JPH0733269Y2 - 自動演奏ピアノのペダル駆動用ソレノイド - Google Patents
自動演奏ピアノのペダル駆動用ソレノイドInfo
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- JPH0733269Y2 JPH0733269Y2 JP8034189U JP8034189U JPH0733269Y2 JP H0733269 Y2 JPH0733269 Y2 JP H0733269Y2 JP 8034189 U JP8034189 U JP 8034189U JP 8034189 U JP8034189 U JP 8034189U JP H0733269 Y2 JPH0733269 Y2 JP H0733269Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、自動演奏ピアノのペダル駆動用ソレノイド
に関するものである。
に関するものである。
「従来の技術」 記憶媒体に記憶された演奏データを読み取り、この演奏
データに従って鍵盤およびペダルを駆動して自動演奏を
行う自動演奏ピアノが知られている。第9図はこの種の
自動演奏ピアノのペダル駆動機構の構成例を示すもの
で、ピアノ本体の背面側から見た正面図である。
データに従って鍵盤およびペダルを駆動して自動演奏を
行う自動演奏ピアノが知られている。第9図はこの種の
自動演奏ピアノのペダル駆動機構の構成例を示すもの
で、ピアノ本体の背面側から見た正面図である。
この図に示すように、ダンパーペダル1a、ソステヌート
ペダル1b、シフティングペダル1cは、台部2のペダル軸
(図示せず)に回動自在に取り付けられている。そし
て、各ペダル1a〜1cは、ペダル軸を境にピアノ前面側は
踏み込み部となっており、ピアノ背面側にはペダル突上
棒3a〜3cが各々連結されている。これらのペダル突上棒
3a〜3cの上端部は、ダンパ機構、ソステヌート機構、シ
フティング機構に各々機械的に接続されている。そし
て、演奏者がペダル1a〜1cの踏み込み部を踏むと、ペダ
ル突上棒3a〜3cが上方へ移動し、対応する機構が作動す
るようになっている。
ペダル1b、シフティングペダル1cは、台部2のペダル軸
(図示せず)に回動自在に取り付けられている。そし
て、各ペダル1a〜1cは、ペダル軸を境にピアノ前面側は
踏み込み部となっており、ピアノ背面側にはペダル突上
棒3a〜3cが各々連結されている。これらのペダル突上棒
3a〜3cの上端部は、ダンパ機構、ソステヌート機構、シ
フティング機構に各々機械的に接続されている。そし
て、演奏者がペダル1a〜1cの踏み込み部を踏むと、ペダ
ル突上棒3a〜3cが上方へ移動し、対応する機構が作動す
るようになっている。
ペダル駆動用ソレノイド4aおよび4cの形状は、略円筒状
であり、ピアノ本体に各々固着されている。また、ソレ
ノイド4aおよび4cへの励磁電流を供給するためのケーブ
ル7a,7cが各々配設されている。ペダルソレノイド4aの
中空内部には、円筒状のプランジャ5aが摺動自在に貫通
しており、さらにプランジャ5aの中空内部をペダル突上
棒3aが摺動自在に貫通している。
であり、ピアノ本体に各々固着されている。また、ソレ
ノイド4aおよび4cへの励磁電流を供給するためのケーブ
ル7a,7cが各々配設されている。ペダルソレノイド4aの
中空内部には、円筒状のプランジャ5aが摺動自在に貫通
しており、さらにプランジャ5aの中空内部をペダル突上
棒3aが摺動自在に貫通している。
ここで、第10図はペダル駆動用ソレノイド4aおよびペダ
ル突上棒3aの概略構成を模式的に表した断面図である。
この図に示すように、ペダル突上棒3aには、ストッパ6a
が形成されている。そして、プランジャ5aがペダル突上
棒3aに対して上方に相対移動する場合は、プランジャ5a
の上端部がストッパ6aと当接するまで移動可能となって
いる。ペダル駆動用ソレノイド4c,プランジャ5cおよび
ペダル突上棒3cも同様の構成となっている。
ル突上棒3aの概略構成を模式的に表した断面図である。
この図に示すように、ペダル突上棒3aには、ストッパ6a
が形成されている。そして、プランジャ5aがペダル突上
棒3aに対して上方に相対移動する場合は、プランジャ5a
の上端部がストッパ6aと当接するまで移動可能となって
いる。ペダル駆動用ソレノイド4c,プランジャ5cおよび
ペダル突上棒3cも同様の構成となっている。
このように構成された自動演奏ピアノのペダル駆動機能
において、通常の演奏モード時においては、演奏者によ
ってペダル1a〜1cが踏み込み操作されると、これに連動
してペダル突上棒3a〜3bが上下動される。この結果、自
動演奏ピアノでは各ペダル操作に対応した演奏制御が行
われる。
において、通常の演奏モード時においては、演奏者によ
ってペダル1a〜1cが踏み込み操作されると、これに連動
してペダル突上棒3a〜3bが上下動される。この結果、自
動演奏ピアノでは各ペダル操作に対応した演奏制御が行
われる。
また、自動演奏モード時においては、演奏制御部から演
奏データに対応した励磁電流がペダル駆動用ソレノイド
4aおよび4cに供給される。そして、例えば、ソレノイド
4aに励磁電流が供給されると、ソレノイド4a内に励磁電
流に応じた磁気吸引力が発生し、これによりプランジャ
5aが上方へ引き上げられる。そして、プランジャ5aの上
端部が、ストッパ6aの下部を押し上げ、ペダル突上棒3a
が持ち上げられ、これによりダンパ機構が作動する。ま
た、この時、ダンパペダル1aも、ペダル突上棒3aに連動
して上下に揺動する。
奏データに対応した励磁電流がペダル駆動用ソレノイド
4aおよび4cに供給される。そして、例えば、ソレノイド
4aに励磁電流が供給されると、ソレノイド4a内に励磁電
流に応じた磁気吸引力が発生し、これによりプランジャ
5aが上方へ引き上げられる。そして、プランジャ5aの上
端部が、ストッパ6aの下部を押し上げ、ペダル突上棒3a
が持ち上げられ、これによりダンパ機構が作動する。ま
た、この時、ダンパペダル1aも、ペダル突上棒3aに連動
して上下に揺動する。
「考案が解決しようとする課題」 ところで、上述した従来のペダル駆動機構に適用されて
いるペダル駆動用ソレノイド4a,4cにおいては、ソレノ
イド本体の軸方向両端部の各部材に軸受嵌合孔が各々形
成されており、これらの各軸受嵌合孔内に円筒状の軸受
が各々挿入され、これら各軸受嵌合孔内に挿入された軸
受によって、プランジャ5a,5cが上下動自在に支持され
る構造となっていた。しかしながら、上記軸受とプラン
ジャ5a,5cとの間のクリアランスが大き過ぎると、駆動
時にプランジャ5a,5cが軸受内周面に衝突する等に起因
して、衝突音等の機械的騒音が発生し、音楽演奏に支障
を来すという問題があった。このような機械的騒音の発
生を抑えるためには、上記軸受の内径寸法とプランジャ
5a,5cの外径寸法とを正確に一致させ、これらの間のク
リアランスを小とすれば良いが、そのためには高い加工
精度が要求され、製造工程が複雑化するという新たな問
題が生じる。さらに、軸受の内周面、あるいはプランジ
ャ5a,5cの外周面が摩耗した場合、これら軸受やプラン
ジャ5a,5c自体を交換しなければならず、十分な耐久性
や信頼性が得られないという問題もあった。
いるペダル駆動用ソレノイド4a,4cにおいては、ソレノ
イド本体の軸方向両端部の各部材に軸受嵌合孔が各々形
成されており、これらの各軸受嵌合孔内に円筒状の軸受
が各々挿入され、これら各軸受嵌合孔内に挿入された軸
受によって、プランジャ5a,5cが上下動自在に支持され
る構造となっていた。しかしながら、上記軸受とプラン
ジャ5a,5cとの間のクリアランスが大き過ぎると、駆動
時にプランジャ5a,5cが軸受内周面に衝突する等に起因
して、衝突音等の機械的騒音が発生し、音楽演奏に支障
を来すという問題があった。このような機械的騒音の発
生を抑えるためには、上記軸受の内径寸法とプランジャ
5a,5cの外径寸法とを正確に一致させ、これらの間のク
リアランスを小とすれば良いが、そのためには高い加工
精度が要求され、製造工程が複雑化するという新たな問
題が生じる。さらに、軸受の内周面、あるいはプランジ
ャ5a,5cの外周面が摩耗した場合、これら軸受やプラン
ジャ5a,5c自体を交換しなければならず、十分な耐久性
や信頼性が得られないという問題もあった。
この考案は、上述した事情に鑑みてなされたもので、加
工精度を高めなくても、駆動時における衝突音等の機械
的騒音の発生を防止することができ、さらに、耐久性や
信頼性の向上を図ることができる自動演奏ピアノのペダ
ル駆動用ソレノイドを提供することを目的としている。
工精度を高めなくても、駆動時における衝突音等の機械
的騒音の発生を防止することができ、さらに、耐久性や
信頼性の向上を図ることができる自動演奏ピアノのペダ
ル駆動用ソレノイドを提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 この考案は、演奏データに対応する励磁電流の供給を受
けて磁気吸引力を発生する略円筒状の固定部と、前記固
定部の中空部を貫通すると共に、ペダルに連動して上下
動するペダル突上棒に連結された可動部とからなり、前
記固定部で発生した磁気吸引力によって前記可動部が吸
引されることにより、前記ペダル突上棒が上下動する自
動演奏ピアノのベダル駆動用ソレノイドにおいて、前記
固定部の軸方向両端部の各部材に各々穿設された軸受嵌
合孔に挿入され、前記可動部を摺動自在に支持する略円
筒状の軸受と、前記軸方向両端部の各部材に各々形成さ
れ、前記軸受嵌合孔から放射状に延出する雌螺子孔と、
前記雌螺子孔に螺入され、前記軸受嵌合孔内に挿入され
た前記軸受の外周面を、その軸芯方向へ押圧する調節螺
子とを具備することを特徴としている。
けて磁気吸引力を発生する略円筒状の固定部と、前記固
定部の中空部を貫通すると共に、ペダルに連動して上下
動するペダル突上棒に連結された可動部とからなり、前
記固定部で発生した磁気吸引力によって前記可動部が吸
引されることにより、前記ペダル突上棒が上下動する自
動演奏ピアノのベダル駆動用ソレノイドにおいて、前記
固定部の軸方向両端部の各部材に各々穿設された軸受嵌
合孔に挿入され、前記可動部を摺動自在に支持する略円
筒状の軸受と、前記軸方向両端部の各部材に各々形成さ
れ、前記軸受嵌合孔から放射状に延出する雌螺子孔と、
前記雌螺子孔に螺入され、前記軸受嵌合孔内に挿入され
た前記軸受の外周面を、その軸芯方向へ押圧する調節螺
子とを具備することを特徴としている。
「作用」 上記構成によれば、調節螺子によって軸受の外周面を、
その軸芯方向へ押圧することによって、軸受の内径寸法
を変化させることができるので、軸受と可動部との間の
クリアランスを自在に調整することができ、加工精度等
に起因して軸受の内周面と可動部の外周面との間のクリ
アランスが大き過ぎた場合、調節螺子によって、クリア
ランスを小さく設定し直すことができ、これにより、演
奏データに対応した駆動電流の供給を受けて可動部が上
下に駆動される際に、可動部が軸受内周面に衝突するこ
と等に起因して発生する機械的騒音が防止される。
その軸芯方向へ押圧することによって、軸受の内径寸法
を変化させることができるので、軸受と可動部との間の
クリアランスを自在に調整することができ、加工精度等
に起因して軸受の内周面と可動部の外周面との間のクリ
アランスが大き過ぎた場合、調節螺子によって、クリア
ランスを小さく設定し直すことができ、これにより、演
奏データに対応した駆動電流の供給を受けて可動部が上
下に駆動される際に、可動部が軸受内周面に衝突するこ
と等に起因して発生する機械的騒音が防止される。
「実施例」 以下、図面を参照し、この考案の一実施例について説明
する。
する。
第1図、第2図、および第3図は、この考案の一実施例
による自動演奏ピアノのペダル駆動用ソレノイドの構成
を示す一部切欠正面図、左側面図、および右側面図であ
る。
による自動演奏ピアノのペダル駆動用ソレノイドの構成
を示す一部切欠正面図、左側面図、および右側面図であ
る。
これらの図に示すペダル駆動用ソレノイドは、ピアノ本
体に固定される略円筒状の固定部10と、この固定部10の
中空部を貫通する可動部11とから構成されている。
体に固定される略円筒状の固定部10と、この固定部10の
中空部を貫通する可動部11とから構成されている。
固定部10は、コイル12が巻回された略円筒状のコイルボ
ビン13と、このコイルボビン13の一端部に取り付けられ
た固定鉄心14と、コイルボビン13の他端部に取り付けら
れた蓋体15と、コイルボビン13の外周を覆い両端が固定
鉄心14と蓋体15に各々取り付けられた円筒状のヨーク16
と、固定部10をピアノ本体に取り付けるためのブラケッ
ト17などから構成されている。
ビン13と、このコイルボビン13の一端部に取り付けられ
た固定鉄心14と、コイルボビン13の他端部に取り付けら
れた蓋体15と、コイルボビン13の外周を覆い両端が固定
鉄心14と蓋体15に各々取り付けられた円筒状のヨーク16
と、固定部10をピアノ本体に取り付けるためのブラケッ
ト17などから構成されている。
一方、可動部11は、固定部10の中空部を貫通するプッシ
ュロッド20と、プッシュロッド20に割ピン21によって固
定されたプランジャ(可動鉄心)23と、ナット22とプラ
ンジャ23の間に挾まれたダンパ受24と、このダンパ受24
によって保持されたダンパ部材25,26などから構成され
ている。
ュロッド20と、プッシュロッド20に割ピン21によって固
定されたプランジャ(可動鉄心)23と、ナット22とプラ
ンジャ23の間に挾まれたダンパ受24と、このダンパ受24
によって保持されたダンパ部材25,26などから構成され
ている。
そして、プッシュロッド20の一端部20aは、ユニバーサ
ルジョイントを介してペダル突上棒3aまたは3c(第9図
参照)のペダル側に連結され、その他端部20bは、ペダ
ル突上棒3aまたは3cを介してピアノ本体に設けられたダ
ンパ機構またはシフティング機構等に連結されている。
ルジョイントを介してペダル突上棒3aまたは3c(第9図
参照)のペダル側に連結され、その他端部20bは、ペダ
ル突上棒3aまたは3cを介してピアノ本体に設けられたダ
ンパ機構またはシフティング機構等に連結されている。
さて、固定部10の軸方向両端部には、プランジャ23を摺
動自在に支持するプランジャ用軸受30と、プッシュロッ
ド20を摺動自在に支持するプッシュロッド用軸受32が配
設されている。また、固定部10の一端部に設けられた蓋
体15には、プランジャ用軸受30の軸方向の長さ寸法より
も若干深い位置まで穿設された軸受嵌合孔15aが形成さ
れており、同様に、固定部10の他端部に設けられた固定
鉄心14には、プッシュロッド軸受32の軸方向の長さ寸法
よりも若干深い位置まで穿設された軸受嵌合孔14aが形
成されている。そして、軸受嵌合孔15a内には、プラン
ジャ用軸受30と、プランジャ23を遊嵌する貫通孔を有す
る環状の弾性部材31が挿入されており、同様に、軸受嵌
合孔14a内には、プッシュロッド用軸受32と、プッシュ
ロッド20と遊嵌する貫通孔を有する環状の弾性部材33が
挿入されている。さらに、軸受嵌合孔14a,15a内に挿入
された各軸受30,32および弾性部材31,33は、ブラケット
17によって押圧固定されている。
動自在に支持するプランジャ用軸受30と、プッシュロッ
ド20を摺動自在に支持するプッシュロッド用軸受32が配
設されている。また、固定部10の一端部に設けられた蓋
体15には、プランジャ用軸受30の軸方向の長さ寸法より
も若干深い位置まで穿設された軸受嵌合孔15aが形成さ
れており、同様に、固定部10の他端部に設けられた固定
鉄心14には、プッシュロッド軸受32の軸方向の長さ寸法
よりも若干深い位置まで穿設された軸受嵌合孔14aが形
成されている。そして、軸受嵌合孔15a内には、プラン
ジャ用軸受30と、プランジャ23を遊嵌する貫通孔を有す
る環状の弾性部材31が挿入されており、同様に、軸受嵌
合孔14a内には、プッシュロッド用軸受32と、プッシュ
ロッド20と遊嵌する貫通孔を有する環状の弾性部材33が
挿入されている。さらに、軸受嵌合孔14a,15a内に挿入
された各軸受30,32および弾性部材31,33は、ブラケット
17によって押圧固定されている。
上記プランジャ用軸受30と弾性部材31は、第4図および
第5図に示すように構成されている。すなわち、プラン
ジャ用軸受30は切欠部30aによって分断された略円筒状
の部材によって構成され、その内周面によってプランジ
ャ23を摺動自在に支持し得るように、充分な平滑性と適
度な剛性を有する硬質合成樹脂等の素材によって構成さ
れている。そして、その内周面の4箇所には、空気抜き
用の凹部30b,30c,30d,30eが形成され、その外周の円周
等分3箇所には、調節螺子35を受ける凹部30f,30g,30h
が形成されている。また、環状の弾性部材31は充分な弾
性を有する素材、例えば、マイクロセル・ウレタンフォ
ームによって構成されている。このように構成されたプ
ランジャ用軸受30は、弾性部材31と共に、蓋体15に穿設
された軸受嵌合孔15a内に挿入されている。また、第2
図に示すように、蓋体15には軸受嵌合孔15aから放射状
に延びる雌螺子孔15b,15c,15dが形成されており、これ
ら雌螺子孔15b,15c、15d内に、例えば、六角レンチを用
いて調節螺子35,35,35が螺入され、これら調節螺子35,3
5,35によって、プランジャ用軸受30の径寸法が調整され
るようになっている。すなわち、プランジャ用軸受30
は、その一部が切欠部30aによって分断されているた
め、調節螺子35,35,35によって外方から押圧力が加えら
れる程、切欠部30aの間隔が狭まり、その内径寸法が小
さくなる。
第5図に示すように構成されている。すなわち、プラン
ジャ用軸受30は切欠部30aによって分断された略円筒状
の部材によって構成され、その内周面によってプランジ
ャ23を摺動自在に支持し得るように、充分な平滑性と適
度な剛性を有する硬質合成樹脂等の素材によって構成さ
れている。そして、その内周面の4箇所には、空気抜き
用の凹部30b,30c,30d,30eが形成され、その外周の円周
等分3箇所には、調節螺子35を受ける凹部30f,30g,30h
が形成されている。また、環状の弾性部材31は充分な弾
性を有する素材、例えば、マイクロセル・ウレタンフォ
ームによって構成されている。このように構成されたプ
ランジャ用軸受30は、弾性部材31と共に、蓋体15に穿設
された軸受嵌合孔15a内に挿入されている。また、第2
図に示すように、蓋体15には軸受嵌合孔15aから放射状
に延びる雌螺子孔15b,15c,15dが形成されており、これ
ら雌螺子孔15b,15c、15d内に、例えば、六角レンチを用
いて調節螺子35,35,35が螺入され、これら調節螺子35,3
5,35によって、プランジャ用軸受30の径寸法が調整され
るようになっている。すなわち、プランジャ用軸受30
は、その一部が切欠部30aによって分断されているた
め、調節螺子35,35,35によって外方から押圧力が加えら
れる程、切欠部30aの間隔が狭まり、その内径寸法が小
さくなる。
また、上記プッシュロッド用軸受32と弾性部材33は、第
6図および第7図に示すように構成されている。すなわ
ち、プッシュロッド用軸受32は切欠部32aによって分断
された略円筒状の部材によって構成され、その内周面に
よってプッシュロッド20を摺動自在に支持し得るよう
に、充分な平滑性と適度な剛性を有する硬質合成樹脂等
の素材によって構成されている。そして、その内周面の
2箇所には、空気抜き用の凹部32b,32cが形成され、そ
の外周の円周等分3箇所には、調節螺子35を受ける凹部
32d,32e,32fが形成されている。また、環状の弾性部材3
3は弾性部材31と同様に、充分な弾性を有する素材、例
えば、マイクロセル・ウレタンフォームによって構成さ
れている。このように構成されたプッシュロッド用軸受
32は、弾性部材33と共に、固定鉄心14に穿設された軸受
嵌合孔14a内に挿入される。また、第3図に示すよう
に、固定鉄心14には軸受嵌合孔14aから放射状に延びる
雌螺子孔14b,14cが形成されており、これら雌螺子孔14
b,14c内に、例えば、六角レンチを用いて調節螺子35,35
が螺入され、これら調節螺子35,35によって、プッシュ
ロッド用軸受32の径寸法が調整されるようになってい
る。すなわち、プッシュロッド用軸受32は、その一部が
切欠部32aによって分断されているため、調節螺子35,35
によって外方から押圧力が加えられる程、切欠部30aの
間隔が狭まり、その内径寸法が小さくなる。
6図および第7図に示すように構成されている。すなわ
ち、プッシュロッド用軸受32は切欠部32aによって分断
された略円筒状の部材によって構成され、その内周面に
よってプッシュロッド20を摺動自在に支持し得るよう
に、充分な平滑性と適度な剛性を有する硬質合成樹脂等
の素材によって構成されている。そして、その内周面の
2箇所には、空気抜き用の凹部32b,32cが形成され、そ
の外周の円周等分3箇所には、調節螺子35を受ける凹部
32d,32e,32fが形成されている。また、環状の弾性部材3
3は弾性部材31と同様に、充分な弾性を有する素材、例
えば、マイクロセル・ウレタンフォームによって構成さ
れている。このように構成されたプッシュロッド用軸受
32は、弾性部材33と共に、固定鉄心14に穿設された軸受
嵌合孔14a内に挿入される。また、第3図に示すよう
に、固定鉄心14には軸受嵌合孔14aから放射状に延びる
雌螺子孔14b,14cが形成されており、これら雌螺子孔14
b,14c内に、例えば、六角レンチを用いて調節螺子35,35
が螺入され、これら調節螺子35,35によって、プッシュ
ロッド用軸受32の径寸法が調整されるようになってい
る。すなわち、プッシュロッド用軸受32は、その一部が
切欠部32aによって分断されているため、調節螺子35,35
によって外方から押圧力が加えられる程、切欠部30aの
間隔が狭まり、その内径寸法が小さくなる。
以上の構成において、雌螺子孔15b,15c,15dに各々螺入
された3個の調節螺子35,35,35を内方へねじ込み、プラ
ンジャ用軸受30の外周に形成された凹部30f,30g,30h
を、その軸芯方向へ押圧することによって、プランジャ
用軸受30の内径寸法を変化させることできるので、プラ
ンジャ用軸受30とプランジャ23との間のクリアランスを
自在に調整することができる。同様に、雌螺子孔14b,14
cに各々螺入された2個の調節螺子35,35を内方へねじ込
み、プッシュロッド用軸受32の外周に形成された凹部32
d,32fを、その軸芯方向へ押圧することによって、プッ
シュロッド用軸受32の内径寸法を変化させることができ
るので、プッシュロッド用軸受32とプッシュロッド20と
の間のクリアランスを自在に調整することができる。
された3個の調節螺子35,35,35を内方へねじ込み、プラ
ンジャ用軸受30の外周に形成された凹部30f,30g,30h
を、その軸芯方向へ押圧することによって、プランジャ
用軸受30の内径寸法を変化させることできるので、プラ
ンジャ用軸受30とプランジャ23との間のクリアランスを
自在に調整することができる。同様に、雌螺子孔14b,14
cに各々螺入された2個の調節螺子35,35を内方へねじ込
み、プッシュロッド用軸受32の外周に形成された凹部32
d,32fを、その軸芯方向へ押圧することによって、プッ
シュロッド用軸受32の内径寸法を変化させることができ
るので、プッシュロッド用軸受32とプッシュロッド20と
の間のクリアランスを自在に調整することができる。
これにより、加工精度等に起因して各軸受30,32の内周
面とプランジャ23およびプッシュロッド20の外周面との
間のクリアランスが大き過ぎた場合、調節螺子35によっ
て、クリアランスを小さく設定し直すことができ、この
結果、演奏データに対応した駆動電流の供給を受けて可
動部11が上下に駆動される際に、プランジャ23やプッシ
ュロッド20が軸受30や32の内周面に衝突されること等に
起因して発生する機械的騒音が防止される。この場合、
クリアランスが小さく設定され、固定部10の内部が密封
状態に近くなった場合においても、各軸受30および32に
は空気抜き用の凹部30b〜30eおよび32b,32cが各々形成
されているので、エアーダンパ作用および空気もれ音が
発生せず、静かで充分な応答性を確保することができ
る。
面とプランジャ23およびプッシュロッド20の外周面との
間のクリアランスが大き過ぎた場合、調節螺子35によっ
て、クリアランスを小さく設定し直すことができ、この
結果、演奏データに対応した駆動電流の供給を受けて可
動部11が上下に駆動される際に、プランジャ23やプッシ
ュロッド20が軸受30や32の内周面に衝突されること等に
起因して発生する機械的騒音が防止される。この場合、
クリアランスが小さく設定され、固定部10の内部が密封
状態に近くなった場合においても、各軸受30および32に
は空気抜き用の凹部30b〜30eおよび32b,32cが各々形成
されているので、エアーダンパ作用および空気もれ音が
発生せず、静かで充分な応答性を確保することができ
る。
次に、第8図はこの考案の他の実施例の構成を示す図で
あり、この図において、40は適度の可撓性を有する合成
樹脂によって構成された薄肉の円筒状の軸受であり、前
述したプランジャ用軸受30またはプッシュロッド用軸受
32に代えて、各軸受嵌合孔15aまたは14a内に挿入され
る。そして、調節螺子35によって軸受40の外周面を軸芯
方向へ押圧することにより、軸受40自身の3箇所が内方
へ撓み、この内方へ撓んだ3箇所によって、プランジャ
32やプッシュロッド20を摺動自在に支持する。この場
合、略3点で接触するため、その他の間隙から空気が流
出し、上述した密封状態とならず、これによりエアーダ
ンパ作用が生じることはない。
あり、この図において、40は適度の可撓性を有する合成
樹脂によって構成された薄肉の円筒状の軸受であり、前
述したプランジャ用軸受30またはプッシュロッド用軸受
32に代えて、各軸受嵌合孔15aまたは14a内に挿入され
る。そして、調節螺子35によって軸受40の外周面を軸芯
方向へ押圧することにより、軸受40自身の3箇所が内方
へ撓み、この内方へ撓んだ3箇所によって、プランジャ
32やプッシュロッド20を摺動自在に支持する。この場
合、略3点で接触するため、その他の間隙から空気が流
出し、上述した密封状態とならず、これによりエアーダ
ンパ作用が生じることはない。
「考案の効果」 以上説明したように、この考案によれば、調節螺子によ
って、軸受の外周面を、その軸芯方向へ押圧することに
よって、軸受の内径寸法を変化させることができるの
で、軸受と可動部との間のクリアランスを自在に調整す
ることができ、加工精度等に起因して軸受の内周面と可
動部の外周面との間のクラアランスが大き過ぎた場合、
調節螺子によって、クリアランスを小さく設定し直すこ
とができ、この結果、加工精度をさほど高めなくても、
衝突音等の機械的騒音の発生を防止することができると
いう効果が得られ、特に静粛性が要求される音楽演奏時
において効果が大である。さらに、軸受の内周面、ある
いは可動部の外周面が摩耗した場合においても、これら
軸受や可動部を交換する必要がなく、調節螺子をねじ込
むといった極めて簡単な調整作業で済むため、耐久性や
信頼性、さらには保守性が飛躍的に向上するという効果
も得られる。
って、軸受の外周面を、その軸芯方向へ押圧することに
よって、軸受の内径寸法を変化させることができるの
で、軸受と可動部との間のクリアランスを自在に調整す
ることができ、加工精度等に起因して軸受の内周面と可
動部の外周面との間のクラアランスが大き過ぎた場合、
調節螺子によって、クリアランスを小さく設定し直すこ
とができ、この結果、加工精度をさほど高めなくても、
衝突音等の機械的騒音の発生を防止することができると
いう効果が得られ、特に静粛性が要求される音楽演奏時
において効果が大である。さらに、軸受の内周面、ある
いは可動部の外周面が摩耗した場合においても、これら
軸受や可動部を交換する必要がなく、調節螺子をねじ込
むといった極めて簡単な調整作業で済むため、耐久性や
信頼性、さらには保守性が飛躍的に向上するという効果
も得られる。
第1図はこの考案の一実施例の構成を示す一部切欠正面
図、第2図は同実施例の左側面図、第3図は同実施例の
右側面図、第4図は同実施例に適用されているプランジ
ャ用軸受の構成を示す側面図、第5図は同プランジャ用
軸受の構成を示す正断面図、第6図は同実施例に適用さ
れているプッシュロッド用軸受の構成を示す側面図、第
7図は同プッシュロッド用軸受の構成を示す正断面図、
第8図はこの考案の他の実施例に適用される軸受の構成
を示す側面図、第9図は従来のペダル駆動機構の構成を
示す正面図、第10図は従来のペダル駆動用ソレノイドの
概略構成を模式的に示す断面図である。 10……固定部、11……可動部、14……固定鉄心、14a…
…軸受嵌合孔、15……蓋体、15a……軸受嵌合孔、20…
…プッシュロッド、23……プランジャ、30……プランジ
ャ用軸受、30a……切欠部 32……プッシュロッド用軸受、32a……切欠部、35……
調節螺子、40……軸受。
図、第2図は同実施例の左側面図、第3図は同実施例の
右側面図、第4図は同実施例に適用されているプランジ
ャ用軸受の構成を示す側面図、第5図は同プランジャ用
軸受の構成を示す正断面図、第6図は同実施例に適用さ
れているプッシュロッド用軸受の構成を示す側面図、第
7図は同プッシュロッド用軸受の構成を示す正断面図、
第8図はこの考案の他の実施例に適用される軸受の構成
を示す側面図、第9図は従来のペダル駆動機構の構成を
示す正面図、第10図は従来のペダル駆動用ソレノイドの
概略構成を模式的に示す断面図である。 10……固定部、11……可動部、14……固定鉄心、14a…
…軸受嵌合孔、15……蓋体、15a……軸受嵌合孔、20…
…プッシュロッド、23……プランジャ、30……プランジ
ャ用軸受、30a……切欠部 32……プッシュロッド用軸受、32a……切欠部、35……
調節螺子、40……軸受。
Claims (2)
- 【請求項1】演奏データに対応する励磁電流の供給を受
けて磁気吸引力を発生する略円筒状の固定部と、前記固
定部の中空部を貫通すると共に、ペダルに連動して上下
動するペダル突上棒に連結された可動部とからなり、前
記固定部で発生した磁気吸引力によって前記可動部が吸
引されることにより、前記ペダル突上棒が上下動する自
動演奏ピアノのペダル駆動用ソレノイドにおいて、 前記固定部の軸方向両端部の各部材に各々穿設された軸
受嵌合孔に挿入され、前記可動部を摺動自在に支持する
略円筒状の軸受と、 前記軸方向両端部の各部材に各々形成され、前記軸受嵌
合孔から放射状に延出する雌螺子孔と、 前記雌螺子孔に螺入され、前記軸受嵌合孔内に挿入され
た前記軸受の外周面を、その軸芯方向へ押圧する調節螺
子と、 を具備することを特徴とする自動演奏ピアノのペダル駆
動用ソレノイド。 - 【請求項2】前記軸受は、その一部が切欠部によって分
断されており、外方からの押圧力により、該切欠部が接
離することによって、その内径寸法が変化することを特
徴とする請求項1記載の自動演奏ピアノのペダル駆動用
ソレノイド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8034189U JPH0733269Y2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | 自動演奏ピアノのペダル駆動用ソレノイド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8034189U JPH0733269Y2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | 自動演奏ピアノのペダル駆動用ソレノイド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0320396U JPH0320396U (ja) | 1991-02-27 |
| JPH0733269Y2 true JPH0733269Y2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=31625312
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8034189U Expired - Lifetime JPH0733269Y2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | 自動演奏ピアノのペダル駆動用ソレノイド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0733269Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-07-07 JP JP8034189U patent/JPH0733269Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0320396U (ja) | 1991-02-27 |
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