JPH07318366A - 静電容量式計測方法及び装置 - Google Patents

静電容量式計測方法及び装置

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JPH07318366A
JPH07318366A JP11629094A JP11629094A JPH07318366A JP H07318366 A JPH07318366 A JP H07318366A JP 11629094 A JP11629094 A JP 11629094A JP 11629094 A JP11629094 A JP 11629094A JP H07318366 A JPH07318366 A JP H07318366A
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JP
Japan
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temperature
frequency
displacement
physical quantity
measured
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JP11629094A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Tasai
義明 太斎
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Saginomiya Seisakusho Inc
Original Assignee
Saginomiya Seisakusho Inc
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Publication date
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複雑な出力補正を必要とすることなく簡単に
かつ高精度に物理量を計測することができ、しかも応答
性に優れ、構造が簡単で、かつ安価な静電容量式計測方
法及び装置を提供する。 【構成】 既知の物理量L0 からの既知の変化量ΔLに
対する変位発振回路11の発振周波数のF0 からの変化
量ΔFの比を記憶手段に予め記憶させておく。任意の物
理量において変位周波数測定手段21が測定した周波数
Fに基づいて演算手段22がL=(ΔL/ΔF)・(F
−F0 )+L0 を演算して物理量Lを計測する。温度周
波数測定手段23が測定した温度発振回路12の温度周
波数信号F t に基づいて温度測定手段24が測定した温
度tに基づいて演算手段22の温度補正手段22aが温
度による温度補正係数をΔL/ΔFに乗じて温度補正す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は静電容量式計測方法及び
装置に係り、特に、静電容量式センサによって検知した
位置、荷重、圧力、速度、加速度、温度などの物理量を
計測するのに適した静電容量式計測方法及び装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置として図6に示すも
のが一般に使用されている。同図において、静電容量式
センサの電極間変位に応じて変化する静電容量VCを有
し、電極間変位に応じた周波数にて発振する発振回路5
0が出力する周波数信号をF/V変換回路51により電
圧信号に変換し、この電圧信号を増幅器52により増幅
すると共に、サーミスタ53により検知した温度により
温度補償して出力するようになっている。
【0003】なお、増幅器52には、0出力時のレベル
を調整するオフセット調整手段54と、出力電圧のスパ
ン調整を行うスパン調子調整手段55とが設けられてい
る。温度補償後の検知電圧信号を利用して各種の制御を
行うため、マイクロコンピュータのようなデジタル信号
処理装置に入力するには、図示しないA/D変換回路に
よりディジタル信号に変換することが行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の装置で
は、F/V変換回路の使用により応答性が低下し、また
オフセット調整、スパン調整などによる出力補正を必要
とし、全体として回路が複雑で、製造コストが高いとい
う問題がある。また、検知電圧信号を処理装置に取り込
むために、A/D変換を必要とすることからもコスト高
となっていた。
【0005】また、電極間距離が熱により変化するか
ら、温度によって出力周波数が変動し、その変動特性は
線形でないため、サーミスタ出力では高精度の温度補償
を行うことが難しい。
【0006】本発明は、上述した従来の問題点に着目し
てなされたものであり、複雑な出力補正を必要とするこ
となく簡単にかつ高精度に物理量を計測することがで
き、しかも応答性に優れ、構造が簡単で、かつ安価な静
電容量式計測方法及び装置を提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明によりなされた静電容量式計測方法は、計測すべ
き物理量に応じて電極間距離が変位し、該電極間変位に
応じて静電容量が変化する静電容量式センサを可変素子
として有し、該可変素子の静電容量の変化によって発振
周波数が変化する変位発振回路が出力する変位周波数信
号に基づいて物理量を計測する静電容量式計測方法にお
いて、既知の第1の物理量L0 から既知の第2の物理量
への物理量の変化量ΔLと、このときの前記変位発振回
路からの変位周波数信号の周波数のF0 からの変化量Δ
Fとの比ΔL/ΔFを予め求めておき、その後、任意の
物理量におけて測定した前記変位発振回路からの変位周
波数信号の周波数Fに基づいて下式 L=(ΔL/ΔF)・(F−F0 )+L0 により物理量Lの計測を行うことを特徴としている。
【0008】温度に応じて抵抗値が変化する感温素子を
有し、該感温素子の抵抗値の変化によって発振周波数が
変化する温度発振回路が出力する温度周波数信号Ft に
基づいて温度tを測定し、該測定した温度に基づいて求
めた温度補正係数を前記比に乗じて温度補正することを
特徴としている。
【0009】上記目的を達成するため本発明によりなさ
れた静電容量式計測装置は、図1の基本構成図に示すよ
うに、計測すべき物理量に応じて電極間距離が変位し、
該電極間変位に応じて静電容量が変化する静電容量式セ
ンサを可変容量素子VCとして有し、該可変容量素子の
静電容量の変化によって発振周波数が変化する変位発振
回路11を備え、該変位発振回路が出力する変位周波数
信号に基づいて物理量を計測する静電容量式計測装置に
おいて、既知の第1の物理量L0 から既知の第2の物理
量への物理量の変化量ΔLと、このときの前記変位発振
回路からの変位周波数信号の周波数のF0 からの変化量
ΔFとの比ΔL/ΔFを予め記憶した記憶手段2b
1 と、任意の物理量におけて測定した前記変位発振回路
からの変位周波数信号の周波数Fを測定する変位周波数
測定手段21と、該変位周波数測定手段により測定した
周波数Fに基づいて下式 L=(ΔL/ΔF)・(F−F0 )+L0 により物理量Lを演算する演算手段22とを備えること
を特徴としている。
【0010】上記静電容量式計測装置は、温度に応じて
抵抗値が変化する感温素子VRを有し、該感温素子の抵
抗値の変化によって発振周波数が変化する温度発振回路
12と、該温度発振回路が出力する温度周波数信号の周
波数Ft を測定する温度周波数測定手段23と、該温度
周波数測定手段により測定した周波数Ft に基づいて温
度tを測定する温度測定手段24とを更に備え、前記演
算手段が前記温度周波数測定手段により測定した温度に
基づいて求めた温度補正係数を前記比に乗じて温度補正
する温度補正手段22aを有することを特徴としてい
る。
【0011】上記静電容量式計測装置は、前記変位発振
回路又は前記温度発振回路の一方を選択的に動作させる
動作選択手段25を更に備え、前記動作選択手段によっ
て動作された前記発振回路の一方からの周波数信号を入
力して周波数を測定する手段を前記変位周波数測定手段
及び前記温度周波数測定手段として兼用したことを特徴
としている。
【0012】
【作用】上記構成の方法においては、計測すべき物理量
に応じて変位する電極間距離に応じて静電容量が変化す
る静電容量式センサを有する変位発振回路の発振周波数
が、既知の第1の物理量L0 から既知の第2の物理量へ
の物理量の変化量ΔLに対して、F0 からのΔF変化す
る場合、その比ΔL/ΔFを予め求めておき、その後、
任意の物理量におけて測定した変位発振回路の周波数F
に基づいて、L=(ΔL/ΔF)・(F−F0 )+L0
を演算して物理量Lを計測しているので、装置として
は、ΔL/ΔFが一定値となるように変位発振回路の特
性を調整するだけで、周波数を測定することにより簡単
に物理量の計測を行うことができる。
【0013】また、温度に応じて変化する温度発振回路
の温度周波数信号Ft に基づいて測定した温度tに基づ
いて温度補正係数をを求め、これを前記比に乗じて温度
補正しているので、温度補正された物理量Lを計測する
ことができる。
【0014】上記構成の装置おいては、計測すべき物理
量に応じて電極間距離が変位し、該電極間変位に応じて
静電容量が変化する静電容量式センサを有する変位発振
回路11の発振周波数が、既知の第1の物理量L0 から
既知の第2の物理量への物理量の変化量ΔLに対して、
F0 からのΔF変化する場合の比ΔL/ΔFを記憶手段
に予め記憶させておく。任意の物理量におけて測定した
変位発振回路の周波数Fを変位周波数測定手段21が測
定し、この測定した周波数Fに基づいて演算手段22が
L=(ΔL/ΔF)・(F−F0 )+L0 を演算して物
理量Lを計測することができるので、装置としては、Δ
L/ΔFが一定値となるように変位発振回路の特性を調
整するだけで、周波数を測定することにより簡単に物理
量の計測を行うことができる。
【0015】また、温度発振回路が出力する温度に応じ
て変化する温度周波数信号Ft を温度周波数測定手段2
3が測定し、この測定した温度周波数信号Ft に基づい
て温度測定手段24が温度を測定し、この測定した温度
tに基づいて演算手段22の温度補正手段22aが温度
測定手段で求めた温度による温度補正係数をΔL/ΔF
に乗じて温度補正しているので、温度補正された物理量
Lを計測することができる。
【0016】動作選択手段25が変位発振回路11又は
温度発振回路12の一方を選択的に動作させ、動作され
た発振回路の一方からの周波数信号を入力して周波数を
測定するようにしているので、変位周波数信号と温度周
波数信号の周波数測定に共通の手段を使用することがで
きる。
【0017】
【実施例】以下、添付の図を参照して本発明を実施例に
ついて詳細に説明する。図2は本発明による静電容量式
計測方法を実施するための装置の一実施例を示す。同図
において、装置は計測すべき物理量に応じて電極間距離
が変位し、該電極間変位に応じて静電容量が変化する静
電容量式センサを可変容量素子として有し、該可変容量
素子の静電容量の変化によって発振周波数が変化する変
位発振回路11と、温度に応じて抵抗値が変化する感温
素子を有し、該感温素子の抵抗値の変化によって発振周
波数が変化する温度発振回路12とを有するセンサ部1
を備える。
【0018】装置はまた、変位発振回路11からのパル
ス状の変位周波数信号と温度発振回路12からのパルス
状の温度周波数信号を入力しこの入力した周波数信号に
基づいて温度補正した変位を演算によって求め、変位を
生じさせている物理量を計測する計測部2を備える。計
測部2は制御プログラムを格納したROM2a及び各種
のデータを格納するRAM2bを内蔵するマイクロコン
ピュータ(CPU)により構成されている。
【0019】変位発振回路11は、2つのインバータ1
1a及び11bと、1つのNAND回路11cと、電極
間距離の変化、すなわち、電極相互間の相対的な変位量
に応じて静電容量が変化する静電容量式センサVCと、
抵抗R及びRpとにより構成され、電極間距離の変化に
よって変化するセンサVCの容量値に応じた周波数にて
発振する。温度発振回路12も2つのインバータ12a
及び12b、1つのNAND回路12cと、コンデンサ
Cと、温度に応じて抵抗値が変化する例えばサーミスタ
のような抵抗VRと、もう一つの抵抗Rpとにより変位
発振回路11と同様に構成され、温度によって変化する
抵抗VRの抵抗値に応じた周波数にて発振する。
【0020】センサ部1は動作選択信号を入力する入力
端子INと1つの出力端子OUTとを有し、入力端子1
1に入力される動作選択信号は、インバータ13を介し
て変位発振回路11のNAND回路11cの一方の入力
に印加されると共に、直接に温度発振回路12のNAN
D回路12cの一方の入力に印加されている。この動作
選択信号がHレベルのとき、温度発振回路12のNAN
D回路12cを開いて温度発振回路12を動作状態に
し、インバータ13によって反転された動作選択信号が
印加されている変位発振回路11のNAND回路11c
は閉じられ変位発振回路11は動作停止状態にある。逆
に、動作選択信号がLレベルのときには、変位発振回路
11が動作し、温度発振回路12は動作を停止してい
る。
【0021】変位発振回路11の出力信号と温度発振回
路12の出力信号は共にOR回路15介して出力端子1
4から出力される。入力端子INと出力端子OUTは、
CPU2の動作選択信号を出力する出力ポートO及び変
位発振回路11及び温度発振回路12がそれぞれ出力す
る変位周波数信号又は温度周波数信号を入力する入力ポ
ートIにそれぞれ接続されている。
【0022】CPU2は変位発振回路11の発振周波数
に応じた周波数の変位周波数信号を入力して電極間変位
量を演算により計測し、この電極間変位量を温度発振回
路12の発振周波数に応じた周波数の温度周波数信号を
入力して温度を測定し、測定した電極間変位量をこの測
定温度により温度補正する。
【0023】次に、物理量の計測方法及び温度補正の仕
方を、静電容量式センサが、荷重によって電極間が変位
する静電容量式荷重センサである場合を例として以下説
明する。
【0024】今、電極間距離、すなわち、荷重Lと変位
発振回路11の発振周波数Fとの関係が図3にaで示す
ような直線関係にあるとする。そして、電極間距離が基
準位置にあるとき無負荷状態L0 としたときの変位発振
回路11の発振周波数がF0aであるとする。そして、
センサに所定荷重L1 をかけ、電極間距離が変化したと
きの、変位発振回路11の発振周波数がF1 になったと
する。このとき荷重の変化分ΔL(=L1 −L0 )によ
る電極間距離の変化分により、変位発振回路11の発振
周波数に変化ΔF(=F1 −F0 )が生じる。
【0025】従って、ΔL/ΔF=Aが既知である場合
には、基準位置での荷重L0 のときの発振周波数F0 か
らの周波数の変化量ΔFを知ることによって、荷重変化
量ΔLを簡単な計算によって求めることができ、この変
化量ΔLが分かれば、これに対して予め対応が規定され
ている荷重Lを計測することができる。
【0026】上述のようなことは、直線aと同一の傾斜
の直線bにおいても同様の関係が成立つ。すなわち、基
準位置に位置しているときの発振周波数F0 がF0 a、
F0bと違っていても、周波数変化量ΔFがいずれも規
定値に一致するように、変位発振回路11のL(荷重)
−F(周波数)特性の傾斜が所定値Aになるような調整
を行えばよいことになる。
【0027】なお、発振回路11がCR発振回路によっ
て構成されている場合には、図4に示すように、抵抗R
の値を大きくすることによって傾斜を小さくし、小さく
することによって大きくすることができるので、荷重L
と周波数Fとの比例係数は所定荷重量ΔLに対応する周
波数変化量ΔFを抵抗Rの値を調整することで規定値に
合わせられる。
【0028】上述のように変位発振回路11のL−F特
性の傾斜を所定値に調整することで、電極が基準位置に
位置しているときの発振周波数F0 を予め読み込み、こ
れをRAM内の所定のエリアにデータとして格納され
る。そして、任意荷重をかけたとき読み取った周波数F
により、下記式により荷重L求めることができる。 L=K(F−F0 )+L0 …(1) K=ΔL/ΔF・(1+αt+βt2 ) …(2) =A・(1+αt+βt2 ) t=f(Ft ) …(3)
【0029】ここで、A、α、βはセンサ部1の特性に
より決まる定数であり、これらはRAM2b内の所定の
エリアにデータとして予め格納されている。また、L0
は基準位置での荷重、f(Ft )は温度に応じた温度発
振回路12からの温度周波数信号により求められる温度
である。なお、上式における温度補正の近似式は二次式
であるが、これは高次化することにより温度補正精度を
更に高めることができる。
【0030】上記式によって荷重を求めるには、まず基
準位置(無負荷L0 )のときの発振周波数F0 (データ
として予めRAM中に格納されている)とこの基準位置
より荷重の変化ΔLだけ電極間距離が変位した位置にお
ける発振周波数Fとの差(F−F0 )を求める。また、
温度発振回路12から温度周波数信号Ft を取り込み、
この温度周波数信号Ft に基づいてf(Ft )を演算し
て温度tを求める。次に、この温度により温度補正係数
(1+αt+βt2 )を求め、これを定数Aに乗じたも
ので周波数変化ΔFの温度補正を行い、温度補正後の発
振周波数差ΔF(t)と所定荷重変化量ΔLとの比率Δ
L/ΔF・(t)を算出し、この比率ΔL/ΔF・
(t)を補正係数Kとして上式に従って発振周波数Fに
おける荷重Lを補正算出する。
【0031】以上概略説明した本発明による静電容量式
計測装置の動作の詳細を、計測部2を構成するCPUが
予め定めた制御プログラムに従って行う処理を示す図5
のフローチャートを参照して以下説明する。
【0032】測定部2のCPUは電源の投入により動作
を開始し、その最初のステップS1において、初期化処
理を行う。この初期化処理には、各種定数の書き込み処
理やRAM中のワークエリアのクリアも含まれる。その
ステップS2に進んで先ず出力ポートOにHレベルの動
作選択信号を出力する。この動作選択信号の出力により
センサ部1の温度発振回路12が動作可能となって発振
動作を行う。温度発振回路12はサーミスタなどの温度
検知素子VRの抵抗値によって決定される温度振周波数
信号を出力し、これがOR回路14を介してCPUの入
力ポートIに入力される。CPUは入力ポートIに入力
される温度周波数信号を計数することによって、又は周
期を計時することによって、その周波数Ft を測定す
る。
【0033】その後ステップS4に進み、ここでステッ
プS3において測定した周波数Ftに基づいて温度を決
定する。この温度の決定の仕方には、種々の方法が考え
られ、その一つは温度−周波数特性曲線を表す演算式
〔t=f(Ft)〕に基づいて温度tを演算して決定す
るものであり、他の一つは周波数−温度テーブルをRA
M中に格納しておき、測定した周波数に基づいてテーブ
ルをアクセスすることにより決定するものである。ステ
ップS4において温度を決定したらステップS5に進
み、ここでK=A・(1+αt+βt2 )の演算式によ
り補正係数Kを演算する。
【0034】次にステップS6に進み、ここで出力ポー
トOにLレベルの動作選択信号を出力する。この動作選
択信号の出力により、これまで発振動作していた温度発
振回路12の動作が停止し、これに変わって変位発振回
路11が発振動作を行わせる。発振回路11は静電容量
式センサVCの容量値によって決定される変位周波数信
号を出力し、これがOR回路14を介してCPUの入力
ポートIに入力される。続いてステップS7に進み、こ
こで静電容量式センサVCに荷重が与えられない状態、
すなわち、変位のない基準位置に相当する荷重L0 にあ
るときに、入力ポートIに入力される変位周波数信号を
計数することによって、又は周期を計時することによっ
て、その周波数F0 を測定する。
【0035】その後ステップS8に進み、ここで計測す
べき荷重が加えられて静電容量式センサに変位が生じた
ことを示す手動操作信号の入力を待ち、この信号が入力
されるとステップS9に進んで入力ポートIに入力され
る変位周波数信号を計数することによって、又は周期を
計時することによって、その周波数Fを測定する。ステ
ップS9において変位周波数Fを測定したらステップS
10に進み、ここでL=K(F−F0 )+L0 の演算式
により静電容量式センサの電極間に加わる荷重Lを演算
する。
【0036】上述の実施例では、物理量として荷重の例
を示したが、本発明による物理量の計測は、荷重以外に
位置、圧力、速度、加速度や温度などに適用でき、特に
温度計測の場合には、電極間部分に熱膨張流体を封入す
ることで温度を計測することができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
極が基準位置に位置しているときの発振周波数と基準位
置より電極が所定変位量だけ変位した所定物理量のとき
の発振周波数との差を規定された変位発振回路の使用の
もとに電極間変位の全域を発振周波数出力をもって計測
することでき、また温度発振回路が出力する発振周波数
に基づいて温度補正が行われるから、安価な構成の静電
容量式計測方法及び装置が実現される。
【0038】また、センサ出力が周波数信号であるか
ら、周波数測定によって全てが処理でき、A/D変換器
が不要であるので、構成が複雑になることがなく、総合
的に低コスト化することができる。
【0039】更に、温度補正を補正計算により行えるの
で、要求に合った温度補正精度を容易に得ることがで
き、しかもF/V変換器を使用しないから、優れた応答
性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による静電容量式計測装置の基本構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明による静電容量式計測装置の一実施例を
示すブロック線図である。
【図3】荷重Lと周波数Fとの関係を示すグラフであ
る。
【図4】変位と周波数と抵抗Rとの関係を示すグラフで
ある。
【図5】本発明による静電容量式計測装置の計測部を構
成するCPUの処理をを示すフローチャートである。
【図6】従来の静電容量式計測装置を示すブロック線図
である。
【符号の説明】
2b 記憶手段(RAM) 11 変位発振回路 VC 可変容量素子(静電容量式センサ) 12 温度発振回路 VR 感温素子(サーミスタ) 21 変位周波数測定手段(CPU) 22 演算手段(CPU) 22a 温度補正手段(CPU) 23 温度周波数測定手段(CPU) 24 温度測定手段(CPU) 25 動作選択手段(CPU)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計測すべき物理量に応じて電極間距離が
    変位し、該電極間変位に応じて静電容量が変化する静電
    容量式センサを可変容量素子として有し、該可変容量素
    子の静電容量の変化によって発振周波数が変化する変位
    発振回路が出力する変位周波数信号に基づいて物理量を
    計測する静電容量式計測方法において、 既知の第1の物理量L0 から既知の第2の物理量への物
    理量の変化量ΔLと、このときの前記変位発振回路から
    の変位周波数信号の周波数のF0 からの変化量ΔFとの
    比ΔL/ΔFを予め求めておき、 その後、任意の物理量におけて測定した前記変位発振回
    路からの変位周波数信号の周波数Fに基づいて下式 L=(ΔL/ΔF)・(F−F0 )+L0 により物理量Lの計測を行うことを特徴とする静電容量
    式計測方法。
  2. 【請求項2】 温度に応じて抵抗値が変化する感温素子
    を有し、該感温素子の抵抗値の変化によって発振周波数
    が変化する温度発振回路が出力する温度周波数信号Ft
    に基づいて温度tを測定し、 該測定した温度に基づいて求めた温度補正係数を前記比
    に乗じて温度補正することを特徴とする請求項1記載の
    静電容量式計測方法。
  3. 【請求項3】 計測すべき物理量に応じて電極間距離が
    変位し、該電極間変位に応じて静電容量が変化する静電
    容量式センサを可変容量素子として有し、該可変容量素
    子の静電容量の変化によって発振周波数が変化する変位
    発振回路を備え、該変位発振回路が出力する変位周波数
    信号に基づいて物理量を計測する静電容量式計測装置に
    おいて、 既知の第1の物理量L0 から既知の第2の物理量への物
    理量の変化量ΔLと、このときの前記変位発振回路から
    の変位周波数信号の周波数のF0 からの変化量ΔFとの
    比ΔL/ΔFを予め記憶した記憶手段と、 任意の物理量におけて測定した前記変位発振回路からの
    変位周波数信号の周波数Fを測定する変位周波数測定手
    段と、 該変位周波数測定手段により測定した周波数Fに基づい
    て下式 L=(ΔL/ΔF)・(F−F0 )+L0 により物理量Lを演算する演算手段とを備えることを特
    徴とする静電容量式計測装置。
  4. 【請求項4】 温度に応じて抵抗値が変化する感温素子
    を有し、該感温素子の抵抗値の変化によって発振周波数
    が変化する温度発振回路と、 該温度発振回路が出力する温度周波数信号の周波数Ft
    を測定する温度周波数測定手段と、 該温度周波数測定手段により測定した周波数Ft に基づ
    いて温度tを測定する温度測定手段とを更に備え、 前記演算手段が前記温度測定手段により測定した温度に
    基づいて求めた温度補正係数を前記比に乗じて温度補正
    する温度補正手段を有することを特徴とする請求項3記
    載の静電容量式計測装置。
  5. 【請求項5】 前記変位発振回路又は前記温度発振回路
    の一方を選択的に動作させる動作選択手段を更に備え、 前記動作選択手段によって動作された前記発振回路の一
    方からの周波数信号を入力して周波数を測定する手段を
    前記変位周波数測定手段及び前記温度周波数測定手段と
    して兼用したことを特徴とする請求項4記載の静電容量
    式計測装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100984821B1 (ko) * 2010-01-12 2010-10-01 유일전자주식회사 카드의 ic 칩 유무를 비접촉 방식으로 판별하는 카드리더기 및 방법

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KR100984821B1 (ko) * 2010-01-12 2010-10-01 유일전자주식회사 카드의 ic 칩 유무를 비접촉 방식으로 판별하는 카드리더기 및 방법

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