JPH07314005A - 異幅接合鋼片の熱間圧延方法 - Google Patents

異幅接合鋼片の熱間圧延方法

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JPH07314005A
JPH07314005A JP6111597A JP11159794A JPH07314005A JP H07314005 A JPH07314005 A JP H07314005A JP 6111597 A JP6111597 A JP 6111597A JP 11159794 A JP11159794 A JP 11159794A JP H07314005 A JPH07314005 A JP H07314005A
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JP
Japan
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rolling
joining
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steel
hot rolling
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JP6111597A
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Takaaki Nakamura
隆彰 中村
Seiji Arisumi
誠治 有墨
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異幅鋼片のシートバーの厚幅比が高い材料の
圧接を可能とし、予備接合後の圧延時の破断を減少せる
熱間圧延方法を提供する。 【構成】 連続仕上圧延前でバー接合を行う熱延連続圧
延において、広幅の鋼板の幅:(W0mm)、狭幅の鋼
板の幅:(Wmm)とするとき、広幅の鋼板を両縁部か
らの位置(Tmm)を0.4(W0−W)≦T≦0.6
(W0−W)となるようにして、この位置を基準に圧延
方向に対し、30〜50°の角度で合計切断長さが(W
0−W)となるように切断して、両鋼片の幅をそろえた
後、接合端面の最大隙間が5mm以下になるように、先
行材の後端部と後行材の先端部の両縁部を含め、狭幅材
断面積の5%以上を接合し、接合直後の圧延を鋼板圧延
部位の最大ロール径(Mt)と最小ロール径(Et)の
間に、Mt−Et≧100μm となる関係をもつ熱間圧
延ロールを用いて圧延する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱間圧延分野におい
て、異幅の鋼片(シートバー)を接合して連続化させる
熱間圧延材接合のための圧延方法に関する。
【0002】
【従来の技術】熱間圧延の連続化のための接合方法とし
ては、先行圧延材の後端部と後行圧延材の先端部を突き
合わせて圧接・接合する方法が知られている。この接合
方法として、特開昭61−144203号公報では幅方
向両端部を予接合した後に20%以上の圧下率で圧延
し、圧着する方法が提案されている。また、特開平5−
104107号公報では先行材と後行材の両縁部を溶接
した後、圧延前後の板材クラウン比率をかえることによ
り圧着させる方法を提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】熱延鋼板は、注文によ
ってサイズが異なり、鋼材の幅は多様であるから、同一
幅のみでは連続化がとぎれてしまう。従って、連続熱延
での効果を最大に発揮させるためには、異幅材の接合を
可能にする必要がある。前記した従来技術で、異幅材の
接合すると、両縁部が定まらず、接合の位置が変動する
ために、接合直後の圧延で破断する場合が多々認められ
た。
【0004】本発明の目的は前記の問題点を解決し、異
幅のシートバーの接合においても、圧延による破断を起
こさない製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の要旨とするところは、連続仕上圧延前でバー
接合を行う熱延連続圧延において、広幅の鋼板の幅:
(W0mm)、狭幅の鋼板の幅:(Wmm)とするとき、広
幅の鋼板を両縁部からの位置(Tmm)を0.4(W0−
W)≦T≦0.6(W0−W)となるようにして、この
位置を基準に圧延方向に対し、30〜50°の角度で合
計切断長さが(W0−W)となるように切断して、両鋼
片の幅をそろえた後、接合端面の最大隙間が5mm以下
になるように、先行材の後端部と後行材の先端部の両縁
部を含め、狭幅材断面積の5%以上を接合し、接合直後
の圧延を鋼板圧延部位の最大ロール径(Mt)と最小ロ
ール径(Et)の間に、Mt−Et≧100μmとなる
関係をもつ熱間圧延ロールを用いて圧延することを特徴
とする異幅接合鋼片の熱間圧延方法にある。
【0006】この時、シートバーの接合直後の圧延を圧
下率35〜60%で行うことによって効果は増大する。
【0007】
【作用】本発明者らは、異幅のシートバー接合材を圧延
する場合の破断起因を鋭意追求した。熱延鋼板を連続圧
延すると、圧延される鋼板が長いために、長手方向に対
し微妙な曲がりが生じてくる。特にバーの幅両縁部を接
合して中央部の未圧着部分を圧延によって圧着させよう
とする場合は、接合される異幅鋼板の幅中心部が大きく
ずれてしまい、曲がりから生じる不均一な応力が接合部
に集中するために、破断をおこし易くなる。その解決方
法として、次の点が重要であることに気づいた。
【0008】(1)接合される両異幅鋼板の板幅の中心
のずれが小さいこと。 (2)異幅材の連続圧延時の張力の変動が小さいこと。 (3)両縁部の接合強度が、未接合部が圧着するだけの
拘束力を有すること。 従来の方法において、たとえば特開平5−104107
号公報に提案されている方法によって異幅材を接合圧延
すると、板にクラウンがついているため、接合時の板幅
および厚み方向の中心がとりにくく、結果として上下、
左右非対象な予備接合になりやすい。さらに、異幅によ
って広幅材の縁部には未接合の突出部が生じ、これが起
点になって、破断が生じ易かった。これは、前記の
(1)(2)ができなかったことに起因している。
【0009】本発明者らは、これを解消するために、ま
ず接合前のシートバーの状態に注目した。種々な試みの
結果、異幅鋼板の板幅中心部が連続的になるためには、
バーはフラットな状態が必要で、接合前に鋼片のクラウ
ンをなくしておく方がよい。さらに、予備接合部の位置
合わせを正確にするために、広幅の鋼板を両縁部からの
位置(Tmm)を0.4(W0−W)≦T≦0.6(W0
−W)となるようにして、この位置を基準とし圧延方向
に対し、30〜50°の角度で、合計切断長さが(W0
−W)となるように切断することにより、異幅の2枚の
シートバーを位置ずれすることなく予備接合できるよう
になった。
【0010】このときの切断角度の範囲を30〜50°
にしたのは、50°より大きいと、連続圧延時の張力変
動が大きくなって、破断をおこし易くなり、また30°
より小さく採ると、切り捨て量が多くなるために歩留り
が悪くなるためである。以上の理由から、角度範囲を3
0〜50°とした。異幅の問題が解決したので、(3)
の課題となる、2つの鋼片をより強固に接合する方法に
ついて検討をはじめた。本発明者らは、熱間で幅両縁部
が接合された鋼材を圧延するに当たり、シートバーの厚
みが薄いほど、また幅が広いほど接合後の圧延によって
破断することに気づいた。そこで、接合面積率を一定に
して、厚幅比を変化させて接合後の圧延実験を行ったと
ころ、図1に示すように厚幅比が大きくなるほど、接合
強度が低下し、破断に至ることが判明した。
【0011】この破断面の観察を行ったところ、破断し
た材料は、予備接合以外の部分での接合が認められなか
った。そこで、別の実験によって先行材のテイルの伸び
代を測定したところ、厚幅比が大きくなるほど板幅中央
部の伸び代は小さくなり、未接合部分の接合が悪くなる
ことをつきとめた。そこで、本発明者らは、テイルの板
幅中央の伸び代を大きくする方法について鋭意検討を重
ねた。その結果、予備接合後の圧延ロールの形状を凸カ
ーブに変更することにより、伸び代が大きくなることが
かわった。有効な伸び代を得るための、ロールの凸度は
鋼板圧延部位の最大ロール径(Mt)と最小ロール径
(Et)の間に、Mt−Et≧100μmであり、これ
を本発明範囲とした。
【0012】しかし、予備接合による幅両縁部の強度が
小さいと、この効果は起こらない。これは、両縁部に接
合する両鋼片への拘束力があることによってはじめて、
幅中央部の圧着が起こるためである。幅中央部にある未
接合部分の圧着面積を増加するためには、予備接合は両
縁の一点の溶接でなく、断面積の少なくとも5%以上の
予備溶接が必要である。これにより、板幅中央部を延伸
させ、中央部を中心に圧接させ、強固な結合状態を作る
ことができる。
【0013】また、この方法で中央部を圧着させるため
には、接合端部の隙間は、最大5mm以下に抑える必要
がある。これ以上では、圧着力が弱くなり接合強度の上
昇は望めなくなる。上述の効果を有効に発揮させる接合
の方法は、溶接面積が小さい方が有効な通電加熱法より
も、アーク溶接や、レーザー接合などの方法が効果的で
ある。
【0014】通常の約1m幅以内の材料の圧延では、こ
の方法によって問題なく圧延できる。しかし、板幅が広
くなってくると、幅両縁部の接合面積を十分取れなかっ
たり、幅中央部の板の延伸量が不十分なため、接合力が
小さく、破断する恐れがある。そのため上記発明条件に
加え、1パス目の圧下率を高くし、35%以上にするこ
とで接合力を高めることができる。
【0015】なお、圧下率の上限を60%にしたのは、
広幅になるほど圧延負荷が高くなり、これ以上ではロー
ル破損のおそれがでてくるためである。
【0016】
【実施例】7スタンドのタンデム圧延機を用いて、バー
接合の実験を行った。まず、異幅鋼片の接合のための条
件を調べる実験を行った。この結果を表1に示す。a〜
dは、両縁部からの切断の位置を変えてテストを行っ
た。他の条件は同一である。両縁部をほぼ同一に切断し
たcをのぞきズレが大きかった。a,b,dでは、破断
が生じた。
【0017】f〜jは、切断角度について変化させた結
果であり、50°以下の角度であるi,jは破断しなっ
たが、角度が大きいf,g,hは破断してしまった。ま
た、本発明条件であるe,kは、板幅が広い材料、狭い
材料に関わらず破断をおこさなかった。次に、予備接合
条件およびその直後圧延条件について調査した。この結
果を表2に示す。
【0018】実験No.1から4は、厚幅比、接合直後
圧延圧下率、ロール凸度を同一にして、接合部の端部形
状と接合方法を変えたテストを行った。端部形状が隙間
5mmをこえるNo.1、2は、接合方法に関わらず圧
延時に破断が起こった。これをフラットにするとアーク
溶接では接合速度が遅いために、予備接合率が低く、圧
延直後の温度も低下したが、本発明範囲を保っているた
めに、圧延時の破断は起こらなかった。
【0019】No.7は、厚幅比が大きくなり、圧下率
が30%と小さいために幅両縁部の拘束力が弱く、また
No.8はロール凸度が50μmと小さいために幅中央
部の延伸が小さく、いずれも破断した。そのほかの例で
は、いずれも本発明の条件範囲であり、圧延による破断
はおこらなかった。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、異幅の
バー接合材を破断なく圧延することができ、連続熱延化
の量を広げることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】厚幅比による接合強度変化(破断限界)を示し
た図である。
【図2】異幅鋼片の接合模式図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続仕上圧延前でバー接合を行う熱延連
    続圧延において、広幅の鋼板の幅:(W0mm)、狭幅の
    鋼板の幅:(Wmm)とするとき、広幅の鋼板を両縁部か
    らの位置(Tmm)を0.4(W0−W)≦T≦0.6
    (W0−W)となるようにして、この位置を基準に圧延
    方向に対し、30〜50°の角度で合計切断長さが(W
    0−W)となるように切断して、両鋼片の幅をそろえた
    後、接合端面の最大隙間が5mm以下になるように、先
    行材の後端部と後行材の先端部の両縁部を含め、狭幅材
    断面積の5%以上を接合し、接合直後の圧延を鋼板圧延
    部位の最大ロール径(Mt)と最小ロール径(Et)の
    間に、Mt−Et≧100μmとなる関係をもつ熱間圧
    延ロールを用いて圧延することを特徴とする異幅接合鋼
    片の熱間圧延方法。
  2. 【請求項2】 異幅接合鋼片の圧延を圧下率35〜60
    %で行う請求項1記載の異幅接合鋼片の熱間圧延方法。
JP6111597A 1994-05-25 1994-05-25 異幅接合鋼片の熱間圧延方法 Withdrawn JPH07314005A (ja)

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