JPH0733426B2 - 硬質ポリウレタンフォ−ムの製造方法 - Google Patents

硬質ポリウレタンフォ−ムの製造方法

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JPH0733426B2
JPH0733426B2 JP62189991A JP18999187A JPH0733426B2 JP H0733426 B2 JPH0733426 B2 JP H0733426B2 JP 62189991 A JP62189991 A JP 62189991A JP 18999187 A JP18999187 A JP 18999187A JP H0733426 B2 JPH0733426 B2 JP H0733426B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、極めて低い熱伝導率及び低密度を有する硬質
ポリウレタンフォームを発泡工程後短かい脱型時間で製
造する方法及びこのようにして得られた硬質ポリウレタ
ンフォームに関する。
〔従来の技術〕
硬質ポリウレタンフォームは通常ポリオール成分とイソ
シアネート成分とを、発泡剤、反応触媒および整泡剤の
存在下において反応させることにより得られる。一般に
硬質ポリウレタンフォームは断熱特性が優れていること
から各種断熱材として広く用いられているが成形性や発
泡の均一性等に種々の問題があり、これらの改良が色々
提案されている。
例えば、特開昭58−134108号は、断熱性の向上した硬質
ポリウレタンフォームを成形性良く製造するために、芳
香族アミン系ポリオールに1級水酸基の割合が高くかつ
低粘度の希釈用ポリオール、例えば多価アルコールにエ
チレンオキシドを付加して得られる分子量600以下のポ
リオールを混合したポリオールを使用することを提案し
ている。また特開昭58−134109号は、低密度化硬質ウレ
タンフォームの気泡の大きさの均一性を高めて断熱性を
向上させるために末端をエチレンオキシドでキャップし
た芳香族ポリオールをポリオール成分の一成分として使
用することを提案している。しかし、上記2件の特開昭
の方法により得られる硬質ポリウレタンフォームの熱伝
導率は13.6−13.9×10-3kcal/m・hr・℃と比較的大き
く、例えば冷蔵庫用断熱材としては不十分である。
冷蔵庫用の断熱材としては熱伝導率が12.5×10-3kcal/m
・hr・℃以下、さらに好ましくは12.0×10-3〜11.0×10
-3kcal/m・hr・℃のものが望まれ、かつ低密度でまた発
泡工程後における脱型時間の短いもの、例えば好ましく
は5.5分以下、更に好ましくは5分以下であることが望
まれている。
このような要求に応えるためヨーロッパ特許91828号
は、ポリオール成分として(1)4官能のトリレンジア
ミン系ポリオール、(2)2官能のプロピレン系ポリオ
ール、(3)8官能のシュークローズ系ポリオール及び
(4)3官能のジエタノールアミン系ポリオールからな
るポリオール混合物を使用する方法を提案している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この方法により得られる硬質ポリウレタンフォームは平
均気泡径が0.3〜0.5mm、フォーム密度(パネル発泡密
度)が28〜30kg/m3と低く、脱型時間が4分と非常に短
かく優れているものの熱伝導率が13.0〜15.0×10-3kcal
/m・hr・℃とやや高く、熱伝導率の改良の点で不十分で
あった。
一方特開昭62−81414号の方法によれば、トリレンジア
ミン系ポリオールをベースに、ビスフェノール系、メチ
ルグルコサイド系ポリオールを導入し、さらにシューク
ローズ系、ジエタノールアミン系を追加することで平均
気泡径を0.1〜0.2mmに微細化し、熱伝導率11.0〜12.0×
10-3kcal/m・hr・℃の硬質ポリウレタンフォームを得て
いる。この方法によれば熱伝導率は著しく改良されてい
るもののフォームの骨格強度が弱くなったり、気泡密度
を微細化したためフォーム密度(パネル発泡密度)が33
〜36kg/m3(EP91,828に比べ10〜20%増加)と大きくな
り、かつ脱型時間も6分以上必要である等の不利な点も
あった。
従って極めて低い熱伝導率及び低密度を有する硬質ポリ
ウレタンフォームを短い脱型時間で製造することが、特
に冷蔵庫用断熱材等の分野で久しく望まれている。
本発明の目的は、極めて低い熱伝導率及び低密度を有す
る硬質ポリウレタンフォームを短い脱型時間で製造する
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、ポリオール成分とイソシアネート成分とを発
泡剤、反応触媒および整泡剤の存在下において反応させ
る硬質ポリウレタンフォームの製造方法において、上記
ポリオール成分として (a)トリレンジアミンにプロピレンオキシド及びエチ
レンオキシドを付加して得られるポリオール 48〜52重
量%、 (b)ビスフェノールにエチレンオキシドを付加して得
られるポリオール 10〜40重量%、 (c)トリメチロールプロパンにプロピレンオキシドを
付加して得られるポリオール 13〜17重量%、 (d)シュークローズにプロピレンオキシドを付加して
得られるポリオール 9〜13重量%、及び (e)ジエタノールアミンにプロピレンオキシド及びエ
チレンオキシドを付加して得られるポリオール 10〜14
重量%、 のポリオール混合物で、かつそのポリオール混合物の平
均OH価が440〜470であるものを使用することを特徴とす
る硬質ポリウレタンフォームの製造方法を提供する。
本発明は更に上記の方法により製造された硬質ウレタン
フォームを提供する。
本発明は更に上記の方法に使用する硬質ウレタンフォー
ム形成用組成物を提供する。
本発明は更に上記の方法により製造された硬質ウレタン
フォームを冷蔵庫に使用する方法を提供する。
〔実施例〕
本発明はポリオール成分として特殊な組成の混合ポリオ
ール組成物を使用することを特徴とする。このような混
合ポリオール組成物を使用することにより、発泡工程後
の脱型時間が5分以下、好ましくは4.5分以下と短縮で
き、また得られる硬質ウレタンフォームの密度もパネル
発泡密度で通常のフォーム並の密度即ち、33kg/m3
下、好ましくは28〜31kg/m3と低密度にできると共に、
流動性も大巾に改善でき(パネル発泡密度と自由発泡密
度の差を約10kg/m3以下、好ましくは8kg/m3以下にする
ことができる)、かつ熱伝導率を12.5×10-3kcal/m・hr
・℃以下、好ましくは12.0×10-3〜11.0×10-3kcal/m・
hr・℃に保つことができる。
本発明において使用する混合ポリオール組成物は次の成
分から成り、 (a)トリレンジアミンにプロピレンオキシド及びエチ
レンオキシドを付加して得られるポリオール 48〜52重
量%、 (b)ビスフェノールにエチレンオキシドを付加して得
られるポリオール 10〜40重量%、 (c)トリメチロールプロパンにプロピレンオキシドを
付加して得られるポリオール 13〜17重量%、 (d)シュークローズにプロピレンオキシドを付加して
得られるポリオール 9〜13重量%、及び (e)ジエタノールアミンにプロピレンオキシド及びエ
チレンオキシドを付加して得られるポリオール 10〜14
重量%、かつこの組成物の平均OH価が440〜470のもので
なければならない。
上記の混合ポリオール組成物において、(a)成分は熱
伝導率の低下に最も有効であり、(b)成分は気泡の微
細化に効果があり、(c)成分はフォームを低密度化し
た場合の気泡の微細化や寸法安定性の向上に効果があ
り、(d)成分は脱型性の改善に効果があり、そして
(e)成分は流動性の改善に効果が、それぞれあるもの
と考えられる。各成分が上記の配合割合をはずれたので
は本発明の目的は達成されない。また、混合ポリオール
組成物のOH価は440を下まわると寸法安定性が低下し、4
70を越えるとフライアビリティが発生しやすく、いずれ
も生産上の不良原因となるのでOH価の440〜470が安定し
た硬質ポリウレタンフォームを製造する上で必要であ
る。
フォーム密度、熱伝導率及び脱型時間を考慮した場合、
次のポリオール組成物が最も好ましい。
(a)トリレンジアミンにプロピレンオキシド及びエチ
レンオキシドを付加して得られるポリオール 50重量
%、 (b)ビスフェノールにエチレンオキシドを付加して得
られるポリオール 12重量%、 (c)トリメチロールプロパンにプロピレンオキシドを
付加して得られるポリオール 15重量%、 (d)シュークローズにプロピレンオキシドを付加して
得られるポリオール 11重量%、 (e)ジエタノールアミンにプロピレンオキシド及びエ
チレンオキシドを付加して得られるポリオール 12重量
%、 組成物の平均OH価450 ポリオール成分と反応させるイソシアネート成分として
は、芳香族、脂肪族、脂環族、その他のポリイソシアネ
ートを使用しうるが、特に芳香族ポリイソシアネートが
好ましい。芳香族ポリイソシアネートとしては、トリレ
ンジイソシアネート(TDI)、ジフェニルメタンジイソ
シアネート(MDI)、ポリメチレンポリフェニルイソシ
アネート(PAPI)、ナフタレンジイソシアネート、キシ
リレンジイソシアネート、ジアニシジンジイソシアネー
トなどがある。非芳香族ポリイソシアネートとしては、
たとえばヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロン
ジイソシアネート、メチレン−ビス(シクロヘキシルイ
ソシアネート)などがある。好ましいものは、24−トリ
レンジイソシアネートと26−トリレンジイソシアネート
の混合物、44′−ジフェニルメタンジイソシアネート、
平均官能基数22〜40のポリメチレンポリフェニルイソシ
アネートシュークローズ系トリレンジイソシアネートプ
レポリマーなどの芳香族ポリイソシアネートである。こ
れらのポリイソシアネートは種々の方法や化合物で変性
されたいわゆる変性ポリイソシアネートであってもよ
い。
また、イソシアネート成分として、ポリメチレンポリフ
ェニルジイソシアネートにシュークローズ系トリレンジ
イソシアネートプレポリマーを好しくは30〜70重量%、
更に好ましくは45〜50重量%混合したものを使用すれ
ば、脱型性を低下させることなく流動性を向上でき、さ
らにフォームの骨格強度が向上し低密度化した場合の寸
法安定性を著るしく改善するので好ましい。また、なお
イソシアネート成分のNCO%は好ましくは30〜36%、更
に好ましくは32〜34%のものが寸法安定性と流動性のバ
ランスの点から良い。
またポリオール成分とイソシアネート成分の反応比率イ
ソシアネートのNCOとポリオールのOHの比、NCO/OHで1.0
0−1.20が好ましく、NCO/OH=1.10が更に好ましい。
硬質ポリウレタンフォームは上記ポリオール成分とイソ
シアネート成分を基本原料として、発泡剤と反応触媒及
び整泡剤の存在下に反応を行って得られる。
発泡剤としては、水、水と炭酸ガス又は炭酸ガスを発生
させる化合物の組合せ、フルオロカーボン系発泡剤が使
用されることが多いが、空気等の不活性ガスが使用され
る場合もある。フルオロカーボン系発泡剤としては、た
とえばトリクロロモフルオロメタン、ジクロロジフルオ
ロメタン、トリクロロトリフルオロエタン、ジクロロテ
トラクロロエタン等が好ましく使用できる。発泡剤とし
てフルオロカーボン系発泡剤を使用する場合は、ポリオ
ール成分100重量部に対して好ましくは20重量部以上、
更に好ましくは30〜60重量部が使用される。
本発明に用いられる反応触媒として、例えばテトラメチ
ルヘキサメチレンジアミン、ジメチルアミノオキサデカ
ン等を代表とする反応触媒が考えられる。
特にトリエチレンジアミンの33%ジプロピレングリコー
ル液+トリメチルアミノエチルピペラジン+ビス−2−
ジメチルアミノエチルエーテルのエチレングリコール液
+ギ酸系の混合触媒を用いると、さらに流動性及び脱型
性が向上し本発明の効果を最大限に発揮することができ
るので好ましい。
整泡剤としては通常用いられる有機シリコーン系化合
物、フッ素系昇面活性剤などが使用できる。例えば式 但し、Z1はCH3又は−(CH2)a−(OC2H4)b−(OC
3H6)c−OCH3;Z2は−(CH2)a−(OC2H4)b−(OC3H
6)c−OCH3;aは整数の3,bは整数の15〜25,及びCは整
数の5〜15;xは整数の0〜7,yは整数の0〜17,で表わさ
れるポリアルキレングリコールシリコーンブロック共重
合体が使用できる。なかでもZ1及びZ2が共に−(CH2
−(OC2H420−(OC3H6−OCH3であり、xが2−
4、そしてyが12−14の場合、特に好ましい。
整泡剤はポリオール成分100重量部に対し、好ましくは
0.1〜5重量部使用される。
硬質ポリウレタンフォーム製造用組成物は、更に必要に
応じて通常用いられる難燃剤、充填剤、強化繊維、着色
剤等の添加剤を含んでいてもよい。
硬質ポリウレタンフォームはワンショット法、準プレポ
リマー法、プレポリマー法、スプレー法、その他種々の
方法によって製造できる。中でもワンショット法が好ま
しく用いられる。
また発泡は当業界で用いる通常の発泡機で行なえば良
く、例えばプラマート社製Pu−30型発泡機等が用いられ
る。発泡条件は発泡機の種類により多少異なるが、通常
は液温18〜24℃、吐出圧力80〜120kg/cm2、吐出量15〜3
0kg/min、型温35〜45℃が好ましく、更に好ましくは液
温20℃、吐出圧力100kg/cm2、吐出量25kg/min、型温40
℃である。
このようにして得られた硬質ポリウレタンフォームは密
度を低く保ちながら熱伝導率が12.5×10-3kcal/m・hr・
℃以下、特に12.0−11.0×10-3kcal/m・hr・℃と極めて
低く、また発泡操作における脱型時間が5.5分以下、特
に5分以下と短いため冷蔵庫用の断熱材として極めて優
れている。本発明の硬質ポリウレタンフォームさらにそ
の他の電気機械器具、建築構造物や車輌、等の断熱材あ
るいは断熱性成形品として有効に使用できる。
本発明を実施例により詳細に説明するが、特にことわり
のない限り「部」及び「%」は重量による。
実施例1−5、比較例1−3 表1に示す平均OH価440〜470のポリオール成分100部
(但しPO=プロピレンオキシド、EO=エチレンオキシ
ド)、水0.5部(ただし比較例1では1.5部)、整泡剤と
して式(I)のポリアルキレングリコールシリコーンブ
ロック共重合体(但しZ1=CH3,x=3,y=13)(L−534
0,商品名、L−5430,日本ユニカー社製造)2部、イソ
シアネート成分として表1記載のもの(NCO/OH=1.1
0)、但し、ポリメチレンポリフェニルジイソシアネー
ト(NCO%=31)及びシュークローズ、トリレンジイソ
シアネートプレポリマー(NCO%=35)を表1に記載の
量使用、触媒としてトリエチレンジアミンの33%ジプロ
ピレングリコール液+トリメチルアミノエチルピペラジ
ン+ジメチルアミノオキサデカン系の混合触媒4部、発
泡剤としてトリクロロモノフロロメタン(R−11,商品
名、デュポン社製)をポリオール成分100部に対し43−4
6部使用し、発泡硬化させた。
結果を表1に示す。
なお表1において、各物性は次のようにして調べた。
自由発泡密度(a):内寸法200×200×200mm、材質ベ
ニア材の型の内で発泡を行なった場合の密度(kg/
m3)。
パネル発泡密度(b):内寸法400W×600L×35Tmmの材
質Alの型の内で型温40℃で発泡を行なった場合の密度
(kg/m3)。
流動性:上記した(b)−(a)の値 寸法安定性:450W×600L×35Tmmのパネルフォームを−20
℃で24時間放置したときの厚さ寸法の変化率 熱伝導率:200W×200L×50Tmmのパネルフォームをアナコ
ン社製アナコン88型を用い平均温度23.8℃で測定した。
脱型時間:注入開始から脱型するまでの時間を云う。
表1から明らかな如く、ビスフェノールにエチレンオキ
シドを付加して得られるポリオール及びトリメチロール
プロパンにプロピレンオキシドを付加して得られるポリ
オールを含まない比較例1においては脱型時間は4.5分
と優れているものの熱伝導率が13.5×10-3kcal/m・hr・
℃と高く、本発明の目的とする熱伝導率において劣る。
これに対しトリメチロールプロパンにプロピレンオキシ
ドを付加して得られるポリオールを含まないかわりにメ
チレングリコサイドにプロピレンオキシドを付加して得
られるポリオールを含む比較例2及び3においては熱伝
導率は11.5〜12.0×10-3kcal/m・hr・℃と向上している
ものの脱型時間が6〜5.5分と比較的長く好ましくな
い。
これに対して実施例1〜5においては熱伝導率がいずれ
も12×10-3kcal/m・hr・℃より低く、かつ脱型時間が5
分と優れている。更にパネル発泡密度においても32kg/m
3前後であり、低密度の条件も満している。更に実施例
3及び4におけるように、シュークローズトリレンジイ
ソシアネートプレポリマーを全イソシアネート成分中45
〜50%含む場合はパネル発泡密度も31.9〜32.0kg/m3
低下し、好ましい。
結局、実施例3に示すように、ポリオール成分としてト
リレンジアミンにPOとEOを付加させたポリオール50%、
ビスフェノールにEOを付加させたポリオール12%、トリ
メチロールプロパンにPOを付加させたポリオール15%、
シュークローズにPOを付加させたポリオール11%、ジエ
タノールアミンにPOとEOを付加させたポリオール12%の
混合物と、イソシアネート成分としてポリメチレンポリ
フェニルジイソシアネート55%、シュークローズトリレ
ンジイソシアネートプレポリマー45%の混合物との組合
せが流動性、寸法安定性、熱伝導率及び脱型性のバラン
スが最も良かった。
実施例6−13 ポリオールとして実施例3で使用した本発明の混合ポリ
オール100部、水0.5部、整泡剤として表2に示すポリア
ルキレングリコールシリコーンブロック共重合体2部、
触媒として(A)実施例1−5及び比較例1−3で使用
した触媒4部又は(B)トリエチレンジアミンの33%ジ
プロピレングリコール液+トリメチルアミノエチルピペ
ラジン+ビス−2−ジメチルアミノエチルエーテルのエ
チレングリコール液+ギ酸系の混合触媒3.5部、発泡剤
としてトリクロロフロロメタン(R−11)44〜46部及び
イソシアネートとして実施例4で使用した本発明の混合
イソシアネート成分(NCO/OH=1.10)の必要量からなる
硬質ポリウレタンフォーム原料に対し、整泡剤は表2に
示す分子量のものを使用して発泡硬化させた。その結果
を表2に示す。
表2の結果によれば、実施例7、8、11及び12に示すよ
うに、整泡剤としては、分子式 (式中、Z1及びZ2は−(CH2−(OC2H420−(OC3H
6−OCH3を示し、Meはメチル基を示す)で表わされ
るポリアルキレングリコールシリコーンブロック共重合
体のうち、1の数が2〜4、yの数が12〜14のものが熱
伝導率も11.6×10-3kcal/m・hr・℃以下となり、脱型時
間が4.5分以下となり、しかもパネル発泡密度が30.5kg/
m3以下と更に低下するので、実施例1−5より更に優れ
た効果が得られることがわかる。また触媒として表2に
示す混合触媒(B)を用いることで流動性がさらに向上
し、パネル発泡密度と自由発泡密度の差は7.4kg/m3とな
り、パネル発泡密度も30kg/m3以下となり、脱型時間も
4.5分以下となり、更に好しい効果が得られることがわ
かる。
以上実施例に示した如く前記ポリオール、イソシアネー
ト及び整泡剤の組合せで、極めて低い熱伝導率でかつ低
密度化と脱型時間を短縮した硬質ポリウレタンフォーム
を製造することができ、しかも従来と同等のフォーム物
性を満足することができることがわかる。
特に実施例7、8、11及び12によれば、自由発泡フォー
ムとパネル発泡フォームの密度差が小さくなり、従来の
フォームに比べはるかにすぐれた流動性を有しているた
め、実際の注入においては、よりその効果を発揮でき
る。
〔発明の効果〕
以上述べた如く本発明によれば、フォームの熱伝導率を
0.0125kcal/m・hr・℃以下更に好ましくは0.0110〜0.01
20kcal/m・hr・℃を維持しながら、従来の低熱伝導率フ
ォームに比べ10%以上の低密度化を図ることができる。
すなわち通常のフォーム(熱伝導率0.0135〜0.0150kcal
/mh℃)とほぼ同等の密度30kg/m3(パネル発泡密度)以
下の硬質ポリウレタンフォームを得ることができ、省エ
ネルギー化や断熱材の厚さを薄くした省スペース化の効
果をそのままいかしながら大幅なコスト低減を達成する
ことができる。さらに低密度化を図ることで単位体積当
りのウレタン発熱量が押さえられるので、発泡圧が小さ
くなり、脱型時間を短縮できる効果がある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリオール成分とイソシアネート成分とを
    発泡剤、反応触媒および整泡剤の存在下において反応さ
    せる硬質ポリウレタンフォームの製造方法において、上
    記ポリオール成分として (a)トリレンジアミンにプロピレンオキシド及びエチ
    レンオキシドを付加して得られるポリオール 48〜52重
    量%、 (b)ビスフェノールにエチレンオキシドを付加して得
    られるポリオール 10〜40重量%、 (c)トリメチロールプロパンにプロピレンオキシドを
    付加して得られるポリオール 13〜17重量%、 (d)シュークローズにプロピレンオキシドを付加して
    得られるポリオール 9〜13重量%、及び、 (e)ジエタノールアミンにプロピレンオキシド及びエ
    チレンオキシドを付加して得られるポリオール 10〜14
    重量% のポリオール混合物で、かつそのポリオール混合物の平
    均OH価が440〜470であるものを使用することを特徴とす
    る硬質ポリウレタンフォームの製造方法。
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JPS6436616A (en) 1989-02-07

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