JPH07309762A - エストロゲンおよび/またはプロゲストゲン投与用エチレン/酢酸ビニルベース経皮マトリックスシステム - Google Patents

エストロゲンおよび/またはプロゲストゲン投与用エチレン/酢酸ビニルベース経皮マトリックスシステム

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JPH07309762A
JPH07309762A JP7069472A JP6947295A JPH07309762A JP H07309762 A JPH07309762 A JP H07309762A JP 7069472 A JP7069472 A JP 7069472A JP 6947295 A JP6947295 A JP 6947295A JP H07309762 A JPH07309762 A JP H07309762A
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Eric Teillaud
テイヨォ エリック
Antoine Sawaya
サヴァヤ アントワーヌ
Marie-Christine Math
マトウ マリークリスチーヌ
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Laboratoires dHygiene et de Dietetique SA
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は経皮経路でホルモンを投与するのに
用いる新しい粘着性経皮間システムを提供するものであ
る。 【構成】 本発明の経皮経路でホルモンを投与するのに
用いる粘着性マトリックスシステムは支持体と粘着性マ
トリックスからなり、そのマトリックスが、(a)エチ
レン/酢酸ビニル共重合体40〜60重量部、(b)セ
ルロース系材料5〜20重量部、(c)クロタミトン、
下記式(I): 〔式中、基Rは(C1 〜C15) −アルキル、シクロヘキ
シルまたは2−ヒドロキシエチルの基を表す〕で表され
るN−置換2−ピロリドン類、およびC12〜C20高級脂
肪族アルコール類からなる群から選択される少なくとも
一つの化合物35〜55重量部、ならびに(d)エスト
ロゲン成分類、プロゲストゲン成分およびその混合物か
らなる群から選択されるホルモン0.01〜7重量部、
からなる粘着性経皮マトリックスシステムである。また
本発明はこの経皮マトリックスシステムの製造方法も提
供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エストロゲン成分およ
び/またはプロゲストゲン成分を経皮経路で投与するの
に用いる、エチレンおよび酢酸ビニル(EVA)の共重
合体をベースにした新しい粘着性マトリックスシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】エストロゲン成分単独またはプロゲスト
ゲン成分を組合わせて投与するのに用いる多数の経皮シ
ステムが、特に“ホルモン欠乏代償治療法”として報告
されている治療法の枠組内で更年期の症状および骨粗し
ょう症を治療するため過去10年間にわたって研究され
てきたことは知られている。マトリックスがエチレンと
酢酸ビニルの共重合体(EVA)をベースとしたもの
で、活性成分が分散または溶解されているマトリックス
システムは特にフランス特許第A−2612785号明
細書に記載されており、そしてエストロゲン−プロゲス
トゲン混合物の投与についてはヨーロッパ特許願第A−
0279982号および同第A−0555360号の明
細書に記載されている。
【0003】経皮システムに用いられるすべてのポリマ
ーに対して一般的なEVAについては、EVAとともに
用いられる化合物の性質および使用される活性成分のタ
イプによって、時間の経過とともに放出される活性成分
の量およびこれらシステムの収率を予想できないことは
当該技術分野の当業者にとって公知である。このこと
は、フランス特許第A−2635979号明細書の実施
例に充分に示されており、これらの実施例には各種の活
性成分を含有するEVAベースの用具が記載されかつ得
られた結果は非常に多様なものである。
【0004】実際には、ごく類似した活性成分すなわち
同じ化学的ファミリーに属する活性成分を同じ配合で溶
解すると一般に同等の特性を示すと考えられる。またエ
ストロゲン類とプロゲストゲン類が(i)EVAタイプ
の重合体にほとんど溶解せずかつ(ii)皮膚バリアを通
過することが困難な製品であることも知られている。し
たがって、放出されて所望の治療効果が得られるこれら
の活性成分の量は、経皮用具に当初存在している量と比
べて一般に低いので得られる収率が低い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の欠点
がなくかつ優れた収率を示す、エストロゲン類および/
またはプロゲストゲン類投与用粘着性マトリックスシス
テムを提案するものである。本発明の第一の態様は、エ
ストロゲン成分および/またはプロゲストゲン成分の投
与に用いるEVAとセルロース誘導体をベースとする経
皮マトリックスシステムを提供することを提案するもの
である。本発明の第二の態様はかようなマトリックスの
製造方法を提供することを提案するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、エストロ
ゲン成分および/またはプロゲストゲン成分を含有する
マトリックスシステムのマトリックスが選択されたEV
A材料;セルロース系材料;ならびにクロタミトン、後
記式Iで表されるN−置換2−ピロリドン類、(C12
20)高級脂肪族アルコール類およびその混合物から選
択される第三の製品で実質的に構成されているという新
しい技術的解決法で達成される。
【0007】より厳密に述べると、本発明によって、支
持体と粘着性マトリックスからなり、経皮経路でホルモ
ンを投与するのに用いる粘着性経皮マトリックスシステ
ムであって、そのマトリックスが下記成分:すなわち
(a)エチレン/酢酸ビニル共重合体40〜60重量
部、(b)セルロース系材料5〜20重量部、(c)ク
ロタミトン、下記式(I):
【0008】 〔式中、基Rは(C1 〜C15) −アルキル、シクロヘキ
シルまたは2−ヒドロキシエチルの基を表す〕で表され
るN−置換2−ピロリドン類、およびC12〜C20高級脂
肪族アルコール類からなる群から選択される少なくとも
一つの化合物35〜55重量部、ならびに(d)エスト
ロゲン成分類、プロゲストゲン成分およびその混合物か
らなる群から選択されるホルモン0.01〜7重量部、を
含有する粘着性経皮マトリックスシステムが提案され
る。
【0009】また本発明は、 (α)110℃より高い温度で攪拌しながらEVAとセ
ルロース系材料を混合し; (β)得られた均一な混合物に、エストロゲン成分類、
プロゲストゲン成分類およびその混合物からなる群から
選択されるホルモン、ならびにグロタミトンおよび脂肪
族アルコールの少なくとも一つが必要な場合はクロタミ
トンおよび/または脂肪族アルコールを加えて、110
℃より高い温度で攪拌を続けながら加え、次いで均質化
し; (γ)得られた均一な混合物に、式Iで表されるN−置
換2−ピロリドン化合物の1種もしくは複数種を必要な
場合に、110℃より低い温度で攪拌しながら加え、次
いで均質化し; (δ)ステップ(β)または(γ)で得られた均一な混
合物を、100〜140℃の温度で非粘着性の一時的な
支持体上にコートして、前記支持体上に50〜300g
/m2 の付着層を得;次いで (ε)このようにして得たマトリックスを最終の支持体
上に移す;ことで構成されているステップ、または (α)高級脂肪族アルコール;クロタミトンおよび/ま
たは式(I)で表されるN−置換2−ピロリドン(これ
ら化合物の1種以上が配合に含まれている場合);エス
トロゲン成分、プロゲストゲン成分およびその混合物か
らなる群から選択されるホルモン;EVA材料;セルロ
ース系材料;および選択された溶媒を攪拌しながら順次
加え; (β)このようにして得られた混合物を、使用溶媒の沸
点温度より低い温度で攪拌し; (γ)ステップ(β)で得た均一な混合物を、50〜7
0℃の温度で非粘着性の一時的な支持体上にコートし
て、前記支持体上に50〜300g/m2 の付着層を
得; (δ)このようにして得たコーティングを、使用溶媒の
沸点にしたがって40〜80℃の温度で加熱して溶媒を
蒸発させ;次いで (ε)このようにして得た乾燥マトリックスを最終の支
持体上に移す;ことで構成されているステップ、からな
る、前記経皮マトリックスシステムの製造方法を提供す
るものである。
【0010】エチレン/酢酸ビニル共重合体として好ま
しいのは、酢酸ビニルの含量がエチレン/酢酸ビニル共
重合体の重量に対して30〜75重量%、特に45〜6
0重量%の範囲内のものである。また分子量が異なる上
記EVAの混合物も使用できる。本発明に適切な高級脂
肪族アルコールとしては、12〜20個の炭素原子を有
する飽和もしくは不飽和のモノアルコール類があげら
れ、特に2−オクチル−1ドデカノール、1−ヘキサデ
カノール、1−オクタデカノールおよび1−テトラデカ
ノールがある。
【0011】本発明においてセルロース系材料とは、例
えばメチルセルロース、エチルセルロース、プロピルセ
ルロースまたはメチルプロピルセルロースのようなアル
キルセルロース類、および例えばヒドロキシメチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロースまたはヒドロキシ
プロピルセルロースのようなヒドロキシアルキルセルロ
ース類を意味する。
【0012】式(I)で表されるN−置換2−ピロリド
ン類として本願では、基Rがシクロヘキシル基、2−ヒ
ドロキシエチル基または1〜15個の炭素原子を有する
アルキル基を表わす物質類が含まれ、例えばN−ドデシ
ル−2−ピロリドン、N−オクチル−2−ピロリドン、
N−メチルピロリドンまたはN−エチル−2−ピロリド
ンがある。
【0013】本発明に対して適切なエストロゲン成分と
しては、特に17−β−エストラジオールおよびエスト
ラジオールの誘導体の特にエストラジオールのモノエス
テル類およびジエステル類の例えばエストラジオール1
7−アセテート、エストラジオール3,17−ジアセテ
ート、エストラジオール3−ベンゾエート、エストラジ
オール17−ウンデカノエート;エストラジオールの1
7位のアルキル誘導体類、例えばエチニルエストラジオ
ール、エチニルエストラジオール3−イソプロピルスル
ホネート、メチルエストラジオール、キネストロール、
メストラノールおよび必要な場合はその混合物がある。
【0014】本発明に対して適切なプロゲストゲン成分
として特に挙げられるのは、プロゲステロン、メドロゲ
ステロンおよびその誘導体(特に17−ヒドロキシプロ
ゲステロンアセテート、メドロキシプロゲステロンアセ
テート)、ノルエチステロンおよびその誘導体(特に1
7−ノルエチステロンアセテート)ならびにノルプレグ
ナンである。
【0015】本発明において好ましいのは、エストロゲ
ン成分として17−β−エストラジオールであり、プロ
ゲストゲン成分としては17−ノルエチステロンアセテ
ート(NETA)である。マトリックスの支持体は、閉
鎖性であるかまたはそうでないかにかかわらず経皮シス
テムに一般的に用いられ、かつマトリックス成分を浸透
させないいかなる支持体でもよい。例えば好ましいの
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポ
リエチレンと酢酸ビニル/エチレン共重合体からなる複
合体もしくはコンポジット、または発泡体製のフィルム
支持体である。
【0016】実際に用いる方のマトリックスの表面は支
持体に接着していないが、その用具を使用する前にはが
し取ることができる保護層もしくは保護フィルムで覆っ
てもよい。そして上記の本発明の用具はそれ自体、例え
ばポリエチレン−アルミニウム複合体の密封保護具中に
詰めてもよい。本発明のマトリックスシステムはホルモ
ン放出の収率が優れているので以下に述べるような多く
の利点を示す。
【0017】一つの利点は、高価なホルモンの使用量が
比較的少ないので従来技術の公知の用具と比べて価格が
かなり低いことである。また放出されるエストロゲン類
および/またはプロゲストゲン類の量が比較的多いのに
これらの製品の使用量を少なくすることができるので、
用具のマトリックスを形成する配合物の開発と生産が簡
単になる。
【0018】また治療を行った後、製品を捨てるときに
これらのホルモンで環境を汚染する危険も少なくなる。
したがってこれらのホルモン類のEVAに対する溶解性
に関連する問題点は、マトリックスの他の成分との化学
的もしくは物理的な相溶性の問題と同様にごく少なくな
るかまたは消失する。またこのことはホルモン類の結晶
化および用具の不安定性の問題にも当てはまり、そして
これらの現象は経皮システムのような治療に用いるのを
目的とする製品の承認を受けて市販するためには容認で
きない。
【0019】最後に、本発明の重要な点は、式(I)で
表されるN−置換2−ピロリドン類および脂肪族高級ア
ルコールのような製品をかなりな量で使用するにもかか
わらず、マトリックスの粘着性と凝集性を損なうことな
しに上記の結果が得られるということである。このこと
は、凝集剤として作用しかつ前記のクロタミトン、式
(I)で表されるN−置換2−ピロリドン類および脂肪
族高級アルコール類の否定的な作用を補償するセルロー
ス誘導体を存在させることによって可能である。また必
要な場合、接着性と凝集性は、各種の分子量のEVAの
混合物を用いることによって最適化することができる。
【0020】本発明の経皮システムは、当該技術分野の
当業者が一般に用いている方法、すなわち溶媒相コーテ
ィング法、またはいわゆる“ホットメルト”法すなわち
溶媒を使用しない方法を用いて製造することができる。
いずれの場合も工業生産レベルでは、大きな表面積をコ
ートし、次いで所定の期間にわたって投与すべき活性成
分の投与量を含有する適当な大きさに裁断する。
【0021】いわゆる“ホットメルト”法としては、次
のステップすなわち (1)110℃より高い温度で好ましくは130℃の温
度で攪拌しながらEVAをミキサ内に入れ、次いでセル
ロース系材料を添加し; (2)次に攪拌を続けながら活性成分を徐々に添加し、
続いて脂肪族高級アルコールおよび/またはクロタミト
ンを添加し(いずれか一方もしくは両者が配合に含まれ
ている場合)、次いで攪拌を続けて混合物を完全に均質
化し; (3)熱に対して一層敏感な、式Iで表されるN−置換
2−ピロリドンを、ステップ(1)の温度より一般に低
い温度(この温度はこれら製品の熱安定性にしたがって
決定される)すなわち一般に100〜110℃の領域で
添加し、攪拌を続けて完全に均一な混合物を得; (4)このようにして得られた均質な混合物を、100
〜140℃の温度で、非粘着性の一時的な中間支持体特
にシリコーンポリエステル製フィルム上にコートして5
0〜300g/m2 の付着層を得;次いで (5)ステップ(4)で得たマトリックスを選択された
最終の支持体に移す;ステップからなる方法が提供され
る。
【0022】いわゆる“溶媒相内”法としては、次のス
テップすなわち (1)脂肪族高級アルコール、クロタミトンおよび/ま
たは式Iで表されるN−置換2−ピロリドン(これらの
化合物の1種以上が配合に含まれている場合)、活性成
分、EVA、セルロース系材料および例えば酢酸エチル
のような溶媒を、攪拌しながら徐々にミキサ内に入れ; (2)得られた混合物を50〜70℃の温度(選択され
た溶媒の沸点温度より低い)で攪拌して混合物を充分に
均質化し; (3)このようにして得られた均一な混合物を、50〜
70℃の温度で、非粘着性の一時的な中間支持体、特に
シリコーンポリエステルフィルム上にコートして50〜
300g/m2 の付着層を得; (4)使用溶媒の沸点にしたがって、コーティングを4
0〜110℃好ましくは60〜80℃の温度に加熱する
ことによって使用溶媒を蒸発させ; (5)ステップ(4)で得た乾燥マトリックスを選択さ
れた最終の支持体に移す;ステップからなる本発明の粘
着性マトリックスシステムの製造方法が提供される。
【0023】本発明の新しい粘着性マトリックス用具
は、いわゆる“ホルモン欠乏代償治療法”の場合の、骨
粗しょう症、更年期障害およびその結果もたらされる心
臓血管の損傷の治療、および経皮経路でエストロゲンお
よび/またはプロゲストゲンを投与する必要がある治療
を行うのに特に有用である。本発明を実施する最良の態
様は、マトリックスが合計100重量部当り下記の成分
を含有する経皮をマトリックスシステムを使用すること
からなる態様がある。すなわち、マトリックスが合計1
00重量部当り (a) EVA46重量部、(b) エチルセルロース
10重量部、(c1) 2−オクチル−1−ドデカノール
31.5重量部、(c2) N−ドデシル−2−ピロリドン
10.5重量部、および(d) 17−β−エストラジオ
ール2重量部を含有するか、または (a) EVA45重量部、(b) エチルセルロース
10重量部、(c1) 2−オクチル−1−ドデカノール
30.75重量部、(c2) N−ドデシル−2−ピロリド
ン10.25重量部、および(d) ノルエチステロンア
セテート4重量部 を含有するか、または (a) EVA42重量部、(b) エチルセルロース
15重量部、(c1) 2−オクチル−1−ドデカノール
28重量部、(c2) N−ドデシル−2−ピロリドン1
0重量部、(d1) 17−β−エストラジオール2重量
部、および(d2) ノルエチステロンアセテート3重量
部 を含有する経皮マトリックスシステムを使用することか
らなる態様である。
【0024】これらの配合において、使用されるEVA
として理想的なのは酢酸ビニルの含量が前記EVAの重
量に対して35〜60重量%のEVAである。本発明の
その外の利点と特徴は、実施例と比較検定の下記説明を
読めば一層よく理解されるであろう。これらの実施例と
検定は例示を目的とするもので本発明を限定するもので
はないことは明らかである。
【0025】実際には、以下の説明に下記の略号を用い
る。 EVA:エチレン/酢酸ビニル共重合体 Es:17−β−エストラジオール NETA:ノルエチステロンアセテート なお添付図面の図1〜4は、本発明の製品が時間の経過
とともに放出するホルモンの量と、CIBA-GEIGY社が商品
名 ESTRAGEST(登録商標)で市販している公知のシステ
ム(図中Eと呼称する)と比較して示す。
【0026】
【実施例】実施例1 40gの酢酸エチルが入っている250mlビーカーに、
攪拌しながら60℃に加熱して、少量ずつ、3gの ETH
OCEL (登録商標)(DOW CHEMICAL 社が市販しているエチ
ルセルロース)、次いで6.75gの ELVAX (登録商標)
46L および6.75gの ELVAX 46 (DU PONT社が市販して
いるEVA)を添加する。攪拌を少なくとも30分続け
る。温度を60℃に維持しながら、12.34gの SURFA
DONE (登録商標)LP30(GAF CORPORATION 社が市販して
いるN−ドデシル−2−ピロリドン)および5gのテト
ラヒドロフランに予め溶解した1.2gのNETAを添加
する。60℃で約30分間攪拌を続け、得られた混合物
の脱気を行う。この混合物を、シリコーンポリエステル
の一時的な支持体上に6℃でコートして(100±1
0)g/m2 の付着層を形成させる。このようにして得
たコート製品を、室温(15〜20℃)下で少なくとも
15時間放置して溶媒を蒸発させる。このようにして得
たマトリックスをポリエチレン製の最終の支持体に移
す。次に所望の大きさに裁断し、裁断した製品を熱シー
ル可能な袋に詰める。
【0027】NETAの初期量が400.3mg/cm2 のシ
ステムが得られる。実施例2 手順は実施例1と同一であるが、この実施例では40g
の酢酸エチル、3gのETHOCEL、6.75gの ELVAX 46
L、6.75gの ELVAX L、10.8gの EUTANOL (登録商
標)G (HENKEL 社が市販している2−オクチル−ドデカ
ノール)、1.5gの SURFADONE LP300、および5gのテ
トラヒドロフランに溶解した1.2gのNETAを使用す
る。コーティングを行って(100±10)g/m2
マトリックス付着層が得られる。
【0028】NETAの初期量が400.3mg/cm2 のシ
ステムが得られる。実施例3 手順は実施例1と同一であるが、この実施例では40g
の酢酸エチル、2.96gの ETHOCEL、6.75gの ELVAX
46L、6.75のELVAX 46、6.17gの EUTANOLG、6.1
7gのクロタミトン〔(N−エチル−N−(2−メチル
フェニル)−2−ブテンアミド:BOEHRINGER INGELHEIM
社が市販している製品〕および5gのテトラヒドロフラ
ンに溶解した1.2gのNETAを使用する。コーティ
ングを行って(100±10)g/m2 のマトリックス
付着層が得られる。
【0029】NETAの初期量が408.8mg/cm2 のシ
ステムが得られる。実施例4 手順は実施例1と類似しているが、この実施例では、3
gの ETHOCEL、6.87gの ELVAX 46L、6.87gの ELV
AX 46 、12.66gの EUTANOL G、40gの酢酸エチル
および5gのテトラヒドロフランに溶解した0.6gの1
7−β−エストラジオールを使用する。コーティングを
行い(100±10)g/m2 のマトリックス付着層が
得られる。
【0030】17−β−エストラジオールの初期量が2
00mg/cm2 のシステムが得られる。実施例5 手順は実施例4と類似しているが、この実施例では EUT
ANOL Gの代わりに同重量の SURFADONE LP300を使う。コ
ーティングを実施して(100±10)g/m2のマトリ
ックス付着層が得られる。
【0031】17−β−エストラジオールの初期量20
0mg/cm2 のシステムが得られる。 実施例6 手順は実施例1と類似しているが、この実施例では、3
gの ETHOCEL、6.87gの ELVAX 46L、6.87gの ELV
AX 46 、40gの酢酸エチル、11.16gのEUTANOL G
、1.5gの SURFADONE LP300および5gのテトラヒド
ロフランに溶解した0.6gの17−β−エストラジオー
ルを使用する。コーティングを行って(100±10)
g/m2 のマトリックス付着層が得られる。
【0032】17−β−エストラジオールの初期量が2
05.4mg/cm2 のシステムが得られる。実施例7 手順は実施例1と類似しているが、この実施例では3g
の ETHOCEL、6.87gの ELVAX 46L、6.87gのELVAX
46、40gの酢酸エチル、6.33gのEUTANOLG 、6.3
3gのクロタミトンおよび5gのテトラヒドロフランに
溶解した0.6gの17−β−エストラジオールを使用す
る。コーティングを行って(100±10)g/m2
マトリックス付着層を得る。
【0033】17−β−エストラジオールの初期量が2
00.2mg/cm2 でシステムが得られる。実施例8 手順は実施例7と類似しているが、この実施例ではクロ
タミトンの代わりに同重量の SURFADONE LP300を使用す
る。コーティングを行って(100±10)g/m2
マトリックス付着層が得る。
【0034】17−β−エストラジオールの初期量が2
00mg/cm2 のシステムが得られる。実施例9 手順は実施例1に類似しているが、この実施例では2.9
1gの ETHOCEL、6.60gの ELDAX 46L、6.60gの E
LVAX 46 、12.09gの EUTANOL G、40gの酢酸エチ
ル、および5gのテトラヒドロフランに溶解した1.2g
のNETAと0.6gの17−β−エストラジオールを使
用する。コーティングを行って(100±10)g/m
2 のマトリックス付着層が得られる。
【0035】NETAの初期量が400mg/cm2 で17
−β−エストラジオールの初期量が200mg/cm2 のシ
ステムが得られる。実施例10 手順は実施例1と同一であるが、この実施例では2.9g
の ETHOCEL、6.60gの ELVAX 46L、6.60gの ELVAX
46 、9.68gの EUTANOL G、40gの酢酸エチル、2.
42gの SURFADONE LP300および5gのテトラヒドロフ
ランに溶解した1.2gのNETAと0.6gの17−β−
エストラジオールの溶液を使用する。コーティングを行
って(100±10)g/m2 のマトリックス付着層が
得られる。
【0036】NETAの初期量が399.6mgで17−β
−エストラジオールの初期量が200mg/cm2 のシステ
ムが得られる。実施例11 手順は実施例10と類似しているが、この実施例では2.
42gの EUTANOL Gと9.68gの SURFADONEをそれぞれ
使用する。コーティングを行って(100±10)g/
2 のマトリックス付着層が得られる。
【0037】NETAの初期量が400mg/cm2 で17
−β−エストラジオールの初期量が200mg/cm2 のシ
ステムが得られる。実施例12 手順は実施例10と類似しているが、この実施例では6.
05gの EUTANOL Gと6.05gの SURFADONE LP300をそ
れぞれ使用する。コーティングを行って(100±1
0)g/m2 のマトリックス付着層が得られる。
【0038】NETAの初期量が400mg/cm2 で17
−β−エストラジオールの初期量が200mg/cm2 のあ
るシステムが得られる。実施例13 手順は実施例6と類似しているが、10.35g の ELVAX
46L、3.45g のELVAX 46、3gの ETHOCEL、40gの
酢酸エチル、9.45gの EUTANOL G、3.15gの SURFA
DONE LP300および5gのテトラヒドロフランに溶解した
0.6gの17−β−エストラジオールを使用する。コー
ティングを行って(100±10)g/m 2 のマトリック
ス付着層が得られる。
【0039】17−β−エストラジオールの初期量が1
90.3mg/cm2 のシステムが得られる。実施例14 手順は実施例2と類似しているが、10.13gの ELVAX
46L、3.38g のELVAX46、3gの ETHOCEL、40gの酢
酸エチル、9.23gの EUTANOL G、3.07gの SURFADO
NE LP300および5gのテトラヒドロフランに溶解した1.
2gのNETAを使用する。コーティングを行って(1
10±10)g/m2 のマトリックス付着層が得られ
る。
【0040】NETAの初期量が466.7mg/cm2 のシ
ステムが得られる。実施例15 130gの SURFADONE LP300、364gの EUTANOL G、
26gの17−β−エストラジオール、39gのNET
A、546gの LEVAPREN (登録商標) 450P(BAYER 社
が市販している45重量%の酢酸ビニルを含有するEV
A共重合体)および195gの ETHOCELを順次ミキサに
入れる。この混合物を徐々に混合し次いで1300gの
酢酸エチルを添加する。得られた混合物を攪拌しながら
65℃に加熱し成分を完全に溶解させ、得られた混合物
を脱気させる。このようにして得た混合物を、50〜6
0℃の温度でシリコーンポリエステルの一時的な支持体
上にコートして(100±10)g/m2 の付着層を形
成させる。このようにして得たコーティングを60〜8
0℃の温度で乾燥して溶媒を蒸発させる。このようにし
て得たマトリックスをポリエチレン製の最終支持体上に
移す。
【0041】17−β−エストラジオールの初期量が1
92mg/cm2 でNETAの初期量が291mg/cm2 のシ
ステムが得られる。比較実施例CP1 刊行物のフランス特許第A2612785号明細書に記
載されているタイプの用具を製造する。
【0042】1610gの LEVAPREN 450 (BAYER社が市
販している酢酸ビニルの含量が45%のEVA)および
1070gの EUTANOL G (HENKEL社が市販している2−
オクチルドテカノール)を5Lミキサに入れる。その混
合物を140℃に加熱し次いで262.5gの ETHOCEL 2
0 (粘度が2×10-2Pa・s のエチルセルロース)を添
加する。混合物を均質化した後、540gの EUTANOL G
を添加する。全成分を30分間均質化し次いで24時間
放置する。得られた塊を30分間60℃に加熱し、次い
で5gのジプロピレングリコール(DPG)と175g
の17−β−エストラジオールを875gの無水エタノ
ールに溶解した溶液を添加する。得られた混合物を加熱
することなく1時間均質化する。得られた塊を、60℃
の温度で105mm幅のシリコーン紙上にコートして(1
20±10)g/m2 のセルロース系材料を得る。コー
トされたシリコーン紙を80℃に加熱してエタノールを
蒸発させた後、マトリックスをポリエチレンの最終支持
体に移す。次に所望の大きさに裁断して熱シール可能な
アルミニウム/ポリエチレンの袋に詰める。
【0043】17−β−エストラジオールの初期量が5
65mg/cm2 のシステムが得られる。本発明の用具の収
率は、生体外皮膚モデルで24時間に放出されるホルモ
ンの量を測定する方法を用いて求める。このため、生体
外の浸透試験は、下記のプロトコルを用い、雄の“ヌー
ド”マウスの腹皮で実施した。
【0044】経皮用具が放出するホルモンの量の測定
は、その用具を表面積2.52cm2 の大きさに予め打ち抜
いて雄の“ヌード”マウスの腹皮の3.14cm2 のディス
クの上に置き、容積が11.5mlの受容コンパートメント
を備えサーモスタットで37℃に設定したガラススタテ
ィックセル(glass static cell)で行った。なおこの受
容コンパートメントには受容相として生理食塩水/PE
G400(75/25) (v/v)が入っている。
【0045】試料は受容相溶液から2、4、6、8、1
2、16、20および24時間の時点で採取し、液体ク
ロマトグラフィーを用いて滴定する。上記皮膚の試料の
固有の浸透性に関連する試験結果の変動を考慮して、経
皮用具の試料の各浸透性試験は少なくとも3〜5個の皮
膚試料について行った。本明細書で試験結果は、各用具
についてこれらの試験で得た平均値である。24時間で
放出されたホルモンの量の平均値と用具が含有している
ホルモンの初期量との比率を用いて本発明の経皮用具の
24時間での収率を評価する。
【0046】エストロゲンとプロゲストゲンの両者を含
有し現在入手できる唯一の製品すなわち CIBA-GEIGY 社
が商品名 ESTRAGESTで市販している用具が24時間で放
出するホルモンの量を、比較のために、同じ方法を用い
て測定した。またこの製品は、プロゲストゲン成分を含
有している唯一の市販経皮システムである。ESTRAGEST
の用具は、合計10mgの17−β−エストラジオールと
30mgのNETAが入っている二つの貯蔵部(reservoi
r)を並べて連結して構成され、各貯蔵部には5mgの17
−βエストラジオールと15mgのNETAの混合物が入
っている。
【0047】皮膚浸透性の測定は、3.14cm2 の大きさ
の皮膚試料の上に上記二つの貯蔵部のうち一つだけを置
いて同じプロトコルを用いて行った。この貯蔵部内に入
っているホルモンの初期量は単位表面積当りのホルモン
初期量(mg/cm2 で示す)に換算した。24時間で放出
される17−β−エストラジオールまたはNETAの量
の平均値と該貯蔵部に入っている初期量との比率を用い
て17−β−エストラジオールまたはNETAの24時
間での収率を得ることができる。
【0048】得られた結果を後記の表1と2に示す。ま
た、すでに公知のマトリックスシステム特に上記フラン
ス特許第A−2612785号明細書に記載されている
システムについて、比較生体外浸透性検定を雄の“ヌー
ド”マウスの腹皮上で行った。この場合、測定は上記の
プロトコルを用いて行ったが、前記明細書に記載されて
いる操作条件を満たすため、表面積が2cm2 の本発明の
経皮用具を用い、そして受容相としては生理食塩水/エ
タノール/PEG400(64/20/16)(v/v)混合物を
用いた。
【0049】またこの場合、規則的な試料を48時間ま
で採取した。24時間および48時間での収率は常に、
放出された17−β−エストラジオールの量の平均値と
上記明細書の用具が含有している17−β−エストラジ
オールの初期量との比率として計算した。これは比較実
施例1(CP1)である。得られた結果を後記表3に示
す。
【0050】17−β−エストラジオールとNETAの
両者を含有するマトリックスの場合、表1は、上記 EST
RAGESTの製品と比べて本発明のシステムが有利な点を示
している。この場合次のことが観察される。すなわち、
図1〜3の曲線(10−11)、(11−12)および
(1−2)が示すように、本発明の用具が放出するホル
モン(17−β−エストラジオールとNETAの両者)
の量は ESTRAGEST用具で得られる量より常に有意に高く
かつこれらの結果はそれぞれ1/8および1/12もの少
ない初期量で達成されている。
【0051】また表1で示すように、本発明の用具の1
7−β−エストラジオールの収率はESTRAGEST の場合よ
り高く平均して30倍であり、本発明の用具のNETA
の収率は ESTRAGET の場合より高く14〜33倍であっ
た。これらの著しい差異はやはり、より少量の製品を用
いて所望の治療目的を達成することによって大きく節約
することができ、マトリックス内で起こることがある結
晶化の問題が回避され、大きさが小さいシステムの開発
と生産が容易になる本発明の利点を示している。
【0052】また、まず図3と4に次に表IIに示すよう
に、同様の結果が17−β−エストラジオールのみまた
はNETAのみを含有するシステムに得られた。図4
は、本発明の実施例4、5、6および7の製品の場合、
雄の“ヌード”マウスの腹皮上での生体外経皮浸透試験
中に放出される17−β−エストラジオールの量が EST
RAGESTの放出量より常に高かったことを示している。
【0053】また図3は、マトリックス中にNETAだ
けが用いられた場合(実施例1、2および13)、本発
明の用具は、ESTRAGEST が放出するNETAと比較し
て、常に放出量が高く、特に実施例1の製品の場合は濃
度が1/12であったにもかかわらず放出量が常に高いこ
とを示している。表2の結果は、本発明の用具の17−
β−エストラジオールとNETAの放出量が ESTRA用具
の場合より常に高いことを示している。
【0054】表2に示す収率を分析すると、ESTRAGEST
の用具と比べて、17−β−エストラジオールの収率は
実施例4と5の製品の場合それぞれ33倍であり、実施
例6の製品は35倍であり、そして実施例7の製品は2
1倍であることを示している。またNETAの収率は、
実施例2、3および1の製品の場合それぞれ17倍、1
6倍および42倍であった。
【0055】本発明の他の実施例の製品を ESTRAGESTと
比べると表Iに示す結果と同じ結果がみとめられる。表
3の結果も、本願において比較実施例CP1で示すフラ
ンス特許第A−2612785号明細書に記載のシステ
ムと比べて本発明の用具の利点を示している。
【0056】本発明による製品で得られた収率が常に高
いことがやはりみとめられる。すなわち収率は、24時
間では約2倍であり48時間では1.7倍である。得られ
る試験結果が選択された皮膚モデルで変動することを考
慮しても結果は同じである。マトリックスの2種のEV
Aポリマー間の重量比が常に1である前記実施例と異な
り該重量比が3である本発明の用具(実施例13と14
の製品)について、放出量および24時間での収率の測
定を、“ヌード”マウスの腹皮と、受容相として生理食
塩水/PEG400(75/25) (v/v) 混合物を用いる同
じプロトコルとを利用して最後に行った。また1種のE
VA共重合体しか含有していない本発明の用具(実施例
15)も使用した。これら3実施例(実施例13〜1
5)の製品について得られた試験結果を ESTRAGESTの製
品と比べて表4に示す。
【0057】17−β−エストラジオールだけ(実施例
13)およびNETAのみ(実施例14)またはこれら
二つのホルモンの混合物(実施例15)の24時間で放
出される量と24時間での収率は常に前記実施例の場合
と同じオーダーであり、そして常に ESTRAGESTの場合よ
りはるかに高いことがやはり認められる。その数値は次
のとおりである。すなわち実施例13では17−β−エ
ストラジオールの収率は27倍であり、実施例14では
NETAの収率は22倍であり、実施例15ではNET
Aの収率は20倍でありそして17−β−エストラジオ
ールの収率は32倍である。
【0058】
【表1】
【0059】
【表2】
【0060】
【表3】
【0061】
【表4】
【図面の簡単な説明】
【図1】エストロゲン−プロゲストゲンタイプの混合シ
ステムについての時間(t)(hr)の経過とともに放出
される17−β−エストラジオールの量(Q)(mg/c
m2)を示すグラフであり、曲線10、11、12および
E1はそれぞれ本発明の実施例10、11、12の製品
および ESTRAGESTの用具を示す。
【図2】エストロゲン−プロゲストゲンタイプの混合シ
ステムについての時間(t)(hr)の経過とともに放出
されるNETA(ノルエチステロンアセテート)の量
(Q)(mg/cm2 )を示すグラフであり、曲線11、1
2およびE2はそれぞれ本発明の実施例11と12の製
品および ESTRAGESTの用具を示す。
【図3】ホルモンとしてNETAだけを含有する本発明
の用具についての時間(t)(hr)の経過とともに放出
されるNETAの量(Q)(mg/cm2 )を示すグラフで
あり、曲線1、2、3およびE3はそれぞれ本発明の実
施例1、2および3の製品および ESTRAGESTの用具を示
す。
【図4】ホルモンとして17−β−エストラジオールだ
けを含有する本発明の用具についての時間(t)(hr)
の経過とともに放出される17−β−エストラジオール
の量(Q)( mg/cm2 )を示すグラフであり、曲線4、
5、6、7およびE4はそれぞれ本発明の実施例4、
5、6および7の製品ならびに ESTRAGESTの用具を示
す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 47/38 B (72)発明者 マリークリスチーヌ マトウ フランス、21240 ターラン、アレ ジャ ン モネ、4、レ スリジェ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体と粘着性マトリックスからなる、
    経皮経路でホルモンを投与するのに用いる粘着性経皮マ
    トリックスシステムであって;そのマトリックスが、 (a)エチレン/酢酸ビニル共重合体40〜60重量
    部、 (b)セルロース系材料5〜20重量部、 (c)クロタミトン、式(I): 〔式中、基Rは(C1 〜C15) −アルキル、シクロヘキ
    シルまたは2−ヒドロキシエチルの基を表す〕で表され
    るN−置換2−ピロリドン類、およびC12〜C20高級脂
    肪族アルコール類からなる群から選択される少なくとも
    一つの化合物35〜55重量部、ならびに (d)エストロゲン成分類、プロゲストゲン成分および
    その混合物からなる群から選択されるホルモン0.01〜
    7重量部、からなる粘着性経皮マトリックスシステム。
  2. 【請求項2】 高級脂肪族アルコールが2−オクチル−
    1−ドデカノールである請求項1記載のシステム。
  3. 【請求項3】 式(I)で表される化合物が式中のアル
    キル基が1〜15個の炭素原子を含有しているN−アル
    キル−2−ピロリドンであり、好ましい化合物がN−ド
    デシル−2−ピロリドンである請求項1記載のシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 エチレン/酢酸ビニル共重合体が、この
    共重合体の重量に対して30〜75重量%の含量の酢酸
    ビニルを含有している請求項1〜3のいずれか一つに記
    載のシステム。
  5. 【請求項5】 ホルモンがエストロゲン成分であり好ま
    しくは17−β−エストラジオールである請求項1〜4
    のいずれか一つに記載のシステム。
  6. 【請求項6】 ホルモンがプロゲストゲン成分であり好
    ましくはノルエチステロンアセテートである請求項1〜
    4のいずれか一つに記載のシステム。
  7. 【請求項7】 ホルモンがエストロゲン成分とプロゲス
    トゲン成分からなる混合物である請求項1記載のシステ
    ム。
  8. 【請求項8】 マトリックスが、合計100重量部当
    り、下記成分: (a) EVA46重量部、 (b) エチルセルロース10重量部、 (c1) 2−オクチル−1−ドデカノール31.5重量
    部、 (c2) N−ドデシル−2−ピロリドン10.5重量部、
    および (d) 17−β−エストラジオール2重量部 を含有する請求項1〜7のいずれか一つに記載のシステ
    ム。
  9. 【請求項9】 マトリックスが、合計100重量部当
    り、下記成分: (a) EVA45重量部、 (b) エチルセルロース10重量部、 (c1) 2−オクチル−1−ドデカノール30.75重量
    部、 (c2) N−ドデシル−2−ピロリドン10.25重量
    部、および (d) ノルエチステロンアセテート4重量部 を含有する請求項1〜7のいずれか一つに記載のシステ
    ム。
  10. 【請求項10】 マトリックスが、合計100重量部当
    り、下記成分: (a) EVA42重量部、 (b) エチルセルロース15重量部、 (c1) 2−オクチル−1−ドデカノール28重量部、 (c2) N−ドデシル−2−ピロリドン10重量部、 (d1) 17−β−エストラジオール2重量部、および (d2) ノルエチステロンアセテート3重量部 を含有する請求項1〜7のいずれか一つに記載のシステ
    ム。
  11. 【請求項11】 下記ステップすなわち (α)EVAとセルロース系材料を攪拌しながら110
    ℃より高い温度で混合し; (β)得られた均一な混合物に、エストロゲン成分類、
    プロゲストゲン成分類およびその混合物からなる群から
    選択されるホルモン、ならびにグロタミトンおよび脂肪
    族アルコールの少なくとも一つが必要な場合は、クロタ
    ミトンおよび/または脂肪族アルコールを加えて、11
    0℃より高い温度で攪拌を続け、次いで均質化し; (γ)得られた均一な混合物に、必要な場合に式(I)
    で表されるN−置換2−ピロリドンを加え110℃より
    高い温度で攪拌し、次いで均質化し; (δ)ステップ(β)または(γ)から得られた均一な
    混合物を、非粘着性の一時的支持体上に、100〜14
    0℃の温度でコートして、前記支持体上に50〜300
    g/m2 の付着層を得;次いで (ε)このようにして得たマトリックスを最終の支持体
    上に移す;ステップからなる、請求項1〜9のいずれか
    一つに記載されている経皮マトリックスシステムを製造
    する方法。
  12. 【請求項12】 下記ステップすなわち (α)高級脂肪族アルコール、クロタミトンおよび/ま
    たは式Iで表されるN−置換2−ピロリドン、エストロ
    ゲン成分類、プロゲストゲン成分およびその混合物から
    なる群から選択されるホルモン、EVA材料、セルロー
    ス系材料および選択された溶媒を、攪拌しながら順次加
    え; (β)このようにして得られた混合物を、使用溶媒の沸
    点温度より低い温度で攪拌して、前記混合物を均質化
    し; (γ)ステップ(β)から得た均一な混合物を、非粘着
    性の一時的支持体上に、50〜70℃の温度でコートし
    て、前記支持体上に50〜300g/m2 の付着層を
    得; (δ)このようにして得たコーティングを、使用溶媒の
    沸点温度によって40〜80℃の温度で加熱して溶媒を
    蒸発させ;次いで (ε)このようにして得た乾燥マトリックスを最終の支
    持体上に移す;ステップからなる、請求項1〜5のいず
    れか一つに記載されている経皮マトリックスシステムの
    製造方法。
JP7069472A 1994-03-28 1995-03-28 エストロゲンおよび/またはプロゲストゲン投与用エチレン/酢酸ビニルベース経皮マトリックスシステム Pending JPH07309762A (ja)

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FR9403598 1994-03-28

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