JPH07317420A - 引き戸下レール及び引き戸下レール取り付け装置 - Google Patents

引き戸下レール及び引き戸下レール取り付け装置

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JPH07317420A
JPH07317420A JP11651294A JP11651294A JPH07317420A JP H07317420 A JPH07317420 A JP H07317420A JP 11651294 A JP11651294 A JP 11651294A JP 11651294 A JP11651294 A JP 11651294A JP H07317420 A JPH07317420 A JP H07317420A
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JP
Japan
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rail
sliding door
groove
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lower rail
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JP11651294A
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Tsugumasa Sumioka
継正 住岡
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レール本体に垂下保持される固定釘を任意の
位置に移動させて容易に固定することができ、同固定釘
の頭部がレール本体の上側に露出、突出せず、外観が良
好で戸車の走行にも支障を来すことがない引き戸下レー
ル及び引き戸下レール取り付け装置を提供する。 【構成】 レール本体1下面の蟻溝2に固定釘3の頭部
4がスライド自在に係止されて、同固定釘3が垂下保持
された引き戸下レール。戸車6走行用の凹溝7がレール
本体1の巾方向の一方側へ片寄せて設けられ、同レール
本体1の他方側に厚肉部8が設けられ、この厚肉部8の
下面に蟻溝2が形成された同引き戸下レールが、厚肉部
8を収納スペース10側に配置して、同収納スペース10の
前面開口部分の床面11に固定釘3にて取り付けられた引
き戸下レール取り付け装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、引き戸パネルの下端に
設けられる戸車の走行をガイド支持する引き戸下レール
及び引き戸下レール取り付け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から図6に示す如く、引き戸パネル
(イ)の下端に設けられる戸車(ロ)の走行をガイド支
持する引き戸下レール(ハ)は知られている。
【0003】この場合、戸車(ロ)は引き戸パネル
(イ)の下端より突出し、戸車軸(ニ)を軸心として垂
直方向に回動して、引き戸下レール(ハ)の内底面上を
転動自在に走行する。該引き戸下レール(ハ)は溝型に
形成されて上記戸車(ロ)の走行をガイド支持するもの
であり、その底部分に穿設された貫通孔(ホ)に挿入さ
れる釘体(ヘ)によって床面(ト)に取り付け固定され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、位置の決まった貫通孔(ホ)に一
本づつ釘体(ヘ)を挿入して固定する作業が手間取るも
のであり、しかも、釘体(ヘ)の頭部(チ)が引き戸下
レール(ハ)の内底面上に露出して外観が悪く、又、該
釘体(ヘ)の頭部(チ)が引き戸下レール(ハ)の内底
面上に突出した場合には、同内底面上を転動する戸車
(ロ)の走行にも支障を来すという問題があった。
【0005】本発明は、上記従来の技術における問題を
解決するために発明されたもので、すなわちその課題
は、レール本体に垂下保持される固定釘を同レール本体
の長手方向における任意の位置に移動させて容易に固定
することができ、しかも、同固定釘の頭部がレール本体
の上側に露出、突出せず、外観が良好で戸車の走行にも
支障を来すことがない引き戸下レール及び引き戸下レー
ル取り付け装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1)記載
の引き戸下レールは、レール本体の下面に長手方向全長
にわたる蟻溝を形成し、該蟻溝に固定釘の頭部をスライ
ド自在に係止して、該固定釘を垂下保持せしめてなり、
この構成によって上記課題が解決された。
【0007】本発明の請求項2)記載の引き戸下レール
は、上記請求項1)記載の引き戸下レールにおいて、レ
ール本体の上面に、引き戸パネルの下端に設けられる戸
車が転動自在に走行される長手方向の凹溝を、該レール
本体の巾方向の一方側へ片寄せて設け、同レール本体の
他方側の側縁部に全長にわたる厚肉部を設けて、該厚肉
部の下面に蟻溝を形成したことを特徴とする。
【0008】本発明の請求項3)記載の引き戸下レール
は、上記請求項2)記載の引き戸下レールにおいて、凹
溝の巾方向中央の底面上に、戸車が転動自在に係止され
る長手方向の軌道凸条を突設したことを特徴とする。
【0009】本発明の請求項4)記載の引き戸下レール
は、上記請求項1)〜3)のいずれか一つの請求項記載
の引き戸下レールにおいて、アルミニウムで一体に押出
成形された型材にてレール本体を形成したことを特徴と
する。
【0010】本発明の請求項5)記載の引き戸下レール
取り付け装置は、上記請求項2)記載の引き戸下レール
を、厚肉部側を収納スペース側に配置して、同収納スペ
ースの前面開口部分の床面に、固定釘を打ち込んで取り
付けたことを特徴とする。
【0011】本発明の請求項6)記載の引き戸下レール
取り付け装置は、上記請求項5)記載の引き戸下レール
取り付け装置において、レール本体の前縁部分を覆う隙
間カバー片を、引き戸パネルの下端に垂設したことを特
徴とする。
【0012】本発明の請求項7)記載の引き戸下レール
取り付け装置は、上記請求項6)記載の引き戸下レール
取り付け装置において、隙間カバー片を軟質材にて形成
したことを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明の請求項1)記載の引き戸下レールにお
いては、レール本体の下面に長手方向全長にわたる蟻溝
が形成され、該蟻溝に固定釘の頭部がスライド自在に係
止されて、該固定釘が垂下保持されているため、同固定
釘を蟻溝に沿ってスライドさせてレール本体の長手方向
における適切な位置に移動させ、同レール本体の上側か
ら打ち込み作業を行って容易に固定することができ、し
かも、同固定釘の頭部はレール本体の上側には露出、突
出せず、外観が良好に仕上がり、又、戸車も支障なくス
ムーズに走行できる。
【0014】本発明の請求項2)記載の引き戸下レール
においては、特に、レール本体の上面に、引き戸パネル
の下端に設けられる戸車が転動自在に走行される長手方
向の凹溝が、該レール本体の巾方向の一方側へ片寄せて
設けられ、同レール本体の他方側の側縁部に全長にわた
る厚肉部が設けられて、該厚肉部の下面に蟻溝が形成さ
れているため、レール本体の上側から打ち込み作業を行
う際に、戸車が走行される凹溝から側方へずれた位置の
厚肉部にて殴打されて、レール本体が破損したり或いは
凹溝が損傷して戸車のスムーズな走行が害されることも
なく、又、凹溝と蟻溝が形成される厚肉部とが位置をず
らせて設けられることによって、レール本体全体の厚み
が薄く納められている。
【0015】本発明の請求項3)記載の引き戸下レール
においては、特に、凹溝の巾方向中央の底面上に、戸車
が転動自在に係止される長手方向の軌道凸条が突設され
ているため、レール本体全体の厚みが薄く納められてい
るものであっても、凹溝と軌道凸条とによって戸車の直
線的走行がガイドされ確保される。
【0016】本発明の請求項4)記載の引き戸下レール
においては、特に、アルミニウムで一体に押出成形され
た型材にてレール本体が形成されているため、従来のよ
うに孔明け加工を別途に施すことなく、レール本体と共
に蟻溝が強固かつ簡単に一体形成される。
【0017】本発明の請求項5)記載の引き戸下レール
取り付け装置においては、特に、上記請求項2)記載の
引き戸下レールが、厚肉部側を収納スペース側に配置し
て、同収納スペースの前面開口部分の床面に、固定釘を
打ち込んで取り付けられるため、レール本体の固定釘が
打ち込まれる側の厚肉部が収納スペース内側に納めら
れ、同レール本体の収納スペース外側への突出寸法が小
さく抑えられて、収納スペース外側からの外観が良好に
仕上げられる。
【0018】本発明の請求項6)記載の引き戸下レール
取り付け装置においては、特に、レール本体の前縁部分
を覆う隙間カバー片が、引き戸パネルの下端に垂設され
ているため、上記収納スペース外側への突出寸法が小さ
く抑えられたレール本体の前縁部分がその上方の隙間と
共に覆い隠されて、収納スペース外側からの仕上がり外
観がより良好となる。
【0019】本発明の請求項7)記載の引き戸下レール
取り付け装置においては、特に、上記隙間カバー片が軟
質材にて形成されているため、該隙間カバー片が万一レ
ール本体や床面に慴接したとしても、該レール本体或い
は床面に傷つくことがなく、引き戸パネルの開閉走行に
も支障を来すことがない。
【0020】
【実施例】図1、図2、図3に示す引き戸下レールは本
発明の一実施例で、レール本体1の下面に長手方向全長
にわたる蟻溝2を形成し、該蟻溝2に固定釘3の頭部4
をスライド自在に係止して、該固定釘3を垂下保持せし
めてなるものである。
【0021】該実施例の引き戸下レールにおいては、レ
ール本体1の上面に、引き戸パネル5の下端に設けられ
る戸車6が転動自在に走行される長手方向の凹溝7が、
該レール本体1の巾方向の一方側へ片寄せて設けられ、
同レール本体1の他方側の側縁部に全長にわたる厚肉部
8が設けられて、該厚肉部8の下面に蟻溝2が形成され
ている。又、凹溝7の巾方向中央の底面上に、戸車6が
転動自在に係止される長手方向の軌道凸条9が突設され
ている。又、アルミニウムで一体に押出成形された型材
にてレール本体1が形成されている。
【0022】又、該実施例の引き戸下レール取り付け装
置は、上記引き戸下レールを、厚肉部8側を収納スペー
ス10側に配置して、同収納スペース10の前面開口部分の
床面11に、固定釘3を打ち込んで取り付けてなるもので
ある。
【0023】該実施例の引き戸下レール取り付け装置に
おいては、レール本体1の前縁部分を覆う隙間カバー片
12が、引き戸パネル5の下端に垂設されている。又、該
隙間カバー片12は軟質材にて形成されている。
【0024】該実施例において、引き戸パネル5は木材
にて矩形板状に形成され、該引き戸パネル5の上端縁部
分に合成樹脂型材でなる溝型上縁材13が嵌着固定され、
該溝型上縁材13が天井面14に取着固定される下方へ開口
したアルミニウム型材でなる上レール15内に慴動自在に
係合されている。又、同引き戸パネル5の下端縁部分に
は合成樹脂型材でなる溝型下縁材16が全長にわたって嵌
着固定され、該溝型下縁材16の収納スペース10とは反対
側の下端角部分に全長にわたって隙間カバー片12が垂設
されている。該隙間カバー片12は軟質合成樹脂でなり溝
型下縁材16と一体に押出成形されたもので、引き戸下レ
ールのレール本体1の前縁部分及び床面に近接するよう
に配置される。
【0025】引き戸パネル5の両側端部付近の下端には
合成樹脂製の戸車6が軸芯17にて回動自在に支持固定さ
ており、該戸車6は上記溝型下縁材16の底板部分を貫通
するように下方へ突出されている。又、該戸車6の外周
には引き戸下レールの軌道凸条9に係合されるガイド溝
18が形成されており、該ガイド溝18が軌道凸条9に係合
されると共に、戸車6全体が引き戸下レールの凹溝7内
に係合されることによって、同戸車6は直線的にガイド
されて転動走行する。又、同凹溝7の両側内面は内下方
へ傾斜したテーパー面として形成され、戸車6の外周両
側縁部分には面取りが施されている。
【0026】又、同引き戸下レールのレール本体1にあ
っては、その前縁部分と後側の厚肉部8と凹溝7内の軌
道凸条9とが略同一高さとなるように全体厚が薄く形成
されている。又、同前縁部分は略コ字状の屈曲形状に形
成され、同厚肉部8の下面の蟻溝2は、固定釘3の頭部
4に適合する断面略逆台形状に形成されている。
【0027】上記の如く、引き戸パネル5は上レール15
と引き戸下レールとによって上下でガイドされ、下側の
引き戸下レールにおいて荷重支持されて、開閉自在にス
ライド走行される。該引き戸パネル5は同一直線軌道上
に単一或いは複数配設されて走行するものであるが、並
設される複数の直線軌道上に各々配設されて引き違い走
行されるものとしても良い。この場合には、引き戸下レ
ールの凹溝7が巾広に形成され、該凹溝7内に複数の軌
道凸条9が並設されることになる。又、該実施例におけ
る収納スペース10は、納戸、押入れ等のスペースであ
る。
【0028】したがって、該実施例の引き戸下レールに
おいては、蟻溝2に垂下保持された固定釘3を長手方向
にスライドさせてレール本体1の適切な位置に移動さ
せ、同レール本体1の上側から打ち込み作業を行うこと
によって容易に固定することができる。この場合、厚肉
部8の固定釘3が位置する付近の上面が、金槌、木槌等
によって殴打される。しかも、同固定釘3の頭部4がレ
ール本体1の上側には露出、突出しないため、外観が良
好に仕上がり、戸車6も支障なくスムーズに走行でき
る。
【0029】又、該実施例の引き戸下レールにおいて
は、特に、上記レール本体1の上側から打ち込み作業を
行う際に、戸車6が走行される凹溝7から側方へずれた
位置の厚肉部8にて殴打されるため、レール本体1が破
損したり或いは凹溝7が損傷して戸車6のスムーズな走
行が害されることもなく、又、凹溝7と蟻溝2が形成さ
れる厚肉部8とが位置をずらせて設けられているため、
レール本体1全体の厚みが薄く納められている。又、凹
溝7の巾方向中央の底面上に、戸車6が転動自在に係止
される長手方向の軌道凸条9が突設されているため、レ
ール本体1全体の厚みが薄く納められているものであっ
ても、凹溝7と軌道凸条9とによって戸車6の直線的走
行がガイドされ確保される。又、アルミニウムで一体に
押出成形された型材にてレール本体1が形成されている
ため、従来のように孔明け加工を別途に施すことなく、
レール本体1と共に蟻溝2を強固且つ簡単に一体形成す
ることができる。
【0030】又、該実施例の引き戸下レール取り付け装
置においては、上記引き戸下レールが、厚肉部8側を収
納スペース10側に配置して、同収納スペース10の前面開
口部分の床面11に、固定釘3を打ち込んで取り付けられ
るため、レール本体1の固定釘3が打ち込まれる側の厚
肉部8が収納スペース10内側に納められ、同レール本体
1の収納スペース10外側への突出寸法が小さく抑えられ
て、収納スペース10外側からの外観が良好に仕上げられ
ている。
【0031】又、該実施例の引き戸下レール取り付け装
置においては、特に、レール本体1の前縁部分を覆う隙
間カバー片12が、引き戸パネル5の下端に垂設されてい
るため、上記収納スペース10外側への突出寸法が小さく
抑えられたレール本体1の前縁部分がその上方の隙間と
共に覆い隠されて、収納スペース10外側からの仕上がり
外観が極めて良好となっている。又、同隙間カバー片12
が軟質材にて形成されているため、該隙間カバー片12が
万一レール本体1の前縁部分や床面11に慴接したとして
も、該レール本体1或いは床面11に傷つくことがなく、
引き戸パネル5の開閉走行にも支障を来すことがない。
【0032】又、図4に示す引き戸下レールは、本発明
の別の実施例で、該実施例の引き戸下レールにおいて
は、レール本体1全体が上方へ開口した合成樹脂製溝型
材にて形成され、該レール本体1の上側開口内が凹溝7
となり、該凹溝7の底部中程に厚肉部8が形成され、該
厚肉部8の下面に蟻溝2が形成されている。該蟻溝2に
スライド自在に垂下保持される固定釘3はスクリュー釘
であり、該固定釘3は床面11に強固に打ち込み固定され
る。戸車6は金属製で、上記厚肉部8上を転動自在に走
行するものである。又、引き戸パネル5の上端縁部分に
はガイドコロ19が突設され、該ガイドコロ19が天井面14
に取着固定される下方へ開口した合成樹脂製型材でなる
上レール15内に転動自在に係合されている。
【0033】したがって、該実施例の引き戸下レールに
おいては、蟻溝2に垂下保持された固定釘3を長手方向
にスライドさせてレール本体1の適切な位置に移動さ
せ、同レール本体1の上側から打ち込み作業を行うこと
によって容易に固定することができ、しかも、同固定釘
3の頭部4がレール本体1の上側には露出、突出しない
ため、外観が良好に仕上がり、戸車6も支障なくスムー
ズに走行できる。又、レール本体1の上側から打ち込み
作業を行う際に厚肉部8にて殴打されるため、該レール
本体1は破損し難く、又、押出成形された合成樹脂製溝
型材にてレール本体1が形成されているため、従来のよ
うに孔明け加工を別途に施すことなく、レール本体1と
共に蟻溝2が簡単に一体形成される。
【0034】又、図5に示す引き戸下レールは、本発明
の更に別の実施例で、該実施例の引き戸下レールにおい
ては、レール本体1全体が上方へ開口した溝型材にて形
成され、該レール本体1の上側開口内が凹溝7となり、
同レール本体1の両側壁部分が厚肉部8として形成さ
れ、該前後両側の厚肉部8の下面に蟻溝2が形成され、
該両蟻溝2に各々固定釘3がスライド自在に垂下保持さ
れている。又、引き戸パネル5の上端縁部分には吊り下
げランナー20が突設され、該吊り下げランナー20が天井
面14に取着固定される断面略コ字型の吊り下げレール21
に転動自在に係止されて、該引き戸パネル5は上側にて
その荷重が吊り下げ支持されており、同引き戸パネル5
の下端縁部分は上記引き戸下レールの凹溝7内において
スライド自在に収容ガイドされるだけである。
【0035】したがって、該実施例の引き戸下レールに
おいても、蟻溝2に垂下保持された固定釘3を長手方向
にスライドさせてレール本体1の適切な位置に移動さ
せ、同レール本体1の上側から打ち込み作業を行うこと
によって容易に固定することができ、しかも、同固定釘
3の頭部4がレール本体1の上側には露出、突出しない
ため、外観が良好に仕上がり、戸車6も支障なくスムー
ズに走行できる。又、レール本体1の上側から打ち込み
作業を行う際に厚肉部8にて殴打されるため、該レール
本体1は破損し難く、又、押出成形された溝型材にてレ
ール本体1が形成されているため、従来のように孔明け
加工を別途に施すことなく、レール本体1と共に蟻溝2
が簡単に一体形成される。
【0036】なお、本発明の引き戸下レールは、納戸、
押入れ等の収納スペースの前面開口部分の床面の他、キ
ャビネットの前面開口部分の下面或いはスライド間仕切
の下方床面等に施工することも可能なものである。
【0037】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1)記載の
引き戸下レールにおいては、蟻溝に垂下保持された固定
釘を長手方向にスライドさせてレール本体の適切な位置
に移動させ、同レール本体の上側から打ち込み作業を行
うことによって容易に固定することができ、しかも、同
固定釘の頭部がレール本体の上側には露出、突出しない
ため、外観が良好に仕上がり、戸車も支障なくスムーズ
に走行できる。
【0038】又、本発明の請求項2)記載の引き戸下レ
ールにおいては、特に、上記レール本体の上側から打ち
込み作業を行う際に、戸車が走行される凹溝から側方へ
ずれた位置の厚肉部にて殴打されるため、レール本体が
破損したり或いは凹溝が損傷して戸車のスムーズな走行
が害されることもなく、又、凹溝と蟻溝が形成される厚
肉部とが位置をずらせて設けられているため、レール本
体全体の厚みが薄く納められる。
【0039】又、本発明の請求項3)記載の引き戸下レ
ールにおいては、特に、凹溝の巾方向中央の底面上に、
戸車が転動自在に係止される長手方向の軌道凸条が突設
されているため、レール本体全体の厚みが薄く納められ
ているものであっても、凹溝と軌道凸条とによって戸車
の直線的走行がガイドされ確保される。
【0040】又、本発明の請求項4)記載の引き戸下レ
ールにおいては、特に、アルミニウムで一体に押出成形
された型材にてレール本体が形成されているため、従来
のように孔明け加工を別途に施すことなく、レール本体
と共に蟻溝が強固且つ簡単に一体形成される。
【0041】又、本発明の請求項5)記載の引き戸下レ
ール取り付け装置においては、特に、上記請求項2)記
載の引き戸下レールが、厚肉部側を収納スペース側に配
置して、同収納スペースの前面開口部分の床面に、固定
釘を打ち込んで取り付けられるため、レール本体の固定
釘が打ち込まれる側の厚肉部が収納スペース内側に納め
られ、同レール本体の収納スペース外側への突出寸法が
小さく抑えられて、収納スペース外側からの外観が良好
に仕上げられる。
【0042】又、本発明の請求項6)記載の引き戸下レ
ール取り付け装置においては、特に、レール本体の前縁
部分を覆う隙間カバー片が、引き戸パネルの下端に垂設
されているため、上記収納スペース外側への突出寸法が
小さく抑えられたレール本体の前縁部分がその上方の隙
間と共に覆い隠されて、収納スペース外側からの仕上が
り外観がより良好となる。
【0043】又、本発明の請求項7)記載の引き戸下レ
ール取り付け装置においては、特に、上記隙間カバー片
が軟質材にて形成されているため、該隙間カバー片が万
一レール本体や床面に慴接したとしても、該レール本体
或いは床面に傷つくことがなく、引き戸パネルの開閉走
行にも支障を来すことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である引き戸下レール及び引
き戸下レール取り付け装置を示す断面図である。
【図2】同実施例の引き戸下レールを示す斜視図であ
る。
【図3】同実施例における引き戸パネル全体の開閉走行
状態を示す正面図である。
【図4】別の実施例である引き戸下レールの取り付け状
態を示す断面図である。
【図5】更に別の実施例である引き戸下レールの取り付
け状態を示す断面図である。
【図6】本発明の従来例である引き戸下レールの取り付
け状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 レール本体 2 蟻溝 3 固定釘 4 頭部 5 引き戸パネル 6 戸車 7 凹溝 8 厚肉部 9 軌道凸条 10 収納スペース 11 床面 12 隙間カバー片

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レール本体の下面に長手方向全長にわた
    る蟻溝を形成し、該蟻溝に固定釘の頭部をスライド自在
    に係止して、該固定釘を垂下保持せしめてなる引き戸下
    レール。
  2. 【請求項2】 レール本体の上面に、引き戸パネルの下
    端に設けられる戸車が転動自在に走行される長手方向の
    凹溝を、該レール本体の巾方向の一方側へ片寄せて設
    け、同レール本体の他方側の側縁部に全長にわたる厚肉
    部を設けて、該厚肉部の下面に蟻溝を形成したことを特
    徴とする請求項1)記載の引き戸下レール。
  3. 【請求項3】 凹溝の巾方向中央の底面上に、戸車が転
    動自在に係止される長手方向の軌道凸条を突設したこと
    を特徴とする請求項2)記載の引き戸下レール。
  4. 【請求項4】 アルミニウムで一体に押出成形された型
    材にてレール本体を形成したことを特徴とする請求項
    1)〜3)のいずれか一つの請求項記載の引き戸下レー
    ル。
  5. 【請求項5】 請求項2)記載の引き戸下レールを、厚
    肉部側を収納スペース側に配置して、同収納スペースの
    前面開口部分の床面に、固定釘を打ち込んで取り付けた
    ことを特徴とする引き戸下レール取り付け装置。
  6. 【請求項6】 レール本体の前縁部分を覆う隙間カバー
    片を、引き戸パネルの下端に垂設したことを特徴とする
    請求項5)記載の引き戸下レール取り付け装置。
  7. 【請求項7】 隙間カバー片を軟質材にて形成したこと
    を特徴とする請求項6)記載の引き戸下レール取り付け
    装置。
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