を制御する映像信号変換部と、この制御
出力に基づいて、飛越し走査信号を生成するフィルタ部
とから構成されている。
1の空間解像度を制御する映像信号変換部と、この制御
出力に基づいて、飛越し走査信号を生成するフィルタ部
とから構成されている。
【0127】映像信号変換部は、1フレーム遅延回路4
1と、係数演算回路42と、適応フィルタ43から構成
され、現フレームと前フレームのこま落し順次走査信号
S11の差分値を検出し、この差分値に基づいて、現フ
レームのこま落し順次走査信号S11の空間解像度を制
御するようになっている。
1と、係数演算回路42と、適応フィルタ43から構成
され、現フレームと前フレームのこま落し順次走査信号
S11の差分値を検出し、この差分値に基づいて、現フ
レームのこま落し順次走査信号S11の空間解像度を制
御するようになっている。
【0128】フィルタ部は、図4と同様、2つの2次元
空間フィルタ52,53とから構成され、空間解像度を
制御されたこま落し順次走査信号S15に基づいて、第
1フィールド,第2フィールドの映像信号S12,S1
3を生成するようになっている。
空間フィルタ52,53とから構成され、空間解像度を
制御されたこま落し順次走査信号S15に基づいて、第
1フィールド,第2フィールドの映像信号S12,S1
3を生成するようになっている。
【0129】すなわち、図17において、入力端子51
供給されたCIF方式のこま落し順次走査信号S11
は、1フレーム遅延回路41と、係数演算回路42と、
適応フィルタ43に供給される。1フレーム遅延回路4
1に供給されたこま落し順次走査信号S11は、1フレ
ーム分遅延された後、係数演算回路42に供給される。
供給されたCIF方式のこま落し順次走査信号S11
は、1フレーム遅延回路41と、係数演算回路42と、
適応フィルタ43に供給される。1フレーム遅延回路4
1に供給されたこま落し順次走査信号S11は、1フレ
ーム分遅延された後、係数演算回路42に供給される。
【0130】係数演算回路42は、各画素ごとに、入力
端子51から供給される現フレームのこま落し順次走査
信号S11と1フレーム遅延回路41から供給される前
フレームのこま落し順次走査信号S11の差分値を検出
し、その絶対値に応じた値αを持つ係数信号S14を出
力する。この係数信号S14は、適応フィルタ43に空
間解像度の制御信号として供給される。
端子51から供給される現フレームのこま落し順次走査
信号S11と1フレーム遅延回路41から供給される前
フレームのこま落し順次走査信号S11の差分値を検出
し、その絶対値に応じた値αを持つ係数信号S14を出
力する。この係数信号S14は、適応フィルタ43に空
間解像度の制御信号として供給される。
【0131】適応フィルタ43は、係数演算回路42か
ら供給される係数信号S14に基づいて、各画素ごと
に、入力端子51から供給される現フレームのこま落し
順次走査信号S11の空間解像度を制御する。
ら供給される係数信号S14に基づいて、各画素ごと
に、入力端子51から供給される現フレームのこま落し
順次走査信号S11の空間解像度を制御する。
【0132】この制御は、αが大きいほど、言い換えれ
ば、差分値の絶対値が大きいほど、空間解像度が低下す
るようになされる。これにより、映像中の動く輪郭部分
では、空間解像度が低下する。また、この低下の程度
は、動きの大きさが大きいほど大きくなる。
ば、差分値の絶対値が大きいほど、空間解像度が低下す
るようになされる。これにより、映像中の動く輪郭部分
では、空間解像度が低下する。また、この低下の程度
は、動きの大きさが大きいほど大きくなる。
【0133】この制御により得られたこま落し順次走査
信号S15は、2次元空間フィルタ52,53に供給さ
れる。これにより、NTSC方式の飛越し走査信号の第
1フィールドの映像信号S12と第2フィールドの映像
信号S13が生成される。
信号S15は、2次元空間フィルタ52,53に供給さ
れる。これにより、NTSC方式の飛越し走査信号の第
1フィールドの映像信号S12と第2フィールドの映像
信号S13が生成される。
【0134】なお、係数演算回路42と適応フィルタ4
3の構成は、例えば、映像信号内挿装置のところで説明
したものと同じでよいので、ここでは、詳細な説明を省
略する。
3の構成は、例えば、映像信号内挿装置のところで説明
したものと同じでよいので、ここでは、詳細な説明を省
略する。
【0135】以上詳述したこの実施例によれば、次のよ
うな効果を得ることができる。
うな効果を得ることができる。
【0136】(1)まず、予め、こま落し順次走査信号
S11の空間解像度を制御し、この制御出力から飛越し
走査信号を生成するようにしたので、映像中の動く輪郭
部分で、ジャーキネスが目立たないようにすることがで
きる。
S11の空間解像度を制御し、この制御出力から飛越し
走査信号を生成するようにしたので、映像中の動く輪郭
部分で、ジャーキネスが目立たないようにすることがで
きる。
【0137】(2)また、差分値の絶対値が大きくなる
ほど、空間解像度を低下させるようにしたので、動きが
小さい部分では、本来の空間解像度を得ることができ
る。これにより、変換後のフレーム全体の画質を低下さ
せることなく、ジャーキネスを目立たなくすることがで
きる。
ほど、空間解像度を低下させるようにしたので、動きが
小さい部分では、本来の空間解像度を得ることができ
る。これにより、変換後のフレーム全体の画質を低下さ
せることなく、ジャーキネスを目立たなくすることがで
きる。
【0138】図18は、この発明の飛越し走査変換回路
の第2の実施例の構成を示すブロック図である。
の第2の実施例の構成を示すブロック図である。
【0139】先の第1の実施例では、第1フィールドの
映像信号S12と第2フィールドの映像信号S13のい
ずれも、空間解像度が制御されたこま落し順次走査信号
S15から生成する場合を説明した。
映像信号S12と第2フィールドの映像信号S13のい
ずれも、空間解像度が制御されたこま落し順次走査信号
S15から生成する場合を説明した。
【0140】これに対し、この実施例では、いずれか一
方のフィールドの映像信号のみ、このようなこま落し順
次走査信号S15から生成し、他方のフィールドの映像
信号は、空間解像度が制御されないこま落し順次走査信
号S11から生成するようにしたものである。
方のフィールドの映像信号のみ、このようなこま落し順
次走査信号S15から生成し、他方のフィールドの映像
信号は、空間解像度が制御されないこま落し順次走査信
号S11から生成するようにしたものである。
【0141】なお、図18には、第1フィールドの映像
信号S12をこま落し順次走査信号S11から生成し、
第2フィールドの映像信号S13をこま落し順次走査信
号S15から生成する場合を代表として示すが、この逆
であってもよいことは勿論である。
信号S12をこま落し順次走査信号S11から生成し、
第2フィールドの映像信号S13をこま落し順次走査信
号S15から生成する場合を代表として示すが、この逆
であってもよいことは勿論である。
【0142】このような構成においても、予め、動く輪
郭部分の空間解像度を低下させることができるので、先
の実施例と同様の効果を得ることができる。
郭部分の空間解像度を低下させることができるので、先
の実施例と同様の効果を得ることができる。
【0143】以上、この発明の実施例をいくつか説明し
たが、この発明は、上述したような実施例に限定される
ものではない。
たが、この発明は、上述したような実施例に限定される
ものではない。
【0144】(1)例えば、先の実施例では、映像信号
の差分値として、フレーム間の差分値を検出する場合を
説明したが、この発明は、時間軸方向の差分値を検出す
るものであれば、どのような時間間隔の差分値を検出す
るものであってもよい。したがって、この発明は、内挿
フレームを生成するための映像信号内挿装置だけでな
く、例えば、内挿フィールドを生成するための映像信号
内挿装置にも適用することができる。
の差分値として、フレーム間の差分値を検出する場合を
説明したが、この発明は、時間軸方向の差分値を検出す
るものであれば、どのような時間間隔の差分値を検出す
るものであってもよい。したがって、この発明は、内挿
フレームを生成するための映像信号内挿装置だけでな
く、例えば、内挿フィールドを生成するための映像信号
内挿装置にも適用することができる。
【0145】(2)また、先の実施例では、画素単位
で、映像信号の時間軸方向の差分値を検出する場合を説
明したが、この発明は、複数の画素からなる所定のブロ
ック単位で差分値を検出するようにしてもよい。
で、映像信号の時間軸方向の差分値を検出する場合を説
明したが、この発明は、複数の画素からなる所定のブロ
ック単位で差分値を検出するようにしてもよい。
【0146】(3)さらに、先の実施例では、この発明
を、CIF方式のこま落し順次走査信号をNTSC方式
の飛越し走査信号に変換する飛越し変換装置に適用する
場合を説明したが、この発明は、これ以外の方式の信号
の変換にも適用することができる。
を、CIF方式のこま落し順次走査信号をNTSC方式
の飛越し走査信号に変換する飛越し変換装置に適用する
場合を説明したが、この発明は、これ以外の方式の信号
の変換にも適用することができる。
【0147】(4)このほかにも、この発明は、その要
旨を逸脱しない範囲で種々様々変形実施可能なことは勿
論である。
旨を逸脱しない範囲で種々様々変形実施可能なことは勿
論である。
【0148】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
内挿フレームを作り出す場合においては、映像信号の部
分的な崩れや計算量の増大を招くことなく、ジャーキネ
スや輪郭の二重見えを目立たなくすることに寄与するこ
とができ、2次元空間フィルタを用いて、こま落し順次
走査信号を飛越し走査信号に変換する場合においては、
ジャーキネスの抑制に寄与することができる映像信号変
換装置を提供することができる。
内挿フレームを作り出す場合においては、映像信号の部
分的な崩れや計算量の増大を招くことなく、ジャーキネ
スや輪郭の二重見えを目立たなくすることに寄与するこ
とができ、2次元空間フィルタを用いて、こま落し順次
走査信号を飛越し走査信号に変換する場合においては、
ジャーキネスの抑制に寄与することができる映像信号変
換装置を提供することができる。
【0149】また、この発明によれば、内挿フレームを
作り出す場合において、映像信号の部分的な崩れや計算
量の増大のを招くことなく、ジャーキネスや輪郭の二重
見えを目立たなくすることができる映像信号内挿装置を
提供することができる。
作り出す場合において、映像信号の部分的な崩れや計算
量の増大のを招くことなく、ジャーキネスや輪郭の二重
見えを目立たなくすることができる映像信号内挿装置を
提供することができる。
【0150】さらに、この発明によれば、2次元空間フ
ィルタを用いて、こま落し順次走査信号を飛越し走査信
号に変換する場合において、ジャーキネスを目立たなく
することができる飛越し走査変換装置を提供することが
できる。
ィルタを用いて、こま落し順次走査信号を飛越し走査信
号に変換する場合において、ジャーキネスを目立たなく
することができる飛越し走査変換装置を提供することが
できる。
【図1】 この発明の映像信号内挿装置の第1の実施例
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図2】 線形内挿によるフレーム内挿の原理を示す図
である。
である。
【図3】 動き補正によるフレーム内挿の原理を示す図
である。
である。
【図4】 従来の飛越し変換装置の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図5】 重み係数を説明するための図である。
【図6】 内挿フレームが後フレームと一致する場合を
示す図である。
示す図である。
【図7】 係数演算回路の具体的構成の一例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図8】 適応フィルタの具体的構成の一例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図9】 周辺画素の設定例を示す図である。
【図10】 画素信号記憶回路の具体的構成の一例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図11】 係数記憶回路の具体的構成の一例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図12】 適応フィルタ演算回路の具体的構成の一例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図13】 変換回路の変換特性例を示す図である。
【図14】 映像信号内挿装置の第2の実施例の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図15】 映像信号内挿装置の第3の実施例の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図16】 映像信号内挿装置の第4の実施例の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図17】 飛越し走査変換装置の第1の実施例の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図18】 飛越し走査変換装置の第2の実施例の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
11,12,13,14,51,181,182,19
1,192…入力端子、15,16,3C,4C…乗算
器、17,5C…加算器、18,42…係数演算回路、
19,31(1),31(2),43…適応フィルタ、
20,54,55,186…出力端子、41…1フレー
ム遅延回路、52…第1フィールド用2次元空間フィル
タ、53…第2フィールド用2次元空間フィルタ、18
3,2C…減算器、184…絶対値回路、185…変換
回路、193,311(1),311(2)…画素信号
記憶回路、194,312…係数記憶回路、195,3
13(1),313(2)…適応フィルタ演算回路、1
A(1)〜1A(4),1B(1),1B(2)…1H
遅延回路、2A(0,0)〜2A(4,3),2B
(2,0),2B(2,1)…1画素遅延回路、1C…
平均値算出回路。
1,192…入力端子、15,16,3C,4C…乗算
器、17,5C…加算器、18,42…係数演算回路、
19,31(1),31(2),43…適応フィルタ、
20,54,55,186…出力端子、41…1フレー
ム遅延回路、52…第1フィールド用2次元空間フィル
タ、53…第2フィールド用2次元空間フィルタ、18
3,2C…減算器、184…絶対値回路、185…変換
回路、193,311(1),311(2)…画素信号
記憶回路、194,312…係数記憶回路、195,3
13(1),313(2)…適応フィルタ演算回路、1
A(1)〜1A(4),1B(1),1B(2)…1H
遅延回路、2A(0,0)〜2A(4,3),2B
(2,0),2B(2,1)…1画素遅延回路、1C…
平均値算出回路。
Claims (10)
- 【請求項1】 映像信号の時間軸方向の差分値を検出
し、この差分値に基づいて、前記映像信号の空間解像度
を制御するための制御信号を生成する制御信号生成手段
と、 この制御信号生成手段により生成された制御信号に基づ
いて、前記差分値が大きいほど、前記映像信号の空間解
像度が低下するように、この映像信号の空間解像度を制
御する空間解像度制御手段とを具備したことを特徴とす
る映像信号変換装置。 - 【請求項2】 前記制御信号生成手段は、 前記映像信号の時間軸方向の差分値を検出する差分値検
出手段と、 この差分値検出手段で検出された差分値の絶対値を算出
する絶対値算出手段と、 この絶対値算出手段で算出された絶対値を所定の変換特
性に基づいて変換することにより、前記制御信号を生成
する変換手段とを具備するように構成されていることを
特徴とする請求項1記載の映像信号変換装置。 - 【請求項3】 前記空間解像度制御手段は、 前記映像信号を遅延することにより、空間解像度の制御
対象となる制御対象画素の映像信号とこの画素の周辺に
位置する周辺画素の映像信号を同時に出力する遅延手段
と、 この遅延手段から出力される前記制御対象画素の映像信
号と前記周辺画素の映像信号の平均値を算出する平均値
算出手段と、 この平均値算出手段の算出出力と前記遅延手段から出力
される前記制御対象画素の映像信号を前記制御信号生成
手段により生成された制御信号に基づいて、荷重加算す
ることにより、空間解像度が制御された映像信号を出力
する荷重加算手段とを具備するように構成されているこ
とを特徴とする請求項1記載の映像信号変換装置。 - 【請求項4】 内挿処理により、映像信号の時間軸方向
の周波数を変換するための内挿映像信号を生成する映像
信号内挿装置において、 前記内挿映像信号を生成するための映像信号から、時間
軸方向の線形内挿処理により、前記内挿映像信号を生成
する線形内挿手段と、 前記内挿映像信号を生成するための映像信号の時間軸方
向の差分値を検出し、この差分値に基づいて、前記内挿
映像信号の空間解像度を制御するための制御信号を生成
する制御信号生成手段と、 この制御信号生成手段により生成された制御信号に基づ
いて、前記差分値が大きいほど、前記内挿映像信号の空
間解像度が低下するように、前記内挿映像信号の空間解
像度を制御する空間解像度制御手段とを具備したことを
特徴とする映像信号内挿装置。 - 【請求項5】 前記空間解像度制御手段は、前記内挿映
像信号の空間解像度を直接制御するように構成されてい
ることを特徴とする請求項4記載の映像信号内挿装置。 - 【請求項6】 前記空間解像度制御手段は、前記内挿映
像信号を生成するための映像信号の空間解像度を制御す
ることにより、前記内挿映像信号の空間解像度を間接的
に制御するように構成されていることを特徴とする請求
項4記載の映像信号内挿装置。 - 【請求項7】 前記内挿映像信号を生成するための映像
信号は、前記線形内挿手段に入力される映像信号である
ことを特徴とする請求項6記載の映像信号内挿装置。 - 【請求項8】 前記内挿映像信号を生成するための映像
信号は、前記線形内挿手段により、時間軸方向の重み係
数を掛け合わされた映像信号であることを特徴とする請
求項6記載の映像信号内挿装置。 - 【請求項9】 前記空間解像度制御手段は、 前記線形内挿手段の入力信号を遅延することにより、空
間解像度の制御対象となる制御対象画素の映像信号とこ
の画素の周辺に位置する周辺画素の映像信号を同時に出
力する遅延手段と、 この遅延手段から出力される前記制御対象画素の映像信
号と前記周辺画素の映像信号の平均値を算出する平均値
算出手段と、 この平均値算出手段の算出出力と前記遅延手段から出力
される前記制御対象画素の映像信号を前記制御信号生成
手段から出力される制御信号に基づいて、荷重加算する
荷重加算手段とを具備するように構成され、 前記制御信号生成手段は、前記遅延手段から出力される
前記制御対象画素の映像信号の差分値を、前記内挿映像
信号を生成するための映像信号の差分値として検出する
ように構成されていることを特徴とする請求項6記載の
映像信号内挿装置。 - 【請求項10】 フレーム周波数が変換先のフィールド
周波数より小さい順次走査映像信号を飛越し走査映像信
号に変換する飛越し走査変換装置において、 前記順次走査信号のフレーム間の差分値を検出し、この
差分値に基づいて、前記順次走査信号の空間解像度を制
御するための制御信号を生成する制御信号生成手段と、 この制御信号生成手段により生成された制御信号に基づ
いて、前記差分値が大きくなるほど、前記順次走査信号
の空間解像度が低下するように、この順次走査信号の空
間解像度を制御する空間解像度制御手段と、 前記順次走査信号から、2次元空間のフィルタリング処
理により、前記飛越し走査信号を生成するものであっ
て、少なくとも、一方のフィールドの映像信号の生成
に、前記空間解像度制御手段により空間解像度を制御さ
れた順次走査信号を使用する飛越し走査信号生成手段と
を具備したことを特徴とする飛越し走査変換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5172925A JPH0730861A (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | 映像信号変換装置、映像信号内挿装置及び飛越し走査変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5172925A JPH0730861A (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | 映像信号変換装置、映像信号内挿装置及び飛越し走査変換装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0730861A true JPH0730861A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=15950901
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5172925A Pending JPH0730861A (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | 映像信号変換装置、映像信号内挿装置及び飛越し走査変換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0730861A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100366073C (zh) * | 2004-04-06 | 2008-01-30 | C&S技术有限公司 | 将cif图像转换为ntsc图像的等间隔垂直图像转换方法和设备 |
| JP2010028524A (ja) * | 2008-07-22 | 2010-02-04 | Sony Corp | 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム |
| KR101026298B1 (ko) * | 2003-09-03 | 2011-03-31 | 소니 주식회사 | 화상 처리 장치 및 화상 처리 방법 |
-
1993
- 1993-07-13 JP JP5172925A patent/JPH0730861A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101026298B1 (ko) * | 2003-09-03 | 2011-03-31 | 소니 주식회사 | 화상 처리 장치 및 화상 처리 방법 |
| CN100366073C (zh) * | 2004-04-06 | 2008-01-30 | C&S技术有限公司 | 将cif图像转换为ntsc图像的等间隔垂直图像转换方法和设备 |
| JP2010028524A (ja) * | 2008-07-22 | 2010-02-04 | Sony Corp | 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム |
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