JPH0733184B2 - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JPH0733184B2
JPH0733184B2 JP58190328A JP19032883A JPH0733184B2 JP H0733184 B2 JPH0733184 B2 JP H0733184B2 JP 58190328 A JP58190328 A JP 58190328A JP 19032883 A JP19032883 A JP 19032883A JP H0733184 B2 JPH0733184 B2 JP H0733184B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、たとえば電子複写機において用紙を像転写部
へ供給する給紙装置に関する。
[発明の技術的背景] 従来、たとえば、電子複写機の給紙装置として、給紙カ
セット内の用紙を自動的に供給する自動給紙と、用紙を
手差しで供給する手差し給紙とを同一の給紙口から行な
うようにしたものがある。
このような給紙装置においては、用紙を供給するほぼ半
月形の給紙ローラと、この給紙ローラで供給される用紙
を一時停止せしめ、しかる後、像転写部へ送るレジスト
ローラが用いられている。
そして、これら給紙ローラおよびレジスタローラに対し
て、それぞれソレノイドを設け、この各ソレノイドによ
って給紙ローラおよびレジストローラを別々に駆動制御
している。
[背景技術の問題点] しかしながら、このような従来の給紙装置では、給紙ロ
ーラおよびレジストローラをそれぞれ別々に駆動制御で
きるが、それぞれにソレノイドを用いるので、コストが
高くなり、また、スペースおよび重量的にも不利である
という問題があった。
さらに、1つのソレノイドで行なう場合にも、給紙ロー
ラおよびレジストローラの自動給紙と手差し給紙での動
作は同一であるため、それぞれに適した動作が行なえ
ず、確実な給紙が不可能であった。
[発明の目的] 本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、給紙ローラとレジストローラとを1つ
のソレノイドで切換え制御でき、しかも、このようにし
ても、自動給紙と手差し給紙での動作がそれぞれに適し
た動作となり、確実な給紙が可能となり、さらに、手差
し給紙のための新たな給紙機構を何等必要とせずに手差
し給紙を行なうことができる給紙装置を提供することに
ある。
[発明の概要] 本発明は、自動給紙と手差し給紙とを同一の給紙口から
行なうものにおいて、半月形の給紙ローラとレジストロ
ーラとの駆動の切換えを1つのソレノイドの動作によっ
て行なうようにするとともに、給紙カセットからの自動
給紙と手差し給紙台からの手差し給紙のいずれも、上記
半月形の給紙ローラによって行なえるように構成したも
のである。
[発明の実施例] 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明に係る給紙装置を備えた電子複写機を示
すものである。すなわち、1は筐体であり、その略中央
部には図示矢印a方向に回転する感光体ドラム2が設け
られている。また、筐体1の上部は、原稿を支持する原
稿台3が図示矢印b方向に往復動自在に設けられてい
る。しかして、上記原稿台3を感光体ドラム2の回転と
同期させて移動させることにより、露光ランプ4から照
射された光は原稿台3上の原稿で反射され、その反射光
は集束性光伝送体5によって感光体ドラム2上に結像
し、原稿の反転像として感光体ドラム2上に写る。この
とき、帯電用帯電器6によって感光体ドラム2を帯電さ
せておくことにより、感光体ドラム2上には原稿の反転
像が静電潜像として形成され、この静電潜像は現像器7
によってトナーが付着されることにより顕像化されるよ
うに構成されている。
一方、現像器7の下方部位には、用紙Pを感光体ドラム
2の下方(像転写部12)へ供給する給紙機構8が設けら
れている。この給紙機構8は、筐体1の側部に着脱自在
であって複数枚の用紙P,…を収納した給紙カセット9
と、この給紙カセット9の上部に形成され用紙Pを手差
しで供給するための手差し給紙台24と、上記給紙カセッ
ト9から用紙Pを一枚づつ送り出す給紙ローラ10とを有
し、さらに上記給紙ローラ10によって送られる用紙P、
あるいは手差しで供給された用紙Pを一時停止せしめる
とともに、その用紙Pの先端の傾きなどを修正して、用
紙Pの先端と感光体ドラム2上のトナー像の先端とが一
致するようなタイミングで像転写部12へ送る搬送ローラ
としてのレジストローラ11を有した構成となっている。
ここに、上記給紙ローラ10は、たとえば給紙カセット9
内の用紙Pに対して接触する接触部10aと接触しない非
接触部10bとを有するほぼ半月形のローラであり、後述
の給紙ローラ回転用スプリングクラッチによってモータ
の駆動力が伝達されるようになっている。
しかして、レジストローラ11によって搬送される用紙P
は像転写部12へ送られる。像転写部12に送られた用紙P
は、転写用帯電器13の部分で感光体ドラム2の表面と密
着することにより、このとき上記帯電器13による用紙P
の帯電によって感光体ドラム2上のトナー像が転写され
る。そして、転写後の感光体ドラム2は、クリーナ14に
よって表面の残留トナーが除去され、さらに除電ランプ
15によって残像が消去されて初期状態に戻るように構成
されている。一方、転写後の用紙Pは、剥離用帯電器16
の作用で感光体ドラム2から静電的に剥離された後、搬
送路17に沿って導かれ、定着器としての一対のヒートロ
ーラ18を通過することより転写像が加熱定着される。そ
して、定着後の用紙Pは、一対排紙ローラ19によって筐
体1外のトレイ20に排出されるように構成されている。
なお、上記感光体ドラム2、原稿台3、現像器7、給紙
ローラ10、レジストローラ11、ヒートローラ18、排紙ロ
ーラ19はモータ21を駆動源として動作するようになって
いる。
また、レジストローラ11の近傍(手前)には、給紙状態
を検知する検知器としてのスイッチ(以下、給紙スイッ
チと称す)22が設けられ、さらに排紙ローラ19の近傍
(手前)には、排紙状態を検知する検知器としてのスイ
ッチ(以下、排紙スイッチと称す)23が設けられてい
る。このような各スイッチは主として紙づまり(ジャム
ともいう)を検知するために設けられている。
なお、筐体1は、二転鎖線で示すように搬送路17を境に
して上部筐体1aと下部筐体1bとに2分割されていて、両
筐体1a,1bは一端部に設けた支点(図示しない)におい
て枢支されており、上部筐体1aが図示矢印c方向に所定
の角度開放できるようになっている。ここに、上部筐体
1aには感光体ドラム2、原稿台3、露光ランプ4、集束
性光伝送体5、帯電器6、現像器7、給紙ローラ10、レ
ジストローラ1の上側ローラ、クリーナ14、除電ランプ
15などがそれぞれ設けられ、下部筐体1bには給紙カセッ
ト9、レジストローラ11の下側ローラ、帯電器13,16、
搬送路17、ヒートローラ18、排紙ローラ19、トレイ20、
モータ21などがそれぞれ設けられている。
第2図は原稿台駆動機構を示すものである。すなわち、
モータ21に直結されたギア31の駆動力は、駆動力伝達の
ためのギア32,33,34,35を介して電磁クラッチ36に伝達
される。この電磁クラッチ36は、制御信号によってプー
リ37に駆動力を伝達しない場合と、正方向に伝達する場
合と、逆方向に伝達する場合の3つの切換を行なうよう
になっている。そして、プーリ37に伝達された駆動力
は、両端を原稿台3に固定されたワイヤ38によって原稿
台3に伝達され、原稿台3を移動させる。なお、プーリ
39は、ワイヤ38の経路が原稿台3とほぼ平行になるよう
にして他の部分に接触させないようにするためのもので
ある。
第3図ないし第6図は原稿台位置検知機構を示すもので
ある。すなわち、第3図に示すように原稿台3には、一
直線上に所定間隔おいて3つのマグネット41,42,43が取
着され、更にそれらの両端部に位相をずらして2つのマ
ネグネット44,45が取着されている。また、第4図に示
すように筐体1には、上記マグネット41〜45を検知する
リードスイッチ46,47が取着されている。このリードス
イッチ46はマグネット41〜43がその上にきたことを検知
するように、またリードスイッチ47はマグネット44,45
がその上にきたということを検知するように、マグネッ
トと同様に位相をずらして配置されている。
第4図ないし第6図において、リードスイッチ46で検知
されるマグネットの位置をP41,P42,P43とし、リードス
イッチ47で検知されるマグネットの位置をP44,P45とす
る。第4図はホームポジションに原稿台3が位置してい
るときの図である。ホームポジションは複写動作終了時
に原稿台3を停止させる位置であり、これは第6図のよ
うに、原稿台3が図中矢印方向(以下フォワードと称
す)のマグネット45によってリードスイッチ47のみがオ
ンすることによって検知できるところの移動停止位置
(以下、原稿台リミット位置と称す)にあったときか
ら、第4図の矢印方向(以下バックワードと称す)に移
動を開始し、リードスイッチ46の1回目のオン、つまり
マグネット43によってリードスイッチ46がオンさせられ
たことによって検知される。また、第5図はバックワー
ドの移動停止位置(以下、原稿台スタート位置と称す)
に原稿台3が位置しているときの図である。原稿台スタ
ート位置は、リードスイッチ46,47がマグネット41,44に
よって同時にオンさせられることによって検知される。
更に、原稿台3が原稿台スタート位置からフォワードに
移動を開始し、原稿台スタート位置でなくなってからの
リードスイッチ46の1回目のオン、つまりマグネット42
によってリードスイッチ46がオンされたことによってレ
ジストローラスタート位置が検知される。前述のよう
に、感光体ドラム2と原稿台3は同期するように駆動さ
れているので、感光体ドラム2上のトナー像の先端と用
紙Pの先端とを一致させるように、レジストローラ11を
回転させ始めるタイミングは、感光体ドラム2からとら
なくても原稿台3からでもとれる。このレジストローラ
11を回転させ始める位置がレジストローラスタート位置
である。
第7図は前記給紙機構8を示すものである。すなわち、
半月形の給紙ローラ10は回転軸51に取着されていて、こ
の回転軸51にはスリーブ52が取着されている。このスリ
ーブ52は、スプリングクラッチ53を介してモータ21の駆
動力が伝達される図示しない伝達機構と連結されてお
り、モータ21の駆動力がスプリングクラッチ53およびス
リーブ52を介して回転軸51に伝達されるようになってい
る。また、上記スリーブ52の内周部には突起体54が突設
されているとともに、外周部には図示のように位相をず
らして突起体55,56が突設されている。そして、これら
突起体54〜56に対して係止レバー(制御レバー)57の一
端が係止されるようになっていて、その突起体54〜56が
係止レバー57によって係止されている場合は、モータ21
からの駆動力が回転軸51に伝達されないようになってい
る。すなわち、上記係止レバー57は、ほぼT字形をなし
ていて、軸58を支点として左右に揺動するようになって
おり、ソレノイド(以下、給紙ソレノイドと称す)59に
よって駆動される。そして、給紙ソレノイド59がオフの
ときはコイルスプリング60によってスリーブ52上の突起
体55,56を係止する方向に付勢され、給紙ソレノイド59
がオンしたときはスプリング60の引張り力に抗してスリ
ーブ52上の突起体54を係止する方向に駆動される。
また、レジストローラ11は回転軸61に取着されていて、
この回転軸61の一方はスプリングクラッチ62を介してモ
ータ21の駆動力が伝達される図示しない伝達機構と連結
されており、モータ21の駆動力がスプリングクラッチ62
を介して回転軸61に伝達されるようになっている。そし
て、上記スプリングクラッチ62は、給紙ソレノイド59が
オフしているとき係止レバー57の他端によって係止され
るようになっている。すなわち、スプリングクラッチ62
は、給紙ソレノイド59がオフのときは、係止レバー57に
よって係止されることにより、モータ21の駆動力を回転
軸61に伝達せず、給紙ソレノイド59がオンしたときは、
係止レバー57による係止が解除されることにより、モー
タ21の駆動力を回転軸61に伝達し、レジストローラ11を
図示矢印方向に回転せしめるようになっている。
また、第7図において、63はスリーブ52の角度を検知す
るための検知片であり、これはスリーブ52の外周面所定
部位に取着されている。そして、スリーブ52の外周部所
定部位には、上記検知片63を検知する検知器64が設けら
れている。この検知器64は、検知片63を光学的に検知す
るもので、たとえばフォトインタラプタを用いている。
ここで、上記検知片63を検知する角度は、駆動力がスプ
リングクラッチ53に伝達されているときに、給紙ソレノ
イド59をオンしたとき、係止レバー57によってスリーブ
52がほぼ一周回転しないで突起体54を係止できる最も突
起体54に近い点から係止レバー57によって突起体55を係
止している点までを検知する角度となっている。
このような構成において、係止レバー57の動作による給
紙ローラ10およびシフトローラ11の動作について第8図
ないし第11図を用いて説明する。なお、給紙ローラ10お
よびスリーブ52は1つの同軸上にあるが、ここでは動作
をわかりやすくするため図示のように左右に描くことに
よってその動作を説明する。まず、第8図は給紙ローラ
10が基準位置にある状態である。これは給紙ソレノイド
59がオフであり、係止レバー57が軸58を支点としてスプ
リング60で引張られることによって、突起体55が係止レ
バー57によって係止され、図示矢印方向の回転が停止さ
れている状態である。この状態のとき、検知片63は図示
のようになっていて、検知器64で検知されるぎりぎりの
角度になっている。また、スプリングクラッチ62も係止
レバー57によって係止されているので、レジストローラ
11は停止している。この状態で、給紙ソレノイド59をオ
ンして係止レバー57による突起体55の係止を解除し、ス
リーブ52が回転して検知片63が検知器64によって検知さ
れなくなったとき、再び給紙ソレノイド59をオフする。
このときの状態は第11図のようになっている。こうする
ことにより、スリーブ52は更に回転して第9図の状態と
なる。このとき、給紙ローラ10も第9図の角度まで回転
し、用紙Pはこのとき係止レバー57で係止され回転して
いないレジストローラ11に先端を突き当てられる所まで
送られる。そして、第9図の状態から、前述のレジスト
ローラスタート位置を検知した時点で給紙ソレノイド59
をオンすると、係止レバー57によるスプリングクラッチ
62の係止が解除されてレジストローラ11が回転し、用紙
Pの先端を感光体ドラム2上のトナー像の先端と一致さ
せるように用紙Pを搬送する。また、このとき係止レバ
ー57による突起体56の係止も解除されて給紙ローラ10も
回転するので、用紙Pは後からも押されることとなり、
給紙は確実に行われる。そして、第10図に示すように、
用紙Pが給紙カセット9または給紙カセット9内の用紙
Pと給紙ローラ10によって押えられないような角度に設
けられた突起体54が係止レバー57によって係止される状
態となる。このとき、レジストローラ11は回転を続けて
いる。
以上の説明は自動給紙の場合であるが、手差し給紙の場
合は、複写動作開始の時点ですでにレジストローラ11に
用紙Pの先端が当てられており、したがってレジストロ
ーラスタート位置を検知するまで第8図のままとし、検
知した時点で給紙ソレノイド59をオンして前述のように
用紙Pを後押ししながら第10図の状態にさせる。
しかして、用紙Pの後端がレジストローラ11を通過し終
わるタイミングを給紙スイッチ22がオフすることによっ
て検知し、その時点で給紙ソレノイド59をオフして第8
図の基準位置に戻し、次の複写動作に備える。
なお、第11図は、係止レバー57が突起体55を越えた場
合、検知器64が検知片63を検知することができないこと
を示して、たとえば複写動作の途中で電源が切られたと
きには第11図の状態となる場合がある。
第12図は全体的な制御回路を概略的に示すものである。
すなわち、71主制御部としてのマイクロプロセッサであ
り、複写機全体の制御を司る。このマイクロプロセッサ
71には、インタフェイス回路72を介して前記給紙スイッ
チ22、排紙スイッチ23、リードスイッチ46,47(以下、
原稿台スイッチと称す)、および前記検知器64などから
の各信号が入力される。そして、マイクロプロセッサ71
は、入力される各信号を判断、処理し、あらかじめ記憶
されているプログラムにしたがってインタフェイス回路
73を介して各制御装置に各種の制御信号を出力する。各
制御信号には、前記露光ランプ4、モータ21、電磁クラ
ッチ(以下、原稿台クラッチと称す)36、前記給紙ソレ
ノイド59、帯電用帯電器6に電源を供給する高圧電源7
4、転写用帯電器13および剥離用帯電器16に電源を供給
するための高圧電源75、クリーナ14のブレードを感光体
ドラム2に押し当てるためのブレードソレノイド76など
があり、それぞれ制御信号によって動作する。
前記マイクロプロセッサ71は、たとえば第13図に示すよ
うに構成される。すなわち、マイクロプロセッサ71は、
第13図のようなアーキテクチャもつワンチップマイクロ
プロセッサである。図中、81は演算判定機能を有する演
算部(ALU)、82は処理プログラム記憶用のリード・オ
ンリ・メモリ(ROM)、83はデータ記憶用のランダム・
アクセス・メモリ(RAM)、84は外部装置との信号の送
受を行うための入出力ポートおよび入出力制御部(IO
C)、85はプログラム・カウンタ(PC)、86はフラグ(F
LAG)、87はアキュムレータ(ACC)、88はスタックレジ
スタ(STACK)、89は割込み制御部(INC)である。
ここで、マイクロプロセッサ71の動作について簡単に説
明すると、ROM82に格納されている処理プログラムのア
ドレスがPC85によって指定され、ROM82から読出された
命令がデコーディングされ、その命令が実行される、FL
AG86は演算判定された結果のキャリー,ボローなどの状
態をストアする。演算結果は、ACC87または命令によっ
てACC87を介してRAM83に格納される。STACK88は、サブ
ルーチンの深さを指定するもので、メインルーチンの復
帰アドレスをストアし、また割込み時のPC85の内容退避
にも使用される。INTC89は内部割込みおよび外部端子
(INT)による割込みが要求されると、その時点で実行
中の命令を終了させ、割込み処理に入る。
割込み処理に入ると、PC85の内容はSTACK88に退避さ
せ、割込み処理用の特定アドレスへジャンプし、割込み
処理プログラムを実行してからメインプログラムへ復帰
する。
第14図は給紙機構8の電源投入時の制御フローチャート
および複写動作のゼネラルフローチャートである。通
常、電源投入時には、給紙ローラ10は第8図に示す基準
単位にあると考えられるが、複写動作中に電源を切られ
た場合などには第11図のような状態となることも考えら
れる。そこで、電源投入時に給紙ローラ10を常に基準位
置とする制御が必要となる。これがステップA1〜A9であ
る。まず、ステップA1によって給紙ローラ10の駆動力と
なるモータ21を回転させる。ここで、検知器64が検知片
63を検知しているか否かで制御が変わる。この判断を行
なうのがステップA2である。まず、検知片63を検知して
いた場合について説明する。検知片63を検知していると
いうことは、この時点で前述のように給紙ソレノイド59
をオンした場合には、係止レバー57によって突起体5を
係止するにはほぼ一周しなくてはならないということで
あり、それでは給紙ローラ10も一周して新たに用紙Pを
供給してしまう可能性が大きい。そこで、この場合には
ステップA6に移行し、もし排紙スイッチ23がオンして用
紙Pが排出されていないときは、排出されるまでモータ
21を動作させるためにステップA6を行なう。ステップA7
は、電源投入時はもともと給紙ソレノイド59はオフであ
るのでなにもしないのと同じである。ステップA8は、少
なくとも前述の検知片63を検知できるぎりぎりの角度か
ら係止レバー57によって突起体55が係止されるまでに必
要な時間T4だけは、排紙スイッチ23がオンしていないと
きでもモータ21を回転し、確実に給紙ローラ10を第8図
の基準位置とするためのものである。そして、ステップ
A9でモータ21を停止させる。
次に、検知器64が検知片63を検知していなかった場合に
ついて説明すると、たとえばこの状態は第11図のように
なっていることが考えられるので、そのまま回転させて
も突起体55を係止レバー57が係止する位置とはなりよう
がない。そこで、ステップA3によって給紙ソレノイド59
をオンし、ステップA4によって検知片63を検知するまで
回転させる。検知片63を検知したということは、すなわ
ちほぼ第10図の位置となっていて、給紙ソレノイド59を
オフしても係止レバー57は突起体55を係止するというこ
とである。また、給紙ソレノイド59がオンしている状態
では、レジストローラ11は回転しているので、給紙スイ
ッチ22がオンしてレジストローラ11まで用紙Pがある場
合には、給紙スイッチ22がオフするまではステップA5に
よってモータ21を回転し続け、更に排出されるまで前述
のようにステップA6によってモータ21を回転させるとい
うように、前述と同じように進む。ステップA10の初期
チェックとは、複写可能な状態であるか否かをチェック
するルーチンであり、たとえば前記ヒートローラ18が加
熱定着可能な温度であるかなどをチェックする。この初
期チェックが終了し、複写可能状態であればステップA1
1の複写待機ルーチンに移行する。ここでは、複写枚数
をセットし、複写スイッチがオンされて複写動作が開始
されるまで待つルーチンである。ステップA12で複写ス
イッチがオンされたことが判断されるとステップA13に
進み、前述した帯電、露光、転写、除電、定着などから
なる複写プロセスを順次実行して複写を行い、ステップ
A14で設定枚数の複写が終了したことが判断されるまで
複写動作を繰り返す。また、複写動作中は紙づまりなど
の異常などもチェックしている。
更に、第15図に示すフローチャートを用いて複写動作時
の制御について説明する。複写動作が開始されるとステ
ップB1に進み、ブレードソレノイド76、モータ21、除電
ランプ15、高圧電源75(帯電器13,16)をそれぞれオン
させ、ステップB2に進む。ステップB2では、原稿台3が
そのスタート位置にあるか否かを原稿台スイッチ46,47
からの信号で判断し、スタート位置でなかった場合ステ
ップB3に進み、原稿台クラッチ36に制御信号を送って原
稿台3をバックワード移動させ、ステップB4に進む。上
記ステップB2において、原稿台3がスタート位置にある
場合ステップB3をジャンプしてステップB4に進む。ステ
ップB4では、原稿台スタート位置になるまで原稿台3を
移動させ、原稿台スイッチ46,47が共にオンして原稿台
スタート位置が検知されるとステップB5に進む。ステッ
プB5では、手差し給紙モードであるか否かを判断し、手
差し給紙モードでない場合、すなわち給紙カセット9か
らの自動給紙モードの場合はステップB6に進む。ステッ
プB6では、給紙ソレノイド59をオンさせ、係止レバー57
による突起体55の係止を解除して給紙を開始し、ステッ
プB7に進む。上記ステップB5において手差し給紙モード
の場合、前述のようにここでは給紙機構8は動作させ
ず、ステップB7に進む。ステップB7では、露光ランプ4
を点灯させ、ステップB8に進む。ステップB8では、原稿
台クラッチ36に制御信号を送って原稿台3をフォワード
移動させ、ステップB9に進む。ステップB9では、高圧電
源74(帯電器6)をオンさせ、ステップB10に進む。ス
テップB10では、再び手差し給紙モードであるか否かを
判断し、手差し給紙モードの場合はまだ給紙機構8を動
作させない。自動給紙モードの場合は、ステップB11に
進む。ステップB11では、検知器64が検知片63を検知で
きない、すなわち係止レバー57による突起体55の係止が
解除され、スリーブ52および給紙ローラ10が回転し始め
た時点を検知してステップB12に進む。ステップB12で
は、給紙ソレノイド59をオフして前述のように突起体56
を係止し、ステップB13に進む。ステップB13では、前述
のレジストローラスタート位置を判断し、ステップB14
に進む。ステップB14では、給紙スイッチ22がオンして
いるか否かを判断し、オンしていなければステップB15
に進む。ステップB15では、再び手差し給紙モードであ
るか否かを判断する。ここで手差し給紙モードであった
場合、まだ給紙機構8を動作させていないので給紙ロー
ラ10は第8図に示す基準位置にある。したがって、この
まま通常の複写動作停止ルーチン(後述のステップB23
〜25)に移行する。一方、手差し給紙モードでなかった
場合、すでに給紙機構8が動作しているにもかかわら
ず、給紙が正常に行われなかったということなのでエラ
ー処理を行なう。ところで、上記ステップB14で給紙ス
イッチ22がオンしていた場合、正常に給紙されているこ
とになるのでステップB16に進む。ステップB16では、給
紙ソレノイド59をオンしてレジストローラ11を回転さ
せ、ステップB17に進む。なお、通常、給紙ソレノイド5
9をオフさせる時点は、前述のように給紙スイッチ22が
オフして用紙Pがレジストローラ11を通過し終った時点
である。ステップB17では、原稿台3が原稿台スイッチ4
7のみがオンすることによって検知される原稿台リミッ
ト位置まで移動したか否かを判断し、移動すると原稿の
全面が露光され、感光体ドラム2の帯電は不要となるの
で、ステップB18に進む。ステップB18では、高圧電源74
をオフし、ステップB19に進む。ステップB19では、原稿
台クラッチ36に制御信号を送って原稿台3をバックワー
ド移動させ、ステップB20に進む。ステップB20では、露
光ランプ4を消灯し、ステップB21に進む。ステップB21
では、原稿台3が原稿台スイッチ46で検知されるホーム
ポジションまで移動したか否かを判断し、移動するとス
テップB22に進む。ステップB22では、設定枚数の複写が
終了したか否かを判断し、終了してなければステップB4
に戻って前述した複写動作を繰り返し、終了していれば
ステップB23に進む。ステップB23では、原稿台クラッチ
36に制御信号を送って原稿台3を停止させ、ステップB2
4に進む。ステップB24では、排紙スイッチ23からの信号
により複写された用紙Pが排紙され終わったか否かを判
断し、排紙され終わるとステップB25に進む。ステップB
25では、高圧電源75、除電ランプ15、モータ21、ブレー
ドソレノイド76をそれぞれオフして複写動作を終了し、
第14図の複写待機状態となる。
なお、本発明の複写機の制御ではマイクロプロセッサ71
の内部割込みを用いている。この割込処理は、一定周期
で繰り返し行われるようにセットしてある。これを第16
図を用いて説明すると、電源オンにより通常はROM82に
格納されているプログラムのうちのメインプログラムが
実行されている。しかし、たとえば複写動作開始時から
内部割込みが12m secごとに発生されるようにINTC89を
セットしておくことにより、複写動作開始より12m sec
経過したときにメインプログラムを一時中断し、割込み
プログラムを実行するようになり、割込みプログラム終
了後に再びメインプログラムを実行する。更に、12m se
c経過した時点、つまり複写動作開始時点より24m sec経
過した時点に割込みプログラムを実行するというような
プログラムの流れとなる。
ところで、第14図の説明において記した通り、複写動作
中には紙づまりなどの異常もチェックされており、以下
この異常のうち紙づまりのチェックについて説明する。
紙づまりのチェックは、一定周期で繰り返し行われる割
込みプログラムによって行われる。これについて第17図
に示すフローチャートを用いて説明すると、ステップC1
〜C4,C5〜C8,C9〜C11がそれぞれ1つの種類の紙づまり
チェックを行っている。ステップC1〜C4は、給紙された
用紙Pが給紙スイッチ22をオンし、レジストローラ11が
回転して用紙Pが搬送されているにもかかわらず、一定
時間T1経過しても給紙スイッチ22がオンしないという異
常チェックである。すなわち、割込周期をtとすると、
ステップC1によって給紙スイッチ22のオン検知があって
から(給紙されたということ)、ステップC2でレジスト
ローラ11がオンされていると検知されると、ステップC3
によってRAM83に設定したタイマに「1」を加えていく
(タイマの初期値は0とする)。ここで割込みはtごと
に発生するので、RAM73のあるアドレスがタイマとなり
得るのである。このタイマの値がT1/tの値よりも大きく
なったか否かを「1」加えるごとにステップC4で判断
し、大きくなっていた場合、つまりレジストローラ11が
回転しているにもかかわらず給紙スイッチ22がT1以上オ
ンしているということになり、異常であるのでエラー処
理を行う。ステップC5〜C8は、レジストローラ11が回転
して用紙Pが搬送されているにもかかわらず、一定時間
T2経過しても用紙Pの先端が排紙スイッチ23に到達して
そのスイッチ23がオンしない、たとえば感光体ドラム2
からの用紙Pの剥離が正常に行われなかったり、あるい
はヒートローラ18へ用紙Pが正常に搬送されなかったな
どの異常チェックである。すなわち、ステップC5によっ
てレジストローラ11のオンを検知してからステップC6で
排紙スイッチ23がオンすることを検知するまでを、ステ
ップC1〜C4の場合と同様にRAM83に設定したタイマによ
って監視し、タイマの値がT2/tよりも大きな値になった
か否かをステップC8で判断し、大きな値であれば前述の
ような異常であるのでエラー処理を行う。ステップC9〜
C11は、排紙スイッチ23がオンしてから一定時間T3経過
してもオフしない、つまり排紙スイッチ23の付近で紙づ
まりが生じ、用紙Pが排出されないという異常チェック
である。すなわち、ステップC5〜C8で正常であった場
合、排紙スイッチ23はオンするのでステップC9でそれを
検知したら、ステップC1〜C4の場合と同様にRAM83に設
定したタイマによって排紙スイッチ23がオンしている時
間を監視し、タイマの値がT3/tよりも大きな値になった
か否かをステップC11で判断し、大きな値であれば前述
のような異常であるのでエラー処理を行う。
次に、前記エラー処理について第18図に示すフローチャ
ートを用いて説明する。エラーを検出すると、ステップ
D1で原稿第3を停止するとともに、露光ランプ4、帯電
用帯電器6、転写用帯電器13、剥離用帯電器16をそれぞ
れオフさせる。そして、このエラーを検出した時点で
は、停止レバー57と突起体55,56との位置関係、すなわ
ち給紙ローラ10の角度の状態がわからないので、第8図
の基準位置とするためにステップD2〜D7が行われる。ス
テップD2において検知器64が検知片63を検知している場
合は、給紙ソレノイド59をオフしても係止レバー57によ
って突起体55を係止する位置であるので、ステップD5で
給紙ソレノイド59をオフして(もともと給紙ソレノイド
59がオフしているときはなにもしないのと同じ)、電源
投入時と同様に検知片63を検知できるぎりぎりの角度か
ら係止レバー57によって突起体55が係止されるまでに少
なくとも必要な時間T4はモータ21を回転し続け、確実に
基準位置とする。また、ステップD2において検知片63を
検知していない場合は、第11図の位置のような場合も考
えられるので、ステップD3で給紙ソレノイド59をオンし
て突起体54を係止レバー57で係止できるようにする。そ
して、ほぼ第10図の位置となり、検知片63を検知したこ
とがステップD4で判断されると、係止レバー57が突起体
55を係止する基準位置とするために、検知片63を検知し
ていた場合と同様にステップD5およびステップD6を実行
し、ステップD7でモータ21を停止する。更に、ステップ
D8で除電ランプ15をオフし、ステップD9でブレードソレ
ノイド76をオフしてクリーナ14のブレードを感光体ドラ
ム2から離す。そして、ステップD10によって紙づまり
の表示を行い、それ以外の機能を停止する。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、給紙ローラとレジ
ストローラとを1つのソレノイドで切換え制御でき、し
かも、このようにしても、自動給紙と手差し給紙での動
作がそれぞれに適した動作となり、確実な給紙が可能と
なり、さらに、手差し給紙のための新たな給紙機構を何
等必要とせずに給紙を行なうことができる給紙装置を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を説明するためのもので、第1図
は電子複写機の概略的な縦断正面図、第2図は原稿台駆
動機構を示す側面図、第3図ないし第6図は原稿台位置
検知機構を説明するための図、第7図は給紙機構の要部
を示す斜視図、第8図ないし第11図は給紙機構の動作を
説明するための図、第12図は全体的な制御回路を概略的
に示すブロック図、第13図はマイクロプロセッサの構成
図、第14図は電源投入時の制御フローチャートおよび複
写動作のゼネラルフローチャート、第15図は複写動作の
制御フローチャート、第16図はマイクロプロセッサの割
込みを含むプログラムの流れ図、第17図は紙づまり検知
のフローチャート、第18図は紙づまり発生時におけるエ
ラー処理のフローチャートである。 2……感光体ドラム、3……原稿台、4……露光ラン
プ、7……現像器、8……給紙機構、9……給紙カセッ
ト(用紙収納部)、P……用紙、10……給紙ローラ、11
……レジストローラ(搬送ローラ)、12……像転写部、
21……モータ、22……給紙スイッチ、23……排紙スイッ
チ、24……手差し給紙台、52……スリーブ、53……スプ
リングクラッチ、54〜56……突起体、57……係止レバー
(制御レバー)、59……給紙ソレノイド、62……スプリ
ングクラッチ、63……検知片、64……検知器、71……マ
イクロプロセッサ(主制御部)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙を収納する給紙カセットと、 この給紙カセットの上部に形成され、手差し用紙を供給
    する手差し給紙台と、 前記給紙カセットの用紙収納面に対向して設けられ、回
    転動作中に円周の一部が前記給紙カセットの最上部に載
    置されている用紙もしくは前記手差し給紙台に手差しさ
    れた用紙と接触することによって、前記給紙カセットの
    最上部に載置されている用紙もしくは前記手差し給紙台
    に手差しされた用紙を供給する断面が半月状の給紙ロー
    ラと、 この給紙ローラの後段に設けられ、前記給紙ローラによ
    って送り出された用紙を整位した後さらに搬送するレジ
    ストローラと、 前記給紙カセットから給紙する自動給紙モードが設定さ
    れているときには、前記給紙ローラを回転開始してから
    前記給紙ローラによって供給される用紙が前記レジスト
    ローラに到達する第1の角度まで回転した時点で前記給
    紙ローラの回転を一旦停止し、その後、前記給紙ローラ
    の回転を再開して前記給紙ローラが前記給紙カセットに
    載置された用紙と接触しない第2の角度まで回転した時
    点で前記給紙ローラの回転を停止し、 前記手差し給紙台から給紙する手差し給紙モードが設定
    されているときには、前記給紙ローラが回転開始してか
    ら、前記給紙ローラが前記給紙カセットに載置された用
    紙と接触しない前記第2の角度まで回転した時点で前記
    給紙ローラの回転を停止する回転量制御手段と、 を具備したことを特徴とする給紙装置。
JP58190328A 1983-09-19 1983-10-12 給紙装置 Expired - Lifetime JPH0733184B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58190328A JPH0733184B2 (ja) 1983-10-12 1983-10-12 給紙装置
US06/649,717 US4586813A (en) 1983-09-19 1984-09-12 Image forming apparatus
DE19843434401 DE3434401A1 (de) 1983-09-19 1984-09-19 Bilderzeugungsgeraet

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58190328A JPH0733184B2 (ja) 1983-10-12 1983-10-12 給紙装置

Publications (2)

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JPS6082544A JPS6082544A (ja) 1985-05-10
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JPH01285543A (ja) * 1988-05-09 1989-11-16 Fuji Xerox Co Ltd 原稿自動送り装置
KR100619075B1 (ko) 2005-04-06 2006-08-31 삼성전자주식회사 회전력 단속 장치 및 이를 구비하는 화상형성장치

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JPS6082544A (ja) 1985-05-10

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