JPH07322977A - 自走式掃除機 - Google Patents

自走式掃除機

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JPH07322977A
JPH07322977A JP6120193A JP12019394A JPH07322977A JP H07322977 A JPH07322977 A JP H07322977A JP 6120193 A JP6120193 A JP 6120193A JP 12019394 A JP12019394 A JP 12019394A JP H07322977 A JPH07322977 A JP H07322977A
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traveling
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distance
obstacle
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Takafumi Ishibashi
崇文 石橋
Akihiro Kimura
晶弘 木村
Yasumichi Kobayashi
保道 小林
Hidetaka Yabuuchi
秀隆 藪内
Mitsuyasu Ogawa
光康 小川
Toshiaki Fujiwara
俊明 藤原
Osamu Eguchi
修 江口
Hirofumi Inui
弘文 乾
Yoshifumi Takagi
祥史 高木
Yoshitaka Kuroki
義貴 黒木
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 壁や絨毯を傷付けず、かつ、集塵性を落とさ
ないことを目的とする。 【構成】 障害物検知手段6と、サイドブラシ12と、
サイドブラシ駆動手段18と、障害物検知手段6からの
信号を入力してサイドブラシ12の回転数を制御する判
断処理部19を設けて、壁、障害物を回避するとき、ま
たは進行方向を反転するときのみ、サイドブラシ12の
回転数を低速にし、それ以外は高速にて回転させる構成
により、絨毯、壁等への影響をなくす事ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は清掃機能と移動機能とを
備えた自走式掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、掃除機に移動機能を付加して清掃
時の操作性の向上を図った掃除機が開発されている。特
に最近では、これにマイクロコンピュータと各種センサ
類を搭載した、いわゆる自立誘導型の自走式掃除機の開
発も行なわれている。
【0003】この種の自走式掃除機は、清掃機能として
本体底部に吸い込みノズルやブラシ等を備え、移動機能
としてモータで駆動される走行輪や操舵輪等を有し、光
学式誘導手段やジャイロを用いた慣性航法手段等を利用
して本体の誘導制御を行い、内部に蓄電池などの電源を
備えているのが通常である。
【0004】以下に従来の自走式掃除機について説明す
る。図8および図9において、2は自走式掃除機本体
(以下本体という)であり、1は床面の塵埃をかき集め
るサイドブラシであり、3は床面の塵埃をかき上げて吸
い込む回転ブラシであり、4は塵埃を吸引するための真
空圧を発生させるファンモータであり、これらで清掃手
段10を構成している。5は本体2を走行、操舵する走
行操舵手段であり、6は障害物を検知する障害物検知手
段であり、7は方位センサであり、8は走行位置を認識
する位置認識手段であり、9は位置認識手段8、障害物
検知手段6からの信号により走行操舵手段5を制御し、
また清掃手段10を制御する判断処理部である。
【0005】この種の自走式掃除機では、走行操舵手段
5により清掃区域の内側を障害物検知手段6が障害物を
検知するまで直進し、検知した地点でジャイロ等の方位
センサ7の出力を基に180度ターンを行い再度直進す
る。以後この様な往復動作を繰り返し、位置認識手段8
により清掃区域内の現在位置を認識しながら、ファンモ
ータ4、回転ブラシ3、サイドブラシ1の清掃手段10
にて清掃する構成としている。また、設定距離または障
害物を検知するまで前進した後、後退するという動作を
1往復毎にジャイロ等の方位センサ7の出力を基に所定
の角度を振って行い、以後この様な前後動作を繰り返し
て清掃を行う構成も工夫されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成では、サイドブラシ1、回転ブラシ3は本体
2が清掃動作中は、集塵性をよくするため高出力で常に
動作させており、壁際の清掃時にサイドブラシ1による
壁面の傷付きが生じたり、清掃方向の反転時等の走行速
度の低減による絨毯の単位面積当たりの回転ブラシ3の
接触時間の長さによって絨毯の特定部分に傷付きが生じ
るという問題点を有していた。
【0007】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、壁際以外ではサイドブラシを高出力にて動作させ
て、壁際では回転数を低く、また、回転ブラシにおいて
は清掃方向の反転時に回転数を低くすることにより、
壁、絨毯等に傷を付ける事無く集塵性を落とさずに清掃
する事ができる自走式掃除機を提供する事を目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の自走式掃除機は、第1の手段として、本体を移
動させる走行操舵手段と、清掃を実行する清掃手段と、
前記清掃手段に設けた垂直に回転軸を有し互いに内側に
回転して床面の塵埃をかき集める対なるサイドブラシ
と、サイドブラシを駆動するサイドブラシ駆動手段と、
進行方向並びに左右方向の障害物の有無と障害物との距
離を検出する障害物検知手段と、本体の走行方向を検知
する方位センサと、走行操舵手段から得られる本体の走
行距離及び方位センサから得られる本体の走行方向より
本体の位置を認識する位置認識手段と、障害物検知手段
や位置認識手段からの信号を処理して走行操舵手段や清
掃手段やサイドブラシ駆動手段を制御する判断処理部を
備えた構成としている。
【0009】第2の手段として、本体を移動させる走行
操舵手段と、清掃を実行する清掃手段と、清掃手段に設
けた垂直に回転軸を有し互いに内側に回転して床面の塵
埃をかき集める対なるサイドブラシと、各サイドブラシ
を個別に駆動するサイドブラシ駆動手段と、進行方向並
びに左右方向の障害物の有無と障害物との距離を検出す
る障害物検知手段と、本体の走行方向を検知する方位セ
ンサと、走行操舵手段から得られる本体の走行距離及び
方位センサから得られる本体の走行方向より本体の位置
を認識する位置認識手段と、前記障害物検知手段や位置
認識手段からの信号を処理して前記走行操舵手段や清掃
手段やサイドブラシ駆動手段を制御する判断処理部を備
えた構成としている。
【0010】第3の手段として、本体を移動させる走行
操舵手段と、清掃を実行する清掃手段と、清掃手段に設
けた水平に回転軸を有し回転動作により床面の塵埃をか
き揚げる回転ブラシと、回転ブラシを駆動する回転ブラ
シ駆動手段と、進行方向並びに左右方向の障害物の有無
と障害物との距離を検出する障害物検知手段と、本体の
走行方向を検知する方位センサと、走行操舵手段から得
られる本体の走行距離及び方位センサから得られる本体
の走行方向より本体の位置を認識する位置認識手段と、
障害物検知手段や位置認識手段からの信号を処理して走
行操舵手段や清掃手段や回転ブラシ駆動手段を制御する
判断処理部を備えた構成としている。
【0011】第4の手段として、本体を移動させる走行
操舵手段と、清掃を実行する清掃手段と、清掃手段に設
けた水平に回転軸を有し回転動作により床面の塵埃をか
き揚げる回転ブラシと、回転ブラシを駆動する回転ブラ
シ駆動手段と、本体が清掃を行う領域の縦、横の距離を
入力する清掃領域入力手段と、走行操舵手段から得られ
る本体の走行距離及び方位センサから得られる本体の走
行方向より本体の位置を認識する位置認識手段と、走行
距離をカウントする走行距離カウント部と、障害物検知
手段や位置認識手段や走行距離カウント部からの信号を
処理して走行操舵手段や清掃手段や回転ブラシ駆動手段
を制御する判断処理部を備えた構成としている。
【0012】
【作用】第1の手段によれば、位置認識手段、障害物検
知手段により算出される本体の位置情報を基に、判断処
理部は走行操舵手段、清掃手段を制御し直進し清掃を行
うが、障害物検知手段からの信号により判断処理部が本
体の前方、側方の近傍に障害物が存在しないと判断すれ
ばサイドブラシ駆動手段により対なるサイドブラシを高
速で動作させる。障害物が存在すると判断すれば対なる
サイドブラシの回転数を低速で動作させ、壁際、障害物
の近傍を清掃するときも壁等に傷を付ける事無く、集塵
性を落とさずに清掃する事ができる。
【0013】第2の手段によれば、位置認識手段、障害
物検知手段により算出される本体の位置情報を基に、判
断処理部は走行操舵手段、清掃手段を制御し直進し清掃
を行うが、障害物検知手段からの信号により判断処理部
が本体の前方側方の近傍に障害物が存在しないと判断す
ればサイドブラシ駆動手段により両側のサイドブラシを
高速で動作させる。左前方の近傍に障害物が存在すると
判断すれば本体の左に位置するサイドブラシのみの回転
数を低速で動作させ、右前方の近傍に障害物が存在する
と判断すれば本体の右に位置するサイドブラシのみの回
転数を低速で動作させ、前方の近傍に障害物が存在する
と判断すれば両側のサイドブラシの回転数を低速で動作
させて壁際、障害物の近傍を清掃するときも壁等に傷を
付ける事無く、より高い集塵性を保持しながら清掃する
事ができる。
【0014】第3の手段によれば、位置認識手段、障害
物検知手段により算出される本体の位置情報を基に、判
断処理部は走行操舵手段、清掃手段を制御し直進し清掃
を行う。障害物検知手段からの信号により判断処理部が
本体の前方の近傍に障害物が存在しないと判断すれば回
転ブラシ駆動手段により回転ブラシを高速で動作させ
る。障害物が存在すると判断すれば回転ブラシの回転数
を低速で動作させ、絨毯等に傷を付ける事無く、集塵性
を落とさずに清掃する事ができる。
【0015】第4の手段によれば、清掃領域入力手段よ
り入力した情報や位置認識手段より算出される本体の位
置情報を基に、判断処理部は走行操舵手段、清掃手段を
制御し直進し清掃を行い、清掃動作中は回転ブラシを高
速にて動作させる。清掃領域入力手段より入力した縦の
直進距離だけ往路を直進すると進行方向を反転して復路
を直進して戻ってくるという動作を清掃領域入力手段よ
り入力した横の距離だけ繰り返すが、それぞれの直進に
おいて走行距離カウント部が直進開始時から現在までの
走行距離を積算しており、この積算値が設定値より小さ
いときと、清掃領域入力手段より入力した縦の直進距離
と積算値の差が設定値より小さいときのみ回転ブラシを
低速で動作させる事により、絨毯等に傷を付ける事無
く、集塵性を落とさずに清掃する事ができる。
【0016】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例について図面
を参照して説明する。尚、従来と同一の部分については
同一符号を付し、説明を省略する。
【0017】図1に示すように、本体2の前の方に左右
に対にして配置しているサイドブラシ12は清掃手段2
0の一部を構成し、走行操舵手段5、サイドブラシ12
を含む清掃手段20の動作を制御する判断処理部19の
信号により、サイドブラシ駆動手段18でサイドブラシ
12を同時に駆動する構成としている。
【0018】以上のように構成された自走式掃除機につ
いて以下その動作を説明する。本体2が図2に示すよう
に清掃路Aを走行しているとき、つまり走行操舵手段5
により清掃区域の内側を障害物検知手段6が障害物を検
知するまで前進し、検知した地点で方位センサ7の出力
を基に180度ターンを行い再度前進するという動作を
繰り返しているとき、方位センサ7の角度情報と走行操
舵手段5からの走行距離情報により位置認識手段8は現
在の走行位置の情報を判断処理部19に出力する。判断
処理部19は、位置認識手段8からの入力信号と障害物
検知手段6からの障害物までの距離の信号により、走行
操舵手段5と清掃手段20を制御する。また、判断処理
部19では障害物検知手段6から前方と側方の壁22ま
での距離信号とあらかじめ設定しておいた本体2と壁2
2までの距離Dの大小の比較を常に行っており、距離信
号が距離Dより大きいときには本体2から壁22までの
距離が、サイドブラシ12が接触しない距離と判断して
サイドブラシ12を高速にて動作させるようサイドブラ
シ駆動手段18に信号を出力し、サイドブラシ駆動手段
18はサイドブラシ12を高速で動作させる。反対に、
距離信号が距離Dより小さいときには、本体2から壁2
2までの距離が、サイドブラシ12が接触する可能性の
ある距離と判断してサイドブラシ12を低速にて動作さ
せるようサイドブラシ駆動手段18に信号を出力し、サ
イドブラシ駆動手段18はサイドブラシ12を低速で動
作させる。
【0019】清掃路Bにおいては、壁22沿いの動作で
あり、図2に示すように距離信号は距離Dより小さいの
で、上記のようにサイドブラシ12を低速で動作させ
る。
【0020】以上のように本実施例によれば、清掃手段
20の一構成部として本体2の前の方に左右に対にして
配置したサイドブラシ12と、前記サイドブラシ12を
同時に駆動するサイドブラシ駆動手段18と、本体2を
走行、操舵する走行操舵手段5と、方位センサ7と、前
記方位センサ7の角度情報と前記走行操舵手段5からの
走行距離情報により現在の走行位置を認識する位置認識
手段8と、距離Dのしきい値を設定し、障害物検知手段
6からの信号により前記サイドブラシ12の回転数を制
御し、位置認識手段8からの信号により、走行操舵手段
5、清掃手段20の動作を制御する判断処理部19を設
ける事により、壁22際でのみサイドブラシ12の回転
数を低速にして、壁22際の近傍を清掃するときもサイ
ドブラシ12の壁22への影響を最小にして、集塵性を
落とさずに清掃する事ができる。
【0021】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
について図面を参照して説明する。
【0022】図3に示すように、本実施例の特徴とする
ところは、前述実施例1の構成に本体2の前の方に左右
に対になって配置している左側の第1のサイドブラシ3
1と、右側の第2のサイドブラシ32とで清掃手段40
の一部を構成し、走行操舵手段5、第1のサイドブラシ
31、第2のサイドブラシ32を含む清掃手段40の動
作を制御する判断処理部39の信号により、第1のサイ
ドブラシ31を駆動する第1のサイドブラシ駆動手段3
7と、第2のサイドブラシ32を駆動する第2のサイド
ブラシ駆動手段38を備えた構成とした点である。
【0023】以上のように構成された自走式掃除機につ
いて以下その動作を説明する。本体2が、図2に示すよ
うに清掃路Aを走行しているとき、つまり走行操舵手段
5により清掃区域の内側を障害物検知手段6が障害物を
検知するまで前進し、検知した地点で方位センサ7の出
力を基に180度ターンを行い再度前進するという動作
を繰り返しているとき、方位センサ7の角度情報と走行
操舵手段5からの走行距離情報により位置認識手段8は
現在の走行位置の情報を判断処理部39に出力する。判
断処理部39は、位置認識手段8からの入力信号と障害
物検知手段6からの障害物までの距離の信号により、走
行操舵手段5と清掃手段40を制御する。また、判断処
理部39では障害物検知手段6から前方と壁22までの
距離信号とあらかじめ設定しておいた本体2と前方の壁
22までの距離D、側方までの距離信号とあらかじめ設
定しておいた本体2と側方の壁22までの距離D’の大
小の比較を常に行っており、前方の距離信号が距離Dよ
り大きく側方の距離信号が距離D’より大きいときには
本体2から壁22までの距離が、第1のサイドブラシ3
1、第2のサイドブラシ32が接触しない距離と判断し
て第1のサイドブラシ31、第2のサイドブラシ32を
共に高速にて動作させるよう第1のサイドブラシ駆動手
段37、第2のサイドブラシ駆動手段38に信号を出力
し、第1のサイドブラシ駆動手段37、第2のサイドブ
ラシ駆動手段38は第1のサイドブラシ31、第2のサ
イドブラシ32を高速で動作させる。障害物検知手段6
から入力される前方の距離信号が距離Dより小さいとき
には、側方の壁22までの距離信号と距離D’との大小
に関わらず、本体2から前方の壁22までの距離が第1
のサイドブラシ31、第2のサイドブラシ32が共に接
触する可能性のある距離と判断して第1のサイドブラシ
31、第2のサイドブラシ32を低速にて動作させるよ
う第1のサイドブラシ駆動手段37、第2のサイドブラ
シ駆動手段38に信号を出力し、第1のサイドブラシ駆
動手段37、第2のサイドブラシ駆動手段38はそれぞ
れ第1のサイドブラシ31、第2のサイドブラシ32を
低速で動作させる。
【0024】また、清掃路Bの1往復目の往路や、図2
中のZ点のような障害物検知手段6から入力される前方
の距離信号が距離Dより大きいときでも、側方(左方)
の壁22までの距離信号が距離D’よりも小さいときに
は、判断処理部39は左側の第1のサイドブラシ31が
壁22に接触する可能性があると判断して第1のサイド
ブラシ31のみ低速で動作させるように第1のサイドブ
ラシ駆動手段37に信号を出力し、第1のサイドブラシ
31のみ低速で動作させる。
【0025】以上のように本実施例によれば、清掃手段
40の一構成部として本体2の前の方に左右に対にして
配置した第1のサイドブラシ31、第2のサイドブラシ
32と、前記第1のサイドブラシ31、第2のサイドブ
ラシ32を各々駆動する第1のサイドブラシ駆動手段3
7、第2のサイドブラシ駆動手段38と、本体2を走
行、操舵する走行操舵手段5と、方位センサ7と、前記
方位センサ7の角度情報と前記走行操舵手段5からの走
行距離情報により現在の走行位置を認識する位置認識手
段8と、距離D、D’のしきい値を設定し、障害物検知
手段6からの信号により前記第1のサイドブラシ31、
第2のサイドブラシ32の回転数を制御し、位置認識手
段8からの信号により、走行操舵手段5、清掃手段40
の動作を制御する判断処理部39を設ける事により、壁
22際でのみ第1,第2のサイドブラシ31,32の回
転数を低速にし、また側方に壁が存在するときには壁が
存在する方のサイドブラシのみの回転数を低速にし、壁
22際の近傍を清掃するときも第1のサイドブラシ3
1、第2のサイドブラシ32の壁22への影響を最小に
して、集塵性を落とさずに清掃する事ができる。
【0026】(実施例3)以下、本発明の第3の実施例
について図4、図5を参照して説明する。
【0027】図4に示すように、本実施例の特徴とする
ところは、前述実施例1の構成に床面の塵埃をかき揚げ
て吸引する回転ブラシ42で清掃手段50の一部を構成
し、走行操舵手段5、回転ブラシ42を含む清掃手段5
0の動作を制御する判断処理部49の信号により、回転
ブラシ42を駆動する回転ブラシ駆動手段48を備えた
構成とした点である。
【0028】以上のように構成された自走式掃除機につ
いて以下その動作を説明する。本体2が、図5に示すよ
うに壁51に対して矢印aの方向を方位センサ7の基準
方向にして角度θを振り、前進と後退を繰り返しながら
壁51から距離Lまでの清掃領域を清掃しながら走行し
ているとする。この時、方位センサ7の角度情報と走行
操舵手段5からの走行距離情報により位置認識手段8は
現在の走行位置の情報を判断処理部49に出力する。判
断処理部49は、前進中は障害物検知手段6からの信号
により壁51を検知すると進行方向を後退に切り換え、
後退中は位置認識手段8からの信号により、壁51から
距離L後退すると前進に切り換えるように走行操舵手段
5に信号を出力し前後動作を行う。図中のCは清掃幅を
示す。壁51を検知して進行方向を切り換えるとき、本
体2の走行速度の絶対値は零に収束し、進行方向が反転
すると、再び増加してゆく。この進行方向が反転すると
き、床面の単位面積当たりの回転ブラシ42の接触時間
が長くなり、つまり壁51付近の床面のみ回転ブラシ4
2の接触時間が長くなる。
【0029】判断処理部49ではまた、障害物検知手段
6から入力される前方と壁51までの距離信号と、あら
かじめ設定しておいた本体2と壁51までの距離Dの大
小の比較を常に行っており、距離信号が距離Dより大き
いときには本体2が進行方向を反転しない距離と判断し
て回転ブラシ42を高速にて動作させるよう回転ブラシ
駆動手段48に信号を出力し、回転ブラシ駆動手段48
は回転ブラシ42を高速で動作させる。反対に、距離信
号が距離Dより小さいときには本体2が進行方向の反転
動作に入る前だと判断して回転ブラシ42を低速にて動
作させるよう回転ブラシ駆動手段48に信号を出力し、
回転ブラシ駆動手段48は回転ブラシ42を低速で動作
させる。
【0030】以上のように本実施例によれば、清掃手段
50の一構成部として回転して床面の塵埃をかき揚げる
回転ブラシ42と、前記回転ブラシ42を駆動する回転
ブラシ駆動手段48と、本体2を走行、操舵する走行操
舵手段5と、方位センサ7と、前記方位センサ7の角度
情報と前記走行操舵手段5からの走行距離情報により現
在の走行位置を認識する位置認識手段8と、距離Dのし
きい値を設定し、障害物検知手段6からの信号により前
記回転ブラシ42の回転数を制御し、位置認識手段8か
らの信号により、走行操舵手段5、清掃手段50の動作
を制御する判断処理部49を設ける事により、壁51際
でのみ回転ブラシ42の回転数を低速にして、壁51際
の近傍を清掃するときも回転ブラシ42の床面への影響
を最小にして、集塵性を損なう事無く清掃する事ができ
る。
【0031】なお、本実施例では、前方の壁51に関し
て説明したが、後方の壁に関しても同様であることは言
うまでもない。
【0032】(実施例4)以下、本発明の第4の実施例
について図面を参照して説明する。
【0033】図6に示すように、本実施例の特徴とする
ところは、前述実施例3の構成に位置認識手段8から出
力される走行距離の信号により、直進距離を計数する走
行距離カウント部66と走行操舵手段8からの信号によ
り、走行操舵手段5、回転ブラシ42を含む清掃手段5
0の動作を制御する判断処理部69からの信号により回
転ブラシ42を駆動する回転ブラシ駆動手段68を備え
た構成とした点である。
【0034】以上のように構成された自走式掃除機につ
いて以下その動作を説明する。本体2が図7に示すよう
に矢印aの方向を方位センサ7の基準方向にして角度θ
を振り、前進と後退を繰り返しながら、走行開始地点Y
から動作するよう設定された距離Lまでの清掃領域を清
掃しながら走行している。この時、方位センサ7の角度
情報と走行操舵手段5からの走行距離情報により位置認
識手段8は現在の走行位置の情報を判断処理部69に出
力し、判断処理部69は、距離Lを前進すると進行方向
を後退に切り換え、距離Lを後退すると前進に切り換え
るように走行操舵手段5に信号を出力し前後動作を行
う。進行方向を切り換えるとき、本体2の走行速度の絶
対値は零に収束し、進行方向が反転すると、再び増加し
てゆく。この進行方向が反転するとき、床面の単位面積
当たりの回転ブラシ42の接触時間が長くなり、つまり
壁付近の床面のみ回転ブラシ62の接触時間が長くな
る。
【0035】走行距離カウント部66は位置認識手段8
からの走行距離信号を入力しており、一直進毎に直進開
始時から現在までの走行距離を計数して積算値を判断処
置部69に出力している。判断処理部69ではまた、走
行距離カウント部66より入力される一直進での走行距
離積算値信号と、あらかじめ設定しておいた本体2の停
止位置からの一定の距離を距離Dとした時の距離(L−
D)との大小の比較を常に行っており、走行距離積算値
信号が距離(L−D)より小さいときには本体2が進行
方向を反転しない距離と判断して回転ブラシ42を高速
にて動作させるよう回転ブラシ駆動手段68に信号を出
力し、回転ブラシ駆動手段68は回転ブラシ42を高速
で動作させる。反対に、走行積算値信号が距離(L−
D)より大きいときには本体2が進行方向の反転動作に
入る前だと判断して回転ブラシ42を低速にて動作させ
るよう回転ブラシ駆動手段68に信号を出力し、回転ブ
ラシ駆動手段68は回転ブラシ42を低速で動作させ
る。
【0036】以上のように本実施例によれば、清掃手段
50の一構成部として回転して床面の塵埃をかき揚げる
回転ブラシ42と、前記回転ブラシ42を駆動する回転
ブラシ駆動手段68と、本体2を走行、操舵する走行操
舵手段5と、方位センサ7と、前記方位センサ7の角度
情報と前記走行操舵手段5からの走行距離情報により現
在の走行位置を認識する位置認識手段8と、前記位置認
識手段8からの信号により一直進での走行距離を計数す
る走行距離カウント部66と、距離Dのしきい値を設定
し、走行距離カウント部66からの信号により前記回転
ブラシ42の回転数を制御し、位置認識手段8からの信
号により、走行操舵手段5、清掃手段50の動作を制御
する判断処理部69を設ける事により、進行方向反転の
走行速度低下時には回転ブラシ42の回転数を低速にし
て、回転ブラシ42の床面の特定の部分への影響を最小
にして、かつ集塵性を損なう事無く清掃する事ができ
る。
【0037】尚、本実施例1〜4において、障害物検知
手段6が検知する対象物を壁としたが全ての障害物を対
象としても良い事は言うまでもない。また、低速で動作
させるという表現をしようしているが、低速には停止の
状態も含まれる。
【0038】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように本発明
は、第1の手段として、本体を移動させる走行操舵手段
と、清掃を実行する清掃手段と、前記清掃手段に垂直に
回転軸を有し互いに内側に回転して床面の塵埃をかき集
める対なるサイドブラシを有し、前記サイドブラシを駆
動するサイドブラシ駆動手段と、進行方向並びに左右方
向の障害物の有無と障害物との距離を検出する障害物検
知手段と、本体の走行方向を検知する方位センサと、走
行操舵手段から得られる本体の走行距離及び方位センサ
から得られる本体の走行方向より本体の位置を認識する
位置認識手段と、前記障害物検知手段、位置認識手段か
らの信号を処理して前記走行操舵手段の制御と、さらに
前記清掃手段の制御及び前記障害物検知手段からの信号
により前記サイドブラシの回転数の制御をする判断処理
部を設ける事により、近傍に障害物が存在すると判断す
れば対なるサイドブラシの回転数を低速で動作させ、壁
際、障害物の近傍を清掃するときも壁等に傷を付ける事
無く、集塵性を落とさずに清掃する事ができ、第2の手
段として、本体を移動させる走行操舵手段と、清掃を実
行する清掃手段と、前記清掃手段に垂直に回転軸を有し
互いに内側に回転して床面の塵埃をかき集める対なるサ
イドブラシを有し、前記サイドブラシ各個を個別に駆動
するサイドブラシ駆動手段と、進行方向並びに左右方向
の障害物の有無と障害物との距離を検出する障害物検知
手段と、本体の走行方向を検知する方位センサと、走行
操舵手段から得られる本体の走行距離及び方位センサか
ら得られる本体の走行方向より本体の位置を認識する位
置認識手段と、前記障害物検知手段、位置認識手段から
の信号を処理して前記走行操舵手段の制御と、さらに前
記清掃手段の制御及び前記障害物検知手段からの信号に
より前記サイドブラシの各個の回転数の制御をする判断
処理部を設ける事により、壁際、障害物の近傍を清掃す
るときも壁等に傷を付ける事無く、第1の手段よりも高
い集塵性を保持して清掃する事ができ、第3の手段とし
て、本体を移動させる走行操舵手段と、清掃を実行する
清掃手段と、前記清掃手段に水平に回転軸を有し回転動
作により床面の塵埃をかき揚げる回転ブラシを有し、前
記回転ブラシを駆動する回転ブラシ駆動手段と、進行方
向並びに左右方向の障害物の有無と障害物との距離を検
出する障害物検知手段と、本体の走行方向を検知する方
位センサと、走行操舵手段から得られる本体の走行距離
及び方位センサから得られる本体の走行方向より本体の
位置を認識する位置認識手段と、前記障害物検知手段、
位置認識手段からの信号を処理して前記走行操舵手段の
制御と、さらに前記清掃手段の制御及び前記障害物検知
手段からの信号により前記回転ブラシの回転数の制御を
する判断処理部を設ける事により、障害物の回避動作
時、進行方向の反転時に回転ブラシの特定部分での動作
集中によって絨毯等に傷を付ける事無く、集塵性を落と
さずに清掃する事ができる。
【0039】第4の手段として、本体を移動させる走行
操舵手段と、清掃を実行する清掃手段と、前記清掃手段
に水平に回転軸を有し回転動作により床面の塵埃をかき
揚げる回転ブラシを有し、前記回転ブラシを駆動する回
転ブラシ駆動手段と、本体が清掃を行う領域の縦、横の
距離を入力する清掃領域入力手段と、走行操舵手段から
得られる本体の走行距離及び方位センサから得られる本
体の走行方向より本体の位置を認識する位置認識手段
と、走行距離をカウントする走行距離カウント部と、前
記障害物検知手段、位置認識手段からの信号を処理して
前記走行操舵手段の制御と、さらに前記清掃手段の制御
及び前記走行距離カウント部からの信号により前記回転
ブラシの回転数の制御をする判断処理部を設ける事によ
り、壁、障害物の有無に関わらず進行方向の反転時に
は、回転ブラシの特定部分での動作集中によって絨毯等
に傷を付ける事無く、集塵性を落とさずに清掃する事が
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のブロック図
【図2】本発明の第1、第2の実施例における清掃経路
【図3】本発明の第2の実施例のブロック図
【図4】本発明の第3の実施例のブロック図
【図5】本発明の第3の実施例における清掃経路図
【図6】本発明の第4の実施例のブロック図
【図7】本発明の第4の実施例における清掃経路図
【図8】従来の電気掃除機の概略構成図
【図9】従来の電気掃除機のブロック図
【符号の説明】
2 本体 5 走行操舵手段 6 障害物検知手段 7 方位センサ 8 位置認識手段 12 サイドブラシ 18 サイドブラシ駆動手段 19、39、49、69 判断処理部 20、40、50 清掃手段 31 第1のサイドブラシ 32 第2のサイドブラシ 37 第1のサイドブラシ駆動手段 38 第2のサイドブラシ駆動手段 48、68 回転ブラシ駆動手段 66 走行距離カウント部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藪内 秀隆 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小川 光康 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 藤原 俊明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 江口 修 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 乾 弘文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 高木 祥史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 黒木 義貴 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体を移動させる走行操舵手段と、清掃
    を実行する清掃手段と、前記清掃手段の垂直に回転軸を
    有し互いに内側に回転して床面の塵埃をかき集める対な
    るサイドブラシと、前記サイドブラシを駆動するサイド
    ブラシ駆動手段と、進行方向並びに左右方向の障害物の
    有無と障害物との距離を検出する障害物検知手段と、本
    体の走行方向を検知する方位センサと、走行操舵手段か
    ら得られる本体の走行距離及び方位センサから得られる
    本体の走行方向より本体の位置を認識する位置認識手段
    を備え、前記障害物検知手段と前記位置認識手段からの
    信号を処理して前記走行操舵手段を制御し、かつ、前記
    清掃手段の制御及び前記障害物検知手段からの信号によ
    り前記サイドブラシの回転数を制御をする判断処理部を
    設けた自走式掃除機。
  2. 【請求項2】 本体を移動させる走行操舵手段と、清掃
    を実行する清掃手段と、前記清掃手段の垂直に回転軸を
    有し互いに内側に回転して床面の塵埃をかき集める対な
    るサイドブラシと、前記サイドブラシを個別に駆動する
    サイドブラシ駆動手段と、進行方向並びに左右方向の障
    害物の有無と障害物との距離を検出する障害物検知手段
    と、本体の走行方向を検知する方位センサと、走行操舵
    手段から得られる本体の走行距離及び方位センサから得
    られる本体の走行方向より本体の位置を認識する位置認
    識手段を備え、前記障害物検知手段と位置認識手段から
    の信号を処理して前記走行操舵手段を制御し、かつ、前
    記清掃手段の制御及び前記障害物検知手段からの信号に
    より前記サイドブラシの回転数を個別に制御する判断処
    理部を設けた自走式掃除機。
  3. 【請求項3】 本体を移動させる走行操舵手段と、清掃
    を実行する清掃手段と、前記清掃手段の水平に回転軸を
    有し回転動作により床面の塵埃をかき揚げる回転ブラシ
    と、前記回転ブラシを駆動する回転ブラシ駆動手段と、
    進行方向並びに左右方向の障害物の有無と障害物との距
    離を検出する障害物検知手段と、本体の走行方向を検知
    する方位センサと、走行操舵手段から得られる本体の走
    行距離及び方位センサから得られる本体の走行方向より
    本体の位置を認識する位置認識手段を備え、前記障害物
    検知手段と前記位置認識手段からの信号を処理して前記
    走行操舵手段を制御し、かつ、前記清掃手段の制御及び
    前記障害物検知手段からの信号により前記回転ブラシの
    回転数を制御する判断処理部を設けた自走式掃除機。
  4. 【請求項4】 本体を移動させる走行操舵手段と、清掃
    を実行する清掃手段と、前記清掃手段の水平に回転軸を
    有し回転動作により床面の塵埃をかき揚げる回転ブラシ
    と、前記回転ブラシを駆動する回転ブラシ駆動手段と、
    本体が清掃を行う領域の縦、横の距離を入力する清掃領
    域入力手段と、走行操舵手段から得られる本体の走行距
    離及び方位センサから得られる本体の走行方向より本体
    の位置を認識する位置認識手段と、走行距離をカウント
    する走行距離カウント部を備え、前記障害物検知手段と
    前記位置認識手段からの信号を処理して前記走行操舵手
    段を制御し、かつ、前記清掃手段の制御及び前記走行距
    離カウント部からの信号により前記回転ブラシの回転数
    を制御する判断処理部を設けた自走式掃除機。
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