JPH07331018A - メタクリル樹脂組成物 - Google Patents
メタクリル樹脂組成物Info
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- JPH07331018A JPH07331018A JP15523394A JP15523394A JPH07331018A JP H07331018 A JPH07331018 A JP H07331018A JP 15523394 A JP15523394 A JP 15523394A JP 15523394 A JP15523394 A JP 15523394A JP H07331018 A JPH07331018 A JP H07331018A
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- Japan
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- carbon atoms
- alkyl
- methacrylic
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高温における射出成形等での加熱着色性が改
良された、特にレンズ、導光体等の光学用途に適した、
より良好な無色透明性を有するメタクリル樹脂組成物を
提供することにある。 【構成】 メタクリル酸メチル70〜100重量%、ア
ルキル基の炭素数が1〜8である少なくとも1種のアク
リル酸アルキルエステル0〜30重量%およびアルキル
基の炭素数が2〜8である少なくとも1種のメタクリル
酸アルキルエステル0〜30重量%からなるメタクリル
重合体100重量部に対して、下記一般式(1) 【化1】 (式中、R1 は炭素数が8〜18のアルキル基、シクロ
アルキル基、または総炭素数が1〜10の1〜3個のア
ルキル置換基を有していてもよいフェニル基を表す。)
で示されるホスファイト化合物を0.01〜0.2重量
部含有する。
良された、特にレンズ、導光体等の光学用途に適した、
より良好な無色透明性を有するメタクリル樹脂組成物を
提供することにある。 【構成】 メタクリル酸メチル70〜100重量%、ア
ルキル基の炭素数が1〜8である少なくとも1種のアク
リル酸アルキルエステル0〜30重量%およびアルキル
基の炭素数が2〜8である少なくとも1種のメタクリル
酸アルキルエステル0〜30重量%からなるメタクリル
重合体100重量部に対して、下記一般式(1) 【化1】 (式中、R1 は炭素数が8〜18のアルキル基、シクロ
アルキル基、または総炭素数が1〜10の1〜3個のア
ルキル置換基を有していてもよいフェニル基を表す。)
で示されるホスファイト化合物を0.01〜0.2重量
部含有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メタクリル樹脂組成物
に関し、さらに詳しくは高温における射出成形等での加
熱着色性が改良された、特にレンズ、導光体等の光学用
途に適したメタクリル樹脂組成物に関する。
に関し、さらに詳しくは高温における射出成形等での加
熱着色性が改良された、特にレンズ、導光体等の光学用
途に適したメタクリル樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】メタクリル樹脂は無色透明で美しい外観
と耐候性を有し、成形が容易なことから、ルーバー、テ
ールランプ、レンズ、テーブルウェアー等電気部品、車
両部品、装飾、雑貨、看板に幅広く用いられている。し
かし、汎用のメタクリル樹脂では、より高温で長時間滞
留させる条件下での射出成形、押出し成形において若干
黄色味を帯びるという問題がある。この改良方法とし
て、微量の青色系染料の添加が試みられているが不十分
であり、特に特殊厚肉レンズおよび導光体等の、より良
好な無色透明性が要求される光学用途では市場の要求に
十分応えられていないのが現状である。
と耐候性を有し、成形が容易なことから、ルーバー、テ
ールランプ、レンズ、テーブルウェアー等電気部品、車
両部品、装飾、雑貨、看板に幅広く用いられている。し
かし、汎用のメタクリル樹脂では、より高温で長時間滞
留させる条件下での射出成形、押出し成形において若干
黄色味を帯びるという問題がある。この改良方法とし
て、微量の青色系染料の添加が試みられているが不十分
であり、特に特殊厚肉レンズおよび導光体等の、より良
好な無色透明性が要求される光学用途では市場の要求に
十分応えられていないのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、高温
における射出成形等での加熱着色性が改良された、特に
レンズ、導光体等の光学用途に適した、より良好な無色
透明性を有するメタクリル樹脂組成物を提供することを
目的とする。
における射出成形等での加熱着色性が改良された、特に
レンズ、導光体等の光学用途に適した、より良好な無色
透明性を有するメタクリル樹脂組成物を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、より良好
な無色透明性を有するメタクリル樹脂組成物に関し鋭意
研究した結果、メタクリル重合体に特定のホスファイト
化合物を添加することにより、高温での射出成形等での
加熱着色性が改良された、黄色味のない、より良好な無
色透明性を有するメタクリル樹脂組成物が得られること
を見い出し、本発明を完成するに至った。
な無色透明性を有するメタクリル樹脂組成物に関し鋭意
研究した結果、メタクリル重合体に特定のホスファイト
化合物を添加することにより、高温での射出成形等での
加熱着色性が改良された、黄色味のない、より良好な無
色透明性を有するメタクリル樹脂組成物が得られること
を見い出し、本発明を完成するに至った。
【0005】即ち、本発明は、メタクリル酸メチル70
〜100重量%、アルキル基の炭素数が1〜8である少
なくとも1種のアクリル酸アルキルエステル0〜30重
量%およびアルキル基の炭素数が2〜8である少なくと
も1種のメタクリル酸アルキルエステル0〜30重量%
からなるメタクリル重合体100重量部に対して、下記
一般式(1)
〜100重量%、アルキル基の炭素数が1〜8である少
なくとも1種のアクリル酸アルキルエステル0〜30重
量%およびアルキル基の炭素数が2〜8である少なくと
も1種のメタクリル酸アルキルエステル0〜30重量%
からなるメタクリル重合体100重量部に対して、下記
一般式(1)
【0006】
【化2】
【0007】(式中、R1 は炭素数が8〜18のアルキ
ル基、シクロアルキル基、または総炭素数が1〜10の
1〜3個のアルキル置換基を有していてもよいフェニル
基を表す。)で示されるホスファイト化合物を0.01
〜0.2重量部添加してなるメタクリル樹脂組成物によ
り達成される。
ル基、シクロアルキル基、または総炭素数が1〜10の
1〜3個のアルキル置換基を有していてもよいフェニル
基を表す。)で示されるホスファイト化合物を0.01
〜0.2重量部添加してなるメタクリル樹脂組成物によ
り達成される。
【0008】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
用いられるメタクリル重合体において、メタクリル酸メ
チルは該重合体の主要成分となる単量体であり、透明性
等の光学的性質および機械的性質などの点から70重量
%以上、好ましくは80〜99重量%であることが必要
である。
用いられるメタクリル重合体において、メタクリル酸メ
チルは該重合体の主要成分となる単量体であり、透明性
等の光学的性質および機械的性質などの点から70重量
%以上、好ましくは80〜99重量%であることが必要
である。
【0009】他の成分であるアクリル酸アルキルエステ
ルは、流動性、熱的性質の調整などの目的で用いられ、
その含有量は該重合体の総量に対して0〜30重量%、
より好ましくは1〜20重量%である。アクリル酸アル
キルエステルとしてはアルキル基の炭素数が1〜8のア
クリル酸アルキルエステルであり、例えばアクリル酸メ
チル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル
酸2−エチルヘキシル等が挙げられ、単独あるいは併用
して用いられる。
ルは、流動性、熱的性質の調整などの目的で用いられ、
その含有量は該重合体の総量に対して0〜30重量%、
より好ましくは1〜20重量%である。アクリル酸アル
キルエステルとしてはアルキル基の炭素数が1〜8のア
クリル酸アルキルエステルであり、例えばアクリル酸メ
チル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル
酸2−エチルヘキシル等が挙げられ、単独あるいは併用
して用いられる。
【0010】また、他の成分であるメタクリル酸アルキ
ルエステルは、吸湿性の改良などの目的で用いられ、そ
の含有量は該重合体の総量に対して0〜30重量%、よ
り好ましくは5〜20重量%である。メタクリル酸アル
キルエステルとしてはアルキル基の炭素数が2〜8のメ
タクリル酸アルキルエステルであり、例えば、メタクリ
ル酸ブチル、メタクリル酸シクロヘキシル、メタクリル
酸ベンジル、メタクリル酸フェニル等が挙げられ、単独
あるいは併用して用いられる。
ルエステルは、吸湿性の改良などの目的で用いられ、そ
の含有量は該重合体の総量に対して0〜30重量%、よ
り好ましくは5〜20重量%である。メタクリル酸アル
キルエステルとしてはアルキル基の炭素数が2〜8のメ
タクリル酸アルキルエステルであり、例えば、メタクリ
ル酸ブチル、メタクリル酸シクロヘキシル、メタクリル
酸ベンジル、メタクリル酸フェニル等が挙げられ、単独
あるいは併用して用いられる。
【0011】上記メタクリル重合体の製造方法として
は、塊状重合、連続塊状重合、連続溶液重合、懸濁重合
等公知の重合方法が可能である。
は、塊状重合、連続塊状重合、連続溶液重合、懸濁重合
等公知の重合方法が可能である。
【0012】これらの重合において、公知の重合開始
剤、連鎖移動剤等が使用される。また、本発明に用いら
れるホスファイト化合物は、下記一般式(1)
剤、連鎖移動剤等が使用される。また、本発明に用いら
れるホスファイト化合物は、下記一般式(1)
【0013】
【化3】
【0014】(式中、R1 は炭素数が8〜18のアルキ
ル基、シクロアルキル基、または総炭素数が1〜10の
1〜3個のアルキル置換基を有していてもよいフェニル
基を表す。)で表され、例えば、ビス(トリデシル)ペ
ンタエリスリトールジホスファイト、ビス(イソデシ
ル)ペンタエリスリトールジホスファイト、ビス(ステ
アリル)ペンタエリスリトールジホスファイト、ビス
(ノニルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイ
ト、ビス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ペンタエ
リスリトールジホスファイト、ビス(2,6−ジ−t−
ブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリスリトールジ
ホスファイト等が挙げられる。
ル基、シクロアルキル基、または総炭素数が1〜10の
1〜3個のアルキル置換基を有していてもよいフェニル
基を表す。)で表され、例えば、ビス(トリデシル)ペ
ンタエリスリトールジホスファイト、ビス(イソデシ
ル)ペンタエリスリトールジホスファイト、ビス(ステ
アリル)ペンタエリスリトールジホスファイト、ビス
(ノニルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイ
ト、ビス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ペンタエ
リスリトールジホスファイト、ビス(2,6−ジ−t−
ブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリスリトールジ
ホスファイト等が挙げられる。
【0015】これらのホスファイト化合物は単独で若し
くは2種以上併用して用いられる。その含有量は、前記
メタクリル重合体100重量部に対して、0.01〜
0.2重量部であり、好ましくは0.02〜0.06重
量部である。添加量が0.01重量部未満では、高温で
の加熱着色を防止する効果が不十分で、良好な無色透明
性を得ることができず、また0.2重量部を超えると樹
脂の熱安定性が低下し、射出成形時にシルバーストリー
クなどの欠点が発生し易くなったり、焼けが発生して色
相が低下することもあり好ましくない。
くは2種以上併用して用いられる。その含有量は、前記
メタクリル重合体100重量部に対して、0.01〜
0.2重量部であり、好ましくは0.02〜0.06重
量部である。添加量が0.01重量部未満では、高温で
の加熱着色を防止する効果が不十分で、良好な無色透明
性を得ることができず、また0.2重量部を超えると樹
脂の熱安定性が低下し、射出成形時にシルバーストリー
クなどの欠点が発生し易くなったり、焼けが発生して色
相が低下することもあり好ましくない。
【0016】上記ホスファイト化合物の添加方法として
は、重合時に単量体に溶解して添加する方法、ペレット
化あるいはシート化等において押出し機などで添加混合
する方法等が挙げられ、特に限定されることはない。
は、重合時に単量体に溶解して添加する方法、ペレット
化あるいはシート化等において押出し機などで添加混合
する方法等が挙げられ、特に限定されることはない。
【0017】本発明のメタクリル樹脂組成物には、メタ
クリル系樹脂に通常用いられる紫外線吸収剤、滑剤、染
顔料等を本発明の目的を損わない範囲で必要に応じて添
加することができる。
クリル系樹脂に通常用いられる紫外線吸収剤、滑剤、染
顔料等を本発明の目的を損わない範囲で必要に応じて添
加することができる。
【0018】
【実施例】次に本発明を実施例により詳細に説明する
が、本発明はこれらによって限定されるものではない。
なお、実施例における「%」および「部」は全て「重量
%」および「重量部」であり、使用する単量体、ホスフ
ァイトの略称は下記()内のものを使用することがあ
る。
が、本発明はこれらによって限定されるものではない。
なお、実施例における「%」および「部」は全て「重量
%」および「重量部」であり、使用する単量体、ホスフ
ァイトの略称は下記()内のものを使用することがあ
る。
【0019】メタクリル酸メチル(MMA)、メタクリ
ル酸シクロヘキシル(CHMA),アクリル酸メチル
(MA)、アクリル酸エチル(EA)、ビス(トリデシ
ル)ペンタエリスリトールジホスファイト(TDE
P)、ビス(イソデシル)ペンタエリスリトールジホス
ファイト(IDEP)、ビス(ノニルフェニル)ペンタ
エリスリトールジホスファイト(NPEP)、ビス
(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ペンタエリスリト
ールジホスファイト(BPEP)、9,10−ジヒドロ
−9−オキサ−10−ホスファフェナンスレン−10−
オキサイド(HOPO)、トリエチルホスファイト(T
EP)
ル酸シクロヘキシル(CHMA),アクリル酸メチル
(MA)、アクリル酸エチル(EA)、ビス(トリデシ
ル)ペンタエリスリトールジホスファイト(TDE
P)、ビス(イソデシル)ペンタエリスリトールジホス
ファイト(IDEP)、ビス(ノニルフェニル)ペンタ
エリスリトールジホスファイト(NPEP)、ビス
(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ペンタエリスリト
ールジホスファイト(BPEP)、9,10−ジヒドロ
−9−オキサ−10−ホスファフェナンスレン−10−
オキサイド(HOPO)、トリエチルホスファイト(T
EP)
【0020】また実施例中の成形品の物性評価は下記の
方法に従い測定した。 (1)分光光線透過率、b値:ASTM−D1003
(200mm長さ方向で測定) (2)MFR:ASTM−D1238(条件:230
℃、3.8kg)
方法に従い測定した。 (1)分光光線透過率、b値:ASTM−D1003
(200mm長さ方向で測定) (2)MFR:ASTM−D1238(条件:230
℃、3.8kg)
【0021】実施例1 メタクリル酸メチル98%、アクリル酸メチル2%から
なり、MFRが2g/10分であるメタクリル重合体ビ
ーズ100部に、ビス(イソデシル)ペンタエリスリト
ールジホスファイト0.05部を添加混合後、押出し機
で溶融混練してペレットを得た。このペレットを用いて
シリンダー温度250℃、成形サイクル600秒の条件
で射出成形し、50mm×200mm×5mmの5mm
厚の端面も鏡面を有する鏡面平板を得た。得られた成形
品の200mm長さの分光光線透過率、b値、および成
形品の外観評価結果は表1に示す通りであり、良好な結
果であった。
なり、MFRが2g/10分であるメタクリル重合体ビ
ーズ100部に、ビス(イソデシル)ペンタエリスリト
ールジホスファイト0.05部を添加混合後、押出し機
で溶融混練してペレットを得た。このペレットを用いて
シリンダー温度250℃、成形サイクル600秒の条件
で射出成形し、50mm×200mm×5mmの5mm
厚の端面も鏡面を有する鏡面平板を得た。得られた成形
品の200mm長さの分光光線透過率、b値、および成
形品の外観評価結果は表1に示す通りであり、良好な結
果であった。
【0022】実施例2〜4 メタクリル重合体の共重合組成、およびMFRを変化さ
せ、またホスファイトの種類および添加量を変えて実施
例1と同様重合体ビーズに添加重合し、押出し機で溶融
混練してペレットを得た。これらのペレットを用いてシ
リンダー温度250℃、成形サイクル600秒の条件で
射出成形し、50mm×200mm×5mmの5mm厚
の端面も鏡面を有する鏡面平板を得た。得られた成形品
の200mm長さの分光光線透過率、b値、および成形
品の外観評価結果は表1に示す通りであり、良好な結果
であった。
せ、またホスファイトの種類および添加量を変えて実施
例1と同様重合体ビーズに添加重合し、押出し機で溶融
混練してペレットを得た。これらのペレットを用いてシ
リンダー温度250℃、成形サイクル600秒の条件で
射出成形し、50mm×200mm×5mmの5mm厚
の端面も鏡面を有する鏡面平板を得た。得られた成形品
の200mm長さの分光光線透過率、b値、および成形
品の外観評価結果は表1に示す通りであり、良好な結果
であった。
【0023】比較例1 メタクリル酸メチル98%、アクリル酸メチル2%から
なり、MFRが2g/10分であるメタクリル重合体ビ
ーズを押出し機で溶融混練してペレットを得た。このペ
レットを用いてシリンダー温度250℃、成形サイクル
600秒の条件で射出成形し、50mm×200mm×
5mmの5mm厚の端面も鏡面を有する鏡面平板を得
た。得られた成形品の200mm長さの分光光線透過
率、b値、および成形品の外観評価結果を表1に示す。
得られた成形品は、実施例のものに比べ無色透明性に劣
っていた。
なり、MFRが2g/10分であるメタクリル重合体ビ
ーズを押出し機で溶融混練してペレットを得た。このペ
レットを用いてシリンダー温度250℃、成形サイクル
600秒の条件で射出成形し、50mm×200mm×
5mmの5mm厚の端面も鏡面を有する鏡面平板を得
た。得られた成形品の200mm長さの分光光線透過
率、b値、および成形品の外観評価結果を表1に示す。
得られた成形品は、実施例のものに比べ無色透明性に劣
っていた。
【0024】比較例2 メタクリル酸メチル92%、アクリル酸エチル8%から
なり、MFRが15g/10分であるメタクリル重合体
ビーズ100部に、ビス(イソデシル)ペンタエリスリ
トールジホスファイト0.03部を添加混合後、押出し
機で溶融混練してペレットを得た。このペレットを用い
てシリンダー温度250℃、成形サイクル600秒の条
件で射出成形し、50mm×200mm×5mmの5m
m厚の端面も鏡面を有する鏡面平板を得た。得られた成
形品の200mm長さの分光光線透過率、b値、および
成形品の外観評価結果を表1に示す。得られた成形品
は、実施例のものに比べ無色透明性に劣っていた。
なり、MFRが15g/10分であるメタクリル重合体
ビーズ100部に、ビス(イソデシル)ペンタエリスリ
トールジホスファイト0.03部を添加混合後、押出し
機で溶融混練してペレットを得た。このペレットを用い
てシリンダー温度250℃、成形サイクル600秒の条
件で射出成形し、50mm×200mm×5mmの5m
m厚の端面も鏡面を有する鏡面平板を得た。得られた成
形品の200mm長さの分光光線透過率、b値、および
成形品の外観評価結果を表1に示す。得られた成形品
は、実施例のものに比べ無色透明性に劣っていた。
【0025】比較例3 メタクリル酸メチル98%、アクリル酸メチル2%から
なり、MFRが2g/10分であるメタクリル重合体ビ
ーズ100部に、9,10−ジヒドロ−9−オキサ−1
0−ホスファフェナンスレン−10−オキサイド0.0
5部を添加混合後、押出し機で溶融混練してペレットを
得た。このペレットを用いてシリンダー温度250℃、
成形サイクル600秒の条件で射出成形し、50mm×
200mm×5mmの5mm厚の端面も鏡面を有する鏡
面平板を得た。得られた成形品の200mm長さの分光
光線透過率、b値、および成形品の外観評価結果を表1
に示す。得られた成形品は、実施例のものに比べ無色透
明性に劣っていた。
なり、MFRが2g/10分であるメタクリル重合体ビ
ーズ100部に、9,10−ジヒドロ−9−オキサ−1
0−ホスファフェナンスレン−10−オキサイド0.0
5部を添加混合後、押出し機で溶融混練してペレットを
得た。このペレットを用いてシリンダー温度250℃、
成形サイクル600秒の条件で射出成形し、50mm×
200mm×5mmの5mm厚の端面も鏡面を有する鏡
面平板を得た。得られた成形品の200mm長さの分光
光線透過率、b値、および成形品の外観評価結果を表1
に示す。得られた成形品は、実施例のものに比べ無色透
明性に劣っていた。
【0026】比較例4 メタクリル酸メチル85%、アクリル酸メチル15%か
らなり、MFRが8.5g/10分であるメタクリル重
合体ビーズ100部に、トリエチルホスファイト0.0
5部を添加混合後、押出し機で溶融混練してペレットを
得た。このペレットを用いてシリンダー温度250℃、
成形サイクル600秒の条件で射出成形し、50mm×
200mm×5mmの5mm厚の端面も鏡面を有する鏡
面平板を得た。得られた成形品の200mm長さの分光
光線透過率、b値、および成形品の外観評価結果を表1
に示す。得られた成形品は、実施例のものに比べ無色透
明性に劣っていた。
らなり、MFRが8.5g/10分であるメタクリル重
合体ビーズ100部に、トリエチルホスファイト0.0
5部を添加混合後、押出し機で溶融混練してペレットを
得た。このペレットを用いてシリンダー温度250℃、
成形サイクル600秒の条件で射出成形し、50mm×
200mm×5mmの5mm厚の端面も鏡面を有する鏡
面平板を得た。得られた成形品の200mm長さの分光
光線透過率、b値、および成形品の外観評価結果を表1
に示す。得られた成形品は、実施例のものに比べ無色透
明性に劣っていた。
【0027】
【表1】
【0028】実施例5 メタクリル酸メチル95%、アクリル酸メチル5%から
なり、MFRが5g/10分であるメタクリル重合体ビ
ーズを重合するに際し、単量体100部に対してビス
(トリデシル)ペンタエリスリトールジホスファイト
0.04部を添加溶解し重合した。重合安定性は問題な
く、重合体ビーズ収率は99.5%であった。このビー
ズを押出し機で溶融混練してペレットとし、このペレッ
トを用いてシリンダー温度250℃、成形サイクル60
0秒の条件で射出成形し、50mm×200mm×5m
mの5mm厚の端面も鏡面を有する鏡面平板を得た。得
られた成形品の200mm長さの分光光線透過率、b
値、および成形品の外観評価結果は表2に示す通りであ
り、良好な結果であった。
なり、MFRが5g/10分であるメタクリル重合体ビ
ーズを重合するに際し、単量体100部に対してビス
(トリデシル)ペンタエリスリトールジホスファイト
0.04部を添加溶解し重合した。重合安定性は問題な
く、重合体ビーズ収率は99.5%であった。このビー
ズを押出し機で溶融混練してペレットとし、このペレッ
トを用いてシリンダー温度250℃、成形サイクル60
0秒の条件で射出成形し、50mm×200mm×5m
mの5mm厚の端面も鏡面を有する鏡面平板を得た。得
られた成形品の200mm長さの分光光線透過率、b
値、および成形品の外観評価結果は表2に示す通りであ
り、良好な結果であった。
【0029】実施例6〜7 メタクリル重合体の共重合組成、およびMFRを変化さ
せ、またホスファイトの種類および添加量を変えて実施
例5と同様重合体ビーズを得、次いで押出し機で溶融混
練してペレットを得た。これらのペレットを用いてシリ
ンダー温度250℃、成形サイクル600秒の条件で射
出成形し、50mm×200mm×5mmの5mm厚の
端面も鏡面を有する鏡面平板を得た。得られた成形品の
200mm長さの分光光線透過率、b値、および成形品
の外観評価結果は表2に示す通りであり、良好な結果で
あった。
せ、またホスファイトの種類および添加量を変えて実施
例5と同様重合体ビーズを得、次いで押出し機で溶融混
練してペレットを得た。これらのペレットを用いてシリ
ンダー温度250℃、成形サイクル600秒の条件で射
出成形し、50mm×200mm×5mmの5mm厚の
端面も鏡面を有する鏡面平板を得た。得られた成形品の
200mm長さの分光光線透過率、b値、および成形品
の外観評価結果は表2に示す通りであり、良好な結果で
あった。
【0030】比較例5 メタクリル酸メチル95%、アクリル酸メチル5%から
なり、MFRが5g/10分であるメタクリル重合体ビ
ーズを押出し機で溶融混練してペレットを得た。このペ
レットを用いてシリンダー温度250℃、成形サイクル
600秒の条件で射出成形し、50mm×200mm×
5mmの5mm厚の端面も鏡面を有する鏡面平板を得
た。得られた成形品の200mm長さの分光光線透過
率、b値、および成形品の外観評価結果を表2に示す。
得られた成形品は、実施例のものに比べ無色透明性に劣
っていた。
なり、MFRが5g/10分であるメタクリル重合体ビ
ーズを押出し機で溶融混練してペレットを得た。このペ
レットを用いてシリンダー温度250℃、成形サイクル
600秒の条件で射出成形し、50mm×200mm×
5mmの5mm厚の端面も鏡面を有する鏡面平板を得
た。得られた成形品の200mm長さの分光光線透過
率、b値、および成形品の外観評価結果を表2に示す。
得られた成形品は、実施例のものに比べ無色透明性に劣
っていた。
【0031】
【表2】
【0032】実施例8 メタクリル酸メチル95%、アクリル酸メチル5%から
なり、MFRが1.2g/10分であるメタクリル重合
体ビーズ100部に、ビス(トリデシル)ペンタエリス
リトールジホスファイト0.03部を添加混合し、50
φのシート押出し機でシリンダー温度260℃、押出し
量30kg/Hrの条件で溶融混練して幅400mm×
5mm厚の押出し板を得た。この押出し板から測定面を
切断、鏡面研磨して50mm×200mm×5mmの鏡
面平板を得た。得られた平板の200mm長さの分光光
線透過率、b値、および平板の外観評価結果は表3に示
す通りであり、良好な結果であった。
なり、MFRが1.2g/10分であるメタクリル重合
体ビーズ100部に、ビス(トリデシル)ペンタエリス
リトールジホスファイト0.03部を添加混合し、50
φのシート押出し機でシリンダー温度260℃、押出し
量30kg/Hrの条件で溶融混練して幅400mm×
5mm厚の押出し板を得た。この押出し板から測定面を
切断、鏡面研磨して50mm×200mm×5mmの鏡
面平板を得た。得られた平板の200mm長さの分光光
線透過率、b値、および平板の外観評価結果は表3に示
す通りであり、良好な結果であった。
【0033】比較例6 実施例8と同様の重合体ビーズを、50φのシート押出
し機でシリンダー温度260℃、押出し量30kg/H
rの条件で溶融混練して幅400mm×5mm厚の押出
し板を得た。この押出し板から測定面を切断、鏡面研磨
して50mm×200mm×5mmの鏡面平板を得た。
得られた平板の200mm長さの分光光線透過率、b
値、および平板の外観評価結果を表3に示す。
し機でシリンダー温度260℃、押出し量30kg/H
rの条件で溶融混練して幅400mm×5mm厚の押出
し板を得た。この押出し板から測定面を切断、鏡面研磨
して50mm×200mm×5mmの鏡面平板を得た。
得られた平板の200mm長さの分光光線透過率、b
値、および平板の外観評価結果を表3に示す。
【0034】
【表3】
【0035】
【発明の効果】以上述べてきたように本発明のメタリッ
ク樹脂組成物は、高温での射出成形、押出し成形等での
加熱着色性が著しく改良され、黄色味のない、より良好
な無色透明性を有しており、特にレンズ、導光体等のよ
り高度な光学性質を要求される製品に好適である。
ク樹脂組成物は、高温での射出成形、押出し成形等での
加熱着色性が著しく改良され、黄色味のない、より良好
な無色透明性を有しており、特にレンズ、導光体等のよ
り高度な光学性質を要求される製品に好適である。
Claims (2)
- 【請求項1】 メタクリル酸メチル70〜100重量
%、アルキル基の炭素数が1〜8である少なくとも1種
のアクリル酸アルキルエステル0〜30重量%およびア
ルキル基の炭素数が2〜8である少なくとも1種のメタ
クリル酸アルキルエステル0〜30重量%からなるメタ
クリル重合体100重量部に対して、下記一般式(1) 【化1】 (式中、R1 は炭素数が8〜18のアルキル基、シクロ
アルキル基、または総炭素数が1〜10の1〜3個のア
ルキル置換基を有していてもよいフェニル基を表す。)
で示されるホスファイト化合物を0.01〜0.2重量
部含有することを特徴とするメタクリル樹脂組成物。 - 【請求項2】 メタクリル重合体が、メタクリル酸メチ
ル80〜100重量%、アルキル基の炭素数が1〜2で
ある少なくとも1種のアクリル酸アルキルエステル0〜
20重量%からなるメタクリル重合体である請求項1記
載のメタクリル樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15523394A JPH07331018A (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | メタクリル樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15523394A JPH07331018A (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | メタクリル樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07331018A true JPH07331018A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=15601451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15523394A Pending JPH07331018A (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | メタクリル樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07331018A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015037691A1 (ja) | 2013-09-11 | 2015-03-19 | 住友化学株式会社 | メタクリル樹脂組成物 |
-
1994
- 1994-06-14 JP JP15523394A patent/JPH07331018A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015037691A1 (ja) | 2013-09-11 | 2015-03-19 | 住友化学株式会社 | メタクリル樹脂組成物 |
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