JPH0733106Y2 - 冷蔵庫 - Google Patents
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- JPH0733106Y2 JPH0733106Y2 JP2269291U JP2269291U JPH0733106Y2 JP H0733106 Y2 JPH0733106 Y2 JP H0733106Y2 JP 2269291 U JP2269291 U JP 2269291U JP 2269291 U JP2269291 U JP 2269291U JP H0733106 Y2 JPH0733106 Y2 JP H0733106Y2
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Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、庫内のエチレン濃度を
低く保持することができ、とくに、野菜,果物などの植
物性生鮮食品の長期保存が可能な冷蔵庫に関するもので
ある。
低く保持することができ、とくに、野菜,果物などの植
物性生鮮食品の長期保存が可能な冷蔵庫に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、植物の成熟や老化に対するエチレ
ンの係わりが解明されつつあり、果物が熟すときにエチ
レンを出すことや、そのエチレンによって果物の呼吸が
高まり成熟が進むことなどが明らかになっており、これ
を利用したエチレン処理によって果物の熟成を促進した
り、逆に、熟れた果物や野菜からエチレンを取り去っ
て、果物や野菜のそれ以上の熟れすぎや老化を防止した
りする工夫がなされている。
ンの係わりが解明されつつあり、果物が熟すときにエチ
レンを出すことや、そのエチレンによって果物の呼吸が
高まり成熟が進むことなどが明らかになっており、これ
を利用したエチレン処理によって果物の熟成を促進した
り、逆に、熟れた果物や野菜からエチレンを取り去っ
て、果物や野菜のそれ以上の熟れすぎや老化を防止した
りする工夫がなされている。
【0003】一方、冷蔵庫は、軽量化,容量の拡大、さ
らには低騒音化といった方向に進みつつあるが、上記エ
チレンの除去効果を利用した鮮度保持については応用例
が少なく、わずかに、業務用の大型冷蔵庫において、そ
の内壁をエチレン吸着性のある大谷石、あるいはゼオラ
イト粉末を主原料とした複合材料で構成した例があるに
止まっている。
らには低騒音化といった方向に進みつつあるが、上記エ
チレンの除去効果を利用した鮮度保持については応用例
が少なく、わずかに、業務用の大型冷蔵庫において、そ
の内壁をエチレン吸着性のある大谷石、あるいはゼオラ
イト粉末を主原料とした複合材料で構成した例があるに
止まっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記大
谷石やゼオライトからなる内壁構造については、耐衝撃
性や重量増の問題があるため、その適用範囲は定置式の
業務用大型冷蔵庫に限定されざるを得ず、一般家庭用冷
蔵庫あるいは冷蔵車など移動車両用の冷蔵庫などには普
及していないのが現状であって、上記問題点の解決がエ
チレン除去による鮮度保持効果を一般家庭用あるいは移
動車両用の冷蔵庫に具備させるための課題となってい
た。
谷石やゼオライトからなる内壁構造については、耐衝撃
性や重量増の問題があるため、その適用範囲は定置式の
業務用大型冷蔵庫に限定されざるを得ず、一般家庭用冷
蔵庫あるいは冷蔵車など移動車両用の冷蔵庫などには普
及していないのが現状であって、上記問題点の解決がエ
チレン除去による鮮度保持効果を一般家庭用あるいは移
動車両用の冷蔵庫に具備させるための課題となってい
た。
【0005】
【考案の目的】本考案は、上記した従来の課題に着目し
てなされたものであって、庫内のエチレン濃度を低く保
持することができ、とくに野菜,果物など植物性生鮮食
料品の長期保存性に優れると共に、軽量性,耐久性に富
み、一般家庭用はもとより、移動車両用にも適用可能な
冷蔵庫を提供することを目的としている。
てなされたものであって、庫内のエチレン濃度を低く保
持することができ、とくに野菜,果物など植物性生鮮食
料品の長期保存性に優れると共に、軽量性,耐久性に富
み、一般家庭用はもとより、移動車両用にも適用可能な
冷蔵庫を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案者は、前記目的を
達成するために、軽量で耐衝撃性に富み、しかもエチレ
ンの吸着能力を有する物質について鋭意検討した結果、
極めて微細な組織を有し、複雑で広大な表面を備えた物
質としてアルミナウィスカに着目し、アルミニウムもし
くはアルミニウム合金表面に生成させたアルミナウィス
カが冷蔵庫の保冷能力を高めるとともに、ゼオライトと
同様のエチレン吸着作用を有することを見出すに至っ
た。 さらに、前記アルミニウムもしくはアルミニウム
合金を多孔質体とすることが軽量化を図るうえで、また
アルミナウィスカの有効表面積を増し、アルミナウィス
カの前記効果を増大させるうえで極めて有効であること
を確認するに至った。
達成するために、軽量で耐衝撃性に富み、しかもエチレ
ンの吸着能力を有する物質について鋭意検討した結果、
極めて微細な組織を有し、複雑で広大な表面を備えた物
質としてアルミナウィスカに着目し、アルミニウムもし
くはアルミニウム合金表面に生成させたアルミナウィス
カが冷蔵庫の保冷能力を高めるとともに、ゼオライトと
同様のエチレン吸着作用を有することを見出すに至っ
た。 さらに、前記アルミニウムもしくはアルミニウム
合金を多孔質体とすることが軽量化を図るうえで、また
アルミナウィスカの有効表面積を増し、アルミナウィス
カの前記効果を増大させるうえで極めて有効であること
を確認するに至った。
【0007】本考案に係わる冷蔵庫は、上記知見に基づ
くものであって、外表面部もしくは内部空孔部の少なく
とも一部にアルミナウィスカを生成したアルミニウムも
しくはアルミニウム合金多孔質体を庫内に配置した構成
としており、冷蔵庫におけるこのような構成を前述した
従来の課題を解決するための手段としたことを特徴とし
ている。
くものであって、外表面部もしくは内部空孔部の少なく
とも一部にアルミナウィスカを生成したアルミニウムも
しくはアルミニウム合金多孔質体を庫内に配置した構成
としており、冷蔵庫におけるこのような構成を前述した
従来の課題を解決するための手段としたことを特徴とし
ている。
【0008】本考案において、使用するアルミニウムも
しくはアルミニウム合金多孔質体については、三次元的
に連通する空孔を有し、気孔率20〜70%のものが望
ましく、例えば、特公昭56−11375号公報に記載
されているように、アルミニウムあるいはアルミニウム
合金粉末を出発原料として、当該アルミニウムあるいは
アルミニウム合金粉末より融点が低いバインダ用金属粉
末と共に無加圧散布し、非酸化性雰囲気中で前記バイン
ダ用金属の融点より高く、骨材となる前記アルミニウム
あるいはアルミニウム合金粉末の融点より低い温度で焼
成することによって製造することができ、このときのア
ルミニウムあるいはアルミニウム合金粉末の粒子形状や
粒径を選択することによって気孔率を調整することが可
能である。
しくはアルミニウム合金多孔質体については、三次元的
に連通する空孔を有し、気孔率20〜70%のものが望
ましく、例えば、特公昭56−11375号公報に記載
されているように、アルミニウムあるいはアルミニウム
合金粉末を出発原料として、当該アルミニウムあるいは
アルミニウム合金粉末より融点が低いバインダ用金属粉
末と共に無加圧散布し、非酸化性雰囲気中で前記バイン
ダ用金属の融点より高く、骨材となる前記アルミニウム
あるいはアルミニウム合金粉末の融点より低い温度で焼
成することによって製造することができ、このときのア
ルミニウムあるいはアルミニウム合金粉末の粒子形状や
粒径を選択することによって気孔率を調整することが可
能である。
【0009】この多孔質体は、その素材および形状的特
性によって、軽量であると共に熱伝導性に優れ、複雑な
表面形状により表面積が大きいので熱の放散性が良好で
あって、熱媒体としても優れた特性を備えている。
性によって、軽量であると共に熱伝導性に優れ、複雑な
表面形状により表面積が大きいので熱の放散性が良好で
あって、熱媒体としても優れた特性を備えている。
【0010】なお、本考案に用いるアルミニウムもしく
はアルミニウム合金多孔質体は、前記焼結によって製造
されたもののみに限定されるものではなく、繊維状アル
ミニウムを圧縮成形したものや、溶融アルミニウムを発
泡させたものなどをも使用することができる。
はアルミニウム合金多孔質体は、前記焼結によって製造
されたもののみに限定されるものではなく、繊維状アル
ミニウムを圧縮成形したものや、溶融アルミニウムを発
泡させたものなどをも使用することができる。
【0011】また、アルミナウィスカについては、本出
願人が先に特願平2−80198号において提案してい
るように、前記アルミニウムもしくはアルミニウム合金
多孔質体を水中において煮沸処理し、ついで100℃以
上で大気中加熱することによって、前記多孔質体の外表
面および内部空孔表面に無数の微細なアルミナウィスカ
を生成させることができる。
願人が先に特願平2−80198号において提案してい
るように、前記アルミニウムもしくはアルミニウム合金
多孔質体を水中において煮沸処理し、ついで100℃以
上で大気中加熱することによって、前記多孔質体の外表
面および内部空孔表面に無数の微細なアルミナウィスカ
を生成させることができる。
【0012】この処理によるアルミナウィスカは、γ‐
Al2 O3 からなるひげ状のものであって、針状結晶径
約0.01μm、隣接する結晶間距離約0.03μm以
下という微細な構造を有し、アルミニウムもしくはアル
ミニウム合金多孔質体の外表面および内部空孔表面に生
成したアルミナウィスカの広大かつ複雑な形状の表面部
によって前記エチレンの吸着作用が生じるものと考えら
れる。
Al2 O3 からなるひげ状のものであって、針状結晶径
約0.01μm、隣接する結晶間距離約0.03μm以
下という微細な構造を有し、アルミニウムもしくはアル
ミニウム合金多孔質体の外表面および内部空孔表面に生
成したアルミナウィスカの広大かつ複雑な形状の表面部
によって前記エチレンの吸着作用が生じるものと考えら
れる。
【0013】なお、本考案において、アルミナウィスカ
とは、前述のようなひげ状形態を有するγ‐Al2 O3
からなる微小な結晶を称するものであって、必ずしも単
結晶組織のみからなるものではない。
とは、前述のようなひげ状形態を有するγ‐Al2 O3
からなる微小な結晶を称するものであって、必ずしも単
結晶組織のみからなるものではない。
【0014】
【考案の作用】本考案に係わる冷蔵庫は、庫内に外表面
部もしくは内部空孔部の少なくとも一部にアルミナウィ
スカを生成したアルミニウムもしくはアルミニウム合金
多孔質体を備えており、広大な表面積を有する前記アル
ミナウィスカが、植物の熟成・老化ホルモンであって野
菜や果物の熟成過程で放出されるエチレンを吸着するこ
とによって、野菜や果物のそれ以上の熟れすぎや、老化
を防止し、これら植物性食料品の鮮度を長期にわたって
保持するようになっている。 また、前記アルミナウィ
スカはアルミニウムもしくはアルミニウム合金からなる
多孔質体表面部に生成されているので、冷蔵庫の重量を
増加させたり、衝撃によって壊れたりするようなことは
ない。
部もしくは内部空孔部の少なくとも一部にアルミナウィ
スカを生成したアルミニウムもしくはアルミニウム合金
多孔質体を備えており、広大な表面積を有する前記アル
ミナウィスカが、植物の熟成・老化ホルモンであって野
菜や果物の熟成過程で放出されるエチレンを吸着するこ
とによって、野菜や果物のそれ以上の熟れすぎや、老化
を防止し、これら植物性食料品の鮮度を長期にわたって
保持するようになっている。 また、前記アルミナウィ
スカはアルミニウムもしくはアルミニウム合金からなる
多孔質体表面部に生成されているので、冷蔵庫の重量を
増加させたり、衝撃によって壊れたりするようなことは
ない。
【0015】
【実施例】以下、本考案を実施例に基づいてさらに具体
的に説明する。
的に説明する。
【0016】図1は本考案に係わる冷蔵庫の外観を示
し、図2は、図1に示した冷蔵庫1の壁構造を示す断面
図であって、この実施例においては、内壁2にアルミニ
ウム合金からなる多孔質板を用いており、外壁鋼板3と
の間には発泡ウレタンからなる断熱材4が設けてある。
し、図2は、図1に示した冷蔵庫1の壁構造を示す断面
図であって、この実施例においては、内壁2にアルミニ
ウム合金からなる多孔質板を用いており、外壁鋼板3と
の間には発泡ウレタンからなる断熱材4が設けてある。
【0017】前記内壁2は、バインダーとなる金属粉末
を添加した平均粒径200μmのアルミニウム合金粉末
を無加圧で約650℃−3時間真空焼結させた気孔率5
0%,板厚1.2mmのものであって、その表面部およ
び内部空孔表面には、沸騰水中における2時間の煮沸処
理の後、大気中での150℃×2時間の加熱処理を行う
ことによって、アルミナウィスカが生成させてある。
を添加した平均粒径200μmのアルミニウム合金粉末
を無加圧で約650℃−3時間真空焼結させた気孔率5
0%,板厚1.2mmのものであって、その表面部およ
び内部空孔表面には、沸騰水中における2時間の煮沸処
理の後、大気中での150℃×2時間の加熱処理を行う
ことによって、アルミナウィスカが生成させてある。
【0018】このような構造を有する冷蔵庫1を用いて
以下の実験を行い当該冷蔵庫1の鮮度保持能力を調査し
た。
以下の実験を行い当該冷蔵庫1の鮮度保持能力を調査し
た。
【0019】まず、図3は、前記冷蔵庫1と、該冷蔵庫
1と同一容量(200l)を有する通常の市販冷蔵庫の
両者に20個のりんごをそれぞれ入庫し、庫内のエチレ
ン濃度の時間的推移を比較調査した結果を示すものであ
る。 このとき、庫内は前記りんごのみとし、冷蔵庫の
ドアを閉じたままで庫内温度を8±0.5℃の範囲に保
持すると共に、庫内に配管したガス導入管を介して庫内
ガスを10mlずつ採取し、ガスクロマトグラフィによ
りエチレン濃度を測定した。 この結果、市販冷蔵庫で
は、エチレン濃度が時間経過と共に上昇するのに対し、
本考案に係わる冷蔵庫1では、入庫直後では前記市販冷
蔵庫に近い濃度であるものの時間と共に下降し、約5時
間後に平衡的な数値にまで低下し、その後も低エチレン
濃度を維持できることが判明し、アルミナウィスカによ
るエチレンの吸着作用が確認された。 なお、りんご
は、エチレンの放出量が多い植物として知られたもので
ある。
1と同一容量(200l)を有する通常の市販冷蔵庫の
両者に20個のりんごをそれぞれ入庫し、庫内のエチレ
ン濃度の時間的推移を比較調査した結果を示すものであ
る。 このとき、庫内は前記りんごのみとし、冷蔵庫の
ドアを閉じたままで庫内温度を8±0.5℃の範囲に保
持すると共に、庫内に配管したガス導入管を介して庫内
ガスを10mlずつ採取し、ガスクロマトグラフィによ
りエチレン濃度を測定した。 この結果、市販冷蔵庫で
は、エチレン濃度が時間経過と共に上昇するのに対し、
本考案に係わる冷蔵庫1では、入庫直後では前記市販冷
蔵庫に近い濃度であるものの時間と共に下降し、約5時
間後に平衡的な数値にまで低下し、その後も低エチレン
濃度を維持できることが判明し、アルミナウィスカによ
るエチレンの吸着作用が確認された。 なお、りんご
は、エチレンの放出量が多い植物として知られたもので
ある。
【0020】図4は、8.5℃に保持した前記冷蔵庫1
のドアを10秒間だけ全面解放した場合の庫内温度の推
移を庫内にセットした熱電対によって自動記録し、前記
市販冷蔵庫の場合と比較調査した結果を示すものであっ
て、前記市販冷蔵庫では、庫内温度が最高17℃まで上
昇し、設定温度である8.5℃に回復するのにドア閉鎖
後約110秒もかかっているのに対し、本考案に係わる
冷蔵庫1においては、庫内温度が14℃までしか上昇せ
ず、しかもドア閉鎖後約40秒で設定温度に回復するこ
とが判明し、本考案に係わる冷蔵庫1の高い保冷能力が
確認された。
のドアを10秒間だけ全面解放した場合の庫内温度の推
移を庫内にセットした熱電対によって自動記録し、前記
市販冷蔵庫の場合と比較調査した結果を示すものであっ
て、前記市販冷蔵庫では、庫内温度が最高17℃まで上
昇し、設定温度である8.5℃に回復するのにドア閉鎖
後約110秒もかかっているのに対し、本考案に係わる
冷蔵庫1においては、庫内温度が14℃までしか上昇せ
ず、しかもドア閉鎖後約40秒で設定温度に回復するこ
とが判明し、本考案に係わる冷蔵庫1の高い保冷能力が
確認された。
【0021】表1は、7℃に保持した前記冷蔵庫1内に
保管したほうれんそうの状態を5週間にわたって観察
し、前記市販冷蔵庫の場合と比較した結果を示すもので
あって、市販の従来型冷蔵庫では、1週間後に早くも葉
先に黄変が認められ、3週間後にはほとんど腐敗してし
まうのに対し、本考案に係わる冷蔵庫1においては、3
週間後に漸く、葉先の黄変が生ずるにすぎなく、ほぼ3
週間の長期保存が可能であることが確認された。
保管したほうれんそうの状態を5週間にわたって観察
し、前記市販冷蔵庫の場合と比較した結果を示すもので
あって、市販の従来型冷蔵庫では、1週間後に早くも葉
先に黄変が認められ、3週間後にはほとんど腐敗してし
まうのに対し、本考案に係わる冷蔵庫1においては、3
週間後に漸く、葉先の黄変が生ずるにすぎなく、ほぼ3
週間の長期保存が可能であることが確認された。
【0022】
【表1】
【0023】この実験については、1週間毎の庫内観察
時以外はドアの解放を行っていないこと、また、前記ほ
うれんそうがほとんどエチレンを放出しないタイプの植
物であることから考えて、この実験結果を前記保冷効果
やエチレンの吸着効果だけによって説明することは困難
であり、アルミナウィスカ自体が、解明されていない何
らかの鮮度保持作用を有しているものと考えざるを得な
い。
時以外はドアの解放を行っていないこと、また、前記ほ
うれんそうがほとんどエチレンを放出しないタイプの植
物であることから考えて、この実験結果を前記保冷効果
やエチレンの吸着効果だけによって説明することは困難
であり、アルミナウィスカ自体が、解明されていない何
らかの鮮度保持作用を有しているものと考えざるを得な
い。
【0024】なお、前記実施例においては、アルミナウ
ィスカを生成させたアルミニウムもしくはアルミニウム
合金多孔質体を冷蔵庫1の内壁2として使用した例を示
したが、この他に、例えば冷蔵庫1の野菜収納部1a内
の図示しない野菜ケースの一部に交換可能に配設するよ
うにしても良い。
ィスカを生成させたアルミニウムもしくはアルミニウム
合金多孔質体を冷蔵庫1の内壁2として使用した例を示
したが、この他に、例えば冷蔵庫1の野菜収納部1a内
の図示しない野菜ケースの一部に交換可能に配設するよ
うにしても良い。
【0025】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係わる冷
蔵庫は、外表面部もしくは内部空孔部の少なくとも一部
にアルミナウィスカを生成したアルミニウムもしくはア
ルミニウム合金多孔質体を庫内に配置した構成としたも
のであるから、冷蔵庫の軽量性や耐久性を損なうことな
く、アルミナウィスカが、植物の熟成・老化ホルモンで
あるエチレンを吸着するので、野菜や果物のそれ以上の
熟れすぎや、老化を防止し、これら植物性食料品の鮮度
を長期にわたって保持するという優れた効果を発揮する
ものである。
蔵庫は、外表面部もしくは内部空孔部の少なくとも一部
にアルミナウィスカを生成したアルミニウムもしくはア
ルミニウム合金多孔質体を庫内に配置した構成としたも
のであるから、冷蔵庫の軽量性や耐久性を損なうことな
く、アルミナウィスカが、植物の熟成・老化ホルモンで
あるエチレンを吸着するので、野菜や果物のそれ以上の
熟れすぎや、老化を防止し、これら植物性食料品の鮮度
を長期にわたって保持するという優れた効果を発揮する
ものである。
【図1】本考案に係わる冷蔵庫の外観を示す図である。
【図2】図1に示した冷蔵庫の壁構造を示す断面図であ
る。
る。
【図3】本考案に係わる冷蔵庫内にりんごを収納した場
合のエチレン濃度の時間的推移を従来タイプの市販冷蔵
庫と比較して示すグラフである。
合のエチレン濃度の時間的推移を従来タイプの市販冷蔵
庫と比較して示すグラフである。
【図4】本考案に係わる冷蔵庫のドアを解放した後の庫
内温度の時間的推移を従来タイプの市販冷蔵庫と比較し
て示すグラフである。
内温度の時間的推移を従来タイプの市販冷蔵庫と比較し
て示すグラフである。
1 冷蔵庫 2 内壁(アルミニウム合金多孔質体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C22C 1/08
Claims (2)
- 【請求項1】 外表面部もしくは内部空孔部の少なくと
も一部にアルミナウィスカを生成したアルミニウムもし
くはアルミニウム合金多孔質体を庫内に配置したことを
特徴とする冷蔵庫。 - 【請求項2】 前記アルミニウムもしくはアルミニウム
合金多孔質体が粉末焼結体,繊維集合体もしくは発泡体
からなるものであることを特徴とする請求項1記載の冷
蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2269291U JPH0733106Y2 (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2269291U JPH0733106Y2 (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 冷蔵庫 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04120586U JPH04120586U (ja) | 1992-10-28 |
| JPH0733106Y2 true JPH0733106Y2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=31908140
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2269291U Expired - Lifetime JPH0733106Y2 (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0733106Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7281341B2 (en) | 2003-12-10 | 2007-10-16 | The Burton Corporation | Lace system for footwear |
-
1991
- 1991-04-08 JP JP2269291U patent/JPH0733106Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7281341B2 (en) | 2003-12-10 | 2007-10-16 | The Burton Corporation | Lace system for footwear |
| US7293373B2 (en) | 2003-12-10 | 2007-11-13 | The Burton Corporation | Lace system for footwear |
| US7392602B2 (en) | 2003-12-10 | 2008-07-01 | The Burton Corporation | Lace system for footwear |
| US7401423B2 (en) | 2003-12-10 | 2008-07-22 | The Burton Corporation | Lace system for footwear |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04120586U (ja) | 1992-10-28 |
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