JPH0731363Y2 - 合成樹脂製回転磁気ヘッドドラム - Google Patents

合成樹脂製回転磁気ヘッドドラム

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JPH0731363Y2
JPH0731363Y2 JP14773089U JP14773089U JPH0731363Y2 JP H0731363 Y2 JPH0731363 Y2 JP H0731363Y2 JP 14773089 U JP14773089 U JP 14773089U JP 14773089 U JP14773089 U JP 14773089U JP H0731363 Y2 JPH0731363 Y2 JP H0731363Y2
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JP
Japan
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drum
plastic
head
magnetic head
insert
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JP14773089U
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JPH0389513U (ja
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隆祐 東
良一 白鳥
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Nidec Instruments Corp
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Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、回転磁気ヘッドドラムに関する。更に詳述す
ると、本考案は少なくともプラスチック材料でインサー
トモールド成形された回転磁気ヘッドドラムに関する。
(従来の技術) 回転磁気ヘッドドラムは、一般に、回転ヘッドを支持し
一体回転させる上ドラムと、この上ドラムとの間でテー
プ走行経路を形成する下ドラムとから成り、上ドラムを
支持するヘッドドラム軸の一端に形成されたモータによ
って上ドラムを回転させるように構成されている。そし
て、上述の上ドラム及び下ドラムは一般にアルミニウム
合金で構成されている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、ドラムをアルミニウム合金で構成する場
合、アルミダイキャスト成形においてある程度の形状に
あらかじめ成形したものを、レース(旋盤)加工によっ
て一品一品精度良く削り出しによって製作しなければな
らず、コスト高となる問題がある。
一方、近年では、プラスチックの技術レベルが向上した
ことから、ドラムの軽量化及び製作の容易化等を目的と
して、ドラムをプラスチック化する動きがある(特開昭
61-271611号、実開昭61-193517号、特公昭61-53779
号)。しかし、アルミニウム合金に比べてプラスチック
は遥かに成形時の収縮率や変形が大きいため、それを見
越しかつ試作を繰返して金型を設計しなければならず製
作が難しい。特に、ディスク、回転側ロータリトランス
回転ヘッド等を支持して高速回転する上ドラムをプラス
チックで形成する場合、相応の剛性を得るために厚く形
成しなければならないことから収縮や変形の影響が大き
く、プラスチック材の収縮や変形はあるい程度見越すこ
とができても、プラスチックで回転ヘッドドラムに要求
されている程度の精度を以って外径寸法や真円度をモー
ルド成形で確保することは困難であり、未だ実用に至ら
ない。また、第4図に示す特公昭61-53779号の磁気ヘッ
ドドラムユニットのように、金属ドラム101のテープ摺
動面102にのみプラスチック103を被覆するようにインサ
ート成形する場合、ヒートショック等の環境刺激に弱く
要求される精度を維持できない欠点を有している。
本考案は、プラスチックによって精度良くかつ十分剛性
を有するドラムを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) かかる目的を達成するため、本考案は、インサートモー
ルド成形による回転磁気ヘッドの樹脂ドラムであって、
インサート部材は周縁に回り込み部を有する略円盤状を
なすと共にモールド部材が上記回り込み部に回り込んで
上記インサート部材を包み込んむようにしている。
(作用) したがって、コア材を骨格とし、その上を被覆するプラ
スチックによってドラムが成形される。コア材を被覆す
るプラスチックはテープ摺動面においてコア材の回り込
み部において係合し、ドラム軸方向及び径方向への成形
後の収縮が極めて小さく抑えられる。
(実施例) 以下、本考案の構成を図面に示す実施例に基づいて詳細
に説明する。
第1図に本考案の合成樹脂製回転ヘッドドラムに一実施
例を示す。この回転ヘッドドラム装置は、回転ヘッド3
を取付けて回転する上ドラム1と、機器ベース等に固定
される下ドラム2と、回転ヘッド3と外部の信号処理系
との間で記録ないし再生信号の授受を行なうロータリー
トランス4及びモータ9とを備え、少なくとも上ドラム
1が、コア材11をインサート部材としてインサートモー
ルド成形されたプラスチック12とによって形成されてい
る。回転ヘッド3は上ドラム1の底面のヘッド取付面に
ビス止めされている。また、上ドラム1はヘッドドラム
軸8に圧入されたディスク7にビス10で固着され一体化
されている。ディスク7には回転側ロータリートランス
5が固定され、下ドラム2側には固定側ロータリートラ
ンス6が固定されている。
インサート部材たるコア材11としては、特に限定はなく
種々のものが適用可能であるが、鉄あるいはアルミニウ
ム合金、銅、真鍮等の非鉄金属の鋳造品や鍛造品等が好
ましいものとして挙げられる。また、コア材11としては
上述の鉄、非鉄金属の他、セラミックス、樹脂等の使用
も可能である。
このコア材11は、例えば第2図(A)及び(B)に示す
ように、ある程度所望とするドラムの形状特に重要な基
準面となる部分、即ち、外周面部分にテープ摺動面を形
成する円筒状のテープガイド対応部11aが形成され、底
面側には回転ヘッド3を取付けるためのヘッド取付対応
部11bが形成され、更に内側にはディスク7やヘッドド
ラム軸8を取付けるための上ドラム取付対応部11cが形
成されている。ヘッド取付対応部11bにはヘッド取付用
のタップ孔11d,11dが例えば2箇所180°置きに設けられ
ている。また、上ドラム取付対応部11cにはヘッドドラ
ム軸8に固着されたディスク7に取付けるためのビスを
挿通させる貫通孔11eが穿孔されている。尚、本実施例
ではヘッド取付対応部11bと上ドラム取付対応部11cとを
連続的に形成した平坦な円盤状としているが、必要に応
じてヘッド取付対応部11bと上ドラム取付対応部11cとの
間にある程度の段差を形成しても良い。また、ヘッド取
付対応部11bにはコア材11とモールド部材たるプラスチ
ック12とを強固に固着するための連結孔11fが複数箇
所、好ましくは2箇所以上穿孔されている。更に、この
ディスク状のコア材11の周縁には回り込み部13が設けら
れている。この回り込み部13は例えば鉤状を成し、モー
ルド部材12が回り込んでインサート部材11とドラム軸方
向及び径方向に噛み合うように設けられている。回り込
み部13の形状は特に図示のものに限定を受けるものでは
ない。モールド部材たるプラスチック12に対し、ドラム
軸方向及び径方向に係合し得る構造・形状であれば実施
可能である。
上ドラム1は、上述のコア材11をインサート部材として
導電性プラスチック12でインサートモールド成形されて
いる。導電性プラスチック12としては105Ωcm以下の抵
抗、好ましくは104Ωcmオーダー以下の抵抗を有するプ
ラスチック、例えばPEI(ポリエーテルイミド)やPES
(ポリエーテルサルフォン)、PSF(ポリサルフォ
ン)、PAS(ポリアリレンサルファイド)等の非晶性樹
脂にデントール(商品名:大塚化学社製品)、グラファ
イト、ケチンブラック等の導電性フィラーを混合したも
の等の使用が好ましい。
また、機械的強度増強材としてチタン酸カリウムウィス
カー(大塚化学社製 商品名:ティスモ等)を添加した
り、摺動製向上材としてPTFE(ポリテトラフルオロエチ
レン)を加えることもある。更に好ましくは、プラスチ
ックとしては白あるいは灰色の樹脂でかつインサート部
材の熱膨張係数の1/4〜3倍の熱膨張係数から成る合成
樹脂材が採用されるこのプラスチック12の表面、特にテ
ープガイド対応部11aを被覆する部位の表面は、テープ
と摺接するため滑かに成形されている。尚、プラスチッ
ク12によってテープと摺接するガイド面が構成されるた
め、コア材11は特に仕上加工を施す必要がなく、アルミ
ダイキャスト品等をそのまま使用することが可能であ
る。
本考案のドラムは、以上のように構成したので次のよう
にしてインサートモールド成形される。尚、インサート
成形時の動作そのものは通常の成形と変わらないが次の
点で異なる。インサート部材11はヘッド取付用のタップ
孔11d,11dをして金型内の突起により固定される。この
ときにはインサート部材11の連結孔11f,…,11fにゲート
が入っており、ゲート部も位置決めの役目をする。キャ
ビティ内に射出される樹脂はドラムの径方向及び円周方
向に広がるためテープ走行面、ヘッド取付面、ヘッドド
ラム軸を挿入する中心穴が同時に形成される。プラスチ
ックは、冷却過程での樹脂の収縮及び保圧、冷却過程終
了後のゲートの切断において、回り込み部13の引張止め
があるためゲートに向かう引張力に耐え、形状を保持す
る。これは同様に熱膨張等によるヒートサイクル等にも
効果がある。
尚、上述の実施例は本考案の好適な実施の一例ではある
がこれに限定されるものではなく本考案の要旨を逸脱し
ない範囲において種々変形実施可能である。例えば、本
実施例では上ドラム1に実施した場合について説明して
いるが、下ドラム2にも適用できるし、上下のドラムが
固定され回転ヘッドを取付けるヘッドドラムが回転する
タイプの回転ヘッドドラム装置の各ドラムにも応用でき
る。
(考案の効果) 以上の説明より明らかなように、本考案はある程度ドラ
ム形状に沿ったコア材を形成し、その表面側にプラスチ
ックを被覆するようにしてインサートモールド成形によ
ってドラムを形成するようにしかつインサート部材は周
縁に回り込み部を有する略円盤状を成すと共にモールド
部材が上記回り込み部に回り込んで上記インサート部材
を包み込むようにしたので、プラスチックの層を薄くす
ると共にテープ摺動面においてドラム軸方向及び径方向
へ係合することができ、収縮や変形を極めて小さく抑え
ることができる。依って、ドラムの真円度、外径寸法等
を十分に確保できる。
しかも、コア材の補強によって回転ドラムとしての剛性
をプラスチックだけで成形する場合よりも向上させ得
る。
また、コア部材の成形時に同時に取付用の孔、切欠き、
タップ等を形成できるので、インサートモールド後の加
工が不要となり製作工程が容易になる。更に、本考案に
よると、インサート部材の周縁の回り込み部にプラスチ
ックが噛み合うため、冷却時の収縮やゲートを取除く際
にプラスチックがゲート側に移動するのを防いで、ヘッ
ド取付面の平面度並びにテープ摺動面と中心穴の同軸度
を確保し得る。
また、回り込み部が引張止めとなるため、ヒートショッ
ク、成形応力の緩和で樹脂とインサート部材がはずれた
りすることがないし、また変形を防ぐこともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を上ドラムに応用した一実施例を示す中
央縦断面図である。 第2図(A),(B)はインサート部材の一実施例を示
す図で、(A)は平面図、(B)はII-II線断面図であ
る。 第3図は本考案の樹脂ドラムを使用した回転ヘッドドラ
ム装置の一実施例を示す中央縦断面図である。 第4図は従来の回転ヘッドドラム装置の一例を示す中央
縦断面図である。 1……上ドラム、11……インサート部材・コア材、12…
…プラスチック、13……回り込み部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】インサートモールド成形による回転磁気ヘ
    ッドの樹脂ドラムであって、インサート部材は周縁に回
    り込み部を有する略円盤状を成すと共にモールド部材が
    上記回り込み部に回り込んで上記インサート部材を包み
    込んだことを特徴としてなる合成樹脂製回転磁気ヘッド
    ドラム。
JP14773089U 1989-12-25 1989-12-25 合成樹脂製回転磁気ヘッドドラム Expired - Lifetime JPH0731363Y2 (ja)

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JP14773089U JPH0731363Y2 (ja) 1989-12-25 1989-12-25 合成樹脂製回転磁気ヘッドドラム

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JPH0389513U JPH0389513U (ja) 1991-09-12
JPH0731363Y2 true JPH0731363Y2 (ja) 1995-07-19

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