JPH0732086Y2 - 枠付き感熱孔版原紙と端部形成装置の組合せ - Google Patents

枠付き感熱孔版原紙と端部形成装置の組合せ

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JPH0732086Y2
JPH0732086Y2 JP13090989U JP13090989U JPH0732086Y2 JP H0732086 Y2 JPH0732086 Y2 JP H0732086Y2 JP 13090989 U JP13090989 U JP 13090989U JP 13090989 U JP13090989 U JP 13090989U JP H0732086 Y2 JPH0732086 Y2 JP H0732086Y2
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研一 坂本
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、孔版印刷の分野に係り、特に感熱孔版原紙
と、それを感熱原紙製版機等の製版装置に装填する便宜
を向上する装置との組合せに係る。
[従来の技術] 合成樹脂の極く薄い薄膜に全体として所望の画像を与え
る微細な孔の集合を穿孔し、これらの孔を経てインキを
押出すことにより印刷を行う感熱孔版印刷に於ては、本
件出願人と同一人の出願に係る特願昭50-30474号(特公
昭54-23601号)に於て提案されている如く、スプレッド
メーターによる“一分値”が32以下であるような比較的
流動性の低いインキを用いる時には、穿孔された感熱孔
版原紙上にインキをかなりの厚みを有する層状に施して
おき、印刷用紙に感熱孔版原紙を押し当て、インキ層の
上からこれに押圧力を与えることにより、一枚の印刷毎
にインキを補充することなく多数枚の印刷物を連続して
印刷することができる。
かかる印刷方式に適した感熱孔版原紙組立体として、厚
紙よりなる環状の枠体と、前記枠体の一方の面に重なり
該枠体の周縁に沿ってその全周に亙って該枠体に固定さ
れた感熱孔版原紙と、前記枠体の他方の面に重なり該枠
体の周縁の一部にて該枠体に固定されたインキ不透過性
のインキ押えシートとを有する如き感熱孔版原紙組立体
が本件出願人と同一人の出願による実願昭50-51306号
(実開昭51-132007号)に於て提案されており、またか
かる感熱孔版原紙組立体を用いて孔版印刷を行うに適し
た簡便な孔版印刷装置が本件出願人と同一人の出願によ
る実願昭51-114235号(実公昭57-15814号)に於て提案
されまた近年「プリントゴッコ」なる商品名にて年賀状
等の印刷に広く使用されている。
ところで、感熱孔版原紙の穿孔は、元来赤外線を吸収し
て発熱することのできる炭素等の赤外線吸収性物質を多
く含むインキその他の画像形成手段により形成された画
像上にその合成樹脂よりなる薄膜が接触するように押し
当てられ、該薄膜を通して赤外線に富んだ光線を照射
し、それによって画像部に生じた熱により合成樹脂の薄
膜を溶すことにより行われていたが、近年のワードプロ
セッサ、特に和文ワードプロセッサ、の発達に関連して
文字を微細な点の集合によって印字する多点マトリック
ス印字ヘッドが開発され且実用されてきたことにより、
感熱孔版原紙の穿孔を発熱式の多点マトリックス印字ヘ
ッドにより直接穿孔することが可能となり、本件出願人
と同一人も過日これを特願昭52-98961号(特開昭54-331
17号)に於て提案した。
このように発熱性印字ヘッドを備えたタイプライタやワ
ードプロセッサの如き印字装置により感熱孔版原紙を直
接穿孔するに当っては、通常の用紙に比してかなり薄く
且柔らかである感熱孔版原紙をこの種の印字装置に於て
一般に使用されているプラテンの周りに装填するにはか
なり困難な手作業を要する。また勿論上記の実願昭50-5
1306号(実開昭51-132007号)にて提案されている、厚
紙よりなる環状の枠体と該枠体の一方の面に重なり該枠
体の周縁に沿ってその全周部に亙って該枠体に固定され
た感熱孔版原紙とを有する如き感熱孔版原紙組立体は、
タイプライタやワードプロセッサの如き印字装置には通
常装填は、不可能である。この点に鑑み、本件出願人と
同一人は特願平1-117434号及び特願平1-117435号に於
て、添付の第1図及び第2図に示されている如く、感熱
孔版原紙1がその周縁に固定された比較的薄い紙材より
なり且滑性表面を有する環状の枠体2と組合わされ、該
枠体2がその滑性表面にて厚紙よりなる環状の枠体3の
一方の面に施された粘着性物質の層5に剥離再着可能に
粘接した感熱孔版原紙組立体を構成し、タイプライタや
ワードプロセッサの如き印字装置により感熱孔版原紙1
を直接穿孔するに当っては、これを枠体2と共に枠体3
より一時的に分離することを提案した。尚、図に於て4
はインキ不透過性のインキ押えシートである。
[考案が解決しようとする課題] しかし上記の如く感熱孔版原紙の周縁に比較的薄い紙よ
りなる枠体が設けられているときにも、これを感熱原紙
製機等の製版装置に装填するのは必しも容易ではない。
感熱原紙製版機等の製版装置は一般に長方形状の感熱孔
版原紙の一辺部を把持することにより該厚紙の送り方向
前端縁を製版装置の円筒状ドラムの一つの母線に沿って
設けられた原紙取付装置に固定する場合が多く、かかる
製版装置に特に感熱孔版原紙の如く薄くて柔らかなシー
トの前端を取付けるには、シートの前端縁に沿って或る
かなりの幅寸法を有する丈夫な帯状体が存在するのが便
利である。
本考案は、感熱孔版原紙を感熱原紙製版機等の製版装置
へ装填することに関する上記の事情に鑑み、感熱孔版原
紙にそれを感熱原紙製版機等の製版装置に装填する便宜
を向上する簡潔にして且効果的な装置を組合せて提供す
ることを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記の課題は、本考案によれば、感熱孔版原紙と、その
周縁に固定された比較的薄い紙材よりなり且滑性表面を
有する長方形環状枠体とを有する枠付き感熱孔版原紙
と、 長方形状のシート状基材と、前記シート状基材の一方の
面の長方形の一辺に沿う帯状領域に選択的に露呈される
よう前記シート状基材上に施された不乾性弱接着剤の層
と、前記不乾性弱接着剤層を容易に露呈可能に覆うシー
ト状被覆材とを有し、前記シート状被覆材を剥がすこと
により前記不乾性弱接着剤の層にて前記枠付き感熱孔版
原紙の長方形環状枠体の一辺の滑性表面上に取外し可能
に粘着される端縁形成装置と、 の組合せによって達成される。
[考案の作用] 上記の如く長方形状のシート状基材と、前記シート状基
材の一方の面の長方形の一辺に沿う帯状領域に選択的に
露呈されるよう前記シート状基材上に施された不乾性弱
接着剤の層と、前記不乾性弱接着剤層を容易に露呈可能
に覆うシート状被覆材とを有する端縁形成装置があれ
ば、比較的薄い紙材よりなり且滑性表面を有する長方形
環状枠体を有する枠付き感熱孔版原紙を製版装置に装填
するに当って、上記の端縁形成装置よりシート状被覆材
を取去り、シート状基材をその露呈された不乾性弱接着
剤層の部分にて感熱孔版原紙の製版装置への送り方向前
端部に位置する枠体の一辺上に帖付けることによって、
感熱孔版原紙は直ちに製版装置の装填に当ってその送り
方向前端部に上記のシート状基材による帯状の補強を備
えた感熱孔版原紙となる。
そして製版装置に於て感熱孔版原紙に所要の穿孔が施さ
れ、感熱孔版原紙が上記の厚紙よりなる枠体やその他の
印刷作業のための装置に装着されるに当って、上記のシ
ート状基材による臨時の補強材を感熱孔版原紙との不乾
性弱接着剤層による剥離可能な粘着から解放して取外せ
ば、感熱孔版原紙は上記のシート状基材によって与えら
れた臨時の補強装置から容易に解放される。
[実施例] 添付の第3図及び第4図は、上記の如き本考案の組合わ
せを構成するための端縁形成装置の一つの実施例を示す
平面図及び側面図である。これらの図に於て、10は長方
形状のシート状基材であり、薄いが比較的弾力性のある
丈夫な紙材により作られるのが好ましい。尚第4図に於
ては、シート状基材10の厚みは図示の便宜上第3図に示
されている長方形の形状寸法に比して大きく拡大して示
されている。このシート状基材10の一方の面、即ち第4
図で見てその右側にある面には、図示の実施例に於て
は、その全面に亙って不乾性弱接着剤の層12が施されて
いる。不乾性弱接着剤は謂ゆる「シール」等に於て用い
られている任意の公知の物質であってよい。尚第4図に
於ては、この層はシート状基材と以下に説明するシート
材14及び16の輪郭及び境界を示す一本の直線と重なって
おり、特に層の厚みの表示はなされていない。
シート状基材10の不乾性弱接着剤層12を施された面に
は、図示の実施例に於てはシート状基材10と同様のシー
ト材よりなる長方形状のシート材14及び16が不乾性弱接
着剤層12による粘接着により接合されている。このうち
特にシート材16はその不乾性弱接着剤層12に接する面が
滑性表面とされており、不乾性弱接着剤層12より容易に
剥れ、また再度その上に接合されるようになっており、
不乾性弱接着剤層12に対するシート状被覆材として作用
するようになっている。
第5図及び第6図は、第3図及び第4図に示されている
端縁形成装置を用いて第2図に示されている如き薄い紙
材よりなる枠体2を備えた感熱孔版原紙1の一端部を補
強した状態を示す平面図及び側面図である。尚この例に
於ては、枠体2は一方の端部に印刷装置への装填に当っ
ての位置合わせを容易にするための耳部2aを備えてお
り、これに対応する他端部に耳部2aの輪郭と同じ輪郭の
切欠き2bを備えている。第5図と第6図の対比に於てよ
りよく理解される通り、第3図及び第4図に示されてい
る端縁形成装置は、これよりシート16を除去し、その後
に露呈された不乾性弱接着剤層12の部分にて感熱孔版原
紙1と枠体2の組合せ体の一端縁に沿って帖付けられ
る。尚第6図に於ても、シート状基材10及びシート材14
の厚みは第4図に於ける同様にその平面輪郭寸法に比し
て大きく拡大されており、また枠体2についても図示の
便宜上その厚みはその平面輪郭寸法に比して大きく拡大
して示されている。
このようにして薄い紙よりなる枠体2を備え、この枠体
2のみによっては感熱原紙製版機等の製版装置への装填
に尚不便な感熱孔版原紙1は、その一端にシート状基材
10とシート14の帖合せよりなる丈夫な帯状シート材がシ
ート状基材10の一部にて不乾性弱接着剤層によって臨時
に取付けられることにより、その一端部を製版装置への
装填の便宜が著しく向上した状態に準備される。尚シー
ト状基材10或いはシート14或いは両者の表面の一部に
は、感熱孔版原紙を製版装置へ装填するに当って必要な
位置決めを助ける矢印や目盛り等が施されていてよい。
また感熱孔版原紙への所定の穿孔作業が終了した後に
は、シート状基材10とシート14の組合せ体は不乾性弱接
着剤層12にて感熱孔版原紙より容易に剥離され、感熱孔
版原紙はその後印刷装置に装填されてインキを施され、
印刷に供されてよい。一方、感熱孔版原紙より除去され
たシート状基材10とシート14の組合せ体には、その露呈
された不乾性弱接着剤層12の部分にシート16が再度帖付
けられてよく、これによってこの端縁形成装置を次回の
使用まで保存することができる。
[考案の効果] かくして上記の如く長方形状のシート状基材10と、前記
シート状基材の一方の面に長方形の一辺に沿う帯状領域
に選択的に露呈されるよう前記シート状基材上に施され
た不乾性弱接着剤の層12と、前記不乾性弱接着剤層を容
易に露呈可能に覆うシート状被覆材16とを有する端縁形
成装置を比較的薄い紙材よりなり且滑性表面を有する長
方形環状枠体を有する枠付き感熱孔版原紙に組合せて用
いることにより、枠付きとはいえ枠は比較的薄い紙材で
あって全体として尚柔かく、感熱原紙製版機等の製版装
置への装填が不便な感熱孔版原紙の一端部に帯状補強が
即座に与えられ、感熱孔版原紙の製版装置への装填の便
宜が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は感熱孔版原紙が厚紙よりなる環状の枠体と分離
再接合可能に組合されている感熱孔版原紙組立体の一例
を示す斜視図、第2図は第1図に示す状態より比較的薄
い紙材よりなる長方形環状枠体を備えた枠付き感熱孔版
原紙と厚紙よりなる環状の枠体とが分離された状態を示
す斜視図、第3図は本考案により枠付き感熱孔版原紙と
組合わされる端縁形成装置の一つの実施例を示す平面
図、第4図は第3図に示す端縁形成装置の側面図、第5
図は第3図及び第4図に示す端縁形成装置により第2図
に示す如く枠体より分離された状態にある枠付き感熱孔
版原紙の一端部を補強した状態を示す平面図、第6図は
第5図に示す枠付き感熱孔版原紙と端縁形成装置の接合
状態を示す側面図である。 10……シート状基材,12……不乾性弱接着剤層,14……シ
ート,16……シート(シート状被覆材)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】感熱孔版原紙と、その周縁に固定された比
    較的薄い紙材よりなり且滑性表面を有する長方形環状枠
    体とを有する枠付き感熱孔版原紙と、 長方形状のシート状基材と、前記シート状基材の一方の
    面の長方形の一辺に沿う帯状領域に選択的に露呈される
    よう前記シート状基材上に施された不乾性弱接着剤の層
    と、前記不乾性弱接着剤層を容易に露呈可能に覆うシー
    ト状被覆材とを有し、前記シート状被覆材を剥がすこと
    により前記不乾性弱接着剤の層にて前記枠付き感熱孔版
    原紙の長方形環状枠体の一辺の滑性表面上に取外し可能
    に貼着される端縁形成装置と、 の組合せ。
JP13090989U 1989-11-09 1989-11-09 枠付き感熱孔版原紙と端部形成装置の組合せ Expired - Fee Related JPH0732086Y2 (ja)

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