JPH07329330A - サーマルプリントヘッド及びその製造方法 - Google Patents
サーマルプリントヘッド及びその製造方法Info
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- JPH07329330A JPH07329330A JP15308194A JP15308194A JPH07329330A JP H07329330 A JPH07329330 A JP H07329330A JP 15308194 A JP15308194 A JP 15308194A JP 15308194 A JP15308194 A JP 15308194A JP H07329330 A JPH07329330 A JP H07329330A
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- Japan
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- layer
- thermal print
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ヘッド表面に高い平坦度が得られて、剛性が
ある各種カード類や、光ディスク、カートリッジ等の上
にも高品位印刷をすることができるサーマルプリントヘ
ッド及びその製造方法を提供する。 【構成】 被印刷面側に当接されるヘッド表面を平坦化
するための表面加工工程を経て作るようにした。
ある各種カード類や、光ディスク、カートリッジ等の上
にも高品位印刷をすることができるサーマルプリントヘ
ッド及びその製造方法を提供する。 【構成】 被印刷面側に当接されるヘッド表面を平坦化
するための表面加工工程を経て作るようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱転写式プリンタに使
用されるサーマルプリントヘッドに関するものである。
用されるサーマルプリントヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の熱転写式プリンタに使用さ
れるサーマルプリントヘッドの一般的な構造を示す要部
断面図である。図3において、このサーマルヘッドは、
セラミック基板1、グレーズ層2、発熱抵抗体3、電極
4、抵抗体保護層5、耐摩耗層6が順に積層された構造
に成っている。
れるサーマルプリントヘッドの一般的な構造を示す要部
断面図である。図3において、このサーマルヘッドは、
セラミック基板1、グレーズ層2、発熱抵抗体3、電極
4、抵抗体保護層5、耐摩耗層6が順に積層された構造
に成っている。
【0003】このうち、セラミック基板1は、サーマル
プリントヘッドの基材であり、材質としてはアルミナセ
ラミックAl2O3が良く用いられる。グレーズ層2は発熱
抵抗体3からセラミック基板1への熱流の熱抵抗層の働
きをし、材質としてはガラス(ソーダ石灰ガラス)が良
く用いられる。発熱抵抗体3はサーマルプリントヘッド
の熱発生源であり、材質としてはTa2N,TaN,SiTa,TaS
iO2等が良く用いられる。電極4は発熱抵抗体3に電流
を与えるもので、材質としては金Auが良く用いられる。
抵抗体保護層5は発熱抵抗体3の酸化防止のためのもの
で、材質としてはSiO2等が良く用いられる。耐摩耗層6
はプリント時の摺動摩擦に耐え得るためにあり、材質と
してはTa2O3,SiC等が用いられる。
プリントヘッドの基材であり、材質としてはアルミナセ
ラミックAl2O3が良く用いられる。グレーズ層2は発熱
抵抗体3からセラミック基板1への熱流の熱抵抗層の働
きをし、材質としてはガラス(ソーダ石灰ガラス)が良
く用いられる。発熱抵抗体3はサーマルプリントヘッド
の熱発生源であり、材質としてはTa2N,TaN,SiTa,TaS
iO2等が良く用いられる。電極4は発熱抵抗体3に電流
を与えるもので、材質としては金Auが良く用いられる。
抵抗体保護層5は発熱抵抗体3の酸化防止のためのもの
で、材質としてはSiO2等が良く用いられる。耐摩耗層6
はプリント時の摺動摩擦に耐え得るためにあり、材質と
してはTa2O3,SiC等が用いられる。
【0004】図4はそのサーマルプリントヘッドの一般
的な製造方法の一例を示すもので、図4を用いてその製
造方法を説明すると、まず、セラミック基板1上に溶融
したガラスを塗布し、これを焼成することにより厚みが
約40μm〜80μmのグレーズ層2を得る(工程a参
照)。次に、このグレーズ層2の上に、順次、発熱抵抗
体3(約0.1〜0.5μm厚)、電極4(約1〜5μm
厚)、抵抗体保護層5(約2μm厚)、耐摩耗層6(約
4〜10μm厚)の薄膜が真空蒸着法またはスパッタリ
ング法で形成される(工程b参照)。
的な製造方法の一例を示すもので、図4を用いてその製
造方法を説明すると、まず、セラミック基板1上に溶融
したガラスを塗布し、これを焼成することにより厚みが
約40μm〜80μmのグレーズ層2を得る(工程a参
照)。次に、このグレーズ層2の上に、順次、発熱抵抗
体3(約0.1〜0.5μm厚)、電極4(約1〜5μm
厚)、抵抗体保護層5(約2μm厚)、耐摩耗層6(約
4〜10μm厚)の薄膜が真空蒸着法またはスパッタリ
ング法で形成される(工程b参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、この
構造のサーマルプリントヘッドでは、完成されたサーマ
ルプリントヘッドの表面、すなわちヘッド表面に非平坦
部分ができている場合がある。そこで、この非平坦部分
が出来た原因を調べてみると、まずグレーズ層2の上に
形成される発熱抵抗体3以降の形成層は薄膜であり、こ
れは真空蒸着法またはスパッタリング法で形成される方
法からしても厚みにムラが起きにくい。したがって、完
成されたサーマルプリントヘッドの表面に非平滑部分が
存在していたとしたら、それはグレーズ層2の表面状態
に従っていると考えられる。しかも、そのグレーズ層2
は焼成を行うので、表面も十分な平坦度が一般に得られ
にくいものである。
構造のサーマルプリントヘッドでは、完成されたサーマ
ルプリントヘッドの表面、すなわちヘッド表面に非平坦
部分ができている場合がある。そこで、この非平坦部分
が出来た原因を調べてみると、まずグレーズ層2の上に
形成される発熱抵抗体3以降の形成層は薄膜であり、こ
れは真空蒸着法またはスパッタリング法で形成される方
法からしても厚みにムラが起きにくい。したがって、完
成されたサーマルプリントヘッドの表面に非平滑部分が
存在していたとしたら、それはグレーズ層2の表面状態
に従っていると考えられる。しかも、そのグレーズ層2
は焼成を行うので、表面も十分な平坦度が一般に得られ
にくいものである。
【0006】したがって、このように表面に非平坦部分
が存在する状態で完成されたサーマルプリントヘッドを
用いて、これを硬度が高く、また剛性がある被印刷物、
例えばクレジットカード、プリペードカード等のプラス
チック製カードや、コンパクトディスク等の情報記録用
光ディスク、磁気テープ等の磁気記録メディアのカート
リッジまたはケース等の上に印刷をすると、サーマルプ
リントヘッドと被印刷物とが完全に接触しない部分が生
じたり、例え接触したとしても接触圧が異なったりす
る。そして、その接触しない部分及び接触圧が小さくな
った部分では印刷濃度が低くなり、結果的に印刷ムラが
生じて印刷品位を低下させると言う問題点があった。現
実的には、幅が約9mmのヘッドにおいて約2μm以上
のへこみがあった場合には印刷ムラが発生している。
が存在する状態で完成されたサーマルプリントヘッドを
用いて、これを硬度が高く、また剛性がある被印刷物、
例えばクレジットカード、プリペードカード等のプラス
チック製カードや、コンパクトディスク等の情報記録用
光ディスク、磁気テープ等の磁気記録メディアのカート
リッジまたはケース等の上に印刷をすると、サーマルプ
リントヘッドと被印刷物とが完全に接触しない部分が生
じたり、例え接触したとしても接触圧が異なったりす
る。そして、その接触しない部分及び接触圧が小さくな
った部分では印刷濃度が低くなり、結果的に印刷ムラが
生じて印刷品位を低下させると言う問題点があった。現
実的には、幅が約9mmのヘッドにおいて約2μm以上
のへこみがあった場合には印刷ムラが発生している。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的はヘッド表面に高い平坦度が得られ
て、剛性がある各種カード類や、光ディスク、カートリ
ッジ等の上にも高品位印刷をすることができるサーマル
プリントヘッド及びその製造方法を提供することにあ
る。さらに、他の目的は、以下に説明する内容の中で順
次明らかにして行く。
のであり、その目的はヘッド表面に高い平坦度が得られ
て、剛性がある各種カード類や、光ディスク、カートリ
ッジ等の上にも高品位印刷をすることができるサーマル
プリントヘッド及びその製造方法を提供することにあ
る。さらに、他の目的は、以下に説明する内容の中で順
次明らかにして行く。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明にあ
っては、被印刷面側に当接されるヘッド表面を平坦化す
るための表面加工工程を経て作るようにすることによっ
て達成される。
っては、被印刷面側に当接されるヘッド表面を平坦化す
るための表面加工工程を経て作るようにすることによっ
て達成される。
【0009】
【作用】これによれば、被印刷面に当接されるヘッド表
面がより平滑化されて、平坦度の良好なサーマルプリン
トヘッドが得られる。したがって、ヘッド表面が平坦に
なっていることによって、硬度が高く、また剛性がある
被印刷物、例えばクレジットカード、プリペードカード
等のプラスチック製カードや、コンパクトディスク等の
情報記録用光ディスク、磁気テープ等の磁気記録メディ
アのカートリッジまたはケース等の上に印刷をする場合
でも、サーマルプリントヘッドと被印刷物とがほぼ完全
に同じ接触圧で接触するようになる。
面がより平滑化されて、平坦度の良好なサーマルプリン
トヘッドが得られる。したがって、ヘッド表面が平坦に
なっていることによって、硬度が高く、また剛性がある
被印刷物、例えばクレジットカード、プリペードカード
等のプラスチック製カードや、コンパクトディスク等の
情報記録用光ディスク、磁気テープ等の磁気記録メディ
アのカートリッジまたはケース等の上に印刷をする場合
でも、サーマルプリントヘッドと被印刷物とがほぼ完全
に同じ接触圧で接触するようになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。図2は本発明の一実施例として示す熱
転写式プリンタに使用されるサーマルプリントヘッドの
要部断面図である。図1において図3と同一符号を付し
たものは図3の部材と対応しているものである。
詳細に説明する。図2は本発明の一実施例として示す熱
転写式プリンタに使用されるサーマルプリントヘッドの
要部断面図である。図1において図3と同一符号を付し
たものは図3の部材と対応しているものである。
【0011】そして、図2において、このサーマルプリ
ントヘッドは、セラミック基板1、グレーズ層2、発熱
抵抗体3、電極4、抵抗体保護層5、耐摩耗層6が順に
積層されており、この基本構造は図3に示した従来の構
造と同じである。
ントヘッドは、セラミック基板1、グレーズ層2、発熱
抵抗体3、電極4、抵抗体保護層5、耐摩耗層6が順に
積層されており、この基本構造は図3に示した従来の構
造と同じである。
【0012】また、(1)セラミック基板1がサーマル
プリントヘッドの基材であり、材質としてアルミナセラ
ミックAl2O3が用いられている点、(2)グレーズ層2
は発熱抵抗体3からセラミック基板1への熱流の熱抵抗
層の働きをするもので、材質としてガラス(ソーダ石灰
ガラス)が用いられている点、(3)発熱抵抗体3はサ
ーマルプリントヘッドの熱発生源で、材質としてTa2N,
TaN,SiTa,TaSiO2等が用いられている点、(4)電極
4は発熱抵抗体3に電流を与えるもので、材質として金
Auが用いられる点、(5)抵抗体保護層5は発熱抵抗体
3の酸化防止のためのもので、材質としてSiO2等が用い
られている点、(6)耐摩耗層6はプリント時の摺動摩
擦に耐え得るためにあり、材質としてはTa2O3,SiC等が
用いられる点も、図3に示した従来のヘッド構造と同じ
である。そして、従来のサーマルプリントヘッドの構造
と大きく異なる点は、本実施例の構造では従来の構造に
比べて耐摩耗層6の表面が極めて平滑になっている点で
ある。また、この表面が高平滑度になった耐摩耗層6を
有するサーマルプリントヘッドは次の方法に従うことに
よって達成することができる。
プリントヘッドの基材であり、材質としてアルミナセラ
ミックAl2O3が用いられている点、(2)グレーズ層2
は発熱抵抗体3からセラミック基板1への熱流の熱抵抗
層の働きをするもので、材質としてガラス(ソーダ石灰
ガラス)が用いられている点、(3)発熱抵抗体3はサ
ーマルプリントヘッドの熱発生源で、材質としてTa2N,
TaN,SiTa,TaSiO2等が用いられている点、(4)電極
4は発熱抵抗体3に電流を与えるもので、材質として金
Auが用いられる点、(5)抵抗体保護層5は発熱抵抗体
3の酸化防止のためのもので、材質としてSiO2等が用い
られている点、(6)耐摩耗層6はプリント時の摺動摩
擦に耐え得るためにあり、材質としてはTa2O3,SiC等が
用いられる点も、図3に示した従来のヘッド構造と同じ
である。そして、従来のサーマルプリントヘッドの構造
と大きく異なる点は、本実施例の構造では従来の構造に
比べて耐摩耗層6の表面が極めて平滑になっている点で
ある。また、この表面が高平滑度になった耐摩耗層6を
有するサーマルプリントヘッドは次の方法に従うことに
よって達成することができる。
【0013】図1はそのサーマルプリントヘッドを製造
するための工程図であり、これを用いてその製造方法の
一例を次に説明する。まず、セラミック基板1上に溶融
したガラスを塗布し、これを焼成することにより厚みが
約く40μm〜80μmのグレーズ層2を得る(工程A
参照)。次に、このグレーズ層2の上を平滑かつ真直度
にするためのグレーズ層表面加工を行う(工程B参
照)。次いで、表面加工されたグレーズ層2の上に、順
次、発熱抵抗体3(約0.1〜0.5μm厚)、電極4(約1
〜5μm厚)、抵抗体保護層5(約2μm厚)、耐摩耗
層6(約4〜10μm厚)の薄膜を真空蒸着法またはス
パッタリング法で形成する(工程C参照)。すると、こ
れにより図2に示した耐摩耗層6の表面が極めて平滑に
なったサーマルプリントヘッドが形成される。
するための工程図であり、これを用いてその製造方法の
一例を次に説明する。まず、セラミック基板1上に溶融
したガラスを塗布し、これを焼成することにより厚みが
約く40μm〜80μmのグレーズ層2を得る(工程A
参照)。次に、このグレーズ層2の上を平滑かつ真直度
にするためのグレーズ層表面加工を行う(工程B参
照)。次いで、表面加工されたグレーズ層2の上に、順
次、発熱抵抗体3(約0.1〜0.5μm厚)、電極4(約1
〜5μm厚)、抵抗体保護層5(約2μm厚)、耐摩耗
層6(約4〜10μm厚)の薄膜を真空蒸着法またはス
パッタリング法で形成する(工程C参照)。すると、こ
れにより図2に示した耐摩耗層6の表面が極めて平滑に
なったサーマルプリントヘッドが形成される。
【0014】なお、上述したグレーズ層2の表面(ヘッ
ド表面)を平滑かつ真直度にするための表面加工として
は色々と考えられ、例えばラッピング加工またはポリシ
ング加工を行う方法等がある。ここで、ラッピング加工
法によりグレーズ層2の表面加工を行う場合としたとき
には次の(1)〜(4)の点について注意しなければな
らない。 (1)グレーズ層2は材質としてガラスが使われてお
り、これは脆性材料であり、加工中に欠け(チッピン
グ)が起き易い。したがって、ラッピングに用いる定盤
(ラップ定盤)は柔らかい材質のものが望ましい。 (2)また、ラップ定盤の加工面は平滑で真直度も高い
ものを使用しないと、グレーズ層2の表面の平滑かつ真
直度の仕上がり精度に影響することになるので、出来る
だけ精度の高いものを使用する必要がある。 (3)次に、ラッピングを行う場合は、精度良く仕上げ
られたラップ定盤上にラップ剤を薄く塗布し、グレーズ
層2の表面(ヘッド表面)側をラップ剤を塗布したラッ
プ定盤に当ててラッピングを行う。また、ラッピング中
にグレーズ層2の表面にチッピングを起こさないよう
に、ラップ剤は余り硬度の高いものを使用しない方が望
ましい。さらに、ラップ剤を少量の油または水で溶いて
ペースト状にし、ラップ定盤の平面に仕上げた面に薄く
塗布してラッピングを行うようにすると良く、かつラッ
ピング中は適宜ラップ剤を補給するようにする。 (4)加えて、ラップ定盤の平面度はグレーズ層2の表
面の平坦度の仕上がり精度に直接影響するので、平面度
がラッピング中に狂ってきた場合には再度平面の仕上げ
加工を行い、常にラップ定盤の平面度を維持するように
した方が良い。こうすることによって、ラッピング方法
により、グレーズ層2の表面の平坦度が良好なものを得
ることができる。
ド表面)を平滑かつ真直度にするための表面加工として
は色々と考えられ、例えばラッピング加工またはポリシ
ング加工を行う方法等がある。ここで、ラッピング加工
法によりグレーズ層2の表面加工を行う場合としたとき
には次の(1)〜(4)の点について注意しなければな
らない。 (1)グレーズ層2は材質としてガラスが使われてお
り、これは脆性材料であり、加工中に欠け(チッピン
グ)が起き易い。したがって、ラッピングに用いる定盤
(ラップ定盤)は柔らかい材質のものが望ましい。 (2)また、ラップ定盤の加工面は平滑で真直度も高い
ものを使用しないと、グレーズ層2の表面の平滑かつ真
直度の仕上がり精度に影響することになるので、出来る
だけ精度の高いものを使用する必要がある。 (3)次に、ラッピングを行う場合は、精度良く仕上げ
られたラップ定盤上にラップ剤を薄く塗布し、グレーズ
層2の表面(ヘッド表面)側をラップ剤を塗布したラッ
プ定盤に当ててラッピングを行う。また、ラッピング中
にグレーズ層2の表面にチッピングを起こさないよう
に、ラップ剤は余り硬度の高いものを使用しない方が望
ましい。さらに、ラップ剤を少量の油または水で溶いて
ペースト状にし、ラップ定盤の平面に仕上げた面に薄く
塗布してラッピングを行うようにすると良く、かつラッ
ピング中は適宜ラップ剤を補給するようにする。 (4)加えて、ラップ定盤の平面度はグレーズ層2の表
面の平坦度の仕上がり精度に直接影響するので、平面度
がラッピング中に狂ってきた場合には再度平面の仕上げ
加工を行い、常にラップ定盤の平面度を維持するように
した方が良い。こうすることによって、ラッピング方法
により、グレーズ層2の表面の平坦度が良好なものを得
ることができる。
【0015】なお、上記実施例では、グレーズ層2の塗
布後に平滑かつ真直度を良くするための表面加工工程を
入れたが、グレーズ層2を塗布した後の薄膜形成工程の
途中または薄膜形成工程後に表面を平滑かつ真直度を良
くする表面加工工程を入れても差し支えないものであ
る。すなわち、サーマルプリントヘッドの製作工程中の
どこかに少なくとも1回、サーマルプリントヘッドの印
刷面側を平滑かつ真直度を良くする表面加工を行えば良
い。しかし、耐摩耗層6の前までに表面加工を施し、そ
の上にさらに他の層の薄膜を形成した方が、面粗さは多
少改善されることになる。
布後に平滑かつ真直度を良くするための表面加工工程を
入れたが、グレーズ層2を塗布した後の薄膜形成工程の
途中または薄膜形成工程後に表面を平滑かつ真直度を良
くする表面加工工程を入れても差し支えないものであ
る。すなわち、サーマルプリントヘッドの製作工程中の
どこかに少なくとも1回、サーマルプリントヘッドの印
刷面側を平滑かつ真直度を良くする表面加工を行えば良
い。しかし、耐摩耗層6の前までに表面加工を施し、そ
の上にさらに他の層の薄膜を形成した方が、面粗さは多
少改善されることになる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
平坦度の良好なサーマルプリントヘッドが得られるの
で、硬度が高く、また剛性がある被印刷物、例えばクレ
ジットカード、プリペードカード等のプラスチック製カ
ードや、コンパクトディスク等の情報記録用光ディス
ク、磁気テープ等の磁気記録メディアのカートリッジま
たはケース等の上に印刷をする場合でも、サーマルプリ
ントヘッドと被印刷物とがほぼ完全に同じ接触圧で接触
するようになる。したがって、印刷濃度にムラのない高
品位な印刷が可能になる。また、従来の熱転写印刷で印
刷可能であった一般的な紙類の媒体に印刷する場合であ
っても、従来のサーマルプリントヘッドを用いた場合に
比べて、より鮮明な印刷が可能となる。特に、昇華熱転
写印刷方式を用いた印刷方式できは、色ムラが少なく、
非常に品位の高いカラー印刷が可能になる。
平坦度の良好なサーマルプリントヘッドが得られるの
で、硬度が高く、また剛性がある被印刷物、例えばクレ
ジットカード、プリペードカード等のプラスチック製カ
ードや、コンパクトディスク等の情報記録用光ディス
ク、磁気テープ等の磁気記録メディアのカートリッジま
たはケース等の上に印刷をする場合でも、サーマルプリ
ントヘッドと被印刷物とがほぼ完全に同じ接触圧で接触
するようになる。したがって、印刷濃度にムラのない高
品位な印刷が可能になる。また、従来の熱転写印刷で印
刷可能であった一般的な紙類の媒体に印刷する場合であ
っても、従来のサーマルプリントヘッドを用いた場合に
比べて、より鮮明な印刷が可能となる。特に、昇華熱転
写印刷方式を用いた印刷方式できは、色ムラが少なく、
非常に品位の高いカラー印刷が可能になる。
【図1】本発明の製造方法を説明するための図である。
【図2】本実施例方法に作られサーマルプリントヘッド
の要部断面図である。
の要部断面図である。
【図3】従来方法により作られたサーマルプリントヘッ
ドの要部断面図である。
ドの要部断面図である。
【図4】従来の製造方法を説明するための図である。
1 セラミック基板 2 グレーズ層 3 発熱抵抗体 4 電極 5 抵抗体保護層 6 耐摩耗層
Claims (5)
- 【請求項1】 被印刷面側に当接されるヘッド表面を平
坦化するための表面加工工程を経て作るようにしたこと
を特徴とするサーマルプリントヘッドの製造方法。 - 【請求項2】 基材上に塗布及び焼成されたグレーズ層
と、このグレーズ層上に発熱抵抗体と電極と抵抗体保護
層と耐摩耗層を順次薄膜として形成してなるサーマルプ
リントヘッドの製造方法において、 前記グレーズ層以降を形成する工程中に、その表面を平
坦化するための表面加工工程を設けたことを特徴とする
サーマルプリントヘッドの製造方法。 - 【請求項3】 前記表面加工工程を前記グレーズ層の成
形工程の直後に設けるとともに、前記発熱抵抗体と電極
と抵抗体保護層と耐摩耗層を真空蒸着法またはスパッタ
リング法を用いて薄膜として形成するようにした請求項
1に記載のサーマルプリントヘッドの製造方法。 - 【請求項4】 被印刷面側に当接されるヘッド表面を平
坦化するための表面加工工程を経て作られたことを特徴
とするサーマルプリントヘッド。 - 【請求項5】 基材上に塗布及び焼成されたグレーズ層
と、このグレーズ層上に発熱抵抗体と電極と抵抗体保護
層と耐摩耗層を順次薄膜として形成してなるサーマルプ
リントヘッドにおいて、 前記グレーズ層以降を形成するときに、その表面を平坦
化するための表面加工を施して作られたことを特徴とす
るサーマルプリントヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15308194A JPH07329330A (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | サーマルプリントヘッド及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15308194A JPH07329330A (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | サーマルプリントヘッド及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07329330A true JPH07329330A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=15554568
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15308194A Pending JPH07329330A (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | サーマルプリントヘッド及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07329330A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6181360B1 (en) | 1997-10-03 | 2001-01-30 | Alps Electric Co., Ltd. | Thermal head |
| JP2020163654A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | ローム株式会社 | サーマルプリントヘッド |
-
1994
- 1994-06-13 JP JP15308194A patent/JPH07329330A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6181360B1 (en) | 1997-10-03 | 2001-01-30 | Alps Electric Co., Ltd. | Thermal head |
| JP2020163654A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | ローム株式会社 | サーマルプリントヘッド |
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