JPH0731256B2 - 圧力センサ付電子機器 - Google Patents

圧力センサ付電子機器

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JPH0731256B2
JPH0731256B2 JP26719086A JP26719086A JPH0731256B2 JP H0731256 B2 JPH0731256 B2 JP H0731256B2 JP 26719086 A JP26719086 A JP 26719086A JP 26719086 A JP26719086 A JP 26719086A JP H0731256 B2 JPH0731256 B2 JP H0731256B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、高度計又は水深計として用いられる圧力セン
サ付電子機器に関する。
[従来例とその問題点] 従来から、圧力センサを利用して大気圧又は水圧を計測
し、その計測結果から鉛直距離、即ち高度又は水深を得
て、それを表示する小型電子機器が提案されている。
しかし、この種のものは、測定地点における高度又は水
深を表示するにとどまり、例えば、登山又はスキンダイ
ビングの際、目標高度(一般に頂上の高度)又は目標水
深の何パーセントまで、すでに登っているか又は潜って
いるかといった情報すなわち達成率は表示せず、ペース
配分等のためにそれを得るには、表示されている現在の
高度等と目標高度等とから、使用者が算出する必要があ
った。
[発明の目的] 本発明は、上述の如き事情に鑑みてなされたもので、上
述の達成率算出の労をなくすべく、簡単な操作で、目標
とする高度又は水深に対する達成率を自動算出して表示
する機能を有する圧力センサ付電子機器の提供を目的と
するものである。
[発明の要点] この発明は上述した目的を達成するために、圧力センサ
を利用した鉛直距離算出手段と、目標地点の鉛直距離を
記憶させておく記憶手段と、上記鉛直距離算出手段で算
出された現地点の鉛直距離と上記記憶手段からの目標地
点の鉛直距離とから現在の達成率を算出する演算出手段
とを設けて算出された達成率を表示するようにしたこと
を要旨とする。
[実施例] 以下、この発明を図面に示す一実施例に基づいて具体的
に説明する。なお、本実施例は圧力センサ付のいわゆる
アナ・デジ(時刻を指針表示以外にディタル表示をもす
る)電子腕時計に本発明を適用したものである。
構 成 第2図は、本実施例の外観図である。図中1は、時計ケ
ースで、この時計ケース1には圧力センサ2が設けられ
ている。この場合、時計ケース1の上面下側部に円形の
開口部が形成され、これに圧力センサ2の上面が露呈す
るように取付けられている。そして、時計ケース1の前
面には、指針および液晶表示装置4を有している表示部
3が配され、液晶表示装置4には時刻、高度、水深、前
記達成率等が表示される。また、本実施例には、リュー
ズスイッチS5以外にS1からS4で示される押ボタン
スイッチが設けられている。
第1図は、本実施例のブロック回路図である。図中6は
発振回路で、この出力は分周回路7で1P/S信号に分周
された後、アンドゲート14、時刻計数回路8およびステ
ップモータ駆動回路9に与えられる。ステップモータ駆
動回路9は1P/S信号を受け、ステップモータ10を駆動
し、ステップモータ10の回転力は輪列機構11を介して指
針12を運針する。また時刻計数回路8は、秒、分および
時カウンタを有しており、上記1P/S信号を計数して時
刻情報をCPU21に供給する。
CPU21は、スイッチ部17からのスイッチ入力信号に基づ
き、予め記憶されているマイクロプログラムに従った各
種処理を実行する回路であり、時刻表示モードから圧力
計モードへの切換に際しては(本実施例は液晶表示装置
4に時刻データを表示する時刻表示モードと、圧力計と
して機能する圧力計モードの2つのモードを有してい
る。)、信号aをRSフリップ・フロップ13に送出して、
これをセットすることによりアンドゲート14を開成し、
分周回路7からの1P/S信号を圧力計測のタイミング信
号として導入し、逆に、圧力計モードから時計モードへ
の切換に際しては、信号bをRSフリップ・フロップ13に
送出して、これをリセットすることによりアンドゲート
14を閉成し、上記1P/S信号の入力を禁止する。また、C
PU21は導入された上記1P/S信号に同期して、動作指令
信号cを圧力センサ2およびアナログ・ディジタル変換
回路15に送り、これらを動作せしめるが、この際、圧力
センサ2はこの装置が置かれている地点での圧力(気圧
又は水圧)を検出し、アナログ・ディジタル変換回路15
はこの検出圧力をkg/cm2を単位とするディジタル量に
変換した上でCPU21に送出する。なお本実施例では、上
記ディジタル量が1.033kg/cm2(1気圧)以下のときは
自動的に高度計として機能し、逆に1.033kg/cm2以上の
ときは、自動的に水圧計として機能する。
RAM20は、CPU21の制御の下で、データの書込み・読出し
が行なわれるもので、後述の各種レジスタが配されてい
る。ブザー回路19は、予め設定した高温差又は水深差が
検出された際、CPU21の制御の下で、ブザー音を発する
回路である。液晶表示装置4は、CPU21から送られて来
るデータを表示する装置であり、時刻表示モードにおい
ては現在時刻、他方、圧力計モードにおいては高度、水
深又は達成率等を表示する。
第3図は、RAM20の主要構成を示すものである。レジス
タPは、圧力計モードにおいて、計測タイミング毎に測
定される圧力(気圧又は水圧)を記憶するレジスタであ
り、レジスタP0は、高度又は水深の基準とする地点
(以下、基準地点と記す)における圧力を記憶するレジ
スタであり、レジスタP1は、基準地点に対する現地点
の相対的な高度又は水深(以下、相対高度又は相対水深
と記す。)を記憶するレジスタである。メモリALは、一
定の高度又は水深の変化があった毎に、その旨をブザー
音で報知せしめるべく、その一定の高度又は水深(以
下、昇降アラーム距離と記す)を、設定しておくレジス
タであり、レジスタP2は、高度又は水深に上述の昇降
アラーム距離だけの変化があった毎にその地点の相対高
度等(相対高度又は相対水深)を記憶していくレジスタ
である。メモリTMは、高度等の計測を開始した時点から
の時間経過を、刻々、記憶していくメモリであり、レジ
スタXは目標相対高度(例えば、登山のときの上記基準
地点から山頂までの高さ)又は、目標相対水深(例え
ば、スキンダイビングのときの、海底までの深さ)を設
定するレジスタである。なお、上記メモリ又はレジスタ
に設定される値は、それが圧力の場合はkg/cm2、また
距離の場合はmを単位とするものになっている。
モードフラグMは、圧力計モードのとき立てられ、時刻
表示モードのとき降ろされるフラグであり、フラグFP
は、本実施例が圧力計モードにおいて水深計として機能
しているときに立てられ、高度計として機能していると
きには降ろされるフラグである。状態カウンタNは3進
カウンタで、その値が0のときは、液晶表示装置4に気
圧や水圧の如き計測データを表示する計測状態を指定
し、1のときは、達成率等の如き一定のデータ加工が加
えられたものを表示するメモ表示状態を指定し、2のと
きは目標相対高度等(目標相対高度又は目標相対水深)
をセットするセット状態を指定する。また、表示カウン
タAは、上記計測状態において(すなわち状態カウンタ
Nが0のとき)、表示するデータ種を指定し、表示カウ
ンタBは、メモ表示状態において(すなわち状態カウン
タNが1のとき)表示するデータ種を指定し、表示カウ
ンタCは上記セット状態において(すなわち状態カウン
タNが2のとき)、セット可能データ種を指定する。
動 作 次に、本実施例の動作を説明する。第4図は、動作の概
要を示すジェネラルフローチャートである。すなわち、
スイッチ部17からのスイッチ入力又は圧力計測のタイミ
ング信号である1P/S信号があったかが判断され(ステ
ップS1)、いずれもなかった場合は、液晶表示装置4に
時刻を表示する表示処理(ステップS3)が実行され、ス
テップS1に復帰する。しかし、ステップS1で、スイッチ
入力が検出された場合は、対応するスイッチ処理(ステ
ップS2)が実行され、また1P/S信号が検出された場合
は、気圧又は水圧の計測等を行なう測定処理(ステップ
S4)が実行され、その後計測データ等を液晶表示装置4
に表示する表示処理(ステップS3)が行なわれてステッ
プS1に復帰する。
第5図、第6図および第7図は、それぞれ上記のスイッ
チ処理(ステップS2)、測定処理(ステップS4)および
表示処理(ステップS3)を詳細に示したフローチャート
であり、第8図は各スイッチ操作に伴なう液晶表示装置
4の表示の変遷を示すものである。以下各スイッチ操作
時の動作について説明する。
(1)初期操作時の動作 いま、第8図(a)に示すように時刻表示モードにあ
り、液晶表示装置4に現在時刻(10時58分59秒)が表示
されているとする。ここで押ボタンスイッチS3を操作
すると、第4図のステップS1でスイッチ入力があったこ
とを検出して、ステップS2のスイッチ処理すなわち第5
図のフローチャートに入り、ステップS10でそのスイッ
チ入力が押ボタンスイッチS3によるものであることを
検出し、未だ時刻表示モードであることを確認し(ステ
ップS11)、その上でモードフラグMを立て圧力計モー
ドに切換える(ステップS12)。そして圧力センサ2お
よびアナログ・ディジタル変換回路15に動作指令信号c
を送出し、現地点の圧力を測定し、これを初期圧力すな
わち基準地点における圧力としてレジスタP0にセット
する(ステップS13)。また信号aを発して、RSフリッ
プ・フロップ13をセットして圧力計測タイミング信号で
ある1P/S信号の導入を開始する(ステップS14)。更
に、状態カウンタNに0をセットして計測状態を指定
し、表示カウンタAに0をセットして相対高度表示状態
(相対高度又は相対水深を表示する状態)を指定する
(ステップS15)。すなわち、時刻表示モードから圧力
計モードに切換えられると、自動的に計測状態の相対高
度表示状態が指定されることになる。次いでステップS1
6ではレジスタP2およびメモリTMの初期設定が行なわ
れる。
以上のスイッチ処理(第4図のステップS2)の後、表示
処理(第4図のステップS3すなわち第7図のフローチャ
ート)に入り、すでに圧力計モードになっていることを
確認し(ステップD1)、次いで計測状態が指定されてい
ることを確認し(ステップD3)、更に、相対高度表示状
態が指定されていることを確認して(ステップD4)、レ
ジスタP1の内容すなわち相対高度等が液晶表示装置4
に表示される(ステップD5)。しかし、この場合、基準
地点における初期操作の途中なので、未だ高度差又は水
深差はなく相対高度等は0となる。その後、ステップD6
に進み、液晶表示装置4の表示パネルの右端部に三角マ
ークを点滅せしめる処理が行なわれ、計測状態になって
いることを表示する。
以上の処理の後、目標相対高度又は目標相対水深のセッ
トを行なうべくセット状態にするが、この場合は、第8
図に示すように押ボタンスイッチS2を操作する。この
際、第5図のステップS32で該操作を検出し、状態カウ
ンタNに2をセットし(ステップS33)、これによりセ
ット状態を指定し、更に表示カウンタCに0をセットし
て(ステップS34)、これにより目標相対高度セット状
態を指定する。すなわち計測状態からセット状態への切
換があった場合は目標高度セット状態となる。次いて表
示処理(第7図のフローチャート)に入り、ステップD3
1、D32を経てステップD33に至り、液晶表示装置4の表
示パネルの右端部に三角マークを点灯し、その上部にSE
Tの文字を表示する処理が行なわれ、セット状態になっ
ていることを示す(第8図(h)参照)。
ここで、押ボタンスイッチS1で桁を指定し、押ボタン
スイッチS4でその指定した桁の数値を指定して(いわ
ゆるセットアンドセレクト方式により)、目標相対高度
又は目標相対水深のセットを行なうが、この際、ステッ
プS55で、目標相対高度セット状態にあることを確認し
た上で、ステップS56に進み、上記セット操作に係る目
標相対高度等をレジスタXにセットする処理が実行され
る。そして、続く表示処理においては、レジスタXにセ
ットされている目標相対高度等を液晶表示装置4に表示
する(ステップD32)。例えば、いま、目標相対高度と
して300mをセットしたとすると液晶表示装置4には第8
図(h)の如き表示がなされる。
次いで、前述の昇降アラーム距離をセットすべく昇降ア
ラームセット状態とするが、この場合は、第8図に示す
ように押ボタンスイッチS2を操作する。この際、ステ
ップS50で該操作を検出し、表示カウンタCに+1する
インクリメント処理を実行して0から1とし、これによ
り昇降アラームセット状態とする(ステップS51)。そ
の後、表示カウンタCの値が2でないことを確認し(ス
テップS52)、表示処理に入りステップD31で、更に表示
カウンタCの値が1であることを確認し、ステップD34
を経てステップD35では前述の三角マークの点灯とSETの
文字の表示が行なわれる。
ここで、押ボタンスイッチS1、S4を操作するセット
アンドセレクト方式で昇降アラーム距離を設定するが、
この場合、表示カウンタCの値がすでに1になっている
ので、ステップS55からステップS57に進み、設定した値
をメモリALに書込む昇降アラームセット処理が実行され
る。そして、その後、表示処理に入り、設定された昇降
アラーム距離等が表示される(ステップD34、D35)。
以上の初期設定が終了した後、セット状態から計測状態
に戻すが、この場合は、第8図に示すように押ボタンス
イッチS2を操作する。この際、該操作をステップS50
で検出し、表示カウンタCに+1するインクリメント処
理を実行し、その値を2とし(ステップS51)、ステッ
プS52を経てステップS53に進み、状態カウンタNに0を
セットして計測状態とする。然る後、表示処理に入り、
ステップD3ですでに計測状態になっていることを確認
し、ステップD4、D5を経てステップD6に進み前述の三角
マークを点滅し、セット状態に切換える前の表示状態に
戻る。
以上の初期操作で、達成率等を算出するための基礎デー
タのセットが終了し、高度計又は水深計として利用でき
る状態となる。
(2)計測動作 上述の状態で測定地点の移転を開始した場合、すなわ
ち、この装置を所持して登山又はスキンダイビング等を
開始したときは、1秒毎に実行される測定処理(ステッ
プS4)および表示処理(ステップS3)において以下の動
作がなされる。すなわち、先ず圧力センサ2およびアナ
ログ・ディジタル変換回路15に動作指令信号cを送り、
これらを動作せしめ、刻々の圧力(気圧又は水圧)を計
測して、その計測結果すなわち現地点の圧力をレジスタ
Pにセットしていく処理が実行される(ステップM1)。
そして、このレジスタPに設定した圧力が1.033kg/cm2
(1気圧)よりも低いか、高いかを判断し、これによ
り、この装置が、いま、高度計として用いられているの
か、水深計として用いられているのかを判断する(ステ
ップM2)。レジスタPの値が1.03以下であって、高度計
として用いられると判断した場合は、フラグFPを降ろ
し(ステップM3)、ステップM4に進む。このステップM4
では、上記レジスタPの値と、先に、レジスタP0に設
定しておいた基準地点の気圧とを読出し、下記の式に従
った演算を実行して、基準地点から現地点までの高さ、
すなわち相対高度を得、これをレジスタP1に記憶せし
める処理が行なわれる。
相対高度(m)=18410.0×(log1013.25−logP′) 但しP′=9.80665×102×(A+1.033−B) A=現地点における気圧(kg/cm2) B=基準点における気圧(kg/cm2) 他方、ステップM2で水深計として用いられていると判断
した場合は、フラグFPを立て(ステップM5)、ステッ
プM6に進む。このステップM6では、上記レジスタPの値
と、レジスタP0の値とを読出し、下記の式に従った演
算を実行して基準地点から現地点までの深さすなわち相
対水深を得、これをレジスタP1に記憶せしめる処理が
行なわれる。
但しA=現地点における水圧(kg/cm2) B=基準点における水圧(kg/cm2) 上述のステップM4はM6の処理が終了した後、ステップM7
に進み、先の計測タイミングから更に1秒間経過した旨
をメモリTMに記録し、ステップM8に進む。ステップM8で
は、先に昇降アラーム(ブザー音)があったときから更
に昇降アラーム距離だけの移動があったか、すなわち昇
降アラーム距離だけの登り・下り(高度計として利用さ
れている場合)又は潜水・浮上(水深計として利用され
ている場合)があったかが判断される。そのような移動
があった場合は、更に、その移動が、登りあるいは潜水
(すなわち、基準地点から遠ざかる動作)によるものな
のか又は下りあるいは浮上(すなわち、基準地点に近づ
く動作)によるものなのかが判断される(ステップM1
9)。登りあるいは潜水による場合は、レジスタP2の
値を、それまでの値に昇降アラーム距離を加算した値で
更新(ステップM12)した上で、そのような移動があっ
た旨を報知すべブザー回路19にA音を発生せしめる昇降
アラーム処理が実行される(ステップM13)。他方、ス
テップM19で、移動は下りあるいは浮上によると判断さ
れると、レジスタP2の値を、それまでの値から昇降ア
ラーム距離だけ減じた値で更新(ステップM10)した上
で、そのような移動があった旨を報知すべくブザー回路
19にB音を発生せしめる昇降アラーム処理が実行される
(ステップM11)。
以上の処理の後、表示処理に入り、ステップD3、4を経
てステップD5に進み、レジスタP1にセットされている
現地点の相対高度又は相対水深を液晶表示装置4に表示
し、更に、前記三角マークを点滅する処理が行なわれる
(ステップD6)。第8図(b)はこの際の表示例であ
る。
(3)計測状態での表示変更 相対高度を表示している状態において、押ボタンスイッ
チS4を操作すると、第8図に示すように、絶対高度が
表示される。
この際、上記の操作をステップS22で検出し、表示カウ
ンタAを+1するインクリメント処理を実行し(ステッ
プS23)、その値を1とする。そして、ステップS24で表
示カウンタAの値が1になっていることを確認した上
で、ステップS25で、今、この装置が水深計として利用
されているのかが判断される。水深計としてではなく高
度計として利用されているときは、ステップS27で表示
カウンタAの値が3に至っていないことを確認して表示
処理に入る。また、ステップS25で、水深計として用い
られているときは、表示カウンタAの値をそれまでの0
から強制的に2として、1とするのを避ける。すなわ
ち、水深計として用いられているときは絶対水深の表示
は行なわれない。
高度計として利用されていると判断し、表示カウンタA
の値を1に保ち表示処理に入ったときは、ステップD4で
それを検出し、ステップD7に進み、レジスタPに記憶さ
れている現地点の気圧からその地点の絶対高度(海抜)
を算出し、次いでその算出結果を液晶表示装置4に表示
し(ステップD8)、前述の三角マークの点滅処理を行な
う(ステップD9)。例えば、現地点の海抜が1681メート
ルのときは第8図(c)の如き表示になる。
次に、現地点の圧力を液晶表示装置4に表示せしめる際
の動作について説明する。この際は、第8図に示すよう
に、上記絶対高度の表示状態において、更に押ボタンス
イッチS4を操作する。この場合、該操作をステップS2
2で検出し、表示カウンタAに+1するインクリメント
処理をし(ステップS23)、その値を2としてステップS
24を経てステップS27に進む。また、前述の如く、水深
計として用いているときは、表示カウンタAの値は1と
なることはなく表示カウンタAが0であり相対水深を表
示している状態において、押ボタンスイッチS4を1回
操作するだけで表示カウンタAは2となりステップS27
に至る。上述の如くして表示カウンタAに2が設定され
ステップS27に至った場合は、いずれの場合も表示処理
に入り、ステップD4からステップD10に進む。そしてこ
のステップD10においては、高度計、水深計のいずれと
して用いられているのか判断され、高度計として用いら
れているときは、レジスタPにセットされている現地点
の圧力をミリバール(mb)を単位とする気圧に変換する
処理が行なわれ、その結果が液晶表示装置4に表示され
(ステップD11、D12)、更に、液晶表示装置4の右側端
に前述の三角マークを点滅する処理が実行される(ステ
ップD15)。第8図(d)はこのときの表示例を示すも
のである。他方、水深計として用いられているときは、
レジスタPにセットされている水圧(kg/cm2)が液晶
表示装置4に示され(ステップD14)、三角マークの点
滅が行なわれる(ステップD15)。
上述の如き、圧力表示の状態において、押ボタンスイッ
チS4を操作すると、第8図に示すように、相対高度等
の表示状態に戻る。この場合、押ボタンスイッチS4の
操作をステップS22で検出し、表示カウンタAに+1す
るインクリメント処理を実行し、表示カウンタAの値を
3とし(ステップS23)、ステップS24、S27を経てステ
ップS28に至り表示カウンタAの値を0とする。然る
後、表示処理に入りステップD4、D5、D6と進み、相対高
度等の表示および三角マークの点滅表示が行なわれる。
以上の如く、計測状態では、押ボタンスイッチS4を操
作する毎に、現地点における計測データが、順次、サイ
クリックに液晶表示装置4に表示される。
(4)メモ表示状態への切換 登山又は潜水時(すなわち、下山および浮上時は除く)
において有効な情報を提供するメモ表示状態へは上述の
計測状態からのみ切換可能で、この切換は、第8図に示
すように、押ボタンスイッチS1を操作することにより
行なう。この場合、該操作をステップS30で検出し、状
態カウンタNに1をセットとし(ステップS31)、その
後、表示処理へと進む。そしてステップD20で、既に状
態カウンタNの値は1になっていることを確認した上
で、ステップD21に進み、表示カウンタBの値に応じた
各種処理に振分けられるが、今、前回の処理により表示
カウンタBに0がセットされているとすると、ステップ
D22に進み、レジスタP1の値をレジスタXの値で除し
て、その結果を100倍する演算をして、現在、目標の何
パーセントの高度又は水深に至っているかを示す達成率
を得て、これを液晶表示装置4に表示し(ステップD2
3)、更に、三角マークを点灯する(ステップD24)。第
8図(e)はこの場合の表示例である。
(5)メモ表示状態での表示変更 上述の状態、即ち達成率が液晶表示装置4に表示されて
いる状態で押ボタンスイッチS4を操作すると、第8図
に示すように、残り高度又は残り水深が液晶表示装置4
に表示される。この場合、ステップS41で該操作を検出
し、表示カウンタBの値を1とし(ステップS42)、そ
れをステップD21で確認し、ステップD25に進む。このス
テップでは、レジスタXにセットされている目標相対高
度等からレジスタP1にセットされている現地点の相対
高度等を減じ、残り高度等を算出する。次いで、その算
出結果の表示および三角マークの点灯表示が行なわれる
(ステップD26、D27)。第8図(f)はこの場合の表示
例であり、残り高度が227メートルである旨を表示して
いる。
上記の表示状態において、更に、押ボタンスイッチS4
を操作すると、第8図に示すように、液晶表示装置4に
到着予想時刻が表示される。この場合、該操作をステッ
プS41で検出し、表示カウンタBの値を2とし(ステッ
プS42)、ステップS43を経て表示処理に入り、ステップ
D21で既に表示カウンタBの値が2になっていることを
検出し、ステップD28に進む。このステップでは、レジ
スタP1の値をメモリTMの値で除し、それまでの平均速
度を算出すると共に、レジスタXの値からレジスタP1
の値を減じ残り高度等を算出し、前者で後者を除して、
残り高度等を登る(又は潜る)のに要する時間を算出
し、これを時刻計数回路8からの現在時刻に加算して到
達予想時刻を得る。次いで、この到達予想時刻の表示お
よび三角マークの点灯表示が行なわれる(ステップD2
6、D27)。第8図(g)はこの場合の表示例であるが、
到達予想時刻が1時18分であることを表示している。
上記の表示状態において、更に、押ボタンスイッチS4
を操作すると、第8図に示すように達成率の表示に戻
る。この場合、ステップS41で該操作を検出して、表示
カウンタBの値を3として(ステップS42)、更にステ
ップS43で3になったことを確認した上で、表示カウン
タBの値を0として(ステップS44)、表示処理に入り
達成率の算出および表示が行なわれる(ステップD21、D
22、D23、D24)。
以上のように、メモ表示状態では、押ボタンスイッチS
4を操作する毎にその時点における達成率、残り高度、
到達予想時刻が、順次、サイクリックに液晶表示装置4
に表示される。なお、これら表示データ間の識別は単位
を表わすマーク等により可能になっている。
(6)メモ表示状態から計測状態への切換 第8図に示すように押ボタンスイッチS1を操作して行
なう。この際、ステップS45で、該操作を検出し、状態
カウンタNに0をセットし(ステップS46)、その後、
表示処理に入り、ステップD3、D4を経て表示カウンタA
の値により各種処理に振分けられ、その結果が液晶表示
装置4に表示される。
(7)時刻表示モードへの切換 第8図に示すように、計測状態又はメモ表示状態にして
おき、押ボタンスイッチS3を操作する。この場合、ス
テップS10で、該操作を検出し、ステップS11で未だ時刻
表示モードになってないことを確認し、更に、セット状
態でないこと、即ち計測状態又はメモ表示状態であるこ
とを確認し(ステップS17)、ステップMに0をセット
して時刻表示モードとする(ステップS18)。そして、R
Sフリップ・フロップ13に信号bを送り、これをリセッ
トする処理が行なわれ(ステップS19)、その後、表示
処理に入り液晶表示装置4に時刻計数回路8からの現在
時刻を表示する処理が実行される(ステップD2)。
なお、時刻表示モードに切換えた後にスイッチ操作があ
ったときは、対応する処理をステップS58で行ない処理
後の時刻がステップD2で表示される。
なお、この発明は上記実施例に限定されず、この発明を
逸脱しない範囲内において種々変形応用可能である。
[発明の効果] この発明は、以上説明したように、圧力センサを利用し
た鉛直距離算出手段と、目標地点の鉛直距離を記憶させ
ておく記憶手段と、上記鉛直距離算出手段で算出された
現地点の鉛直距離と上記記憶手段からの目標地点の鉛直
距離とから現在の達成率を算出する演算出手段とを設け
て、算出された達成率を表示するようにしたものである
から、極く簡単な操作だけで、目標とする高度又は水深
に対する達成率が知得できる圧力センサ付電子機器の提
供を可能とする。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図はこの発明の一実施例を示し、第1図は
本実施例のブロック回路図、第2図は本実施例の外観を
示す図、第3図は第1図におけるRAMの一部構成を示す
図、第4図は動作の概要を示すジェネラルフローチャー
ト、第5図は第4図のスイッチ処理を詳しく示したフロ
ーチャート、第6図は第4図の測定処理を詳しく示した
フローチャート、第7図は第4図の表示処理を詳しく示
したフローチャート、第8図はスイッチ操作に伴なう表
示の変遷を示す図である。 1……時計ケース、2……圧力センサ、3……表示部、
4……液晶表示装置、6……発振回路、7……分周回
路、8……時刻計数回路、13……RSフリップ・フロッ
プ、14……アンドゲート、15……アナログ・ディジタル
変換回路、17……スイッチ部、19……ブザー回路、20…
…RAM、21……CPU、M……モードフラグ、N……状態カ
ウンタ、A、B、C……表示カウンタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧力センサと、この圧力センサの検出圧力
    に基づいて基準点から現地点の鉛直距離を算出する鉛直
    距離算出手段と、予め設定された目標地点の鉛直距離を
    記憶する記憶手段と、前記鉛直距離算出手段で算出され
    た現地点の鉛直距離と前記記憶手段の目標地点の鉛直距
    離から現在の達成率を算出する演算手段と、この演算手
    段で算出された達成率を表示する表示制御手段とを具備
    することを特徴とする圧力センサ付電子機器。
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