JPH074208A - 蒸気−蒸気再熱装置を備えた蒸気タービン及びその使用方法 - Google Patents
蒸気−蒸気再熱装置を備えた蒸気タービン及びその使用方法Info
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- JPH074208A JPH074208A JP3320014A JP32001491A JPH074208A JP H074208 A JPH074208 A JP H074208A JP 3320014 A JP3320014 A JP 3320014A JP 32001491 A JP32001491 A JP 32001491A JP H074208 A JPH074208 A JP H074208A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 蒸気タービンシステムに関し、共通ラインに
結合された多数のドレン受け内の液体レベルを制御する
方法及び装置を提供する。 【構成】 本システムは、ドレン・ライン92〜96、
ドレン受け86〜90、複数の湿分分離加熱器(MS
R)80〜84、流量制御弁120〜124、マニホル
ド118及びドレン・ライン112〜116を有する。
マニホルドは、ドレン冷却器134に通じ、更に流量制
御弁138を介して給水加熱器の一つに連通している。
圧力及び液体レベル・センサ98〜102を有し、コン
トローラ110が圧力センサを監視し、最低圧状態のド
レン受けを選択し、選択したドレン受けと関連した弁を
完全に開放し、その後、液体レベルセンサに応答し流量
制御弁を調節し、他のドレン受け内液体レベルを調節す
る。共通ライン中の圧力を最低圧ドレン受けの圧力に調
節するために、他のドレン受けと関連のある制御弁を調
節する。
結合された多数のドレン受け内の液体レベルを制御する
方法及び装置を提供する。 【構成】 本システムは、ドレン・ライン92〜96、
ドレン受け86〜90、複数の湿分分離加熱器(MS
R)80〜84、流量制御弁120〜124、マニホル
ド118及びドレン・ライン112〜116を有する。
マニホルドは、ドレン冷却器134に通じ、更に流量制
御弁138を介して給水加熱器の一つに連通している。
圧力及び液体レベル・センサ98〜102を有し、コン
トローラ110が圧力センサを監視し、最低圧状態のド
レン受けを選択し、選択したドレン受けと関連した弁を
完全に開放し、その後、液体レベルセンサに応答し流量
制御弁を調節し、他のドレン受け内液体レベルを調節す
る。共通ライン中の圧力を最低圧ドレン受けの圧力に調
節するために、他のドレン受けと関連のある制御弁を調
節する。
Description
本発明は、蒸気タービンに関し、特に、ドレン冷却器を
多段式ドレン受け再熱システムに組み込のための装置及
び方法に関する。
多段式ドレン受け再熱システムに組み込のための装置及
び方法に関する。
【0001】僅かに湿った状態又は低過熱状態の初期蒸
気条件で動作する事実上全ての原子炉用蒸気タービン発
電機は、熱効率を向上させると共に翼腐食を軽減させる
ための蒸気−蒸気再熱装置を有している。燃料費の高騰
につれ、より高い初期作動圧力及び温度を利用すると共
に再熱性を一段と向上させる開発努力がなされており、
かかる例として、タービン・サイクルで用いられる加熱
器の使用個数の増加が挙げられる。圧力及び温度を高く
しようとした場合、蒸気の過熱及び復水を過冷する、加
熱器内のドレン冷却区分の利用により、高い出口水温が
得られるようにするような他の設計の開発もおこなわれ
ている。
気条件で動作する事実上全ての原子炉用蒸気タービン発
電機は、熱効率を向上させると共に翼腐食を軽減させる
ための蒸気−蒸気再熱装置を有している。燃料費の高騰
につれ、より高い初期作動圧力及び温度を利用すると共
に再熱性を一段と向上させる開発努力がなされており、
かかる例として、タービン・サイクルで用いられる加熱
器の使用個数の増加が挙げられる。圧力及び温度を高く
しようとした場合、蒸気の過熱及び復水を過冷する、加
熱器内のドレン冷却区分の利用により、高い出口水温が
得られるようにするような他の設計の開発もおこなわれ
ている。
【0002】蒸気−蒸気再熱ドレンの或る従来用途で
は、ドレン流体は、凝縮された蒸気と掃気用蒸気の混合
物として、湿分分離加熱器(moisture-separator-rehea
ter:以下、「MSR」ともいう)内の高圧再熱器から、
流体が第1のタービン抽出点からの凝縮された加熱器蒸
気と合流する最高圧給水加熱器へ排出される。(なお、
「掃気用蒸気」とは、主蒸気供給ラインから抽気され再
熱器束の管中へ差し向けられて、特に、束のうち一層低
い高さ位置に在る管内又は再熱されるべき最低温流入蒸
気にさらされる束の最も外側のU字形管内において凝縮
液又は復水が過冷状態になって溜まることのないように
する少量の乾燥状態の蒸気をいう。凝縮液が溜まると、
過冷状態になる場合があり、これと関連して急激な温度
変化が生じることがあり、こうした事態になると、圧力
増大により凝縮液が最終的に配管から吹き出るときに配
管が破損する場合がある。蒸気−蒸気再熱設計では通常
は、再熱器管中の湿分の蓄積を防止する掃気蒸気のため
定格負荷で約2%の全再熱器蒸気を供給する。
は、ドレン流体は、凝縮された蒸気と掃気用蒸気の混合
物として、湿分分離加熱器(moisture-separator-rehea
ter:以下、「MSR」ともいう)内の高圧再熱器から、
流体が第1のタービン抽出点からの凝縮された加熱器蒸
気と合流する最高圧給水加熱器へ排出される。(なお、
「掃気用蒸気」とは、主蒸気供給ラインから抽気され再
熱器束の管中へ差し向けられて、特に、束のうち一層低
い高さ位置に在る管内又は再熱されるべき最低温流入蒸
気にさらされる束の最も外側のU字形管内において凝縮
液又は復水が過冷状態になって溜まることのないように
する少量の乾燥状態の蒸気をいう。凝縮液が溜まると、
過冷状態になる場合があり、これと関連して急激な温度
変化が生じることがあり、こうした事態になると、圧力
増大により凝縮液が最終的に配管から吹き出るときに配
管が破損する場合がある。蒸気−蒸気再熱設計では通常
は、再熱器管中の湿分の蓄積を防止する掃気蒸気のため
定格負荷で約2%の全再熱器蒸気を供給する。
【0003】次いで、凝縮された蒸気及び他のドレンの
流れは、最高圧給水加熱器から、次々により低圧の給水
加熱器へ排出され、ついには、サイクルの或る点におい
て、流れは主給水の流れの一部になる。
流れは、最高圧給水加熱器から、次々により低圧の給水
加熱器へ排出され、ついには、サイクルの或る点におい
て、流れは主給水の流れの一部になる。
【0004】本出願人に譲渡されている米国特許第4,
825,657号に記載されているように、MSRの高
圧再熱器を出たドレンは、最高圧給水加熱器を出た給水
よりもかなり高い温度状態であり、定格負荷では55°
C(100°F)という高い温度、25%負荷では14
0°C(250°F)を越える温度である。したがっ
て、ドレンは、熱交換に先立って給水の圧力まで絞られ
なければならない。その結果、熱効率が減少する。
825,657号に記載されているように、MSRの高
圧再熱器を出たドレンは、最高圧給水加熱器を出た給水
よりもかなり高い温度状態であり、定格負荷では55°
C(100°F)という高い温度、25%負荷では14
0°C(250°F)を越える温度である。したがっ
て、ドレンは、熱交換に先立って給水の圧力まで絞られ
なければならない。その結果、熱効率が減少する。
【0005】この熱損失を最少限に抑える一方法とし
て、高圧再熱器ドレン流体を最高圧給水加熱器の出口に
圧送することが提案されている。この方法の主な欠点
は、(a)追加のポンプが必要になること、(b) 定常状態
では正味の正の吸引ヘッドが不十分であること、或い
は、移行中におけるフラッシング現象のいずれかの原因
によるキャビテーションを避けることが困難であるこ
と、(c) 再熱器の管束の信頼性の向上に用いられる掃気
用蒸気の処分が困難であること、である。
て、高圧再熱器ドレン流体を最高圧給水加熱器の出口に
圧送することが提案されている。この方法の主な欠点
は、(a)追加のポンプが必要になること、(b) 定常状態
では正味の正の吸引ヘッドが不十分であること、或い
は、移行中におけるフラッシング現象のいずれかの原因
によるキャビテーションを避けることが困難であるこ
と、(c) 再熱器の管束の信頼性の向上に用いられる掃気
用蒸気の処分が困難であること、である。
【0006】上述の米国特許第4,825,657号
は、再熱器のドレン流体を、ドレン冷却器の使用による
追加のポンプ輸送を必要とすることなく、給水の流れに
直接追加することによって、蒸気タービン発電機システ
ム内の蒸気−蒸気再熱システムの熱効率を向上させるた
めの方法及び装置を記載している。高圧再熱器のドレン
流体は、最高圧給水加熱器の排出部からの凝縮液と熱交
換関係をなしてドレン冷却器を通過する。これにより、
再熱器のドレン圧力の絞りに起因する熱効率の減少が回
避される。熱消費率の改善の度合いは、システムが10
0%未満の負荷で作動しているときに大きい。本発明に
かかるシステムを、単一段及び多段の湿分分離加熱器へ
のレトロフィット用途という観点から説明する。これら
既存のシステムは、レベル制御装置を備えたドレン受け
を有する。高圧再熱器ドレンからの流体は、ドレン受け
内に集められ、次に、高圧給水加熱器からの凝縮液と熱
交換関係をなして熱交換器(ドレン冷却器)へ差し向け
られる。ドレン冷却器の使用により、再熱器ドレン圧力
の絞りに起因する熱効率の減少が回避される。
は、再熱器のドレン流体を、ドレン冷却器の使用による
追加のポンプ輸送を必要とすることなく、給水の流れに
直接追加することによって、蒸気タービン発電機システ
ム内の蒸気−蒸気再熱システムの熱効率を向上させるた
めの方法及び装置を記載している。高圧再熱器のドレン
流体は、最高圧給水加熱器の排出部からの凝縮液と熱交
換関係をなしてドレン冷却器を通過する。これにより、
再熱器のドレン圧力の絞りに起因する熱効率の減少が回
避される。熱消費率の改善の度合いは、システムが10
0%未満の負荷で作動しているときに大きい。本発明に
かかるシステムを、単一段及び多段の湿分分離加熱器へ
のレトロフィット用途という観点から説明する。これら
既存のシステムは、レベル制御装置を備えたドレン受け
を有する。高圧再熱器ドレンからの流体は、ドレン受け
内に集められ、次に、高圧給水加熱器からの凝縮液と熱
交換関係をなして熱交換器(ドレン冷却器)へ差し向け
られる。ドレン冷却器の使用により、再熱器ドレン圧力
の絞りに起因する熱効率の減少が回避される。
【0007】従来型再熱器ドレン・システムは慣例上、
MSRの再熱器ドレン連結部とドレン流体を受け入れる
給水加熱器との間の圧力破壊区分及び凝縮した状態の加
熱用蒸気を受け入れるレベル制御式ドレン受けを用いて
いる。高圧MSRからドレン管束中に内部フラッディン
グを生じさせることが多いドレン受けにつき信頼性に関
する重大な課題がある。かかるフラッディングが原因と
なって管束が数え切れないほど損傷するので、プラント
の効率が低下した状態で負荷減少運転をしなければなら
ない。
MSRの再熱器ドレン連結部とドレン流体を受け入れる
給水加熱器との間の圧力破壊区分及び凝縮した状態の加
熱用蒸気を受け入れるレベル制御式ドレン受けを用いて
いる。高圧MSRからドレン管束中に内部フラッディン
グを生じさせることが多いドレン受けにつき信頼性に関
する重大な課題がある。かかるフラッディングが原因と
なって管束が数え切れないほど損傷するので、プラント
の効率が低下した状態で負荷減少運転をしなければなら
ない。
【0008】さらに、多くの場合に再熱器供給圧力の増
大を伴う低負荷状態での加熱器圧力の減少のために、掃
気用蒸気の割合は負荷の減少につ増大する。しかしなが
ら、掃気用蒸気が増大しても、ドレン冷却器を用いるサ
イクルの熱消費率に対する影響はほんの僅かであること
が判明した。
大を伴う低負荷状態での加熱器圧力の減少のために、掃
気用蒸気の割合は負荷の減少につ増大する。しかしなが
ら、掃気用蒸気が増大しても、ドレン冷却器を用いるサ
イクルの熱消費率に対する影響はほんの僅かであること
が判明した。
【0009】また、本出願人の別途出願に記載された技
術として、ドレン冷却器を用いる蒸気タービンの蒸気−
蒸気再熱システムを改良する方法及び装置がある。ドレ
ン冷却器の効用は、凝縮液バイパス・ラインに、負荷条
件に従って掃気用蒸気の量を最適化することによりドレ
ン冷却器の凝縮能力を調整し、それにより熱消費率を減
少させる制御弁を設けることによって高められる。蒸気
タービン発電機は、再熱器束の最も底に位置する管内に
水が溜まらないように掃気用蒸気のうち少量を用いる用
いる蒸気−蒸気再熱システムを利用している。かかる蒸
気−蒸気再熱システムは、再熱器ドレンを備える高圧湿
分分離加熱器と、圧力が漸増する給水を加熱するよう直
列に接続された数個の給水加熱器とを有する。給水加熱
器は各々、給水のための入口及び出口を有している。給
水の加熱はドレン冷却器内で達成され、ドレン冷却器
は、再熱器ドレンからの流体を受け入れて、これを出口
給水と熱交換関係で通過させ、その後、再熱器ドレン流
体を最高圧給水加熱器へ供給する。このシステムは、ド
レン冷却器形熱交換器で掃気用蒸気の量及び流体レベル
を制御して、ドレン冷却器の熱容量を制御してドレン冷
却器のレベル制御装置を不要にする。
術として、ドレン冷却器を用いる蒸気タービンの蒸気−
蒸気再熱システムを改良する方法及び装置がある。ドレ
ン冷却器の効用は、凝縮液バイパス・ラインに、負荷条
件に従って掃気用蒸気の量を最適化することによりドレ
ン冷却器の凝縮能力を調整し、それにより熱消費率を減
少させる制御弁を設けることによって高められる。蒸気
タービン発電機は、再熱器束の最も底に位置する管内に
水が溜まらないように掃気用蒸気のうち少量を用いる用
いる蒸気−蒸気再熱システムを利用している。かかる蒸
気−蒸気再熱システムは、再熱器ドレンを備える高圧湿
分分離加熱器と、圧力が漸増する給水を加熱するよう直
列に接続された数個の給水加熱器とを有する。給水加熱
器は各々、給水のための入口及び出口を有している。給
水の加熱はドレン冷却器内で達成され、ドレン冷却器
は、再熱器ドレンからの流体を受け入れて、これを出口
給水と熱交換関係で通過させ、その後、再熱器ドレン流
体を最高圧給水加熱器へ供給する。このシステムは、ド
レン冷却器形熱交換器で掃気用蒸気の量及び流体レベル
を制御して、ドレン冷却器の熱容量を制御してドレン冷
却器のレベル制御装置を不要にする。
【0010】既存の大抵の発電所設備では、再熱システ
ムは複数の湿分分離加熱器(MSR)を用いている。別
々のMSRは、或いは、共通のMSRからの分離状態の
ドレンであってもこれらは、異なる圧力で排液する。各
ドレンは典型的には、対応関係にあるドレン受けに送ら
れ、各ドレン受けは、それぞれのドレン受け内に所定の
液体レベルを維持する制御弁を有する。液体は、MSR
管束内の最高圧蒸気と、これよりも低い圧力の給水加熱
器ラインとの間のシールとして役立つ。
ムは複数の湿分分離加熱器(MSR)を用いている。別
々のMSRは、或いは、共通のMSRからの分離状態の
ドレンであってもこれらは、異なる圧力で排液する。各
ドレンは典型的には、対応関係にあるドレン受けに送ら
れ、各ドレン受けは、それぞれのドレン受け内に所定の
液体レベルを維持する制御弁を有する。液体は、MSR
管束内の最高圧蒸気と、これよりも低い圧力の給水加熱
器ラインとの間のシールとして役立つ。
【0011】各ドレン受けからのドレン・ラインをマニ
ホルドへ結合させて単一ラインがドレン冷却器へ続くよ
うにすることが望ましい。しかしながら、ドレン受け間
の通常圧力の変動は703k/m2〜17577k/m
2(1〜25psi)になる場合がある。この圧力差に
より、低圧のドレン受けのうちの一つからの凝縮液が関
連のMSR内へ押し戻され、その結果、内部フラッディ
ングが生じる場合がある。かかるフラッディングは、種
々のタービン性能及び信頼性に関する問題点の発生原因
であると考えられる。
ホルドへ結合させて単一ラインがドレン冷却器へ続くよ
うにすることが望ましい。しかしながら、ドレン受け間
の通常圧力の変動は703k/m2〜17577k/m
2(1〜25psi)になる場合がある。この圧力差に
より、低圧のドレン受けのうちの一つからの凝縮液が関
連のMSR内へ押し戻され、その結果、内部フラッディ
ングが生じる場合がある。かかるフラッディングは、種
々のタービン性能及び信頼性に関する問題点の発生原因
であると考えられる。
【0012】本発明の目的は、異なる圧力のドレン・ラ
インの結合に関連のある上記欠点及び他の欠点を解決す
る方法及び装置、圧力の異なるドレンを共通のラインへ
結合する方法及び装置、さらに、共通のドレン・ライン
に結合された多数のドレン受け内の液体レベルを制御す
る方法及び装置を提供することにある。
インの結合に関連のある上記欠点及び他の欠点を解決す
る方法及び装置、圧力の異なるドレンを共通のラインへ
結合する方法及び装置、さらに、共通のドレン・ライン
に結合された多数のドレン受け内の液体レベルを制御す
る方法及び装置を提供することにある。
【0013】例示の態様では、本発明は、それぞれがド
レン・ラインを経て対応のドレン受けに連結された複数
の湿分分離加熱器(MSR)を備えた蒸気タービンシス
テムに具体化される。各ドレン受けは、流量制御弁を介
して共通ラインに結合されたもう一つのドレン・ライン
を含む。共通ラインは、一連の給水加熱器の最高圧側端
部に連結されたドレン冷却器に通じる。ドレン冷却器は
もう一つの流量制御弁を介して給水加熱器のうちの一つ
にダンプする。各ドレン受けは圧力センサ及び液体レベ
ルセンサを有する。
レン・ラインを経て対応のドレン受けに連結された複数
の湿分分離加熱器(MSR)を備えた蒸気タービンシス
テムに具体化される。各ドレン受けは、流量制御弁を介
して共通ラインに結合されたもう一つのドレン・ライン
を含む。共通ラインは、一連の給水加熱器の最高圧側端
部に連結されたドレン冷却器に通じる。ドレン冷却器は
もう一つの流量制御弁を介して給水加熱器のうちの一つ
にダンプする。各ドレン受けは圧力センサ及び液体レベ
ルセンサを有する。
【0014】作用を説明すると、制御プロセッサは、圧
力センサを監視して最低圧状態のドレン受けを選択す
る。次に、プロセッサは、選択したドレン受けと関連し
た弁を完全に開放し、しかる後、それぞれの液体レベル
センサに応答して各流量制御弁の調節により他のドレン
受け内の液体レベルを調節する。選択したドレン受けの
液体レベルは、ドレン冷却器に連結された流量制御弁の
制御により、その所定レベルに調節される。このように
して、共通ドレン・ライン内の圧力は、他のドレン受け
と関連のある制御弁の調節により最低圧ドレン受けの圧
力に調節される。移行運転中、プロセッサは、圧力の変
化を自動的に検出し、基準ドレン受けとして、最低圧の
ドレン受けを選択し、しかる後、かかる基準ドレン受け
と関連のある流量制御弁を完全に開放し他の流量制御弁
を調節してそれぞれのドレン受け内に所定の液体レベル
を維持するようにする。
力センサを監視して最低圧状態のドレン受けを選択す
る。次に、プロセッサは、選択したドレン受けと関連し
た弁を完全に開放し、しかる後、それぞれの液体レベル
センサに応答して各流量制御弁の調節により他のドレン
受け内の液体レベルを調節する。選択したドレン受けの
液体レベルは、ドレン冷却器に連結された流量制御弁の
制御により、その所定レベルに調節される。このように
して、共通ドレン・ライン内の圧力は、他のドレン受け
と関連のある制御弁の調節により最低圧ドレン受けの圧
力に調節される。移行運転中、プロセッサは、圧力の変
化を自動的に検出し、基準ドレン受けとして、最低圧の
ドレン受けを選択し、しかる後、かかる基準ドレン受け
と関連のある流量制御弁を完全に開放し他の流量制御弁
を調節してそれぞれのドレン受け内に所定の液体レベル
を維持するようにする。
【0015】本発明をより深く理解するためには、添付
の図面を参照して以下の詳細な説明を読むのが良い。
の図面を参照して以下の詳細な説明を読むのが良い。
【0016】
【実施例】図1は、従来型の単一段方式の蒸気−蒸気再
熱装置の代表例を示している。蒸気/水混合物または過
熱蒸気が、高圧タービン要素8内への注入に先立って蒸
気発生器6を出た蒸気から取り出される。高圧タービン
要素8からの高圧排出蒸気12は二分され、主蒸気部分
14は蒸気再熱器18内の湿分分離器16に送られる。
湿分分離器と再熱器を組み合わせた状態の装置は「湿分
分離加熱器」又はMSRと呼ばれる。残りの高圧排出蒸
気12はライン22で示すように給水加熱器20に送ら
れる。湿分分離器16に送られた高圧排出蒸気12の一
部14は実質的に分離されて蒸気部分14中の液体の大
部分がドレン・タンク24内に集められてこれから配管
26を経て給水加熱器20に送られる。分離された蒸気
部分14内に含まれている蒸気は配管10内を流れてい
る蒸気/水混合物と熱交換関係をなして通過することに
より蒸気再熱器18の上方部分内で再熱される。次に、
再熱された蒸気28は低圧タービン要素LPに差し向け
られる。再熱器束ドレン30(これは配管10からの蒸
気/水混合物の凝縮された液体を含む)は通常はレベル
制御式ドレン受け31に送られる。既存のユニットの中
には、小径のラインが圧力ブレークダウン装置(pressu
re breakdown device)又はドレン受け31に代えて掃気
用蒸気の流量を制御するのに用いられるものがある。ド
レン受け31から蒸気は最高圧給水加熱器32に送られ
る。この給水加熱器32の加熱側は高圧タービン要素か
らの膨脹途中の抽出蒸気34で補充される。加熱器32
からの流出ドレン流体は通常は配管36を経て次に位置
する低圧の給水加熱器54に送られる。しばしば、低圧
給水加熱器20からライン37を経て排出された流体は
小型のポンプ42を用いて給水ライン40内へライン3
8を経て直接送り込まれる。また、ライン40内の給水
は通常は、給水加熱器54及び最終の給水加熱器32に
流入する前にポンプ44によって高圧状態にされ、それ
によりライン46内で高圧高温の給水となる。
熱装置の代表例を示している。蒸気/水混合物または過
熱蒸気が、高圧タービン要素8内への注入に先立って蒸
気発生器6を出た蒸気から取り出される。高圧タービン
要素8からの高圧排出蒸気12は二分され、主蒸気部分
14は蒸気再熱器18内の湿分分離器16に送られる。
湿分分離器と再熱器を組み合わせた状態の装置は「湿分
分離加熱器」又はMSRと呼ばれる。残りの高圧排出蒸
気12はライン22で示すように給水加熱器20に送ら
れる。湿分分離器16に送られた高圧排出蒸気12の一
部14は実質的に分離されて蒸気部分14中の液体の大
部分がドレン・タンク24内に集められてこれから配管
26を経て給水加熱器20に送られる。分離された蒸気
部分14内に含まれている蒸気は配管10内を流れてい
る蒸気/水混合物と熱交換関係をなして通過することに
より蒸気再熱器18の上方部分内で再熱される。次に、
再熱された蒸気28は低圧タービン要素LPに差し向け
られる。再熱器束ドレン30(これは配管10からの蒸
気/水混合物の凝縮された液体を含む)は通常はレベル
制御式ドレン受け31に送られる。既存のユニットの中
には、小径のラインが圧力ブレークダウン装置(pressu
re breakdown device)又はドレン受け31に代えて掃気
用蒸気の流量を制御するのに用いられるものがある。ド
レン受け31から蒸気は最高圧給水加熱器32に送られ
る。この給水加熱器32の加熱側は高圧タービン要素か
らの膨脹途中の抽出蒸気34で補充される。加熱器32
からの流出ドレン流体は通常は配管36を経て次に位置
する低圧の給水加熱器54に送られる。しばしば、低圧
給水加熱器20からライン37を経て排出された流体は
小型のポンプ42を用いて給水ライン40内へライン3
8を経て直接送り込まれる。また、ライン40内の給水
は通常は、給水加熱器54及び最終の給水加熱器32に
流入する前にポンプ44によって高圧状態にされ、それ
によりライン46内で高圧高温の給水となる。
【0017】図2は、ライン30内の高圧MSR流体
を、その中の圧力を絞ることなく給水再熱装置内へ供給
するシステムの一例を示している。上述のような単一段
方式再熱装置の主要な構成要素と大部分同じものが用い
られている。相違点は、レベル制御式ドレン受け31が
その制御弁33及び液体レベル・センサ35と一緒に取
り除かれていることである。レベル制御ユニット73
は、液体レベル・センサ35からの信号に応答して弁3
3を調節しそれによりドレン受け31内の液体レベルを
所定レベルに維持する。本質的には、かかる液体レベル
制御は、ドレン流量を絞ってMSR18と給水加熱器3
2との間の圧力差を補償する。米国特許第4,825,
657号に開示されているようなドレン冷却器66が、
再熱器束ドレン30からの復水混合物を、圧力を絞らな
いでく受け入れるよう配設されている。ドレン冷却器6
6からのドレン流体は配管68を経て最高圧給水加熱器
32に送られる。復水バイパスライン70が給水加熱器
32から流出したライン40内の給水をドレン冷却器6
6のバイパスして導き、主給水ライン46に流入させ
る。バイパスライン72はバイパスライン70内の流量
を調節するための弁74が設けられている。バイパスラ
イン70及び弁74により再熱器の動作により必要とさ
れる場合、掃気用蒸気の増量の要求に合うように掃気用
蒸気を独立して制御することができる。さらに、流体レ
ベル制御はドレン冷却器66と給水加熱器32との間に
設けられたドレン・ライン68に接続されている弁72
によって行なわれ、この弁72はレベル・センサ75に
応答するレベル制御装置73からの信号に応動する。弁
72を用いて流体レベルを制御することにより、ドレン
冷却器の熱容量が制御される。
を、その中の圧力を絞ることなく給水再熱装置内へ供給
するシステムの一例を示している。上述のような単一段
方式再熱装置の主要な構成要素と大部分同じものが用い
られている。相違点は、レベル制御式ドレン受け31が
その制御弁33及び液体レベル・センサ35と一緒に取
り除かれていることである。レベル制御ユニット73
は、液体レベル・センサ35からの信号に応答して弁3
3を調節しそれによりドレン受け31内の液体レベルを
所定レベルに維持する。本質的には、かかる液体レベル
制御は、ドレン流量を絞ってMSR18と給水加熱器3
2との間の圧力差を補償する。米国特許第4,825,
657号に開示されているようなドレン冷却器66が、
再熱器束ドレン30からの復水混合物を、圧力を絞らな
いでく受け入れるよう配設されている。ドレン冷却器6
6からのドレン流体は配管68を経て最高圧給水加熱器
32に送られる。復水バイパスライン70が給水加熱器
32から流出したライン40内の給水をドレン冷却器6
6のバイパスして導き、主給水ライン46に流入させ
る。バイパスライン72はバイパスライン70内の流量
を調節するための弁74が設けられている。バイパスラ
イン70及び弁74により再熱器の動作により必要とさ
れる場合、掃気用蒸気の増量の要求に合うように掃気用
蒸気を独立して制御することができる。さらに、流体レ
ベル制御はドレン冷却器66と給水加熱器32との間に
設けられたドレン・ライン68に接続されている弁72
によって行なわれ、この弁72はレベル・センサ75に
応答するレベル制御装置73からの信号に応動する。弁
72を用いて流体レベルを制御することにより、ドレン
冷却器の熱容量が制御される。
【0018】図2に示すシステムは或る用途では有効で
あるが、他の用途では、各々が異なる圧力で排液する複
数のMSRを用いる。これらMSRの各々がドレン冷却
器に通じる共通のドレン・ラインに結合されると、共通
のドレン・ラインは最高圧の状態のドレン流体を逆方向
に送って低圧のMSRに流入させ、これによって効率及
の信頼性が減少する場合がある。図3を参照すると、上
述のドレン冷却器の概念を利用するシステムの維持型式
が示されており、このシステムは多数のMSRを異なる
ドレン圧力で用いることができる。3つのMSRしか図
示しなかったが、任意の数のMSRをシステムに組み込
むことができる。説明上MSR80がドレン圧力P1で
排液し、MSR82はドレン圧力P2で、MSR84は
ドレン圧力P3でそれぞれ排液し、P1及びP3はP2
よりも大きい。MSR80、82、84はそれぞれドレ
ン・ライン92、94、96を介してドレン受け86、
88、90の対応のものに排液する。ドレン受け86、
88、90にはそれぞれセンサ98、100、102が
連携し、これらセンサはレベルセンサと圧力センサの両
方を含む。センサ98、100、102はライン10
4、106、108を経て信号を制御プロセッサ110
に送る。センサの出力信号はドレン受け86、88、9
0のそれぞれの圧力B1、B2、B3及び液体レベルを
表わす。
あるが、他の用途では、各々が異なる圧力で排液する複
数のMSRを用いる。これらMSRの各々がドレン冷却
器に通じる共通のドレン・ラインに結合されると、共通
のドレン・ラインは最高圧の状態のドレン流体を逆方向
に送って低圧のMSRに流入させ、これによって効率及
の信頼性が減少する場合がある。図3を参照すると、上
述のドレン冷却器の概念を利用するシステムの維持型式
が示されており、このシステムは多数のMSRを異なる
ドレン圧力で用いることができる。3つのMSRしか図
示しなかったが、任意の数のMSRをシステムに組み込
むことができる。説明上MSR80がドレン圧力P1で
排液し、MSR82はドレン圧力P2で、MSR84は
ドレン圧力P3でそれぞれ排液し、P1及びP3はP2
よりも大きい。MSR80、82、84はそれぞれドレ
ン・ライン92、94、96を介してドレン受け86、
88、90の対応のものに排液する。ドレン受け86、
88、90にはそれぞれセンサ98、100、102が
連携し、これらセンサはレベルセンサと圧力センサの両
方を含む。センサ98、100、102はライン10
4、106、108を経て信号を制御プロセッサ110
に送る。センサの出力信号はドレン受け86、88、9
0のそれぞれの圧力B1、B2、B3及び液体レベルを
表わす。
【0019】ドレン受け86、88、90はそれぞれ、
共通のドレン・ライン又はマニホルド118内へ排液す
るドレン・ライン112、114、116を有してい
る。ドレン・ライン112、114、116はそれぞれ
流量制御弁120、122、124を備えている。流量
制御弁120、122、124は当該技術分野において
周知の型式の遠隔操作可能な弁であり、油圧、空気圧ま
たは電気的な操作が可能である。制御プロセッサ110
はコントル制御ライン126、128、130で示され
るように弁120、122、124を制御する適当な駆
動装置(図示せず)を有する。
共通のドレン・ライン又はマニホルド118内へ排液す
るドレン・ライン112、114、116を有してい
る。ドレン・ライン112、114、116はそれぞれ
流量制御弁120、122、124を備えている。流量
制御弁120、122、124は当該技術分野において
周知の型式の遠隔操作可能な弁であり、油圧、空気圧ま
たは電気的な操作が可能である。制御プロセッサ110
はコントル制御ライン126、128、130で示され
るように弁120、122、124を制御する適当な駆
動装置(図示せず)を有する。
【0020】マニホルド118は流体を出口ドレン・ラ
イン132を経て高圧ドレン冷却器134に送り込む。
ドレン冷却器134は、図2におけるドレン冷却器66
に相当している。ドレン・ライン136及びこれと直列
接続の流量制御弁138(これらはそれぞれ図2のドレ
ン・ライン68及び弁72に相当する)は、図2に実質
的に示すように配列された縦続シーケンスの給水加熱器
内にドレン冷却器134から最高圧給水加熱器140ま
での流体排出路となる。ドレン冷却器134及び給水加
熱器140を通過する給水ライン142内の給水は、ラ
イン132を経て供給されるMSR80、82、84か
らの排出流体によって加熱される。加熱器140はま
た、シーケンス内における各追加の給水加熱器と同様に
排出ライン144を有する。弁138は他の流量制御
弁、例えば弁120と類似しており、制御ライン146
によって支持されるようにコントローラ110によって
制御される。
イン132を経て高圧ドレン冷却器134に送り込む。
ドレン冷却器134は、図2におけるドレン冷却器66
に相当している。ドレン・ライン136及びこれと直列
接続の流量制御弁138(これらはそれぞれ図2のドレ
ン・ライン68及び弁72に相当する)は、図2に実質
的に示すように配列された縦続シーケンスの給水加熱器
内にドレン冷却器134から最高圧給水加熱器140ま
での流体排出路となる。ドレン冷却器134及び給水加
熱器140を通過する給水ライン142内の給水は、ラ
イン132を経て供給されるMSR80、82、84か
らの排出流体によって加熱される。加熱器140はま
た、シーケンス内における各追加の給水加熱器と同様に
排出ライン144を有する。弁138は他の流量制御
弁、例えば弁120と類似しており、制御ライン146
によって支持されるようにコントローラ110によって
制御される。
【0021】図3のシステムの作用を説明すると、コン
トローラ110はセンサ98、100、102のそれぞ
れからの圧力センサ信号を監視し、圧力P1、P2また
はP3のうちどれが最も低いかを判定する。最低圧と関
連のあるドレン受けが制御ユニットとして選択される。
P2が最低排出圧力であると仮定すれば、ドレン受け8
8と関連のある弁122を完全に開放する。次に、弁1
38を、液体レベル・センサ100からライン106を
介して送られた信号に応答してドレン受け88内の液体
レベルを所定レベルに調節する方法で制御する。ドレン
受け88内の液をタービン設計を工夫して流体の最適レ
ベルの関数として達成して排液を達成すると共に蒸気の
バイパスを回避する。
トローラ110はセンサ98、100、102のそれぞ
れからの圧力センサ信号を監視し、圧力P1、P2また
はP3のうちどれが最も低いかを判定する。最低圧と関
連のあるドレン受けが制御ユニットとして選択される。
P2が最低排出圧力であると仮定すれば、ドレン受け8
8と関連のある弁122を完全に開放する。次に、弁1
38を、液体レベル・センサ100からライン106を
介して送られた信号に応答してドレン受け88内の液体
レベルを所定レベルに調節する方法で制御する。ドレン
受け88内の液をタービン設計を工夫して流体の最適レ
ベルの関数として達成して排液を達成すると共に蒸気の
バイパスを回避する。
【0022】MSR80、84からの圧力を流量制御弁
120、124の調節によりドレン受け88によって得
られるマニホルド118内の圧力にマッチさせる。弁1
20、124をそれぞれ、対応関係にあるレベルセンサ
98、102に応答して個々に制御する。本発明者は、
ドレン受け86、90内の液体レベルを調節すること
が、マニホルド118内の圧力をバランスさせ、そし
て、より高い圧力に起因してこれらユニットがドレン受
け88の低圧に打ち勝つことのないようにするのに有効
であることが分かった。
120、124の調節によりドレン受け88によって得
られるマニホルド118内の圧力にマッチさせる。弁1
20、124をそれぞれ、対応関係にあるレベルセンサ
98、102に応答して個々に制御する。本発明者は、
ドレン受け86、90内の液体レベルを調節すること
が、マニホルド118内の圧力をバランスさせ、そし
て、より高い圧力に起因してこれらユニットがドレン受
け88の低圧に打ち勝つことのないようにするのに有効
であることが分かった。
【0023】また、図3はMSR80、82、84のそ
れぞれからの流体を排出するための第2のドレン・ライ
ン148、150、152を示している。これら第2の
ドレン・ラインは、MSRの第1のドレン・ライン9
2、94、96からの流体排出物よりも通常は低圧の蒸
気と復水の混合物を排出する。MSR80、82、84
のそれぞれの中では、仕切り板154、156、158
が設けられている。仕切り板はそれぞれベント排出室の
上部と(この室はMSR内の再熱器の管束の一端を覆っ
ている)と室の下方部分を分離する。一般的にはドレン
・ライン92、94、96は管束の第1の部分を通過後
は凝縮された蒸気を排出している状態にある。凝縮され
なかった蒸気は管束の第2の部分に流入し、ドレン・ラ
イン148、150、152を通って出る。排出物は第
1の部分の下流側にあるので、たとえ凝縮されなかった
蒸気を幾分含んでいても低圧状態にある。かかるシステ
ムでは、他のドレン・ライン148、150、152の
それぞれに結合された追加のドレン受け(図示せず)を
用いることが必要である。その目的は、マニホルド11
8へ排液することにある。かかる追加のドレン受けの配
列及び制御はドレン受け86、88、90と同一であ
る。
れぞれからの流体を排出するための第2のドレン・ライ
ン148、150、152を示している。これら第2の
ドレン・ラインは、MSRの第1のドレン・ライン9
2、94、96からの流体排出物よりも通常は低圧の蒸
気と復水の混合物を排出する。MSR80、82、84
のそれぞれの中では、仕切り板154、156、158
が設けられている。仕切り板はそれぞれベント排出室の
上部と(この室はMSR内の再熱器の管束の一端を覆っ
ている)と室の下方部分を分離する。一般的にはドレン
・ライン92、94、96は管束の第1の部分を通過後
は凝縮された蒸気を排出している状態にある。凝縮され
なかった蒸気は管束の第2の部分に流入し、ドレン・ラ
イン148、150、152を通って出る。排出物は第
1の部分の下流側にあるので、たとえ凝縮されなかった
蒸気を幾分含んでいても低圧状態にある。かかるシステ
ムでは、他のドレン・ライン148、150、152の
それぞれに結合された追加のドレン受け(図示せず)を
用いることが必要である。その目的は、マニホルド11
8へ排液することにある。かかる追加のドレン受けの配
列及び制御はドレン受け86、88、90と同一であ
る。
【0024】場合によっては、マニホルド118内の流
体を最高圧給水加熱器134内へ排出するのが望まし
い。例えば、タービンを運転停止させないでドレン冷却
器を再使用することが望ましい場合がある。したがっ
て、常態では閉じている弁162を備えたドレン・ライ
ン160をマニホルド118と加熱器140の間に結合
する。ドレン冷却器134をもっと完全に隔離するに
は、ライン132内に弁(図示せず)を設けることが必
要である。
体を最高圧給水加熱器134内へ排出するのが望まし
い。例えば、タービンを運転停止させないでドレン冷却
器を再使用することが望ましい場合がある。したがっ
て、常態では閉じている弁162を備えたドレン・ライ
ン160をマニホルド118と加熱器140の間に結合
する。ドレン冷却器134をもっと完全に隔離するに
は、ライン132内に弁(図示せず)を設けることが必
要である。
【0025】本発明の原理を例示の実施例を用いて明ら
かにしたが、当業者であれば特許請求の範囲に記載の本
発明の精神及び範囲から逸脱することなく上述の実施例
の構造、配置及び構成部品につき種々の設計変更をして
特定の作動要件に適する変形例を想到できよう。
かにしたが、当業者であれば特許請求の範囲に記載の本
発明の精神及び範囲から逸脱することなく上述の実施例
の構造、配置及び構成部品につき種々の設計変更をして
特定の作動要件に適する変形例を想到できよう。
【図1】従来型単一段方式に再熱プラントの一部を示す
略図である。
略図である。
【図2】本発明の装置及び方法が具体化された単一段方
式再熱プラントの一部を示す略図である。
式再熱プラントの一部を示す略図である。
【図3】本発明の装置を有する二段式再熱プラントの一
部を示す略図である。
部を示す略図である。
80、82、84 湿分分離加熱器 92、94、96 再熱器ドレン 140 給水加熱器 134 熱交換器 86、88、90 ドレン受け 112、114、116 ドレンライン 118 マニホルド 120、122、124 流量制御弁 132 マニホルド排出ライン 136 出口ドレンライン
フロントページの続き (72)発明者 リチャード メイス ステファニー アメリカ合衆国 フロリダ州 ウインター スプリングス ベニタウッド コート 691 (72)発明者 ジョージ ジョセフ シルベストリ ジュ ニア アメリカ合衆国 フロリダ州 ウインター パーク チェリル ドライブ 1840 (72)発明者 ホーマー ゲイ ハーグローブ アメリカ合衆国 フロリダ州 メイトラン ド ウェリントン テラス 1225
Claims (8)
- 【請求項1】 蒸気タービン装置における多数本のドレ
ン受けの出力ラインを結合する方法において、各ドレン
受けは、該ドレン受け内の圧力及び液体レベルを表す信
号を出す制御センサと、各ドレン受けの出力ラインの各
々の中に連結された流量制御弁とを有し、出力ラインは
各々、ドレン受けからの液体を、その流量を制御する出
口制御弁が設けられたドレン冷却器へ排出する共通ドレ
ン・ラインに結合され、ドレン冷却器は、各ドレン受け
からの液体の通過流量を制御する出口制御弁を含み、各
ドレン受けは更に、制御センサ及び制御弁に結合されて
いて、制御弁を少なくともセンサに応答して制御する制
御手段を有しており、前記方法は、各ドレン受けにおけ
る圧力を検出して排出圧力が最も低いドレン受けを選択
する段階と、前記選択した最低排出圧力のドレン受けの
流量制御弁を完全に開放する段階と、ドレン冷却器の出
口制御弁を調節して前記選択ドレン受け内の液体レベル
を所定レベルに調節する段階と、他の流量制御弁を調節
してそれぞれのドレン受け内の液体レベルを所定レベル
に調節する段階とを有することを特徴とする方法。 - 【請求項2】 ドレン冷却器は一連の給水加熱器に縦続
接続されると共に出口制御弁はドレン冷却器と給水加熱
器のうち最高圧給水加熱器との間で排出ライン中に接続
されており、前記方法は、制御弁を調節してドレン冷却
器から最高圧給水加熱器への排出流体の流量を調節する
段階を有することを特徴とする請求項1の方法。 - 【請求項3】 前記方法は、センサを、ドレン受けのう
ち最低圧給水加熱器を備えるドレン受けの変化を判定す
るために実質的に連続的に監視する段階を有することを
特徴とする請求項2の方法。 - 【請求項4】 各々が再熱器ドレンを備えた複数の高圧
湿分分離加熱器(MSR)と、漸増圧力の給水を加熱す
るよう直列に連結されていて、各々が給水の入口及び出
口を備えた複数の給水加熱器と、再熱器ドレンからの流
体を受け入れて給水と熱交換関係をなす状態で通過させ
る熱交換器と、各MSRの対応のドレンにそれぞれ通じ
る複数のドレン受けを含み、複数のMSRからのドレン
流体を合流させるシステムとを有する蒸気−蒸気再熱装
置を備えた蒸気タービンにおいて、各々がドレン受けか
らマニホルドまで延びる複数のドレン・ラインが連結さ
れたマニホルドと、各ドレン・ラインは、流体の通過流
量を調節する第1の流量制御弁を含み、更に、マニホル
ドと熱交換器との間に連結されていて、排出流体をマニ
ホルドに結合するマニホルド排出ラインと、熱交換器と
給水加熱器のうち少なくとも一つの間に連結されていて
排出流体を通過させる出口ドレン・ラインと、出口ドレ
ン・ラインは第2の流量制御弁を含み、ドレン受けと関
連した第1の流量制御弁及びマニホルドと関連した第2
の流量制御弁の圧力を、圧力が最も低いドレン受けの圧
力に制御するための手段を有することを特徴とする蒸気
タービン。 - 【請求項5】 それぞれのドレン受け内の圧力及び液体
レベルを表す信号を出すセンサが、それぞれのドレン受
けに結合され、制御手段はセンサに応答して流量制御弁
を動作させることを特徴とする請求項4の蒸気タービ
ン。 - 【請求項6】 制御手段はドレン受けのうち最低圧のド
レン受けに応答するよう連結されていて、これに結合さ
れた流量制御弁を完全に開放したり、熱交換器に結合さ
れた第2の制御弁の調節により最低圧ドレン受け内の液
体レベルを調節するようになっていることを特徴とする
請求項5の蒸気タービン。 - 【請求項7】 別のドレン・ラインが、マニホルドと給
水加熱器のうち少なくとも一つとの間に連結され、流体
を熱交換器の周りに選択的にバイパスさせるための弁
が、前記別のドレン・ライン中に結合されていることを
特徴とする請求項6の蒸気タービン。 - 【請求項8】 前記少なくとも一つの給水加熱器は、最
高圧給水加熱器であることを特徴とする請求項6の蒸気
タービン。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US609938 | 1990-11-07 | ||
| US07/609,938 US5079922A (en) | 1990-11-07 | 1990-11-07 | Moisture-separator-reheater drain cooler system |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH074208A true JPH074208A (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=24442964
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3320014A Withdrawn JPH074208A (ja) | 1990-11-07 | 1991-11-07 | 蒸気−蒸気再熱装置を備えた蒸気タービン及びその使用方法 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5079922A (ja) |
| JP (1) | JPH074208A (ja) |
| KR (1) | KR920010114A (ja) |
| CA (1) | CA2055015A1 (ja) |
| ES (1) | ES2048077B1 (ja) |
| IT (1) | IT1251736B (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6082110A (en) * | 1999-06-29 | 2000-07-04 | Rosenblatt; Joel H. | Auto-reheat turbine system |
| BE1018206A3 (nl) * | 2008-07-02 | 2010-07-06 | Atlas Copco Airpower Nv | Werkwijze voor het aansturen van een persluchtinstallatie en persluchtinstallatie voor het toepassen van zulke werkwijze. |
| US8499561B2 (en) * | 2009-09-08 | 2013-08-06 | General Electric Company | Method and apparatus for controlling moisture separator reheaters |
| US20120207624A1 (en) * | 2011-02-14 | 2012-08-16 | Paul Finestone | Liquid Water Removal Apparatus |
| US9334758B2 (en) | 2013-06-05 | 2016-05-10 | Siemens Energy, Inc. | Steam turbine moisture removal system |
| CN110388239B (zh) * | 2019-07-23 | 2022-01-04 | 岭澳核电有限公司 | 核电站汽水分离再热器系统 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH520265A (de) * | 1970-03-17 | 1972-03-15 | Polska Akademia Nauk Inst Masz | Verfahren zur Wirkungsgraderhöhung des Dampf-Kreisprozesses mit einer Dampfturbine für überkritische Parameter |
| FR2122654A5 (ja) * | 1971-01-18 | 1972-09-01 | Alsthom | |
| FR2408033A1 (fr) * | 1977-11-02 | 1979-06-01 | Fives Cail Babcock | Procede de resurchauffe de la vapeur a la sortie de l'etage haute pression d'une turbine et installations pour la mise en oeuvre de ce procede |
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