JPH0732929U - 点火コイル - Google Patents

点火コイル

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JPH0732929U
JPH0732929U JP6126593U JP6126593U JPH0732929U JP H0732929 U JPH0732929 U JP H0732929U JP 6126593 U JP6126593 U JP 6126593U JP 6126593 U JP6126593 U JP 6126593U JP H0732929 U JPH0732929 U JP H0732929U
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JP
Japan
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iron core
lead wire
coil
protrusion
protrusions
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Pending
Application number
JP6126593U
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English (en)
Inventor
貞晴 西森
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Mahle Electric Drive Systems Co Ltd
Original Assignee
Kokusan Denki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コイルからの接地側の引出線と鉄心との接続を
確実に行わせることができる点火コイルを提供する。 【構成】鉄心11の積層面に積層方向に間隔をあけて対
を成す突起11c,11cを設ける。コイルユニット1
2から引き出された接地側の引出線15を突起11c,
11cの間に挿入し、突起11c,11cを互いに接近
する方向にかしめることにより、突起11c,11cと
引出線15とを接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、内燃機関用点火装置に用いる点火コイルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
内燃機関用点火装置に用いる点火コイルは、例えば図7に示したように、多数 枚の鋼板を積層してなる積層鉄心1に1次コイル及び2次コイルからなるコイル ユニット2を嵌装した構造を有する。図7に示した点火コイルは内燃機関に取り 付けられる磁石発電機の固定子側に配置されるもので、鉄心1はほぼU字形に形 成され、その両端に磁極部1a,1aが形成されている。鉄心1の両端の磁極部 1a,1aは磁石発電機の回転子の磁極に所定のギャップを介して対向させられ 、磁石回転子の回転に伴ってコイルユニット2の1次コイルに電圧が誘起させら れる。
【0003】 コイルユニット2は1次コイルと2次コイルとを、1次コイルを内側にして同 心配置したもので、その全体が樹脂モールド部3により被覆されている。モール ド部3の一部には高圧コード接続部3aが形成され、高圧コード接続部3aに接 続された高圧コード4が図示しない内燃機関の気筒に取り付けられた点火プラグ に接続される。鉄心1には取り付け孔1b,1bが形成され、これらの取り付け 孔に挿入されたネジにより鉄心1が所定の取り付け部に固定される。
【0004】 この種の点火コイルにおいては、点火装置の構成に応じて1次コイルの巻終り 側の端末部から引き出した引出線を接地したり、1次コイルの巻終り側の端末部 から引き出した引出線と2次コイルの巻き始め側の端末部から引き出した引き出 し線との双方を接地したりする。点火コイルの接地側の引出線は特別に設けたア ース端子に接続する場合もあるが、鉄心が接地電位部に取り付けられる場合には 、接地側の引出線5を鉄心1に接続することが多い。
【0005】 コイルユニットから引き出された接地側の引出線5を鉄心1に接続する場合、 従来は、図7に示したように、該引出線5を鉄心1に抵抗溶接するか、または図 9に示したように、鉄心1にリベット止めしたアース端子金具6に、接地側引出 線5を半田付けするようにしていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
図7に示したように、接地側の引出線5を鉄心1に直接接続する場合には、図 8に示すように、鉄心1の積層面に引出線5を添わせた状態で該引出線5に溶接 電極7を押し当て、鉄心1に他の溶接電極8を当接させた状態で、電極7−引出 線5−鉄心1−電極8の経路で大電流を流し、これにより引出線5と鉄心1との 接触部でジュール熱を発生させて溶接を行っている。
【0007】 ところが、このように鉄心1の積層面に引出線5を溶接する構成をとった場合 には、鉄心1と引出線5との熱容量の差が大きく、最適な溶接条件の範囲が狭い ため溶接不良が生じ易く、引出線5と鉄心1との接続部の電気抵抗が大きくなっ て点火性能が低下するという問題があった。
【0008】 また図9に示したように、鉄心1にリベット止めしたアース端子6に接地側引 出線5を半田付けする構成をとった場合には、アース端子金具6を接続する手間 がかかり、製造コストが高くなるのを避けられない。
【0009】 本考案の目的は、アース端子金具を用いることなく、コイルユニットからの引 出線を鉄心に確実に接続することができるようにした点火コイルを提供すること にある。
【0010】 本考案の他の目的は、溶接不良を伴うことなくコイルユニットからの引出線を 鉄心に溶接することができるようにした点火コイルを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】 本考案は、多数枚の鋼板を積層してなる鉄心と、1次コイル及び2次コイルを 有して鉄心に巻装されたコイルユニットとを備えた点火コイルに係わるものであ る。
【0012】 本考案においては、鉄心を構成する鋼板の一部が鉄心の積層面から突出させら れて、鋼板の積層方向に相対する対の突起が形成されている。コイルユニットか らの引出線は該対の突起の間に挿入され、対の突起が互いに接近する方向にかし められて引出線と突起とが接続されている。
【0013】 また鉄心の積層面に単一の突起を形成して該突起を鉄心の積層面側に折り曲げ 、折り曲げられた突起と積層面との間に引出線を挟みこんだ状態にすることによ り、引出線を鉄心に接続するようにすることもできる。
【0014】 更に、鉄心を構成する鋼板の積層面に突起を形成して、該突起の頂部に引出し 線を溶接する構成をとることもできる。
【0015】
【作用】
上記のように、鉄心の積層面に突起を設けて該突起をかしめることにより引出 線を接続するようにすると、鋼板の積層面には必ず鋭い打ち抜きバリが存在する ため、突起をかしめた際に該突起に形成されたバリが引出線に食い込んで接触す る。そのため、引出線と鉄心との間の電気的な接触を確実にすることができ、引 出線と鉄心との間の電気抵抗を低くして点火性能の低下を防ぐことができる。
【0016】 また上記のように、鋭い打ち抜きバリが存在する鉄心の積層面に形成した突起 の頂部に引出線を溶接するようにすると、引出線と鉄心とを確実に接触させて両 者の接触部に溶接電流を集中させることができる上に、引出線の熱容量と鉄心側 の熱容量とをバランスさせることができるため、溶接を良好に行わせて引出線と 鉄心との間の接続部の電気抵抗を小さくすることができる。
【0017】
【実施例】
図1(A),(B)は本考案の実施例を示したもので、同図において11はほ ぼU字型に形成された積層鉄心、12は鉄心11の一方の腕部に嵌装されたコイ ルユニットである。鉄心11は両端に磁極部11a,11aを有していて、これ らの磁極部が磁石発電機の回転子の磁極に所定のギャップを介して対向させられ る。鉄心11の他方の腕部には取り付け孔11b,11bが設けられ、これらの 取り付け孔を利用して、鉄心11が磁石発電機の固定子台板にネジ止めされる。 コイルユニット12は、同心的に配置した1次コイル及び2次コイルを樹脂モ ールド部13により被覆したもので、モールド部13には、高圧コード14を接 続する高圧コード接続部13aが設けられている。高圧コード14の芯線は、高 圧コード接続部内に設けられた端子金具を介して2次コイルの端末に接続されて いる。
【0018】 本実施例では、コイルユニット12から引き出された接地側の引出線15を鉄 心11に接続するため、図1(B)に示したように、鉄心11を構成する鋼板の 内、所定の間隔を隔てた位置にある鋼板の一部を突出させることにより、鉄心の 積層面11Aから突出して鋼板の積層方向に相対する2つの突起11c,11c が形成されている。引出線15はこれらの突起の間に挿入され、突起11c,1 1cが互い接近する方向にかしめられて、引出線15と突起11c,11cとが 接続されている。各突起11cは1枚の鋼板のみに設けてもよく、2〜3枚の鋼 板に設けてもよい。
【0019】 鋼板に形成された突起11c,11cは鋭い打ち抜きバリを有するため、上記 のように、突起11c,11cの間に引出線15を挟み込んで接続すると、バリ が引出線(通常はエナメル線からなる)15の絶縁被覆を破って引出線の芯線に 食い込み、突起11c,11cと引出線15とが電気的に確実に接続される。従 って、引出線15と鉄心11との間の電気抵抗を十分に小さくして点火性能が低 下するのを防ぐことができる。
【0020】 このように、引出線15の絶縁被覆は突起11c,11cに形成された打ち抜 きバリにより破られるため、引出線の絶縁被覆を除去しなくても、引出線15と 鉄心との接続を確実に行わせることができる。
【0021】 突起11c,11cのかしめは、図2に示すように、かしめ工具16,16の 先端の爪部16a,16aを突起11c,11cに当てがって、該工具の爪部1 6a,16aを互いに接近させる方向に変位させることにより容易に行うことが できる。
【0022】 鉄心11は通常、プレス機械により順次打ち抜かれた鋼板を順に積層しながら 、隣り合う鋼板にそれぞれ設けられた連結部を連結していく、いわゆる順送り積 層法により製作される。この場合、鋼板を打ち抜くプレス機械に突起11cを有 する鋼板を打ち抜く型と、突起を有しない鋼板を打ち抜く型との双方を用意して おくことにより、積層面の所定箇所に突起11c,11cを有する鉄心を容易に 製作することができる。
【0023】 上記の実施例では、鉄心の積層面に対を成す2つの突起11c,11cを形成 して、両突起の間にコイルの引出線15を挟み込むようにしたが、図3(A)に 示したように、鉄心を構成する鋼板の1つに突起を設けることにより、積層面1 1Aに1つの突起11c´を形成して、該突起11c´に隣接する位置に引出線 15を配置し、図3(B)に示すように突起11c´を折り曲げた後、図3(C )に示すようにかしめ工具16´により突起11c´を鉄心の積層面11A側に かしめることにより、引出線15を突起11c´と積層面11Aとの間に挟み込 んだ状態にするようにしてもよい。
【0024】 図4(A),(B)は本考案の他の実施例を示したもので、この実施例では、 鉄心11の積層面に積層方向に間隔を開けて、断面が半円状を呈する2つの突起 11d,11dが形成され、これらの突起11d,11dの間、及び両突起の両 側には、断面が半円状を呈する溝部11eが形成されている。この例では、各突 起11dの両側に溝部11eが設けられているため、各突起11dの積層方向の 端面11d1の輪郭が円形を呈している。各突起11dの円形の端面11d1は溶接 電極を当接させるための当接面として用いられる。
【0025】 この実施例では、コイルユニットからの引出線15が図4(B)に示した矢印 Y方向(鉄心の積層方向と直角な方向)に沿う状態でいずれかの突起11dの頂 部に当接されて、該突起11dに溶接される。
【0026】 本実施例では、突起11dの積層方向の端面11d1を溶接電極の当接面として いるため、引出線15を突起11dに抵抗溶接する際には、突起11dに当接さ れた引出線15に一方の溶接電極を押し当てると共に、突起11dの端面11d1 に鋼板の積層方向(図示のX方向またはX´方向)から他の溶接電極を当接させ て、両溶接電極を通して、突起11dと引出線15とに溶接電流を流すことがで きる。この場合、溶接電流は鉄心の突起11d以外の部分を殆ど流れることがな く、また突起11dに形成されている打ち抜きバリにより突起11dが引出線1 5に電気的に確実に接続されるため、引出線15と突起11との接触部に溶接電 流を集中させて、溶接を良好に行わせることができる。
【0027】 また上記のように突起11dを設けて、該突起11dに引出線を溶接するよう にすると、突起11dの大きさを適当に設定することにより、引出線の熱容量と 突起11dの熱容量とをほぼバランスさせることができるため、溶接を容易に行 わせることがきる。
【0028】 図4に示した例では、鋼板の積層方向に間隔をあけて2つの突起11d,11 dを設けているが、このように2つの突起を設けておくと、1次コイルの端末部 と2次コイルの端末部とをそれぞれ接地する場合に、両端末部をそれぞれ突起1 1d,11dに溶接することができるため、コイルユニットを製作する際に1次 コイルの端末部と2次コイルの端末部とを接続する作業を省略することができる 。鉄心に1つの引出線のみを接続すればよい場合には、突起11cを1つだけ設 ければよい。
【0029】 図5は本考案の他の実施例を示したもので、この実施例では、鉄心11の積層 方向と直角な方向に間隔をあけて、2つの突起11d,11dが設けられている 。各突起11dの形状は図4に示した実施例と同様であり、各突起11dの両側 には半円状の溝部が形成されている。
【0030】 この例では、引出線15が2つの突起11d,11dの頂部に溶接されている 。このように構成すると、対の溶接電極17,18をそれぞれ引出線15を介し て突起11d,11dに当接させることにより、溶接電極17−引出線15−一 方の突起11d−他方の突起11d−引出線15−溶接電極18の経路で溶接電 流を流すことができるため、溶接を容易に行わせることができる。
【0031】 上記の実施例では、突起11dの両側に溝部11eを形成するとしたが、必ず しも溝部11eを形成する必要はなく、図6に示したように、単に積層面11A から突出した突起11dのみを設けるようにしてもよい。図6に示した例では、 突起11dが山形に形成され、突起11dの積層方向端面11d1が溶接電極の当 接面となっている。
【0032】 突起11dの断面形状や大きさは、引出線15との熱容量バランスや、溶接作 業性を考慮して適宜に設定する。
【0033】 上記の実施例では、鉄心11がU字形に形成されているが、鉄心11の形状は 任意である。また上記の実施例では、磁石発電機内に配置される点火コイルを例 にとったが、磁石発電機外に配置される点火コイルにも同様に本考案を適用でき るのはもちろんである。
【0034】
【考案の効果】
以上のように、請求項1または2に記載した考案によれば、鋼板の打ち抜きバ リが存在する鉄心の積層面に突起を設けて該突起をかしめることにより引出線を 接続するので、引出線を鋼板の積層面に確実に接続することができ、引出線と鉄 心との間の電気的な接触を確実にして点火性能が低下するのを防ぐことができる 利点がある。
【0035】 請求項3に記載した考案によれば、鋭い打ち抜きバリが存在する鉄心の積層面 に形成した突起の頂部に引出線を溶接するので、引出線と鉄心とを確実に接触さ せて両者の接触部に溶接電流を集中させることができ、また、引出線の熱容量と 突起の熱容量とをバランスさせて溶接を良好に行わせることができるため、引出 線と鉄心との間の接続部の電気抵抗を小さくして点火性能の低下を防ぐことがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本考案の実施例を示す正面図である。
(B)は(A)の要部の拡大断面図である。
【図2】図1の実施例において鉄心に設けた突起をかし
める際の状態を説明する説明図である。
【図3】(A)ないし(C)はそれぞれ本考案の他の実
施例において鉄心にコイルの引出線を接続する際の加工
の手順を順に示した説明図である。
【図4】(A)は本考案の他の実施例を示した正面図、
(B)は(A)の要部の拡大斜視図である。
【図5】本考案の更に他の実施例において引出線を鉄心
に溶接する際の状態を示した正面図である。
【図6】本考案の更に他の実施例の要部を示した斜視図
である。
【図7】従来の点火コイルを示した正面図である。
【図8】図7の点火コイルにおいて引出線を鉄心に溶接
する際の状態を示した正面図である。
【図9】従来の他の点火コイルを示した正面図である。
【符号の説明】
11 鉄心 11c 突起 11d 突起 11d1 溶接電極の当接面 11e 溝部 12 コイルユニット 15 コイルからの接地側引出線

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数枚の鋼板を積層してなる鉄心と、1
    次コイル及び2次コイルを有して前記鉄心に巻装された
    コイルユニットとを備え、前記コイルユニットから引き
    出された引出線が前記鉄心に接続されている点火コイル
    において、 前記鉄心を構成する鋼板の一部が鉄心の積層面から突出
    させられて該積層面に鋼板の積層方向に相対する対の突
    起が形成され、 前記対の突起の間に前記引出線が挿入され、 前記対の突起が互いに接近する方向にかしめられて前記
    引出線と突起とが接続されていることを特徴とする点火
    コイル。
  2. 【請求項2】 多数枚の鋼板を積層してなる鉄心と、1
    次コイル及び2次コイルを有して前記鉄心に巻装された
    コイルユニットとを備え、前記コイルユニットから引き
    出された引出線が前記鉄心に接続されている点火コイル
    において、 前記鉄心を構成する鋼板の積層面に突起が形成されて該
    突起が前記鉄心の積層面側に折り曲げられ、該折り曲げ
    られた突起と積層面との間に前記引出し線が挟みこまれ
    た状態で鉄心と引出線とが接続されていることを特徴と
    する点火コイル。
  3. 【請求項3】 多数枚の鋼板を積層してなる鉄心と、1
    次コイル及び2次コイルを有して前記鉄心に巻装された
    コイルユニットとを備え、前記コイルユニットから引き
    出された引出線が前記鉄心に接続されている点火コイル
    において、 前記鉄心を構成する鋼板の積層面に突起が形成されて、
    該突起の頂部に前記引出し線が溶接されていることを特
    徴とする点火コイル。
JP6126593U 1993-11-15 1993-11-15 点火コイル Pending JPH0732929U (ja)

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Effective date: 19990525