JPH07324385A - 建築用構造部材の構築方法 - Google Patents

建築用構造部材の構築方法

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JPH07324385A
JPH07324385A JP12152394A JP12152394A JPH07324385A JP H07324385 A JPH07324385 A JP H07324385A JP 12152394 A JP12152394 A JP 12152394A JP 12152394 A JP12152394 A JP 12152394A JP H07324385 A JPH07324385 A JP H07324385A
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JP
Japan
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robots
pillar
robot
structural member
constructing
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Application number
JP12152394A
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English (en)
Inventor
Haruo Nakazawa
春生 中澤
Takatoshi Ueno
高敏 上野
Moriaki Kurita
守朗 栗田
Naohisa Sunaga
尚久 須長
Hiroshi Kurita
浩 栗田
Yutaro Fukase
勇太郎 深瀬
Tadayoshi Honda
忠義 本田
Toyokatsu Sato
豊勝 佐藤
Hiroo Takada
博尾 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロボットを用いて構造部材を建方する場合
に、重量のある構造部材を建方することができ、しかも
ロボットの移動の自由度を高くすることができる建築用
構造部材の構築方法を提供する。 【構成】 ロボット10を複数用い、該複数のロボット
10,10で一の建築用構造部材19を把持させ、建方
することになるため、一台のロボット10の負担重量が
小さくなり、よって、一台のロボット10を小型軽量に
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に重量の大きい構造
部材に用いて好適な建築用構造部材の構築方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】鉄骨やプレキャスト部材等の建築用構造
部材の建方工事は、従来はクレーンにより行なわれてい
る。クレーンによる方法は、部材揚重の自由度が高いと
いう利点はあるものの、最近のように建設工事現場の上
に仮設の屋根を架けて現場作業の全天候化を図る場合に
はクレーンそのものが邪魔になるため都合が悪く、ま
た、ワイヤで吊っているため構造部材の位置制御が困難
で人力の介在が不可欠である。また、最近提案されてい
る各種のビル自動化施工システムは、いずれも天井走行
タイプのクレーンまたはホイストを使用しているが、こ
の場合天井走行のためのレールは建物毎に変更する必要
があり、汎用性に問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、本出願人
は、既に建方された床部材上等でロボットを移動させ、
該ロボットにより、構造部材の建方を行なわせることを
考えた。これにより、構造部材の姿勢制御が安定して行
なえるため省力化や建方時間の短縮が図れることにな
り、また、構造部材の垂直搬送と建方とを分離できるた
め搬送効率の向上が図れることになって、さらに、レー
ルが不要であるため汎用性の問題をなくすことができ
る。
【0004】しかしながら、構造部材の中には、かなり
重量のあるものがあり、このような構造部材をロボット
で建方させるためには該ロボットとしてかなり大型のも
のが必要となってしまい、このような大型のロボットを
採用した場合、移動の自由度が大幅に低下してしまうこ
とが予想された。したがって、本発明の目的は、ロボッ
トを用いて構造部材を建方する場合に、重量のある構造
部材を建方することができ、しかもロボットの移動の自
由度を高くすることができる建築用構造部材の構築方法
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の建築用構造部材の構築方法は、ロボットの
アームの先端把持部に建築用構造部材を把持させ、該建
築用構造部材を所定位置に建方する方法であって、前記
ロボットを複数用い、該複数のロボットで一の建築用構
造部材を把持させ、建方することを特徴としている。
【0006】
【作用】本発明の建築用構造部材の構築方法によれば、
ロボットを複数用い、該複数のロボットで一の建築用構
造部材を把持させ、建方することになるため、ロボット
単体の負担重量が小さくなり、よって、ロボット単体を
小型軽量にすることができる。
【0007】
【実施例】本発明の第1実施例による建築用構造部材の
構築方法を図1〜図4を参照して以下に説明する。
【0008】図1は、建築用構造部材(以下、構造部材
と称す)を建方するロボットを示すもので、該ロボット
10は、自走のための走行装置11を具備する台車部1
2と、該台車部12に水平旋回自在に設けられた旋回ベ
ース13と、該旋回ベース13上に揺動自在かつ伸縮自
在に設けられたアーム14と、該アーム14を揺動させ
る油圧シリンダ15とを有しており、アーム14の先端
に、構造部材を把持する把持部16が、これを揺動させ
る油圧シリンダ17とともに取り付けられている。
【0009】第1実施例は、上記構成のロボット10を
二台用いこれらを協調動作させて、図2に示す柱部材1
9を、既に建方された柱部材20の上部に建方する例で
ある。既に構築された床面上に、二台のロボット10,
10を、それぞれの把持部16,16に柱部材19の両
端近傍を把持させ、アーム14,14を折りたたみかつ
把持部16,16同士を水平に対向させた状態で配置す
る。ここで、把持された柱部材19は、柱部材20側に
建方後下側となる端部を位置させ、これに対し反対側に
建方後上側となる端部を位置させている。そして、両ロ
ボット10,10を協調動作させて、図3に示すよう
に、柱部材20側(図3右側)の端部を下側に、反対側
(図3左側)の端部を上側に位置させるよう、台車部1
2,12同士を相互に近接する方向に移動させつつ各ア
ーム14,14を揺動及び伸長させる。続いて、図4に
示すように、柱部材20を鉛直方向に沿わせる。その
後、台車部12,12を走行させることにより、柱部材
19を、柱部材20の上部位置に位置させ、次いでアー
ム14,14の折りたたみで鉛直下方に移動させ、柱部
材20の上部に据え付ける(前記上部位置に対応して、
台車部12,12の移動でロボット10,10を走行さ
せてから柱部材19を鉛直に沿わせてもよい)。なお、
アーム14の揺動時等に、把持部16も必要に応じて揺
動させることになる。
【0010】このような第1実施例の構造部材の構築方
法によれば、二台のロボット10,10を用い、該二台
のロボット10,10の把持部16,16で一の柱部材
19を把持させ、必要に応じて水平搬送して所定位置に
建方することになるため、一台のロボット10の負担重
量が実質的に半分と小さくなり、よって、一台のロボッ
ト10の剛性及び揚重能力等を小さくできるため、これ
を小型軽量にすることができる。したがって、一台のロ
ボット10の移動の自由度を高くできる。なお、柱部材
19等の構造部材の、把持部16による把持される部分
にピン等の治具を取り付けたり凸部を加工で形成したり
することにより、これらを把持させることで、把持を確
実に行なわせることができる。
【0011】本発明の第2実施例による構造部材の構築
方法を図5及び図6を参照して以下に説明する。第2実
施例は、上記構成のロボット10を二台用いこれらを協
調動作させて、一対の平行な平板部23,23とこれら
同士を連結させる連結板部24とを有するH形鋼の梁部
材25を、既に建方された二本の柱部材19,19の突
出部19a,19a間に建方する例である。
【0012】図5に示すように、既に構築された床面上
に、二台のロボット10,10を、それぞれの把持部1
6,16に梁部材25の両端近傍を把持させアーム1
4,14を折りたたみかつ把持部16,16同士を水平
に対向させた状態で配置する。そして、二台のロボット
10,10を必要に応じて台車部12,12で走行させ
ることにより梁部材25を両柱部材19,19間に位置
させる。そして、図6に示すように、両ロボット10,
10は、各アーム14,14を上方に延ばすよう揺動及
び伸長させることにより、梁部材25を、水平状態を維
持させながら所定位置まで上昇させ、柱部材19,19
の上部突出部19a,19a間に取り付ける。このよう
な第2実施例の構造部材の構築方法においても、第1実
施例と同様の効果を奏することができる。
【0013】本発明の第3実施例による構造部材の構築
方法を図7〜図9を参照して以下に説明する。第3実施
例は、上記構成のロボット10,10を二台用いこれら
を協調動作させて、床部材27を、既に建方された梁部
材25,25の上部に建方する例である。
【0014】図7に示すように、既に構築された床面上
に、二台のロボット10,10を、それぞれの把持部1
6,16に、床部材21の下面に突設された突部28,
28を把持させアーム14,14を折りたたみかつ把持
部16,16同士を水平に対向させた状態で配置する。
そして、必要に応じて台車部12,12を走行させるこ
とにより柱部材19,19間の所定位置に床部材27を
位置させる。そして、図8に示すように、両ロボット1
0,10を、一方のアーム14を先行して上方に延ばす
よう揺動及び伸長させることにより、床部材27の一側
をこれに近接する梁部材25との干渉を避けながら該梁
部材25より上側まで上昇させ、続いて、図9に示すよ
うに、他方のアーム14を上方に延ばすよう揺動及び伸
長させることにより、床部材27の他側をこれに近接す
る梁部材25との干渉を避けながら該梁部材25より上
側まで上昇させる。そして、両アーム14,14を若干
折りたたみ側に揺動させて床部材27を下方に移動さ
せ、梁部材25,25の上側に取り付ける。このような
第3実施例の構造部材の構築方法においても、第1実施
例と同様の効果を奏することができる。
【0015】本発明の第4実施例による構造部材の構築
方法を図10〜図12を参照して以下に説明する。第4
実施例は、上記構成のロボット10,10を二台用いこ
れらを協調動作させて、壁部材30を、既に建方された
梁部材25等の外側の外壁位置に建方する例である。
【0016】図10に示すように、既に構築された床面
上に、二台のロボット10,10を、それぞれの把持部
16,16に壁部材30を把持させアーム14,14を
折りたたみかつ把持部16,16同士を同方向に向けた
状態で水平配置する。そして、必要に応じて台車部1
2,12を走行させることにより外壁位置近傍に壁部材
30を位置させる。ここで、把持された壁部材30は、
外壁位置側に建方後下側となる端部を位置させ、これに
対し反対側に建方後上側となる端部を位置させている。
そして、図11に示すように、両ロボット10,10
を、アーム14,14を揺動及び伸長させかつ台車部1
2,12を若干外壁位置側に移動させることにより、壁
部材30の建方後下側となる端部側を、外壁位置よりさ
らに外側に突出させながら下降させ、続いて、壁部材3
0の建方後上側となる端部を、梁部材25との干渉を避
けながら外壁位置よりさらに外側に突出させる。そし
て、図12に示すように、台車部12,12を内側に移
動させ、壁部材30を梁部材25等に取り付ける。この
ような第4実施例の構造部材の構築方法においても、第
1実施例と同様の効果を奏することができる。
【0017】本発明の第5実施例による構造部材の構築
方法を図13及び図14を参照して以下に説明する。第
5実施例で用いるロボット32は、自走のための走行装
置33を具備する台車部34と、該台車部34の上部に
鉛直方向に沿う状態で取り付けられるとともに、同方向
に沿って伸縮可能とされかつ伸縮位置を制御可能とされ
たアーム35と、該アーム35の先端に設けられた、構
造部材を把持する把持部36とを有するものである。そ
して、第5実施例は、上記構成のロボット32,32を
二台を用いこれらを協調動作させて、柱部材19を、既
に建方された柱部材20の上部に建方する例である。
【0018】図13及び図14に示すように、既に構築
された床面上に、二台のロボット32,32を、それぞ
れの把持部36,36に柱部材19から相反する二方向
に突出する突出部19a,19aを下側から把持させ、
アーム35,35を所定の同じ長さだけ伸長させた状態
で配置するとともに、柱部材19の下部を、自走する台
車37上に搭載させる。そして、これらを必要に応じて
移動させ、既に建方された柱部材20の上部位置に位置
させる。次いで、両ロボット32,32のアーム35,
35を同時に同量さらに伸長させ、台車37から柱部材
19を浮せた状態で台車37を柱部材19の下側から撤
去させ、続いて、アーム35,35の縮長で柱部材19
を鉛直下方に移動させ、柱部材20の上部に据え付け
る。このような第5実施例の構造部材の構築方法におい
ても、第1実施例と同様の効果を奏することができる。
【0019】本発明の第6実施例による構造部材の構築
方法を図15及び図16を参照して以下に説明する。第
6実施例は、第5実施例で説明したロボット32,32
を二台用いこれらを協調動作させて、梁部材25を、既
に建方された二本の柱部材19,19の突出部19a,
19a間に建方する例である。
【0020】図15に示すように、既に構築された床面
上に二台のロボット32,32を、それぞれの把持部3
6,36に梁部材25の両端近傍を下方から把持させ、
アーム35,35を同じ長さだけ伸長させた状態で配置
する。そして、図16に示すように、必要に応じて台車
部34,34を走行させることにより梁部材25を両柱
部材19,19間に位置させ、両アーム35,35を同
時に同量伸縮させることにより、梁部材25を水平状態
を維持させながら所定位置まで下降させ、柱部材19,
19の上部突出部19a,19a間に取り付ける。この
ような第6実施例の構造部材の構築方法においても、第
1実施例と同様の効果を奏することができる。
【0021】本発明の第7実施例による構造部材の構築
方法を図17〜図24を参照して以下に説明する。図1
7及び図18に示すように、第7実施例で用いるロボッ
ト40は、自走のための走行装置41を具備する台車部
42と、該台車部42に設けられた水平旋回自在の旋回
ベース43と、該旋回ベース43に揺動自在かつ伸縮自
在に設けられたアーム44と、アーム44を揺動させる
油圧シリンダ45と、台車部42の側部に二カ所設けら
れた、ロボット40の作動姿勢を安定させるためのアウ
トリガー46,46と、アーム44の先端に取り付けら
れた把持部47と、アーム44と平行して取り付けられ
た、把持部47を揺動させる油圧シリンダ48とを有し
ている。把持部47は、ベース49と、該ベース49に
垂直突設された二つの平行なピン50,50とを具備し
ている。
【0022】第7実施例は、図19に示すように、上記
構成のロボット40,40を二台連結させたパラレルロ
ボット52を、既に構築された床面上で二機用い、合計
四台のロボット40,40,…を協調動作させて、柱部
材19を、既に建方された柱部材20の上部に建方する
例である。なお、第7実施例の柱部材19には、長さ方
向の一端側に突部19bが、他端側に該突部19bを嵌
合させる図示せぬ嵌合穴が形成されており、さらに、相
反する側面部にそれぞれ上記把持部47,47のピン5
0,50,…を挿入させる図示せぬ挿入穴が形成されて
いる。
【0023】図19に示すように、パラレルロボット5
2,52同士は、それぞれのロボット連結方向を平行さ
せて並列されており、柱部材19は、パラレルロボット
52,52間に、突部19bをパラレルロボット52,
52に対し反対側に位置させた水平状態で複数の搬送台
車53,53により搬入される。なお、この柱部材19
の突部19bに対し反対側の延長線上に、該柱部材19
を建方させる、既に建方された柱部材20が配置されて
いる。
【0024】そして、両パラレルロボット52,52
は、それぞれ、連結されたロボット40,40同士のア
ーム44,44を略平行をなしかつ柱部材20に対し反
対側に傾斜させた状態で、把持部47,47のすべての
ピン50,50,…を図示せぬ挿入穴に挿入させてベー
ス49を柱部材19に当接させている。これにより、柱
部材20は、両パラレルロボット52,52で両側から
挟まれることになる。
【0025】そして、両パラレルロボット52,52
は、図20に示すように、同時にアーム44,44,…
を、縮長させつつ柱部材20方向に旋回させることによ
り、柱部材19を、搬送台車53上を滑らせ柱部材20
側に移動させる。そして、図21に示すように、同時に
アーム44,44,…を、縮長させつつ柱部材20方向
に旋回させかつ把持部47,47,…を上昇させるよう
揺動させることにより、柱部材19を、水平状態を維持
しつつ持ち上げる。さらに、図22に示すように、柱部
材20に対し反対側のアーム44,44を柱部材20方
向に旋回させ、同時に、柱部材20側のアーム44,4
4を、伸長させつつ柱部材20方向に旋回させかつ把持
部47,47を上昇させるよう揺動させる。続いて、図
23に示すように、柱部材20に対し反対側のアーム4
4,44は略そのままの状態で、柱部材20側のアーム
44,44を、伸長させつつ柱部材20に対し反対方向
に若干旋回させかつ把持部47,47を上昇させるよう
揺動させることにより、突部19bが下方に位置するよ
う鉛直方向に沿わせ、既に建方された柱部材20の上部
位置に位置させる。そして、すべてのアーム44,4
4,…を把持部47,47,…が下降するよう揺動させ
かつ若干縮長させて、図24に示すように、柱部材20
の上部の図示せぬ嵌合穴に柱部材19の突部19bを嵌
合させて建方する。
【0026】なお、アーム44の揺動時等に、ベース4
9が常に柱部材19に当接された状態とされるよう把持
部47も必要に応じて揺動されることになる。このよう
な第7実施例の構造部材の構築方法においても、第1実
施例と同様の効果を奏することができる。
【0027】本発明の第8実施例による構造部材の構築
方法を図25〜図30を参照して以下に説明する。第8
実施例で用いるロボット55は、第7実施例のロボット
40に対し、図25に示すように、把持部の構成及び該
把持部を揺動させる機構が内蔵されている点が相違して
いる。すなわち、把持部56は、平行状態を維持しつつ
近接離間する一対の爪部57,57を有しており、これ
ら爪部57,57で挟むことにより部材を把持するよう
になっている。
【0028】第8実施例では、図26に示すように、上
記構成のロボット55を二台連結させたパラレルロボッ
ト58を、既に構築された床面上で一台用い、これら二
台のロボット55,55を協調動作させて、柱部材19
を、既に建方された柱部材20の上部に建方する例であ
る。第8実施例の柱部材19には、第7実施例と同様、
長さ方向の一端側に突部19bが、他端側に該突部33
を嵌合させる図示せぬ嵌合穴が形成されているが、挿入
穴は形成されていない。
【0029】図26に示すように、柱部材19は、パラ
レルロボット58の側方にロボット55,55の連結方
向に沿って、突部19bをパラレルロボット58に対し
反対側に位置させた水平状態で複数の搬送台車53,5
3,…により搬入される。なお、この柱部材19の突部
19bに対し反対側の延長線上に、該柱部材19が建方
される、既に建方された柱部材20が配置されている。
そして、パラレルロボット58は、両アーム44,44
の把持部56,56で柱部材19を上方より両側から挟
んで把持させる。ここで、この状態で、連結されたロボ
ット55,55同士のアーム44,44は略平行をなし
かつ柱部材20に対し反対側に若干傾斜されている。
【0030】そして、パラレルロボット58は、図27
に示すように、柱部材20に対し反対側のアーム44を
柱部材20方向に若干旋回させかつ把持部56を若干上
昇させるよう揺動させて、同時に、柱部材20側のアー
ム44を柱部材20方向に若干旋回させかつ把持部56
を前記よりさらに上昇させるよう揺動かつ伸長させるこ
とにより、柱部材19を傾斜状態で持ち上げる。続い
て、図28に示すように、柱部材20に対し反対側のア
ーム44を把持部56を上昇させるよう揺動させ、同時
に、柱部材20側のアーム44を、伸長させつつ柱部材
20に対し反対方向に若干旋回させかつ把持部56をさ
らに上昇させるよう揺動させることにより、柱部材19
を、突部19bが下方に位置するよう鉛直方向に沿わせ
る。続いて、図29に示すように、柱部材20に対し反
対側のアーム44を柱部材20側に旋回させかつ伸長さ
せて、同時に、柱部材20側のアーム44を、柱部材2
0側に旋回させかつ伸長させることにより、柱部材19
を、既に建方された柱部材20の上部位置に位置させ
る。そして、両アーム44,44を把持部56,56が
下降するよう揺動させかつ縮長させて、図30に示すよ
うに、柱部材20の上部の図示せぬ嵌合穴に柱部材19
の突部19bを嵌合させて取り付ける。
【0031】なお、アーム44,44の揺動時等に把持
部56,56も必要に応じて揺動されることになる。こ
のような第8実施例の構造部材の構築方法においても、
第1実施例と同様の効果を奏することができる。
【0032】本発明の第9実施例による構造部材の構築
方法を図31〜図40を参照して以下に説明する。第9
実施例は、第8実施例で説明したロボット55,55を
二台用いこれらを協調動作させて、梁部材25を、建方
された二本の柱部材19,19の上部間に建方する例で
ある。
【0033】図31に示すように、両ロボット55,5
5は、柱部材19,19同士の間に相互に離間して、柱
部材19,19の配置方向と平行をなして配置されてお
り、梁部材25は、両ロボット55,55の柱部材1
9,19に対し反対側方にロボット55,55の配置方
向に沿いかつ連結板部24を水平方向に配置した状態で
複数の搬送台車53により搬入される。そしてロボット
55,55は、両アーム44,44の把持部56,56
で梁部材25の平板部23を側方より把持させる。ここ
で、この状態で、両ロボット55,55のアーム44,
44は略平行をなしかつ梁部材25の搬入方向上流側
(図31における左側)に傾斜されている。
【0034】そして、両ロボット55,55は、図32
に示すように、両アーム44,44を同時に、把持部5
6,56を上昇させるよう揺動させ、また把持部56,
56を同時に、梁部材25を上側にしかつ連結板部24
が鉛直に沿うよう揺動させることにより、梁部材25を
持ち上げる。この状態で、図33に示すように、両アー
ム44,44を同時に、水平旋回させ、図34に示すよ
うに、柱部材19,19の上部間に上側から降ろして取
り付ける。このような第9実施例の構造部材の構築方法
においても、第1実施例と同様の効果を奏することがで
きる。
【0035】ここで、第9実施例においては、柱部材1
9と梁部材25との接合構造として以下の構造を適用す
ることができる。まず、図35〜図37に示すように、
柱部材19として、中空角筒状をなし、建方後上部とな
る端部に長さ方向に沿うスリット61を所定長さ形成し
たものを用いており、図38に示すように、梁部材25
として、建方後上側となる部分に、連結板部24に沿っ
て外方に突出するとともに連結板部24との境界部分の
下側にスリット63が形成されたブラケット64を具備
するものを用いている。
【0036】そして、柱部材19に梁部材25を取り付
ける際には、ブラケット64が柱部材19に干渉せぬ高
さまで梁部材25を持ち上げておき、このように高さを
ずらした状態で、ブラケット64のスリット63の位置
を柱部材19のスリット61の位置に合せ、梁部材25
を下方に移動させることにより、図39及び図40に示
すように、ブラケット64がスリット61に差込まれ
て、柱部材19に梁部材25が組付られることになる。
このように、梁部材25の柱部材19への組み付けが、
ワンタッチの差込みという容易な作業で行なえるので、
仮付ボルトによる組付作業が不要となり、自動化するこ
とが容易となる。
【0037】ここで、本実施例においては、組付状態に
おいて、柱部材19の上端面が、梁部材25上に据え付
けられる図示せぬ床部材の床面から突出することなく好
ましくは同一面上に位置するように、柱部材19のスリ
ット61の長さ及びブラケット64のスリット63より
上側部分の長さ等が設定されている。これにより、作業
床面から突出するものが無い状態でロボットが作業床面
上で移動できかつ建方を行なうことができることにな
る。加えて、図37及び図39に符号66,66で示す
ものは、補強用のダイアフラムであり、梁部材25が柱
部材19に組付られた状態において、梁部材25の平板
部23,23と同一平面に位置するよう柱部材19内に
接合されている。
【0038】なお、図41に示すように、二台のロボッ
ト55,55を台車部42,42同士を連結させ、しか
も、両アーム44,44の先端同士を連結部材67で連
結させ、さらに連結部材67の中央に一つの把持部56
を設けたパラレルロボット68を用いることも可能であ
る。また、部材の長さや重量が大きい場合、図42に示
すように、前記パラレルロボット68を二機用いること
も可能である。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の建築用構
造部材の構築方法によれば、ロボットを複数用い、該複
数のロボットで一の建築用構造部材を把持させ、建方す
ることになるため、ロボット単体の負担重量が小さくな
り、よって、ロボット単体を小型軽量にすることができ
る。したがって、ロボットの移動の自由度を高くでき
る。また、ロボットの組み合わせにより様々な大きさ及
び重量の建築用構造部材に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による建築用構造部材の構
築方法に用いられるロボットを示す正面図である。
【図2】本発明の第1実施例による建築用構造部材の構
築方法により、柱部材を建方する際の一状態を示す正面
図である。
【図3】図2に続く工程を示す正面図である。
【図4】図3に続く工程を示す正面図である。
【図5】本発明の第2実施例による建築用構造部材の構
築方法により、梁部材を建方する際の一状態を示す正面
図である。
【図6】図5に続く工程を示す正面図である。
【図7】本発明の第3実施例による建築用構造部材の構
築方法により、床部材を建方する際の一状態を示す正面
図である。
【図8】図7に続く工程を示す正面図である。
【図9】図8に続く工程を示す正面図である。
【図10】本発明の第4実施例による建築用構造部材の
構築方法により、壁部材を建方する際の一状態を示す正
面図である。
【図11】図10に続く工程を示す正面図である。
【図12】図11に続く工程を示す正面図である。
【図13】本発明の第5実施例による建築用構造部材の
構築方法により、柱部材を建方する際の一状態を示す正
面図である。
【図14】図13の状態を示す平面図である。
【図15】本発明の第6実施例による建築用構造部材の
構築方法により、梁部材を建方する際の一状態を示す正
面図である。
【図16】図15に続く工程を示す平面図である。
【図17】本発明の第7実施例による建築用構造部材の
構築方法に用いられるロボットを示す平面図である。
【図18】図17のロボットを示す正面図である。
【図19】本発明の第7実施例による建築用構造部材の
構築方法により、柱部材を建方する際の一状態を示すも
ので、(a)は平面図(b)は正面図である。
【図20】図19に続く工程を示す正面図である。
【図21】図20に続く工程を示す正面図である。
【図22】図21に続く工程を示す正面図である。
【図23】図22に続く工程を示す正面図である。
【図24】図23に続く工程を示す正面図である。
【図25】本発明の第8実施例による建築用構造部材の
構築方法に用いられるロボットを示す正面図である。
【図26】本発明の第8実施例による建築用構造部材の
構築方法により、柱部材を建方する際の一状態を示すも
ので、(a)は平面図(b)は正面図である。
【図27】図26に続く工程を示す正面図である。
【図28】図27に続く工程を示す正面図である。
【図29】図28に続く工程を示す正面図である。
【図30】図29に続く工程を示す正面図である。
【図31】本発明の第9実施例による建築用構造部材の
構築方法により、梁部材を建方する際の一状態を示すも
ので、(a)は平面図(b)は正面図である。
【図32】図31に続く工程を示す正面図である。
【図33】図32に続く工程を示す正面図である。
【図34】図33に続く工程を示すもので、(a)は平
面図(b)は正面図である。
【図35】本発明の第9実施例による建築用構造部材の
構築方法に用いられる柱部材の他の例を示す正面図であ
る。
【図36】図35に示す柱部材の平断面図である。
【図37】図35に示す柱部材の斜視図である。
【図38】本発明の第9実施例による建築用構造部材の
構築方法に用いられる梁部材の他の例を示すもので、
(a)は正面図(b)は側面図である。
【図39】本発明の第9実施例による建築用構造部材の
構築方法に用いられる柱部材及び梁部材の他の例の組付
状態を示す断面図である。
【図40】図39に示す柱部材及び梁部材の他の例の組
付状態を示す平面図である。
【図41】本発明の建築用構造部材の構築方法に用いら
れるロボットの他の例を示す平面図である。
【図42】本発明の建築用構造部材の構築方法に用いら
れるロボットのさらに他の例を示す平面図である。図3
5に続く工程を示す側面図である。
【符号の説明】 10,32,40,55 ロボット 14,35,44 アーム 16,36,47,56 把持部 19 柱部材(建築用構造部材) 25 梁部材(建築用構造部材) 27 床部材(建築用構造部材) 30 壁部材(建築用構造部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須長 尚久 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 栗田 浩 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 深瀬 勇太郎 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 本田 忠義 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 佐藤 豊勝 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 高田 博尾 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットのアームの先端把持部に建築用
    構造部材を把持させ、該建築用構造部材を所定位置に建
    方する構築方法であって、 前記ロボットを複数用い、該複数のロボットで一の建築
    用構造部材を把持させ、建方することを特徴とする建築
    用構造部材の構築方法。
JP12152394A 1994-06-02 1994-06-02 建築用構造部材の構築方法 Withdrawn JPH07324385A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007132163A1 (en) * 2006-05-11 2007-11-22 William Hare Limited Construction method
KR20250122137A (ko) * 2024-02-06 2025-08-13 (주)명성엔지니어링종합건축사사무소 건축물의 철골 시공 장치

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WO2007132163A1 (en) * 2006-05-11 2007-11-22 William Hare Limited Construction method
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