JPH07332018A - 原子力発電プラントの再熱蒸気管装置 - Google Patents
原子力発電プラントの再熱蒸気管装置Info
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- JPH07332018A JPH07332018A JP6125934A JP12593494A JPH07332018A JP H07332018 A JPH07332018 A JP H07332018A JP 6125934 A JP6125934 A JP 6125934A JP 12593494 A JP12593494 A JP 12593494A JP H07332018 A JPH07332018 A JP H07332018A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 組合わせ中間弁の試験中、試験対象にならな
い湿分分離加熱器で取扱う蒸気量が増加するのを防止す
ること。 【構成】 湿分分離加熱器4aと低圧タ―ビン6a,6
bとの間を蒸気管5aと並行して設ける蒸気管9aによ
って連通させる。さらに、湿分分離器4bと低圧タ―ビ
ン6a,6bとを蒸気管5bと並行して設ける蒸気管9
bによって連通させる。これらの経路には組合わせ中間
弁10a,10bと組合わせ中間弁11a,11bとを介装す
る。
い湿分分離加熱器で取扱う蒸気量が増加するのを防止す
ること。 【構成】 湿分分離加熱器4aと低圧タ―ビン6a,6
bとの間を蒸気管5aと並行して設ける蒸気管9aによ
って連通させる。さらに、湿分分離器4bと低圧タ―ビ
ン6a,6bとを蒸気管5bと並行して設ける蒸気管9
bによって連通させる。これらの経路には組合わせ中間
弁10a,10bと組合わせ中間弁11a,11bとを介装す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原子力発電プラントの高
圧タ―ビン、湿分分離加熱器、低圧タ―ビン等における
抽気系統に係り、特に、組合わせ中間弁の試験中、湿分
分離加熱器で扱う蒸気量の増加を防止するようにした原
子力発電プラントの再熱蒸気管装置に関する。
圧タ―ビン、湿分分離加熱器、低圧タ―ビン等における
抽気系統に係り、特に、組合わせ中間弁の試験中、湿分
分離加熱器で扱う蒸気量の増加を防止するようにした原
子力発電プラントの再熱蒸気管装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に原子力発電プラントの抽気装置を
示す。原子炉(図示せず)で発生した蒸気は主蒸気管2
を通り、高圧タ―ビン1に入り、膨張を遂げて仕事を行
う。高圧タ―ビン1の排気蒸気はクロスアラウンド管3
a,3bを通り、湿分分離加熱器4a,4bに入る。こ
の湿分分離加熱器4a,4b内では湿分が除去され、さ
らに別に供給される加熱蒸気によって過熱蒸気になるま
で加熱される。湿分分離加熱器4a,4bを出た蒸気は
蒸気管5a,5bを通って低圧タ―ビン6a,6bに入
り、さらに膨張して仕事を行う。低圧タ―ビン6a,6
bの排気は復水器(図示せず)へ入り、凝縮し、復水系
および給水系をへて再び原子炉へ給水される。
示す。原子炉(図示せず)で発生した蒸気は主蒸気管2
を通り、高圧タ―ビン1に入り、膨張を遂げて仕事を行
う。高圧タ―ビン1の排気蒸気はクロスアラウンド管3
a,3bを通り、湿分分離加熱器4a,4bに入る。こ
の湿分分離加熱器4a,4b内では湿分が除去され、さ
らに別に供給される加熱蒸気によって過熱蒸気になるま
で加熱される。湿分分離加熱器4a,4bを出た蒸気は
蒸気管5a,5bを通って低圧タ―ビン6a,6bに入
り、さらに膨張して仕事を行う。低圧タ―ビン6a,6
bの排気は復水器(図示せず)へ入り、凝縮し、復水系
および給水系をへて再び原子炉へ給水される。
【0003】蒸気管5a,5bの経路には第1組合わせ
中間弁7a,7b、第2組合わせ中間弁8a,8bが設
けられ、負荷急変時に蒸気の流入を防ぐと共に、過速状
態に陥るのを防止している。
中間弁7a,7b、第2組合わせ中間弁8a,8bが設
けられ、負荷急変時に蒸気の流入を防ぐと共に、過速状
態に陥るのを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
原子力発電プラントにおいては第1,第2組合わせ中間
弁7a,7b,8a,8bの試験時試験対象の弁と直接
連絡していない湿分分離加熱器4a,4bでは取扱う蒸
気量が増大するという問題がある。
原子力発電プラントにおいては第1,第2組合わせ中間
弁7a,7b,8a,8bの試験時試験対象の弁と直接
連絡していない湿分分離加熱器4a,4bでは取扱う蒸
気量が増大するという問題がある。
【0005】第1組合わせ中間弁7aの試験を具体例と
してこの現象を説明する。すなわち、試験される第1組
合わせ中間弁7aを通過する蒸気量は、試験のために弁
体が閉じた時点から零となり、低圧タ―ビン6aへ流入
する蒸気流量が一時的に約半分になる。低圧タ―ビン6
a,6b内部の流動抵抗は、高圧タ―ビン1を出てから
クロスアラウンド管3a,3b、湿分分離器4a,4
b、蒸気管5a,5b、第1,第2組合わせ中間弁7
a,7b,8a,8bを通り、低圧タ―ビン6a,6b
に入るまでの機器、配管の流動抵抗と比較してかなり大
きい。そのため、第1組合わせ中間弁7aが試験により
閉まると、蒸気流量が零となり、低圧タ―ビン6aに流
れ込む蒸気は第2組合わせ中間弁8aにある蒸気管5b
からだけとなる。つまり、低圧タ―ビン6aに流れ込む
蒸気は一時的に約半分となり、低圧タ―ビン6aの流動
抵抗が急激に減少する。
してこの現象を説明する。すなわち、試験される第1組
合わせ中間弁7aを通過する蒸気量は、試験のために弁
体が閉じた時点から零となり、低圧タ―ビン6aへ流入
する蒸気流量が一時的に約半分になる。低圧タ―ビン6
a,6b内部の流動抵抗は、高圧タ―ビン1を出てから
クロスアラウンド管3a,3b、湿分分離器4a,4
b、蒸気管5a,5b、第1,第2組合わせ中間弁7
a,7b,8a,8bを通り、低圧タ―ビン6a,6b
に入るまでの機器、配管の流動抵抗と比較してかなり大
きい。そのため、第1組合わせ中間弁7aが試験により
閉まると、蒸気流量が零となり、低圧タ―ビン6aに流
れ込む蒸気は第2組合わせ中間弁8aにある蒸気管5b
からだけとなる。つまり、低圧タ―ビン6aに流れ込む
蒸気は一時的に約半分となり、低圧タ―ビン6aの流動
抵抗が急激に減少する。
【0006】高圧タ―ビン1の排気圧と、低圧タ―ビン
6a,6bの排気圧力は一定であるため、低圧タ―ビン
6a内の流動抵抗の減少に伴い高圧タ―ビン1からクロ
スアラウンド管3b、湿分分離加熱器4b、第2組合わ
せ中間弁8aを通過し、低圧タ―ビン6aに流れる系統
の蒸気流量が増加する。これに対し、高圧タ―ビン1か
らクロスアラウンド管3aを通り、湿分分離加熱器4a
に流れ込む蒸気流量は減少する。第1,第2組合わせ中
間弁7b,8bを通過する蒸気量は、試験前と整定後で
は変化は小さいが、第2組合わせ中間弁8aを通過する
蒸気量は約2倍になる。こうして湿分分離加熱器4aで
扱う蒸気量が第1組合わせ中間弁7aの試験により減少
した分、湿分分離加熱器4bで取扱う蒸気量が増加す
る。
6a,6bの排気圧力は一定であるため、低圧タ―ビン
6a内の流動抵抗の減少に伴い高圧タ―ビン1からクロ
スアラウンド管3b、湿分分離加熱器4b、第2組合わ
せ中間弁8aを通過し、低圧タ―ビン6aに流れる系統
の蒸気流量が増加する。これに対し、高圧タ―ビン1か
らクロスアラウンド管3aを通り、湿分分離加熱器4a
に流れ込む蒸気流量は減少する。第1,第2組合わせ中
間弁7b,8bを通過する蒸気量は、試験前と整定後で
は変化は小さいが、第2組合わせ中間弁8aを通過する
蒸気量は約2倍になる。こうして湿分分離加熱器4aで
扱う蒸気量が第1組合わせ中間弁7aの試験により減少
した分、湿分分離加熱器4bで取扱う蒸気量が増加す
る。
【0007】図4に蒸気流量の各時間における変化を示
している。符号e,f,g,hは第1,第2組合わせ中
間弁7a,7b,8a,8bを通る蒸気量、iA ,iB
は低圧タ―ビン6a,6bに流入する蒸気量、jA ,j
B は湿分分離加熱器4a,4bで扱う蒸気量の各時間で
の変化を示す。Q1 は第1組合わせ中間弁7aの試験開
始前に第1,第2組合わせ中間弁7a,7b,8a,8
bに流れる蒸気流量、Q2 は第1組合わせ中間弁7aの
全閉後、流量が整定した後に低圧タ―ビン6aに流入す
る蒸気量(=整定後のg)、Q3 は整定後湿分分離加熱
器4bで取扱う蒸気量(整定後のg+h)を示し、t1
は試験開始時間、t2 は全閉完了時間、t3 は蒸気流量
が整定した時間を示す。第1組合わせ中間弁7aを通る
蒸気流量eは、試験開始と同時に減少し始め、弁体が閉
じて零となる。それに伴い低圧タ―ビン6aに流入する
蒸気流量iA (=e+g)は、当初の蒸気流量2×Q1
(e=Q1 ,g=Q1 )から急激に減少し、全閉完了後
第2組合わせ中間弁8aを通過する蒸気流量g(=i
A )が増加してゆき、当初低圧タ―ビン6aに流入して
いた蒸気流量(=2Q1 )付近の流量Q2 で整定する。
第1組合わせ中間弁7bの蒸気流量fは第1組合わせ中
間弁7aが全閉しても、低圧タ―ビン6b内部の流動抵
抗が大きいので、試験前の流量Q1 よりも少し増加した
流量で整定する。こうして、高圧タ―ビン1から湿分分
離加熱器4aへ流入する蒸気量もjA (=e+f)も、
試験前の2Q1 からQ1 付近まで減少する。第1組合わ
せ中間弁8bの蒸気流量hは第2組合わせ中間弁8aの
蒸気流量が増加したため、湿分分離加熱器4bに流入す
る蒸気量もjB (=g+h)が増加し、流動抵抗が増加
したことにより減少し、試験前の流量Q1 より少々減少
した流量で整定する。こうして、低圧タ―ビン4bの流
入蒸気量iB (=g+h)は全閉前後で大きな変化はな
く、湿分分離加熱器4aの処理する蒸気量jA (=e+
f)組合わせ中間弁7aが試験により全閉することによ
り当初の蒸気量2Q1 よりQ1 近くまで減少して整定し
たのに対し、湿分分離加熱器4bの処理する蒸気量jB
(=g+h)はQ3 まで増加する。
している。符号e,f,g,hは第1,第2組合わせ中
間弁7a,7b,8a,8bを通る蒸気量、iA ,iB
は低圧タ―ビン6a,6bに流入する蒸気量、jA ,j
B は湿分分離加熱器4a,4bで扱う蒸気量の各時間で
の変化を示す。Q1 は第1組合わせ中間弁7aの試験開
始前に第1,第2組合わせ中間弁7a,7b,8a,8
bに流れる蒸気流量、Q2 は第1組合わせ中間弁7aの
全閉後、流量が整定した後に低圧タ―ビン6aに流入す
る蒸気量(=整定後のg)、Q3 は整定後湿分分離加熱
器4bで取扱う蒸気量(整定後のg+h)を示し、t1
は試験開始時間、t2 は全閉完了時間、t3 は蒸気流量
が整定した時間を示す。第1組合わせ中間弁7aを通る
蒸気流量eは、試験開始と同時に減少し始め、弁体が閉
じて零となる。それに伴い低圧タ―ビン6aに流入する
蒸気流量iA (=e+g)は、当初の蒸気流量2×Q1
(e=Q1 ,g=Q1 )から急激に減少し、全閉完了後
第2組合わせ中間弁8aを通過する蒸気流量g(=i
A )が増加してゆき、当初低圧タ―ビン6aに流入して
いた蒸気流量(=2Q1 )付近の流量Q2 で整定する。
第1組合わせ中間弁7bの蒸気流量fは第1組合わせ中
間弁7aが全閉しても、低圧タ―ビン6b内部の流動抵
抗が大きいので、試験前の流量Q1 よりも少し増加した
流量で整定する。こうして、高圧タ―ビン1から湿分分
離加熱器4aへ流入する蒸気量もjA (=e+f)も、
試験前の2Q1 からQ1 付近まで減少する。第1組合わ
せ中間弁8bの蒸気流量hは第2組合わせ中間弁8aの
蒸気流量が増加したため、湿分分離加熱器4bに流入す
る蒸気量もjB (=g+h)が増加し、流動抵抗が増加
したことにより減少し、試験前の流量Q1 より少々減少
した流量で整定する。こうして、低圧タ―ビン4bの流
入蒸気量iB (=g+h)は全閉前後で大きな変化はな
く、湿分分離加熱器4aの処理する蒸気量jA (=e+
f)組合わせ中間弁7aが試験により全閉することによ
り当初の蒸気量2Q1 よりQ1 近くまで減少して整定し
たのに対し、湿分分離加熱器4bの処理する蒸気量jB
(=g+h)はQ3 まで増加する。
【0008】このように第1,第2組合わせ中間弁のい
ずれか1つを試験中、試験を対象となるものと直接連絡
していない湿分分離加熱器で取扱う蒸気量が増大するこ
とになる。この現象は低圧タ―ビンの数が少ないほど顕
著である。このため湿分分離加熱器4a,4bは、この
蒸気処理量を見込んで通常運転中の容量より大容量で設
計する必要があり、機器が大形化する原因となってい
る。
ずれか1つを試験中、試験を対象となるものと直接連絡
していない湿分分離加熱器で取扱う蒸気量が増大するこ
とになる。この現象は低圧タ―ビンの数が少ないほど顕
著である。このため湿分分離加熱器4a,4bは、この
蒸気処理量を見込んで通常運転中の容量より大容量で設
計する必要があり、機器が大形化する原因となってい
る。
【0009】本発明の目的は組合わせ中間弁の試験中、
試験対象にならない湿分分離加熱器で取扱う蒸気量が増
加するのを防止するようにした原子力発電プラントの再
熱蒸気管装置を提供することにある。
試験対象にならない湿分分離加熱器で取扱う蒸気量が増
加するのを防止するようにした原子力発電プラントの再
熱蒸気管装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は複数の湿分分離加熱器の出口から複数の低圧
タ―ビンの入口にかけての再熱蒸気系統を蒸気が各該湿
分分離加熱器からそれぞれの前記低圧タ―ビンに独立し
た第1,第2系統によって等量づつ供給されるように構
成し、この独立した第1および第2系統に第1および第
2組合わせ中間弁をそれぞれ設けてなる原子力発電プラ
ントにおいて、前記組合わせ中間弁の試験中前記湿分分
離加熱器から前記低圧タ―ビンにかけて等量の蒸気が流
れるように前記第1および第2系統と並列に該湿分分離
加熱器から該低圧タ―ビンに結ばれる第3および第4系
統を第3および第4組合わせ中間弁を介してそれぞれ設
けたことを特徴とするものである。
に本発明は複数の湿分分離加熱器の出口から複数の低圧
タ―ビンの入口にかけての再熱蒸気系統を蒸気が各該湿
分分離加熱器からそれぞれの前記低圧タ―ビンに独立し
た第1,第2系統によって等量づつ供給されるように構
成し、この独立した第1および第2系統に第1および第
2組合わせ中間弁をそれぞれ設けてなる原子力発電プラ
ントにおいて、前記組合わせ中間弁の試験中前記湿分分
離加熱器から前記低圧タ―ビンにかけて等量の蒸気が流
れるように前記第1および第2系統と並列に該湿分分離
加熱器から該低圧タ―ビンに結ばれる第3および第4系
統を第3および第4組合わせ中間弁を介してそれぞれ設
けたことを特徴とするものである。
【0011】さらに、別の発明は第1および第2系統に
第1組合わせ中間弁の下流側および第2組合わせ中間弁
の下流側でそれぞれ連絡する第1連絡管および第2連絡
管を設けたことを特徴とするものである。
第1組合わせ中間弁の下流側および第2組合わせ中間弁
の下流側でそれぞれ連絡する第1連絡管および第2連絡
管を設けたことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】本発明による原子力発電プラントの抽気装置で
は組合わせ中間弁の試験中追加した系統である蒸気管に
よって湿分分離加熱器から低圧タ―ビンへ流れる蒸気流
量が確保される。
は組合わせ中間弁の試験中追加した系統である蒸気管に
よって湿分分離加熱器から低圧タ―ビンへ流れる蒸気流
量が確保される。
【0013】また、本発明においては組合わせ中間弁の
下流側で連絡する連絡管によって湿分分離加熱器から低
圧タ―ビンへ向かう蒸気流量が確保される。これにより
各湿分分離加熱器で扱う蒸気量が変動するのを防止する
ことができる。かくして、組合わせ中間弁の試験中も湿
分分離器で取扱う蒸気量が増加しないので、湿分分離加
熱器が大形化してしまうのを防ぐことができる。
下流側で連絡する連絡管によって湿分分離加熱器から低
圧タ―ビンへ向かう蒸気流量が確保される。これにより
各湿分分離加熱器で扱う蒸気量が変動するのを防止する
ことができる。かくして、組合わせ中間弁の試験中も湿
分分離器で取扱う蒸気量が増加しないので、湿分分離加
熱器が大形化してしまうのを防ぐことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例の図1を参照して説明
する。なお、従来技術によって説明された構成には図3
と同一の符号を付して説明を省略する。
する。なお、従来技術によって説明された構成には図3
と同一の符号を付して説明を省略する。
【0015】図1において、湿分分離加熱器4aと低圧
タ―ビン6a,6bとは2本の蒸気管(以下、第1蒸気
管と称する)5aによって、また湿分分離加熱器4bと
低圧タ―ビン6a,6bとは2本の蒸気管(以下、第2
蒸気管と称する)5bによってそれぞれ結ばれて独立し
た系統が構成されている。
タ―ビン6a,6bとは2本の蒸気管(以下、第1蒸気
管と称する)5aによって、また湿分分離加熱器4bと
低圧タ―ビン6a,6bとは2本の蒸気管(以下、第2
蒸気管と称する)5bによってそれぞれ結ばれて独立し
た系統が構成されている。
【0016】この系統に加えて本実施例は第1および第
2組合わせ中間弁7a,7b,8a,8bに見合う第3
および第4組合わせ中間弁10a,10b,11a,11bのた
めの第3蒸気管9aおよび第4蒸気管9bを接続する。
第3蒸気管9aには第3組合わせ中間弁10a,10bを設
け、第4蒸気管9bには第4組合わせ中間弁11a,11b
を設ける。
2組合わせ中間弁7a,7b,8a,8bに見合う第3
および第4組合わせ中間弁10a,10b,11a,11bのた
めの第3蒸気管9aおよび第4蒸気管9bを接続する。
第3蒸気管9aには第3組合わせ中間弁10a,10bを設
け、第4蒸気管9bには第4組合わせ中間弁11a,11b
を設ける。
【0017】上記による各組合わせ中間弁7a,7b,
8a,8bの試験は第3蒸気管9aまたは第4補助蒸気
管9bに蒸気の流れを保って実施する。たとえば、第1
組合わせ中間弁7aの試験においてその弁体が全閉され
たとき第3組合わせ中間弁10aを全開に保って第3蒸気
管9aから低圧タ―ビン6aにかけての蒸気の流れを確
保する。このとき、流量は第1蒸気管5aの流量を加え
て2倍となる。この流量の確保は他の第1および第2組
合わせ中間弁7a,7b,8a,8bの試験においても
同様である。
8a,8bの試験は第3蒸気管9aまたは第4補助蒸気
管9bに蒸気の流れを保って実施する。たとえば、第1
組合わせ中間弁7aの試験においてその弁体が全閉され
たとき第3組合わせ中間弁10aを全開に保って第3蒸気
管9aから低圧タ―ビン6aにかけての蒸気の流れを確
保する。このとき、流量は第1蒸気管5aの流量を加え
て2倍となる。この流量の確保は他の第1および第2組
合わせ中間弁7a,7b,8a,8bの試験においても
同様である。
【0018】これにより試験開始前と同等な蒸気が確保
され、湿分分離加熱器4a,4bで扱う蒸気量は同等で
あり、機器が大形化するのを防止することができる。本
発明の他の実施例を図2を参照して説明する。
され、湿分分離加熱器4a,4bで扱う蒸気量は同等で
あり、機器が大形化するのを防止することができる。本
発明の他の実施例を図2を参照して説明する。
【0019】それぞれ第1組合わせ中間弁7a,7bを
有する2本の蒸気管(以下、第1蒸気管と称する)5a
によって独立した系統が構成されている。また、第2組
合わせ中間弁8a,8bを有する2本の蒸気管(以下、
第2蒸気管と称する)5bによって独立した系統が構成
されている。本実施例は第1組合わせ中間弁7a,7b
の下流側の第1蒸気管5aを第1連絡管12aによって、
また第2組合わせ中間弁8a,8bの下流側の第2蒸気
管5bを第2連絡管12bによってそれぞれ接続する。こ
の第1連絡管12aには、第1連絡弁13aを、また第2連
絡管12bには第2連絡弁13bをそれぞれ設ける。
有する2本の蒸気管(以下、第1蒸気管と称する)5a
によって独立した系統が構成されている。また、第2組
合わせ中間弁8a,8bを有する2本の蒸気管(以下、
第2蒸気管と称する)5bによって独立した系統が構成
されている。本実施例は第1組合わせ中間弁7a,7b
の下流側の第1蒸気管5aを第1連絡管12aによって、
また第2組合わせ中間弁8a,8bの下流側の第2蒸気
管5bを第2連絡管12bによってそれぞれ接続する。こ
の第1連絡管12aには、第1連絡弁13aを、また第2連
絡管12bには第2連絡弁13bをそれぞれ設ける。
【0020】上記構成による各組合わせ中間弁7a,7
b,8a,8bの試験は第1連絡管12aまたは第2連絡
管12bに蒸気の流れを保って実施する。たとえば、第1
組合わせ中間弁7aの試験では第1連絡弁13aを全開し
て第1連絡管12aから低圧タ―ビン6aにかけての蒸気
の流れを確保する。
b,8a,8bの試験は第1連絡管12aまたは第2連絡
管12bに蒸気の流れを保って実施する。たとえば、第1
組合わせ中間弁7aの試験では第1連絡弁13aを全開し
て第1連絡管12aから低圧タ―ビン6aにかけての蒸気
の流れを確保する。
【0021】本実施例おいても、試験開始前と同様な蒸
気が確保され、湿分分離加熱器4a,4bで取扱う蒸気
量は同等に保たれる。したがって、これらの機器が大形
化するのを防ぐことができる。
気が確保され、湿分分離加熱器4a,4bで取扱う蒸気
量は同等に保たれる。したがって、これらの機器が大形
化するのを防ぐことができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明は湿分分離加
熱器の出口から低圧タ―ビンの入口にかけての各再熱蒸
気系統と並列に湿分分離加熱器から低圧タ―ビンに結ぶ
系統を組合わせ中間弁を介して設けているので、組合わ
せ中間弁の試験中、湿分分離器から低圧タ―ビンへ流れ
る蒸気流量を確保することができ、湿分分離加熱器で扱
う蒸気量が各々同等に保たれ、湿分分離加熱器が大形化
するのを防止することが可能になる。
熱器の出口から低圧タ―ビンの入口にかけての各再熱蒸
気系統と並列に湿分分離加熱器から低圧タ―ビンに結ぶ
系統を組合わせ中間弁を介して設けているので、組合わ
せ中間弁の試験中、湿分分離器から低圧タ―ビンへ流れ
る蒸気流量を確保することができ、湿分分離加熱器で扱
う蒸気量が各々同等に保たれ、湿分分離加熱器が大形化
するのを防止することが可能になる。
【0023】また、各再熱蒸気系統に組合わせ中間弁の
下流側でそれぞれ連絡する連絡管を設けているので、組
合わせ中間弁の試験中、湿分分離器で扱う蒸気量が各々
同等に保たれ、湿分分離加熱器が大形化するのを防止す
ることができる。
下流側でそれぞれ連絡する連絡管を設けているので、組
合わせ中間弁の試験中、湿分分離器で扱う蒸気量が各々
同等に保たれ、湿分分離加熱器が大形化するのを防止す
ることができる。
【図1】本発明による再熱蒸気管装置の一実施例を示す
系統図。
系統図。
【図2】本発明の他の実施例を示す系統図。
【図3】従来技術による装置の一例を示す系統図。
【図4】従来の流量と時間の関係を示す図。
4a,4b…湿分分離加熱器、5a,5b,9a,9b
…蒸気管、6a,6b…低圧タ―ビン、7a,7b,8
a,8b,10a,10b,11a,11b…組合わせ中間弁、
12a,12b…連絡管、13a,13b…連絡弁
…蒸気管、6a,6b…低圧タ―ビン、7a,7b,8
a,8b,10a,10b,11a,11b…組合わせ中間弁、
12a,12b…連絡管、13a,13b…連絡弁
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の湿分分離加熱器の出口から複数の
低圧タ―ビンの入口にかけての再熱蒸気系統を蒸気が各
該湿分分離加熱器からそれぞれの前記低圧タ―ビンに独
立した第1,第2系統によって等量づつ供給されるよう
に構成し、この独立した第1および第2系統に第1およ
び第2組合わせ中間弁をそれぞれ設けてなる原子力発電
プラントにおいて、前記組合わせ中間弁の試験中前記湿
分分離加熱器から前記低圧タ―ビンにかけて等量の蒸気
が流れるように前記第1および第2系統と並列に該湿分
分離加熱器から該低圧タ―ビンに結ぶ第3および第4系
統を第3および第4組合わせ中間弁を介してそれぞれ設
けたことを特徴とする原子力発電プラントの再熱蒸気管
装置。 - 【請求項2】 複数の湿分分離加熱器の出口から複数の
低圧タ―ビンの入口にかけての再熱蒸気系統を蒸気が各
該湿分分離加熱器からそれぞれの前記低圧タ―ビンに独
立した第1,第2系統によって等量づつ供給されるよう
に構成し、この独立した第1および第2系統に第1およ
び第2組合わせ中間弁をそれぞれ設けてなる原子力発電
プラントにおいて、前記第1および第2系統に前記第1
組合わせ中間弁の下流側および前記第2組合わせ中間弁
の下流側でそれぞれ連絡する第1連絡管および第2連絡
管を設けたことを特徴とする原子力発電プラントの再熱
蒸気管装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12593494A JP3638307B2 (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 原子力発電プラントの再熱蒸気管装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12593494A JP3638307B2 (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 原子力発電プラントの再熱蒸気管装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07332018A true JPH07332018A (ja) | 1995-12-19 |
| JP3638307B2 JP3638307B2 (ja) | 2005-04-13 |
Family
ID=14922586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12593494A Expired - Fee Related JP3638307B2 (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 原子力発電プラントの再熱蒸気管装置 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3638307B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2012077371A1 (ja) | 2010-12-06 | 2012-06-14 | 三菱重工業株式会社 | 蒸気タービン、発電所および蒸気タービンの運転方法 |
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-
1994
- 1994-06-08 JP JP12593494A patent/JP3638307B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JP3638307B2 (ja) | 2005-04-13 |
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