JPH0732526A - 発泡プラスチック断熱板 - Google Patents

発泡プラスチック断熱板

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JPH0732526A
JPH0732526A JP18299293A JP18299293A JPH0732526A JP H0732526 A JPH0732526 A JP H0732526A JP 18299293 A JP18299293 A JP 18299293A JP 18299293 A JP18299293 A JP 18299293A JP H0732526 A JPH0732526 A JP H0732526A
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JP
Japan
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foamed plastic
plate
laminated
resin film
heat insulating
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Pending
Application number
JP18299293A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Ishikawa
幹雄 石川
Makoto Nakamura
眞 中村
Yasunobu Yaoshiro
保信 八百城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Kasei Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Plastics Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Plastics Co Ltd filed Critical Sekisui Plastics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造時及び製造後に「反り」がほとんど発生
しない、土間床施工などに用いられる発泡プラスチック
断熱板を得る。 【構成】 硬質の発泡プラスチック板21の一方の面に
発泡プラスチック板とほぼ等しい面積の樹脂フィルム4
1を積層し、他方の面にはそれよりも広い面積の樹脂フ
ィルム31を積層し発泡プラスチック断熱板において、
各積層された樹脂フィルム41、31と発泡プラスチッ
ク板21の接合を線接合a1 あるいは点接合のように部
分的な接合とする。 【効果】 反りの発生は大きく低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発泡プラスチック断熱板
に関し、特に、建造物の土間床、壁面、天井などへの敷
き込みや敷設に適した発泡プラスチック断熱板に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、建造物の土間床を断熱施工する場
合、先ず土間に防湿フィルムを敷き広げその上に発泡プ
ラスチックなどの断熱材を敷き並べたたのち、コンクリ
ートの打ち込みを行っていた。その施工手間を削減し、
防湿フィルムの敷き込みを確実なものとし、断熱材の割
れを無くし、さらに工期を短縮する目的で、近年、ポリ
スチレン系発泡材にあらかじめ防湿性合成樹脂フィルム
を接着積層した発泡プラスチック断熱板を用いることが
行われている。この施工は、例えば土間床の施工の場
合、必要に応じて最下層に割栗石、その上に砂利を敷
き、さらにその上に前記発泡プラスチック断熱板を重
ね、最後にコンクリートを打ち込むことにより行われ
る。
【0003】図3にこの種発泡プラスチック断熱板の一
例を示す。発泡プラスチック断熱板1は、主体を構成す
るポリスチレン系発泡材2、及びその上下両面に貼着さ
れた合成樹脂フィルム3、4から構成される。ポリスチ
レン系発泡材2は、例えば横900mm、縦1800m
m、厚さ20〜50mmのものが用いられる。合成樹脂
フィルム3、4のうち、施工時に下面側に位置するフィ
ルム3は主として防湿機能を優先させたフィルムが用い
られ、通常厚さ150μm程度の低密度ポリエチレンフ
ィルムが用いられる。その大きさは主体を構成するポリ
スチレン系発泡材2よりも大きい面積とされる。また、
施工時に上面側に位置するフィルム4は主として遮蔽機
能を優先させたフィルムが用いられ、通常前記防湿性フ
ィルム3より薄く、厚さ50μm程度の低密度ポリエチ
レンフィルム、厚さ10〜30μm程度の中・高密度ポ
リエチレン、ポリプロピレンフィルムなどが用いられ
る。その大きさはポリスチレン系発泡材2と同じ大きさ
である。その他、表裏両面とも同じ材質の樹脂フィルム
を貼着したものも用いられている。
【0004】このような発泡プラスチック断熱材は工場
において規格品として多数個製造される。その際、例え
ばあらかじめEVAなどのホットメルト型接着剤aを全
面にコーティングしたポリエチレン系樹脂フィルムを断
熱材であるポリスチレン系発泡材の積層面に合わせ、フ
ィルムの反対側から熱ロールなどを当て積層面の全面を
熱接着することにより製造される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにこの種の
発泡プラスチック断熱板は、軽量でかつ防湿性、断熱性
に優れており建築物施工時特に土間床のコンクリート打
ち施工時などに有効に用いられる。しかし、従来用いら
れている発泡プラスチック断熱板は、発泡プラスチック
板の表面全体に樹脂フィルムを熱接着したものであるこ
とから、熱接着時に発泡プラスチック板に反りが発生し
たり寸法に変化が生じたり、あるい熱接着後に接着され
た樹脂フィルムが収縮を起こしたりする場合があり、そ
れにより製品としての発泡プラスチック断熱板自体に反
りが生じ、あるいは発泡プラスチック板の側部に延出し
ている樹脂フィルム部分に引きつれが生じる不都合が生
じていた。特に、表面と裏面とで厚さの異なる樹脂フィ
ルムを接着することがしばしば行われるが、その際によ
り多く反りの発生が生じがちであった。
【0006】このような反りやフィルムの引きつれの発
生は発泡プラスチック断熱板の製造過程においてトラブ
ルをもたらし生産効率の低下を引き起こすばかりでな
く、製造後に反りが生じた製品は廃品とせざるを得ず、
経済的ロスも大きくなる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは従来の発泡
プラスチック断熱板に生じる反りの発生原因を究明すべ
くさらに研究を継続して行い、それにより、従来の発泡
プラスチック断熱板においては樹脂フィルムを発泡プラ
スチック板に全面接着しているために、熱接着時に多く
の熱量が樹脂フィルムと発泡プラスチック板に供与さ
れ、それにより樹脂フィルムに大きな収縮が発生しまた
発泡プラスチック板の膨張収縮も大きくなること、さら
に全面接着していることにより接着後に樹脂フィルムと
発泡プラスチック板の間の相互の自由度が無くなり、樹
脂フィルムに収縮が生じたときその収縮が直接発泡プラ
スチック板に作用してそれが製品としての反りの発生の
原因となっていることを知見した。
【0008】そこで、本発明者らは、製造に際して発泡
プラスチック板及びそこに積層する樹脂フィルムに対し
て多くの熱量を供与することなく両者を接合すべく実験
と研究を行う過程において、この種の発泡プラスチック
断熱板において接合部位が全面である必要はなく部分的
な接合であっても、発泡プラスチック断熱板の運搬時あ
るいは施工時などにおいてなんら支障が生じないばかり
でなく、施工後の断熱材としての機能もなんら損なわれ
ないことを知覚した。
【0009】本発明は上記の知見に基づくものであり、
基本的に、硬質の発泡プラスチック板の表裏両面に防湿
性のある樹脂フィルムが積層されており、一方の面に積
層された樹脂フィルムは発泡プラスチック板の積層表面
とほぼ等しい面積であり、他方の面に積層された樹脂フ
ィルムは発泡プラスチック板の積層表面よりも広い面積
を有している発泡プラスチック断熱板において、各積層
された樹脂フィルムと発泡プラスチック板の積層表面と
は部分的な接合をなしていることを特徴とする発泡プラ
スチック断熱板を開示する。
【0010】本発明において、断熱板となる硬質の発泡
プラスチック板及びそこに積層される防湿性のある樹脂
フィルムの材料は限定されないが、従来の発泡プラスチ
ック断熱板に用いられている材料はそのまま用いること
ができ、特に、硬質の発泡プラスチック板としてはポリ
スチレン系発泡樹脂断熱板が好ましく、樹脂フィルムと
してはポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエチレン
テレフタレート、エチレン酢酸ビニル共重合体などのフ
ィルムが好ましく、そのなかでも防湿性の高いフィルム
を用いることは断熱性を向上させることから特に好まし
い。
【0011】断熱材としてポリスチレン系発泡樹脂材を
用いる場合には、ポリスチレン系合成樹脂に発泡剤を混
入し、約10〜80倍に好ましくは主に独立気泡をもっ
て発泡させた、その密度が12〜100kg/m3 の押
出成形品あるいはビーズ成形品であることが望ましく、
また厚みは10〜200mm程度のものが実用に供する
ものとして有効である。
【0012】防湿性のある樹脂フィルムと発泡プラスチ
ック板の積層表面とを部分的に接合する態様も任意であ
るが、好ましくは等しい分布で点接合あるいは線接合す
る態様が好ましい。しかし、必ずしも接合部位が等しい
分布である必要はなく、4周域と中央部のみを接合する
ような態様であってもよい。接合手段も任意であるが接
着剤による接合でもよく樹脂フィルムと発泡プラスチッ
ク板とを直接熱融着してもよい。
【0013】積層面積に対する全接合面積の割合も特に
制限はなく用いる樹脂フィルムの種類及び厚さに応じて
適宜定め得るが、本発明者らの実験によれば、樹脂フィ
ルムの種類及び厚さにほぼ無関係に0.5〜5%程度であ
ればほぼ目的は達成できる。0.5%よりも低い場合に反
りの問題は完全に解決できるが発泡プラスチック断熱板
の運搬時あるいは施工時に接合されている樹脂フィルム
が発泡プラスチック板から完全にあるいは部分的に分離
する恐れがあり、また5%より高い場合には反りの発生
を完全に押さえることはできない。
【0014】接着剤を用いて接合する場合に、用いる接
着剤としてはエチレン酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂、
エポキシ樹脂のような樹脂系、あるいはゴム系のものが
好ましい。樹脂フィルムと発泡プラスチック板とを部分
接合の状態に接合する手法も任意まであるが、常温の樹
脂フィルムと発泡プラスチック板との中間に溶融したホ
ットメルト接着剤を所要の間隔で点状あるいは線状に供
給しながら、樹脂フィルムと発泡プラスチック板とを押
圧していく態様、従来の発泡プラスチック断熱材の製造
に用いられていた樹脂フィルム(例えばポリエチレンフ
ィルムの全面にあらかじめ接着剤がコーティングされて
いるもの)を用い、積層した状態において樹脂フィルム
の外側から点状あるいは線状に加熱押圧して接合してい
く態様、あるいは、接着剤をコーティングしない樹脂フ
ィルムを発泡プラスチック板に積層した状態で樹脂フィ
ルムの面から点状あるいは線状に加熱し、両者を熱融着
する態様などが有効に用いうる。
【0015】
【作 用】本発明による発泡プラスチック断熱板は、そ
の製造に際して断熱材としての発泡プラスチック板及び
そこに積層する防湿性のある樹脂フィルムともに部分的
にしか加熱されない。従って、加熱による材料の収縮、
膨張を最小限に押さえることができ、結果として熱収縮
あるいは膨張に起因する反りの発生を阻止することがで
きる。それにより、製造過程でのトラブルの発生が低下
するとともに不良品の発生率も低下し、安定した製品を
低コストでうることができる。
【0016】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明する。 〔実施例1〕図1に示すように、押出し発泡ポリスチレ
ン板21(密度28kg/m3 、厚み25mm×幅91
0mm×長さ1820mm)の表面に同じ面積の40μ
mの低密度ポリエチレンフィルム41(積水包材(株)
LD40)、及び裏面に、より広い面積を持つ150μ
mの低密度ポリエチレンフィルム31(積水包材(株)
LD150)を積層した。積層に際して、常温下の低密
度ポリエチレンフィルムと発泡ポリスチレン板との中間
に溶融したホットメルト接着剤(ヒロダイン(株)製#
4015)を10cmの間隔で線状に8列供給しなが
ら、樹脂フィルムと発泡プラスチック板とを押圧して両
者を線接合a1 により部分的な接合とした。積層面積に
対する全接合面積の割合は2.7%であった。
【0017】〔実施例2〕図1と同様に、押出し発泡ポ
リスチレン板(密度28kg/m3 、厚み25mm×幅
910mm×長さ1820mm)の表面に同じ面積の4
0μmのポリプロピレンフィルム(積水包材(株)PP
40)、及び裏面に、より広い面積を持つ150μmの
ポリプロピレンフィルム(積水包材(株)PP150)
を積層した。積層に際して、常温下のポリプロピレンフ
ィルムと発泡ポリスチレン板との中間に溶融したホット
メルト接着剤(ヒロダイン(株)製#1505)を10
cmの間隔で線状に供給しながら、樹脂フィルムと発泡
プラスチック板とを押圧して両者を線接合により部分的
な接合とした。積層面積に対する全接合面積の割合は2.
7%であった。
【0018】〔実施例3〕図2に示すように、押出し発
泡ポリスチレン板22(密度28kg/m3 、厚み25
mm×幅910mm×長さ1820mm)の表面に、同
じ面積でありかつ発泡ポリスチレン板との接合面側の全
面にホットメルト接着剤(ヒロダイン(株)#751
4)を塗布(塗布量20g/m2 )した40μmの低密
度ポリエチレンフィルム42(積水包材(株)LD4
0)、及び裏面に、より広い面積を持ちかつ発泡ポリス
チレン板との接合面側の全面に同じ接着剤を同じ量塗布
した150μmの低密度ポリエチレンフィルム32(積
水包材(株)LD150)を積層した。
【0019】積層した状態で樹脂フィルムの外側から表
面凸版状の加熱ロールを用いて点状に加熱押圧し両者を
点接合a2 することにより部分的な接合とした。積層面
積に対する全接合面積の割合は2.5%であった。
【0020】〔比較例〕実施例3の場合と同じ押出し発
泡ポリスチレン板と樹脂フィルムを用いて発泡プラスチ
ック断熱材を製造した。ただし、全周が加熱させた熱ロ
ールを用いて積層面の全面を熱接着した。実施例1〜3
及び比較例について、製造後10日経過後における製造
された発泡プラスチック断熱材の反りについて観察し
た。その結果を表1に示す。
【0021】
【表1】
【0022】また、実施例1〜3の発泡プラスチック断
熱材を施工現場に搬入して土間床に敷設した。その過程
において発泡プラスチック断熱材から樹脂フィルムが剥
離することもなく、敷設作業にもなんら支障はなかっ
た。
【0023】〔考察〕表から明らかなように、本発明に
よる発泡プラスチック断熱材は反りが従来のものと比較
して明らかに小さくなっており、本発明の発泡プラスチ
ック断熱材の優位性が立証される。また、施工時にも格
別の不都合がないこともわかる。
【0024】
【発明の効果】本発明による発泡プラスチック断熱材は
製造過程及び製造後に反りはほとんど発生せず、それに
より、製造過程でのトラブルの発生がなくなりまた不良
品の発生率も低下し、使用勝手のよい低コストの製品と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による発泡プラスチック断熱材の一実施
例を示す図。
【図2】本発明による発泡プラスチック断熱材の他の実
施例を示す図。
【図3】従来の発泡プラスチック断熱材の一例を示す
図。
【符号の説明】
1…発泡プラスチック断熱板、2、21…発泡プラスチ
ック板、3、31…裏面に積層された樹脂フィルム、
4、41…表面に積層された樹脂フィルム、a1、a3
…接合部位

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬質の発泡プラスチック板の表裏両面に
    防湿性のある樹脂フィルムが積層されており、一方の面
    に積層された樹脂フィルムは発泡プラスチック板の積層
    表面とほぼ等しい面積であり、他方の面に積層された樹
    脂フィルムは発泡プラスチック板の積層表面よりも広い
    面積を有している発泡プラスチック断熱板において、各
    積層された樹脂フィルムと発泡プラスチック板の積層表
    面とは部分的な接合をなしていることを特徴とする発泡
    プラスチック断熱板。
  2. 【請求項2】 硬質の発泡プラスチック断熱板がポリス
    チレン系発泡樹脂断熱板である請求項1記載の発泡プラ
    スチック断熱板。
JP18299293A 1993-07-23 1993-07-23 発泡プラスチック断熱板 Pending JPH0732526A (ja)

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JP18299293A JPH0732526A (ja) 1993-07-23 1993-07-23 発泡プラスチック断熱板

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10337911B2 (en) 2014-04-10 2019-07-02 Korea Research Institute Of Standards And Science Method for measuring vibration displacement using state variation principle
CN113954330A (zh) * 2021-09-27 2022-01-21 安徽百维新材料有限公司 一种耐热阻燃凝胶保温板材

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