JPH07333784A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH07333784A
JPH07333784A JP12266694A JP12266694A JPH07333784A JP H07333784 A JPH07333784 A JP H07333784A JP 12266694 A JP12266694 A JP 12266694A JP 12266694 A JP12266694 A JP 12266694A JP H07333784 A JPH07333784 A JP H07333784A
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silver halide
ring
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JP12266694A
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Toru Harada
徹 原田
Naoki Arai
直樹 新井
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】残色を改良する。 【構成】式の染料を含有させる。(式中、Z1 、Z2
ベンゾ縮合環又はナフト縮合環を形成するに必要な非金
属原子群を、L4 、L5 は炭素数1〜4のアルキレン基
を、R1 、R2 は−CONH−A又は−SO2 NH−A
を、Aは−COR 7 又は−SO2 7 を、R7 はアルキ
ル基を、R3 〜R6 はアルキル基を、L1〜L3 はメチ
ン基を、M1 、M2 はアルカリ金属塩等を、Xはアニオ
ンを、nは1、2を表す。) 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は染色された親水性コロイ
ド層を有するハロゲン化銀写真感光材料に関し、さらに
詳しくは、赤外域に吸収を有し、写真材料中において安
定に存在し、写真化学的に不活性であると共に写真処理
過程において容易に脱色される染料を含有する親水性コ
ロイド層を有してなるハロゲン化銀写真感光材料に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化写真感光材料において、特定
の波長の光を吸収させる目的で、写真乳剤層またはその
他の層を着色することがしばしば行われる。写真乳剤層
に入射すべき光の分光組成を制御することが必要なと
き、写真感光上の写真乳剤層よりも支持体から遠い側に
着色層が設けられる。このような着色層はフィルター層
と呼ばれる。重層カラー感光材料のごとく写真乳剤層が
複数ある場合にはフィルター層がそれらの中間に位置す
ることもある。
【0003】写真乳剤層を通過する際あるいは透過後に
散乱された光が、乳剤層と支持体の境界、あるいは乳剤
層と反対側の感光材料の表面で反射されて再び写真乳剤
層中に入射することにもとづく画像のボケ、すなわちハ
レーションを防止することを目的として、写真乳剤層と
支持体の間、あるいは支持体と写真乳剤層とは反対の面
に着色層を設けることが行われる。このような着色層は
ハレーション防止層と呼ばれる。重層カラー感光材料の
場合には、各層の中間にハレーション防止層が置かれる
こともある。写真乳剤層中での光の散乱にもとづく画像
鮮鋭度の低下(この現象は一般にイラジェーションと呼
ばれている)を防止するために、写真乳剤層を着色する
ことも行われる。
【0004】これらの着色すべき層は、親水性コロイド
からなる場合が多く、従ってその着色のためには通常、
水溶性染料を層中に含有させる。この染料は下記のよう
な条件を満足することが必要である。 (1)使用目的に応じた適正な分光吸収を有すること。 (2)写真化学的に不活性であること。つまりハロゲン
化銀写真乳剤層の性能に化学的な意味での悪影響、例え
ば感度の低下、潜像退行、あるいはカブリを与えないこ
と。 (3)写真処理過程において脱色されるか、溶解除去さ
れて、処理後の写真感光材料上に有害な着色を残さない
こと。 (4)溶液中あるいは写真材料中での経時安定性に優れ
ること。
【0005】このような条件を満足するものとして、従
来可視光または紫外線を吸収する多くの染料が公知であ
り、これらの700nm以下の波長に増感された従来の
写真要素において像改良目的のために適している。特
に、ベンジリデン、トリアリールメタン及びオキソノー
ル染料はこれらに関連して広く用いられている。一方、
近年赤外波長に増感された記録材料、例えば近赤外レー
ザーの出力を記録する記録材料としての写真感光材料用
にスペクトルの赤外領域で吸収するハレーション防止及
びイラジェーション防止染料の開発が要望されている。
【0006】例えば、このような写真感光材料の露光方
法の一つに原図を走査し、その画像信号に基づいてハロ
ゲン化銀写真感光材料上に露光を行い、原図の画像に対
応するネガ画像もしくはポジ画像を形成するいわゆるス
キャナー方式による画像形成方法が知られている。この
方法においてスキャナー方式の記録用光源として、半導
体レーザーが最も好ましく使われている。この半導体レ
ーザーは、小型で安価、しかも変調が容易であり、他の
He−Neレーザー、アルゴンレーザーなどよりも長寿
命でかつ赤外域に発光するため、赤外域に感光性を有す
る感光材料を用いると、明るいセーフライトが使用でき
るため、取り扱い作業性が良くなると言う利点を有して
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、スペクトルの
赤外域に吸収を有し前記した(1)(2)(3)および
(4)の条件、特に、最近では迅速処理化に伴い
(3)、(4)の条件を満たす適当な染料が無いために
赤外域に高い感光性を有し、かつ、ハレーションやイラ
ジェーションの防止された優れた感光材料が少なく、従
って、上記のごとく優れた性能を有する半導体レーザー
の特性を充分に生かすことが出来ないのが実状である。
今までに、前記の条件を満足する染料を見出すべく多く
の努力がなされ、多数の染料が提案されてきた。
【0008】例えば、特開昭62−123454号、特
開平1−147451号,EP568,022A号又は
US3,282,933号に記載のトリカルボシアニン
染料が知られている。しかしながら、前記の諸条件を全
て満足しうる染料は非常に少ないのが現状である。
【0009】本発明の目的は、前記した(1)(2)
(3)および(4)の条件を満たす染料を開発すること
である。特に、保存中に安定で現像処理後の残色が少な
い赤外感光性のハロゲン化銀写真感光材料を提供するこ
とである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は下記一般
式〔I〕で表される染料の少なくとも一種を含有するハ
ロゲン化銀写真感光材料によって達成されることがわか
った。
【0011】
【化2】
【0012】式中、Z1 及びZ2 はそれぞれベンゾ縮合
環又はナフト縮合環を形成するに必要な非金属原子群を
表わす。L4 及びL5 はそれぞれ炭素数1〜4のアルキ
レン基を表わす。R1 及びR2 はそれぞれ−CONH−
A又は−SO2 NH−Aを表し、Aは−COR7 又は−
SO2 7 を表し、R7 はアルキル基を表す。R3 、R
4 、R5 及びR6 はそれぞれアルキル基を表し、R3
4 、R5 とR6 が互いに連結して環を形成してもよ
い。L1 、L2 及びL3 はそれぞれメチン基を表し、メ
チン基が互いに連結して5又は6員環を形成してもよ
い。M1 及びM2 はそれぞれアルカリ金属塩、アンモニ
ウム塩又はアニオンを表す。Xはアニオンを表し、nは
1または2を表す。染料が分子内塩を形成するときnは
1である。
【0013】一般式〔I〕について詳しく述べる。Z1
及びZ2 で表される非金属原子群によって形成されるベ
ンゾ縮合環またはナフト縮合環は、−SO3M1 、−SO3M2
で置換されるが、これらは複数個置換されていてもよ
い。
【0014】L4 及びL5 はそれぞれ炭素数1〜4のア
ルキレン基を表わし、メチレン、エチレン、1,3−プ
ロピレン、1,2−プロピレン、1,4−ブチレンが挙
げられる。L4 、L5 としては、好ましくは、炭素数1
〜2のアルキレン基(メチレン、エチレン)である。R
1 、R2 はそれぞれ−CONH−A又は−SO2 NH−
Aを表し、Aは−COR7 又は−SO2 7 を表す。R
1 、R2 は即ち、−CONHCOR7 、−CONHSO
2 7 、−SO2 NHCOR7 または−SO2 NHSO
2 7 を表わす。R7 はアルキル基を表わし、好ましく
は炭素数1〜3のアルキル基であり、特に好ましくはメ
チル基、エチル基である。
【0015】R3 ,R4 ,R5 及びR6 はそれぞれアル
キル基を表し、好ましくは炭素数1〜4のアルキル基で
あり、特に好ましくはメチル基、エチル基である。ま
た、R 3 とR4 ,R5 とR6 がお互いに連結して環(好
ましくは3〜6員飽和炭化水素環。例えば、シクロヘキ
サン)を形成してもよい。
【0016】L1 、L2 及びL3 で表されるメチン基
は、置換もしくは無置換のアルキル基(総炭素原子数と
しては、1〜8が好ましく、より好ましくは1〜5。例
えばメチル、エチル、3ーヒドロキシプロピル、ベンジ
ル、2ースルホエチルなど)、ハロゲン原子(例えば
F,Cl,Brなど)、置換もしくは無置換のアリール
基(総炭素原子数としては、6〜15が好ましく、より
好ましくは6〜8。例えばフェニル、4ークロロフェニ
ルなど)、置換もしくは無置換のアルコキシ基(総炭素
原子数としては、1〜8が好ましく、より好ましくは1
〜5。例えば、メトキシ、エトキシなど)、置換もしく
は無置換のフェノキシ基(総炭素原子数としては、好ま
しくは6〜8。例えば、4ースルホフェニルオキシ)、
置換アミノ基(総炭素原子数としては、好ましくは1〜
8。例えば、2−カルボキシエチルアミノ、4ースルホ
アニリノ、モルホリノ)、置換もしくは無置換のアルキ
ルチオ基(総炭素原子数としては、1〜8が好ましく、
より好ましくは1〜5。例えば、2ースルホエチルチ
オ、カルボキシメチルチオ)、置換もしくは無置換のア
リールチオ基(総炭素原子数としては、6〜15が好ま
しく、より好ましくは6〜10。2−カルボキシチオフ
ェノール、4−カルボキシチオフェノール)等で置換さ
れていてもよい。好ましくは、メソ位置換体である。ま
たメチン基の置換基同士が結合して3つのメチン基を含
む5若しくは6員環(例えば、シクロペンテン環、シク
ロヘキセン環、4、4ージメチルシクロヘキセン環な
ど)を形成してもよい。
【0017】M1 及びM2 はそれぞれアルカリ金属塩
(例えば、ナトリウム、カリウム)、アンモニウム塩
(例えば、トリエチルアンモニウム、トリブチルアンモ
ニウム、ピリジニウムなどの有機アンモニウム塩)又は
アニオンである。
【0018】Xで表されるアニオンとしては、ハロゲン
イオン(Cl,Br,I)、p−トルエンスルホン酸イ
オン、エチル硫酸イオン、PF6 - ,BF4 - ,ClO
4 -等が挙げられる。nは1または2を表し、染料が分
子内塩を形成するときは1である。
【0019】本発明においては、一般式〔I〕で表され
る染料が下記一般式〔I−1〕で表される場合に特に好
ましい。
【0020】
【化3】
【0021】式中、L41及びL51はそれぞれメチレン基
又はエチレン基を表わす。R11、R 21はそれぞれ−CO
NH−A1 又は−SO2 NH−A1 を表し、A1 は−C
OR 71又は−SO2 71を表し、R71は炭素数1〜3の
アルキル基を表す。L1 、L 2 、L3 、M1 、M2
X、nはいずれも一般式〔I〕におけるそれぞれと同義
である。
【0022】本発明の具体例を以下に示すが、本発明の
範囲はこれらに限定されるものではない。
【0023】
【化4】
【0024】
【化5】
【0025】
【化6】
【0026】
【化7】
【0027】本発明の化合物は、US3,282,93
3号,特開昭62ー123454,特開平6−4358
3号などを参考にして合成できる。
【0028】合成例 (化合物1の合成)N−ブロムアセチルメタンスルホン
アミド6.4g、5−スルホインドレニン4.8gおよ
びトリエチルアミン2.8mlの混合物を100℃から
120℃で5時間加熱した。反応終了後、メチルアルコ
ール100mlを加え、析出した4級塩を濾別した。
収量:2.6g m.p:250℃以上 上記で得た4級塩2g,メチルアルコール10ml及び
トリエチルアミン1.9mlの混合物に、グルタコンア
ルデヒドジアニール塩酸塩1gついで、無水酢酸1ml
を加え、室温で一時間攪拌した。反応終了後、酢酸カリ
ウム2gを加え、析出した結晶を濾別した後、水/メチ
ルアルコール=1/1から再結晶を行った。収量:1g
m.p.:250℃以上 λmax 743.6nm ε:2.16
×105 (H 2O) 他の化合物も同様に合成できる。
【0029】本発明の一般式〔I〕で表される染料(以
下、本発明の染料)は適当な溶媒〔例えば水、アルコー
ル(例えばメタノール、エタノールなど)メチルセロゾ
ブル、など、あるいはこれらの混合溶媒〕に溶解して、
或いは水性分解物として好ましくは、感光性または非感
光性の親水性コロイド層用塗布液中に添加される。これ
らの染料は2種以上組合せて用いることもできる。本発
明の染料の使用量は、一般に感光材料1m2 あたり10
-3g〜2.5g、特に10-3g〜1.0gの範囲に好ま
しい量を見出すことができる。
【0030】本発明の染料は特にイラジェーション防止
の目的に有効であり、この目的で用いる場合は主として
乳剤層に添加される。本発明の染料は、またハレーショ
ン防止のための染料としても特に有効であり、この場合
は支持体裏面あるいは支持体と乳剤層の間の層に添加さ
れる。本発明の染料はフィルター染料としても有利に用
いることができる。
【0031】本発明では、一般式〔I〕で表される染料
は好ましくはバインダーと一緒に用いる。バインダーと
して使用される親水性コロイド材料には、ゼラチン、ゼ
ラチン代替品、コロジオン、アラビアゴム、カルボキシ
ル化セルロースのアルキルエステル、ヒドロキシエチル
セルロース、カルボキシメチルヒドロキシエチルセルロ
ースのようなセルロースエステル誘導体、1960年8
月16日発行のクラビーア(Clavier) らの米国特許第
2,949,442号明細書に記載されている両性コポ
リマーのような合成樹脂、ポリビニルアルコールおよび
その他の当業界に周知の材料がある。高分子ゼラチン代
替品の例には、アリルアミンとメタクリル酸とのコポリ
マー、アリルアミンとアクリル酸とアクリルアミドのコ
ポリマー、アリルアミンとメタクリル酸と酢酸ビニルと
の加水分解コポリマー、アリルアミンとアクリル酸とス
チレンとのコポリマー、アリルアミンとメタクリル酸と
アクリロニトリルとのコポリマーなどがある。
【0032】本発明の感光材料としてはハロゲン化銀黒
白写真感光材料の他ハロゲン化銀カラー写真感光材料も
挙げることができる。本発明に用いられるハロゲン化銀
乳剤は、いかなるハロゲン化銀組成であってもよいが、
感度の観点から、塩化銀が0モル%以上50モル%以下
ものが好ましく、塩化銀が0モル%以上50モル%以下
の臭化銀、塩臭化銀、沃塩臭化銀等が挙げられる。特に
塩化銀の含量率5モル%以上40モル%以下の塩臭化銀
であることが好ましい。
【0033】その他、本発明に用いられるハロゲン化銀
乳剤、写真乳剤、増感剤、増感色素、カブリ防止剤、染
料、その他の添加物、現像のための各種処理液、自動現
像機などについては、特開平5−313305号公報(1
3)頁24欄50行目〜(19)頁36欄16行目及び特開平3−13
937号公報(8) 頁右上欄1行目〜(14)頁左下欄9行目
の記載などが適用される。中でも本発明の感光材料がカ
ラー感光材料である場合には特開平2−285345号
明細書第100頁〜第129頁に記載のシアン、マゼン
タ、イエローカプラーが好ましい。またカプラーの分散
媒、分散方法は、特開平2−285345号明細書第1
29頁〜132頁が適用される。また、カラー感光材料
の処理については特開平2−285345号明細書第1
44頁8行〜第168頁11行の記載が適用される。さ
らに走査露光光源等については特開平2−285345
号明細書第168頁12行〜第170頁9行の記載が適
用される。カラー感光材料の層構成などは特開平2−2
85345号明細書第171頁1行〜第172頁の記載
が適用される。
【0034】本発明の感光材料は全処理時間が10秒〜
60秒である自動現像機による迅速現像処理にすぐれた
性能を示す。本発明の迅速現像処理において、現像、定
着の温度および時間は約25℃〜50℃で各々25秒以
下であるが、好ましくは30℃〜40℃で4秒〜15秒
である。以下、本発明を実施例によって具体的に説明す
るが、本発明がこれらに限定されるものではない。
【0035】
【実施例】
実施例1 1.ハロゲン化銀乳剤の調製 H2 O 850mlにゼラチン34gを溶解し、65℃に
加温された容器に塩化ナトリウム1.7g、臭化カリウ
ム0.1g、および下記化合物(A)
【0036】
【化8】
【0037】を70mg入れた後、170gの硝酸銀を含
む水溶液500mlと、イリジウムと完成ハロゲン化銀モ
ル比が5×10-7となるようなヘキサクロロイリジウム
(III)酸カリウムさらに塩化ナトリウム12g及び臭化
カリウム98gを含む水溶液500mlとをダブルジェッ
ト法により添加して、平均粒子サイズが0.35μmの
立方体単分散塩臭化銀粒子を調製した。この乳剤を脱塩
処理後、ゼラチン50gを加え、pH6.5、pAg
8.1に合わせてチオ硫酸ナトリウム2.5mgと塩化金
酸5mgを加えて、65℃で化学増感を施した後、4−ヒ
ドロキシ−6−メチル−1,3,3a,7−テトラザイ
ンデン0.2gを加え、急冷固化した(乳剤A)。次に
上記ゼラチン溶液の加温を40℃とした以外は乳剤Aと
同様にして0.3μmの立方体単分散塩臭化銀粒子を調
製し、脱塩処理後、ゼラチン50gを加え、pH6.5、
pAg 8.1に合わせた。この乳剤にチオ硫酸ナトリウム
2.5mgと塩化金5mgを加えて、65℃で化学増感後、
4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,7−テト
ラザインデン0.2gを加え、急冷固化し乳剤Bを調整
した。
【0038】2.乳剤塗布液の調製 乳剤(A)と(B)を重量比1:1で混合し、ハロゲン
化銀1モル当り下記添加剤を加え乳剤塗布液とした。
【0039】 (乳剤塗布液処方) イ.分光増感色素〔2〕 1.0×10-4モル ロ.強色増感剤〔3〕 0.7×10-3モル ハ.保存性改良剤〔4〕 1×10-3モル ニ.ポリアクリルアミド(分子量4万) 7.5g ホ.デキストラン 7.5g ヘ.トリメチロールプロパン 1.6g ト.ポリスチレンスルホン酸Na 1.2g チ.ポリ(エチルアクリレート/メタクリル酸)のラ テックス 12g リ.N,N′−エチレンビス−(ビニルスルフォンア セトアミド) 3.0g ヌ.1−フェニル−5−メルカプト−テトラゾール 50mg
【0040】分光増感色素〔2〕
【0041】
【化9】
【0042】強色増感剤〔3〕
【0043】
【化10】
【0044】保存性改良剤〔4〕
【0045】
【化11】
【0046】3.乳剤層の表面保護層塗布液の調製 容器を40℃に加温し、下記に示す処方で添加剤を加え
て塗布液とした。 (乳剤層の表面保護層塗布液処方)
【0047】 イ.ゼラチン 100g ニ.ポリアクリルアミド(分子量4万) 12g ハ.ポリスチレンスルホン酸ソーダ(分子量60万) 0.6g ニ、N,N′−エチレンビス−(ビニルスルフォンア セトアミド) 2.2g ホ.ポリメチルメタクリレート微粒子(平均粒子サイ ズ2.0μm) 2.7g ヘ.t−オクチルフェノキシエトキシエタンスルフォ ン酸ナトリウム 1.8g ト.C1633O−(CH2 CH2 O)10 −H 4.0g チ.ポリアクリル酸ソーダ 6.0g リ.C8 17SO3 K 70mg ヌ.C8F17SO2N(C3H7)(CH2CH2O)4(CH2)4 −SO3Na 70mg ル.NaOH(1N) 6ml ヲ.メタノール 90ml ワ.化合物〔5〕 0.06g
【0048】
【化12】
【0049】4.バック層塗布液の調製 容器を40℃に加温し、下記に示す処方で添加剤を加え
てバック層塗布液とした。
【0050】 (バック層塗布液処方) イ.ゼラチン 100g ロ.染料〔A〕 4.2g ハ.ポリスチレンスルフォン酸ソーダ 1.2g ニ.ポリ(エチルアクリレート/メタクリル酸)ラテ ックス 5g ホ.N,N′−エチレンビス−(ビニルスルフォンア セトアミド) 4.8g ヘ.化合物〔5〕 0.06g ト.染料1 0.3g チ.染料2 0.05g リ.コロイダルシリカ 15g
【0051】比較染料〔A〕
【0052】
【化13】
【0053】染料1
【0054】
【化14】
【0055】染料2
【0056】
【化15】
【0057】5.バックの表面保護層塗布液の調製 容器を40℃に加温し、下記に示す処方で添加剤を加え
て塗布液とした。 (バックの表面保護層塗布液処方)
【0058】 イ.ゼラチン 100g ロ.ポリスチレンスルフォン酸ソーダ 0.5g ハ.N,N′−エチレンビス−(ビニルスルフォンア セトアミド) 1.9g ニ.ポリメチルメタクリレート微粒子(平均粒子サイ ズ4.0μm) 4g ホ.t−オクチルフェノキシエトキシエタンスルフォ ン酸ナトリウム 2.0g ヘ.NaOH(1N) 6ml ト.ポリアクリル酸ソーダ 2.4g チ.C1633O−(CH2 CH2 O)10 −H 4.0g リ.C8 17SO3 K 70mg ヌ.C8F17SO2N(C3H7)(CH2CH2O)4(CH2)4 −SO3Na 70mg ル.メタノール 150ml ヲ.化合物〔5〕 0.06g
【0059】6.写真材料の作成 前述のバック層塗布液をバック層の表面保護層塗布液と
ともにポリエチレンテレフタレート支持体の側に、ゼラ
チン総塗布量が3g/m2となるように塗布した。これに
続いて支持体の反対の側に前述の乳剤塗布液と表面保護
層塗布液とを、塗布Ag量が2.3g/m2でかつ表面保
護層のゼラチン塗布量が1g/m2となるように塗布した
(写真材料1)。
【0060】さらに、染料〔A〕の代わりに比較染料
〔B〕、〔C〕、〔D〕および本発明の染料(1)、
(4)、(6)、(9)を同量用いた以外は全く同様に
して写真材料2〜7を作成した。比較染料〔B〕は、特
開平1−147451号、比較染料〔C〕は、欧州特許
公開第568,022A1号、比較染料〔D〕は、米国
特許第3,282,933号に記載の染料である。
【0061】
【化16】
【0062】7.保存安定性の評価 上記の方法で作成した表1に示す感光材料を湿度70
%、50℃で10日間放置した後、反射スペクトルを測
定し、各染料の吸収極大波長における光吸収率の変化率
(50℃、70%RHに放置後の吸収率/50℃、70
%RHに放置前の吸収率)求め残存率として表1に示し
た。
【0063】8.脱色性の評価 表1に示す感光材料に、下記の画像形成処理を施し、白
地部分の反射スペクトルを測定した。画像形成処理前後
の染料の吸収極大の染料の吸収極大の光吸収率を比べて
染料の残色率を算出し、表1に示した。
【0064】写真材料1〜7を25℃60%の温湿度に
保って塗布後7日放置し、室温で830nmの半導体レ
ーザーを用いて10-7秒のスキャニング露光を行ないロ
ーラー搬送型自動現像機を用いて、下記現像液〔I〕、
定着液〔I〕にて現像処理した。現像時間は7秒、定着
は7秒、水洗は4秒、水切り・乾燥は11秒である。こ
の時、搬送スピードは3000mm/分であった。
【0065】 現像液〔I〕組成 水酸化カリウム 29g 亜硫酸ナトリウム 31g 亜硫酸カリウム 44g エチレントリアミン四酢酸 1.7g 硼酸 1g ハイドロキノン 30g ジエチレングリコール 29g 1−フェニル−3−ピラゾリドン 1.5g グルタールアルデヒド 4.9g 5−メチルベンゾトリアゾール 60mg 5−ニトロインダゾール 0.25g 臭化カリウム 7.9g 酢酸 18g 水を加えて 1000ml pH 10.3
【0066】 定着液〔I〕組成 チオ硫酸アンモニウム 140g 亜硫酸ナトリウム 15g エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム・二水塩 20mg 水酸化ナトリウム 7g 硫酸アルミニウム 10g 硼酸 10g 硫酸 3.9g 酢酸 15g 水を加えて 1000ml pH 4.30 得られた結果を表1に示す。
【0067】
【表1】
【0068】表1の結果より、本発明の染料は安定性お
よび残色において有効であることが明らかである。
【0069】
【発明の効果】本発明の感光材料は、保存安定性が優れ
ていると同時に、画像形成処理後の残色が少ないことが
わかる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【化1】 式中、Z1 及びZ2 はそれぞれベンゾ縮合環又はナフト
縮合環を形成するに必要な非金属原子群を表わす。L4
及びL5 はそれぞれ炭素数1〜4のアルキレン基を表わ
す。R1 及びR2 はそれぞれ−CONH−A又は−SO
2 NH−Aを表し、Aは−COR7 又は−SO2 7
表し、R7 はアルキル基を表す。R3 、R4 、R5 及び
6 はそれぞれアルキル基を表し、R3 とR4 、R5
6 が互いに連結して環を形成してもよい。L1 、L2
及びL3 はそれぞれメチン基を表し、メチン基が互いに
連結して5又は6員環を形成してもよい。M1 及びM2
はそれぞれアルカリ金属塩、アンモニウム塩又は陰電荷
を表す。Xはアニオンを表し、nは1または2を表す。
染料が分子内塩を形成するときnは1である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】式中、Z1 及びZ2 はそれぞれベンゾ縮合
環又はナフト縮合環を形成するに必要な非金属原子群を
表わす。L4 及びL5 はそれぞれ炭素数1〜4のアルキ
レン基を表わす。R1 及びR2 はそれぞれ−CONH−
A又は−SO2 NH−Aを表し、Aは−COR7 又は−
SO2 7 を表し、R7 はアルキル基を表す。R3 、R
4 、R5 及びR6 はそれぞれアルキル基を表し、R3
4 、R5 とR6 が互いに連結して環を形成してもよ
い。L1 、L2 及びL3 はそれぞれメチン基を表し、メ
チン基が互いに連結して5又は6員環を形成してもよ
い。M1 及びM2 はそれぞれアルカリ金属塩、アンモニ
ウム塩又は陰電荷を表す。Xはアニオンを表し、nは1
または2を表す。染料が分子内塩を形成するときnは1
である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】L1 、L2 及びL3 で表されるメチン基
は、置換もしくは無置換のアルキル基(総炭素原子数と
しては、1〜8が好ましく、より好ましくは1〜5。例
えばメチル、エチル、3ーヒドロキシプロピル、ベンジ
ル、2ースルホエチルなど)、ハロゲン原子(例えば
F,Cl,Brなど)、置換もしくは無置換のアリール
基(総炭素原子数としては、6〜15が好ましく、より
好ましくは6〜8。例えばフェニル、4ークロロフェニ
ルなど)、置換もしくは無置換のアルコキシ基(総炭素
原子数としては、1〜8が好ましく、より好ましくは1
〜5。例えば、メトキシ、エトキシなど)、置換もしく
は無置換のフェノキシ基(総炭素原子数としては、好ま
しくは6〜8。例えば、4ースルホフェニルオキシ)、
置換アミノ基(総炭素原子数としては、好ましくは1〜
8。例えば、2−カルボキシエチルアミノ、4ースルホ
アニリノ、モルホリノ)、置換もしくは無置換のアルキ
ルチオ基(総炭素原子数としては、1〜8が好ましく、
より好ましくは1〜5。例えば、2ースルホエチルチ
オ、カルボキシメチルチオ)、置換もしくは無置換のア
リールチオ基(総炭素原子数としては、6〜15が好ま
しく、より好ましくは6〜10。2−カルボキシフェニ
ルチオ、4−カルボキシフェニルチオ)等で置換されて
いてもよい。好ましくは、メソ位置換体である。またメ
チン基の置換基同士が結合して3つのメチン基を含む5
若しくは6員環(例えば、シクロペンテン環、シクロヘ
キセン環、4、4ージメチルシクロヘキセン環など)を
形成してもよい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】M1 及びM2 はそれぞれアルカリ金属塩
(例えば、ナトリウム、カリウム)、アンモニウム塩
(例えば、トリエチルアンモニウム、トリブチルアンモ
ニウム、ピリジニウムなどの有機アンモニウム塩)又は
陰電荷である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式〔I〕で表される染料の少な
    くとも一種を含有する親水性コロイド層を有することを
    特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。 【化1】 式中、Z1 及びZ2 はそれぞれベンゾ縮合環又はナフト
    縮合環を形成するに必要な非金属原子群を表わす。L4
    及びL5 はそれぞれ炭素数1〜4のアルキレン基を表わ
    す。R1 及びR2 はそれぞれ−CONH−A又は−SO
    2 NH−Aを表し、Aは−COR7 又は−SO2 7
    表し、R7 はアルキル基を表す。R3 、R4 、R5 及び
    6 はそれぞれアルキル基を表し、R3 とR4 、R5
    6 が互いに連結して環を形成してもよい。L1 、L2
    及びL3 はそれぞれメチン基を表し、メチン基が互いに
    連結して5又は6員環を形成してもよい。M1 及びM2
    はそれぞれアルカリ金属塩、アンモニウム塩又はアニオ
    ンを表す。Xはアニオンを表し、nは1または2を表
    す。染料が分子内塩を形成するときnは1である。
JP12266694A 1994-06-03 1994-06-03 ハロゲン化銀写真感光材料 Pending JPH07333784A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5936086A (en) * 1995-12-14 1999-08-10 Agfa-Gevaert, N.V. Classes of non-sensitizing infra-red dyes for use in photosensitive elements

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5936086A (en) * 1995-12-14 1999-08-10 Agfa-Gevaert, N.V. Classes of non-sensitizing infra-red dyes for use in photosensitive elements

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