JPH07320259A - 磁気ディスクとその製法 - Google Patents
磁気ディスクとその製法Info
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- JPH07320259A JPH07320259A JP10956694A JP10956694A JPH07320259A JP H07320259 A JPH07320259 A JP H07320259A JP 10956694 A JP10956694 A JP 10956694A JP 10956694 A JP10956694 A JP 10956694A JP H07320259 A JPH07320259 A JP H07320259A
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Landscapes
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 CSS特性に優れた、新たな磁気ディスクを
提供する。 【構成】 ディスク表面にテクスチャ-加工を施した磁気ディ
スクに於いて、磁気ディスク表面の粗さ曲線を半径0.5
μmの針を用いて走査長さ200μm、サンフ゜リンク゛間隔13.3
μmの条件で触針式粗さ計により測定し、この粗さ曲線
とその中心線との交点数の1/2をテクスチャ-溝群の「溝数」
と定義し、「走査長さ200μm/溝数」を平均溝間隔と定
義した時の、磁気ディスク表面のテクスチャー溝の平均溝間隔
が0.1〜7μmである事を特徴とする磁気ディスク。
提供する。 【構成】 ディスク表面にテクスチャ-加工を施した磁気ディ
スクに於いて、磁気ディスク表面の粗さ曲線を半径0.5
μmの針を用いて走査長さ200μm、サンフ゜リンク゛間隔13.3
μmの条件で触針式粗さ計により測定し、この粗さ曲線
とその中心線との交点数の1/2をテクスチャ-溝群の「溝数」
と定義し、「走査長さ200μm/溝数」を平均溝間隔と定
義した時の、磁気ディスク表面のテクスチャー溝の平均溝間隔
が0.1〜7μmである事を特徴とする磁気ディスク。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は録画、録音、電算機等に
用いられる水平磁気記録あるいは垂直磁気記録用磁気デ
ィスクに関するものである。特に、磁気ディスク表面の
形状とその形成方法の改良に関するものである。
用いられる水平磁気記録あるいは垂直磁気記録用磁気デ
ィスクに関するものである。特に、磁気ディスク表面の
形状とその形成方法の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュ−タ用磁気ディスクは、近年そ
の小径化・高密度記録化・大容量化が求められている。
このため、磁気記録装置使用時に於ける、磁気ディスク
に対する磁気ヘッドの浮上量は年々低くなっており、
0.075μmから0.05μm以下になろうとする勢
いである。この様な磁気ディスクの小径化と磁気ヘッド
の低浮上量化に伴い、磁気ディスクに対して高いCSS
特性が要求されている。CSS特性とはコンタクト・ス
タ−ト・ストップ特性の事であり、磁気ヘッドに対する
磁気ディスクの摺動特性を現すものであり、例えば、磁
気ヘッドを磁気ディスク上で一万回CSS駆動したとき
の磁気ディスクに作用する摩擦力(フリクション)で表す。従来
は、このCSS特性を満足するために、例えばアルミ基板
上にNi-Pメッキを施した非磁性,基板(Ni-P/Al基板)表面
をテクスチャ-加工し基板表面を粗化した後、Cr下地、Co磁性
膜、カ-ホ゛ン保護膜を順に形成した後、潤滑剤を塗布する
事により、薄膜磁気ディスクを作製している。他の例と
しては、非磁性基板に適当な表面粗さを持つカ゛ラス基板を
用い、保護膜に酸化珪素系塗布膜を用いる事も行われて
いる。
の小径化・高密度記録化・大容量化が求められている。
このため、磁気記録装置使用時に於ける、磁気ディスク
に対する磁気ヘッドの浮上量は年々低くなっており、
0.075μmから0.05μm以下になろうとする勢
いである。この様な磁気ディスクの小径化と磁気ヘッド
の低浮上量化に伴い、磁気ディスクに対して高いCSS
特性が要求されている。CSS特性とはコンタクト・ス
タ−ト・ストップ特性の事であり、磁気ヘッドに対する
磁気ディスクの摺動特性を現すものであり、例えば、磁
気ヘッドを磁気ディスク上で一万回CSS駆動したとき
の磁気ディスクに作用する摩擦力(フリクション)で表す。従来
は、このCSS特性を満足するために、例えばアルミ基板
上にNi-Pメッキを施した非磁性,基板(Ni-P/Al基板)表面
をテクスチャ-加工し基板表面を粗化した後、Cr下地、Co磁性
膜、カ-ホ゛ン保護膜を順に形成した後、潤滑剤を塗布する
事により、薄膜磁気ディスクを作製している。他の例と
しては、非磁性基板に適当な表面粗さを持つカ゛ラス基板を
用い、保護膜に酸化珪素系塗布膜を用いる事も行われて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、ヘッド
の浮上量は近年になって急激に低下し、0.075μmから
0.05μm以下になろうとする勢いである。このため、C
SS特性は、常温、常湿雰囲気下と共に、例えば35℃、
80%RHと云うような高温高湿の雰囲気下でも良好なCS
S特性が要求されている。近年のヘッドの低浮上化に伴
い、従来の磁気ディスクでは特に高温高湿雰囲気下にお
いてヘッドが磁気ディスクに吸着する事(スティクション)が問
題になってきた。また、従来のカ-ホ゛ン保護膜を用いた磁
気ディスクは磁気ヘッドの摺動による摩耗傷が磁気ディ
スク表面上に比較的早いCSSテスト回数に於いて現れ
易く、信頼性に劣る欠点があった。
の浮上量は近年になって急激に低下し、0.075μmから
0.05μm以下になろうとする勢いである。このため、C
SS特性は、常温、常湿雰囲気下と共に、例えば35℃、
80%RHと云うような高温高湿の雰囲気下でも良好なCS
S特性が要求されている。近年のヘッドの低浮上化に伴
い、従来の磁気ディスクでは特に高温高湿雰囲気下にお
いてヘッドが磁気ディスクに吸着する事(スティクション)が問
題になってきた。また、従来のカ-ホ゛ン保護膜を用いた磁
気ディスクは磁気ヘッドの摺動による摩耗傷が磁気ディ
スク表面上に比較的早いCSSテスト回数に於いて現れ
易く、信頼性に劣る欠点があった。
【0004】本発明の目的は、これらの欠点を改善し、
CSS特性に優れた、新たな磁気ディスクを提供する事
である。
CSS特性に優れた、新たな磁気ディスクを提供する事
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁気ディスク
表面のテクスチャ-溝の平均間隔が0.1〜7μm以下である事を
特徴とする磁気ディスクとその製法である。また、ハ゜ット
゛を磁気ディスク用基板表面に適当な圧力で接触させ、
砥粒を含んだスラリ-をその間に適宜供給しながらハ゜ット゛と
基板を個別に回転させるスラリ-式テクスチャ-加工法に於いて、
直径が1〜25μmの繊維により構成されたハ゜ット゛を用いて
基板表面にテクスチャ-加工を施した事を特徴とするの磁気デ
ィスクとその製法を提供するものである。本発明では、
磁気ディスク表面の粗さ曲線を半径0.5μmの針を用い
て走査長さ200μm、サンフ゜リンク゛間隔13.3μmの条件で触
針式粗さ計DEKTAK8000により測定し、この粗さ曲線の中
心曲線と粗さ曲線の交点数の1/2をテクスチャ-溝群の「溝
数」と定義し、「走査長200μm/溝数」を平均溝間隔
と定義した。
表面のテクスチャ-溝の平均間隔が0.1〜7μm以下である事を
特徴とする磁気ディスクとその製法である。また、ハ゜ット
゛を磁気ディスク用基板表面に適当な圧力で接触させ、
砥粒を含んだスラリ-をその間に適宜供給しながらハ゜ット゛と
基板を個別に回転させるスラリ-式テクスチャ-加工法に於いて、
直径が1〜25μmの繊維により構成されたハ゜ット゛を用いて
基板表面にテクスチャ-加工を施した事を特徴とするの磁気デ
ィスクとその製法を提供するものである。本発明では、
磁気ディスク表面の粗さ曲線を半径0.5μmの針を用い
て走査長さ200μm、サンフ゜リンク゛間隔13.3μmの条件で触
針式粗さ計DEKTAK8000により測定し、この粗さ曲線の中
心曲線と粗さ曲線の交点数の1/2をテクスチャ-溝群の「溝
数」と定義し、「走査長200μm/溝数」を平均溝間隔
と定義した。
【0006】また、磁気ヘッドの吸着現象をより明確に
する為に、磁気ディスクの回転開始直後の磁気ヘッドと
磁気ディスク間の摩擦係数を詳細に評価した。ディスク
を停止状態である0rpmから3600rpmに回転数
を立ち上げたとき、ヘッドとディスク間の摩擦係数は図
2のように変化する。図中(a)と示した摩擦係数のヒ゜-ク
値はディスクが回転し始め、ヘッドが摺動し始める時の
ヘッドとディスク間の吸着力の大きさを表している(以
下、吸着係数μsと呼ぶ)。摩擦係数はその後急激に減
少した後再び増加し、ヒ゜-ク値(b)を示した後再度減少、
ヘッドが完全に浮上した時点で0になる。このヒ゜-ク値
(b)は従来から測定されている物であり、以下、CSS
時の摩擦係数μfと呼ぶ。CSS時にヘッドが吸着する
と、ディスクの回転開始時に測定するヘッドとディスク
間の吸着係数μsが大きくなり、1.0を越えるようなこと
が生じ、著しくは、回転に必要なトルクが大きくなりすぎ
て、磁気ディスクが回転しないことも生じる事が判明し
た。
する為に、磁気ディスクの回転開始直後の磁気ヘッドと
磁気ディスク間の摩擦係数を詳細に評価した。ディスク
を停止状態である0rpmから3600rpmに回転数
を立ち上げたとき、ヘッドとディスク間の摩擦係数は図
2のように変化する。図中(a)と示した摩擦係数のヒ゜-ク
値はディスクが回転し始め、ヘッドが摺動し始める時の
ヘッドとディスク間の吸着力の大きさを表している(以
下、吸着係数μsと呼ぶ)。摩擦係数はその後急激に減
少した後再び増加し、ヒ゜-ク値(b)を示した後再度減少、
ヘッドが完全に浮上した時点で0になる。このヒ゜-ク値
(b)は従来から測定されている物であり、以下、CSS
時の摩擦係数μfと呼ぶ。CSS時にヘッドが吸着する
と、ディスクの回転開始時に測定するヘッドとディスク
間の吸着係数μsが大きくなり、1.0を越えるようなこと
が生じ、著しくは、回転に必要なトルクが大きくなりすぎ
て、磁気ディスクが回転しないことも生じる事が判明し
た。
【0007】
【作用】磁気ディスク表面のテクスチャ-溝の平均間隔を0.1
〜7μm以下にする事により、磁気ヘッドと磁気ディス
クとにより構成されたハ-ト゛ディスクト゛ライフ゛(HDD)をCS
S駆動した時にヘッドとディスク間の一接触点当たりの
接触面積が小さくなり、ヘッド、ディスク間の吸着係数
μsと摩擦係数μfの両者を小さくすることが出来、後に
述べるように良好なCSS特性が得られる。また、本発
明はテクスチャ-加工後の溝間隔が、加工時に用いるテクスチャ-用
ハ゜ット゛とスラリ-の粒度分布により決定される事を発見した
ものであり、直径が1〜25μmの繊維により構成されたハ
゜ット゛を用いて、基板表面をテクスチャ-加工する事により基板
表面に平均溝間隔が0.1〜7μmのテクスチャ-溝群を形成する
事が出来る。
〜7μm以下にする事により、磁気ヘッドと磁気ディス
クとにより構成されたハ-ト゛ディスクト゛ライフ゛(HDD)をCS
S駆動した時にヘッドとディスク間の一接触点当たりの
接触面積が小さくなり、ヘッド、ディスク間の吸着係数
μsと摩擦係数μfの両者を小さくすることが出来、後に
述べるように良好なCSS特性が得られる。また、本発
明はテクスチャ-加工後の溝間隔が、加工時に用いるテクスチャ-用
ハ゜ット゛とスラリ-の粒度分布により決定される事を発見した
ものであり、直径が1〜25μmの繊維により構成されたハ
゜ット゛を用いて、基板表面をテクスチャ-加工する事により基板
表面に平均溝間隔が0.1〜7μmのテクスチャ-溝群を形成する
事が出来る。
【0008】テクスチャ-の溝間隔を7μm以上にすると一接
点当たりのヘッド、ディスク間の接触面積が大きくなる
と共に、摩擦係数が大きく成り、CSSテストの初期段階
でディスク表面に摩耗傷が発生する。また、高温高湿雰
囲気下でヘッドとディスク間に吸着した水分の接触面積
が大きくなり、CSS駆動時にディスクを回転するため
に大きなトルクを必要とし、著しくは、ディスクの回転を
阻害する事になる欠点が生じる。また、CSS特性を良
くする為に必要以上にテクスチャ-の溝深さ(Rmax)を深くする
必要が生じ、磁気ディスクのク゛ライト゛特性が悪くなる欠点
が生じ、このディスクを用いたハ-ト゛ディスクト゛ライフ゛を駆
動した時に、ヘッドが磁気ディスクの突起に衝突する不
良が発生する。磁気記録密度を向上させるために、ヘッ
ドの浮上量を0.075μmから0.05μmへと低浮上化させ
ている現在、ク゛ライト゛特性が悪くなる事は致命的である。
点当たりのヘッド、ディスク間の接触面積が大きくなる
と共に、摩擦係数が大きく成り、CSSテストの初期段階
でディスク表面に摩耗傷が発生する。また、高温高湿雰
囲気下でヘッドとディスク間に吸着した水分の接触面積
が大きくなり、CSS駆動時にディスクを回転するため
に大きなトルクを必要とし、著しくは、ディスクの回転を
阻害する事になる欠点が生じる。また、CSS特性を良
くする為に必要以上にテクスチャ-の溝深さ(Rmax)を深くする
必要が生じ、磁気ディスクのク゛ライト゛特性が悪くなる欠点
が生じ、このディスクを用いたハ-ト゛ディスクト゛ライフ゛を駆
動した時に、ヘッドが磁気ディスクの突起に衝突する不
良が発生する。磁気記録密度を向上させるために、ヘッ
ドの浮上量を0.075μmから0.05μmへと低浮上化させ
ている現在、ク゛ライト゛特性が悪くなる事は致命的である。
【0009】上述のように、磁気ディスク表面のテクスチャ-
溝の平均間隔を7μm以下にする事により、厳しいCS
S特性とク゛ライト゛特性の両者を満足する磁気ディスクを実
現する事が出来る。テクスチャ-の溝間隔を0.1μm以下にす
ると、溝の深さが浅くなりすぎ、吸着係数μsと摩擦係
数μfとが共に大きくなり、磁気ディスクには適さなく
なる。
溝の平均間隔を7μm以下にする事により、厳しいCS
S特性とク゛ライト゛特性の両者を満足する磁気ディスクを実
現する事が出来る。テクスチャ-の溝間隔を0.1μm以下にす
ると、溝の深さが浅くなりすぎ、吸着係数μsと摩擦係
数μfとが共に大きくなり、磁気ディスクには適さなく
なる。
【0010】ハ゜ット゛と砥粒を用いテクスチャ-加工を行った
時、加工品の表面形状は基本的にテクスチャ-に用いたハ゜ット゛
表面の形状を動的に転写したものであり、テクスチャ-の溝間
隔は、主にハ゜ット゛を構成する繊維の直径に依存する事が
わかった。実験の結果、直径が1〜25μmの繊維により
構成されたハ゜ット゛とスラリ-を用いて、表面にテクスチャ-加工を
施す事により基板表面に溝と溝間の平均間隔が0.1〜7μ
m以下のテクスチャ-溝群が形成される事が分かった。繊維の
直径が1μm以下の場合は繊維自体の強度が弱く、繊維
を束ね強度を保つ為に多量の樹脂を必要とし、テクスチャ-用
ハ゜ット゛には不向きになる。直径25μm以上の繊維により
構成されたハ゜ット゛を用いると、テクスチャ-加工品の溝間隔が7
μm以上になる。
時、加工品の表面形状は基本的にテクスチャ-に用いたハ゜ット゛
表面の形状を動的に転写したものであり、テクスチャ-の溝間
隔は、主にハ゜ット゛を構成する繊維の直径に依存する事が
わかった。実験の結果、直径が1〜25μmの繊維により
構成されたハ゜ット゛とスラリ-を用いて、表面にテクスチャ-加工を
施す事により基板表面に溝と溝間の平均間隔が0.1〜7μ
m以下のテクスチャ-溝群が形成される事が分かった。繊維の
直径が1μm以下の場合は繊維自体の強度が弱く、繊維
を束ね強度を保つ為に多量の樹脂を必要とし、テクスチャ-用
ハ゜ット゛には不向きになる。直径25μm以上の繊維により
構成されたハ゜ット゛を用いると、テクスチャ-加工品の溝間隔が7
μm以上になる。
【0011】本発明によって、磁気ディスク表面に平均
間隔が0.1〜7μmのテクスチャ-溝群が形成出来、CSS駆動
時に発生するヘッド、ディスク間の摩擦係数が小さく、
同時に、吸着係数が小さく、吸着力の弱い磁気ディスク
を作製する事が出来る。
間隔が0.1〜7μmのテクスチャ-溝群が形成出来、CSS駆動
時に発生するヘッド、ディスク間の摩擦係数が小さく、
同時に、吸着係数が小さく、吸着力の弱い磁気ディスク
を作製する事が出来る。
【0012】
【実施例】以下実施例を上げて本発明を具体的に説明す
る。 実施例1アルミ 基板上にNi-Pメッキを施した直径95mm,厚さ1.2
7mmの非磁性基板両表面上に直径25μmのホ゜リエステル高
分子繊維にホ゜リウレタンを含浸させて作製した直径40μmのハ
゜ット゛を2kg/cm2の圧力で押しつけ、粒径2μmのタ゛イヤモント゛
砥粒を分散させたスラリ-を適宜、基板とハ゜ット゛間に供給し
ながら基板とハ゜ット゛をそれぞれ回転させる事により基板
表面にテクスチャ-加工を施した。その後、基板表面を洗浄し
た後、基板温度280℃でCr膜を70nm厚さ及びCoCrTa磁性
膜を60nm厚さだけをスハ゜ッタ法で連続して成膜した後に、
基板温度200℃でカ-ホ゛ン保護膜を25nm厚さだけスパッタ法
により成膜した。この後、潤滑剤ハ゜-フロロホ゜リエ-テルを3nm塗
布し薄膜磁気ディスクを作製した。
る。 実施例1アルミ 基板上にNi-Pメッキを施した直径95mm,厚さ1.2
7mmの非磁性基板両表面上に直径25μmのホ゜リエステル高
分子繊維にホ゜リウレタンを含浸させて作製した直径40μmのハ
゜ット゛を2kg/cm2の圧力で押しつけ、粒径2μmのタ゛イヤモント゛
砥粒を分散させたスラリ-を適宜、基板とハ゜ット゛間に供給し
ながら基板とハ゜ット゛をそれぞれ回転させる事により基板
表面にテクスチャ-加工を施した。その後、基板表面を洗浄し
た後、基板温度280℃でCr膜を70nm厚さ及びCoCrTa磁性
膜を60nm厚さだけをスハ゜ッタ法で連続して成膜した後に、
基板温度200℃でカ-ホ゛ン保護膜を25nm厚さだけスパッタ法
により成膜した。この後、潤滑剤ハ゜-フロロホ゜リエ-テルを3nm塗
布し薄膜磁気ディスクを作製した。
【0013】本発明品の磁気ディスク表面の粗さ曲線を
半径0.5μmの針を用いて走査長さ200μm、サンフ゜リンク゛間
隔13.3μmの条件で触針式粗さ計DEKTAK8000により評価
した結果、図1の粗さ曲線を得た。この粗さ曲線の上下
の包絡線の中点を結ぶ中心曲線と粗さ曲線の交点数の1/
2からテクスチャ-溝群の溝数を求め、「走査長200μm/溝
数」から平均溝間隔7.0μmを得た。作製した磁気ディ
スクのク゛ライト゛特性を評価した結果、0.075μmの突起数
は基板の有効領域全面で2個であった。CSS特性は浮
上量0.075μmのコンポジットヘッドを用いて、ディス
クの回転数3600rpm、半径20mmの評価位置に
於いて評価した。
半径0.5μmの針を用いて走査長さ200μm、サンフ゜リンク゛間
隔13.3μmの条件で触針式粗さ計DEKTAK8000により評価
した結果、図1の粗さ曲線を得た。この粗さ曲線の上下
の包絡線の中点を結ぶ中心曲線と粗さ曲線の交点数の1/
2からテクスチャ-溝群の溝数を求め、「走査長200μm/溝
数」から平均溝間隔7.0μmを得た。作製した磁気ディ
スクのク゛ライト゛特性を評価した結果、0.075μmの突起数
は基板の有効領域全面で2個であった。CSS特性は浮
上量0.075μmのコンポジットヘッドを用いて、ディス
クの回転数3600rpm、半径20mmの評価位置に
於いて評価した。
【0014】本発明品のCSS特性を25℃,60%RHおよび
35℃,80%RHの雰囲気下に於いて評価した結果を図3と図
4中の(a)に示す。図3の(a)に示すように、本発明
品はCSSテスト開始時に於いてヘッドの摩擦係数μf
は0.19であり、その後CSS回数が5k,10k,15
k,20k,25kおよび30k回に増加すると共に摩
擦係数μfが徐々に増加するものの、それぞれ、0.20,
0.20,0.21,0.21,0.22,0.22に留まり、CSS特性が優れ
ている事がわかる。CSSテスト後に磁気ディスク表面
を光学顕微鏡で観察した結果ヘッドによる摩耗傷は見ら
れなかった。
35℃,80%RHの雰囲気下に於いて評価した結果を図3と図
4中の(a)に示す。図3の(a)に示すように、本発明
品はCSSテスト開始時に於いてヘッドの摩擦係数μf
は0.19であり、その後CSS回数が5k,10k,15
k,20k,25kおよび30k回に増加すると共に摩
擦係数μfが徐々に増加するものの、それぞれ、0.20,
0.20,0.21,0.21,0.22,0.22に留まり、CSS特性が優れ
ている事がわかる。CSSテスト後に磁気ディスク表面
を光学顕微鏡で観察した結果ヘッドによる摩耗傷は見ら
れなかった。
【0015】また、図4の(a)に示すように、35℃、
80%RHのような高温高湿の雰囲気下に於いてもヘッド
の摩擦係数μfはそれぞれ0.38,0.38,0.38,0.39,0.39,0.
40,0.40と良好であった。図5(a)には図3(a)と
同時に測定したヘッド/ディスク間の吸着係数μsの測定
結果を示す。図5(a)に示すように常温常湿の雰囲気
下に於いてμsは0.38,0.38,0.39,0.39,0.39,0.40,0.40
と良好であった。図6(a)には35℃、80%RHの高温
高湿雰囲気下に於ける吸着係数μsの評価結果を示す。
μsは0.65,0.65,0.66,0.66,0.67,0.67,0.68と小さく、
また、CSSテスト後に磁気ディスク表面を光学顕微鏡
で観察した結果もヘッドによる摩耗傷も見られなかっ
た。本発明品は高温高湿雰囲気下に於いても、ヘッド、
ディスク間の吸着力が小さくCSS特性が良好である事
を示している。
80%RHのような高温高湿の雰囲気下に於いてもヘッド
の摩擦係数μfはそれぞれ0.38,0.38,0.38,0.39,0.39,0.
40,0.40と良好であった。図5(a)には図3(a)と
同時に測定したヘッド/ディスク間の吸着係数μsの測定
結果を示す。図5(a)に示すように常温常湿の雰囲気
下に於いてμsは0.38,0.38,0.39,0.39,0.39,0.40,0.40
と良好であった。図6(a)には35℃、80%RHの高温
高湿雰囲気下に於ける吸着係数μsの評価結果を示す。
μsは0.65,0.65,0.66,0.66,0.67,0.67,0.68と小さく、
また、CSSテスト後に磁気ディスク表面を光学顕微鏡
で観察した結果もヘッドによる摩耗傷も見られなかっ
た。本発明品は高温高湿雰囲気下に於いても、ヘッド、
ディスク間の吸着力が小さくCSS特性が良好である事
を示している。
【0016】(比較例1)実施例1と同一の非磁性基板
両表面上に直径30μmの高分子繊維により構成されたテク
スチャ-用ハ゜ット゛と粒径2μmのタ゛イヤモント゛砥粒を用いてテクスチャ-
加工を施し、以降は実施例1と同一の成膜及び潤滑剤塗
布を行い薄膜磁気ディスクを作製した。本比較品の磁気
ディスク表面の粗さ曲線を実施例1と同一の方法で測定
し、平均溝間隔を評価した結果8.0μmを得た。作製し
た磁気ディスクのク゛ライト゛特性を評価した結果、高さが0.
075μmの突起数は一ディスク当たり52個と多く検出され
た。本比較品のCSS特性を実施例1と同一の条件で評
価した結果を図3、4と図5、6各図中の(b)に示
す。
両表面上に直径30μmの高分子繊維により構成されたテク
スチャ-用ハ゜ット゛と粒径2μmのタ゛イヤモント゛砥粒を用いてテクスチャ-
加工を施し、以降は実施例1と同一の成膜及び潤滑剤塗
布を行い薄膜磁気ディスクを作製した。本比較品の磁気
ディスク表面の粗さ曲線を実施例1と同一の方法で測定
し、平均溝間隔を評価した結果8.0μmを得た。作製し
た磁気ディスクのク゛ライト゛特性を評価した結果、高さが0.
075μmの突起数は一ディスク当たり52個と多く検出され
た。本比較品のCSS特性を実施例1と同一の条件で評
価した結果を図3、4と図5、6各図中の(b)に示
す。
【0017】図3の(b)に示すように、比較用ディス
クでは、25℃、60%RHの常温常湿の雰囲気下に於いて、
CSSテスト開始時にヘッドの摩擦係数μfは0.25であ
り、その後CSS回数が5k,10k,15k回に増加
すると共に摩擦係数μfは、それぞれ、0.27,0.28,0.29
と増加すると共に、CSS回数が17k回に達するとデ
ィスク表面上に摩耗傷が発生し磁気記録用ディスクとし
て使用できない状態になった。 また、図4の(b)に
示すように、35℃、80%RHのような高温高湿の雰
囲気下に於いて、CSS回数が0回から5k,10k,1
5k回へと増加するにつれて、ヘッドの摩擦係数μfは
それぞれ0.45,0.48,0.49,0.50と増加し、20k回に於
いてディスク表面上にヘッドによる摩耗傷が発生した。
発明品に比べてCSS特性が劣っている事がわかる。
クでは、25℃、60%RHの常温常湿の雰囲気下に於いて、
CSSテスト開始時にヘッドの摩擦係数μfは0.25であ
り、その後CSS回数が5k,10k,15k回に増加
すると共に摩擦係数μfは、それぞれ、0.27,0.28,0.29
と増加すると共に、CSS回数が17k回に達するとデ
ィスク表面上に摩耗傷が発生し磁気記録用ディスクとし
て使用できない状態になった。 また、図4の(b)に
示すように、35℃、80%RHのような高温高湿の雰
囲気下に於いて、CSS回数が0回から5k,10k,1
5k回へと増加するにつれて、ヘッドの摩擦係数μfは
それぞれ0.45,0.48,0.49,0.50と増加し、20k回に於
いてディスク表面上にヘッドによる摩耗傷が発生した。
発明品に比べてCSS特性が劣っている事がわかる。
【0018】図5(b)には実施例1と同様に、比較用
ディスクを用いて図3(b)と同時に測定したヘッド/
ディスク間の吸着係数μsの変化結果を示す。図5
(b)に示すように常温常湿の雰囲気下に於いてμsは
0.76,0.77,0.79,0.79と吸着係数μsが大きく、比較用デ
ィスクは本発明品に比べてCSS特性が劣る事が判る。
図6(b)に35℃、80%RHの高温高湿雰囲気下に
於ける吸着係数μsの評価結果を示す。μsは1.14,1.1
5,1.16,1.18と吸着係数μsが1.0よりも大きくなり、ヘ
ッド、ディスク間の吸着力が非常に大きく、本発明品に
比べて劣る事が判る。吸着係数μsが1.0を越えるディス
クはト゛ライフ゛に実装出来ないのが現状である。
ディスクを用いて図3(b)と同時に測定したヘッド/
ディスク間の吸着係数μsの変化結果を示す。図5
(b)に示すように常温常湿の雰囲気下に於いてμsは
0.76,0.77,0.79,0.79と吸着係数μsが大きく、比較用デ
ィスクは本発明品に比べてCSS特性が劣る事が判る。
図6(b)に35℃、80%RHの高温高湿雰囲気下に
於ける吸着係数μsの評価結果を示す。μsは1.14,1.1
5,1.16,1.18と吸着係数μsが1.0よりも大きくなり、ヘ
ッド、ディスク間の吸着力が非常に大きく、本発明品に
比べて劣る事が判る。吸着係数μsが1.0を越えるディス
クはト゛ライフ゛に実装出来ないのが現状である。
【0019】(実施例2)実施例1と同一の非磁性基板
両表面上に直径1μmの高分子繊維により構成されたテクス
チャ-用ハ゜ット゛と粒径0.5μmのタ゛イヤモント゛砥粒を用いてテクスチャ
-加工を施し、以降は実施例1と同一の成膜及び潤滑剤
塗布を行い薄膜磁気ディスクを作製した。本発明品の磁
気ディスク表面の粗さ曲線を実施例1と同一の方法で測
定し、平均溝間隔を評価した結果0.1μmを得た。作製
した磁気ディスクのク゛ライト゛特性を評価した結果、高さが
0.05μmの突起数は一ディスク当たり1個測定された。本
発明品のCSS特性を浮上量0.05μmのコンポジットヘ
ッドを用いて、回転数3600rpm、半径20mmの
評価位置に於いて実施例1と同様の方法でCSS特性を
評価した。
両表面上に直径1μmの高分子繊維により構成されたテクス
チャ-用ハ゜ット゛と粒径0.5μmのタ゛イヤモント゛砥粒を用いてテクスチャ
-加工を施し、以降は実施例1と同一の成膜及び潤滑剤
塗布を行い薄膜磁気ディスクを作製した。本発明品の磁
気ディスク表面の粗さ曲線を実施例1と同一の方法で測
定し、平均溝間隔を評価した結果0.1μmを得た。作製
した磁気ディスクのク゛ライト゛特性を評価した結果、高さが
0.05μmの突起数は一ディスク当たり1個測定された。本
発明品のCSS特性を浮上量0.05μmのコンポジットヘ
ッドを用いて、回転数3600rpm、半径20mmの
評価位置に於いて実施例1と同様の方法でCSS特性を
評価した。
【0020】本発明品のCSS特性を25℃,60%RHおよび
35℃,80%RHの雰囲気下に於いて評価したCSSテストの結
果を図7、8と図9,10の各図中の(a)に示す。図7
の(a)に示すように、本発明品はCSSテスト開始時
に於いてヘッドの摩擦係数μfは0.37であり、その後C
SS回数が5k,10k,15k,20k,25kおよ
び30k回に増加すると共に摩擦係数μfが徐々に増加
するものの、それぞれ、0.38,0.38,0.39,0.39,0.40,0.4
0に留まり、CSS特性が優れている事がわかる。CS
Sテスト後に磁気ディスク表面を光学顕微鏡により観察
した結果ヘッドによる摩耗傷は見られなかった。
35℃,80%RHの雰囲気下に於いて評価したCSSテストの結
果を図7、8と図9,10の各図中の(a)に示す。図7
の(a)に示すように、本発明品はCSSテスト開始時
に於いてヘッドの摩擦係数μfは0.37であり、その後C
SS回数が5k,10k,15k,20k,25kおよ
び30k回に増加すると共に摩擦係数μfが徐々に増加
するものの、それぞれ、0.38,0.38,0.39,0.39,0.40,0.4
0に留まり、CSS特性が優れている事がわかる。CS
Sテスト後に磁気ディスク表面を光学顕微鏡により観察
した結果ヘッドによる摩耗傷は見られなかった。
【0021】また、図8の(a)に示すように、35
℃、80%RHのような高温高湿の雰囲気下に於いても
ヘッドの摩擦係数μfはそれぞれ0.58,0.61,0.61,0.62,
0.62,0.63,0.63と良好であった。図9(a)には図7
(a)と同時に測定したヘッド/ディスク間の吸着係数
μsの測定結果を示す。図9(a)に示すように常温常
湿の雰囲気下に於いてμsは0.52,0.58,0.61,0.61,0.62,
0.62,0.63と良好であった。図10(a)には図8
(a)と同時に測定した35℃、80%RHの高温高湿
雰囲気下に於ける吸着係数μsの評価結果を示す。μs
は0.80,0.89,0.91,0.91,0.92,0.93,0.94と1より小さ
く、ディスク表面に摩耗傷は見られなかった。本発明品
は高温高湿雰囲気下に於いても、ヘッド、ディスク間の
吸着力が小さくCSS特性が良好である事が分かる。
℃、80%RHのような高温高湿の雰囲気下に於いても
ヘッドの摩擦係数μfはそれぞれ0.58,0.61,0.61,0.62,
0.62,0.63,0.63と良好であった。図9(a)には図7
(a)と同時に測定したヘッド/ディスク間の吸着係数
μsの測定結果を示す。図9(a)に示すように常温常
湿の雰囲気下に於いてμsは0.52,0.58,0.61,0.61,0.62,
0.62,0.63と良好であった。図10(a)には図8
(a)と同時に測定した35℃、80%RHの高温高湿
雰囲気下に於ける吸着係数μsの評価結果を示す。μs
は0.80,0.89,0.91,0.91,0.92,0.93,0.94と1より小さ
く、ディスク表面に摩耗傷は見られなかった。本発明品
は高温高湿雰囲気下に於いても、ヘッド、ディスク間の
吸着力が小さくCSS特性が良好である事が分かる。
【0022】(比較例2)実施例2と同一の非磁性基板
両表面上に直径0.5μmの高分子繊維により構成されたテ
クスチャ-用ハ゜ット゛と粒径0.5μmのタ゛イヤモント゛砥粒を用いてテクス
チャ-加工を施し、以降は実施例2と同一の成膜及び潤滑
剤塗布を行い薄膜磁気ディスクを作製した。 本比較品
の磁気ディスク表面を光学顕微鏡で観察したところ多数
の深いスクラッチが観測され、均一にテクスチャ-加工されていな
かった。実施例2と同一の方法で測定し、平均溝間隔を
評価した結果大きなスクラッチを含むために、平均溝間隔は
3.0μmを得た。作製した磁気ディスクのク゛ライト゛特性を
評価した結果、高さが0.075μmの突起数は一ディスク当
たり126個と多く検出された。本比較品のCSS特性を
実施例2と同一の条件で評価した結果を図7、8と図
9、10の各図中の(b)に示す。
両表面上に直径0.5μmの高分子繊維により構成されたテ
クスチャ-用ハ゜ット゛と粒径0.5μmのタ゛イヤモント゛砥粒を用いてテクス
チャ-加工を施し、以降は実施例2と同一の成膜及び潤滑
剤塗布を行い薄膜磁気ディスクを作製した。 本比較品
の磁気ディスク表面を光学顕微鏡で観察したところ多数
の深いスクラッチが観測され、均一にテクスチャ-加工されていな
かった。実施例2と同一の方法で測定し、平均溝間隔を
評価した結果大きなスクラッチを含むために、平均溝間隔は
3.0μmを得た。作製した磁気ディスクのク゛ライト゛特性を
評価した結果、高さが0.075μmの突起数は一ディスク当
たり126個と多く検出された。本比較品のCSS特性を
実施例2と同一の条件で評価した結果を図7、8と図
9、10の各図中の(b)に示す。
【0023】図7の(b)に示すように、比較用ディス
クでは、25℃、60%RHの常温常湿の雰囲気下に於いて、
CSSテスト開始時にヘッドの摩擦係数μfは0.46であ
り、その後CSS回数が5k,10k,15k,20
k,25kおよび30k回に増加すると共に摩擦係数μ
fが徐々に増加し、それぞれ、0.48,0.49,0.50,0.51,0.5
2,0.52に, また、図8の(b)に示すように、35℃、
80%RHのような高温高湿の雰囲気下に於いて、ヘッ
ドの摩擦係数μfはそれぞれ0.69,0.72,0.78となり、C
SS回数が1200回を越えた段階で後述の様にディスクの
回転が止まり以降の測定を中止した。発明品に比べてC
SS特性が劣っている事がわかる。
クでは、25℃、60%RHの常温常湿の雰囲気下に於いて、
CSSテスト開始時にヘッドの摩擦係数μfは0.46であ
り、その後CSS回数が5k,10k,15k,20
k,25kおよび30k回に増加すると共に摩擦係数μ
fが徐々に増加し、それぞれ、0.48,0.49,0.50,0.51,0.5
2,0.52に, また、図8の(b)に示すように、35℃、
80%RHのような高温高湿の雰囲気下に於いて、ヘッ
ドの摩擦係数μfはそれぞれ0.69,0.72,0.78となり、C
SS回数が1200回を越えた段階で後述の様にディスクの
回転が止まり以降の測定を中止した。発明品に比べてC
SS特性が劣っている事がわかる。
【0024】図9(b)には実施例2と同様に、比較用
ディスクを用いて図7(b)と同時に測定したヘッド/
ディスク間の吸着係数μsの変化結果を示す。図9
(b)に示すように常温常湿の雰囲気下に於いてμsは
1.09,1.16,1.17,1.18,1.18,1.19,1.19と吸着係数μsが
大きく、比較用ディスクは本発明品に比べてCSS特性
が劣る事が判る。また、図10(b)に示す様に35
℃、80%RHの高温高湿雰囲気下に於ける吸着係数μ
sはそれぞれ、1.52,1.74,1.95であり、CSS回数が120
0回を越えた段階で、ディスク回転時のトルクが大きくなり
すぎディスクの回転が止まり、これ以上のCSS評価を
中止した。比較用ディスクは本発明品に比べてCSS特
性が劣る事が判る。
ディスクを用いて図7(b)と同時に測定したヘッド/
ディスク間の吸着係数μsの変化結果を示す。図9
(b)に示すように常温常湿の雰囲気下に於いてμsは
1.09,1.16,1.17,1.18,1.18,1.19,1.19と吸着係数μsが
大きく、比較用ディスクは本発明品に比べてCSS特性
が劣る事が判る。また、図10(b)に示す様に35
℃、80%RHの高温高湿雰囲気下に於ける吸着係数μ
sはそれぞれ、1.52,1.74,1.95であり、CSS回数が120
0回を越えた段階で、ディスク回転時のトルクが大きくなり
すぎディスクの回転が止まり、これ以上のCSS評価を
中止した。比較用ディスクは本発明品に比べてCSS特
性が劣る事が判る。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、従来不十分であった磁
気ディスクの信頼性特性、特にCSS特性が大幅に向上
し、この磁気ディスクを組み込んだハ−ドディスクドラ
イブに於いて、CSS駆動時にヘッドによる磁気ディス
ク表面に対する摩擦力が低く、しかも、高温高湿雰囲気
下に於ける吸着力が小さく、ディスク表面の損傷の発生
が少なく、信頼性の高い薄膜磁気ディスクを作製するこ
とが出来る。
気ディスクの信頼性特性、特にCSS特性が大幅に向上
し、この磁気ディスクを組み込んだハ−ドディスクドラ
イブに於いて、CSS駆動時にヘッドによる磁気ディス
ク表面に対する摩擦力が低く、しかも、高温高湿雰囲気
下に於ける吸着力が小さく、ディスク表面の損傷の発生
が少なく、信頼性の高い薄膜磁気ディスクを作製するこ
とが出来る。
【図1】本発明に係わる磁気ディスクの第1の実施例に
ついて粗さ曲線を示す図である。
ついて粗さ曲線を示す図である。
【図2】本発明品や比較品の評価に用いたCSS特性の
評価例を示した図である。
評価例を示した図である。
【図3】本発明品の第1の実施例と比較例1の磁気ディ
スクの常温常湿に於けるCSSテスト時の摩擦係数の評価
結果を示す図である。
スクの常温常湿に於けるCSSテスト時の摩擦係数の評価
結果を示す図である。
【図4】本発明品の第1の実施例と比較例1の磁気ディ
スクの高温高湿に於けるCSSテスト時の摩擦係数の評価
結果を示す図である。
スクの高温高湿に於けるCSSテスト時の摩擦係数の評価
結果を示す図である。
【図5】本発明品の第1の実施例と比較例1の磁気ディ
スクの常温常湿に於けるCSSテスト時の吸着係数の評価
結果を示す図である。
スクの常温常湿に於けるCSSテスト時の吸着係数の評価
結果を示す図である。
【図6】本発明品の第1の実施例と比較例1の磁気ディ
スクの高温高湿に於けるCSSテスト時の吸着係数の評価
結果を示す図である。
スクの高温高湿に於けるCSSテスト時の吸着係数の評価
結果を示す図である。
【図7】本発明品の第2の実施例と比較例2の磁気ディ
スクの常温常湿に於けるCSSテスト時の摩擦係数の評価
結果を示す図である。
スクの常温常湿に於けるCSSテスト時の摩擦係数の評価
結果を示す図である。
【図8】本発明品の第2の実施例と比較例2の磁気ディ
スクの高温高湿に於けるCSSテスト時の摩擦係数の評価
結果を示す図である。
スクの高温高湿に於けるCSSテスト時の摩擦係数の評価
結果を示す図である。
【図9】本発明品の第2の実施例と比較例2の磁気ディ
スクの常温常湿に於けるCSSテスト時の吸着係数の評価
結果を示す図である。
スクの常温常湿に於けるCSSテスト時の吸着係数の評価
結果を示す図である。
【図10】本発明品の第2の実施例と比較例2の磁気デ
ィスクの高温高湿に於けるCSSテスト時の吸着係数の評
価結果を示す図である。
ィスクの高温高湿に於けるCSSテスト時の吸着係数の評
価結果を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 康平 埼玉県熊谷市三ケ尻5200番地日立金属株式 会社磁性材料研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】 ディスク表面にテクスチャ-加工を施した磁気
ディスクに於いて、磁気ディスク表面の粗さ曲線を半径
0.5μmの針を用いて走査長さ200μm、サンフ゜リンク゛間隔1
3.3μmの条件で触針式粗さ計により測定し、この粗さ
曲線とその中心線との交点数の1/2をテクスチャ-溝群の「溝
数」と定義し、「走査長さ200μm/溝数」を平均溝間隔
と定義した時の、磁気ディスク表面のテクスチャー溝の平均溝
間隔が0.1〜7μmである事を特徴とする磁気ディスク。 - 【請求項2】 ハ゜ット゛とスラリ-を用いて行うテクスチャ-加工に
よって、直径が1〜25μmの繊維により構成されたハ゜ット゛
を用いて、基板表面にテクスチャ-加工を施した請求項1の磁
気ディスク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10956694A JPH07320259A (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | 磁気ディスクとその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10956694A JPH07320259A (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | 磁気ディスクとその製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07320259A true JPH07320259A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=14513498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10956694A Pending JPH07320259A (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | 磁気ディスクとその製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07320259A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5810648A (en) * | 1997-03-05 | 1998-09-22 | Hmt Technology Corporation | Device for texturing a disc substrate |
-
1994
- 1994-05-24 JP JP10956694A patent/JPH07320259A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5810648A (en) * | 1997-03-05 | 1998-09-22 | Hmt Technology Corporation | Device for texturing a disc substrate |
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