JPH07314251A - 鋼管のねじ切り加工方法 - Google Patents

鋼管のねじ切り加工方法

Info

Publication number
JPH07314251A
JPH07314251A JP10945294A JP10945294A JPH07314251A JP H07314251 A JPH07314251 A JP H07314251A JP 10945294 A JP10945294 A JP 10945294A JP 10945294 A JP10945294 A JP 10945294A JP H07314251 A JPH07314251 A JP H07314251A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel pipe
machine
cutting
pipe
thread cutting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10945294A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Murase
文夫 村瀬
Masao Yamaguchi
正男 山口
Kazunari Takahashi
一成 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP10945294A priority Critical patent/JPH07314251A/ja
Publication of JPH07314251A publication Critical patent/JPH07314251A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Turning (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 管端に特殊なシール部を有する油井管などの
鋼管のねじ切り加工方法に関する。 【構成】 管端に特殊なシール部を有する鋼管を前加工
機を用いて内面を仕上研削したのちねじ切り機を用いて
外面を仕上研削してねじ切り加工を行う方法において、
前加工機で内面研削された鋼管Pをねじ切り機10に搬入
した時点で、管端内に距離センサ15を取付けたマンドレ
ル13を挿入して内面までの距離を測定し、該距離測定値
に基づいてセンタリング装置20を制御して鋼管Pをセン
タリングした後、ねじ切り機10で外面の仕上切削を行う
ことにより、センタずれのない外面仕上切削を行うこと
を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管端に特殊なシール部
を有する油井管などの鋼管のねじ切り加工方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、石油の掘削などに用いられる油井
管のねじは、その製造上および用途上の要求条件が極め
て厳しく、そのためたとえば APIねじ継手などが開発さ
れている。しかし、近年の油井は深くなり、 APIねじ継
手以上にジョイントストレングスおよび気密性の向上が
要求されており、そのために継手部に金属面同士のシー
ル部を増し、ねじ形状は角形ねじとするとともにねじ間
にテフロンリングなどの挿入を図った継手の開発がなさ
れている。
【0003】その特殊シール部を有する油井管のねじ
は、たとえば図4に示すように、鋼管Pの管端1の端面
1aから内面1bにかけて設けられる内面シール部2と
外面1cに設けられる外面シール部3と同じく外面1c
に設けられるねじ部4とが切削加工によって構成され
る。このようなねじを旋盤方式のねじ切り機を用いて鋼
管をその軸線方向に回転させながら切削加工を行う場合
は、従来、図5に示すような7パスの工程からなってい
る。すなわち、(a) ホルダ5に取付けられた切削工具6
aを用いて管端1の端面1aを切削し、さらにその内面
1bに粗シール部2aを形成する工程、(b) 切削工具6
bを用いて管端1の外面1cに粗シール部3aを形成
し、ついでねじ下部テーパ外径部3bを加工する工程、
(c) 切削工具6cを用いてねじ下部テーパ外径部3bに
粗ねじ4aを切削する工程、(d) 切削工具6dを用いて
管端の内面1bを仕上げる工程、(e) 切削工具6eを用
いて内外面シール部2,3を同時に仕上げる工程、(f)
切削工具6fを用いてねじ部4を2回にわたって仕上げ
る工程、の7パスである。
【0004】しかし、この旋盤方式では、上記したよう
に計6種類の切削工具を1個ずつその工程ごとにターレ
ット(図示せず)で選択してホルダ5に取付け、順番に
切削加工に用いることから、パスごとの鋼管の回転・停
止やハンドリング等に多くの時間を必要とし、そのため
鋼管1本当たりのねじ形成加工に長時間を必要とし、ね
じ形成能率が悪い。
【0005】このような旋盤方式の欠点を解消する手段
のひとつとして、近年、管固定で工具を回転させる工具
回転式のねじ切り機が採用されてきている。この工具回
転式の場合は、図6に示すようにそれぞれチャック7
a,8aを備えた前加工機7とねじ切り機8とを用い、
上記の(a) ,(b) ,(d) および(e) の内面シール部2仕
上の各工程を前加工機7で行い、残りの(c) ,(e) の外
面シール部3仕上および(f) の工程をねじ切り機8で行
うという2段階の工程に分けるのが一般的である。これ
は、それぞれの切削に必要な切削工具を1台のねじ切り
機に取付けることが困難であること、また2段階の工程
に分けた方がむしろ生産性やコストの面で有利であるこ
となどの理由によるものである。なお、この切削方式で
は、前加工機7とねじ切り機8の処理時間をバランスさ
せることが生産性を高めるための重要な要件であること
はいうまでもない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前加工
機7で粗切削後ねじ切り機8で仕上切削する際、鋼管P
の切削部のセンタにずれが生じやすく、このずれによっ
て内面シール部2と外面シール部3のセンタがずれて偏
肉が生じることになる。この偏肉があると図8に示すよ
うに、カップリングCを締め付けた際に段差部Dが生じ
ることになる。この段差部Dは、流体を流した際にその
部分に渦などが発生し、鋼管の寿命低下を招く等の不具
合を生ずる原因になる。
【0007】この偏肉を防止するために、通常、図6に
示したようにねじ切り機8とチャック8aとの間に鋼管
Pをセンタリングするセンタリング装置9を設けてい
る。このセンタリング装置9は図7(a) ,(b) に示すよ
うに、3本のアーム9a,9b,9cによって、鋼管P
の未切削部分をクランプするようにしたものである。し
かし、このようなセンタリング装置9では、鋼管Pの外
面を基準にしてセンタリングをすることになるから、ア
ーム9a〜9cが鋼管Pのどの部分に接触するかによっ
て、内面切削部のセンタとずれが生じるという問題があ
る。
【0008】このようなセンタずれに対しては、たとえ
ば特開平5−192818号公報に開示されているように、面
取り機によって所定の長さにわたって外面粗切削を水平
に行い、その水平外削部をねじ切り機側で芯出しチャッ
クによってクランプしてセンタリングする方法がある。
しかし、この方法の場合にも、センタリング装置自体が
占めるスペース等の制約で、大きな剛性を与えられない
ために生じる誤差がある。また、外面センタは合っても
内面センタには合わないといった問題も残ることにな
る。
【0009】本発明は、上記のような従来技術の有する
課題を解決した鋼管のねじ切り加工方法を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、管端に特殊な
シール部を有する鋼管を前加工機を用いて内面を仕上研
削したのちねじ切り機を用いて外面を仕上研削してねじ
切り加工を行う方法において、前記前加工機で内面研削
された鋼管を前記ねじ切り機に搬入した時点で、管端内
に距離センサを取付けたマンドレルを挿入して内面まで
の距離を測定し、該距離測定値に基づいて鋼管をセンタ
リングした後、外面の仕上切削を行うことを特徴とする
鋼管のねじ切り加工方法である。
【0011】
【作 用】本発明によれば、前加工機で内面仕上切削さ
れた鋼管をねじ切り機に搬入した時点で、マンドレルに
取付けた距離センサを用いて測定した内面までの距離の
値に応じて鋼管のセンタリング位置を調整するようにし
たので、ねじ切り機において外面の仕上切削を施す際の
センタずれを未然に防止することができる。
【0012】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
して詳しく説明する。図1は本発明に用いられるねじ切
り機の概要を示すもので、(a) は側面図、(b) はA−A
矢視正面図である。図において、10は本発明に用いられ
るねじ切り機で、ねじ切り機本体11にはダイヘッド12が
回転自在に保持される。このダイヘッド12の中心部には
マンドレル13が取付けられ、その周辺部には切削工具を
セットするツールブロック14が取付けられる。またマン
ドレル13の周囲に、4個のたとえば光学式の距離センサ
15が上下左右対称に取付けられる。なお、ねじ切り機本
体11にはリニアスライド16が取付けられ、ガイド17上を
矢示F方向に前後進可能とされる。
【0013】20は本発明に用いられるセンタリング装置
で、左右一対のセンタリング装置本体21, 21で構成され
る。これらのセンタリング装置本体21には鋼管Pをクラ
ンプするチャック22が水平方向に出し入れ自在に設けら
れ、さらに昇降装置23によって上下方向に昇降自在とさ
れる。この昇降装置23としては油圧式シリンダや電動モ
ータが適している。
【0014】30はセンタリング制御装置で、距離センサ
15からの測定信号を入力して演算処理し、センタリング
装置20のチャック22および昇降装置23を制御する機能を
有する。以下に、本発明装置によるセンタリングの動作
について説明する。 前加工機(図示せず)から粗研削された鋼管Pがね
じ切り機10に送り込まれると、センタリング装置20にお
いて各センタリング装置本体21, 21から水平方向に突き
出されるチャック22, 22によって両側から鋼管Pをクラ
ンプする。 ねじ切り機10を前進させて、図2に示すように、マ
ンドレル13の先端を鋼管Pの先端部1に挿入して管端の
内面1bの所定位置に停止し、それぞれの距離センサ15
で管内壁面までの上下左右の距離を測定する。なお、マ
ンドレル13の先端に油圧操作のロッド18を装着してお
き、その測定時に管内壁面に接触させてマンドレル13を
固定するようにすれば、測定精度を損なうことはない。 これらの距離測定値はセンタリング制御装置30に入
力されてあらかじめ設定された許容値と比較される。そ
して、距離測定値がいずれも許容値以内であればそのま
ま仕上切削工程に移る。 しかし、許容値を超えた距離測定値が得られた場合
はセンタずれがあったと判断して、センタリング制御装
置30からそのずれに応じた位置修正信号を出力してセン
タリング装置本体21, 21のクランプ位置を調整する。す
なわち、上下方向のずれであれば昇降装置23, 23のスト
ロークを調整することにより修正し、また左右方向のず
れの場合はチャック22, 22のストロークを調整すること
により修正する。その後、引き続いて仕上切削工程に移
る。
【0015】本発明装置を用いて、外径;244.5 mmφ×
肉厚;11.99 mmt×長さ;12000 mmLの寸法の鋼管Pに
特殊ねじを切削したところ、そのシール平行部の偏肉は
図3に示すような平均値xAVが0.10mm、標準偏差σが0.
05mmの分布が得られた。これらの値は、同図に併せて示
す従来例での平均値xAV;0.23mm、標準偏差σ;0.10mm
に比較して大幅に向上していることがわかる。
【0016】なお、上記実施例において距離センサ15に
は光学式を用いるとして説明したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、たとえばリニアゲージに差動ト
ランスを組み合わせたものを用いてもよい。また、距離
センサ15の個数を4個としたが、鋼管の上下左右の距離
を同時に測定できるものであれば1個でもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
前加工機で内面仕上切削された鋼管をねじ切り機に搬入
した時点で、マンドレルに取付けた距離センサを用いて
管内壁面までの距離を測定し、その測定値に応じて鋼管
のセンタリング位置を調整するようにしたので、ねじ切
り機において鋼管のセンタずれのない外面仕上切削を行
うことができ、製品の品質向上を図ることが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いられるねじ切り機の概要を示すも
ので、(a) は側面図、(b) はA−A矢視正面図である。
【図2】管内面の測定状態を示す説明図である。
【図3】偏肉の発生頻度を示す特性図である。
【図4】油井管の特殊ねじの形状を示す部分断面図であ
る。
【図5】従来の油井管のねじ加工工程を示す説明図であ
る。
【図6】従来の工具回転式のねじ切り機の構成を示す配
置図である。
【図7】従来のセンタリング装置の概要を示す(a) 正面
図、(b) 側面図である。
【図8】特殊ねじにカップリングを装着した状態を示す
側断面図である。
【符号の説明】
1 管端 1b 内面 10 ねじ切り機 11 ねじ切り機本体 12 ダイヘッド 13 マンドレル 15 距離センサ 20 センタリング装置 21 センタリング装置本体 22 チャック 23 昇降装置 30 センタリング制御装置 P 鋼管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管端に特殊なシール部を有する鋼管を
    前加工機を用いて内面を仕上研削したのちねじ切り機を
    用いて外面を仕上研削してねじ切り加工を行う方法にお
    いて、前記前加工機で内面研削された鋼管を前記ねじ切
    り機に搬入した時点で、管端内に距離センサを取付けた
    マンドレルを挿入して内面までの距離を測定し、該距離
    測定値に基づいて鋼管をセンタリングした後、外面の仕
    上切削を行うことを特徴とする鋼管のねじ切り加工方
    法。
JP10945294A 1994-05-24 1994-05-24 鋼管のねじ切り加工方法 Pending JPH07314251A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10945294A JPH07314251A (ja) 1994-05-24 1994-05-24 鋼管のねじ切り加工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10945294A JPH07314251A (ja) 1994-05-24 1994-05-24 鋼管のねじ切り加工方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07314251A true JPH07314251A (ja) 1995-12-05

Family

ID=14510604

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10945294A Pending JPH07314251A (ja) 1994-05-24 1994-05-24 鋼管のねじ切り加工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07314251A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2009123034A1 (ja) * 2008-03-31 2011-07-28 住友金属工業株式会社 ねじ継ぎ手製品の製造方法
KR20190000452U (ko) * 2017-08-09 2019-02-19 두산중공업 주식회사 크랭크 샤프트 가공용 센터링 장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2009123034A1 (ja) * 2008-03-31 2011-07-28 住友金属工業株式会社 ねじ継ぎ手製品の製造方法
KR20190000452U (ko) * 2017-08-09 2019-02-19 두산중공업 주식회사 크랭크 샤프트 가공용 센터링 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110449848B (zh) 一种堆焊司太立硬质合金薄壁套的加工工艺
CN205380283U (zh) 一种数控车床加工用两爪卡盘自动定心夹紧装置
CN107470979A (zh) 锥形工件内腔加工找正方法及装置
CN110000606B (zh) 一种针对加工太赫兹慢波结构件的对刀方法
CN103212723B (zh) 大型金属薄壁管件夹模行走加工方法
CN104801750B (zh) 一种齿轮轴键槽的加工方法
JP4511862B2 (ja) ガラス管の製造方法及び製造装置
JP3726344B2 (ja) ねじ切り装置における鋼管のセンタリング方法及び鋼管のねじ切り装置
JPH07314251A (ja) 鋼管のねじ切り加工方法
CN103586644A (zh) 外圆锥形精密薄壁零件的加工方法
CN111438587B (zh) 一种碳化硅陶瓷管加工设备及加工方法
CN202162420U (zh) 一种斜孔加工模套
US20170182630A1 (en) Fine Machining Method and Machine Tool Unit
CN103921172A (zh) 导向模板的找正方法及其找正组件
CN117697330A (zh) 一种大直径薄壁精密钢筒件的加工方法
CN211803873U (zh) 一种镗孔刀具
JP3132352B2 (ja) 鋼管のねじ切り方法
EP2135696B1 (en) Method of processing end of elongated tube material
JP2655984B2 (ja) 油井管のねじ切り加工方法
CN116214229B (zh) 可调偏心距的夹具工装组
KR20210138334A (ko) 치공구 핀의 결합 위치 조절을 위한 위치 조절용 조립체
CN110605485B (zh) 一种寻找截面有两条不平行直线边的管材中心的方法
CN115415747B (zh) 强制密封球阀堆焊球体的加工方法
CN104209774A (zh) 用于车床的管材外圆粗加工工装
JPS59201720A (ja) テ−パ−ねじの加工方法