JPH073321U - 留め具 - Google Patents
留め具Info
- Publication number
- JPH073321U JPH073321U JP3326293U JP3326293U JPH073321U JP H073321 U JPH073321 U JP H073321U JP 3326293 U JP3326293 U JP 3326293U JP 3326293 U JP3326293 U JP 3326293U JP H073321 U JPH073321 U JP H073321U
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- engaging
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 座屈を防止できるほどの剛性は保ちながら、
取付作業性向上のために挿入力及び抜去力の両方を小さ
くできる留め具を提供する。 【構成】 支柱部8の存在により脚部3の座屈を防止す
るための剛性は確保され、また一方で、係合部10と連
結している部分の支柱部8a、8cには、脚部3の挿入
方向に沿う薄肉部12が形成されているため、挿入時及
び抜去時に支柱部8が係合部10と共に内側へ撓むこと
となり、挿入力及び抜去力の両方が低下して作業性が向
上する。
取付作業性向上のために挿入力及び抜去力の両方を小さ
くできる留め具を提供する。 【構成】 支柱部8の存在により脚部3の座屈を防止す
るための剛性は確保され、また一方で、係合部10と連
結している部分の支柱部8a、8cには、脚部3の挿入
方向に沿う薄肉部12が形成されているため、挿入時及
び抜去時に支柱部8が係合部10と共に内側へ撓むこと
となり、挿入力及び抜去力の両方が低下して作業性が向
上する。
Description
【0001】
この考案は、キッキングプレート等の取付部品を車体パネル等の相手方部品に 取付ける際に用いられる留め具に関する。
【0002】
自動車において、キッキングプレートやトリムボード或いはフロントグリル等 を車体パネルに取付けたり、またはオートバイにおいて、カウルをボディーに取 付けたりする際に用いられる留め具としては、例えば、実公昭54−41761 号公報で知られているものがある。すなわち、取付部品側へ係合させる頭部と相 手方部品の取付孔へ挿入する脚部とを有した合成樹脂による一体成形品で、更に 該脚部の略中央には脚部全体の剛性を高めて挿入時の座屈防止を図るための支柱 部が形成され、且つこの支柱部には取付孔の縁部へ係合する部分となる係合部が 連結状態で形成されている。
【0003】
しかしながら、このような従来の技術にあっては、留め具の脚部に、該脚部の 剛性を高めるための支柱部が形成されているため、脚部を相手方部品の取付孔内 へ挿入する際の座屈は確実に防止できるものの、脚部を相手方部品の取付孔内へ 挿入する時の挿入力と、取付孔から抜きとる時の抜去力が両方とも大きくなり、 取付作業が大変に困難となる。つまり、挿入力が大きいため、取付けの際に大き な力を要し、また抜去力が大きいため、いったん取付けた後に都合により取外し て取付け直そうとする場合にも大きな力を要し、大変に不便である。特に、抜去 力の場合、一度抜取った後は小さい力で抜取ることができるが、最初に抜取ろう とする時に非常に大きな初期抜去力を要するものであり、取付け直し作業が大変 に面倒である。
【0004】 この考案はこのような従来の技術に着目してなされたものであり、座屈を防止 できるほどの剛性は保ちながら、取付作業性向上のために挿入力及び抜去力の両 方を小さくできる留め具を提供するものである。
【0005】
この考案に係る留め具は、上記の目的を達成するために、取付部品の取付孔又 は切欠部内へ係合可能なフランジ付きの頭部と、相手方部品の取付孔に挿入可能 な脚部とを有し、且つ前記脚部が、脚部の略中央に位置する支柱部と、該支柱部 に連結された係合部とから構成される留め具において、前記係合部と連結してい る部分の支柱部に、脚部の挿入方向に沿う薄肉部を形成したものである。
【0006】
支柱部の存在により脚部の座屈を防止するための剛性は確保され、また一方で 、係合部と連結している部分の支柱部には、脚部の挿入方向に沿う薄肉部が形成 されているため、挿入時及び抜去時に支柱部が係合部と共に内側へ撓むこととな り、挿入力及び抜去力の両方が低下して作業性が向上する。
【0007】
以下この考案の好適な実施例を図面に基づいて説明する。
【0008】 図1〜図5はこの考案の第1実施例を示す図である。この実施例に係る留め具 1は、頭部2と脚部3とから構成された合成樹脂による一体成形品であり、この 頭部2と脚部3との間にはスカート状部4が形成されている。頭部2自体は円筒 形で、その頂部にはU型平面形状をしたフランジ5が形成されている。このフラ ンジ5には重量軽減用の穴6が形成してある(図3参照)。スカート状部4の上 面には一対の突起7が形成してある。
【0009】 脚部3の中央には断面十字形の支柱部8が形成されている。この支柱部8の肉 厚はそれぞれ放射方向に向けて僅かながら漸次減少している。また、この支柱部 8の4枚ある放射状片8a、8b、8c、8dのうち、対向する一対の放射状片 8a、8cの先端9寄り位置には、それぞれ係合部10が連結されている。この 係合部10のスカート状部4に連結される部分は、くびれ部10aとなっている 。
【0010】 この係合部10は、頭部2側がスカート状部4にも連結されており、支柱部8 に対する連結部以外の部分には切欠11が形成されている。従って、この切欠1 1の部分を断面すると、図2に示す如く、支柱部8の各放射状片8a、8b、8 c、8dの間に、それぞれ4分割された係合部10が位置することとなる。
【0011】 そして、支柱部8の4枚の放射状片8a、8b、8c、8dのうち、係合部1 0が連結されている放射状片8a、8cの付け根部分には、脚部3の挿入方向A に沿った薄肉部12が形成されている。
【0012】 次に、この留め具1を用いて、「取付部品」であるキッキングプレート13を 、「相手方部品」である車体パネル14に取付ける手順を説明する。まず、キッ キングプレート13の下面に形成された取付片15の切欠部16へ、留め具1の 頭部2を差込み、該取付片15をフランジ5とスカート状部4との間で挟むと共 に、スカート状部4の上面に形成された突起7の一方を、取付片の下面に形成さ れた凹部17内へ係合させる。
【0013】 これにより、留め具1ががキッキングプレート13に取付けられた状態となる ため、該留め具1の脚部3を、車体パネル14の取付孔18内へ挿入する。この 時、係合部10は取付孔18の縁部に押されて内側へ撓むが、この係合部10と 連結状態にある支柱部8の放射状片8a、8cも薄肉部12を中心に内側へ傾く ように撓みので、小さな挿入力で、脚部3を取付孔18内へ挿入することができ る。また、このように、薄肉部12を設けたことにより、係合部10のたわみ代 が大きくなるため、取付孔18の位置ずれに対する許容量も増し、取付作業性が 更に向上する。尚、薄肉部12は挿入方向Aに沿って形成されており、支柱部8 を座屈させる方向へは撓ませないため、このような薄肉部12を形成しても、脚 部3の座屈を防止するための剛性は維持される。取付孔18内に挿入された脚部 3は、くびれ部10aにおいて取付孔18に嵌合し、離脱が防止される。
【0014】 次に、作業の都合により、留め具1の脚部3を取付孔18からいったん抜く時 には、留め具1全体をそのまま抜去方向Bへ引っ張ると抜ける。この時も、挿入 時と同様に、係合部10が内側へ撓むと共に、この係合部10と連結状態にある 放射状片8a、8cも薄肉部12を中心に内側へ傾くように撓みので、小さな抜 去力で、脚部3の抜き取りを行うことができる。以上のように、この実施例の場 合は、座屈防止のための剛性を維持しながら、挿入力及び抜去力の両方を低下さ せることができるため、作業性の面で大変有利である。
【0015】 図6〜図10はこの考案の第2実施例を示す図である。この実施例の留め具1 9は、基本的構造は第1実施例と同じである。違うところは、頭部23における フランジ20が円形である点、脚部24における支柱部21の放射状片21a、 21b、21c、21dのうち、係合部22に連結されていない放射状片21b 、21dの放射方向における肉厚が均一である点、該放射状片21b、21dの 肉厚が挿入方向Aへ向けて漸次減少する点、係合部22の放射状片21a、21 cに対する連結位置が第1実施例よりも若干頭部2寄りである点、スカート状部 4の上面に突起7がない点、である。特に、この第2実施例で特徴的なのは、支 柱部21の肉厚が挿入方向Aへ向けて漸次減少し、先端9側へ向けて若干先細り テーパ状を呈していることである。このことにより、金型の離型抵抗を小さくで きるので、射出成形時に一度の突出しで確実に離型させることができ、製造性の 面で大変有利となる。その他の構成及び作用効果は先の実施例と同様に付き、重 複説明を省略する。
【0016】 尚、以上の説明で、キッキングプレート13の取付片15に切欠部16を設け 、そこに留め具1、19の頭部2、23を係合させる例を示したが、取付片15 に「取付孔」を形成し、そこに頭部2、23を係合させるようにしても良い。
【0017】
この考案に係る留め具は、以上説明して如き内容のものであって、支柱部の存 在により脚部の座屈を防止するための剛性は確保され、また一方で、係合部と連 結している部分の支柱部には、脚部の挿入方向に沿う薄肉部が形成されているた め、挿入時及び抜去時に支柱部が係合部と共に内側へ撓むこととなり、挿入力及 び抜去力の両方が低下して作業性が向上する。
【図1】この考案の第1実施例に係る留め具を示す側面
図である。
図である。
【図2】図1中矢示SA−SA線に沿う断面図である。
【図3】図1に示した留め具の平面図である。
【図4】図1に示した留め具の底面図である。
【図5】図4中矢示SB−SB線に沿う断面図である。
【図6】この考案の第2実施例に係る留め具を示す側面
図である。
図である。
【図7】図6中矢示SC−SC線に沿う断面図である。
【図8】図6に示した留め具の平面図である。
【図9】図6に示した留め具の底面図である。
【図10】図9中矢示SD−SD線に沿う断面図であ
る。
る。
1、19 留め具 2、23 頭部 3、24 脚部 5、20 フランジ 8、21 支柱部 10、22 係合部 12 薄肉部 13 キッキングプレート(取付部品) 14 車体パネル(相手方部品) 16 切欠部 18 取付孔
Claims (3)
- 【請求項1】 取付部品の取付孔又は切欠部内へ係合可
能なフランジ付きの頭部と、相手方部品の取付孔に挿入
可能な脚部とを有し、且つ前記脚部が、脚部の略中央に
位置する支柱部と、該支柱部に連結された係合部とから
構成される留め具において、 前記係合部と連結している部分の支柱部に、脚部の挿入
方向に沿う薄肉部を形成したことを特徴とする留め具。 - 【請求項2】 支柱部の肉厚を挿入方向に向けて漸次減
少させた請求項1記載の留め具。 - 【請求項3】 頭部と脚部との間にスカート状部を形成
した請求項1又は2記載の留め具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993033262U JP2600135Y2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 留め具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993033262U JP2600135Y2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 留め具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH073321U true JPH073321U (ja) | 1995-01-20 |
| JP2600135Y2 JP2600135Y2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=12381612
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993033262U Expired - Lifetime JP2600135Y2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 留め具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2600135Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016068771A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | キョーラク株式会社 | ニーボルスター |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1289172A (ja) | 1969-07-03 | 1972-09-13 |
-
1993
- 1993-06-21 JP JP1993033262U patent/JP2600135Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016068771A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | キョーラク株式会社 | ニーボルスター |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2600135Y2 (ja) | 1999-10-04 |
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