JPH0731431U - 鋼管製自動車ドア補強材 - Google Patents

鋼管製自動車ドア補強材

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Publication number
JPH0731431U
JPH0731431U JP6352093U JP6352093U JPH0731431U JP H0731431 U JPH0731431 U JP H0731431U JP 6352093 U JP6352093 U JP 6352093U JP 6352093 U JP6352093 U JP 6352093U JP H0731431 U JPH0731431 U JP H0731431U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel pipe
notch
reinforcing material
pipe
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP6352093U
Other languages
English (en)
Inventor
利男 岩崎
孝雄 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Publication of JPH0731431U publication Critical patent/JPH0731431U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、鋼管の両管端を特殊加工する事に
より十分なスポット溶接点数を確保できる固定フランジ
を成形する一体型自動車補強材を得ることを目的とする
ものである。 【構成】 本考案の主旨とするところは、固定フランジ
幅を確保するために、鋼管の管端部を拡管した後、軸方
向に切欠き部を設け、この切欠き部を周方向に展開して
固定フランジを成形する事にある。この一体型自動車補
強材により、従来、一般的に行われている、予め、用意
されたブラケットを鋼管製補強材の両端にアーク溶接で
接合する必要がなくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は鋼管製自動車ドア補強材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、自動車のドアの補強に鋼管製の補強材が種々提案されている。このよう な補強材はドアに取りつける際、予め別に製造したブラケットを鋼管製の補強材 の両端にアーク溶接で接合した後、ドア本体にスポット溶接しているのが一般的 であった。
【0003】 又、実開昭62−78519号公報にはドア補強用のインパクトバーの端部に 、軸方向に切欠きを入れ、この切欠きの軸方向中央側端部から周方向に略半周の 長さに切欠きを入れ、インパクトバー端部の耳部を周方向外側に拡開し、この端 部を押し潰して固定用フランジ部を形成する自動車ドア補強構造が知られている 。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来、一般的に行われているブラケットを補強材の両端にアーク溶接する方法 であると、予めブラケットを用意する必要があり、又、アーク溶接する手間が生 じていた。
【0005】 又、実開昭62−78519号公報の自動車ドア補強構造であると、十分なス ポット溶接点数を確保することが出来ず、実用上問題があり、好ましくないもの である。
【0006】 本考案は、このような従来の問題点を解消し、鋼管の両管端を特殊加工する事 により十分なスポット溶接点数を確保できる固定フランジを成形する一体型自動 車補強材を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の要旨は、鋼管の管端部に非調質部、中央部は調質部を有する鋼管であ り、該鋼管の管端部を拡管し、拡管した管端部に軸方向に切欠き部を設け、該切 欠き部の中央側先端から非調質部の範囲にて楕円形状の切欠き部を設け、該切欠 き部を周方向に展開してフランジ部を具備してなる鋼管製自動車ドア補強材にあ る。
【0008】
【作用】
即ち、本考案は従来の問題点を悉く解消するもので、予め、ブラケットを用意 することなく、しかも、十分なスポット溶接点数を確保することが出来るように するため、補強材の端部に固定フランジ部を具備すると共に、スポット溶接点数 を確保するため管端部を拡管し、その後、切欠きを入れ、フランジ部の面積を大 きくするようにしたものである。
【0009】 また、本考案の他の大きな特徴は鋼管の管端部は非調質部、中央部は調質部と したことにある。即ち、自動車ドア補強材は必要な強度を有し、その強度を具備 すると共に管端部については拡管などの加工及び周方向に展開がしやすく容易に フランジ部ができるようにしたものである。
【0010】 尚、本考案での調質部とは焼入又は焼入焼戻処理された引張強さ180 Kg/mm2 以下のものを言い、非調質部とは引張強さ100 Kg/mm2 以下のものを言うも のである。
【0011】
【実施例】
次に本考案の実施例について、図面を用いて詳細に説明する。 図1は鋼管製自動車ドア補強材の側面図を示すものであり、補強材1の管端部 は非調質部2とし、中央部は調質部3とするものである。管端部の長さは片管端 で50〜300mmが好ましい。尚、非調質部2は素材の引張強さが100 Kg/mm2 以下とするものであるが、拡管率をあげる場合は加工性を確保するため該非調 質部に焼準または焼鈍等の熱処理を施すと有利なものである。焼準の条件の一例 としては920℃−5分、焼鈍の条件の一例として650℃−15〜20分等が 有利であるが、特にこの範囲で特定するものではない。
【0012】 調質部3については焼入を行い、例えば、引張強さ150 Kg/mm2 レベル、あ るいは焼入−焼戻処理を行い、例えば、引張強さ130 Kg/mm2 レベルのドア補 強材を得るものである。
【0013】 焼入の条件の一例として950℃に加熱した後、急冷を行い、焼入−焼戻の条 件の一例としては950℃に加熱した後、急冷を行い、その後、350℃に再加 熱後、徐冷を行うものである。かくすることにより本考案のドア補強材は補強材 としての強度を具備すると共に、管端部については容易にフランジ部ができるよ うな加工が可能とするものである。
【0014】 次に図2について述べると、該図2は管端部を拡管して拡管加工部4を設けた 場合の概略図を示すものである。 管端部の軸方向に切欠きを入れて周方向に展開してフランジ部を形成する際、 単純な展開ではフランジ幅は最大でも外径の3.14倍しかならず、このため、 十分なスポット溶接点数を確保するフランジ部を形成するには限界がある。
【0015】 本考案ではこの問題を解消するため、軸方向に切欠きを入れる前に補強材1の 非調質部2の両管端部を予め拡管治具で拡管し、フランジ部の幅を確保するよう にしたものである。 本考案の補強材を拡管した結果を表1に示す。素材は外径31.8mm、厚さ2 .0mmを用いた。
【0016】
【表1】 本考案の補強材の管端部では、拡管は最大で管の直径の1.6倍まで可能であ った。
【0017】 次に、拡管した補強材を図3に示す如く切欠きを入れるものである。 即ち、補強材1の管端部の非調質部2に拡管加工部4を設けると共に、軸方向 に切欠き部5を設け、且つ、切欠き部5の中央側先端6から非調質部2の範囲に て楕円形状の切欠き部7を設けるようにしたものである。
【0018】 このような拡管加工部4、切欠き部5,7を設けた後、図4に示す如く、切欠 き部5,7を周方向に展開してフランジ部8を設けるものである。 このようにして、十分なスポット溶接点数を備えたフランジ部8を具備する鋼 管製の自動車ドア補強材が得られるものである。
【0019】 尚、切欠き加工する手段は機械加工、鋸加工、レーザー加工、プレス加工など が好ましいが特にその手段にこだわるものでない。 又、切欠き部7を楕円形状にしたのは周方向に展開する時、単に軸方向に直線 状の切欠き部のみでは切欠き部5の中央側先端6から割れが発生し易く、本考案 の如く、楕円形状の切欠き部7にすると割れが発生しないとする知見によるもの である。
【0020】 さらに、本考案の楕円形状の切欠き部7とは楕円形を基本とするものであるが 、これを変形させた他の形状でもよく、変形した形状も楕円形状の中に含むもの である。
【0021】
【考案の効果】
本考案によれば、管端にフランジ部を具備することにより予め自動車のドアに 溶接するためのブラケットを用意する必要もなく、しかも、フランジ部でのスポ ット溶接点数が十分確保でき、フランジ部を形成する際、切欠き部の形状を特定 することにより割れが発生しないようにするもので、その効果は極めて大きいも のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の鋼管製自動車ドア補強材の拡管前の側
面図である。
【図2】本考案のドア補強材の拡管後の側面図である。
【図3】本考案のドア補強材に切欠き部を形成した後の
説明図である。
【図4】本考案のドア補強材の部分説明図である。
【符号の説明】
1 補強材 2 非調質部 3 調質部 4 拡管加工部 5 切欠き部 6 切欠き部5の中央側先端 7 楕円形状の切欠き部 8 フランジ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼管の管端部に非調質部、中央部は調質
    部を有する鋼管であり、該鋼管の管端部を拡管し、拡管
    した管端部に軸方向に切欠き部を設け、該切欠き部の中
    央側先端から非調質部の範囲にて楕円形状の切欠き部を
    設け、該切欠き部を周方向に展開してフランジ部を具備
    してなる鋼管製自動車ドア補強材。
JP6352093U 1993-11-26 1993-11-26 鋼管製自動車ドア補強材 Pending JPH0731431U (ja)

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JP6352093U JPH0731431U (ja) 1993-11-26 1993-11-26 鋼管製自動車ドア補強材

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JPH0731431U true JPH0731431U (ja) 1995-06-13

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0478720A (ja) * 1990-07-18 1992-03-12 Nippon Steel Corp 車体補強用鋼管

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0478720A (ja) * 1990-07-18 1992-03-12 Nippon Steel Corp 車体補強用鋼管

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Legal Events

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980203