JPH07329274A - オフセット輪転印刷機における胴間間隙設定装置 - Google Patents

オフセット輪転印刷機における胴間間隙設定装置

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JPH07329274A
JPH07329274A JP6122502A JP12250294A JPH07329274A JP H07329274 A JPH07329274 A JP H07329274A JP 6122502 A JP6122502 A JP 6122502A JP 12250294 A JP12250294 A JP 12250294A JP H07329274 A JPH07329274 A JP H07329274A
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trip
trip lever
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Toshio Ishiguro
敏雄 石黒
Yukinaga Matsumoto
行永 松本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 胴間間隙の設定と、ベアラタッチ状態への復
元が容易なオフセット輪転印刷機における胴間間隙設定
装置を提供する。 【構成】 回転可能な一対の版胴1,2と、ターンバッ
クル7で結合された偏心軸受3,4に支持された一対の
ゴム胴5,6と、ゴム胴5,6と平行に回転可能に配置
されたトリップ軸10と、このトリップ軸10に固定さ
れたトリップレバー11と、前記偏心軸受4とトリップ
レバー11を結合するターンバックル12とを備えたグ
ラビア輪転印刷機における胴間間隙設定装置であって、
前記トリップレバー11と対向するように配置され、版
胴1,2とゴム胴5,6をベアラタッチ状態に設定した
とき、前記トリップレバー11の回転を規制する第1の
ストッパ21と、版胴1,2とゴム胴5,6がベアラタ
ッチ状態になる前にトリップレバーの回転を規制する第
2のストッパ22とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オフセット輪転印刷機
における胴間間隙設定装置に係り、特に、ベアラタッチ
状態の復元を容易にしたオフセット輪転印刷機における
胴間間隙設定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】オフセット輪転印刷機の印刷部は、図2
に示すように、上下一対の版胴1,2と、それぞれ偏心
軸受3,4に支持されたゴム胴5,6により構成されて
いる。そして、前記ゴム胴5,6には、その両端部にベ
アラと呼ばれる鍔状の突起が形成されている。前記偏心
軸受3,4は、ターンバックル7で結合され、一方が回
転すると、他方も回転するようになっている。
【0003】トリップ軸10は、前記版胴1,2、ゴム
胴5,6と平行に回転可能に配置されている。前記トリ
ップ軸10には、トリップレバー11が固定されてい
る。このトリップレバー11と前記偏心軸受4は、ター
ンバックル12で結合されている。したがって、トリッ
プ軸10を回すことにより、トリップレバー11、ター
ンバックル12を介して偏心軸受4を回転させ、さら
に、ターンバックル7を介して偏心軸受3を回転させる
ことができ、版胴1,2とゴム胴5,6との間およびゴ
ム胴5,6の間に、版胴1,2に取り付ける版やゴム胴
5,6に取り付けるブランケットの交換に必要な間隙を
形成したり、閉じたりすることができる。また、ターン
バックル7,12を回すことにより、ゴム胴5,6の回
転中心を変位させ版胴1,2とゴム胴5,6それぞれの
接触圧(ベアラ圧)を調整することができる。
【0004】このようなオフセット輪転印刷機において
は、図3に示すように、印刷紙15の両面印刷を行う使
用形態と、図4に示すように、版胴2にミシン刃16を
取り付け、版胴2とゴム胴6の間で、印刷紙15にミシ
ン目を入れ、ゴム胴5を介して印刷紙15の片面に印刷
する使用形態とがある。
【0005】印刷紙15にミシン目を入れるミシン刃1
6は、図5に示すような形状に形成されており、刃の高
さHは、0.8mm程度になっている。したがって、図
6に示すように、印刷紙15にミシン目20を入れる場
合には、版胴2に巻き付けられた版材8に、所要の長さ
に切り取ったミシン刃16を両面接着テープ等で貼り付
けると共に、ゴム胴6に巻き付けられたブランケット9
(ゴムのシート)との間に適正な間隙cを設定すること
が必要になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、図3に
示す使用形態(印刷紙に両面印刷する作業)と、図4に
示す使用形態(ミシン目を入れる作業)とを切り替える
場合には、前記ターンバックル7とターンバックル12
を回して、版胴1,2とゴム胴5,6の接触状態(もし
くは間隙)あるいは、ゴム胴5,6の接触状態を調整す
ることが必要になる。
【0007】すなわち、図3に示す使用形態では、ベア
ラ圧が大きすぎると、ベアラが破損し、また小さいと、
印刷面にショック目や、ダブリ目が発生する。また、図
4に示す使用形態では、印刷紙15に形成されたミシン
目を確認しながら間隙を調整しなけらばならない。この
調整作業には高度の熟練と長い調整時間が必要になり、
作業性が悪いだけでなく、印刷作業の効率を低下させる
原因になっている。
【0008】上記の事情に鑑み、本発明の目的は、胴間
間隙の設定と、ベアラタッチ状態への復元が容易なオフ
セット輪転印刷機における胴間間隙設定装置を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、回転可能な一対の版胴と、ターンバックル
で結合された偏心軸受に前記版胴と平行に支持された一
対のゴム胴と、ゴム胴と平行に回転可能に配置されたト
リップ軸と、このトリップ軸に固定されたトリップレバ
ーと、前記偏心軸受とトリップレバーを結合するターン
バックルとを備え、前記トリップ軸を回して前記各胴間
の間隙を設定するようにしたオフセット輪転印刷機にお
ける胴間間隙設定装置であって、前記トリップレバーと
対向するように配置され、版胴とゴム胴をベアラタッチ
状態に設定したとき、前記トリップレバーと接触してト
リップレバーの回転を規制する第1のストッパと、この
第1のストッパに、前記トリップレバーと対向するよう
に移動可能に支持され、版胴とゴム胴をベアラタッチ状
態になる前にトリップレバーと接触してトリップレバー
の回転を規制する第2のストッパとを設けた。
【0010】
【作用】本発明では、ベアラタッチで作業を行う場合に
は、トリップレバーが第1のストッパに接触するよう
に、第2のストッパを後退させ、印刷紙にミシン目を入
れる作業のときには、トリップレバーが第2のストッパ
に接触するように、第2のストッパを前進させるもので
あり、トリップ軸の回転と、第2のストッパの後退によ
り、作業の切り替えが行える。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を示すもので
あり、同図において、図2と同じものは、同じ符号を付
けて示してある。21は第1のストッパで、版胴1,2
とゴム胴5,6をベアラタッチ状態に設定したとき、前
記トリップレバー11と接触してトリップレバー11の
回転を規制するように、輪転印刷機のフレームに固定さ
れている。このストッパ21には、ねじ穴21aを含む
貫通穴21bが形成されている。22は第2のストッパ
で、前記ねじ穴21aと螺合するねじ部22aと、貫通
穴21bに回転及び移動可能に嵌合する軸部22bが形
成されている。23はハンドルで、前記ストッパ22の
軸部22bの一端に固定されている。
【0012】このような構成であるから、ベアラタッチ
状態で印刷を行う場合には、ハンドル23を回して、ス
トッパ22の先端をストッパ21の内部に後退させ、ト
リップレバー11をストッパ21に接触させる。する
と、版胴1,2とゴム胴5,6の間は、それぞれ予め設
定されたベアラタッチ状態になる。
【0013】一方、印刷紙にミシン目を入れる作業を行
う場合には、ハンドル23を回して、ストッパ22をス
トッパ21の先端面より所定量突出させる。すると、ト
リップレバー11がストッパ22に接触したところで、
トリップレバー11の回転が規制される。したがって、
版胴2とゴム胴6の間に間隙が形成された状態で偏心軸
受3,4の回転が止められる。
【0014】このとき、ストッパ22の突出量は、スト
ッパ22の軸部22bに目盛りを設けておくことによ
り、前記胴間間隙の設定と、ベアラタッチ状態への再現
が容易になる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、回転可能
な一対の版胴と、ターンバックで結合された偏心軸受に
前記版胴と平行に支持された一対のゴム胴と、ゴム胴と
平行に回転可能に配置されたトリップ軸と、このトリッ
プ軸に固定されたトリップレバーと、前記偏心軸受とト
リップレバーを結合するターンバックルとを備え、前記
トリップ軸を回して前記各胴間の間隙を設定するように
したオフセット輪転印刷機における胴間間隙設定装置で
あって、前記トリップレバーと対向するように配置さ
れ、版胴とゴム胴をベアラタッチ状態に設定したとき、
前記トリップレバーと接触してトリップレバーの回転を
規制する第1のストッパと、この第1のストッパに、前
記トリップレバーと対向するように移動可能に支持さ
れ、版胴とゴム胴をベアラタッチ状態になる前にトリッ
プレバーと接触してトリップレバーの回転を規制する第
2のストッパとを設けたので、胴間間隙の設定と、ベア
ラタッチ状態への復元が容易になり、作業性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるオフセット輪転印刷機における胴
間間隙設定装置の側面図。
【図2】従来のオフセット輪転印刷機における胴間間隙
設定装置の側面図。
【図3】オフセット輪転印刷機の使用状態の一例を示す
構成図。
【図4】オフセット輪転印刷機の使用状態の他の例を示
す構成図。
【図5】ミシン刃を示す斜視図。
【図6】ミシン目加工状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1,2 版胴 3,4 偏心軸受 5,6 ゴム胴 7,12 ターンバックル 10 トリップ軸 11 トリップレバー 21 第1のストッパ 22 第2のストッパ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能な一対の版胴と、ターンバック
    ルで結合された偏心軸受に前記版胴と平行に支持された
    一対のゴム胴と、ゴム胴と平行に回転可能に配置された
    トリップ軸と、このトリップ軸に固定されたトリップレ
    バーと、前記偏心軸受とトリップレバーを結合するター
    ンバックルとを備え、前記トリップ軸を回して前記各胴
    間の間隙を設定するようにしたオフセット輪転印刷機に
    おける胴間間隙設定装置であって、前記トリップレバー
    と対向するように配置され、版胴とゴム胴をベアラタッ
    チ状態に設定したとき、前記トリップレバーと接触して
    トリップレバーの回転を規制する第1のストッパと、こ
    の第1のストッパに、前記トリップレバーと対向するよ
    うに移動可能に支持され、版胴とゴム胴をベアラタッチ
    状態になる前にトリップレバーと接触してトリップレバ
    ーの回転を規制する第2のストッパとを設けたことを特
    徴とするオフセット輪転印刷機における胴間間隙設定装
    置。
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