JPH0733232A - 液晶用基板の位置決め装置 - Google Patents

液晶用基板の位置決め装置

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JPH0733232A
JPH0733232A JP20119293A JP20119293A JPH0733232A JP H0733232 A JPH0733232 A JP H0733232A JP 20119293 A JP20119293 A JP 20119293A JP 20119293 A JP20119293 A JP 20119293A JP H0733232 A JPH0733232 A JP H0733232A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】基板を液晶製造プロセス装置内の処理室に搬送
する際、基板の中心位置と回転方向のズレを全自動で、
かつ基板に外力を加えること無く補正する。 【構成】旋回およびXY平面上を移動するターンテーブ
ル2と、基板2の吸着機構と、リフター10と、Y方向
に並べられたX方向に駆動される2個のセンサー7a,
7bと、前記2個のセンサーの移動量検出器と、前記2
個のセンサーが基板のエッヂ位置を検出するまでの移動
量の差から基板2の旋回方向ズレ量を演算する手段と、
Y方向に駆動されるセンサー7d,7eと、前記旋回方
向ズレ量を前記ターンテーブル2を回転させることによ
って修正した後前記X方向センサーとY方向センサーと
によって基板の中心位置のズレ量を検出・演算し前記リ
フター10とターンテーブル2とによって基板の中心位
置を修正する制御回路とを備えた液晶用基板の位置決め
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】液晶の製造プロセス装置の内部に
液晶用基板を搬送する際に、基板の中心位置と回転方向
にズレが生じたまま搬送すると、プロセス上の欠陥や基
板の破壊を生じることになる。本発明は、これらズレを
補正して、プロセス装置の適正な位置への基板の搬送を
実現し、プロセスの歩留まり向上に貢献するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】液晶画面用のガラス基板は、一般的に長
方形をしておりその大きさは年々増大傾向にあり、現在
500mm×600mm×0.7tが主流である。液晶
用基板は、このガラス板の表面に、各種プロセス装置で
薄膜を蒸着したり、エッチングをして必要なトランジス
タを形成し、基板表面に形成されたトランジスタで、基
板裏面からのライトの光の透過率を制御して、人間の目
に認知させる構造なので、基板の透明度を限りなく向上
させる必要がありまたその努力がなされている。これら
薄膜の蒸着とか、エッチング処理をプロセスと呼び、こ
れらは各プロセス毎に装置化されている。一方これら基
板は、一般的にカセットと呼ばれる基板収納ケースに1
0数枚単位で収納され、各種プロセス装置には、このカ
セット単位で搬送される。搬送された基板は、各種プロ
セス装置のロボット等の搬送機でカセットから取り出さ
れ、装置の内部に搬送されて必要な処理をされる。また
処理終了後、再度搬送機でカセットに戻され、次の装置
にと搬送される。
【0003】図1は一般的な液晶用基板の製造プロセス
装置の概念図を示し、1はカセット、2は基板を示し、
12はこの基板の処理室を示している。カセットに収納
された基板は、ロボットで3の処理室に搬送され、処理
完了後ロボットで再びカセット内部へと回収される。処
理室には基板と同じ形状大きさのテーブルがあり、搬送
された基板はこのテーブルからはみ出さないよう精度よ
く設置する必要がある。しかしながら図1の構成では、
搬送ロボットは、予め教示された位置間を動作するだけ
なので、カセット内部で生じた基板のズレを含んだまま
処理室のテーブルに基板が設置されてしまう。
【0004】装置は、カセットの位置決め機構を有して
いるが、カセットは基板の出入のため、基板の外形より
若干大きめに作られており、カセット内の基板はカセッ
トに対し、中心位置と回転方向のズレをもつことがある
ため、カセットの位置決め機構だけでは不十分といえ
る。また、基板そのものの外形も若干誤差を含んでい
る。
【0005】カセットが装置に搬送されたとき、内部の
基板はカセットの中心に位置せず、カセットのどちらか
のエッジに当たって止まっている場合がほとんどで、カ
セットの中心と基板の中心が合っていないかぎり、内部
の基板は位置がズレていることになり、プロセス装置の
搬送機で、そのままカセットから基板を取り出し、プロ
セス装置の処理室に搬送すると、基板の位置ズレで装置
内部の処理室にうまくセットされない場合がでてくる。
【0006】そこで、この位置ズレを修正するための手
段として図2に示す修正機構が設けられている。図2に
おいて1はカセットで2は基板、13はプッシャーで2
の基板の左右両端を挟み付け基板の左右方向の位置合わ
せをするための機構で、たとえば左右のプッシャーはラ
ックピニオンで連結され一方はシリンダのような駆動源
につながっている。カセットの左右両端は、このプッシ
ャーが基板を挟み付けるために必要な空間が確保されて
いる。いまシリンダが働けば、左右のプッシャーは均等
に基板側に移動し、基板を押していく。プッシャーが停
止したときの間隔を基板の外径よりわずか大きめに取っ
ておけば、カセット内の全ての基板の左右方向の位置が
補正されたことになる。しかしこの機構を以てしても、
左右方向の位置補正だけなので、前後方向の位置補正の
ために、カセットを液晶製造プロセス装置に搬入すると
き、前後方向を揃えるために一旦カセットを作業者が人
力にて傾け端面の位置を揃えた後に装置のカセット台に
設置しなければならなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの方法では、
ガラス基板の両端に機械的に力が加わるため、基板のエ
ッジに欠け(チッピング)が発生し、基板の割れの原因
となり、歩留まりを悪くするばかりでなく、チッピング
はプロセスを重ねる毎に成長するのでこれが最終工程で
発生すれば、その付加価値の向上に比例して損失は膨大
となる。また接触式のためゴミを発生し、このゴミが致
命的な不良品を作ることになる。さらに、カセットの重
量は十数Kgもあり、運ぶだけでも大変なものを人手で
さらに位置合わせの操作までも強要されているため、操
作ミスおよび操作忘れ等の危険性を含んでいた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来技術
の課題を解決するために、カセット内部で生じた基板の
中心位置と回転方向のズレをセンサーで検出し、センサ
ーの検出値からズレ量を演算して、演算結果に応じて基
板を乗せたテーブルを駆動してズレを修正するものであ
る。
【0009】
【実施例】図3は本発明の全体図を示すもので、1はカ
セット、2は基板を示し、ロボットで基板2を処理室1
2に搬送する前に、本発明の位置決め装置14でいった
ん位置決め後、処理室12に搬送する。
【0010】図4は本発明の液晶用基板の位置決め装置
の詳細を示す図である。同図において、3は基板2を吸
着し旋回させるターンテーブルで、4はその旋回駆動
源、5はターンテーブル3および旋回駆動源4を左右
(Y方向)に、6は前後方向(X方向)に移動する駆動
源を示し、たとえばモータのようなものが使用できる。
10はリフターであり、基板2をターンテーブル3から
浮かす機構、11はリフター10を上下方向に移動させ
る駆動源を示す。
【0011】7a、7b、7c、7dおよび7eは、基
板2のエッジを検出するセンサーで各センサーはそれぞ
れを中心方向に駆動する駆動源8a、8b、9aおよび
9bによって進入、退避する。7a、7bは基板2の同
一辺に対応する位置に直線上に配置され、基板2の回転
方向のズレを計測する。7a、7cはX方向、7d、7
eはY方向の基板のズレ量の計測用で、各々の駆動源で
同時に同量ずつ基板方向に移動される。本図は各々に駆
動源を準備したが、例えば左右逆ネジのボールネジ等を
使用すれば駆動源8a、8bまたは9a、9bをそれぞ
れ1つにできることは言うまでもない。
【0012】図5は、基板2を本装置に置いたときの位
置関係の例を示す図である。aは本装置の中心位置を示
し、bは基板2の中心位置で一般的にはそれらは合って
おらず、XYおよびθの3方向のズレを有している。こ
れらズレの3成分をΔX、ΔY、Δθとする。ここで、
一意的にこの3成分を計測するのは困難なので、まずΔ
θを計測しこれを補正し、その後ΔXΔYを補正する。
【0013】図6はΔθの補正の方法を示す図である。
図6(a) において、センサー7aと7bはY方向の中心
から各々Y方向に(1/2)×Lの等距離離れて配置さ
れている。またこのセンサーが同時にオンすれば、Δθ
=0となるようにY軸に平行に設けられ、かつX軸方向
の駆動軸をもった単一のテーブルに設置されている。ま
ず、センサー7aと7bが前進し、基板の1辺のエッジ
を探す。センサー7aがオン後センサー7bがオンする
までの移動量をHとする。センサー7aとセンサー7b
は、L離れて配置されているので、Δθを、 tan(Δθ)=H/L で求め、かつセンサー7aとセンサー7bの2つのセン
サーのオンの順序により回転方向を判別する。
【0014】以上で求めたΔθの1/2だけ、ターンテ
ーブルを逆方向に旋回して基板2の回転方向のズレを修
正して、図6(b) のように、基板2をXY方向と平行に
位置させる。
【0015】次に、ΔX、ΔYのズレを修正する。図6
(c) および(d) に示されたセンサー7aと7c、および
7dと7eは,最初塗り潰した四角で示された位置にお
り、かつターンテーブルを中心に等間隔で配置され、相
対向するセンサー間の距離はMおよびNになっている。
さらにセンサー7aと7cは駆動源により同時に同量ず
つ相互に接近離反するように反対方向に動作する。ま
た、センサー7dと7eも同じ機構になっている。
【0016】いま、センサー7aと7cが基板のエッジ
方向に移動し、図6の(c) のように実線の四角で示され
た位置でセンサー7cがオン後さらにΔM移動して点線
の四角の位置でセンサー7aがオンしたとする。この結
果からX軸方向のズレ量ΔXは ΔX=1/2×ΔM から求め、ズレの方向は7aと7cの各センサーのオン
の順序により判別する。
【0017】次に、図6(d) のようにセンサー7dと7
eを基板2の方向に駆動して、実線の四角の位置でセン
サー7dがオンしその後ΔN移動して点線の四角の位置
でセンサー7eがオンするまで駆動してY方向のズレ量
ΔYを、 ΔY=1/2×ΔN から求め、また方向をセンサー7dと7eのオンの順序
で判別する。
【0018】この後ターンテーブルを−ΔX、−ΔY移
動させた後、いったんリフター10で基板2をターンテ
ーブル3から浮かし、ターンテーブル3を元の位置に戻
したのちリフター10を下降すれば、基板2の中心位置
が本ユニットの中心位置に合い、センタリングが完了し
たことになる。上記の動作をフロー図で示すと図7のよ
うになる。
【0019】上記は、X、Y方向の2次元の駆動源を用
いたものであるが、X軸またはY軸のどちらか一方と既
にある旋回軸の2軸で、ΔX、ΔYの修正を行なうこと
も可能である。図8はこの方法を説明するための図であ
り、旋回方向の補正およびX、Y方向のズレ量ΔX、Δ
Yを求めるところまでは図6に示した方法と同じであ
る。図6の方法で求めたΔX、ΔYより、図8(a) に示
すように、 tan(Δα)=ΔX/ΔY より中心位置からの偏位角Δαを求める。次に、修正軸
X方向にベクトル(ΔX,ΔY)をあわすため、図8の
(b) のように、基板2をΔα分旋回させる。次にターン
テーブル3を、X軸方向に図8の(c) のようにベクトル
の絶対値分、 −|(ΔX,ΔY)| を移動させ、次にリフター10で基板2を浮かしてお
き、ターンテーブル3を元位置に戻したのちリフター1
0を下降して基板をターンテーブル3に乗せる。最後
に、−Δα分旋回すれば、図8の(d) のように基板は期
待された中心位置に修正されたことになる。上記の制御
をフロー図で示すと図9のようになる。
【0020】なお、位置検出に使用するセンサはその取
り付け誤差やセンサそのものの感度誤差によって検出結
果に相当量の誤差を生ずることが考えられる。そこで本
発明の第3の発明においては、このような機構上の誤差
を、予め中心位置に設置した液晶用基板をモデルとして
用いて、このモデル基板を各センサで位置検出し、その
ときに得られる位置データをセンサの固有の誤差として
記憶しておき、実際の基板の位置を検出したときには、
この固有誤差分をオフセット量としてデータから差し引
いてセンサの取り付け位置誤差や感度誤差を自動的に補
正する。この結果センサの取付け精度や検出感度をそれ
ほど厳密に規定しなくてもよくなり、装置のメンテナン
ス時や故障発生時にこれらを取外して点検したりまたは
新品と取替える時にも作業が極めて簡単になる。
【0021】
【本発明の効果】本発明においては、基板を液晶製造プ
ロセス装置内の処理室に搬送する際、カセット内部で生
じた基板の中心位置と回転方向のズレを全自動で、かつ
基板に外力を加えること無く補正することができるの
で、従来問題であっった基板の割れの原因となるチッピ
ングとかゴミの発生を最小限におさえることができると
ともに、人手による位置合わせも不要となり、液晶基板
の生産の能率向上、歩留まり向上および信頼性の向上に
顕著な効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の装置の例を示す全体図である。
【図2】図1の装置に使用する従来の位置決め装置の例
を示す図である。
【図3】本発明の位置決め装置の実施例を示す全体図で
ある。
【図4】図3の実施例の構造を説明するための図であ
る。
【図5】基板を本装置に設置されたときの位置関係を示
す図である。
【図6】基板のズレの修正方法を説明するための図であ
る。
【図7】基板のズレの修正手順を示すフロー図である。
【図8】基板のズレの修正方法の別の例を説明するため
の図である。
【図9】基板のズレの修正方法の別の例の手順を示すフ
ロー図である。
【符号の説明】
1 カセット 2 液晶基板 3 ターンテーブル 4 駆動源 5 駆動源 6 駆動源 7a、7b、7c、7d、7e センサー 8a、8b 駆動源 9a、9b 駆動源 10 リフター 11 駆動源 12 処理室 13 プッシャー 14 液晶位置決め装置 a 位置決め装置の中心 b 基板の中心

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】旋回およびXY平面上を移動するターンテ
    ーブルと、前記ターンテーブル上に液晶用基板を固定す
    るための吸着機構と、前記ターンテーブルから前記液晶
    用基板を浮かすためのリフターと、前記液晶用基板の4
    辺のうち1辺のエッジの位置を検出する同一駆動機構上
    のY方向に配置された第1および第2のX方向センサー
    と、前記第1および第2のセンサーをX方向に移動する
    ための第1の駆動源と、前記2個のセンサーを載置する
    前記駆動機構の移動量を計測するための検出器と、前記
    液晶用基板の他の辺のエッジの位置を検出するためのY
    方向センサーと、前記Y方向センサーをY方向に移動す
    るための第2の駆動源と、前記Y方向センサーの基準位
    置から前記液晶用基板の他の辺のエッジの検出位置まで
    の移動量を計測するための検出器と、前記2個のX方向
    センサーのうちの一方が前記前記液晶用基板のエッジの
    位置を検出してから他方のX方向センサーがエッジを検
    出するまでの移動量から前記液晶用基板の旋回方向の修
    正量を算出する演算手段と、前記演算手段の出力によっ
    て前記ターンテーブルを旋回させた後に前記X方向セン
    サーと前記Y方向センサーとによって前記液晶用基板の
    X方向Y方向の各エッジ位置を検出して検出結果から前
    記液晶用基板の中心位置のズレ量を演算し前記中心位置
    ズレ量演算結果によって前記リフターと前記ターンテー
    ブルとを駆動して前記液晶用基板を中心位置に移動させ
    る制御回路とを備えた液晶用基板の位置決め装置。
  2. 【請求項2】前記ターンテーブルの移動方向をX方向ま
    たはY方向のいずれか一方とした請求項1に記載の液晶
    用基板の位置決め装置。
  3. 【請求項3】前記各センサーの、取り付け上および部品
    のバラツキ等による位置検出誤差をあらかじめ旋回方向
    およびXY方向のズレのない液晶用基板の位置を検出す
    ることにより得られた誤差をオフセットとして使用する
    ことにより前記誤差を自動補正する請求項1に記載の液
    晶用基板の位置決め装置。
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