JPH07310816A - トルクコンバータの油路接続構造 - Google Patents

トルクコンバータの油路接続構造

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JPH07310816A
JPH07310816A JP12576194A JP12576194A JPH07310816A JP H07310816 A JPH07310816 A JP H07310816A JP 12576194 A JP12576194 A JP 12576194A JP 12576194 A JP12576194 A JP 12576194A JP H07310816 A JPH07310816 A JP H07310816A
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    • F16HGEARING
    • F16H41/00Rotary fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H41/24Details

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  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インプットシャフトの軸方向位置に関係な
く、トルクコンバータの油室に流入する(又はこれから
流出する)流量を一定にできるようにする。 【構成】 トルクコンバータのインプットシャフト10
には、一端側にスプライン部10aが形成されており、
また、これの軸心部には油路10bが形成されている。
インプットシャフトの外周側には、タービンハブ12が
スプライン結合されている。タービンハブの外周側には
ロックアップクラッチピストン14の中空軸部がはめ合
わされている。タービンハブの一端部と対面してスラス
トワッシャ16が配置されている。スラストワッシャ
は、サポートワッシャ18をもってカバー20の内面に
固定されている。ロックアップクラッチピストンの一端
側の面とカバーの内面との間に油路Bが形成されてい
る。スラストワッシャのカバー側の面とカバーの内面と
の間には、インプットシャフトの油路10bとロックア
ップクラッチピストン側の油路Bとを常時接続するよう
に、接続油路Aが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トルクコンバータの油
路接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のトルクコンバータの油路接続構造
として、実開昭64−18666号公報、実開昭63−
154857号公報、実公昭62−29698号公報な
どに示されるようなものがある。これらに示されるトル
クコンバータの油路接続構造は、インプットシャフトの
軸方向穴を通して供給された油が、インプットシャフト
の外径側に配置されたスラストワッシャとタービンハブ
との間に形成された接続油路を介してトルクコンバータ
のロックアップクラッチピストンの油室に導入されるよ
うになっている。すなわち、インプットシャフトの軸方
向穴から出た油は、穴の軸心に対して略90度向きを変
えて、インプットシャフトの一方の端面とカバーの内面
との間に形成された油路を通り、上述の接続油路を介し
てロックアップクラッチピストンの油室に流入すること
になる。なお、ロックアップクラッチピストンの油室か
ら油を排出する場合には、上記とは反対の経路でインプ
ットシャフトの軸方向穴に向かって油が戻ることにな
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の油路接続構造では、図5中破線で示すよう
に、インプットシャフトが最もカバー内面に近づいた位
置において、接続油路の一端側が流路断面積が最も小さ
くなるように絞られた状態となり、所定の移動量までの
間(インプットシャフト端面からカバー内面までの距離
が、タービンハブ端面からカバー内面までの距離に等し
くなるまでの間)は、インプットシャフトがカバー内面
から離反すればするほど、絞りが開放されていくことに
なるので、インプットシャフトの軸方向の移動に応じ
て、ロックアップクラッチピストンの油室に供給(又
は、これから排出)される油の流量が変化していくこと
になるため、ロックアップクラッチピストンの作動が安
定しないことがあるという問題点がある。これを解決す
るためには、インプットシャフトが最もカバー内面に接
近した場合であっても、インプットシャフトが接続油路
を絞らないように、タービンハブの軸方向の寸法を設定
することが考えられるが、このようにすると、タービン
ハブの軸方向の寸法が大きくなり、トルクコンバータが
大形のものになってしまうことになる。本発明は、この
ような課題を解決することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、インプットシ
ャフトが軸方向に移動しても、接続油路が絞られない
で、常に所定の流量が確保できるようにすることによ
り、上記課題を解決する。すなわち、本発明のトルクコ
ンバータの油路接続構造は、トルクコンバータがロック
アップクラッチピストン(14)を有しており、トルク
コンバータのタービンハブ(12)がインプットシャフ
ト(10)にスプライン結合されており、タービンハブ
(12)は、これのカバー(20)側の軸端部において
スラストワッシャ(16)によってスラスト力を支持可
能とされているトルクコンバータのためのものであっ
て、ロックアップクラッチピストン(14)によって区
画されるトルクコンバータの一方の油室と連通する油路
(B)が、スラストワッシャ(16)部の接続油路
(A)を介して、インプットシャフト(10)の軸方向
穴(10b)と連通されているものを対象としており、
上記接続油路(A)は、上記カバー(20)の内面と上
記スラストワッシャ(16)のカバー(20)側の面と
の間に形成されていることを特徴としている。なお、上
記接続油路(A)は、上記カバー(20)の内面側に形
成された溝部(20a)を有しているようにすることが
できる。また、上記接続油路(A)は、上記スラストワ
ッシャ(26)のカバー(20)と対向する面側に形成
された溝部(26a)を有しているようにすることがで
きる。さらに、上記スラストワッシャ(16)をトルク
コンバータのカバー(20)内面に支持するつめ部(1
8a)が形成されたサポートワッシャ(18)を設け
て、サポートワッシャ(18)には、これのスラストワ
ッシャ(16)外周側と対向する内周面側に油路形成用
の切欠き(18b)が形成されているようにすることが
できる。
【0005】
【作用】トルクコンバータのロックアップクラッチピス
トンの油室に対して油を給排する接続油路は、カバーの
内面とスラストワッシャのカバー側の面との間に形成さ
れている。通常、カバー内面に対するインプットシャフ
トの軸端面の位置は、インプットシャフトが最もカバー
内面に接近した場合であっても、互いに干渉しないで、
十分なすきまが維持できるように設計されているので、
このような場合であっても、接続油路がインプットシャ
フトによって絞られることはない。これにより、インプ
ットシャフトの軸方向の位置には無関係に、ロックアッ
プクラッチピストンの油室に導入される流量(又はこれ
から排出される流量)を所定のものとすることができ、
ロックアップクラッチピストンの作動を常に安定させる
ことができる。
【0006】
【実施例】図1及び図2に本発明の第1実施例を示す。
図2は、実線で示すカバー20に、破線で示すスラスト
ワッシャ16を重ね合わせた状態を示す。同図(b)
は、同図(a)のb−b線に沿った断面を示す。図1に
おいて、トルクコンバータのインプットシャフト10に
は、これの図中右端側に、左端側よりもやや小径の、ス
プライン部10aが形成されており、また、これの軸心
部には油路(軸方向穴)10bが形成されている。イン
プットシャフト10の外周側には、タービンハブ12が
配置されている。タービンハブ12には、これの内周側
にスプライン穴12aが形成されている。すなわち、イ
ンプットシャフト10のスプライン部10aは、タービ
ンハブ12のスプライン穴12aとはめ合わされてい
る。これにより、インプットシャフト10は、タービン
ハブ12を回転可能であるが、タービンハブ12に対し
て図示位置よりも左方向に相対移動可能とされている。
タービンハブ12の外周側にはロックアップクラッチピ
ストン14の中空軸部がはめ合わされている。タービン
ハブ12の外周側とロックアップクラッチピストン14
の中空軸内周側との間は、シール部材24によってシー
ルされている。タービンハブ12の図中右端部と対面し
てスラストワッシャ16が配置されている。スラストワ
ッシャ16は、サポートワッシャ18をもってカバー2
0の内面(図中左側の面)に固定されている。サポート
ワッシャ18は、カバー20にスポット溶接により固着
されている。なお、図1は、インプットシャフト10
が、図中右方向の力を受けて、これの段部10cによっ
てタービンハブ12を図中右方に押してスラストワッシ
ャ16に押し付けており、スラストワッシャ16がこの
右方向のスラスト力を支持している状態が示されてい
る。図示のように、インプットシャフト10は、図中右
方向に最も移動した場合であっても、カバー20の内面
との間に所定のすきまHが形成されるように、これの段
部10cからの軸方向寸法及びタービンハブ12などの
相手部材の軸方向寸法諸元が設定されている。ロックア
ップクラッチピストン14の図中右端側の面とカバー2
0の内面との間に油路Bが形成されている。後述するよ
うに、スラストワッシャ16とカバー20との間には、
インプットシャフト10の油路10bとロックアップク
ラッチピストン14側の油路Bとを接続するように、接
続油路Aが形成されている。これにより、インプットシ
ャフト10の油路10bとロックアップクラッチピスト
ン14側の油路Bとは常時連通している。なお、カバー
20には、これの外面のインプットシャフト10と対向
する位置にパイロットボス22が固着されている。な
お、図1中には、ポンプインペラ30、タービンランナ
32、ステータ34、一方向クラッチ36、ダンパ3
8、固定軸40などが示されているが、本願の発明とは
直接関係ないので、これらの部材の詳細な説明は省略す
る。図2に示すように、カバー20には、これの内面側
に、スラストワッシャ16と対応する位置に、プレス成
形によって合計6つの長円形状の溝部20aが形成され
ている。すなわち、スラストワッシャ16をカバー20
に重ね合わせたとき、溝部20aによって接続油路Aが
構成されるようになっている。接続油路Aは、カバー2
0の内面に沿って形成されているので、インプットシャ
フト10が、図1中最も右側に位置した場合であって
も、インプットシャフト10によって接続油路Aが絞ら
れるようなことはない。したがって、接続油路Aを通る
流量が変化させられるようなことがない。これにより、
ロックアップクラッチピストン14の作動を、常に安定
したものとすることができる。
【0007】次に、この第1実施例の作用を説明する。
ロックアップクラッチピストン14をロックアップ位置
(図1に示す位置よりも図中右方向の位置)に位置させ
る場合には、インプットシャフト10の油路10bの圧
力を油室の圧力よりも低くして、油室から出た油が油路
B、接続油路A、及びすきまH部を通ってインプットシ
ャフト10の油路10bに排出されるようにする。これ
により、ロックアップクラッチピストン14をロックア
ップ位置に位置させることができる。また、ロックアッ
プクラッチピストン14をロックアップ位置から非ロッ
クアップ位置に位置させる場合には、インプットシャフ
ト10の油路10bの圧力を油室の圧力よりも高くし
て、油路10bから出た油が、すきまH部、接続油路
A、及び油路Bを通って油室に流れ込むようにする。こ
れにより、ロックアップクラッチピストン14を非ロッ
クアップ位置に位置させることができる。これらの油の
給排中に、インプットシャフト10が、図示位置よりも
左方向から図示位置に向かって移動した場合(ロックア
ップ時)であっても、図5中実線で示すように、接続油
路Aは、これの流路断面積が変化させられるようなこと
はなく、したがって接続油路Aを通る流量が変化させら
れるようなことがない。これにより、ロックアップクラ
ッチピストン14の作動を、常に安定したものとするこ
とができる。この第1実施例は、スラストワッシャ16
の肉厚寸法が小さくて、スラストワッシャ16側に油路
形成用の溝を設けるのが困難な場合に、実施されるもの
である。
【0008】次に、図3に本発明の第2実施例を示す。
この第2実施例においては、接続油路Aを形成させるた
めの溝部を(第1実施例のように)カバー20側に形成
する代わりに、スラストワッシャ26側に形成するよう
にしたものである。すなわち、この第2実施例の場合、
スラストワッシャ26には、これのカバー20と対面す
る側の面に放射状に6つの溝部26aが形成されてい
る。
【0009】この第2実施例は、スラストワッシャ26
が、溝部26aを形成させるに十分な厚さ寸法を有する
場合に好適なものであって、第1実施例の場合のよう
に、寸法の大きいカバー20に油路形成のためのプレス
加工を行う、という必要がないので、加工費を安くする
ことができる。この第2実施例の作用は、接続油路A
が、スラストワッシャ26の溝部26aとカバー20の
内面とによって構成されている点を除けば、第1実施例
のものと同様である。
【0010】次に、本発明を実施する場合の、サポート
ワッシャ18の好適な形状について、図4に基づいて説
明する。サポートワッシャ18のスラストワッシャ固定
用つめ部18aが形成された内周部には、3つの切欠き
部18bが形成されている。この切欠き部18bを形成
することにより、スラストワッシャ16(又は26)の
外周部とサポートワッシャ18の内周部との間に入り込
んだ油を円滑に外部に流出させることができる。
【0011】なお、上記各実施例においては、カバー2
0又はスラストワッシャ26に接続油路のための溝部を
形成するものとしたが、必要に応じて、両部材に接続油
路のための溝部をそれぞれ形成するようにすることもで
きる。
【0012】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明による
と、インプットシャフトの軸方向の位置には無関係に、
ロックアップクラッチピストンの油室に導入される流量
(又はこれから排出される流量)を所定のものとするこ
とができ、ロックアップクラッチピストンの作動を、常
に安定させることができる。スラストワッシャ側に接続
油路のための溝部を形成した場合には、大形で複雑な形
状をしたカバーに接続油路のための溝部形成加工をしな
いで済むので、加工費を安くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図である。
【図2】カバーに形成した溝部の形状を説明する図であ
る。
【図3】本発明の第2実施例を示す図である。
【図4】サポートワッシャの形状を説明する図である。
【図5】流路断面積を従来の場合と本発明の場合とを比
較して示す図である。
【符号の説明】
10 インプットシャフト 10b 油路(軸方向穴) 12 タービンハブ 14 ロックアップクラッチピストン 16 スラストワッシャ 18 サポートワッシャ 18b 切欠き部 20 カバー 20a 溝部 26 スラストワッシャ 26a 溝部 A 接続油路 B 油路(ロックアップクラッチピストン側)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トルクコンバータがロックアップクラッ
    チピストン(14)を有しており、トルクコンバータの
    タービンハブ(12)がインプットシャフト(10)に
    スプライン結合されており、タービンハブ(12)は、
    これのカバー(20)側の軸端部においてスラストワッ
    シャ(16)によってスラスト力を支持可能とされてい
    るトルクコンバータのためのものであって、ロックアッ
    プクラッチピストン(14)によって区画されるトルク
    コンバータの一方の油室と連通する油路(B)が、スラ
    ストワッシャ(16)部の接続油路(A)を介して、イ
    ンプットシャフト(10)の軸方向穴(10b)と連通
    されているトルクコンバータの油路接続構造において、 上記接続油路(A)は、上記カバー(20)の内面と上
    記スラストワッシャ(16)のカバー(20)側の面と
    の間に形成されていることを特徴とするトルクコンバー
    タの油路接続構造。
  2. 【請求項2】 上記接続油路(A)は、上記カバー(2
    0)の内面側に形成された溝部(20a)を有している
    ことを特徴とする請求項1記載のトルクコンバータの油
    路接続構造。
  3. 【請求項3】 上記接続油路(A)は、上記スラストワ
    ッシャ(26)のカバー(20)と対向する面側に形成
    された溝部(26a)を有していることを特徴とする請
    求項1記載のトルクコンバータの油路接続構造。
  4. 【請求項4】 上記スラストワッシャ(16)をトルク
    コンバータのカバー(20)内面に支持するつめ部(1
    8a)が形成されたサポートワッシャ(18)を有して
    おり、サポートワッシャ(18)には、これのスラスト
    ワッシャ(16)外周側と対向する内周面側に油路形成
    用の切欠き(18b)が形成されていることを特徴とす
    る請求項1、2又は3記載のトルクコンバータの油路接
    続構造。
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Cited By (4)

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