JPH0733567B2 - 厚膜酸化物超電導体の製造方法 - Google Patents
厚膜酸化物超電導体の製造方法Info
- Publication number
- JPH0733567B2 JPH0733567B2 JP62102237A JP10223787A JPH0733567B2 JP H0733567 B2 JPH0733567 B2 JP H0733567B2 JP 62102237 A JP62102237 A JP 62102237A JP 10223787 A JP10223787 A JP 10223787A JP H0733567 B2 JPH0733567 B2 JP H0733567B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thick film
- oxide
- superconductor
- hours
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000002887 superconductor Substances 0.000 title claims description 29
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 21
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 10
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 33
- 238000007750 plasma spraying Methods 0.000 claims description 20
- 239000002994 raw material Substances 0.000 claims description 19
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 16
- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims description 6
- 239000010408 film Substances 0.000 description 54
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 19
- SWQJXJOGLNCZEY-UHFFFAOYSA-N helium atom Chemical compound [He] SWQJXJOGLNCZEY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 11
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 10
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 description 9
- QPLDLSVMHZLSFG-UHFFFAOYSA-N Copper oxide Chemical compound [Cu]=O QPLDLSVMHZLSFG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 7
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 7
- 238000002441 X-ray diffraction Methods 0.000 description 6
- 239000001307 helium Substances 0.000 description 6
- 229910052734 helium Inorganic materials 0.000 description 6
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 5
- 229910052788 barium Inorganic materials 0.000 description 4
- QVQLCTNNEUAWMS-UHFFFAOYSA-N barium oxide Chemical compound [Ba]=O QVQLCTNNEUAWMS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000007751 thermal spraying Methods 0.000 description 4
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- MRELNEQAGSRDBK-UHFFFAOYSA-N lanthanum(3+);oxygen(2-) Chemical compound [O-2].[O-2].[O-2].[La+3].[La+3] MRELNEQAGSRDBK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- SIWVEOZUMHYXCS-UHFFFAOYSA-N oxo(oxoyttriooxy)yttrium Chemical compound O=[Y]O[Y]=O SIWVEOZUMHYXCS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 3
- 229910001404 rare earth metal oxide Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 3
- 229910052727 yttrium Inorganic materials 0.000 description 3
- XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N Argon Chemical compound [Ar] XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000011575 calcium Substances 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 2
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 2
- IATRAKWUXMZMIY-UHFFFAOYSA-N strontium oxide Chemical compound [O-2].[Sr+2] IATRAKWUXMZMIY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910016063 BaPb Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000005751 Copper oxide Substances 0.000 description 1
- 229910052692 Dysprosium Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052691 Erbium Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052688 Gadolinium Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052689 Holmium Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052775 Thulium Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052769 Ytterbium Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 1
- 229910052786 argon Inorganic materials 0.000 description 1
- DSAJWYNOEDNPEQ-UHFFFAOYSA-N barium atom Chemical compound [Ba] DSAJWYNOEDNPEQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- BRPQOXSCLDDYGP-UHFFFAOYSA-N calcium oxide Chemical compound [O-2].[Ca+2] BRPQOXSCLDDYGP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- ODINCKMPIJJUCX-UHFFFAOYSA-N calcium oxide Inorganic materials [Ca]=O ODINCKMPIJJUCX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000292 calcium oxide Substances 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910000431 copper oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- UFQXGXDIJMBKTC-UHFFFAOYSA-N oxostrontium Chemical compound [Sr]=O UFQXGXDIJMBKTC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- HYXGAEYDKFCVMU-UHFFFAOYSA-N scandium oxide Chemical compound O=[Sc]O[Sc]=O HYXGAEYDKFCVMU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N—ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N60/00—Superconducting devices
- H10N60/01—Manufacture or treatment
- H10N60/0268—Manufacture or treatment of devices comprising copper oxide
- H10N60/0296—Processes for depositing or forming copper oxide superconductor layers
- H10N60/0492—Processes for depositing or forming copper oxide superconductor layers by thermal spraying, e.g. plasma deposition
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Coating By Spraying Or Casting (AREA)
- Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は任意の大きさ、形状の基板面上に、厚膜状態で
高速に形成できる厚膜酸化物超電導体の製造方法に関す
るものである。
高速に形成できる厚膜酸化物超電導体の製造方法に関す
るものである。
従来の技術 従来の膜状酸化物超電導体の製造方法として、スパッタ
リングによる製造方法が知られている。これは、酸化物
超電導体焼結体、例えば、BaPb0.7Bi0.3O3(BPB)をタ
ーゲットとし、酸素を少し含むアルゴンガス中でスパッ
タリングにより、基板上に薄膜を形成するものである。
リングによる製造方法が知られている。これは、酸化物
超電導体焼結体、例えば、BaPb0.7Bi0.3O3(BPB)をタ
ーゲットとし、酸素を少し含むアルゴンガス中でスパッ
タリングにより、基板上に薄膜を形成するものである。
発明が解決しようとする問題点 しかし、従来例のこのような製造方法に基づくもので
は、膜形成速度が約1μm/時間と遅いこと、また真空中
で形成しなければならないことから、大型のものが得に
くいこと、またターゲット面と基板との距離がことなる
と、膜の厚み、均一性などが異なるようになることか
ら、生産性に種々の問題があった。
は、膜形成速度が約1μm/時間と遅いこと、また真空中
で形成しなければならないことから、大型のものが得に
くいこと、またターゲット面と基板との距離がことなる
と、膜の厚み、均一性などが異なるようになることか
ら、生産性に種々の問題があった。
本発明はかかる点に鑑みなされたもので、任意の形状の
広い面積に、数μmから数100μmの厚膜を高速に形成
できる厚膜酸化物超電導体の製造方法を提供することを
目的としている。
広い面積に、数μmから数100μmの厚膜を高速に形成
できる厚膜酸化物超電導体の製造方法を提供することを
目的としている。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するため、セラミック等の耐
熱性基板上に、プラズマ溶射法により、層状ペロブスカ
イト構造超電導体酸化物原料を溶射して厚膜を形成した
後、800〜1100℃で熱処理を行い、この熱処理によっ
て、前記厚膜を層状ペロブスカイト構造の超電導体酸化
物の状態にするという生産性に優れた厚膜酸化物超電導
体の製造方法を提供するものである。
熱性基板上に、プラズマ溶射法により、層状ペロブスカ
イト構造超電導体酸化物原料を溶射して厚膜を形成した
後、800〜1100℃で熱処理を行い、この熱処理によっ
て、前記厚膜を層状ペロブスカイト構造の超電導体酸化
物の状態にするという生産性に優れた厚膜酸化物超電導
体の製造方法を提供するものである。
作用 本発明は、前記した製造方法により、任意の形状の大型
基板上に、高速に厚膜酸化物超電導体を形成することが
できる。
基板上に、高速に厚膜酸化物超電導体を形成することが
できる。
実施例 (実施例1) 酸化イットリウム(Y2O3)、酸化バリウム(BaO)と酸
化銅(CuO)をY0.4Ba0.6Cu1の比で含むようそれぞれ秤
量し、混合の後、900℃の空気中で5時間焼成した。こ
れをもう一度粉砕、混合した後、900℃の空気中で12時
間焼成し、再度粉砕し、プラズマ溶射用原料とした。
化銅(CuO)をY0.4Ba0.6Cu1の比で含むようそれぞれ秤
量し、混合の後、900℃の空気中で5時間焼成した。こ
れをもう一度粉砕、混合した後、900℃の空気中で12時
間焼成し、再度粉砕し、プラズマ溶射用原料とした。
次に、研磨、洗浄されたアルミナ基板に、前記焼成物粉
体を原料とし、プラズマ溶射法によって吹き付け、約50
μmの厚膜をアルミナ基板上全面に形成した。その後、
950℃の空気中で10時間熱処理を行った。冷却後、得ら
れた厚膜の電気抵抗を液体窒素(77K)温度で測定した
結果、超電導性を示した。すなわちこのような方法で形
成した厚膜は、超電導体であった。得られた厚膜を、X
線解析で調べたところ、層状ペロブスカイト構造を示し
ていた。
体を原料とし、プラズマ溶射法によって吹き付け、約50
μmの厚膜をアルミナ基板上全面に形成した。その後、
950℃の空気中で10時間熱処理を行った。冷却後、得ら
れた厚膜の電気抵抗を液体窒素(77K)温度で測定した
結果、超電導性を示した。すなわちこのような方法で形
成した厚膜は、超電導体であった。得られた厚膜を、X
線解析で調べたところ、層状ペロブスカイト構造を示し
ていた。
第1図は本発明の厚膜酸化物超電導体をアルミナ基板上
に形成する場合の構造の一実施例を示したものである。
第1図において、1はアルミナセラミック基板、2はプ
ラズマ溶射により形成した厚膜酸化物超電導体層であ
る。
に形成する場合の構造の一実施例を示したものである。
第1図において、1はアルミナセラミック基板、2はプ
ラズマ溶射により形成した厚膜酸化物超電導体層であ
る。
各層の厚みは、本実施例ではアルミナセラミック基板1
が635μm、厚膜酸化物超電導体の厚みは50μmであ
る。
が635μm、厚膜酸化物超電導体の厚みは50μmであ
る。
第2図は層状ペロブスカイト構造の基本構成単位である
ペロブスカイト構造を示したものであり、図において、
3はCu、4はO、5はYまたはBaである。本実施例の層
状ペロブスカイト構造は、この構造がある周期をもっ
て、層状に積み重なったものである。
ペロブスカイト構造を示したものであり、図において、
3はCu、4はO、5はYまたはBaである。本実施例の層
状ペロブスカイト構造は、この構造がある周期をもっ
て、層状に積み重なったものである。
(実施例2) 酸化ランタン(La2O3)、酸化バリウム(BaO)と酸化銅
(CuO)を、La1.84Ba0.16Cu1の比で含むようそれぞれ秤
量し、混合の後、900℃の空気中で5時間焼成した。こ
れをもう一度粉砕、混合した後、900℃の空気中で12時
間焼成し、再度粉砕し、プラズマ溶射用原料とした。
(CuO)を、La1.84Ba0.16Cu1の比で含むようそれぞれ秤
量し、混合の後、900℃の空気中で5時間焼成した。こ
れをもう一度粉砕、混合した後、900℃の空気中で12時
間焼成し、再度粉砕し、プラズマ溶射用原料とした。
次に、研磨、洗浄されたアルミナ基板に、前記焼成物粉
体を原料とし、プラズマ溶射法によって吹き付け、約50
μmの厚膜をアルミナ基板上全面に形成した。その後、
800℃の空気中で10時間熱処理を行った。冷却後、得ら
れた厚膜の電気抵抗を液体ヘリウム温度で測定した結
果、超電導性を示した。すなわちこのような方法で形成
した厚膜は、超電導体であった。得られた厚膜を、X線
解析で調べたところ、層状ペロブスカイト構造を示して
いた。
体を原料とし、プラズマ溶射法によって吹き付け、約50
μmの厚膜をアルミナ基板上全面に形成した。その後、
800℃の空気中で10時間熱処理を行った。冷却後、得ら
れた厚膜の電気抵抗を液体ヘリウム温度で測定した結
果、超電導性を示した。すなわちこのような方法で形成
した厚膜は、超電導体であった。得られた厚膜を、X線
解析で調べたところ、層状ペロブスカイト構造を示して
いた。
(実施例3) 酸化ランタン(La2O3)、酸化カルシウム(Ca2O3)と酸
化銅(CuO)を、La1.84Ca0.16Cu1の比で含むようそれぞ
れ秤量し、混合の後、900℃の空気中で5時間焼成し
た。これをもう一度粉砕、混合した後、900℃の空気中
で12時間焼成し、再度粉砕し、プラズマ溶射用原料とし
た。
化銅(CuO)を、La1.84Ca0.16Cu1の比で含むようそれぞ
れ秤量し、混合の後、900℃の空気中で5時間焼成し
た。これをもう一度粉砕、混合した後、900℃の空気中
で12時間焼成し、再度粉砕し、プラズマ溶射用原料とし
た。
次に、研磨、洗浄されたアルミナ基板に、前記焼成物粉
体を原料とし、プラズマ溶射法によって吹き付け、約50
μmの厚膜をアルミナ基板上全面に形成した。その後、
900℃の空気中で10時間熱処理を行った。冷却後、得ら
れた厚膜の電気抵抗を液体ヘリウム(4K)温度で測定し
た結果、超電導性を示した。すなわちこのような方法で
形成した厚膜は、超電導体であった。得られた厚膜を、
X線解析で調べたところ、層状ペロブスカイト構造を示
していた。
体を原料とし、プラズマ溶射法によって吹き付け、約50
μmの厚膜をアルミナ基板上全面に形成した。その後、
900℃の空気中で10時間熱処理を行った。冷却後、得ら
れた厚膜の電気抵抗を液体ヘリウム(4K)温度で測定し
た結果、超電導性を示した。すなわちこのような方法で
形成した厚膜は、超電導体であった。得られた厚膜を、
X線解析で調べたところ、層状ペロブスカイト構造を示
していた。
(実施例4) 酸化ランタン(La2O3)、酸化ストロンチウム(SrO)と
酸化銅(CuO)を、La1.84Sr0.16Cu1の比で含むようそれ
ぞれ秤量し、混合の後、900℃の空気中で5時間焼成し
た。これをもう一度粉砕、混合した後、900℃の空気中
で12時間焼成し、再度粉砕し、プラズマ溶射用原料とし
た。
酸化銅(CuO)を、La1.84Sr0.16Cu1の比で含むようそれ
ぞれ秤量し、混合の後、900℃の空気中で5時間焼成し
た。これをもう一度粉砕、混合した後、900℃の空気中
で12時間焼成し、再度粉砕し、プラズマ溶射用原料とし
た。
次に、研磨、洗浄されたアルミナ基板に、前記焼成物粉
体を原料とし、プラズマ溶射法によって吹き付け、約50
μmの厚膜をアルミナ基板上全面に形成した。その後、
1100℃の空気中で10時間熱処理を行った。冷却後、得ら
れた厚膜の電気抵抗を液体ヘリウム(4K)温度で測定し
た結果、超電導性を示した。すなわちこのような方法で
形成した厚膜は、超電導体であった。得られた厚膜を、
X線解析で調べたところ、層状ペロブスカイト構造を示
していた。
体を原料とし、プラズマ溶射法によって吹き付け、約50
μmの厚膜をアルミナ基板上全面に形成した。その後、
1100℃の空気中で10時間熱処理を行った。冷却後、得ら
れた厚膜の電気抵抗を液体ヘリウム(4K)温度で測定し
た結果、超電導性を示した。すなわちこのような方法で
形成した厚膜は、超電導体であった。得られた厚膜を、
X線解析で調べたところ、層状ペロブスカイト構造を示
していた。
(実施例5) 酸化イットリウム(Y2O3)、酸化スカンジウム(Sc
2O3)、酸化バリウム(BaO)と酸化銅(CuO)を、(YSc)
0.4Ba0.6Cu1の比で含むようそれぞれ秤量し、混合の
後、900℃の空気中で5時間焼成した。これをもう一度
粉砕、混合した後、900℃の空気中で12時間焼成し、再
度粉砕し、プラズマ溶射用原料とした。
2O3)、酸化バリウム(BaO)と酸化銅(CuO)を、(YSc)
0.4Ba0.6Cu1の比で含むようそれぞれ秤量し、混合の
後、900℃の空気中で5時間焼成した。これをもう一度
粉砕、混合した後、900℃の空気中で12時間焼成し、再
度粉砕し、プラズマ溶射用原料とした。
次に、研磨、洗浄されたアルミナ基板に、前記焼成物粉
体を原料とし、プラズマ溶射法によって吹き付け、約50
μmの厚膜をアルミナ基板上全面に形成した。その後、
950℃の空気中で10時間熱処理を行った。冷却後、得ら
れた厚膜の電気抵抗を液体ヘリウム(4K)温度で測定し
た結果、超電導性を示した。すなわちこのような方法で
形成した厚膜は、超電導体であった。得られた厚膜を、
X線解析で調べたところ、層状ペロブスカイト構造を示
していた。
体を原料とし、プラズマ溶射法によって吹き付け、約50
μmの厚膜をアルミナ基板上全面に形成した。その後、
950℃の空気中で10時間熱処理を行った。冷却後、得ら
れた厚膜の電気抵抗を液体ヘリウム(4K)温度で測定し
た結果、超電導性を示した。すなわちこのような方法で
形成した厚膜は、超電導体であった。得られた厚膜を、
X線解析で調べたところ、層状ペロブスカイト構造を示
していた。
(実施例6) 希土類酸化物(Yb、Tm、Er、Ho、Dy、Gdの酸化物)、酸
化バリウム(BaO)と酸化銅(CuO)を、酸化銅1に対
し、希土類酸化物と酸化物バリウムが、0.3および0.7に
なるよう上記希土類酸化物の種類と量の組合せを種々変
えて秤量し、混合の後、900℃の空気中で5時間焼成し
た。これをもう一度粉砕、混合した後、900℃の空気中
で12時間焼成し、再度粉砕し、プラズマ溶射用原料とし
た。
化バリウム(BaO)と酸化銅(CuO)を、酸化銅1に対
し、希土類酸化物と酸化物バリウムが、0.3および0.7に
なるよう上記希土類酸化物の種類と量の組合せを種々変
えて秤量し、混合の後、900℃の空気中で5時間焼成し
た。これをもう一度粉砕、混合した後、900℃の空気中
で12時間焼成し、再度粉砕し、プラズマ溶射用原料とし
た。
次に、研磨、洗浄されたアルミナ基板に、前記焼成物粉
体を原料とし、プラズマ溶射法によって吹き付け、約50
μmの厚膜をアルミナ基板上全面に形成した。その後、
900℃の空気中で10時間熱処理を行った。冷却後、得ら
れた厚膜の電気抵抗を液体ヘリウム(4K)温度で測定し
た結果、超電導性を示した。すなわちこのような方法で
形成した厚膜は、超電導体であった。得られた厚膜を、
X線解析で調べたところ、層状ペロブスカイト構造を示
していた。
体を原料とし、プラズマ溶射法によって吹き付け、約50
μmの厚膜をアルミナ基板上全面に形成した。その後、
900℃の空気中で10時間熱処理を行った。冷却後、得ら
れた厚膜の電気抵抗を液体ヘリウム(4K)温度で測定し
た結果、超電導性を示した。すなわちこのような方法で
形成した厚膜は、超電導体であった。得られた厚膜を、
X線解析で調べたところ、層状ペロブスカイト構造を示
していた。
(実施例7) 酸化イットリウム(Y2O3)、酸化ストロンチウム(Sr
O)と酸化銅(CuO)を、Y0.4Sr0.6Cu1の比で含むようそ
れぞれ秤量し、混合の後、900℃の空気中で5時間焼成
した。これをもう一度粉砕、混合した後、900℃の空気
中で12時間焼成し、再度粉砕し、プラズマ溶射用原料と
した。
O)と酸化銅(CuO)を、Y0.4Sr0.6Cu1の比で含むようそ
れぞれ秤量し、混合の後、900℃の空気中で5時間焼成
した。これをもう一度粉砕、混合した後、900℃の空気
中で12時間焼成し、再度粉砕し、プラズマ溶射用原料と
した。
次に、研磨、洗浄されたアルミナ基板に、前記焼成物粉
体を原料とし、プラズマ溶射法によって吹き付け、約50
μmの厚膜をアルミナ基板上全面に形成した。その後、
950℃の空気中で10時間熱処理を行った。冷却後、得ら
れた厚膜の電気抵抗を液体ヘリウム(4K)温度で測定し
た結果、超電導性を示した。すなわちこのような方法で
形成した厚膜は、超電導体であった。得られた厚膜を、
X線解析で調べたところ、層状ペロブスカイト構造を示
していた。
体を原料とし、プラズマ溶射法によって吹き付け、約50
μmの厚膜をアルミナ基板上全面に形成した。その後、
950℃の空気中で10時間熱処理を行った。冷却後、得ら
れた厚膜の電気抵抗を液体ヘリウム(4K)温度で測定し
た結果、超電導性を示した。すなわちこのような方法で
形成した厚膜は、超電導体であった。得られた厚膜を、
X線解析で調べたところ、層状ペロブスカイト構造を示
していた。
以上述べた如く、本発明の方法によれば、任意の形状の
大型基板上に、厚膜酸化物超電導体を高速に形成するこ
とができる。
大型基板上に、厚膜酸化物超電導体を高速に形成するこ
とができる。
本実施例の製造方法によれば、層状ペロブスカイト構造
を有する酸化物超電導体については、いずれの材料につ
いても適用できるものである。第2図は、実施例1のも
のについて説明したものであるが、実施例2〜7のもの
は、Y、Baの代りに、それぞれの実施例で用いられた、
Cu、O以外の元素が、置き代ったものである。
を有する酸化物超電導体については、いずれの材料につ
いても適用できるものである。第2図は、実施例1のも
のについて説明したものであるが、実施例2〜7のもの
は、Y、Baの代りに、それぞれの実施例で用いられた、
Cu、O以外の元素が、置き代ったものである。
また本実施例の方法では、プラズマ溶射された厚膜が超
電導体となる熱処理の温度は、いずれも800〜1100℃の
間であり、800℃より低くても、1100℃より高くても、
良好な結果は得られなかった。またプラズマ溶射のみで
熱処理を行わなかったものも良好な結果が得られなかっ
た。この場合には、溶射されただけでは、厚膜がきれい
な層状ペロブスカイト構造になっていないためと思われ
る。溶射後、適当な条件で熱処理することにより、きれ
いな層状ペロブスカイト構造となり、酸素欠陥が適当に
制御されて、超伝導性を示すようになるものと思われ
る。
電導体となる熱処理の温度は、いずれも800〜1100℃の
間であり、800℃より低くても、1100℃より高くても、
良好な結果は得られなかった。またプラズマ溶射のみで
熱処理を行わなかったものも良好な結果が得られなかっ
た。この場合には、溶射されただけでは、厚膜がきれい
な層状ペロブスカイト構造になっていないためと思われ
る。溶射後、適当な条件で熱処理することにより、きれ
いな層状ペロブスカイト構造となり、酸素欠陥が適当に
制御されて、超伝導性を示すようになるものと思われ
る。
本実施例では、基板としてアルミナ基板を用いたが、10
00℃程度の温度の熱処理に耐えるもので、化学的にも安
定なものであれば、この材料に限る必要のないことは明
らかである。
00℃程度の温度の熱処理に耐えるもので、化学的にも安
定なものであれば、この材料に限る必要のないことは明
らかである。
また本実施例では、基板の厚み、および厚膜酸化物超電
導体の厚みとして特定の値を用いたが、基板の厚みは任
意であり、また厚膜の厚みは、10秒で数μmから数10μ
m程度の厚みが得られるので、この時間を適当に選ぶこ
とにより、数μm〜数100μmの厚みを任意に選ぶこと
は極めて容易である。
導体の厚みとして特定の値を用いたが、基板の厚みは任
意であり、また厚膜の厚みは、10秒で数μmから数10μ
m程度の厚みが得られるので、この時間を適当に選ぶこ
とにより、数μm〜数100μmの厚みを任意に選ぶこと
は極めて容易である。
また本実施例で用いたプラズマ溶射装置は、溶射トー
チ、粉末送給装置、制御装置および電源から構成されて
いる。まずガスを溶射トーチ内のアーク発生部に導き、
数1000℃の高温に加熱する。これによりガスはプラズマ
状態となってノズルから噴出する。このプラズマジェッ
トの中へ、溶射用原料粉末を、送給用ガス流にのせて送
りこむと、この原料粉末は、溶融状態となって基板表面
に高速度で溶射され、皮膜状に析出する。上記各実施例
ではガスに不活性ガスを用い、アーク電流として900A流
し、3〜5分溶射を行って厚膜を形成した。厚膜は溶射
時間を変えることによって、容易に制御できる。またノ
ズルを動かすことによって、溶射場所を任意に移動でき
るので、基板の表面が曲面であっても、ノズルの陰にな
らない限り溶射が可能である。したがってノズルを動か
すことによって、基本的には任意の形状の基板上に厚膜
を形成することができる。また溶射速度は、スパッタリ
ング等に比べ、2桁から3桁程度早いので、大きな物に
も高速で形成することができる。
チ、粉末送給装置、制御装置および電源から構成されて
いる。まずガスを溶射トーチ内のアーク発生部に導き、
数1000℃の高温に加熱する。これによりガスはプラズマ
状態となってノズルから噴出する。このプラズマジェッ
トの中へ、溶射用原料粉末を、送給用ガス流にのせて送
りこむと、この原料粉末は、溶融状態となって基板表面
に高速度で溶射され、皮膜状に析出する。上記各実施例
ではガスに不活性ガスを用い、アーク電流として900A流
し、3〜5分溶射を行って厚膜を形成した。厚膜は溶射
時間を変えることによって、容易に制御できる。またノ
ズルを動かすことによって、溶射場所を任意に移動でき
るので、基板の表面が曲面であっても、ノズルの陰にな
らない限り溶射が可能である。したがってノズルを動か
すことによって、基本的には任意の形状の基板上に厚膜
を形成することができる。また溶射速度は、スパッタリ
ング等に比べ、2桁から3桁程度早いので、大きな物に
も高速で形成することができる。
発明の効果 以上述べた如く、本発明は、基板上に、プラズマ溶射法
により、層状ペロブスカイト構造超電導体酸化物原料を
溶射して厚膜を形成した後、800〜1100℃で熱処理を行
い、この熱処理によって、厚膜を層状ペロブスカイト構
造の超電導体酸化物の状態にすることにより、任意の形
状の大型の基板上に、高速に厚膜酸化物超電導体を形成
できるようにしたものである。
により、層状ペロブスカイト構造超電導体酸化物原料を
溶射して厚膜を形成した後、800〜1100℃で熱処理を行
い、この熱処理によって、厚膜を層状ペロブスカイト構
造の超電導体酸化物の状態にすることにより、任意の形
状の大型の基板上に、高速に厚膜酸化物超電導体を形成
できるようにしたものである。
第1図は本発明の構造の一実施例を示す構成図、第2図
は本発明に用いた酸化物超電導体の結晶構造である層状
ペロブスカイト構造の、基本構成要素であるペロブスカ
イト構造を示した説明図である。 1……アルミナセラミック基板、2……厚膜酸化物超電
導体、3……Cu、4……O、5……YまたはBa。
は本発明に用いた酸化物超電導体の結晶構造である層状
ペロブスカイト構造の、基本構成要素であるペロブスカ
イト構造を示した説明図である。 1……アルミナセラミック基板、2……厚膜酸化物超電
導体、3……Cu、4……O、5……YまたはBa。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 39/12 C 9276−4M
Claims (1)
- 【請求項1】耐熱性基板上に、プラズマ溶射法により、
層状ペロブスカイト構造超電導体酸化物原料を溶射して
厚膜を形成した後、800〜1100℃で熱処理を行い、この
熱処理によって、前記厚膜を層状ペロブスカイト構造の
超電導体酸化物の状態にすることを特徴とする厚膜酸化
物超電導体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62102237A JPH0733567B2 (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 | 厚膜酸化物超電導体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62102237A JPH0733567B2 (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 | 厚膜酸化物超電導体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63270450A JPS63270450A (ja) | 1988-11-08 |
| JPH0733567B2 true JPH0733567B2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=14322029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62102237A Expired - Lifetime JPH0733567B2 (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 | 厚膜酸化物超電導体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0733567B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2573650B2 (ja) * | 1987-04-10 | 1997-01-22 | 住友電気工業株式会社 | 超電導体の製造方法 |
| DE3853094T2 (de) * | 1987-04-28 | 1995-08-10 | Ibm | Schnelle grossflächige Beschichtung aus Supraleitern mit hoher Sprungtemperatur. |
| JPS63289722A (ja) * | 1987-05-20 | 1988-11-28 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 超電導体の製造方法 |
| JP2604437B2 (ja) * | 1987-10-15 | 1997-04-30 | 東燃株式会社 | 高温型燃料電池用電極間接合体及び高温型燃料電池用カソード集電体 |
| JPH02192615A (ja) * | 1989-01-20 | 1990-07-30 | Ngk Insulators Ltd | 金属被覆超電導セラミックス成形体およびその製造法 |
| JPH0313556A (ja) * | 1989-06-09 | 1991-01-22 | Ngk Insulators Ltd | 酸化物超電導体の製造方法 |
| JP2584519B2 (ja) * | 1989-12-29 | 1997-02-26 | 東洋インキ製造株式会社 | ペロブスカイト型複合酸化物粉末の製造方法 |
| WO2026080248A1 (en) * | 2024-10-11 | 2026-04-16 | Coorstek, Inc. | Polycrystalline rare earth aluminum perovskite materials and methods of making the same |
-
1987
- 1987-04-24 JP JP62102237A patent/JPH0733567B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63270450A (ja) | 1988-11-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2664066B2 (ja) | 超電導薄膜およびその作製方法 | |
| EP0330305A2 (en) | High-temperature oxide superconductor | |
| EP0297319A2 (en) | Copper oxide ceramic conductive and superconductive thick films, and processes for film preparation | |
| JPH0733567B2 (ja) | 厚膜酸化物超電導体の製造方法 | |
| US4960752A (en) | Process to produce oriented high temperature superconductors | |
| EP0764991A1 (en) | Oxide superconductor and method of producing the same | |
| EP0288711B1 (en) | Rapid, large area coating of high-Tc superconductors | |
| EP0462906B1 (en) | Process and apparatus for preparing superconducting thin films | |
| US5273957A (en) | Thermally sprayed lead-containing thick layers | |
| US5002648A (en) | Process for producing an inorganic thin film on a substrate using a target | |
| JP2529276B2 (ja) | 多層薄膜超電導体の製造方法 | |
| JPH04132611A (ja) | 超電導体 | |
| JP2603688B2 (ja) | 超電導材料の改質方法 | |
| JPH01230405A (ja) | 酸化物超電導厚膜の製造方法 | |
| JPH01161619A (ja) | 超電導体薄膜の製造方法 | |
| JP3020518B2 (ja) | 酸化物超電導体薄膜 | |
| JP2564562B2 (ja) | 超電導材料の作製方法 | |
| JPH01161806A (ja) | 超電導体コイル | |
| JPS63279521A (ja) | 超電導体装置 | |
| JP2502344B2 (ja) | 複合酸化物超電導体薄膜の作製方法 | |
| JP2532969B2 (ja) | 酸化物系超電導膜及びその製造方法 | |
| JPH02125854A (ja) | Bi系酸化物超電導皮膜の製造方法 | |
| JPH0313556A (ja) | 酸化物超電導体の製造方法 | |
| JPH0238310A (ja) | 酸化物高温超電導薄膜の製造方法 | |
| JPH0816024B2 (ja) | 超電導材料の製造方法 |