JPH07321397A - 半導体レーザ素子およびその応用装置 - Google Patents
半導体レーザ素子およびその応用装置Info
- Publication number
- JPH07321397A JPH07321397A JP11246194A JP11246194A JPH07321397A JP H07321397 A JPH07321397 A JP H07321397A JP 11246194 A JP11246194 A JP 11246194A JP 11246194 A JP11246194 A JP 11246194A JP H07321397 A JPH07321397 A JP H07321397A
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- JP
- Japan
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- semiconductor laser
- shape
- waveguide
- current injection
- current
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】導波路形状と電流注入形状を独立に制御して形
成し、レーザビームの出射方向あるいはビーム形状を注
入電流により制御可能とした半導体レーザ。 【効果】半導体レーザにビーム偏向やビーム形状可変な
どの新たな機能を付加することが可能になる。
成し、レーザビームの出射方向あるいはビーム形状を注
入電流により制御可能とした半導体レーザ。 【効果】半導体レーザにビーム偏向やビーム形状可変な
どの新たな機能を付加することが可能になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザビームプリンタ,
光ディスク等の光源として用いられる半導体レーザに関
する。
光ディスク等の光源として用いられる半導体レーザに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体レーザでは図1(ジャパニ
ーズ ジャーナル オブ アプライドフィジクス (Jpn.
J. of Appl. Phys.)Vol.25 No.6 pp.L498, 1986年)に
示すようにレーザの導波路となるリッジ状の構造を形成
するエッチングと電流狭搾を行うための選択結晶成長を
同一のマスクを用いて行っていた。
ーズ ジャーナル オブ アプライドフィジクス (Jpn.
J. of Appl. Phys.)Vol.25 No.6 pp.L498, 1986年)に
示すようにレーザの導波路となるリッジ状の構造を形成
するエッチングと電流狭搾を行うための選択結晶成長を
同一のマスクを用いて行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の半導体レー
ザでは導波路の形状と電流注入の形状はストライプ全域
にわたり同一であった。このため、電流注入により発生
する屈折率や利得の分布を積極的に半導体レーザを高性
能化,高機能化に利用することは困難であった。
ザでは導波路の形状と電流注入の形状はストライプ全域
にわたり同一であった。このため、電流注入により発生
する屈折率や利得の分布を積極的に半導体レーザを高性
能化,高機能化に利用することは困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来の半導体レーザ
の問題点を解決するため、本発明では半導体レーザの導
波路の形状と電流注入の形状を独立に設定することによ
りレーザビームの放射方向や形状をを制御する。ビーム
方向の制御は電流注入領域の中心軸を導波構造の中心軸
からずれるように形成することにより可能であった。ま
た、ビーム形状の変化は電流注入の密度を導波路断面内
で不均一にすることにより実現できた。これらの半導体
レーザの発光点の近傍にマイクロレンズを配した後、位
置制御が容易な通常のレンズを数ミリ離して配すること
により大きなビーム偏向を容易に得ることができた。
の問題点を解決するため、本発明では半導体レーザの導
波路の形状と電流注入の形状を独立に設定することによ
りレーザビームの放射方向や形状をを制御する。ビーム
方向の制御は電流注入領域の中心軸を導波構造の中心軸
からずれるように形成することにより可能であった。ま
た、ビーム形状の変化は電流注入の密度を導波路断面内
で不均一にすることにより実現できた。これらの半導体
レーザの発光点の近傍にマイクロレンズを配した後、位
置制御が容易な通常のレンズを数ミリ離して配すること
により大きなビーム偏向を容易に得ることができた。
【0005】
【作用】半導体レーザの導波路内部に電流注入領域を導
波路形状と独立に設けることにより、導波路内に導波路
形状と独立な形状の電流注入を行うことが可能になる。
これにより、電気的に制御可能な屈折率の変化をストラ
イプ内部に形成することが可能となるので、ビーム出射
方向やビーム形状を電流注入によって制御することが可
能になる。
波路形状と独立に設けることにより、導波路内に導波路
形状と独立な形状の電流注入を行うことが可能になる。
これにより、電気的に制御可能な屈折率の変化をストラ
イプ内部に形成することが可能となるので、ビーム出射
方向やビーム形状を電流注入によって制御することが可
能になる。
【0006】
(実施例1)本発明の第1の実施例を図2,図3に従い
説明する。本構造ではまずn−GaAs基板101上に
n−Al0.5Ga0.5Asクラッド層102,多重量子井
戸活性層103,p−Al0.5Ga0.5Asクラッド層1
04,p−GaAsコンタクト層105を、順次、結晶
成長した。多重量子井戸活性層103はGaAsウエル
層3層106とAl0.3Ga0.7Asバリア層4層107
を交互に積層して形成している。
説明する。本構造ではまずn−GaAs基板101上に
n−Al0.5Ga0.5Asクラッド層102,多重量子井
戸活性層103,p−Al0.5Ga0.5Asクラッド層1
04,p−GaAsコンタクト層105を、順次、結晶
成長した。多重量子井戸活性層103はGaAsウエル
層3層106とAl0.3Ga0.7Asバリア層4層107
を交互に積層して形成している。
【0007】次に、この構造に熱CVD法及びリソグラ
フ技術を用いて幅7μmのストライプ状のレジスト膜1
08及びこのレジスト膜に埋め込まれた幅3μmのSi
O2膜109により構成される図2のようなマスクを形
成する。SiO2 膜はストライプの中心軸から約1.5
μm ずれて形成されている。
フ技術を用いて幅7μmのストライプ状のレジスト膜1
08及びこのレジスト膜に埋め込まれた幅3μmのSi
O2膜109により構成される図2のようなマスクを形
成する。SiO2 膜はストライプの中心軸から約1.5
μm ずれて形成されている。
【0008】上記レジスト膜をマスクとしてp−Al
0.5Ga0.5Asクラッド層104の一部をエッチングし
た後、レジストを除去してSiO2 膜109をマスクと
して有機金属気相成長法によりn−GaAsブロック層
110をSiO2 膜のない領域に選択的に成長した。素
子の直列抵抗低減のため、SiO2 膜を除去した後p−
GaAsキャップ層111を形成した。この段階でのウ
エハ断面を図3に示す。ウエハの表面にAuを主成分と
する電極112を形成し、機械的研磨及び化学エッチン
グによりGaAs基板を約100μmにエッチングし、
GaAs基板側にもAuを主成分とする電極112を形
成した。このような半導体ウエハを約600μm間隔でバ
ー状に劈開した。
0.5Ga0.5Asクラッド層104の一部をエッチングし
た後、レジストを除去してSiO2 膜109をマスクと
して有機金属気相成長法によりn−GaAsブロック層
110をSiO2 膜のない領域に選択的に成長した。素
子の直列抵抗低減のため、SiO2 膜を除去した後p−
GaAsキャップ層111を形成した。この段階でのウ
エハ断面を図3に示す。ウエハの表面にAuを主成分と
する電極112を形成し、機械的研磨及び化学エッチン
グによりGaAs基板を約100μmにエッチングし、
GaAs基板側にもAuを主成分とする電極112を形
成した。このような半導体ウエハを約600μm間隔でバ
ー状に劈開した。
【0009】本構造によれば電流注入が少ないときには
レーザビームは導波路の中央を導波されるが、電流注入
が増加するとこれにより形成される屈折率の変化により
ビームが電流注入領域に向かって移動する。このビーム
を図4に示すようなレーザチップ113近傍においたマ
イクロレンズ114で集光した後、対物レンズ115に
より並行光化すると、電流変調のみにより偏向可能な並
行光のレーザを得ることができる。本構造により、注入
電流40mA時と60mA時で約10°のビーム偏向を
得ることが可能であった。
レーザビームは導波路の中央を導波されるが、電流注入
が増加するとこれにより形成される屈折率の変化により
ビームが電流注入領域に向かって移動する。このビーム
を図4に示すようなレーザチップ113近傍においたマ
イクロレンズ114で集光した後、対物レンズ115に
より並行光化すると、電流変調のみにより偏向可能な並
行光のレーザを得ることができる。本構造により、注入
電流40mA時と60mA時で約10°のビーム偏向を
得ることが可能であった。
【0010】(実施例2)本発明第2の実施例を図5,
図6に従い説明する。本構造では、まず、n−GaAs
基板101上にn−Al0.5Ga0.5Asクラッド層10
2,多重量子井戸活性層103,p−Al0.5Ga0.5A
sクラッド層104,p−GaAsコンタクト層105
を順次結晶成長した。多重量子井戸活性層103はGa
Asウエル層3層106とAl0.3Ga0.7Asバリア層
4層107を交互に積層して形成している。
図6に従い説明する。本構造では、まず、n−GaAs
基板101上にn−Al0.5Ga0.5Asクラッド層10
2,多重量子井戸活性層103,p−Al0.5Ga0.5A
sクラッド層104,p−GaAsコンタクト層105
を順次結晶成長した。多重量子井戸活性層103はGa
Asウエル層3層106とAl0.3Ga0.7Asバリア層
4層107を交互に積層して形成している。
【0011】次に、この構造に熱CVD法及びリソグラ
フ技術を用いて幅10μmのストライプ状のレジスト膜
108及びこのレジスト膜に埋め込まれた幅3μmのS
iO2膜201と端面近傍にこのSiO2 膜と平行して設
けた幅2μmのSiO2 膜201より構成される図5の
ようなマスクを形成する。レジスト膜をマスクとしてp
−Al0.5Ga0.5Asクラッド層104の一部をエッチ
ングした後、レジストを除去してSiO2 膜をマスクと
して有機金属気相成長法によりn−GaAsブロック層
110をSiO2 膜のない領域に選択的に成長した。素
子の直列抵抗低減のため、SiO2 膜を除去した後p−
GaAsキャップ層111を形成した。この段階でのウ
エハ断面を図6に示す。ウエハの表面にAuを主成分と
する電極112を形成し、機械的研磨及び化学エッチン
グによりGaAs基板を約100μmにエッチングし、G
aAs基板側にもAuを主成分とする電極112を形成
した。このような半導体ウエハを約600μm間隔でバ
ー状に劈開した。
フ技術を用いて幅10μmのストライプ状のレジスト膜
108及びこのレジスト膜に埋め込まれた幅3μmのS
iO2膜201と端面近傍にこのSiO2 膜と平行して設
けた幅2μmのSiO2 膜201より構成される図5の
ようなマスクを形成する。レジスト膜をマスクとしてp
−Al0.5Ga0.5Asクラッド層104の一部をエッチ
ングした後、レジストを除去してSiO2 膜をマスクと
して有機金属気相成長法によりn−GaAsブロック層
110をSiO2 膜のない領域に選択的に成長した。素
子の直列抵抗低減のため、SiO2 膜を除去した後p−
GaAsキャップ層111を形成した。この段階でのウ
エハ断面を図6に示す。ウエハの表面にAuを主成分と
する電極112を形成し、機械的研磨及び化学エッチン
グによりGaAs基板を約100μmにエッチングし、G
aAs基板側にもAuを主成分とする電極112を形成
した。このような半導体ウエハを約600μm間隔でバ
ー状に劈開した。
【0012】本構造によれば電流注入が少ないときには
レーザビームは導波路の中央を導波されるが、電流注入
が増加するとこれによる屈折率の変化によりビームが導
波路両側の電流注入領域に向かって広がる。この構造に
より電流注入によってビームの形状が変化する半導体レ
ーザが実現できた。
レーザビームは導波路の中央を導波されるが、電流注入
が増加するとこれによる屈折率の変化によりビームが導
波路両側の電流注入領域に向かって広がる。この構造に
より電流注入によってビームの形状が変化する半導体レ
ーザが実現できた。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、半導体レーザのストラ
イプ内部に発生する屈折率分布を利用してレーザビーム
の出射方向を偏向する、半導体レーザの非点収差を補正
するなどの機能向上の効果を得ることができる。
イプ内部に発生する屈折率分布を利用してレーザビーム
の出射方向を偏向する、半導体レーザの非点収差を補正
するなどの機能向上の効果を得ることができる。
【図1】従来の半導体レーザの斜視図。
【図2】本発明の第1の実施例の半導体レーザのマスク
構造の説明図。
構造の説明図。
【図3】本発明の第1の実施例の半導体レーザの断面
図。
図。
【図4】レーザを用いた光学系の模式図。
【図5】本発明の第2の実施例の半導体レーザのマスク
の説明図。
の説明図。
【図6】本発明の第2の実施例の半導体レーザの断面
図。
図。
101…n−GaAs基板、102…n−Al0.5Ga
0.5Asクラッド層、103…多重量子井戸活性層、1
04…p−Al0.5Ga0.5Asクラッド層、105…p
−GaAsコンタクト層、106…GaAsウエル層、
107…Al0.3Ga0.7Asバリア層、108…レジス
ト膜、109…SiO2 膜、110…n−GaAsブロッ
ク層、111…p−GaAsキャップ層、112…Au
電極、113…レーザチップ、114…マイクロレン
ズ、115…コリメートレンズ、201…SiO2 膜。
0.5Asクラッド層、103…多重量子井戸活性層、1
04…p−Al0.5Ga0.5Asクラッド層、105…p
−GaAsコンタクト層、106…GaAsウエル層、
107…Al0.3Ga0.7Asバリア層、108…レジス
ト膜、109…SiO2 膜、110…n−GaAsブロッ
ク層、111…p−GaAsキャップ層、112…Au
電極、113…レーザチップ、114…マイクロレン
ズ、115…コリメートレンズ、201…SiO2 膜。
Claims (4)
- 【請求項1】通電により光利得を発生する半導体積層構
造と前記半導体積層構造の層に平行な面内において光を
閉じ込めるための導波構造及びこの導波構造の内部に電
流を絞るための電流狭窄構造を有し、少なくとも一対の
反射面から前記導波構造に光を反射することにより光共
振器を構成する半導体レーザで、前記導波構造の形状と
電流注入の形状が独立に設定されていることを特徴とす
る半導体レーザ素子。 - 【請求項2】請求項1において、電流注入領域の中心軸
が導波構造の中心軸からずれて形成されている半導体レ
ーザ素子。 - 【請求項3】請求項1において、電流注入の密度が少な
くともレーザ出射点近傍において導波路断面内で不均一
になっている半導体レーザ素子。 - 【請求項4】請求項1,2,3または4において、前記
半導体レーザの出射点の近傍と、これから一定の距離を
おいた位置にレンズを配した半導体レーザ応用装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11246194A JPH07321397A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 半導体レーザ素子およびその応用装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11246194A JPH07321397A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 半導体レーザ素子およびその応用装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07321397A true JPH07321397A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=14587221
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11246194A Pending JPH07321397A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 半導体レーザ素子およびその応用装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07321397A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006351940A (ja) * | 2005-06-17 | 2006-12-28 | Denso Corp | 半導体レーザアレイ |
-
1994
- 1994-05-26 JP JP11246194A patent/JPH07321397A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006351940A (ja) * | 2005-06-17 | 2006-12-28 | Denso Corp | 半導体レーザアレイ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030617 |