JPH07311735A - データ転送装置 - Google Patents

データ転送装置

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JPH07311735A
JPH07311735A JP10361994A JP10361994A JPH07311735A JP H07311735 A JPH07311735 A JP H07311735A JP 10361994 A JP10361994 A JP 10361994A JP 10361994 A JP10361994 A JP 10361994A JP H07311735 A JPH07311735 A JP H07311735A
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clock
data
latch
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transmitting
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JP10361994A
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Akira Tanaka
彰 田中
Kenichi Ishibashi
賢一 石橋
Takehisa Hayashi
林  剛久
Akira Yamagiwa
明 山際
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • H04L7/02—Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
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    • H04L7/0337—Selecting between two or more discretely delayed clocks or selecting between two or more discretely delayed received code signals
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    • H04L7/00—Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/0016—Arrangements for synchronising receiver with transmitter correction of synchronization errors
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    • H04L7/00—Arrangements for synchronising receiver with transmitter
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 転送サイクルの短縮を制限する要因であるデ
ータスキューを調整し,バス型およびスター型データ転
送装置においてウェーブパイプライン転送を実現し高速
化することを目的とする。 【構成】 受信装置102bのラッチアレイ131で
は,シフトレジスタと同様な直列接続したラッチ301
がデータスキューをもつ受信データを一旦クロックΦ0
の異なる位相にまたがってラッチし数サイクル間保持す
る。セレクタ303はこれらラッチ301の出力をクロ
ックΦ0の同じ位相となるよう選択し,データ受信部1
32へ入力する。クロックΦ1はラッチ301aのメタ
ステーブル回避に用いる。調整動作時にセレクタ302
〜303の設定をセレクタマップ134へ保持し,この
値により通常動作時に送信装置101に対応して最適な
設定へ切り換える。複数の送信装置を有するバス型デー
タ転送装置のデータスキューを低減することが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータあるいは通
信機器等の信号入出力装置に係り,特に同期式パラレル
入出力装置間のデータ転送において,データの各ビット
間の伝搬遅延時間ばらつき(データスキュー)およびク
ロックスキューを調整し,高速データ転送を可能とする
データ転送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータを構成するLSI間データ転
送,あるいはコンピュータ間の高速データ転送等の分野
では,送信側と受信側の入出力装置を同一の周波数を持
つクロックで制御する同期式データ転送が広く用いられ
ている。したがって,コンピュータあるいはコンピュー
タ・システムの高性能化には,同期式データ転送の高速
化が重要である。
【0003】ケーブルやバス等の複数の導体を媒体とす
る同期式データ転送の転送速度を従来以上に高速化する
ためには,入出力装置間のデータ伝搬遅延時間よりも短
いサイクルでデータ転送を行うことが必要となる。この
ような転送方式をウェーブパイプライン方式と呼ぶ。し
かし,ウェーブパイプライン方式を用いたデータ転送装
置でも複数ビットのデータ幅を持つパラレル入出力装置
間の転送速度を十分に高速化することは難しい。データ
とクロックの伝搬遅延時間のばらつき(スキュー)が存
在するため,転送サイクルの短縮化が制限を受けるから
である。
【0004】そこで,転送サイクルの短縮を計るため,
データスキューおよびクロックスキューの調整技術が必
要である。データスキューの調整技術は,特開平5−7
5594「パラレルビット同期方式」および1992年
電子情報通信学会通信学会春季大会B−445「ATM
用156Mb/sシリアルインタフェースCMOS−L
SI」をはじめ特開平1−320841,特開平1−2
96734および特開平2−7736等に開示されてい
る。一方,クロックスキュー低減のために,一般に基準
クロック発生器103から各入出力装置までのクロック
分配経路105を,複雑な計算やシミュレーションによ
り正確に等長配線とする必要があるが,特開平6−12
140「クロックスキュー調整方法およびクロック発生
器」はこのクロック分配経路の等長配線を不要とする技
術について述べている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなデータス
キューの調整技術は,次の2つに大別することができ
る。第一の方法は,受信装置で基準クロックに同期した
多相クロックを生成し,受信データを最適なタイミング
でラッチするクロックで受信データを同期する方法であ
る。第二の方法は,受信装置で受信データの各ビットに
対して可変遅延回路を設け,全ビットを同期できるよう
各ビットの遅延量を制御し,データスキューを低減する
方法である。
【0006】第一の方法の欠点は,多相クロックの正確
な位相関係を実現することが難しいことである。例え
ば,4相クロックにより転送周波数100MHzすなわ
ち転送サイクル10nsの高速受信データを同期する場
合,正確に2.5nsずつ位相の異なるクロックが必要
となる。固定遅延素子では,素子の伝搬遅延時間ばらつ
きが無視できない程大きいためこの4相クロックを生成
することが困難であり,また,PLL(Phase−L
ocked Loop)では高周波信号の生成が必要と
なるため,アナログ制御部の動作が不安定となったり,
デジタル信号からのノイズの影響がシステム設計上のあ
い路となる可能性がある。
【0007】第二の方法の欠点は,回路規模が大きいこ
とである。受信データの各ビットを細かに遅延制御する
ためには,可変遅延回路の遅延段数の増加とそれに伴う
制御回路の規模の増大が必須となるため,数バイトに及
ぶデータ幅をもつデータ転送装置に適用することは難し
い。
【0008】第一および第二のいずれの方法にも共通す
る欠点は,バス型の転送装置への適用を考慮に入れてい
ないことである。開示されているいずれの技術とも,1
台の受信装置が特定の1台の送信装置との間でデータ転
送をする1対1転送のみを対象としているが,バス型の
転送装置では1台の受信装置が複数の送信装置との間で
データ転送を実行できる必要がある。
【0009】また,1対1で数メートル以上の転送を行
なう装置はデータスキューが比較的大きく,従来の技術
ではデータスキューの大きさより短いサイクルでデータ
転送できないことも将来の高速化を阻む要因となる。
【0010】従来のクロックスキュー調整技術には,次
のような欠点がある。
【0011】古くから行われているように,基準クロッ
ク発生器と各入出力装置との間を接続するクロック分配
経路を等長配線で行うことでクロックスキューを低減す
る方法には,多大な手間と時間を要するにも係わらずお
のずから限界がある。実際に制作したクロック分配経路
の伝搬遅延時間は,製造ばらつきおよび外来電磁波等を
受けるため設計時に期待した通りにクロックスキューを
取り除くことはできないためである。
【0012】上記の特開平6−12140に開示された
技術は,各入出力装置に基準クロックに同期して動作す
る局部クロック発生器をもち,全入出力装置が同じ位相
のクロックで同期して動作するように局部クロック発生
器のクロック位相を調整する。
【0013】しかし,この技術によりクロックスキュー
を大幅に低減することができたとしても,ウェーブパイ
プライン方式のデータ転送装置を高速化することは難し
い。どれほどクロックスキューが小さくとも,ウェーブ
パイプライン方式ではクロックのどの位相でデータが到
着するかが不明確だからである。そこで,ウェーブパイ
プライン方式を実現するには,送信装置がデータと同時
にクロックも送信するソース同期方式を採用することが
多いが,ソース同期方式の受信装置では一旦ソース(送
信装置)のクロックに同期して受信データをラッチした
あと,改めて受信装置のクロックに同期させる手段が必
要となり,この同期化回路の分だけデータの送信から受
信に必要な時間が長くなる等の不都合がある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータ転
送装置は,以上のような課題を解決するために次の構成
を有する。
【0015】バス型あるいはスター型の同期データ転送
装置において,送信装置101は,通常動作時において
第1のクロックに同期してデータ送信する手段と,スキ
ュー調整動作時において特定の調整用信号を出力する手
段を備え,受信装置102は位相ばらつき(スキュー)
を生じたデータを第1のクロックと所定の位相関係を有
する第2のクロックに同期して受信する同期受信手段
と,この同期受信手段を送信装置の各々に対応して制御
するための情報を保持する手段と,この制御情報に基づ
いて同期受信手段を制御する手段と,さらにこの制御手
段にどの送信装置からデータを受信するかを通知する手
段を備える。
【0016】第2のクロックは,第1のクロックと同様
に基準クロック発生部103から入力してもよいし,送
信装置101が送信データと所定の位相差で送信し受信
装置が入力したものであってもよい。第1のクロックと
第2のクロックは互いに周波数が同一であればよい。
【0017】受信装置102は,例えば次の構成をと
る。
【0018】受信装置102は,第2のクロックΦ0お
よびΦ0と異相のクロックΦ1を出力する2相クロック
生成部133と,スキュー有する入力データをクロック
Φ0に同期しデータ受信部132に入力するラッチアレ
イ131と,ラッチアレイ131のラッチ可否を検出す
る検出部135,データ受信部132の入力の全ビット
がクロックΦ0の同じ位相に同期するか否かを判定する
判定部136と,この検出部135および位相判定部1
36の結果を保持しラッチアレイ131内のセレクタ3
02〜303を最適な設定に制御するセレクタマップ1
34と,さらに送信を行なう送信装置101がどれであ
るかをセレクタマップ134に通知する制御部112を
備える。
【0019】ここに述べた例では,受信装置102が第
2のクロックΦ0に関して任意の位相関係でデータが入
力するためラッチできない場合を回避する目的で,クロ
ックΦ1,セレクタ302および検出部135を備え
る。
【0020】本発明によるデータ転送装置は,セレクタ
マップ134への入力および保持を行なうスキュー調整
動作と,保持内容に基づいてラッチアレイ131内セレ
クタ302〜303を制御し高速データ転送を行なう通
常動作という2つの動作状態を有する。
【0021】ラッチ可否の検出手段であるデータエッジ
検出部135は,例えば一般的な位相比較回路等で実現
すればよい。またクロックΦ0とクロックΦ1の位相関
係は,各々のデータが必ずどちらかのクロックでラッチ
できるよう設定する。
【0022】ところで,受信装置102は制御情報の保
持・再現手段であるセレクタマップを用いなくとも,例
えばFIFO(First−In First−Out
バッファ)803を用いて構成することも可能である。
これについては,実施例において詳しくのべる。
【0023】本発明は,FIFOを用いた構成例を別に
すると,いずれの構成を取る場合においても,スキュー
調整手段の制御情報を保持しておく手段を備え,この制
御情報に基づき受信装置102がデータの受信を開始す
るより前に,送信を行なう送信装置101に対応してス
キュー調整制御の設定を切り換えるよう構成する。
【0024】
【作用】送信装置101と受信装置102は,基準クロ
ックと同相のクロックΦ0に同期してデータ転送を行な
う。
【0025】本発明によるデータ転送装置は,2つの動
作状態,すなわちスキュー調整動作と通常動作を有す
る。スキュー調整動作時には,送信装置101bはあら
かじめ決めた調整信号を送信し,スキュー調整を行なう
ための最適設定を決め,セレクタマップ134に保持す
る。通常動作時には,受信装置102がデータの受信を
開始するより前に,どの送信装置101が送信を行なう
かをセレクタマップ134に通知し,セレクタマップ1
34の保持する設定情報を基に受信装置102の各部の
制御を切り換える。これにより,バスなどの複数の送信
装置を有するデータ転送装置においても,常に最適なス
キュー調整を行なうことが可能となる。
【0026】スキュー調整そのものの主要部は,ラッチ
アレイ131である。
【0027】ラッチ301を直列に接続した構成例で
は,ラッチ301は,スキューをもつ受信データを一旦
クロックΦ0の異なる位相にまたがってラッチし,シフ
トレジスタと同様に数クロックサイクルの間このデータ
を保持する。もっとも遅いビットのデータが到着したタ
イミングで全ビットを同期するようにセレクタ303が
ラッチ301の出力を選択し,データ受信部132に入
力する。これにより,装置間の転送遅延時間を増大させ
ることなくスキューを調整し,高速同期データ転送を可
能とする。
【0028】
【実施例】以下,本発明の実施例を説明する。
【0029】図1は,本発明によるデータ転送装置の第
1の実施例である。図1において,101a〜101b
は送信装置,102aは受信装置,103は基準クロッ
ク発生部,104はnビット幅バス,105はクロック
分配系,110は調整信号生成部,111はデータ送信
部,112a〜112bは制御部,113は送信データ
選択セレクタ,114は送信データ同期ラッチ,115
は出力バッファ,120a〜120cはスタブ,130
は入力バッファ,131はラッチアレイ,132はデー
タ受信部,133は2相クロック生成部,134はセレ
クタマップ,135はデータエッジ検出部,136は受
信位相判定部,201はクロックバッファ,202は反
転クロックバッファ,301a〜301cは受信データ
同期ラッチ,302はクロック選択セレクタ,303は
同期ラッチ301a〜301c出力選択セレクタ,40
1は遅延素子である。
【0030】図1において,1台の受信装置102aは
スタブ120bを介してバス104に接続し,同様に複
数台の送信装置101a〜101bはスタブ120aを
介してバス104に接続する。受信装置102aは,送
信装置101a〜101bのうちの任意の1台が送信し
たデータする。送信を実行する送信装置101a〜10
1bは通常動作中に動的に切り替わる。基準クロック発
生部103は,クロック分配系105を介して送信装置
101a〜101bと受信装置102aへクロックを供
給する。制御部112aおよび制御部112bは,図1
に示すように送信装置101a〜101bおよび受信装
置102aに各々別個に設けてもよいし,外部に制御装
置として1箇所に設け,各送受信装置101a〜101
bおよび112aを制御してもよい。
【0031】本発明によるデータ転送装置は,受信装置
102aがデータの受信を開始するより前に,送信元の
送信装置101bに対応するスキュー調整の設定へと切
り替わる。これにより,任意の送信装置101bとの間
で高速なデータ転送を行なうことを可能としたことを特
徴とする。
【0032】ここで,バス104のデータ幅をnビッ
ト,送信装置101a〜101bの台数をm台とし,括
弧つきの添え字(i)は第i(0≦i≦n−1)ビット
の伝送経路に係る構成要素を表し,同様に括弧つきの添
え字(j)は第j(0≦j≦m−1)の装置であること
を表す。第iビットの受信データ同期ラッチ301a〜
301cの段数をkとし,添え字hはスタブ120b側
を起点として第h(0≦h≦k−1)段目のラッチであ
ることを表す。例えば,第0の送信装置101aを送信
装置(0),任意の送信装置101bを送信装置
(j),第iビットの受信データ同期ラッチの初段30
1aをL0(i)および任意段目をLh(i)と記述す
る。
【0033】ラッチアレイ131の段数kは受信しよう
とするデータのスキューによりきまる。スキューが転送
サイクルに比べて大きいほど,段数kは大きくなければ
ならない。段数kの最小値は2である。図1はk=3を
例示する。
【0034】以下では,図1においてバスの使用権を獲
得し送信を実行する任意の送信装置を送信装置(j)1
01bとし,本データ転送の動作を説明する。
【0035】図1のデータ転送装置は,2つの動作形
態,すなわち通常動作およびスキュー調整動作を有す
る。本データ転送装置の電源投入後,初めてデータ転送
を開始するまでに少なくとも1回はスキュー調整動作を
行なう。制御部112aは送信データ選択セレクタSo
ut(i)113を制御することにより,スキュー調整
動作時に調整信号生成部を選択し,通常動作時にデータ
送信部を選択する。また制御部112aはいずれの動作
時においても,バス権を獲得した送信装置(j)101
bの出力バッファ115を送信可能状態とする。送信装
置(0)101a等のバス権を持たない送信装置の出力
バッファ115は,通常出力ハイインピーダンスに保た
れている。
【0036】図3は,図1のデータ転送装置の通常動作
を説明するタイミング図であり,図4はスキュー調整動
作を説明するタイミング図である。図3および図4にお
いて,tsはセットアップ時間,thはホールド時間で
ある。
【0037】図3は通常動作時において,すでにバス権
を獲得した送信装置(j)101bが送信したデータ
を,受信装置102aがデータスキューおよびクロック
スキューを調整して受信する動作を示している。送信装
置(j)101bでは,データ送信部111が出力した
nビット幅の送信データを送信データ同期ラッチLou
t(i)114で基準クロックに同期し,出力バッファ
115がこの同期した送信データをスタブ120aを介
してバス104に出力する。データはバス104を通り
スタブ120bを介して入力バッファ130により受信
装置102aに入力する。しかし,データの転送サイク
ルが短いときには,このまますぐに受信データをラッチ
し同期化することが難しい。データは,出力バッファ1
15,スタブ120a,バス104,スタブ120bお
よび入力バッファ130を通過したことによりビット間
でデータスキューをもつこととや,クロック分配系10
5がクロックスキューをもつこと等の理由からである。
【0038】そこで,ラッチアレイ131によりスキュ
ーを調整し,受信装置102aのクロックに同期した受
信データをデータ受信部132へ入力する。2相クロッ
ク生成部133は,クロック分配系105から入力した
基準クロックから,クロックバッファ201と反転クロ
ックバッファ202によりそれぞれクロックΦ0とΦ1
を出力する。クロックΦ0は受信装置102aの動作ク
ロックであり,受信データは最終的にこのクロックΦ0
に同期する。クロックΦ1はラッチL0(i)301a
がメタステーブルになることを回避するために使用する
局部クロックである。遅延素子401は,データエッジ
検出部135の性能向上のために設けたものであるか
ら,後にデータエッジ検出部135と合わせて説明す
る。セレクタマップ134は,例えばレジスタファイル
により構成し,スキュー調整動作時にクロック選択セレ
クタS0(i)302および出力選択セレクタS1
(i)303の制御情報を入力したあと保持し,通常動
作時にはバス権を獲得した送信装置(j)101bが変
わる度に,この制御情報に基づいてクロック選択セレク
タS0(i)302および出力選択セレクタS1(i)
303を最適に切り換える。
【0039】図1および図3を用いて,通常動作時にお
けるスキュー調整動作を説明する。
【0040】図3は,ラッチL0(i)301aの入力
部において,第0ビットのデータが最初に到着し,第n
−1ビットのデータが最後に到着し,第1ビットのデー
タが両者の間にあってクロックΦ0に関するラッチL0
(1)のセットアップ時間tsとホールド時間thを保
証できないタイミングで到着する場合を例示している。
この場合クロック選択セレクタS0(i)302に関し
て,S0(0)およびS0(n−1)はクロックΦ0を
選択し,S0(1)はクロックΦ1を選択している。し
たがって,初段のラッチL0(i)301aの出力は図
3に示すように,L0(0)とL0(n−1)の出力は
クロックΦ0に関して1サイクルずれており,またL0
(1)の出力はこのクロックΦ0の1サイクルの間の位
相に位置するクロックΦ1のタイミングとなる。
【0041】第2段以降のラッチLh(i)(1≦h≦
k−1)は,全てクロックΦ0に同期して動作し,シフ
トレジスタと同様に,ラッチLh(i)は前段のラッチ
Lh−1(i)の1サイクル前の出力を入力し出力す
る。したがって,中段のラッチL1(i)301bの出
力は図3に示すように,L1(0)とL1(1)の出力
は同じクロック位相となり,L1(n−1)の出力がこ
れらより1サイクル遅れる。後段のラッチL2(i)3
01c以降の出力は図3に示すように,このビット間位
相関係を保ったまま順次次段のラッチへデータを転送し
ていく。
【0042】出力選択セレクタS1(i)303に関し
て,S1(0)およびS1(1)はそれぞれラッチL1
(0)出力とL1(1)出力を選択し,S1(n−1)
はL0(n−1)出力を選択している。したがって,出
力選択セレクタS1(i)303の出力は,図3に示す
ように全ビットとも同じ位相のクロックΦ0に同期す
る。この同期出力をデータ受信部132へ入力し,受信
を完了する。
【0043】以上のように,ラッチアレイ131は受信
装置102aに到着したデータのうち最も遅い位相のビ
ットをラッチするタイミングに,全ビットを同期する。
すなわち,データ送信部111からデータ受信部132
までのデータ転送にかかるクロックサイクル数を増すこ
となく,クロックスキューとデータスキューの調整を行
ない,データ転送サイクルの短縮による高速化を達成す
ることができる。
【0044】図1のデータ転送装置は,送信装置(j)
101bが送信を開始する前に,受信装置102aに対
して送信装置(j)101bの送信開始を通知する手段
を有することを,一つの特長とする。そこで,通常動作
時における,送信装置(j)101bのバス権獲得に伴
う動作について説明する。
【0045】表1は,セレクタマップに保持するセレク
タ制御情報の例を表している。送信装置(j)101b
に対応して,クロック選択セレクタS0(i)302の
選択すべきクロックおよび出力選択セレクタS1(i)
303の選択すべきラッチ出力を各ビットごとに保持し
ている。例えば,表1は図3に示す例の場合について抜
き出したものであり,クロック選択セレクタS0(i)
302に関して,S0(0)およびS0(n−1)はク
ロックΦ0,S0(1)はクロックΦ1を選択し,出力
選択セレクタS1(i)303に関して,S1(0)は
ラッチL1(0)301bの出力,S1(1)はラッチ
L1(1)301bの出力,S1(n−1)はラッチL
0(n−1)301aの出力を選択することを,このよ
うにあらかじめセレクタマップ134に保持している。
【0046】
【表1】
【0047】受信装置102aへデータを送信する必要
の生じた送信装置(j)101bは,他の送信装置
(0)101a等との間でアービトレーションを行な
い,バス104の使用権を獲得する。制御部112aは
出力バッファ115を送信可能状態とし,データの送信
を開始する。アービトレーション結果の決定と同時に受
信装置102aでは,制御部112bが送信装置(j)
101bがバス権を獲得したことをセレクタマップ13
4に通知し,セレクタマップ134は表1に示すような
制御情報に基づいてクロック選択セレクタS0(i)3
02および出力選択セレクタS1(i)303を切り換
え,データの受信を開始する。
【0048】図1,図4および図5を用いて,スキュー
調整動作を説明する。
【0049】図4は,図3に例示したデータ位相関係の
場合におけるスキュー調整動作を説明するタイミング図
である。図5は,送信装置数がm,データ幅がnビッ
ト,受信データ同期ラッチ301a〜303cの段数を
k(図1ではk=3)とした場合のスキュー調整動作を
説明する流れ図である。
【0050】はじめに図5に示すように送信装置(j)
101bの選択501を行ない,この送信装置(j)1
01bと受信装置102aの間のデータ転送におけるス
キュー調整を開始する。スキュー調整時には,送信デー
タ選択セレクタ113は調整信号生成部の出力を選択す
る。調整信号は,例えば図4に示すような全ビットが同
時に立ち上がるステップ信号でよい。制御部112bか
らスキュー調整開始の通知を受けると,セッレクタマッ
プ134は全ビットに対して初期状態502を設定す
る。初期状態では,クロック選択セレクタS0(i)3
02がクロックΦ0を選択し,出力選択セレクタS1
(i)303がラッチL0(i)301aの出力を選択
する。初期状態における動作波形を図4(a)に示す。
図3で示したように,ラッチL0(i)301aの入力
部において,第0ビットが最初に到着し,第n−1ビッ
トが最後に到着し,第1ビットが両者の中間にあってク
ロックΦ0に間してラッチL0(1)301aのセット
アップ時間tsとホールド時間thを保証できない位相
で到着する。したがって,ラッチL0(i)301aの
出力では,第0ビットと第n−1ビットのデータがクロ
ックΦ0の互いに1サイクルずれた位相となり,第1ビ
ットのデータは不安定な状態(メタステーブル)504
となって同期できない。
【0051】次に図5に示すように,クロック選択セレ
クタS0(i)302の選択503を開始する。データ
エッジ検出部135が,ラッチL0(i)301aの出
力がメタステーブルにあるビットを検出504し,その
ビットのクロック選択セレクタS0(i)302をクロ
ックΦ1の選択,出力選択セレクタS1(i)303を
ラッチL1(i)301bの出力を選択505とする。
図4では,第1ビットがこの場合にあてはまる。ここ
で,クロックΦ0に関してメタステーブルとなる位相の
データ(第1ビット)は,クロックΦ1に関してはセッ
トアップ時間tsおよびホールド時間thを保証するの
で,クロックΦ1で確実にラッチすることができる。
【0052】続いて図5に示すように,出力選択セレク
タS1(i)303の選択506を開始する。まず,受
信位相判定部136が全ビットが同期可能であるか否か
の判定507をする。調整信号が,図4のような全ビッ
ト同時ステップ信号の場合には,受信位相判定部136
は単純に全ビットデータの論理和回路でよい。データの
位相がずれているため同期不可能なビットがある場合に
は,手順508に示すように同期可能なビットについ
て,出力選択セレクタS1(i)303が次段のラッチ
L1(i)301bの出力を選択した後,1クロックサ
イクル進んで再び全ビットが同期可能であるか否かの判
定507をする。全ビットが同期可能となれば,出力選
択セレクタS1(i)303の選択506を終了する。
この時点で図4(b)に示すように,出力選択セレクタ
S1(i)303の出力は全ビットについてクロックΦ
0の同じ位相に同期している。
【0053】以上の手順で得たセレクタ制御情報を,表
1に示すような形式でセレクタマップに出力509し,
セレクタマップ134はスキュー調整動作終了後もこの
情報を保持する。全ての送信装置(j)101bについ
てスキュー調整動作を実行したならば,手順501を抜
け,スキュー調整動作を終了する。
【0054】図6は,初段の受信データ同期ラッチL0
(i)301aがメタステーブルとなるか否かを判定す
るデータエッジ検出部135の構成例である。
【0055】図1および図6を用いて,データエッジ検
出部135の動作を説明する。図6において,410お
よび411は排他的論理和回路,412は論理和回路,
413はラッチ,420はクロック選択セレクタS0
(i)302の制御信号をセレクタマップへ入力する信
号線,RSTはラッチ413のリセット端子である。
【0056】図1に示すように,データエッジ検出部1
35への入力は,遅延素子401の入力および出力,ラ
ッチL0(i)301aの出力およびクロック選択セレ
クタS0(i)302の出力である。遅延素子401を
受信データの経路に設けることにより,データエッジ検
出部135は実際にL0(i)301aがラッチした出
力と,遅延素子401の伝搬遅延時間だけ早い位相デー
タのラッチ出力および遅延素子402の伝搬遅延時間だ
け遅い位相データのラッチ出力を比較することが可能と
なる。図6において,ラッチL0(i)301aの出力
がメタステーブルにあるとき,排他的論理和回路410
および411のうち少なくとも一方の出力は論理レベル
“1”を出力する。
【0057】論理和回路412およびラッチ413は検
出感度を向上するために設けたものである。排他的論理
和回路410および411が“1”を出力する期間がわ
ずか1クロックサイクルであっても,論理和回路412
およびラッチ413はRSTにリセット信号が入力する
までこの出力“1”を保持する。この出力をクロック選
択セレクタS0(i)302の制御信号として,信号線
420を介してセレクタマップ134へ入力する。セレ
クタマップ134がこの信号を確実に入力し,クロック
選択セレクタS0(i)302を切り換えた後,RST
にリセット信号を入力する。
【0058】図8は,図1と対比すべき従来例であり,
最も一般的なバス型のデータ転送装置の信号入出力装置
を簡略化して表している。図8において,102bは受
信装置,601aおよび601bは送信装置,610は
制御部,611は受信データ同期ラッチである。
【0059】制御部610は,送信装置(j)601b
がバス権を獲得すると出力バッファ115を出力可能状
態とする。その他の送信装置(0)601a等の出力バ
ッファ115は,通常出力ハイインピーダンスである。
送信装置(j)601bおよび受信装置102bは,基
準クロック発生部103から供給されるクロックΦ0に
同期して動作する。すなわち,データ送信部111の送
信データとデータ受信部132の受信データはともにク
ロックΦ0に同期する。
【0060】図9は,図8に示す従来例のデータ転送サ
イクルを説明する図である。図9において,tskw_
propはデータスキュー,tskw_ckはクロック
スキュー,tprop_maxはデータ伝搬遅延時間の
最大値,tsはセットアップ時間,thはホールド時
間,Tはデータ転送サイクルを示す。ここで,データ伝
搬遅延時間の最大値tprop_maxは,バス104
に接続した送信装置(j)601bと受信装置102b
との間のデータ転送の全ての組み合わせの全ビットに関
する,最大の伝搬遅延時間を意味する。したがって,デ
ータスキューtskw_propは必ずデータ伝搬遅延
時間の最大値tprop_maxよりも小さい。
【0061】図9より,従来の構成における転送サイク
ルTは数1となる。
【0062】
【数1】
【0063】すなわち従来構成のバス型データ転送装置
では,信号入出力装置間の伝搬遅延時間tprop_m
axよりも短いサイクルでデータ転送をできないという
欠点がある。
【0064】図10は,図1に示すデータ転送装置のデ
ータ転送サイクルを説明する図である。図10におい
て,tprop_lchはラッチの伝搬遅延時間であ
る。
【0065】図1のデータ転送装置は,図8の従来のデ
ータ転送装置と異なり,データスキューtskw_pr
op,クロックスキューtskw_ckあるいは装置間
のデータ伝搬遅延時間の最大値tprop_maxによ
り,データ転送サイクルの短縮化が制限を受けないとい
う利点がある。図10に示すように,転送サイクルを制
限するものはラッチの伝搬遅延時間tprop_lc
h,セットアップ時間tsおよびホールド時間thであ
り,初段の受信データ同期ラッチL0(i)301aが
クロックΦ1で動作したときに,クロックΦ0で動作す
る次段のラッチL1(i)301bがメタステーブルに
ならない転送サイクルまで高速化できる。ただし,一般
にホールド時間thは伝搬遅延時間tprop_lch
より小さいことを考慮すると,図1の実施例1ではホー
ルド時間thは転送サイクルTに関与しない。
【0066】図10より,図1のデータ転送装置におけ
る転送サイクルTは数2となる。
【0067】
【数2】
【0068】すなわち図1のデータ転送装置は,従来構
成のバス型データ転送装置に比べ,大幅な高速化が可能
である。
【0069】図7は,2相クロック生成部133の別例
である。220は遅延素子である。遅延素子220の伝
搬遅延時間をtdlyと表す。遅延時間tdlyは,数
3の不等式を満たす。
【0070】
【数3】
【0071】したがって,図7の2相クロック生成部1
33を図1のデータ転送装置に用いた場合にはホールド
時間thも関与し,転送サイクルTは数4となる。
【0072】
【数4】
【0073】すなわちtdly=ts+thとした場合
に,数2と比較してtprop_lch−thだけ転送
サイクルを短縮できる。
【0074】ここまで,図1のデータ転送装置に関し
て,送信装置101bと受信装置102aはバス104
により接続するものとして説明したが,バス104の代
わりにm対1のスイッチ154で接続することもでき
る。
【0075】図2は、本発明によるデータ転送装置の第
2の実施例である。図2において,100a〜100b
は入出力装置(j)〜入出力装置(k),101は10
1a〜101bと同じ構成の送信装置,102は102
aと同じ構成の受信装置,120はスタブである。入出
力装置100a〜100bはm台存在し,各々スタブ1
20を介してバス104に接続している。任意の入出力
装置(j)100aは,任意の入出力装置(p)100
bとの間でデータ転送を行なう。
【0076】図11は,図2に示すデータ転送装置の動
作手順を説明する図である。図1のデータ送信装置と同
様に図2のデータ転送装置は,データ転送前にデータの
送信元がどの入出力装置となるかをデータの要求元に通
達する。
【0077】この方法として,例えば以下の手順に従え
ばよい。図2において,入出力装置(j)100aが更
新データの転送を要求し,入出力装置(p)100bが
応答して入出力装置(j)100aに更新データを転送
する動作を例に,図11を用いて説明する。図11にお
いて,入出力装置(j)100aと入出力装置(p)1
00bの間のデータ転送が最も伝搬遅延時間またはスキ
ューが大きく,データ送信部送信部111からデータ受
信部132まで2クロックサイクルを要するものとす
る。
【0078】入出力装置(j)100aが内部の送信装
置101を介してバスの使用権を求めてアービトレーシ
ョン(状態1)を行なう。アービトレーションデータ
は,各入出力装置の要求が命令の転送あるいはデータの
転送等の目的のため出されていることを判別する情報等
を含んでおり,バス権獲得の優先度がわかる。つづい
て,命令転送を要求する入出力装置(j)100aがバ
スの使用権を獲得する決定(状態2)がなされる。状態
2では,受信装置102のセレクタをセレクタマップ1
34の情報に基づいて切り換え入出力装置(j)100
aの送信装置100からのデータ転送の開始に備える。
状態3および状態4で,入出力装置(j)100aが命
令を送信し,各入出力装置100は命令を受信する。各
入出力装置100は命令をデコード(状態5および状態
6)し,キャッシュの参照等の処理を行った結果,入出
力装置(p)100bが要求に答えて入出力装置(j)
100aに対し更新データを転送することを決める。
【0079】次に,入出力装置(p)100bが内部の
送信装置101を介してバスの使用権を求めてアービト
レーション(状態7)を行なう。更新データの転送を要
求する入出力装置(p)100bが最も優先度が高いの
で,バスの使用権を獲得する決定(状態6)がなされ
る。この間,状態5から状態8まで4クロックサイクル
の間だけ入出力装置(j)100aはデータを待ってい
るように,予め決めておく。バス権の優先度の高さか
ら,状態9でほぼ確実に更新データが転送されてくるこ
とがわかっているので,それまでに入出力装置(j)1
00aは,アドレスの設定を行なうことができる。バス
権の決定(状態8)により受信装置102のセレクタ切
り換えを行なう。状態9以降では,更新データが転送さ
れ,要求元である入出力装置(j)100aが受信し,
転送処理を終了する。
【0080】このように,図2に示すデータ転送装置は
従来のバス型データ転送装置と同様な動作手順を用いな
がら,実施例1で説明したように従来より高速なデータ
転送を可能とする。
【0081】図12は,本発明によるデータ転送装置の
第3の実施例におけるラッチアレイ131である。他の
部分は図1と同じである。図12において,701はメ
タステーブル回避ラッチ,702a〜702bは受信デ
ータ同期ラッチ,703は入力選択セレクタ,704は
出力選択セレクタ,710はクロック分周器,711は
排他的論理和回路,EO(i)は711の制御信号であ
る。
【0082】クロックΦ0を分周器710でサイクルを
2倍にし,ラッチL4(i)702aをクロックバッフ
ァ201を通してクロックΦ0/2で動作させ,ラッチ
L5(i)702bを反転クロックバッファを通してク
ロックΦ0/2の逆相で動作させる。スキューを有する
受信データ(i)を,クロックΦ0の1サイクルおきに
L4(i)702aとL5(i)702bで交互にラッ
チする。出力選択セレクタS3(i)は,クロックΦ0
に同期してこれらのラッチ出力を交互に選択する。この
とき排他的論理和回路711は,セレクタマップ134
により出力選択セレクタS3(i)に初期状態を与え
る。これにより,全ビットのデータ(i)をクロックΦ
0の同じ位相で同期する。
【0083】ラッチL4(i)702aおよびL5
(i)702bが,メタステーブルになるビットに対し
ては,入力セレクタS2(i)701がクロックΦ1に
同期して動作するラッチL3(i)701の出力を選択
し,メタステーブルを回避する。
【0084】セレクタマップ134の保持する情報は,
図1の実施例1と同様に表1の形式で,各送信装置
(j)101bに対応する入力選択セレクタS2(i)
703および排他的論理和回路711の制御情報EO
(i)である。
【0085】図13は,図12のデータ転送装置の通常
動作時を説明するタイミング図である。受信データの位
相は図3と同じである。入力セレクタS2(1)701
はラッチL3(1)701の出力を選択730し,排他
的論理和回路711に関して,EO(0)は“1”,E
O(1)およびEO(n−1)は“0”を入力731す
る。
【0086】図12のデータ転送装置は,図1に比べて
動作の遅いラッチL4(i)702aおよびL5(i)
702bにより構成できる利点がある。転送サイクルT
は,図1と同じく数2を達成する。
【0087】図12の実施例3を,図2のデータ転送装
置に適用することも可能である。また,バス104の代
わりにスイッチ154で装置間を接続してもよい。
【0088】図14は,本発明によるデータ転送装置の
第4の実施例である。本実施例は,データスキューts
kw_propが転送サイクルTに比べて比較的小さい
場合に実現可能であり,回路規模が小さいという利点を
もつ。図14において,102cは受信装置,750は
可変遅延回路である。
【0089】図14において,セレクタマップ134の
保持する制御情報は,送信装置(j)101bに対応す
る可変遅延回路750の遅延量である。セレクタマップ
134の制御情報に基づき,可変遅延回路750は全ビ
ットのデータを同期できる位相のクロックΦ2を生成す
る。
【0090】図16は,図14のデータ転送装置の転送
サイクルを説明するタイミング図である。
【0091】図16より,図14のデータ転送装置の転
送サイクルTは数5となる。送信データ同期ラッチLo
ut(i)114および受信データ同期ラッチ611の
伝搬遅延時間tprop_lchは,転送サイクルTに
関与しない。
【0092】
【数5】
【0093】図14の実施例を,図2のデータ転送装置
に適用することも可能である。また,バス104の代わ
りにスイッチ154で装置間を接続してもよい。
【0094】図15は,本発明によるデータ転送装置の
第5の実施例における受信装置102dである。図15
において,102dは受信装置,801はデータ抽出
部,802はクロック抽出部,803はFIFO(Fi
rst−In First−Outバッファ),804
は制御部,805は論理和回路である。送信装置は,図
8に示した従来の送信装置601a〜601bでよい。
ただし,データ送信部111はクロックΦ0を含んだデ
ータを送信するものとする。
【0095】図15のデータ転送装置では,受信したデ
ータ(i)をデータ抽出部801とクロック抽出部80
2によってデータとクロックに分離する。ここで抽出し
たクロックにFIFO803の入力側が同期しながら,
データ(i)を入力する。初期状態では制御部804
は,論理和回路805に対して“0”を出力している。
制御部804は,FIFO803が全データ幅のデータ
を入力したとき論理和回路805に対して“1”を出力
する。論理回路805が“1”を入力すると,クロック
分配系105からクロックΦ0がラッチLin(i)6
11へ入力し,受信データ同期ラッチLin(i)61
1が同期化を開始する。
【0096】図15に示す実施例5は,セレクタマップ
134が不要であるという利点がある。
【0097】以上により,図15のデータ転送装置は受
信データをクロックΦ0に同期させる。
【0098】図15の実施例を,図2のデータ転送装置
に適用することも可能である。また,バス104の代わ
りにスイッチ154で装置間を接続してもよい。
【0099】図17は,本発明によるデータ転送装置の
第6の実施例である。図17において,102eは受信
装置,901はデータ伝送線,902はクロック伝送線
である。データ伝送線901およびクロック伝送線90
2は互いに平行しており,受信装置102eはクロック
伝送線902を介して送信装置101から入力するクロ
ックに同期して動作する。これはソース同期方式と呼ば
れている。
【0100】図17では,図1に比べて受信データ同期
ラッチL0(i)301a〜Lk−1(i)301dの
段数kが大きい。転送サイクルTに比べて,データスキ
ューtskw_propが大きいためである。スキュー
調整のしくみ等は図1の実施例1と同じである。
【0101】データスキューをtskw_prop,セ
ットアップ時間をts,ホールド時間をth,データ転
送サイクルをTとおくと,スキュー調整に必要な受信デ
ータ同期ラッチ301a〜301dの段数をkは数6と
なる。
【0102】
【数6】
【0103】すなわち図1,図2および図17に示すデ
ータ転送装置は,ラッチ段数kを大きくすることによ
り,データスキューtskw_propよりも短いサイ
クルでデータ転送が可能だという利点がある。
【0104】データ伝送線901およびデータ伝送線9
02長さが数メートル程度の短,中距離パラレル高速デ
ータ転送を目的としたソース同期方式データ転送装置に
おいて,従来行なわれてきたスキュー調整方法には,1
992年電子情報通信学会通信学会春季大会B−445
「ATM用156Mb/sシリアルインタフェースCM
OS−LSI」に示すように,各ビットに可変遅延回路
を設けてスキューを低減する方法等がある。しかし,こ
の方法の欠点は「発明が解決しようとする課題」でも述
べたように,可変遅延回路とその制御回路の規模が大き
いためデータ幅のビット数を増やすことが難しい点にあ
る。本発明によるスキュー調整方法では,ラッチアレイ
131の導入によりこのような可変遅延回路を必要とし
ないため比較的回路規模が小さくデータ幅のビット数を
増やすことが容易であり,高速伝送に有利だという利点
がある。
【0105】図18は,本発明によるデータ転送装置の
第7の実施例である。図18において,154は入出力
装置間接続スイッチである。
【0106】図18は,m台の入出力装置がスイッチ1
54を介して接続した,スター型のデータ転送装置であ
る。任意の入出力装置間のデータ転送は,ソース同期方
式である。すなわち図18に示すように,入出力装置
(j)100aが入出力装置(p)100bに対してデ
ータ転送を行なうとき,入出力装置(j)100aはク
ロック伝送線902を介してデータと同時にクロックも
転送する。図18のデータ転送装置は,図2のバス型デ
ータ転送装置と同様,従来のスター型データ転送装置と
大差ない手順で,スキューを調整し従来よりも高速なデ
ータ転送を行なうことができる利点がある。
【0107】図18のスター型データ転送装置は,ソー
ス同期方式でなくクロック分配系105を用いた方式で
も実現可能である。
【0108】
【発明の効果】本発明によるデータ転送装置は,複数の
送信装置を有するバス型あるいはスター型データ転送装
置において,従来転送速度を制限していた送信装置と受
信装置の間の伝搬遅延時間あるいは伝搬遅延スキュー
(データスキュー)およびクロックスキューを各々の送
信装置に対応して調整し,伝搬遅延時間あるいはデータ
スキューよりも短いサイクルの高速データ転送を可能と
する。また,1対1データ転送装置において広く用いら
れ,バス型あるいはスター型のデータ転送装置において
も採用され得るソース同期方式のデータ転送装置におい
て,データスキューよりも短いサイクルの高速データ転
送ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示すブロック図である。
【図2】実施例2を示すブロック図である。
【図3】図1に示した実施例1の通常動作を説明するタ
イミング図である。
【図4】図1に示した実施例1のスキュー調整動作を説
明するタイミング図である。
【図5】図1に示した実施例1のスキュー調整動作を説
明する流れ図である。
【図6】図1に示した実施例1のデータエッジ検出部1
35を示すブロック図である。
【図7】図1に示した実施例1の2相データ生成部13
3の図1とは別の構成例を示す回路図である。
【図8】従来例を示すブロック図である。
【図9】図8に示した従来例のデータ転送サイクルを説
明するタイミング図である。
【図10】図1に示した実施例1のデータ転送サイクル
を説明するタイミング図である。
【図11】図2に示した実施例2のデータ転送手順を説
明するタイミング図である。
【図12】実施例3を示すブロック図である。
【図13】図11に示した実施例3の通常動作を説明す
るタイミング図である。
【図14】実施例4を示すブロック図である。
【図15】実施例5を示すブロック図である。
【図16】図14に示した実施例4の通常動作を説明す
るタイミング図である。
【図17】実施例6を示す図である。
【図18】実施例7のスター型のデ−タ転送装置を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
100a〜100b…入出力装置、101,101a〜
101b…送信装置、102,102a〜102e…受
信装置、103…基準クロック発生部、104…nビッ
ト幅バス、105…クロック分配系、110…調整信号
生成部、111…データ送信部、112a〜112b…
制御部、113…送信データ選択セレクタ、114…送
信データ同期ラッチ、115…出力バッファ、120,
120a〜120c…スタブ、130…入力バッファ、
131…ラッチアレイ、132…データ受信部、133
…2相クロック生成部、134…セレクタマップ、13
5…データエッジ検出部、136…受信位相判定部、1
54…入出力装置間接続スイッチ、201…クロックバ
ッファ、202…反転クロックバッファ、301a〜3
01c…受信データ同期ラッチ、302…クロック選択
セレクタ、303…同期ラッチ301a〜301c出力
選択セレクタ、401,402…遅延素子、tskw_
prop…データ伝搬遅延スキュー(データスキュ
ー)、tskw_ck…クロックスキュー、tprop
_max…データ伝搬遅延時間の最大値、ts…セット
アップ時間、th…ホールド時間、T…データ転送サイ
クル、Φ0…受信装置102の同期クロック、Φ1…メ
タステーブル回避用局部クロック。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山際 明 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1以上の送信装置と,1以上の受信装置
    と,該送信装置と該受信装置を接続する手段と,該送信
    装置と該受信装置に第1のクロックを供給する手段とか
    ら成り,該送信装置に該第1のクロックに同期してデー
    タを送信する手段を備え,該受信装置で受信された該デ
    ータを該第1のクロックと所定の位相関係を有する第2
    のクロックに同期して受信する同期受信手段と,該送信
    装置の各々に対応する該同期受信手段の同期化制御情報
    を保持する手段と,該制御情報に基づき該同期受信手段
    を制御する手段と,どの該送信装置から該データを受信
    するか否かを該制御手段に通知する手段を備え,任意の
    1の該送信装置が該接続手段を介して任意の1以上の該
    受信装置へデータを転送する装置において,該装置の調
    整動作時に順次1の該送信装置が特定のデータを送信
    し,各々の該受信装置が該1の送信装置に対応する該同
    期受信手段の上記同期化制御情報を設定し保持すること
    を特徴とするデータ転送装置。
  2. 【請求項2】1以上の送信装置と,1以上の受信装置
    と,該送信装置と該受信装置を接続する手段と,該送信
    装置と該受信装置に第1のクロックを供給する手段とか
    ら成り,該送信装置に該第1のクロックに同期してデー
    タを送信する手段を備え,該受信装置で受信された該デ
    ータを該第1クロックと所定の位相関係を有する第2の
    クロックに同期して受信する同期受信手段と,該送信装
    置の各々に対応する該同期受信手段の同期化制御情報を
    保持する手段と,該制御情報に基づき該同期受信手段を
    制御する手段と,どの該送信装置から該データを受信す
    るか否かを該制御手段に通知する手段を備え,任意の1
    の該送信装置が該接続手段を介して任意の1以上の該受
    信装置へデータを転送する装置において,該装置の通常
    動作時に任意の1の該送信装置がデータを送信し,各々
    の該受信装置が該データを受信するより前に該1の送信
    装置に対応して該同期受信手段を制御することを特徴と
    するデータ転送装置。
  3. 【請求項3】1以上の送信装置と,1以上の受信装置
    と,該送信装置と該受信装置を接続する手段と,該送信
    装置と該受信装置に第1のクロックを供給する手段とか
    ら成り,該送信装置に該第1のクロックに同期してデー
    タを送信する手段を備え,該受信装置で受信された該デ
    ータを該第1のクロックと所定の位相関係を有する第2
    のクロックに同期して受信する同期受信手段と,該送信
    装置の各々に対応する該同期受信手段の同期化制御情報
    を保持する手段と,該制御情報に基づき該同期受信手段
    を制御する手段と,どの該送信装置から該データを受信
    するか否かを該制御手段に通知する手段を備え,任意の
    1の該送信装置が該接続手段を介して任意の1以上の該
    受信装置へデータを転送する装置において,請求項1お
    よび請求項2に記載の構成により各々の該受信装置内の
    該同期受信手段を制御することを特徴とするデータ転送
    装置。
  4. 【請求項4】1以上の送信装置と,1以上の受信装置
    と,該送信装置と該受信装置を接続する手段と,該送信
    装置と該受信装置に第1のクロックを供給する手段とか
    ら成り,該送信装置に該第1のクロックに同期してデー
    タおよび該第1のクロックと所定の位相関係を有する第
    2のクロックを送信する手段を備え,該受信装置で受信
    された該データを該第2のクロックに同期して受信する
    同期受信手段と,該送信装置の各々に対応する該同期受
    信手段の同期化制御情報を保持する手段と,該制御情報
    に基づき該同期受信手段を制御する手段と,どの該送信
    装置から該データを受信するか否かを該制御手段に通知
    する手段を備え,任意の1の該送信装置が該接続手段を
    介して任意の1以上の該受信装置へデータを転送する装
    置において,装置の調整動作時に順次1の該送信装置が
    特定のデータを送信し,各々の該受信装置が該1の送信
    装置に対応する該同期受信手段の上記同期化制御情報を
    設定し保持することを特徴とするデータ転送装置。
  5. 【請求項5】1以上の送信装置と,1以上の受信装置
    と,該送信装置と該受信装置を接続する手段と,該送信
    装置と該受信装置に第1のクロックを供給する手段とか
    ら成り,該送信装置に該第1のクロックに同期してデー
    タおよび該第1のクロックと所定の位相関係を有する第
    2のクロックを送信する手段を備え,該受信装置で受信
    された該データを該第2のクロックに同期して受信する
    同期受信手段と,該送信装置の各々に対応する該同期受
    信手段の同期化制御情報を保持する手段と,該制御情報
    に基づき該同期受信手段を制御する手段と,どの該送信
    装置から該データを受信するか否かを該制御手段に通知
    する手段を備え,任意の1の該送信装置が該接続手段を
    介して任意の1以上の該受信装置へデータを転送する装
    置において,該装置の通常動作時に任意の1の該送信装
    置がデータを送信し,各々の該受信装置が該データを受
    信するより前に該1の送信装置に対応して該同期受信手
    段を制御することを特徴とするデータ転送装置。
  6. 【請求項6】1以上の送信装置と,1以上の受信装置
    と,該送信装置と該受信装置を接続する手段と,該送信
    装置と該受信装置に第1のクロックを供給する手段とか
    ら成り,該送信装置に該第1のクロックに同期してデー
    タおよび該第1のクロックと所定の位相関係を有する第
    2のクロックを送信する手段を備え,該受信装置で受信
    された該データを該第2のクロックに同期して受信する
    同期受信手段と,該送信装置の各々に対応する該同期受
    信手段の同期化制御情報を保持する手段と,該制御情報
    に基づき該同期受信手段を制御する手段と,どの該送信
    装置から該データを受信するか否かを該制御手段に通知
    する手段を備え,任意の1の該送信装置が該接続手段を
    介して任意の1以上の該受信装置へデータを転送する装
    置において,請求項4および請求項5に記載の構成によ
    り各々の該受信装置内の該同期受信手段を制御すること
    を特徴とするデータ転送装置。
  7. 【請求項7】該装置の調整動作時に該送信装置が送信す
    る特定のデータの周期が,通常動作時に該送信装置が送
    信するデータの転送サイクルよりも長いよう設定したこ
    とを特徴とする,請求項1,請求項3,請求項4および
    請求項6のいずれかに記載のデータ転送装置。
  8. 【請求項8】該装置の調整動作時に該受信装置が,第1
    に各々のビットをラッチ可能とする制御に係る設定を行
    ない,第2に全データ幅に係るビットを該第2のクロッ
    クの同じ位相に同期する制御に係る設定を行なうよう設
    定したことを特徴とする,請求項1,請求項3,請求項
    4および請求項6のいずれかに記載のデータ転送装置。
  9. 【請求項9】該送信装置と該受信装置を接続する手段が
    バスであることを特徴とする,請求項1から請求項6の
    いずれかに記載のデータ転送装置。
  10. 【請求項10】該送信装置と該受信装置を接続する手段
    が該送信装置および該受信装置の任意の組み合わせを接
    続するスイッチであることを特徴とする,請求項1から
    請求項6のいずれかに記載のデータ転送装置。
  11. 【請求項11】該送信装置と該受信装置を接続する手段
    が1以上の導線であることを特徴とする,請求項1から
    請求項6のいずれかに記載のデータ転送装置。
  12. 【請求項12】クロックを入力する手段と,入力データ
    を該クロックの異なる位相でラッチし保持することを可
    能とする手段と,該保持データを選択し該クロックに係
    る同一の位相で出力する手段を備える装置において,位
    相ばらつき有する該データを該クロックに同期する受信
    装置。
  13. 【請求項13】クロックを入力する手段と,データを入
    力する第1のラッチと,第h−1のラッチ出力に入力を
    接続した第hのラッチ(2≦h)と,該クロックを該1
    のラッチおよび該第hのラッチに入力する手段と,該デ
    ータが該第1のラッチのラッチできない位相となること
    を回避する手段と,該第1および第hのラッチ出力の該
    クロックに係る位相を判定する手段と,該第1および第
    hのラッチ出力のうちのいずれかを選択し出力するセレ
    クタを備える装置において,位相ばらつき有する該デー
    タを該クロックに同期する受信装置。
  14. 【請求項14】第0のクロックを入力する手段と,デー
    タを入力する第hのラッチ(1≦h≦k)と,位相が該
    第1のクロックの1周期ずつ互いにずれた該第1のクロ
    ック周期のk倍の周期を有する第hのクロックを生成す
    る手段と,該第hのクロックを該第hのラッチに入力す
    る手段と,該データが第hのラッチのラッチできない位
    相となることを回避する手段と,該第hのラッチ出力の
    該第0のクロックに係る位相を判定する手段と,該第h
    のラッチ出力のうちのいずれかを選択し出力するセレク
    タを備える装置において,位相ばらつき有する該データ
    を該第0のクロックに同期する受信装置。
  15. 【請求項15】第1のクロックを入力する手段と,デー
    タを入力する第1のラッチと,第h−1のラッチ出力に
    入力を接続した第hのラッチ(2≦h)と,該第1のク
    ロックを該第hのラッチ(2≦h)に入力する手段と,
    該第1のクロックと異なる位相を有する第2のクロック
    を生成する手段と,該第1および第hのラッチ出力の第
    1のクロックに係る位相を判定する手段と,該第1のラ
    ッチが該データをラッチできることを判定する手段と,
    該第1のクロックおよび第2のクロックのどちらか一方
    を選択し該第1のラッチに入力する第1のセレクタと,
    該第1および第hのラッチ出力のうちのいずれかを選択
    し出力する第2のセレクタと,該送信装置の各々に対応
    する該同期受信手段の同期化制御情報を保持する手段
    と,該制御情報に基づき該同期受信手段を制御する手段
    と,どの該送信装置から該データを受信するか否かを該
    制御手段に通知する手段を備える装置において,位相ば
    らつき有する該データを該第1のクロックに同期するこ
    とを特徴とする受信装置。
  16. 【請求項16】第1のクロックを入力する手段と,デー
    タを入力する第1のラッチと,該第1のラッチの入力お
    よび出力のいずれか一方を選択し出力する第1のセレク
    タと,該第1のセレクタの出力を入力する第hのラッチ
    (2≦h≦k)と,第1のクロックと異なる位相を有す
    る第0のクロックを生成する手段と,位相が該第1のク
    ロックの1周期ずつ互いにずれた該第1のクロック周期
    のk−1倍の周期を有する第hのクロックを生成する手
    段と,該第hのクロックを該第hのラッチに入力する手
    段と,該第hのラッチ出力の該第1のクロックに係る位
    相を判定する手段と,該第hのラッチ出力のうちのいず
    れかを選択し出力する第2のセレクタを備える装置にお
    いて,位相ばらつき有する該データを該第1のクロック
    に同期する受信装置。
  17. 【請求項17】第1のクロックを入力する手段と,デー
    タを入力するラッチと,該第1のクロックを遅延させ第
    2のクロックを生成する可変遅延回路と,該第2のクロ
    ックを該ラッチに入力する手段と,該ラッチが該データ
    をラッチできることを判定する手段と,該判定手段に基
    づいて該可変遅延回路の遅延量を制御する手段と,該遅
    延量の制御に係る情報を保持する手段と,該制御情報に
    基づき該可変遅延回路を制御する手段とからなる装置に
    おいて,位相ばらつき有する該データを該第2のクロッ
    クに同期する受信装置。
  18. 【請求項18】1以上の送信装置と,1以上の受信装置
    と,該送信装置と該受信装置を接続する手段と,該送信
    装置に第1のクロックを供給する手段と,該受信装置に
    第2のクロックを供給する手段から成り,該送信装置に
    該第1のクロックに同期してデータを送信する手段と,
    該データにクロックの位相情報を含める手段を備え,該
    受信装置で受信された該データからデータを抽出する手
    段と,該データから第1のクロックと位相の異なる第3
    のクロックを抽出する手段と,該第3のクロックに同期
    し該データ抽出手段の出力を入力するFIFO(Fir
    st−In First−Outバッファ)と,該FI
    FOの出力を第2のクロックに同期するラッチと,該F
    IFOが全データ幅のビットを保持する間のみ該ラッチ
    を動作する手段を備え,任意の1の該送信装置が該接続
    手段を介して任意の1以上の該受信装置へデータを転送
    する装置において,該装置の通常動作時に任意の1の該
    送信装置がデータを送信し,各々の該受信装置が該デー
    タを該第2のクロックに同期して受信することを特徴と
    するデータ転送装置。
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