JPH07314570A - 網状構造物への樹脂被覆方法 - Google Patents
網状構造物への樹脂被覆方法Info
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- JPH07314570A JPH07314570A JP6131196A JP13119694A JPH07314570A JP H07314570 A JPH07314570 A JP H07314570A JP 6131196 A JP6131196 A JP 6131196A JP 13119694 A JP13119694 A JP 13119694A JP H07314570 A JPH07314570 A JP H07314570A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】耐熱性繊維からなる網状構造物に、樹脂による
網目の目詰まりをさせることなく、所望する量の熱可塑
性樹脂を被覆する。 【構成】網状構造物1の上面及び下面に熱可塑性樹脂フ
ィルム2を積層する。その上面及び下面に柔らかいシー
ト状物3aを積層し、必要に応じその外側に離型シート
5を重ね合わせた後、熱プレス盤4で押圧加熱する。熱
可塑性樹脂フィルム同士は網目で融着する。これを熱可
塑性樹脂フィルムの融点以上に加熱し、熱可塑性樹脂フ
ィルムを凝集させる。網目に空間が形成され、且つ網状
構造物野繊維表面に熱可塑性樹脂が被覆される。
網目の目詰まりをさせることなく、所望する量の熱可塑
性樹脂を被覆する。 【構成】網状構造物1の上面及び下面に熱可塑性樹脂フ
ィルム2を積層する。その上面及び下面に柔らかいシー
ト状物3aを積層し、必要に応じその外側に離型シート
5を重ね合わせた後、熱プレス盤4で押圧加熱する。熱
可塑性樹脂フィルム同士は網目で融着する。これを熱可
塑性樹脂フィルムの融点以上に加熱し、熱可塑性樹脂フ
ィルムを凝集させる。網目に空間が形成され、且つ網状
構造物野繊維表面に熱可塑性樹脂が被覆される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐熱性繊維からなる網
状構造物の繊維表面に、熱可塑性樹脂を被覆する方法に
関するものである。
状構造物の繊維表面に、熱可塑性樹脂を被覆する方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ガラス繊維,炭素繊維,アラミド
繊維などの耐熱性繊維から構成された網物,織物,直交
布等の網状構造物を、熱可塑性樹脂でコーティング(被
覆)する場合には、熱可塑性樹脂の溶解した樹脂溶液に
網状構造物を浸漬したのち乾燥する方法、あるいは熱可
塑性樹脂を熱溶融させTダイより網状構造物と共に引き
出したのち乾燥する方法(引き抜き成形法)等により行
われている。
繊維などの耐熱性繊維から構成された網物,織物,直交
布等の網状構造物を、熱可塑性樹脂でコーティング(被
覆)する場合には、熱可塑性樹脂の溶解した樹脂溶液に
網状構造物を浸漬したのち乾燥する方法、あるいは熱可
塑性樹脂を熱溶融させTダイより網状構造物と共に引き
出したのち乾燥する方法(引き抜き成形法)等により行
われている。
【0003】しかしながら、樹脂溶液に浸漬したのち乾
燥する方法は、樹脂溶液が低濃度でも溶液粘度が極めて
高く、樹脂溶液が大量に付着し過ぎたり、網状構造物の
網目が目詰まりし易いという問題点がある。これを避け
るために溶液濃度を低くすると、当然のことながら少量
の樹脂しか被覆されず、また溶剤の乾燥除去が容易でな
く、更にミクロボイドが発生し易いという問題点があ
る。
燥する方法は、樹脂溶液が低濃度でも溶液粘度が極めて
高く、樹脂溶液が大量に付着し過ぎたり、網状構造物の
網目が目詰まりし易いという問題点がある。これを避け
るために溶液濃度を低くすると、当然のことながら少量
の樹脂しか被覆されず、また溶剤の乾燥除去が容易でな
く、更にミクロボイドが発生し易いという問題点があ
る。
【0004】一方、引き抜き成形法では、樹脂付着量の
少ない被覆が困難であり、また網目が目詰まりし易いと
いう問題点がある。
少ない被覆が困難であり、また網目が目詰まりし易いと
いう問題点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の問題点
に鑑みなされたものであって、本発明の目的は、耐熱性
繊維からなる網状構造物に所望する量の熱可塑性樹脂を
被覆すると共に、樹脂による網目の目詰まりやミクロボ
イドを発生させることのない、網状構造物への熱可塑性
樹脂の被覆方法を提供するにある。
に鑑みなされたものであって、本発明の目的は、耐熱性
繊維からなる網状構造物に所望する量の熱可塑性樹脂を
被覆すると共に、樹脂による網目の目詰まりやミクロボ
イドを発生させることのない、網状構造物への熱可塑性
樹脂の被覆方法を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、耐熱性
繊維からなる網状構造物の上面及び下面に熱可塑性樹脂
フィルムを積層し、更にその上面及び下面に柔らかいシ
ート状物を積層して加圧下で加熱し、前記網状構造物の
上面に配した熱可塑性樹脂フィルムと下面に配した熱可
塑性樹脂フィルムとを該網状構造物の網目で融着せしめ
た後、前記熱可塑性樹脂フィルムの融点以上に加熱し、
熱可塑性樹脂フィルムを凝集させて網目に空間を形成せ
しめると共に、網状構造物に熱可塑性樹脂を被覆せしめ
ることを特徴とする網状構造物への樹脂被覆方法によっ
て達成される。
繊維からなる網状構造物の上面及び下面に熱可塑性樹脂
フィルムを積層し、更にその上面及び下面に柔らかいシ
ート状物を積層して加圧下で加熱し、前記網状構造物の
上面に配した熱可塑性樹脂フィルムと下面に配した熱可
塑性樹脂フィルムとを該網状構造物の網目で融着せしめ
た後、前記熱可塑性樹脂フィルムの融点以上に加熱し、
熱可塑性樹脂フィルムを凝集させて網目に空間を形成せ
しめると共に、網状構造物に熱可塑性樹脂を被覆せしめ
ることを特徴とする網状構造物への樹脂被覆方法によっ
て達成される。
【0007】本発明に用いる網状構造物を構成する耐熱
性繊維とは、高温でも容易に溶融や熱膨張をしない繊維
を指し、例えば無機繊維ではガラス繊維,炭素繊維,ア
ルミナ繊維等を挙げることができ、有機繊維ではアラミ
ド繊維,ポリイミド繊維等を挙げることができる。いず
れにしても、被覆しようとする熱可塑性樹脂の融点にお
いて実質的に軟化,分解,熱膨張,熱収縮をすることの
ない繊維である。
性繊維とは、高温でも容易に溶融や熱膨張をしない繊維
を指し、例えば無機繊維ではガラス繊維,炭素繊維,ア
ルミナ繊維等を挙げることができ、有機繊維ではアラミ
ド繊維,ポリイミド繊維等を挙げることができる。いず
れにしても、被覆しようとする熱可塑性樹脂の融点にお
いて実質的に軟化,分解,熱膨張,熱収縮をすることの
ない繊維である。
【0008】本発明に用いる網状構造物とは、上記耐熱
性繊維を用いて網目状構造に形成したものであれば特に
限定されるものではなく、例えば、網物,目あき平織
物,からみ織物等を挙げることができる。また、直交布
のような経糸と緯糸との交点をバインダーにより目留め
したものでもよいが、この場合はバインダーの融点が被
覆する熱可塑性樹脂の融点よりも十分高いことが好まし
い。
性繊維を用いて網目状構造に形成したものであれば特に
限定されるものではなく、例えば、網物,目あき平織
物,からみ織物等を挙げることができる。また、直交布
のような経糸と緯糸との交点をバインダーにより目留め
したものでもよいが、この場合はバインダーの融点が被
覆する熱可塑性樹脂の融点よりも十分高いことが好まし
い。
【0009】本発明に用いられる熱可塑性樹脂フィルム
は、例えばポリプロピレン,ポリエチレン,ポリエステ
ル等の熱可塑性樹脂をフィルム状に成形したものであ
り、フィルムの厚さは所望する樹脂付着量に応じて適宜
選定すればよい。フィルムの素材である熱可塑性樹脂
は、あとの網目部分を加熱凝集させる工程において耐熱
性繊維を変形させないため、その融点が耐熱性繊維を実
質的に変形させることのない温度のものである。
は、例えばポリプロピレン,ポリエチレン,ポリエステ
ル等の熱可塑性樹脂をフィルム状に成形したものであ
り、フィルムの厚さは所望する樹脂付着量に応じて適宜
選定すればよい。フィルムの素材である熱可塑性樹脂
は、あとの網目部分を加熱凝集させる工程において耐熱
性繊維を変形させないため、その融点が耐熱性繊維を実
質的に変形させることのない温度のものである。
【0010】本発明の方法は、まず前記網状構造物の上
面及び下面に前記熱可塑性樹脂フィルムを積層し、次に
その上面及び下面に柔らかいシート状物を重ね合わせた
のち、これを上下から押圧すると共に加熱する。この加
圧加熱により、前記網状構造物の網目部分の上下に配し
た熱可塑性樹脂フィルムが柔らかいシート状物で押さえ
られ、変形して熱可塑性樹脂フィルム同士が圧接し融着
する。網目部分における融着は、好ましくは網目のほぼ
全面であるが、少なくとも網目の中央部分が接着してい
ればよい。
面及び下面に前記熱可塑性樹脂フィルムを積層し、次に
その上面及び下面に柔らかいシート状物を重ね合わせた
のち、これを上下から押圧すると共に加熱する。この加
圧加熱により、前記網状構造物の網目部分の上下に配し
た熱可塑性樹脂フィルムが柔らかいシート状物で押さえ
られ、変形して熱可塑性樹脂フィルム同士が圧接し融着
する。網目部分における融着は、好ましくは網目のほぼ
全面であるが、少なくとも網目の中央部分が接着してい
ればよい。
【0011】ここで用いる柔らかいシート状物として
は、上記作用効果を奏する弾性あるいは柔軟性を有する
ものであれば特に限定されるものではなく、例えばメリ
ヤス等の編み物,フェルト等の不織布,シート状の耐熱
性ゴム等を挙げることができる。ここで用いるシート状
物の柔らかさが不足した場合には、上下に配した熱可塑
性樹脂フィルム同士を網目部分において十分に圧接融着
することができない。
は、上記作用効果を奏する弾性あるいは柔軟性を有する
ものであれば特に限定されるものではなく、例えばメリ
ヤス等の編み物,フェルト等の不織布,シート状の耐熱
性ゴム等を挙げることができる。ここで用いるシート状
物の柔らかさが不足した場合には、上下に配した熱可塑
性樹脂フィルム同士を網目部分において十分に圧接融着
することができない。
【0012】また、上記加圧加熱条件は、熱可塑性樹脂
フィルム同士が圧接し融着する条件を適宜設定して行え
ばよいが、少なくとも加熱温度は該熱可塑性樹脂フィル
ムの軟化点以上である。加圧圧力や加熱温度が不足した
場合には、熱可塑性樹脂フィルム同士が網目部分で圧接
融着することができない。ただし、加熱温度を高くし過
ぎると熱可塑性樹脂フィルムが熱収縮するため好ましく
ない。
フィルム同士が圧接し融着する条件を適宜設定して行え
ばよいが、少なくとも加熱温度は該熱可塑性樹脂フィル
ムの軟化点以上である。加圧圧力や加熱温度が不足した
場合には、熱可塑性樹脂フィルム同士が網目部分で圧接
融着することができない。ただし、加熱温度を高くし過
ぎると熱可塑性樹脂フィルムが熱収縮するため好ましく
ない。
【0013】また、加圧加熱方法としては、例えば前記
各材料を順次積層したのち熱風,放射熱等で加熱しつつ
熱プレス機で押圧する方法、あるいはロール状の各材料
をニップローラーで送り出しつつ積層したのちホットロ
ーラーで押圧加熱する方法などを挙げることができる
が、特にこれらの方法に限定されるものではなく、公知
の適宜な方法で行えばよい。
各材料を順次積層したのち熱風,放射熱等で加熱しつつ
熱プレス機で押圧する方法、あるいはロール状の各材料
をニップローラーで送り出しつつ積層したのちホットロ
ーラーで押圧加熱する方法などを挙げることができる
が、特にこれらの方法に限定されるものではなく、公知
の適宜な方法で行えばよい。
【0014】なお、上記加圧加熱する際には、熱可塑性
樹脂フィルムと柔らかいシート状物とが容易に剥離する
ことが好ましい。このため、熱可塑性樹脂フィルムと柔
らかいシート状物とが固着し易い場合には、両者の間に
熱可塑性樹脂フィルムの溶融物と容易に剥離するシート
状物を積層したり、柔らかいシート状物の表面に離型処
理を施したりするのが好適である。
樹脂フィルムと柔らかいシート状物とが容易に剥離する
ことが好ましい。このため、熱可塑性樹脂フィルムと柔
らかいシート状物とが固着し易い場合には、両者の間に
熱可塑性樹脂フィルムの溶融物と容易に剥離するシート
状物を積層したり、柔らかいシート状物の表面に離型処
理を施したりするのが好適である。
【0015】上述の加圧加熱処理により、熱可塑性樹脂
フィルムで網状構造物を挟持一体化した複合シートが得
られる。次いで、得られた複合シートは更に加熱処理が
施される。この加熱処理における温度は、該熱可塑性樹
脂を十分に流動化する温度、即ち少なくとも該熱可塑性
樹脂フィルムの融点以上である。この加熱処理により、
網目部分で融着した熱可塑性樹脂フィルムは凝集してそ
れぞれの網目を形成する耐熱性繊維の方向へ収縮し、網
目中央部分の熱可塑性樹脂フィルムは除去され、網目に
空間が形成される。そして、熱可塑性樹脂フィルムの凝
集物が網状構造物の表面を被覆することになる。
フィルムで網状構造物を挟持一体化した複合シートが得
られる。次いで、得られた複合シートは更に加熱処理が
施される。この加熱処理における温度は、該熱可塑性樹
脂を十分に流動化する温度、即ち少なくとも該熱可塑性
樹脂フィルムの融点以上である。この加熱処理により、
網目部分で融着した熱可塑性樹脂フィルムは凝集してそ
れぞれの網目を形成する耐熱性繊維の方向へ収縮し、網
目中央部分の熱可塑性樹脂フィルムは除去され、網目に
空間が形成される。そして、熱可塑性樹脂フィルムの凝
集物が網状構造物の表面を被覆することになる。
【0016】上記加熱処理は、公知の適宜な方法で行え
ばよいが、熱風を直接網目に当てる方法が、熱可塑性樹
脂フィルムの凝集による網目空間の形成を速やかに行え
る点で好適である。
ばよいが、熱風を直接網目に当てる方法が、熱可塑性樹
脂フィルムの凝集による網目空間の形成を速やかに行え
る点で好適である。
【0017】
実施例1 ガラス繊維をからみ織にした網状構造物(打ち込み本
数:経2.4本/m2 ,緯3.5本/m2 、厚さ0.9
mm、目付け390g/m2 )の上面及び下面に厚さ50
μm,融点164℃のポリプロピレン(PP)フィルム
を積層し、更にその上面及び下面にフッ素樹脂コートア
ルミ箔を重ね合わせ、更にその上下両面に厚さ1.3mm
のコットンメリヤス布を重ね合わせて、熱プレス盤の温
度を170℃に設定し、押圧力1kg/cm2 で5分間加圧
加熱して、PPフィルムで網状構造物を挟持一体化した
複合シートを得た。得られた複合シートは、上下に配し
たPPフィルム同士が網目部分において全面ではないが
融着していた。
数:経2.4本/m2 ,緯3.5本/m2 、厚さ0.9
mm、目付け390g/m2 )の上面及び下面に厚さ50
μm,融点164℃のポリプロピレン(PP)フィルム
を積層し、更にその上面及び下面にフッ素樹脂コートア
ルミ箔を重ね合わせ、更にその上下両面に厚さ1.3mm
のコットンメリヤス布を重ね合わせて、熱プレス盤の温
度を170℃に設定し、押圧力1kg/cm2 で5分間加圧
加熱して、PPフィルムで網状構造物を挟持一体化した
複合シートを得た。得られた複合シートは、上下に配し
たPPフィルム同士が網目部分において全面ではないが
融着していた。
【0018】次いで、得られた複合シートを180℃で
10分間加熱した。得られたシート状物は、PPフィル
ムが凝集し網目の部分に綺麗な空間が形成されると共
に、網状構造物の繊維表面にPPが均一に被覆(コーテ
ィング)されていた。
10分間加熱した。得られたシート状物は、PPフィル
ムが凝集し網目の部分に綺麗な空間が形成されると共
に、網状構造物の繊維表面にPPが均一に被覆(コーテ
ィング)されていた。
【0019】実施例2 実施例1で用いたのと同様の網状構造物の上面及び下面
に厚さ130μm,融点111℃のポリエチレン(P
E)フィルムを積層し、更にその上下両面に厚さ2mmの
耐熱性ゴムシートを重ね合わせて、熱プレス盤の温度を
120℃、押圧力1kg/cm2 で10分間加熱加圧して、
PEフィルムで網状構造物を挟持一体化した複合シート
を得た。得られた複合シートは、上下に配したPEフィ
ルム同士が網目部分において融着していた。
に厚さ130μm,融点111℃のポリエチレン(P
E)フィルムを積層し、更にその上下両面に厚さ2mmの
耐熱性ゴムシートを重ね合わせて、熱プレス盤の温度を
120℃、押圧力1kg/cm2 で10分間加熱加圧して、
PEフィルムで網状構造物を挟持一体化した複合シート
を得た。得られた複合シートは、上下に配したPEフィ
ルム同士が網目部分において融着していた。
【0020】次いで、得られた複合シートを160℃で
20分間加熱した。加熱に際しては160℃の熱風を網
目に対し垂直方向から吹きつけた。得られたシート状物
は、PEが網状構造物に均一に被覆(コーティング)さ
れ、且つ網目の部分は綺麗な空間が形成されていた。
20分間加熱した。加熱に際しては160℃の熱風を網
目に対し垂直方向から吹きつけた。得られたシート状物
は、PEが網状構造物に均一に被覆(コーティング)さ
れ、且つ網目の部分は綺麗な空間が形成されていた。
【0021】比較例 実施例1において用いたコットンメリヤス布を重ね合わ
せないで、且つ熱プレス盤の温度を150℃に設定した
以外は、実施例1と同様にして加圧加熱して複合シート
を得た。得られた複合シートは、上下に配したPPフィ
ルムが網目部分において各々ごく一部分だけ融着してい
た。
せないで、且つ熱プレス盤の温度を150℃に設定した
以外は、実施例1と同様にして加圧加熱して複合シート
を得た。得られた複合シートは、上下に配したPPフィ
ルムが網目部分において各々ごく一部分だけ融着してい
た。
【0022】この複合シートを実施例1と同様にして加
熱した。得られたシート状物は、網目でのPPフィルム
同士の融着及びPPフィルムとガラス繊維との融着が不
十分であったため、PPフィルムに不規則な熱収縮が見
られた。また、網状構造物の繊維表面には樹脂を被着し
ていない部分が散見され、極めてむらの多い被覆状態で
あった。更に、網目に綺麗な空間が形成されていないと
ころも散見された。
熱した。得られたシート状物は、網目でのPPフィルム
同士の融着及びPPフィルムとガラス繊維との融着が不
十分であったため、PPフィルムに不規則な熱収縮が見
られた。また、網状構造物の繊維表面には樹脂を被着し
ていない部分が散見され、極めてむらの多い被覆状態で
あった。更に、網目に綺麗な空間が形成されていないと
ころも散見された。
【0023】
【発明の効果】本発明の方法によれば、耐熱性繊維から
なる網状構造物に所望する量の熱可塑性樹脂を、網目を
目詰まりさせることなく容易に且つ効率よく被覆するこ
とができる。また本発明の方法では樹脂溶液を使用して
いないため、被覆した樹脂の内部にミクロボイドが発生
することなく、極めて緻密な被覆層を形成することがで
きる。
なる網状構造物に所望する量の熱可塑性樹脂を、網目を
目詰まりさせることなく容易に且つ効率よく被覆するこ
とができる。また本発明の方法では樹脂溶液を使用して
いないため、被覆した樹脂の内部にミクロボイドが発生
することなく、極めて緻密な被覆層を形成することがで
きる。
【図1】実施例1の製造方法における加圧加熱工程を説
明する分解説明図である。
明する分解説明図である。
【図2】実施例2の製造方法における加圧加熱工程を説
明する分解説明図である。
明する分解説明図である。
【図3】本発明が適用される網状構造物(A)及び該網
状構造物に本発明の方法で樹脂を被覆した状態(B)の
一例を示す拡大平面図である。
状構造物に本発明の方法で樹脂を被覆した状態(B)の
一例を示す拡大平面図である。
【符号の説明】 1 網状構造物 2 熱可塑性樹脂フィルム 3a コットンメリヤス 3b 耐熱性ゴムシート 4 熱プレス盤 5 フッ素樹脂コートアルミ箔 11 熱可塑性樹脂 12 からみ織物の経糸 13 からみ織物の緯糸 14 網目
【手続補正書】
【提出日】平成7年5月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、耐熱性
繊維からなる網状構造物の上面及び下面に熱可塑性樹脂
フィルムを積層し、更にその上面及び下面に柔らかいシ
ート状物を積層して加圧下で加熱し、前記網状構造物の
上面に配した熱可塑性樹脂フィルムと下面に配した熱可
塑性樹脂フィルムとを該網状構造物の網目で融着せしめ
た後、前記熱可塑性樹脂フィルムの融点以上に加熱し、
熱可塑性樹脂フィルムを凝集させて網目に空間を形成せ
しめると共に、耐熱性繊維に熱可塑性樹脂を被覆せしめ
ることを特徴とする網状構造物への樹脂被覆方法によっ
て達成される。
繊維からなる網状構造物の上面及び下面に熱可塑性樹脂
フィルムを積層し、更にその上面及び下面に柔らかいシ
ート状物を積層して加圧下で加熱し、前記網状構造物の
上面に配した熱可塑性樹脂フィルムと下面に配した熱可
塑性樹脂フィルムとを該網状構造物の網目で融着せしめ
た後、前記熱可塑性樹脂フィルムの融点以上に加熱し、
熱可塑性樹脂フィルムを凝集させて網目に空間を形成せ
しめると共に、耐熱性繊維に熱可塑性樹脂を被覆せしめ
ることを特徴とする網状構造物への樹脂被覆方法によっ
て達成される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】
【実施例】 実施例1 ガラス繊維をからみ織にした網状構造物(打ち込み本
数:経2.4本/25mm,緯3.5本/25mm、厚
さ0.9mm、目付け390g/m2 )の上面及び下面
に厚さ50μm,融点164℃のポリプロピレン(P
P)フィルムを積層し、更にその上面及び下面にフッ素
樹脂コートアルミ箔を重ね合わせ、更にその上下両面に
厚さ1.3mmのコットンメリヤス布を重ね合わせて、
熱プレス盤の温度を170℃に設定し、押圧力1kg/
cm2 で5分間加圧加熱して、PPフィルムで網状構造
物を挟持一体化した複合シートを得た。得られた複合シ
ートは、上下に配したPPフィルム同士が網目部分にお
いて全面ではないが融着していた。
数:経2.4本/25mm,緯3.5本/25mm、厚
さ0.9mm、目付け390g/m2 )の上面及び下面
に厚さ50μm,融点164℃のポリプロピレン(P
P)フィルムを積層し、更にその上面及び下面にフッ素
樹脂コートアルミ箔を重ね合わせ、更にその上下両面に
厚さ1.3mmのコットンメリヤス布を重ね合わせて、
熱プレス盤の温度を170℃に設定し、押圧力1kg/
cm2 で5分間加圧加熱して、PPフィルムで網状構造
物を挟持一体化した複合シートを得た。得られた複合シ
ートは、上下に配したPPフィルム同士が網目部分にお
いて全面ではないが融着していた。
Claims (1)
- 【請求項1】 耐熱性繊維からなる網状構造物の上面及
び下面に熱可塑性樹脂フィルムを積層し、更にその上面
及び下面に柔らかいシート状物を重ね合わせて加圧下で
加熱し、前記網状構造物の上面に配した熱可塑性樹脂フ
ィルムと下面に配した熱可塑性樹脂フィルムとを該網状
構造物の網目で融着せしめた後、前記熱可塑性樹脂フィ
ルムの融点以上に加熱し、熱可塑性樹脂フィルムを凝集
させて、網目に空間を形成せしめると共に、網状構造物
に熱可塑性樹脂を被覆せしめることを特徴とする網状構
造物への樹脂被覆方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13119694A JP3258494B2 (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | 網状構造物への樹脂被覆方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13119694A JP3258494B2 (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | 網状構造物への樹脂被覆方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07314570A true JPH07314570A (ja) | 1995-12-05 |
| JP3258494B2 JP3258494B2 (ja) | 2002-02-18 |
Family
ID=15052280
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13119694A Expired - Fee Related JP3258494B2 (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | 網状構造物への樹脂被覆方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3258494B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112810195A (zh) * | 2020-12-31 | 2021-05-18 | 嘉兴奥飞新材料科技有限公司 | 一种塑胶布生产加工方法 |
-
1994
- 1994-05-19 JP JP13119694A patent/JP3258494B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112810195A (zh) * | 2020-12-31 | 2021-05-18 | 嘉兴奥飞新材料科技有限公司 | 一种塑胶布生产加工方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3258494B2 (ja) | 2002-02-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |