JPH07320029A - オートラジオグラフィ画像形成装置 - Google Patents

オートラジオグラフィ画像形成装置

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JPH07320029A
JPH07320029A JP11249494A JP11249494A JPH07320029A JP H07320029 A JPH07320029 A JP H07320029A JP 11249494 A JP11249494 A JP 11249494A JP 11249494 A JP11249494 A JP 11249494A JP H07320029 A JPH07320029 A JP H07320029A
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JP11249494A
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English (en)
Inventor
Masato Some
真人 染
Takashi Kaneko
孝史 金子
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 速やかに、所望の色又は濃度の画像を形成し
て、観察解析特性を向上させる。 【構成】 オートラジオグラフィ画像形成装置は、それ
ぞれが、赤色、緑色及び青色のデータ値からなる複数の
色データを記憶する第一の色データ記憶手段80、並び
に第一の色データ記憶手段80に記憶された複数の色デ
ータの中から、オートラジオグラフィ画像を形成するの
に必要な色データを選択し、選択した色データのアドレ
ス値が、オートラジオグラフィ画像の画素に対応する単
位画像データとなるように、表示用画像データを生成す
る表示用画像データ生成手段74を有し、第一の色デー
タ記憶手段80に記憶された色データのうち、指定され
たアドレス値に対応する色データを書き換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オートラジオグラフィ
画像形成装置に関するものであり、さらに詳細には、C
RT画面など表示手段に、所望の色や濃度の画像を形成
させることができ、観察特性を向上させることのできる
オートラジオグラフィ画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】放射性標識を付与した物質を、生物体に
投与した後、その生物体あるいはその生物体の組織の一
部を試料とし、この試料を、高感度X線フィルムなどの
放射線フィルムに一定時間重ね合わせることによって、
放射線フィルムを感光させあるいは露光し、放射線フィ
ルムの感光された部位に基づき、試料中における放射性
標識物質の位置情報を得るようにしたオートラジオグラ
フィ測定法が知られている。このオートラジオグラフィ
は、たとえば、生物体における投与物質の代謝、吸収、
排泄の経路、状態などを詳しく研究するために利用され
ており、また、放射性標識を付与された生物体の組織お
よび/または生物体由来の物質を含む媒体における放射
性標識物質の位置情報を得るためにも利用されている。
たとえば、蛋白質、核酸などのような生物体由来の高分
子物質に放射性標識を付与し、その放射性標識を付与さ
れた高分子物質、その誘導体、あるいは、その分解物な
どをゲル電気泳動などの分離操作にかけて、ゲル状支持
体において分離し、そのゲル状支持体を、高感度X線フ
ィルムなどの放射線フィルムに一定時間重ね合わせるこ
とによって、放射線フィルムを感光させ、放射線フィル
ムの感光された部位から得られる放射性標識物質の位置
情報に基づき、高分子物質の分離、同定、あるいは、高
分子物質の分子量、特性の評価などをおこなう方法が開
発されて、一般に利用されている。さらに、オートラジ
オグラフィは、DNAなどの核酸の塩基配列の決定にも
効果的に利用されている。
【0003】しかしながら、従来のオートラジオグラフ
ィにおいては、放射性標識物質の放射線強度が微弱であ
るのに対して、高感度X線フィルムなどの放射線フィル
ムの感度が十分に高くはないため、露光操作に、数日な
いし数週間のように、きわめて長い時間を要し、効率的
でないという問題があった。このような問題を少しでも
改善するため、放射線フィルムの感度を向上させる方法
として、化学カブリによる画質の低下を防止するため
や、さらには、蛍光増感紙を用いて増感露光をおこなう
場合に、増感紙からの発光の輝度が低く、室温のような
比較的高い温度では、潜像を形成しにくいという銀塩の
特性に対応するために、放射線フィルムの露光操作は、
たとえば、0℃〜−80℃のように、低温でおこなわな
ければならず、特別の設備を必要とするという問題もあ
った。そこで、特公平1−60784号公報、特公平1
−60782号公報、特公平4−3952号公報など
は、従来の放射線フィルムに代えて、放射線が照射され
ると、放射線のエネルギーを吸収して蓄積し、その後
に、可視光、赤外光などの電磁波を用いて励起すると、
照射された放射線エネルギーの量に応じた光量の輝尽光
を発する特性を有する輝尽性蛍光体を含む輝尽性蛍光体
層が形成された蓄積性蛍光体シートを、放射性標識物質
の位置情報を得るための感光材料として用いることによ
り、従来のオートラジオグラフィ測定法の問題点を解決
したオートラジオグラフィ測定法を提案している。
【0004】この方法は、生物体の組織、および、生物
体の組織および/または生物体由来の物質を含む媒体か
らなる群より選ばれる試料に含まれる放射性標識物質の
位置情報を、試料と、輝尽性蛍光体を結合剤中に分散し
てなる輝尽性蛍光体層を有する蓄積性蛍光体シートと
を、一定時間重ね合わせることにより、試料中の放射性
標識物質から放射される放射線エネルギーの少なくとも
一部を、蓄積性蛍光体シートに吸収させた後、蓄積性蛍
光体シートを電磁波によって走査して、蓄積性蛍光体シ
ートに蓄積されている放射線エネルギーを輝尽光として
放出させ、放出した輝尽光を検出することにより、試料
中の放射性標識物質の位置情報を得るものである。放射
性標識物質の位置情報を得るための感光材料として、蓄
積性蛍光体シートを用いるこのオートラジオグラフィ測
定法においては、従来の放射線フィルムを用いるオート
ラジオグラフィ測定法に比して、著しく短時間で、露光
をすることができるだけでなく、室温あるいはその近傍
の温度条件下で、露光をしても、得られる試料中の放射
性標識物質の位置情報を測定精度が低下することがな
く、効率的にかつ簡易な操作で、オートラジオグラフィ
測定が可能になるという利点を有している。
【0005】さらに、この方法は、蓄積性蛍光体シート
を電磁波によって走査する際に、蓄積性蛍光体シートか
ら放出される輝尽光を、光電的に検出して、試料から蓄
積性蛍光体シートに転写された放射性標識物質の位置情
報を電気信号に変換することができるから、所望のデー
タ処理を施すことにより、放射性標識物質の位置情報を
精度良く得るのに適した画像を、写真フィルム上にある
いはCRT画面などの表示手段に再生することができる
という利点も有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、電気信号
に変換された試料中の放射性標識物質の位置情報を、画
像として、CRT画面などの表示手段に再生し、観察解
析するオートラジオグラフィ画像形成装置にあっては、
所望の色調の画像を形成し、あるいは、所定の画像領域
のみを強調して、観察できるようにするなどの目的で、
操作者が、表示手段に形成された画像の色や濃度を変更
することができるように構成されている。かかるオート
ラジオグラフィ画像形成装置においては、オペレーショ
ンシステム内の色変換テーブル内に、表示手段に形成す
る画像に割り当てるべき色や濃度のデータ値が、あらか
じめ、定められて、記憶され、画像データを、色変換テ
ーブル内に記憶されたアドレス値に変換して、表示用画
像データを生成し、表示手段に、画像を形成している
が、一旦、表示手段に、画像を形成した後に、操作者
が、表示手段に形成された画像の色や濃度を変更しよう
とする場合には、従来のオートラジオグラフィ画像形成
装置にあっては、色や濃度を変更しようとする画像を構
成する画素に対応するすべての単位画像データのアドレ
ス値を、色変換テーブルにしたがって、表示手段に、所
望の色や濃度の画像が表示されるように変更する必要が
あり、したがって、表示手段に表示された100万にも
及ぶすべて画素に対応する単位画像データについて、そ
のアドレス値を変更しなければならず、画像の色や濃度
の変更に時間がかかるという問題があった。
【0007】このことは、試料中の放射性標識物質の位
置情報を、従来のオートラジオグラフィと同様に、放射
線フィルムに記録し、可視画像を、一旦、形成した後
に、この可視画像を光電的に読み取り、電気信号化し、
得られた画像データに、所望のデータ処理を施すことに
より、放射性標識物質の位置情報を、画像として、CR
T画面などの表示手段に再生する場合にも、同様に問題
になっていた。
【0008】
【発明の目的】本発明は、試料中の放射性標識物質の位
置情報を電気信号に変換して得た画像データに基づき、
オートラジオグラフィ画像を表示手段に形成するオート
ラジオグラフィ画像形成装置であって、速やかに、所望
の色または濃度の画像を形成することができ、観察解析
特性を向上させることのできるオートラジオグラフィ画
像形成装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【発明の構成】本発明のかかる目的は、それぞれが、赤
色、緑色および青色のデータ値からなる複数の色データ
を記憶する第一の色データ記憶手段と、前記第一の色デ
ータ記憶手段に記憶された複数の色データの中から、前
記表示手段に、オートラジオグラフィ画像を形成するの
に必要な色データを選択し、選択した色データのアドレ
ス値が、前記オートラジオグラフィ画像の画素に対応す
る単位画像データとなるように、表示用画像データを生
成する表示用画像データ生成手段と、前記第一の色デー
タ記憶手段に記憶された色データのうち、指定されたア
ドレス値に対応する色データを書き換える色データ書換
え手段とを備えたオートラジオグラフィ画像形成装置に
よって達成される。本発明の好ましい実施態様において
は、さらに、前記第一の色データ記憶手段に記憶された
複数の色データの中から、前記表示手段に、オートラジ
オグラフィ画像を形成するのに必要な色データのみを、
アドレス値と対応させて、記憶する第二の色データ記憶
手段を備え、前記色データ書換え手段が、前記第一の色
データ記憶手段および前記第二の色データ記憶手段に記
憶された色データのうち、指定されたアドレス値に対応
する色データを書き換え可能に構成されている。
【0010】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、画像データが、蓄積性蛍光体シートを用いて生成さ
れている。本発明において、位置情報とは、試料中にお
ける放射性標識物質もしくはその集合体の位置を中心と
した各種の情報、たとえば、試料中に存在する放射性標
識物質の集合体の存在位置と形状、その位置における放
射性標識物質の濃度、分布などからなる情報の一つもし
くは任意の組み合わせとして得られる各種の情報を意味
するものである。本発明において、色とは、色彩学にお
ける色の他、白、グレイ、黒などの色相を有さないもの
を含んでいる。本発明において、単位画像データとは、
CRT画面などの表示手段に形成された画像の画素に対
応する表示画像データの一単位をいう。また、本発明に
おいて使用される蓄積性蛍光体シートに用いられる輝尽
性蛍光体としては、米国特許第 3859527号、特開昭55-1
2143号公報、特開昭55-12144号公報、特開昭55-12145号
公報、特開昭55−160078号公報、特開昭55−116777号公
報、特開昭57-23673号公報、特開昭57-23675号公報、特
開昭58-69281号公報、特開昭58−206678号公報、特開昭
59-27980号公報、特開昭59-47289号公報、特開昭59-564
79号公報、特開昭59-56480号公報、特開昭59-75200号公
報などに記載された輝尽性蛍光体が挙げられる。
【0011】
【作用】本発明によれば、色データ書換え手段によっ
て、第一の色データ記憶手段に記憶された色データのう
ち、指定されたアドレス値に対応する色データを書き換
えるのみで、表示手段に形成された画像の色や濃度を変
更することができるから、速やかに、CRT画面上に形
成された画像の色や濃度を変更することが可能になる。
本発明の好ましい実施態様によれば、さらに、第一の色
データ記憶手段に記憶された複数の色データの中から、
表示手段に、オートラジオグラフィ画像を形成するのに
必要な色データのみを、アドレス値と対応させて、記憶
する第二の色データ記憶手段を備えているから、まず、
第二の色データ記憶手段に記憶された所定のアドレス値
の色データを変更し、次いで、このアドレス値に基づい
て、第一の色データ記憶手段の所望のアドレス値の色デ
ータを書き換えることができ、したがって、表示手段
に、所定のカラー画像を形成するのに必要な色データ以
外のデータも記憶している第一の色データ記憶手段にア
クセスして、記憶された色データのうち、どのアドレス
値に対応する色データを書き換えるかを容易に判断する
ことが可能になる。
【0012】
【実施例】以下、添付図面に基づいて、本発明にかかる
好ましい実施例につき、詳細に説明を加える。図1は、
本発明の実施例にかかるオートラジオグラフィ画像形成
装置のための画像データを生成する画像読み取り装置の
一例を示す略斜視図である。図1において、蓄積性蛍光
体シート1には、試料(図示せず)に含まれる放射性標
識物質の位置情報が、放射線エネルギーの形で、蓄積さ
れている。こうして試料中の放射性標識物質の位置情報
が蓄積記録された蓄積性蛍光体シート1を、レーザ光2
により、走査して、励起し、輝尽光を発生させる。レー
ザ光2は、レーザ光源3により発生され、フィルタ4を
通過することにより、レーザ光2による励起によって蓄
積性蛍光体シート1から発生する輝尽光の波長領域に対
応する波長領域の部分がカットされる。次いで、レーザ
光2は、ビーム・エクスパンダ5により、そのビーム径
が正確に調整され、ガルバノミラー等の光偏向器6に入
射する。光偏向器6によって偏向されたレーザ光2は、
fθレンズ7を介して、平面反射鏡8により反射され、
蓄積性蛍光体シート1上に、一次元的に入射する。fθ
レンズ7は、蓄積性蛍光体シート1上を、レーザ光2に
より走査するときに、つねに、均一のビーム速度で、走
査がなされることを保証するものである。
【0013】このようなレーザ光2による走査と同期し
て、蓄積性蛍光体シート1は、図1において、矢印Aの
方向に移動され、その全面が、レーザ光2によって走査
されるようになっている。蓄積性蛍光体シート1は、レ
ーザ光2が照射されると、蓄積記録していた放射線エネ
ルギーに比例する光量の輝尽光を発光し、発光した輝尽
光は、導光性シート9に入射する。導光性シート9は、
その受光端部が直線状をなし、蓄積性蛍光体シート1上
の走査線に対向するように近接して配置され、また、そ
の射出端部は、円環状をなし、フォトマルチプライアな
どの光電変換型の光検出器10の受光面に接続されてい
る。この導光性シート9は、アクリル系合成樹脂などの
透明な熱可塑性樹脂シートを加工して作られており、受
光端部から入射した光が、その内面で、全反射を繰り返
しながら、射出端部を経て、光検出器10の受光面に伝
達されるように、その形状が定められている。したがっ
て、レーザ光2の照射に応じて、蓄積性蛍光体シート1
から発光した輝尽光は、導光性シート9に入射し、その
内部で、全反射を繰り返しながら、射出端部を経て、光
検出器10によって受光される。
【0014】光検出器10の受光面には、蓄積性蛍光体
シート1から発光される輝尽光の波長領域の光のみを透
過し、レーザ光2の波長領域の光をカットするフィルタ
が貼着されており、光検出器10は、蓄積性蛍光体シー
ト1から発光された輝尽光のみを光電的に検出するよう
に構成されている。光検出器10によって光電的に検出
された輝尽光は、電気信号に変換され、所定の増幅率を
有する増幅器11によって、所定のレベルの電気信号に
増幅された後、A/D変換器12に入力される。電気信
号は、A/D変換器12において、信号変動幅に適した
スケールファクタで、ディジタル信号に変換され、ライ
ンバッファ13に入力される。ラインバッファ13は、
走査線1列分の画像データを一時的に記憶するものであ
り、以上のようにして、走査線1列分の画像データが記
憶されると、そのデータを、ラインバッファ13の容量
よりもより大きな容量を有する送信バッファ14に出力
し、送信バッファ14は、所定の容量の画像データが記
憶されると、画像データを、オートラジオグラフィ画像
形成装置に出力するように構成されている。図2は、本
発明の実施例にかかるオートラジオグラフィ画像形成装
置および画像読み取り装置のブロックダイアグラムであ
る。
【0015】図2において、オートラジオグラフィ画像
形成装置30は、蓄積性蛍光体シート1に蓄積記録さ
れ、画像読み取り装置20により読み取られて、ディジ
タル信号に変換された試料に含まれる放射性標識物質の
位置情報を含む画像データを受け、濃度、色調、コント
ラストなどが適正で、観察解析特性に優れた可視画像を
再生し得るように、データ処理を施すデータ処理手段6
0と、画像読み取り装置20からデータ処理手段60に
入力され、データ処理が施された画像データを記憶する
画像データ記憶手段40と、試料に含まれる放射性標識
物質の位置情報を含む画像データを画像として再生する
CRT50を備えている。図2には図示されていない
が、オートラジオグラフィ画像形成装置30は、さら
に、CRT50の画面上に再生される画像の色を決定す
るデータが書き込まれたシステム色変換テーブルを書換
え可能に記憶している色データ記憶手段を備えている。
画像読み取り装置20の送信バッファ14に、一時的に
記憶された画像データは、オートラジオグラフィ画像形
成装置30のデータ処理手段60の受信バッファ62に
入力されて、一時的に記憶され、受信バッファ62内
に、所定量の画像データが記憶されると、記憶された画
像データが、画像データ記憶手段40の画像データ一時
記憶部41に出力され、記憶される。このようにして、
画像読み取り装置20の送信バッファ14から、データ
処理手段60の受信バッファ62に送られ、一時的に記
憶された画像データは、さらに、受信バッファ62か
ら、画像データ記憶手段40の画像データ一時記憶部4
1に記憶される。こうして、蓄積性蛍光体シート1の全
面を、レーザ光2によって走査して得られた画像データ
が、画像データ記憶手段40の画像データ一時記憶部4
1に記憶されると、データ処理手段60のデータ処理部
64は、画像データ一時記憶部41から画像データを読
み出し、データ処理手段60の一時メモリ66に記憶し
て、必要なデータ処理を施した後、このような画像デー
タのみを、画像データ記憶手段40の画像データ記憶部
42に記憶させ、しかる後に、画像データ一時記憶部4
1に記憶された画像データを消去する。
【0016】画像データ記憶手段40の画像データ記憶
部41に記憶された画像データは、操作者が、画像を観
察解析するために、データ処理部64によって、読み出
されて、CRT50の画面上に表示されるようになって
いる。図3は、データ処理手段60および色データ記憶
手段のブロックダイアグラムである。図3において、デ
ータ処理手段60は、画像読み取り装置20の送信バッ
ファ14から、画像データを受け取る受信バッファ62
と、データ処理を実行するデータ処理部64および画像
データを一時的に記憶する一時メモリ66を備えてい
る。一時メモリ66は、画像データを、二次元的に展開
して、一時的に記憶するように構成されている。データ
処理手段60は、さらに、CRT50の画面上に表示す
るべき図形データを記憶する図形データ記憶部70と、
一時メモリ66に一時的に記憶された画像データの中か
ら、画像データの一部を選択し、図形データとともに、
拡大あるいは縮小して、画像データと図形データを合成
し、さらに、所定のデータ領域を選択して、ウインドメ
モリ72に、二次元的に展開して、一時的に記憶させる
表示画像生成部74と、ウインドメモリ72に一時的に
記憶された画像データおよび図形データの領域を、CR
T50の画面上に表示する画像表示部75と、色データ
変換テーブルを書換え可能に記憶する色変換テーブル記
憶部76を備えている。さらに、前述のように、CRT
50の画面上に再生される画像の色を決定するデータが
書き込まれたシステム色変換テーブルを書換え可能に記
憶している色データ記憶手段80が設けられている。本
実施例においては、色データ記憶手段80に記憶された
システム色変換テーブルには、それぞれが、赤色、緑色
および青色のデータ値からなる複数の色データが記憶さ
れ、色変換テーブル記憶部76に記憶された色データ変
換テーブルには、色データ記憶手段80に記憶された複
数の色データの中から、CRT50の画面上に、オート
ラジオグラフィ画像を形成するのに必要な色データのみ
が、アドレス値と対応させて、記憶されており、表示画
像生成部74により、CRT50の画面上に、オートラ
ジオグラフィ画像を形成するのに必要な色データのアド
レス値が、色変換テーブル記憶部76に記憶された色デ
ータ変換テーブルから、選択され、オートラジオグラフ
ィ画像の画素に対応する単位画像データが生成されて、
表示用画像データが生成され、CRT50の画面上に、
オートラジオグラフィ画像が形成されるように構成され
ている。
【0017】図形データ記憶部70には、CRT50の
画面上に表示するべき画像データを選択する図形データ
選択手段90から、図形データ選択信号が入力され、表
示画像生成部74には、ウインドメモリ72に記憶され
るべき画像データおよび図形データを生成されるための
表示画像生成信号が、表示画像生成手段92から入力さ
れている。また、色変換テーブル記憶部76には、色変
更手段94から、色データ変更信号が入力可能になって
おり、色変更手段94から入力された色データ変更信号
にしたがって、色変換テーブル記憶部76に記憶されて
いる色変換テーブルの所定のアドレス値の色データが書
き換えられるように構成されている。さらに、画像表示
部75には、画像表示手段96からの画像表示信号が入
力可能に構成されている。本実施例においては、図形デ
ータ選択手段90、表示画像生成手段92、色変更手段
94および画像表示手段96は、マウス(図示せず)に
よって操作可能に構成されている。図3に示されるよう
に、データ処理手段60は、さらに、色変換テーブル書
換え手段78を備えており、色変更手段94から、色デ
ータ変更信号が入力されると、色変換テーブル記憶部7
6に記憶されている色変換テーブルにしたがって、色デ
ータ記憶手段80に記憶されているシステム色変換テー
ブルの対応するアドレス値の色データを書き換えるよう
に構成されている。
【0018】本実施例においては、色データ記憶手段8
0に記憶されている色変換テーブルは、256のアドレ
ス領域を備え、色変換テーブル記憶部76に記憶されて
いる色変換テーブルは、128のアドレス領域を備えて
いる。図4は、色データ記憶手段80に記憶されている
システム色変換テーブルを概念的に示すものであり、0
から255までのアドレス値に対応して、赤色、緑色お
よび青色のそれぞれに8ビットの所定のデータ値(以
下、RGB値という。)が書き込み可能になっている。
本実施例においては、128のアドレス領域が、CRT
50の画面上に表示される画像の色を決定する色データ
を記憶するために使用されている。図5は、色変換テー
ブル記憶部76に記憶されている色変換テーブルを概念
的に示すものであり、色データ記憶手段80に記憶され
ているシステム色変換テーブルにおいて、CRT50の
画面上に表示される画像の色を決定する色データの記憶
のために用いられているデータ領域のアドレス値に対応
して、赤色、緑色および青色のそれぞれに8ビットの所
定のRGB値が書き込まれている。図6は、本発明の実
施例にかかるオートラジオグラフィ画像形成装置30に
おいて、CRT50の画面上に、画像を形成するための
操作を示すフローチャートである。
【0019】図6において、オートラジオグラフィ画像
形成装置30を起動させると、色データ記憶手段80に
記憶されているシステム色変換テーブルの使用されてい
ない128のアドレス領域に、それぞれ、RGB値の初
期データ値が書き込まれる。次いで、色変換テーブル記
憶部76に記憶されている色変換テーブルに、システム
色変換テーブルに書き込まれた初期データ値が、それぞ
れのアドレス値とともに、コピーされて、記憶される。
その後、マウスにより、図形データ選択手段90が操作
されるとともに、表示画像生成手段92が操作される
と、表示画像生成部74により、一時メモリ66に、二
次元的に展開されて、一時的に記憶された画像データの
一部が、図形データ記憶部70に記憶された図形データ
と合成され、所定の倍率で、ウインドメモリ72に、二
次元的に展開されて、一時的に記憶される。この際、表
示画像生成部74は、色変換テーブル記憶部76から、
色変換テーブルに書き込まれた初期データ値を有するア
ドレスを読み出し、画像の各画素に対応する単位画像デ
ータを生成して、複数の単位画像データからなる表示画
像データを生成する。次いで、マウスによって、画像表
示手段96が操作され、画像表示部75に、画像表示信
号が入力されると、画像表示部75は、ウインドメモリ
72に、二次元的に展開されて、一時的に記憶されてい
る画像データおよび図形データを、CRT50の画面上
に表示する。こうして、操作者は、所望の画像を、CR
T50の画面上に形成させて、観察することができる。
【0020】画像データ記憶部42に記憶された画像の
各画素に対応する画像データは、それぞれ、蓄積性蛍光
体シート1に蓄積記録された試料の放射線量に対応する
濃度データを有しており、表示画像生成部74により、
色変換テーブル記憶部76に記憶された色変換テーブル
のその濃度データに対応するアドレス値により、単位画
像データが生成されているので、このように、CRT5
0の画面上に表示された画像を構成する各画素は、それ
ぞれ、システム色変換テーブルに書き込まれた初期デー
タ値にしたがった色になるように、CRT50の画面上
に表示されている。図7は、こうして、システム色変換
テーブルに書き込まれた初期データ値にしたがって、カ
ラー画像がCRT50の画面上に形成された後に、CR
T50の画面上に形成された画像のある濃度範囲の領域
を強調して観察するなど、画像の色を変更する必要があ
るときの処理を示すフローチャートである。図7におい
て、CRT50の画面上に形成された画像の色を変更す
る必要があると判断したときは、操作者は、マウスを用
いて、色変更手段94を操作して、色変換テーブル記憶
部76に記憶された色変換テーブル内の色を変更すべき
所定のRGB値を変更する。
【0021】色変換テーブル内の色を変更すべき所定の
RGB値の変更は、本実施例においては、図8に示され
るように、CRT50の画面上に表示されている色変更
用スライダ100の色表示濃度上限ライン101および
色表示濃度下限ライン102を変更することによって、
実行することができる。すなわち、本実施例において
は、CRT50の画面上には、色表示濃度上限ライン1
01と色表示濃度下限ライン102を備えた色変更用ス
ライダ100が表示されるようになっており、図8に示
されるように、色表示濃度上限ライン101によって特
定される濃度を越えた濃度の領域は、最大濃度の一様の
色に表示されるように設定され、色表示濃度下限ライン
102によって特定される濃度未満の濃度の領域は、最
小濃度の一様の色に表示されるように設定されるととも
に、色表示濃度上限ライン101と色表示濃度下限ライ
ン102によって示される濃度の間の濃度の領域は、階
調が線形に変化するように設定されており、これらの色
表示濃度上限ライン101および色表示濃度下限ライン
102は、マウスによって、移動可能に構成されてい
る。したがって、CRT50の画面上に表示された画像
の色を変更する必要があるとき、操作者が、マウスを操
作して、CRT50の画面上に表示されている色変更用
スライダ100の色表示濃度上限ライン101および/
または色表示濃度下限ライン102を移動させると、そ
の移動後の位置に対応した色データ変更信号が、色変更
手段94から、色変換テーブル記憶部76に入力され、
色を変更すべき画素に対応する単位画像データの色変換
テーブル内のアドレス値に対応するRGB値が書き換え
られる。同時に、色変更手段94から、色変換テーブル
書換え手段78に、色データ変更信号が入力され、色デ
ータ記憶手段80に記憶されているシステム色変換テー
ブル内の色を変更すべき画素に対応する単位画像データ
のアドレス値に対応するRGB値が書き換えられる。
【0022】その結果、CRT50の画面上に表示され
た色を変更すべき各画素に対応する単位画像データのア
ドレス値に対応するRGB値が書き換えられるから、C
RT50の画面上に表示された画像の色が変更されるこ
とになる。図8において、実線は、CRT50の画面上
に表示された画像の色を変更する前の濃度曲線を示し、
破線は、CRT50の画面上に表示された画像のうち、
ある濃度範囲の画像領域を強調するため、色表示濃度上
限ライン101と色表示濃度下限ライン102との間隔
を狭めて、その間の濃度の階調を強めた場合の濃度曲線
を示している。こうして、CRT50の画面上に形成さ
れた画像の色が、所望のように、変更され、オートラジ
オグラフィ画像の観察解析が終了する。操作者は、他の
画像領域を強調して観察解析するために、CRT50の
画面上に形成された画像の色を、さらに、変更する必要
があると認めたときは、同様の処理によって、CRT5
0の画面上に形成された画像の色を変更することができ
る。本実施例によれば、CRT50の画面上に表示され
た画像の色を変更する必要がある場合に、色を変更する
必要のある各画素に対応する単位画像データのアドレス
値を、変更すべき色データを有するアドレス値に変更す
ることなく、単に、CRT50の画面上に表示された画
像のうち、色を変更する必要のある画素に対応する単位
画像データの色変換テーブル内のアドレス値に対応する
RGB値を変更することによって、画像の色を変更して
いるから、速やかに、CRT50の画面上に表示された
画像の色を所望のように変更することが可能になり、観
察解析特性を向上させることが可能になる。
【0023】本発明は、以上の実施例に限定されること
なく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々
の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含さ
れるものであることがいうまでもない。たとえば、前記
実施例においては、CRT50の画面上に表示された画
像の色を変更するとき、色変換テーブル記憶部76に記
憶されている色変換テーブル内の色を変更すべき画素に
対応する単位画像データのアドレス値に対応するRGB
値を変更するとともに、色データ記憶手段80に記憶さ
れているシステム色変換テーブルの対応するアドレス値
に対応するRGB値を変更しているが、色変換テーブル
記憶部76を設けることなく、色データ記憶手段80に
記憶されているシステム色変換テーブル内の色を変更す
べき画素に対応する単位画像データのアドレス値に対応
するRGB値を変更するようにしてもよい。さらに、前
記実施例においては、色データ記憶手段80に記憶され
ているシステム色変換テーブルは256のアドレス領域
を有しているが、システム色変換テーブルが有するアド
レス領域の数は、色変換テーブル記憶部76に記憶され
ている色変換テーブルのアドレス領域の数より多ければ
よく、256に限定されるものではない。同様に、色変
換テーブル記憶部76に記憶されている色変換テーブル
のアドレス領域の数も、128に限定されるものではな
く、CRT50の画面上に表示される画像の画質との関
係で任意に選択することができる。
【0024】また、前記実施例においては、色変換テー
ブル記憶部76が、1つの色変換テーブルを記憶してい
るが、CRT50の画面上に、2種類以上の画像を表示
させるとともに、色変換テーブル記憶部76に、2以上
の色変換テーブルを記憶させて、同時に、2種類以上の
画像の色を変更するようにしてもよい。さらに、前記実
施例においては、オートラジオグラフィ画像をCRT5
0の画面上に、形成しているが、CRT50以外の表示
手段に形成するようにしてもよい。また、前記実施例に
おいては、蓄積性蛍光体シート1を用いて、試料中の放
射性標識物質の位置情報を電気信号に変換して得た画像
データを、CRT60の画面上に、画像として表示して
いるが、蓄積性蛍光体シート1に代えて、放射線フィル
ムを用いて、一旦、可視画像を形成し、この可視画像を
光電的に読み取り、電気信号に変換した画像データに対
して、同様の処理をおこなうことも可能である。さら
に、本明細書において、手段とは、必ずしも物理的手段
を意味するものではなく、各手段の機能が、ソフトウエ
アによって実現される場合も包含する。また、一つの手
段の機能が二以上の物理的手段により実現されても、二
以上の手段の機能が一つの物理的手段により実現されて
もよい。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、試料中の放射性標識物
質の位置情報を電気信号に変換して得た画像データに基
づき、オートラジオグラフィ画像を表示手段に形成する
オートラジオグラフィ画像形成装置であって、速やか
に、所望の色または濃度の画像を形成することができ、
観察解析特性を向上させることのできるオートラジオグ
ラフィ画像形成装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例にかかるオートラジオ
グラフィ画像形成装置のための画像データを生成する画
像読み取り装置の一例を示す略斜視図である。
【図2】図2は、本発明の実施例にかかるオートラジオ
グラフィ画像形成装置および画像読み取り装置のブロッ
クダイアグラムである。
【図3】図3は、データ処理手段および色データ記憶手
段のブロックダイアグラムである。
【図4】図4は、色データ記憶手段に記憶されているシ
ステム色変換テーブルを概念的に示す図面である。
【図5】図5は、色変換テーブル記憶部に記憶されてい
る色変換テーブルを概念的に示す図面である。
【図6】図6は、本発明の実施例にかかるオートラジオ
グラフィ画像形成装置において、CRTの画面上に、カ
ラー画像を形成する操作を示すフローチャートである。
【図7】図7は、CRTの画面上に形成された画像の色
を変更するための処理を示すフローチャートである。
【図8】図8は、CRTの画面上に表示されている色変
更用スライダと濃度曲線との関係を示す図面である。
【符号の説明】
1 蓄積性蛍光体シート 2 レーザ光 3 レーザ光源 4 フィルタ 5 ビーム・エクスパンダ 6 光偏向器 7 fθレンズ 8 平面反射鏡 9 導光性シート 10 光検出器 11 増幅器 12 A/D変換器 13 ラインバッファ 14 送信バッファ 20 画像読み取り装置 30 オートラジオグラフィ画像形成装置 40 画像データ記憶手段 41 画像データ一時記憶部 42 画像データ記憶部 50 CRT 60 データ処理手段 62 受信バッファ 64 データ処理部 66 一時メモリ 70 図形データ記憶部 72 ウインドメモリ 74 表示画像生成部 75 画像表示部 76 色変換テーブル記憶部 80 色データ記憶手段 90 図形データ選択手段 92 表示画像生成手段 94 色変更手段 96 画像表示手段 100 色変更用スライダ 101 色表示濃度上限ライン 102 色表示濃度下限ライン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料中の放射性標識物質の位置情報を電
    気信号に変換して得た画像データに基づき、オートラジ
    オグラフィ画像を表示手段に形成するオートラジオグラ
    フィ画像形成装置において、それぞれが、赤色、緑色お
    よび青色のデータ値からなる複数の色データを記憶する
    第一の色データ記憶手段と、前記第一の色データ記憶手
    段に記憶された複数の色データの中から、前記表示手段
    に、オートラジオグラフィ画像を形成するのに必要な色
    データを選択し、選択した色データのアドレス値が、前
    記オートラジオグラフィ画像の画素に対応する単位画像
    データとなるように、表示用画像データを生成する表示
    用画像データ生成手段と、前記第一の色データ記憶手段
    に記憶された色データのうち、指定されたアドレス値に
    対応する色データを書き換える色データ書換え手段とを
    備えたことを特徴とするオートラジオグラフィ画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記第一の色データ記憶手段に
    記憶された複数の色データの中から、前記表示手段に、
    オートラジオグラフィ画像を形成するのに必要な色デー
    タのみを、アドレス値と対応させて、記憶する第二の色
    データ記憶手段を備え、前記色データ書換え手段が、前
    記第一の色データ記憶手段および前記第二の色データ記
    憶手段に記憶された色データのうち、指定されたアドレ
    ス値に対応する色データを書き換え可能に構成されたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のオートラジオグラフィ
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像データが、蓄積性蛍光体シート
    を用いて生成されたものであることを特徴とする請求項
    1または2に記載のオートラジオグラフィ画像形成装
    置。
JP11249494A 1994-05-26 1994-05-26 オートラジオグラフィ画像形成装置 Pending JPH07320029A (ja)

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