JPH0732087Y2 - 印刷用ブランケット - Google Patents
印刷用ブランケットInfo
- Publication number
- JPH0732087Y2 JPH0732087Y2 JP7610189U JP7610189U JPH0732087Y2 JP H0732087 Y2 JPH0732087 Y2 JP H0732087Y2 JP 7610189 U JP7610189 U JP 7610189U JP 7610189 U JP7610189 U JP 7610189U JP H0732087 Y2 JPH0732087 Y2 JP H0732087Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- latex
- printing
- printing blanket
- paper
- strength
- Prior art date
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- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は従来の補強用織布に代わる合成紙の特徴を生
かした印刷用ブランケットに関するものである。
かした印刷用ブランケットに関するものである。
(従来の技術) 従来、この種印刷用ブランケットとしては、第2図に示
すように、織布1を中間のゴム層2及び圧縮性層3を介
して3層または4層に積層し、上面に表面ゴム層5を積
層した構成のもの(例えば、実開昭63-30165号公報)
や、第3図に示すように、1枚の紙シート7に表面ゴム
9を積層したもの(例えば、実開昭62-85460号公報)等
がある。
すように、織布1を中間のゴム層2及び圧縮性層3を介
して3層または4層に積層し、上面に表面ゴム層5を積
層した構成のもの(例えば、実開昭63-30165号公報)
や、第3図に示すように、1枚の紙シート7に表面ゴム
9を積層したもの(例えば、実開昭62-85460号公報)等
がある。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、従来の技術で述べたもののうち、前者に
おいては複数の織布を中間ゴム層を介して積層していた
め、大きな引張強度が得られるものの、織布の織目が表
面に表れるために均一な厚さと表面の平滑さが得られ難
く、価格的にも充分満足のいくものではなかった。
おいては複数の織布を中間ゴム層を介して積層していた
め、大きな引張強度が得られるものの、織布の織目が表
面に表れるために均一な厚さと表面の平滑さが得られ難
く、価格的にも充分満足のいくものではなかった。
また、従来の技術で述べた後者においては、織布を使用
した印刷用ブランケットの欠点である不均一な厚さ、表
面の非平滑さ、価格等の問題はかなり改善されたもの
の、紙の欠点である強度と柔軟性に問題があり、強度は
充分であっても剛直で取り扱い難いか、または柔軟で取
り扱い易いが強度が不充分であったりして充分耐久性の
ある印刷用ブランケットを得ることは困難であった。
した印刷用ブランケットの欠点である不均一な厚さ、表
面の非平滑さ、価格等の問題はかなり改善されたもの
の、紙の欠点である強度と柔軟性に問題があり、強度は
充分であっても剛直で取り扱い難いか、または柔軟で取
り扱い易いが強度が不充分であったりして充分耐久性の
ある印刷用ブランケットを得ることは困難であった。
即ち、表面ゴム層に紙シートを積層した従来の印刷用ブ
ランケットにおいては、強度を持たせると柔軟性に欠
け、一方柔軟性を持たせると強度に欠けるという問題が
あった。
ランケットにおいては、強度を持たせると柔軟性に欠
け、一方柔軟性を持たせると強度に欠けるという問題が
あった。
このような具体例としては、密度が0.9g/cm3、引張力が
90kg/厚さ0.47mm、幅25.4mmの紙シートは、伸長率は通
常1〜2%であるから強度的には充分であるものの、剛
直すぎてブランケット胴に取り付ける際に曲げることが
難しく、かつ均一な印圧を得ることはできなかった。
90kg/厚さ0.47mm、幅25.4mmの紙シートは、伸長率は通
常1〜2%であるから強度的には充分であるものの、剛
直すぎてブランケット胴に取り付ける際に曲げることが
難しく、かつ均一な印圧を得ることはできなかった。
また、厚さ0.54mm、密度0.59g/cm3の紙シートの場合
は、伸長率が10%程度あり柔軟性はあるものの、通常、
強度は40kg/幅25.4mm程度であるから、ブランケット胴
に装着するときに、両端部に固着するマウンテングバー
の咬え部から破損し実用には供し得なかった。
は、伸長率が10%程度あり柔軟性はあるものの、通常、
強度は40kg/幅25.4mm程度であるから、ブランケット胴
に装着するときに、両端部に固着するマウンテングバー
の咬え部から破損し実用には供し得なかった。
この考案はかかる従来の技術の有する問題に鑑みてなさ
れたものであり,その目的とするところは、充分な強度
を有するとともに、均一な厚さと平滑な表面を有し、か
つ取り扱い易い印刷用ブランケットを提供しようとする
ものである。
れたものであり,その目的とするところは、充分な強度
を有するとともに、均一な厚さと平滑な表面を有し、か
つ取り扱い易い印刷用ブランケットを提供しようとする
ものである。
(課題を解決するための手段) そこで、この考案における印刷用ブランケットは鋭意研
究の結果、上記目的を達成するために次のような構成と
した。
究の結果、上記目的を達成するために次のような構成と
した。
即ち、印刷面となる表面ゴム層の下面に、接着層を介し
て密度が0.7〜0.8g/cm3、引張力が80kg以上/厚さ0.5m
m、幅25.4mm、伸長率が4〜7%のラテックスを含浸さ
せたラテックスを含浸紙を積層したことを特徴とする。
て密度が0.7〜0.8g/cm3、引張力が80kg以上/厚さ0.5m
m、幅25.4mm、伸長率が4〜7%のラテックスを含浸さ
せたラテックスを含浸紙を積層したことを特徴とする。
(作用) 上記構成の印刷用ブランケットは、補強層として伸縮率
が4〜7%のラテックス含浸紙を使用したので、適度に
伸びてブランケット胴に密着する。また、このラテック
ス含浸紙は引張力80kg以上/厚さ0.5mm、幅25.4mmの強
度を有するので、ブランケット胴に密着させるに充分な
引張力をかけても破損することがなく、伸長率と引張力
とのバランスを取ることができる。
が4〜7%のラテックス含浸紙を使用したので、適度に
伸びてブランケット胴に密着する。また、このラテック
ス含浸紙は引張力80kg以上/厚さ0.5mm、幅25.4mmの強
度を有するので、ブランケット胴に密着させるに充分な
引張力をかけても破損することがなく、伸長率と引張力
とのバランスを取ることができる。
前記ラテックス含浸紙は、天然、または合成ゴムラテッ
クスを乾燥した紙繊維の100重量部当たり25〜43重量部
含浸させたものが好ましい。
クスを乾燥した紙繊維の100重量部当たり25〜43重量部
含浸させたものが好ましい。
(実施例) 以下に、この考案に係る印刷用ブランケットの実施例に
ついて図面を参照して説明する。
ついて図面を参照して説明する。
第1図はこの考案の1実施例を示す断面図である。
印刷用ブランケット11はラテックス含浸紙12と表面ゴム
層13を接着剤層14を介して一体に積層されている。上記
ラテックス含浸紙12は密度が0.8g/cm3、引張力が80kg/
厚さ0.5mm、幅25.4mm、伸長率が5%の特性を有するラ
テックス含浸紙である。
層13を接着剤層14を介して一体に積層されている。上記
ラテックス含浸紙12は密度が0.8g/cm3、引張力が80kg/
厚さ0.5mm、幅25.4mm、伸長率が5%の特性を有するラ
テックス含浸紙である。
上記ラテックス含浸紙12の密度は、0.7g/cm3〜0.8cm3で
なければならない。密度が0.7g/cm3よりも小さい場合に
は充分な引張強度が得られず、0.8g/cm3よりも大きい場
合には引張強度は容易に得られるが、剛直で取り扱いの
困難なものとなる。また、合成紙12の引張力は80kg以上
/厚さ0.5mm、幅25.4mmでなければならない。これは印
刷用ブランケット11をオフセット印刷機のブランケット
胴に取り付ける際に必要とする強度で、前記強度以上な
ければ印刷用ブランケット11をブランケット胴に密着さ
せて取り付けることができない。
なければならない。密度が0.7g/cm3よりも小さい場合に
は充分な引張強度が得られず、0.8g/cm3よりも大きい場
合には引張強度は容易に得られるが、剛直で取り扱いの
困難なものとなる。また、合成紙12の引張力は80kg以上
/厚さ0.5mm、幅25.4mmでなければならない。これは印
刷用ブランケット11をオフセット印刷機のブランケット
胴に取り付ける際に必要とする強度で、前記強度以上な
ければ印刷用ブランケット11をブランケット胴に密着さ
せて取り付けることができない。
さらに、合成紙12は4〜7%の伸長率が必要である。こ
れはオフセット印刷機のブランケット胴に印刷用ブラン
ケット11を取り付ける際に、密着させて取り付けるのに
必要な伸びである。伸長率が4%以下ではブランケット
胴への胴なじみが著しく悪く、印刷時均一な印圧は得ら
れない。また逆に、伸長率が7%以上では印刷用ブラン
ケット11の厚さが、その大きな伸長率により著しく変化
し、印圧が不均一となるので好ましくない。
れはオフセット印刷機のブランケット胴に印刷用ブラン
ケット11を取り付ける際に、密着させて取り付けるのに
必要な伸びである。伸長率が4%以下ではブランケット
胴への胴なじみが著しく悪く、印刷時均一な印圧は得ら
れない。また逆に、伸長率が7%以上では印刷用ブラン
ケット11の厚さが、その大きな伸長率により著しく変化
し、印圧が不均一となるので好ましくない。
また、ラテックス含浸紙12は天然または合成ゴムラテッ
クスを有している。加えられるゴムラテックスの量は乾
燥した紙繊維の100重量部当たり25〜43重量部含浸させ
たものが好ましい。25重量部以下では充分な伸長率が得
られず、43重量部以上では伸長率は充分であるものの前
記所望の引張強度が得られないからである。ラテックス
含浸紙の製造方法は、製紙工程中、湿紙にゴムラテック
スを含浸することにより製造してもよく、また、製紙
後、ゴムラテックスを含浸させてもよい 上記実施例では、ラテックス含浸紙12は1枚で使用した
が、より厚さを必要とする場合、あるいはより強度が要
求される場合には複数枚積層して使用してもよい。
クスを有している。加えられるゴムラテックスの量は乾
燥した紙繊維の100重量部当たり25〜43重量部含浸させ
たものが好ましい。25重量部以下では充分な伸長率が得
られず、43重量部以上では伸長率は充分であるものの前
記所望の引張強度が得られないからである。ラテックス
含浸紙の製造方法は、製紙工程中、湿紙にゴムラテック
スを含浸することにより製造してもよく、また、製紙
後、ゴムラテックスを含浸させてもよい 上記実施例では、ラテックス含浸紙12は1枚で使用した
が、より厚さを必要とする場合、あるいはより強度が要
求される場合には複数枚積層して使用してもよい。
上記表面ゴム層13は、印刷インキや溶剤等に抵抗力のあ
るクロロプレンゴム、ニトリルゴム、ポリウレタン、ア
クリルゴム等の耐油性ゴムを用いる。また、ラテックス
含浸紙12と表面ゴム層13を積層するための接着剤14は、
公知の接着剤の中から表面ゴム層13の配合内容とラテッ
クス含浸紙紙12とに最適のものを選択すればよい。
るクロロプレンゴム、ニトリルゴム、ポリウレタン、ア
クリルゴム等の耐油性ゴムを用いる。また、ラテックス
含浸紙12と表面ゴム層13を積層するための接着剤14は、
公知の接着剤の中から表面ゴム層13の配合内容とラテッ
クス含浸紙紙12とに最適のものを選択すればよい。
(考案の効果) この考案に係る印刷用ブランケットは上述の通り構成し
たので、補強層として織布を使用した印刷用ブランケッ
トのように織目がないので、均一な厚さと平滑な表面層
を得ることができ、高品質の印刷を提供することができ
る。
たので、補強層として織布を使用した印刷用ブランケッ
トのように織目がないので、均一な厚さと平滑な表面層
を得ることができ、高品質の印刷を提供することができ
る。
また、従来の紙シートを使用した印刷用ブランケットよ
りも高い強度と適度の伸長率を有しているので、ブラン
ケット胴に密着させて取り付けることができる。
りも高い強度と適度の伸長率を有しているので、ブラン
ケット胴に密着させて取り付けることができる。
第1図はこの考案に係る印刷用ブランケットの1実施例
を示す断面図、第2図及び第3図は従来の印刷用ブラン
ケットの断面図である。 11は印刷用ブランケット、12はラテックス含浸紙、13は
表面ゴム層、14は接着剤層
を示す断面図、第2図及び第3図は従来の印刷用ブラン
ケットの断面図である。 11は印刷用ブランケット、12はラテックス含浸紙、13は
表面ゴム層、14は接着剤層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 日吉 欣哉 静岡県駿東郡長泉町本宿437番地 特種製 紙株式会社総合技術研究所内 (72)考案者 成瀬 襄夫 神奈川県足柄上郡開成町延沢1番地 株式 会社明治ゴム化成神奈川工場内 (72)考案者 柴崎 好司 神奈川県足柄上郡開成町延沢1番地 株式 会社明治ゴム化成神奈川工場内 (56)参考文献 実開 昭62−85460(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】印刷面となる表面ゴム層の下面に、接着層
を介して密度が0.7〜0.8g/cm3、引張力が80kg以上/厚
さ0.5mm、幅25.4mm、伸長率が4〜7%のラテックスを
含浸させたラテックス含浸紙を積層したことを特徴とす
る印刷用ブランケット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7610189U JPH0732087Y2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 印刷用ブランケット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7610189U JPH0732087Y2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 印刷用ブランケット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0316271U JPH0316271U (ja) | 1991-02-19 |
| JPH0732087Y2 true JPH0732087Y2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=31617271
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7610189U Expired - Lifetime JPH0732087Y2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 印刷用ブランケット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0732087Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-06-28 JP JP7610189U patent/JPH0732087Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0316271U (ja) | 1991-02-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |