JPH073343Y2 - 三相一括形開閉装置の検電装置 - Google Patents
三相一括形開閉装置の検電装置Info
- Publication number
- JPH073343Y2 JPH073343Y2 JP3149688U JP3149688U JPH073343Y2 JP H073343 Y2 JPH073343 Y2 JP H073343Y2 JP 3149688 U JP3149688 U JP 3149688U JP 3149688 U JP3149688 U JP 3149688U JP H073343 Y2 JPH073343 Y2 JP H073343Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- insulation distance
- phase
- conductor
- conductors
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、三相一括形のガス絶縁開閉装置(GIS)の
高電圧母線の対地電位を計測する検電装置、ことに電圧
検出用電極の構造に関する。
高電圧母線の対地電位を計測する検電装置、ことに電圧
検出用電極の構造に関する。
三相一括形のGIS,ことにその母線室においては、絶縁ガ
スを包蔵した接地された円筒状の密閉容器内に、三相高
圧母線導体を相間絶縁距離を保持して三角形配置したも
のが多く用いられる。このように構成されたGISの各相
高電圧導体それぞれの対地電位を測定する検電装置とし
ては、各相高電圧導体それぞれに所定の絶縁距離と静電
容量を保持して対向するよう密閉容器に絶縁支持された
対向電極を設け、この対向電極を分圧コンデンサを介し
て接地し、分圧コンデンサの端子電圧を例えばポッケル
ス素子を用いた光学式の電圧変換器(一般に光PTとよ
ぶ)を用いて計測する検電装置が知られている。
スを包蔵した接地された円筒状の密閉容器内に、三相高
圧母線導体を相間絶縁距離を保持して三角形配置したも
のが多く用いられる。このように構成されたGISの各相
高電圧導体それぞれの対地電位を測定する検電装置とし
ては、各相高電圧導体それぞれに所定の絶縁距離と静電
容量を保持して対向するよう密閉容器に絶縁支持された
対向電極を設け、この対向電極を分圧コンデンサを介し
て接地し、分圧コンデンサの端子電圧を例えばポッケル
ス素子を用いた光学式の電圧変換器(一般に光PTとよ
ぶ)を用いて計測する検電装置が知られている。
従来装置においては、対向電極はその対向する高電圧導
体に対して最も大きな静電容量を有するが、同時に他の
2相の高電圧導体に対しても静電容量(以下漂遊容量と
よぶ)を持つ、三相母線では各相の高電圧導体の対地電
位は互いに120°の位相差を持つので、対向電極で検出
される電位,すなわち分圧コンデンサの端子電圧は漂遊
容量を介して各相の対地電位の影響を受け、したがって
検出しようとする相の対地電位を正確に測定できないと
いう問題を生ずる。したがって、上述の検電装置は従
来、高電圧導体の対地電位の有無を検知する手段に止ま
り、各相高電圧導体の対地電位をそれぞれ例えば1%以
下の誤差で計測する計器用変成器としての機能を得るこ
とは困難であった。
体に対して最も大きな静電容量を有するが、同時に他の
2相の高電圧導体に対しても静電容量(以下漂遊容量と
よぶ)を持つ、三相母線では各相の高電圧導体の対地電
位は互いに120°の位相差を持つので、対向電極で検出
される電位,すなわち分圧コンデンサの端子電圧は漂遊
容量を介して各相の対地電位の影響を受け、したがって
検出しようとする相の対地電位を正確に測定できないと
いう問題を生ずる。したがって、上述の検電装置は従
来、高電圧導体の対地電位の有無を検知する手段に止ま
り、各相高電圧導体の対地電位をそれぞれ例えば1%以
下の誤差で計測する計器用変成器としての機能を得るこ
とは困難であった。
この考案の目的は、漂遊容量を低減することにより、各
相高電圧導体の対地電位の測定精度を向上することにあ
る。
相高電圧導体の対地電位の測定精度を向上することにあ
る。
上記課題を解決するために、この考案によれば、円筒状
の密閉容器内に三角形配置された三相高電圧導体の各相
対地電位を、高電圧導体それぞれに所定の絶縁距離と静
電容量とを保持して前記密閉容器に絶縁支持された対向
電極により検出し、静電容量分圧された電圧を計測する
ものにおいて、前記高電圧導体二つに対して前記所定の
絶縁距離とほぼ等しい絶縁距離を保持して三角形配置さ
れた筒状の接地導電体からなる遮へい電極を備えるもの
とする。
の密閉容器内に三角形配置された三相高電圧導体の各相
対地電位を、高電圧導体それぞれに所定の絶縁距離と静
電容量とを保持して前記密閉容器に絶縁支持された対向
電極により検出し、静電容量分圧された電圧を計測する
ものにおいて、前記高電圧導体二つに対して前記所定の
絶縁距離とほぼ等しい絶縁距離を保持して三角形配置さ
れた筒状の接地導電体からなる遮へい電極を備えるもの
とする。
上記手段において、三角形配置された高電圧導体の二つ
に対してほぼ等しい絶縁距離を保持して遮へい電極を三
角形配置したことにより、各相の高電圧導体と遮へい電
極との静電容量結合が密になり、逆に対向電極に対する
漂遊容量が減少するので、他相高電圧導体の対地電位の
影響が大幅に低減され、対向する高電圧導体の対地電位
を正確に測定できる。
に対してほぼ等しい絶縁距離を保持して遮へい電極を三
角形配置したことにより、各相の高電圧導体と遮へい電
極との静電容量結合が密になり、逆に対向電極に対する
漂遊容量が減少するので、他相高電圧導体の対地電位の
影響が大幅に低減され、対向する高電圧導体の対地電位
を正確に測定できる。
以下この考案を実施例に基づいて説明する。
第1図はこの考案の実施例装置を示す断面図である。図
において、接地された円筒状の密閉容器1にはSF6ガス
などの絶縁ガス2および三角形配置された円筒状の高電
圧導体3A,3B,3Cが互いに相間絶縁距離を保持して収納さ
れ、三相一括形の母線室を形成する。高電圧導体3A,3B,
3Cそれぞれに対向した円板状の対向電極4A,4B,4Cが高電
圧導体との間に対地絶縁距離dを保持するよう密閉容器
1側から突設されており、高電圧導体と対向電極との間
に静電容量C1が形成される。対向電極4A,4B,4Cはそれぞ
れ気密端子5A,5B,5Cおよび静電容量C2なる分圧コンデン
サ9(図では1個所のみに簡略化して示す)を介して接
地され、分圧コンデンサ9の端子電圧は計測部10により
計測される。
において、接地された円筒状の密閉容器1にはSF6ガス
などの絶縁ガス2および三角形配置された円筒状の高電
圧導体3A,3B,3Cが互いに相間絶縁距離を保持して収納さ
れ、三相一括形の母線室を形成する。高電圧導体3A,3B,
3Cそれぞれに対向した円板状の対向電極4A,4B,4Cが高電
圧導体との間に対地絶縁距離dを保持するよう密閉容器
1側から突設されており、高電圧導体と対向電極との間
に静電容量C1が形成される。対向電極4A,4B,4Cはそれぞ
れ気密端子5A,5B,5Cおよび静電容量C2なる分圧コンデン
サ9(図では1個所のみに簡略化して示す)を介して接
地され、分圧コンデンサ9の端子電圧は計測部10により
計測される。
図中三っ葉形の破線100は高電圧導体3A,3B,3Cからそれ
ぞれ対地絶縁距離dだけ離れた位置を示す曲線であり、
曲線100に2個所で接する位置に円筒状の遮へい電極6a
b,6bc,6acが設けられる。遮へい電極は高電圧導体に近
い直径を有する筒状の導電体からなり、高電圧導体に沿
った方向の長さは対地絶縁距離dの2倍以上あり、その
両端は半球棒状に形成され、密閉容器1に導電接続され
ることによって大地電位に保持される。このように構成
された遮へい電極は三角形配置された高電圧導体の二つ
との間に対地絶縁距離dを保持して対向する三角形配置
となり、高電圧導体に対する耐電圧性能が保持されると
ともに、対地絶縁距離dを保持した二つの高電圧導体に
対して密に静電容量結合し、高電圧導体からの充電電流
を大地側に側路する遮へい電極として機能する。したが
って、例えば対向電極4Cに対して高電圧導体3Aおよび3B
が持つ漂遊容量およびその充電電流は、遮へい電極6bc
および6acの持つ遮へい機能によって減少し、したがっ
て対向電極4Cは高電圧導体3Cとの間の静電容量C1と分圧
コンデンサ9の静電容量C2(対向電極の対地静電容量を
含む)との分圧比で決まる電圧を分圧コンデンサに与
へ、その端子電圧を計測部10で計測することにより、他
相高電圧導体の対地電位の影響が排除された高電圧導体
3Cの対地電位を正確に測定することが可能となり、例え
ば測定誤差が1%以下の測定精度を有する計器用変成器
としての機能を有する検電装置を得ることができる。
ぞれ対地絶縁距離dだけ離れた位置を示す曲線であり、
曲線100に2個所で接する位置に円筒状の遮へい電極6a
b,6bc,6acが設けられる。遮へい電極は高電圧導体に近
い直径を有する筒状の導電体からなり、高電圧導体に沿
った方向の長さは対地絶縁距離dの2倍以上あり、その
両端は半球棒状に形成され、密閉容器1に導電接続され
ることによって大地電位に保持される。このように構成
された遮へい電極は三角形配置された高電圧導体の二つ
との間に対地絶縁距離dを保持して対向する三角形配置
となり、高電圧導体に対する耐電圧性能が保持されると
ともに、対地絶縁距離dを保持した二つの高電圧導体に
対して密に静電容量結合し、高電圧導体からの充電電流
を大地側に側路する遮へい電極として機能する。したが
って、例えば対向電極4Cに対して高電圧導体3Aおよび3B
が持つ漂遊容量およびその充電電流は、遮へい電極6bc
および6acの持つ遮へい機能によって減少し、したがっ
て対向電極4Cは高電圧導体3Cとの間の静電容量C1と分圧
コンデンサ9の静電容量C2(対向電極の対地静電容量を
含む)との分圧比で決まる電圧を分圧コンデンサに与
へ、その端子電圧を計測部10で計測することにより、他
相高電圧導体の対地電位の影響が排除された高電圧導体
3Cの対地電位を正確に測定することが可能となり、例え
ば測定誤差が1%以下の測定精度を有する計器用変成器
としての機能を有する検電装置を得ることができる。
第2図はこの考案の異なる実施例装置を示す断面図であ
り、三角形配置された高電圧導体3A,3B,3Cがそれぞれ円
板状の電極7A,7B,7Cを備え、これに対向する対向電極4
A,4B,4Cが密閉容器の外側に向けて突設されたポケット
部8A,8B,8C内に配されて対地絶縁距離dを保持するよう
構成された点が前述の実施例と異なっている。その結
果、高電圧導体3A,3B,3Cに対して対地絶縁距離dを保持
する位置を示す曲線は破線101のように変化するが、曲
線101に2点で接する位置に遮へい電極6ab,6bc,6acを配
置することにより、対向電極に対する遮へい電極の機能
をより高度に発揮させることができる。
り、三角形配置された高電圧導体3A,3B,3Cがそれぞれ円
板状の電極7A,7B,7Cを備え、これに対向する対向電極4
A,4B,4Cが密閉容器の外側に向けて突設されたポケット
部8A,8B,8C内に配されて対地絶縁距離dを保持するよう
構成された点が前述の実施例と異なっている。その結
果、高電圧導体3A,3B,3Cに対して対地絶縁距離dを保持
する位置を示す曲線は破線101のように変化するが、曲
線101に2点で接する位置に遮へい電極6ab,6bc,6acを配
置することにより、対向電極に対する遮へい電極の機能
をより高度に発揮させることができる。
この考案は前述のように、円筒状の密閉容器中に三角形
配置された高電圧導体の二つに対してほぼ等しい対地絶
縁距離を保持して筒状の遮へい電極を三角形配置するよ
う構成した。その結果、高電圧導体に対向して密閉容器
に絶縁支持された対向電極に対して遮へい電極が他相高
電圧導体からの漂遊容量およびその充電電流を大地側に
側路する遮へい機能をはたすことにより、従来技術で問
題となった漂遊容量に基づく電圧の測定誤差が排除さ
れ、したがって各相高電圧導体の対地電位をそれぞれ測
定誤差1%以内で計測できる計器用変成器としての機能
を有する検電装置を提供することができる。
配置された高電圧導体の二つに対してほぼ等しい対地絶
縁距離を保持して筒状の遮へい電極を三角形配置するよ
う構成した。その結果、高電圧導体に対向して密閉容器
に絶縁支持された対向電極に対して遮へい電極が他相高
電圧導体からの漂遊容量およびその充電電流を大地側に
側路する遮へい機能をはたすことにより、従来技術で問
題となった漂遊容量に基づく電圧の測定誤差が排除さ
れ、したがって各相高電圧導体の対地電位をそれぞれ測
定誤差1%以内で計測できる計器用変成器としての機能
を有する検電装置を提供することができる。
第1図はこの考案の実施例装置を示す断面図、第2図は
異なる実施例装置を示す断面図である。 1……密閉容器、2……絶縁ガス、3A,3B,3C……三角配
置された高電圧導体、4A,4B,4C……対向電極、6ab,6bc,
6ac……遮へい電極、d……対地絶縁距離、8A,8B,9C…
…電極(高圧側)、9……分圧コンデンサ、10……計測
部。
異なる実施例装置を示す断面図である。 1……密閉容器、2……絶縁ガス、3A,3B,3C……三角配
置された高電圧導体、4A,4B,4C……対向電極、6ab,6bc,
6ac……遮へい電極、d……対地絶縁距離、8A,8B,9C…
…電極(高圧側)、9……分圧コンデンサ、10……計測
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 堤 睦生 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−260863(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】円筒状の密閉容器内に三角形配置された三
相高電圧導体の各相対地電位を、高電圧導体それぞれに
所定の絶縁距離と静電容量とを保持して前記密閉容器に
絶縁支持された対向電極により検出し、静電容量分圧さ
れた電圧を計測するものにおいて、前記高電圧導体二つ
に対して前記所定の絶縁距離とほぼ等しい絶縁距離を保
持して三角形配置された筒状の接地導電体からなる遮へ
い電極を備えたことを特徴とする三相一括形開閉装置の
検電装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3149688U JPH073343Y2 (ja) | 1988-03-09 | 1988-03-09 | 三相一括形開閉装置の検電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3149688U JPH073343Y2 (ja) | 1988-03-09 | 1988-03-09 | 三相一括形開閉装置の検電装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01134265U JPH01134265U (ja) | 1989-09-13 |
| JPH073343Y2 true JPH073343Y2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=31257387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3149688U Expired - Lifetime JPH073343Y2 (ja) | 1988-03-09 | 1988-03-09 | 三相一括形開閉装置の検電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH073343Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-03-09 JP JP3149688U patent/JPH073343Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01134265U (ja) | 1989-09-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4700123A (en) | Power distribution systems and means for control thereof | |
| GB1459583A (en) | Monitoring arrangements | |
| JPH0714739A (ja) | 熱安定性の高いコンデンサ | |
| JPH073343Y2 (ja) | 三相一括形開閉装置の検電装置 | |
| EP0230198B1 (en) | Triaxial electrostatic accelerometer with dual electrical connection to its test weight | |
| JPH0353581B2 (ja) | ||
| JP2838287B2 (ja) | 電圧検出装置 | |
| JPH0531078U (ja) | リード・リレー及びこれを用いたスイツチ・マトリクス装置 | |
| JPS6114576A (ja) | 交流電圧検出器 | |
| JPS645259B2 (ja) | ||
| JPH10239366A (ja) | 零相電圧検出装置 | |
| JPH01136074A (ja) | ガス絶縁密閉電器の電圧および部分放電検出装置 | |
| JPS5833694Y2 (ja) | 密閉母線用電圧変成器 | |
| JPH06222086A (ja) | 単相電圧検出装置 | |
| JPH03120761A (ja) | 高電圧用光電圧検出器 | |
| US2582163A (en) | Electrometer for pocket chambers | |
| JPH0127371Y2 (ja) | ||
| JPS5838751Y2 (ja) | 絶縁スペ−サ | |
| JPH0746013Y2 (ja) | 接地開閉器 | |
| JPS5943769Y2 (ja) | ガス絶縁電気機器の接地装置 | |
| SU1449932A1 (ru) | Мера проводимости | |
| JPH063462B2 (ja) | 容量分圧形検電装置 | |
| JPS6134808Y2 (ja) | ||
| SU736192A1 (ru) | Высоковольтный вакуумный конденсатор емкостного делител напр жени | |
| JPS60261119A (ja) | 3相一括形ガス絶縁電気機器の電圧検出装置 |