JPH0733448B2 - 発泡性スチレン系樹脂粒子組成物 - Google Patents
発泡性スチレン系樹脂粒子組成物Info
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- JPH0733448B2 JPH0733448B2 JP3556588A JP3556588A JPH0733448B2 JP H0733448 B2 JPH0733448 B2 JP H0733448B2 JP 3556588 A JP3556588 A JP 3556588A JP 3556588 A JP3556588 A JP 3556588A JP H0733448 B2 JPH0733448 B2 JP H0733448B2
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- expandable
- resin particles
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- expandable styrene
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は発泡性スチレン系樹脂粒子組成物に関し,詳述
すれば,該粒子を発泡成形することにより得られる成形
品を容器として使用するのに好適な発泡性スチレン系樹
脂粒子組成物に関する。
すれば,該粒子を発泡成形することにより得られる成形
品を容器として使用するのに好適な発泡性スチレン系樹
脂粒子組成物に関する。
(従来の技術) 発泡性スチレン系樹脂粒子は,スチーム等によつて加熱
され,一時発泡された後,小孔を有する金型に充填さ
れ,加熱され,二次発泡し,成形される。成形品は経済
性,断熱性,軽量性,衛生性等に優れているため,梱包
材料,断熱材,容器等として多くの分野で使用されてい
る。
され,一時発泡された後,小孔を有する金型に充填さ
れ,加熱され,二次発泡し,成形される。成形品は経済
性,断熱性,軽量性,衛生性等に優れているため,梱包
材料,断熱材,容器等として多くの分野で使用されてい
る。
発泡性スチレン系樹脂粒子は,一般に,常温で気体若し
くは液状の脂肪族炭化水素,例えばプロパン,ブタン,
ペンタン,ヘキサン等をポリスチレンビーズと共に水性
媒体中に分散し,加熱される方法によつて製造される。
こうして得られた発泡性スチレン系樹脂粒子は前述の工
程を経て成形されるが,得られた成形品は発泡性スチレ
ン系樹脂粒子を石垣状に積み重ねて成り,発泡圧と熱に
よつて融着されているため,それぞれの該粒子は一体化
されておらず,その結果,容器として使用すると,その
内容物が容器外壁に浸透し易いものとなる。浸透を防止
するには,該粒子の融着性を強くし,浸透しうる空隙を
少なくすること,又は該粒子表面の性質を内容物と相溶
しない性質を持たせる方法がある。
くは液状の脂肪族炭化水素,例えばプロパン,ブタン,
ペンタン,ヘキサン等をポリスチレンビーズと共に水性
媒体中に分散し,加熱される方法によつて製造される。
こうして得られた発泡性スチレン系樹脂粒子は前述の工
程を経て成形されるが,得られた成形品は発泡性スチレ
ン系樹脂粒子を石垣状に積み重ねて成り,発泡圧と熱に
よつて融着されているため,それぞれの該粒子は一体化
されておらず,その結果,容器として使用すると,その
内容物が容器外壁に浸透し易いものとなる。浸透を防止
するには,該粒子の融着性を強くし,浸透しうる空隙を
少なくすること,又は該粒子表面の性質を内容物と相溶
しない性質を持たせる方法がある。
前者の方法として一般に行われているのは,成形時の加
熱を強くすることであり,より欠陥の少ない成形品を得
るためには,成形温度は低めに設定し,長時間加熱の必
要がある。
熱を強くすることであり,より欠陥の少ない成形品を得
るためには,成形温度は低めに設定し,長時間加熱の必
要がある。
後者の方法としては,一次発泡における該粒子の集塊化
を防止するため一般に使用されている金属石けんを通常
より多量に用いることが行われているが,成形におい
て,粒子の融着が阻害されるため前述の方法と同様に成
形時間が長くなり,いずれにしても成形サイクルが長
く,工業的に有用な方法とは言い難い。
を防止するため一般に使用されている金属石けんを通常
より多量に用いることが行われているが,成形におい
て,粒子の融着が阻害されるため前述の方法と同様に成
形時間が長くなり,いずれにしても成形サイクルが長
く,工業的に有用な方法とは言い難い。
そこで,より短い成形時間で内容物の浸透の少ない発泡
性スチレン系樹脂粒子が過去提案されている。例えば特
公昭56−34172号公報では蔗糖エステルでの発泡性スチ
レン系樹脂粒子表面の被覆,特公昭56−51178号公報で
はポリエーテル又はポリオール及びポリリン酸塩での発
泡性スチレン系樹脂粒子表面の被覆,特開昭59−24731
号公報ではポリアルキレングリコールの脂肪酸エステル
での発泡性スチレン系樹脂粒子表面の被覆,特開昭59−
41339号公報ではパーフルオロアルキル基含有リン酸エ
ステルでの発泡性スチレン系樹脂粒子表面の被覆が提案
されている。
性スチレン系樹脂粒子が過去提案されている。例えば特
公昭56−34172号公報では蔗糖エステルでの発泡性スチ
レン系樹脂粒子表面の被覆,特公昭56−51178号公報で
はポリエーテル又はポリオール及びポリリン酸塩での発
泡性スチレン系樹脂粒子表面の被覆,特開昭59−24731
号公報ではポリアルキレングリコールの脂肪酸エステル
での発泡性スチレン系樹脂粒子表面の被覆,特開昭59−
41339号公報ではパーフルオロアルキル基含有リン酸エ
ステルでの発泡性スチレン系樹脂粒子表面の被覆が提案
されている。
(発明が解決しようとする課題) 前述の公報のうち特開昭59−41339号公報以外は,成形
された容器が,その容器が使用される目的とする収納さ
れる内容物を浸透するのを防止したものであり,収容さ
れるものが異なると,また,異なる結果を示していた。
一方,特開昭59−41339号公報はパーフルオロアルキル
基含有リン酸エステルを発泡性スチレン系樹脂表面に0.
01〜0.2重量%被覆することを特徴としているが,これ
は繊維や紙の撥水,撥油剤として既に一般に使用されて
おり,本発明のいかなる収納物もはじき,浸透を防止す
るうえで有効である。しかしながら,パーフルオロアル
キル基含有リン酸エステルは該発泡粒子を熱融着を阻害
する働きも併せもち,結果として,成形時の加熱必要時
間が長くなり,初期の目的を達成しえないものであつ
た。
された容器が,その容器が使用される目的とする収納さ
れる内容物を浸透するのを防止したものであり,収容さ
れるものが異なると,また,異なる結果を示していた。
一方,特開昭59−41339号公報はパーフルオロアルキル
基含有リン酸エステルを発泡性スチレン系樹脂表面に0.
01〜0.2重量%被覆することを特徴としているが,これ
は繊維や紙の撥水,撥油剤として既に一般に使用されて
おり,本発明のいかなる収納物もはじき,浸透を防止す
るうえで有効である。しかしながら,パーフルオロアル
キル基含有リン酸エステルは該発泡粒子を熱融着を阻害
する働きも併せもち,結果として,成形時の加熱必要時
間が長くなり,初期の目的を達成しえないものであつ
た。
本発明は,発泡性スチレン系樹脂粒子組成物であつて,
これを容器として使用したとき,収納される内容物が容
器外壁へ浸透せず,しかも短い成形時間で成形可能な発
泡性スチレン系樹脂粒子組成物を提供することを目的と
する。
これを容器として使用したとき,収納される内容物が容
器外壁へ浸透せず,しかも短い成形時間で成形可能な発
泡性スチレン系樹脂粒子組成物を提供することを目的と
する。
(課題を解決するための手段) 本発明は,発泡性スチレン系樹脂粒子の表面が,発泡ス
チレン系樹脂粒子に対して0.0001重量%以上0.005重量
%未満のパーフルオロアルキルリン酸アンモニウム及び
発泡性スチレン系樹脂粒子に対して0.0001〜0.01重量%
のカチオン性ポリアクリルアミド樹脂を必須成分とする
層で被覆されてなる発泡性スチレン系樹脂粒子組成物に
関する。
チレン系樹脂粒子に対して0.0001重量%以上0.005重量
%未満のパーフルオロアルキルリン酸アンモニウム及び
発泡性スチレン系樹脂粒子に対して0.0001〜0.01重量%
のカチオン性ポリアクリルアミド樹脂を必須成分とする
層で被覆されてなる発泡性スチレン系樹脂粒子組成物に
関する。
本発明における発泡性スチレン系樹脂粒子としては,従
来公知のものが使用でき,スチレンのホモポリマー若し
くはスチレンとアクリロニトリル,メタクリル酸メチ
ル,メタクリル酸ブチル等のメタクリル酸エステル,ア
クリル酸メチル,アクリル酸エチル,アクリル酸ブチル
等のアクリル酸エステル,α−メチルスチレン,クロル
スチレン,ビニルトルエン等のスチレン誘導体などの1
種又は2種以上のコポリマーを基材樹脂とし,該樹脂に
プロパン,イソブタン,n−ブタン,イソペンタン,n−ペ
ンタン等の脂肪族炭化水素,又はフレオン11,フレオン1
2等のフロン化合物などの常温で液体状又は気体状の発
泡剤が,好ましくは1〜10重量%含浸されたものなどで
ある。これらの発泡性スチレン系樹脂粒子は,公知の方
法によつて製造することができる。
来公知のものが使用でき,スチレンのホモポリマー若し
くはスチレンとアクリロニトリル,メタクリル酸メチ
ル,メタクリル酸ブチル等のメタクリル酸エステル,ア
クリル酸メチル,アクリル酸エチル,アクリル酸ブチル
等のアクリル酸エステル,α−メチルスチレン,クロル
スチレン,ビニルトルエン等のスチレン誘導体などの1
種又は2種以上のコポリマーを基材樹脂とし,該樹脂に
プロパン,イソブタン,n−ブタン,イソペンタン,n−ペ
ンタン等の脂肪族炭化水素,又はフレオン11,フレオン1
2等のフロン化合物などの常温で液体状又は気体状の発
泡剤が,好ましくは1〜10重量%含浸されたものなどで
ある。これらの発泡性スチレン系樹脂粒子は,公知の方
法によつて製造することができる。
本発明に使用するパーフルオロアルキルリン酸アンモニ
ウムとしては,一般式: (CmF2m+1・CnH2nO)YPO(ONH4)(3-Y) 〔但し,式中mは4〜10の整数,nは1〜11の整数であつ
て,m+nは8以上であり,Yは1又は2である〕で表わさ
れるものが好ましく,これらの例としては次の様なもの
が挙げられる。
ウムとしては,一般式: (CmF2m+1・CnH2nO)YPO(ONH4)(3-Y) 〔但し,式中mは4〜10の整数,nは1〜11の整数であつ
て,m+nは8以上であり,Yは1又は2である〕で表わさ
れるものが好ましく,これらの例としては次の様なもの
が挙げられる。
〔F(CF2)6CH2CH2O〕2PO(ONH4) 〔F(CF2)4(CH2)4O〕2PO(ONH4) 〔F(CF2)3(CH2)11O〕2PO(ONH4) 〔F(CF2)8CH2CH2O〕PO(ONH4)2 〔F(CF2)7CH2O〕2PO〔ONH2(CH2CH2OH)2〕 〔F(CF2)7CH2CH2O〕2PO〔ONH2(CH2CH2OH)2〕 〔F(CF2)11CH2CH2O〕PO〔ONH2(CH2CH2OH)2〕2 これらの物質は単独又は混合して使用できる。
パーフルオロアルキルリン酸アンモニウムとしては,サ
ーフロンS−112,AG−530,AG−730,AG−710,AG−740,AG
−550(いずれも商品名,旭硝子(株)製),ゾニールR
P(商品名,デユポン社製),スミレツツレジンFP−11
0,FP−15,FP−1910,FP−130(いずれも商品名,住友化
学工業(株)製)等が市販されている。
ーフロンS−112,AG−530,AG−730,AG−710,AG−740,AG
−550(いずれも商品名,旭硝子(株)製),ゾニールR
P(商品名,デユポン社製),スミレツツレジンFP−11
0,FP−15,FP−1910,FP−130(いずれも商品名,住友化
学工業(株)製)等が市販されている。
本発明におけるカチオン性ポリアクリルアミド樹脂と
は,アクリルアミドモノマーとアクリルアミドモノマー
と共重合可能なモノマー1種または2種以上を共重合し
て得られる共重合体をカチオン化変性した樹脂である。
は,アクリルアミドモノマーとアクリルアミドモノマー
と共重合可能なモノマー1種または2種以上を共重合し
て得られる共重合体をカチオン化変性した樹脂である。
アクリルアミドモノマーと共重合可能なモノマーには例
えばN−メチロールアクリルアミド,メタクリルアミ
ド,ジアセトンアクリルアミド,アクリル酸メチル,ア
クリル酸エチル,アクリル酸ブチル,アクリル酸プロピ
ル,アクリル酸2エチルヘキシル,メタクリル酸メチ
ル,メタクリル酸エチル,メタクリル酸ブチル,アクリ
ル酸ヒドロキシエチル,メタクリル酸ヒドロキシエチル
などがある。その他共重合成分として,酢酸ビニル,ス
チレン,α−メチルスチレン,塩化ビニリデン,無水マ
レイン酸等が含まれていても良い。
えばN−メチロールアクリルアミド,メタクリルアミ
ド,ジアセトンアクリルアミド,アクリル酸メチル,ア
クリル酸エチル,アクリル酸ブチル,アクリル酸プロピ
ル,アクリル酸2エチルヘキシル,メタクリル酸メチ
ル,メタクリル酸エチル,メタクリル酸ブチル,アクリ
ル酸ヒドロキシエチル,メタクリル酸ヒドロキシエチル
などがある。その他共重合成分として,酢酸ビニル,ス
チレン,α−メチルスチレン,塩化ビニリデン,無水マ
レイン酸等が含まれていても良い。
ポリアクリル酸アミド樹脂のカチオン化変性方法として
は公知の方法,例えばマンニツヒ反応,ホフマン分解が
ある。又,予めカチオン変性されたモノマーを共重合さ
せてもよい。
は公知の方法,例えばマンニツヒ反応,ホフマン分解が
ある。又,予めカチオン変性されたモノマーを共重合さ
せてもよい。
このカチオン性ポリアクリルアミド樹脂は前述のパーフ
ルオロアルキルリン酸アンモニウムに作用し,パーフル
オロアルキルリン酸アンモニウムの持つ撥水撥油の性質
を増大させる働きを持つ。カチオン性ポリアクリルアミ
ド樹脂で市販されているものとして明成化学(株)製の
AGフイツクスS−45,AGフイツクスM−15,メイロツプ75
1等がある。
ルオロアルキルリン酸アンモニウムに作用し,パーフル
オロアルキルリン酸アンモニウムの持つ撥水撥油の性質
を増大させる働きを持つ。カチオン性ポリアクリルアミ
ド樹脂で市販されているものとして明成化学(株)製の
AGフイツクスS−45,AGフイツクスM−15,メイロツプ75
1等がある。
本発明におけるパーフルオロアルキルリン酸アンモニウ
ムの使用量は発泡性スチレン系樹脂粒子に対して0.0001
重量%以上,0.005重量%未満であり,好ましくは0.001
〜0.004重量%である。0.0001重量%未満では十分な撥
水,撥油性が得られず,0.005重量%以上では成形におけ
る発泡性スチレン系樹脂粒子の熱融着を阻害する。
ムの使用量は発泡性スチレン系樹脂粒子に対して0.0001
重量%以上,0.005重量%未満であり,好ましくは0.001
〜0.004重量%である。0.0001重量%未満では十分な撥
水,撥油性が得られず,0.005重量%以上では成形におけ
る発泡性スチレン系樹脂粒子の熱融着を阻害する。
また,カチオン性ポリアクリルアミド樹脂の使用量は,
発泡性スチレン系樹脂粒子に対して0.0001〜0.01重量%
である。0.0001重量%未満では,パーフルオロアルキル
リン酸アンモニウムの持つ撥水撥油の性質を増大させる
働きが充分でなく,0.01重量%を超えると成形における
発泡性スチレン系樹脂粒子の熱融着を阻害する。
発泡性スチレン系樹脂粒子に対して0.0001〜0.01重量%
である。0.0001重量%未満では,パーフルオロアルキル
リン酸アンモニウムの持つ撥水撥油の性質を増大させる
働きが充分でなく,0.01重量%を超えると成形における
発泡性スチレン系樹脂粒子の熱融着を阻害する。
パーフルオロアルキルリン酸アンモニウムとカチオン性
ポリアクリルアミド樹脂の比は,パーフルオロアルキル
リン酸アンモニウム:カチオン性ポリアクリルアミド樹
脂で,3:1〜1:2であることが,充分な撥油・撥水性を持
たせる上で好ましい。
ポリアクリルアミド樹脂の比は,パーフルオロアルキル
リン酸アンモニウム:カチオン性ポリアクリルアミド樹
脂で,3:1〜1:2であることが,充分な撥油・撥水性を持
たせる上で好ましい。
本発明において前述の2成分とともに,従来公知の被覆
剤成分を併用することができる。例えば,一次発泡にお
ける集塊化防止のために用いられるステアリン酸亜鉛,
ステアリン酸カルシウムのような金属石けん,エチレン
ビスアミド,ステアリン酸アミドのような脂肪酸アミド
類である。これらの集塊化防止剤は,発泡性スチレン系
樹脂粒子に対して0.05〜0.5重量%使用するのが好まし
い。また,一次発泡樹脂粒子の静電気防止剤として使用
されるグリセリン,ソルビツト,ポリエチレングリコー
ル,ポリプロピレングリコール等の多価アルコール,ソ
ルビタンエステル,高級脂肪族のエチレンオキシド付加
物等のノニオン系界面活性剤等の併用も可能である。こ
れらの静電気防止剤は,発泡性スチレン系樹脂粒子に対
して0.005〜0.2重量%使用されるのが好ましい。
剤成分を併用することができる。例えば,一次発泡にお
ける集塊化防止のために用いられるステアリン酸亜鉛,
ステアリン酸カルシウムのような金属石けん,エチレン
ビスアミド,ステアリン酸アミドのような脂肪酸アミド
類である。これらの集塊化防止剤は,発泡性スチレン系
樹脂粒子に対して0.05〜0.5重量%使用するのが好まし
い。また,一次発泡樹脂粒子の静電気防止剤として使用
されるグリセリン,ソルビツト,ポリエチレングリコー
ル,ポリプロピレングリコール等の多価アルコール,ソ
ルビタンエステル,高級脂肪族のエチレンオキシド付加
物等のノニオン系界面活性剤等の併用も可能である。こ
れらの静電気防止剤は,発泡性スチレン系樹脂粒子に対
して0.005〜0.2重量%使用されるのが好ましい。
本発明において発泡性スチレン系樹脂粒子表面の被覆層
の形成は,従来既知の手段で行うことができる。例え
ば,リボンブレンダー,Vブレンダー,ヘンシエルミキサ
ー,レデイゲミキサー等の混合器で,発泡性スチレン系
樹脂粒子及び上記各被覆剤成分を混合することによつて
行うことができる。
の形成は,従来既知の手段で行うことができる。例え
ば,リボンブレンダー,Vブレンダー,ヘンシエルミキサ
ー,レデイゲミキサー等の混合器で,発泡性スチレン系
樹脂粒子及び上記各被覆剤成分を混合することによつて
行うことができる。
こうして得られた発泡性スチレン系樹脂粒子組成物を使
用すると,短い成形加熱でも,粒子同士の融着の良い,
かつその粒子界面が撥水,撥油の性質を持つ成型品が得
られる。例えば,従来の成型品では大豆油に対する接触
角が40゜付近にあるのに対し,50〜60゜と濡れにくくな
る。従つて本発明の組成物はドーナツ,ハンバーガー,
フライドチキン,即席麺,カレールウ,ラード,マヨネ
ーズ等の油性若しくは脂肪性の食品を直接包装しても,
壁を通しての容器外への浸透を防止出来る容器を作る材
料となる。
用すると,短い成形加熱でも,粒子同士の融着の良い,
かつその粒子界面が撥水,撥油の性質を持つ成型品が得
られる。例えば,従来の成型品では大豆油に対する接触
角が40゜付近にあるのに対し,50〜60゜と濡れにくくな
る。従つて本発明の組成物はドーナツ,ハンバーガー,
フライドチキン,即席麺,カレールウ,ラード,マヨネ
ーズ等の油性若しくは脂肪性の食品を直接包装しても,
壁を通しての容器外への浸透を防止出来る容器を作る材
料となる。
(実施例) 以下実施例を示し,本発明を更に詳しく説明するが,本
発明はこれに限定されるものではない。
発明はこれに限定されるものではない。
実施例1〜2及び比較例1〜4 発泡剤として5.3重量%のn−ペンタンを含有する直径
0.35〜0.59mmの発泡性ポリスチレン樹脂粒子(日立化成
工業(株)製,5SG)1000gに第1表に示すカチオン性ポ
リアクリルアミド樹脂をヘンシエルミキサーに加えて混
合した後,第1表に示すパーフルオロアルキルリン酸ア
ンモニウム,ステアリン酸亜鉛1.5g及びグリセリン0.5g
を順次添加して混合し,上記発泡性ポリスチレン樹脂粒
子を被覆して被覆し,発泡性ポリスチレン樹脂粒子組成
物を得た。これを,バツチ式一次発泡装置で熱風とスチ
ームの混合気を熱媒として,加熱し,10倍(体積)にな
るように発泡させ,一次発泡粒子を得た。
0.35〜0.59mmの発泡性ポリスチレン樹脂粒子(日立化成
工業(株)製,5SG)1000gに第1表に示すカチオン性ポ
リアクリルアミド樹脂をヘンシエルミキサーに加えて混
合した後,第1表に示すパーフルオロアルキルリン酸ア
ンモニウム,ステアリン酸亜鉛1.5g及びグリセリン0.5g
を順次添加して混合し,上記発泡性ポリスチレン樹脂粒
子を被覆して被覆し,発泡性ポリスチレン樹脂粒子組成
物を得た。これを,バツチ式一次発泡装置で熱風とスチ
ームの混合気を熱媒として,加熱し,10倍(体積)にな
るように発泡させ,一次発泡粒子を得た。
一次発泡粒子を16時間大気中で熟成した後,内容積500c
c,肉厚2.0mmのカツプ状成形品を得るための金型に充填
し,第1表に示す時間加熱して成形品を得た。
c,肉厚2.0mmのカツプ状成形品を得るための金型に充填
し,第1表に示す時間加熱して成形品を得た。
得られたカツプにサラダ油350ccを入れ,浸透性テスト
を行い,滲み出すまでの時間を第1表に示した。
を行い,滲み出すまでの時間を第1表に示した。
また得られたカツプを割つて,粒子間の界面で剥離をせ
ず粒子自身が割れるものの割合を調べ,融着度として第
1表に示した。
ず粒子自身が割れるものの割合を調べ,融着度として第
1表に示した。
(発明の効果) 本発明の発泡性スチレン系樹脂粒子組成物は,短い成形
時間で成形することができ,かつ,容器として成形した
とき,収納される内容物が容器の壁から浸透しにくい。
時間で成形することができ,かつ,容器として成形した
とき,収納される内容物が容器の壁から浸透しにくい。
Claims (2)
- 【請求項1】発泡性スチレン系樹脂粒子の表面が,発泡
性スチレン系樹脂粒子に対して0.0001重量%以上0.005
重量%未満のパーフルオロアルキルリン酸アンモニウム
及び発泡性スチレン系樹脂粒子に対して0.0001〜0.01重
量%のカチオン性ポリアクリルアミド樹脂を必須成分と
する層で被覆されてなる発泡性スチレン系樹脂粒子組成
物。 - 【請求項2】パーフルオロアルキルリン酸アンモニウム
が,一般式: (CmF2m+1・CnH2nO)YPO(ONH4)(3-Y) 〔但し,式中mは4〜10の整数,nは1〜11の整数であつ
て,m+nは8以上であり,Yは1又は2である〕で表わさ
れるものである請求項第1項記載の発泡性スチレン系樹
脂粒子組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3556588A JPH0733448B2 (ja) | 1988-02-18 | 1988-02-18 | 発泡性スチレン系樹脂粒子組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3556588A JPH0733448B2 (ja) | 1988-02-18 | 1988-02-18 | 発泡性スチレン系樹脂粒子組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01210434A JPH01210434A (ja) | 1989-08-24 |
| JPH0733448B2 true JPH0733448B2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=12445274
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3556588A Expired - Fee Related JPH0733448B2 (ja) | 1988-02-18 | 1988-02-18 | 発泡性スチレン系樹脂粒子組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0733448B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2016185857A1 (ja) * | 2015-05-15 | 2018-03-08 | Dic株式会社 | 樹脂分散体、微粒子、及びそれらの製造方法 |
-
1988
- 1988-02-18 JP JP3556588A patent/JPH0733448B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01210434A (ja) | 1989-08-24 |
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