JPH0733708B2 - 目地ます工法用特殊糊及び目地ます工法 - Google Patents

目地ます工法用特殊糊及び目地ます工法

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JPH0733708B2
JPH0733708B2 JP2114065A JP11406590A JPH0733708B2 JP H0733708 B2 JPH0733708 B2 JP H0733708B2 JP 2114065 A JP2114065 A JP 2114065A JP 11406590 A JP11406590 A JP 11406590A JP H0733708 B2 JPH0733708 B2 JP H0733708B2
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joint
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resin powder
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富夫 古城
道幸 竹内
恭二 河村
恒夫 小塚
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Tokiwa Chemical Industries Co Ltd
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Tokiwa Chemical Industries Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、タイル先付け工法の中の目地ます工法におい
て、タイルを目地ますに仮固定するための特殊糊および
これを使用した目地ます工法に関するものである。
(従来の技術) タイル先付け工法の一つとして目地ます工法がある。こ
の工法は、発泡ポリスチレン等の樹脂製シートの一面に
多数の凹入部(目地ます)を形成し、これらの凹入部に
タイルの表面を上記シートに向けて固定剤を使用して嵌
合、固定し、こうしたタイルユニットを型枠に固着し、
この状態でコンクリートを打設し、その後型枠と樹脂製
シートを取り除き、建造物等に対するタイルの張り付け
を行うようにするもので、複雑で手間を要していたタイ
ル張り作業が容易にでき、また複雑な外形の建造物に対
しても適用できる等の種々の利点がある。
従来この工法において、タイルを樹脂製シートの目地ま
すに固定する固定剤には、水で練った小麦粉や、加熱処
理して得た澱粉糊と小麦粉を混合した不揮発分が40〜50
%のパテ状のものが使用されているが、この固定剤を使
用すると、コンクリート打設後のタイル目地が荒れると
いう現象、即ちコンクリートの未硬化現象を生じてお
り、このタイル目地の荒れが激しい場合にはタイルの固
着が不充分になり、後でタイルが剥がれたりする為に、
施工後のタイル目地にさらにモルタルを塗工するという
ことが行われていた。
また、上記固定剤によるとこうしたタイル目地の荒れを
生じるため、この固定剤の代わりに両面テープでタイル
を貼り付けて固定し、施工することも行われているが、
コンクリート打設後に両面テープを剥離除去することが
煩雑であるし、両面テープを貼り付けた為にタイルの表
面が汚れるという問題が生じている。
セメントが水と接触して凝固が完了する迄の期間は、C3
S、C3A、石コウの加水分解及び水和反応の段階であり、
セメント成分は水に溶解して飽和ないし過飽和状態に達
した後、水和成分を析出してくる水和過程をたどり、こ
の時期に液相中のCaイオン濃度が最高になることが認め
られている。
上記した従来の小麦粉を主成分とする固定剤がタイル目
地を荒らすのは、小麦粉中の粗タンパク等がセメント側
に移行し、セメント粒子や水和物に吸着してセメントの
水和を抑制し、リン酸塩が難溶性のカルシウム塩を形成
してセメント粒子を被覆し、水和反応を遅らせ凝固を阻
害する為であると考えられる。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記の如くタイル目地を荒らすことがなく、
しかもタイルと樹脂製シートがしっかりと固定でき、タ
イルを樹脂製シートに固定する際の作業がし易く、コン
クリート打設後に樹脂製シートを剥したときタイル表面
に固定剤を残しておくようなこともなく、固定剤の除去
も容易であり、かつ貯蔵安定性も良好な目地ます工法用
の特殊糊を得、効率的な目地ます工法ができるようにし
ようとするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、上記課題解決のため鋭意研究の結果、樹
脂粉末と水性結合剤を一定の比率で混合することによ
り、これらの課題を解決し更に良好な固定剤とすること
ができることを見出し、本発明を完成するに至ったもの
である。
上記樹脂粉末には、例えば、ポリスチレン、ポリ塩化ビ
ニル、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、フェノール樹脂等の水に不溶性の
ものを単独または組合せて、好適に用いることができ
る。この樹脂粉末の大きさは、通例約1〜150μ程度、
特に好ましくは80〜100μ程度にするとよい。上記範囲
よりも小さいものでは、タイル表面と樹脂製シートの間
の密着性に優れた固定剤が得られるが、固定した後に乾
燥してできる膜が密で硬い皮膜となるために樹脂製シー
トを剥した後で水洗しにくくなる傾向があり、上記範囲
よりも大きいものでは、上記の乾燥造膜後の水洗が易し
くなるが、樹脂粉末が析出し易くなり、タイル表面と樹
脂製シートの間の密着性が低くなる傾向になる。
水性結合剤には、例えば、澱粉、澱粉誘導体、カゼイ
ン、アルギン酸ソーダその他の水性天然結合剤、メチル
セルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシ
メチルセルロース、その他のセルロース誘導体のような
セルロース化工物、ポリビニルアルコール、ポリビニル
ピロリドンその他の水性合成結合剤等を単独または組合
せて用いることができる。この水性結合剤は、目地ます
工法用の特殊糊としたときに、主として各成分が均一に
混ざり合ったパテ状態を形成、維持し、またタイル表面
と樹脂製シートの間に適度の粘着性、密着性等を付与す
ることができる。
上記水性結合剤は、樹脂粉末100重量部に対して、固形
分に換算して通例約2〜50重量部程度使用するとよく、
予め粉末状態のままで混合してからパテ状にしたり、熱
や薬品等で処理をし糊状にして樹脂粉末と混ぜて使用し
たりする。この水性結合剤は、主に上記作用をするが、
コンクリートを打設し施工完了後において、特殊糊が乾
燥し造膜されたものを容易に剥離し、水洗できるように
すると都合が良く、粘着性の強いものと、少量の添加量
で増粘できるものを組み合わせて使用すると好ましいこ
とが多い。
この特殊糊には上記樹脂粉末の湿潤剤を加えることがあ
り、こうした湿潤剤には、例えば、プロピレングリコー
ル、エチレングリコール、グリセリン、水溶性ポリエチ
レングリコール、水溶性ポリプロピレングリコールその
他のグリコール類、ヒマシ油、オリーブ油、ナタネ油、
綿実油、大豆油、ヌカ油、ロート油、トール油等の硫酸
化油、イオン系界面活性剤や非イオン系界面活性剤等を
単独または組合せて用いることができる。
上記湿潤剤は、グリコール類、硫酸化油等にあっては樹
脂粉末100重量部に対して約2〜30重量部程度、特に好
ましくは5〜10重量部程度がよく、界面活性剤にあって
は約0.01〜3重量部程度、特に好ましくは0.1〜1重量
部程度がよい。
この特殊糊は、上記の各成分をよく混合して製造し、こ
れを不揮発分が約40〜70%程度になるように適宜水で調
整して用いる。また、使用した材料に応じて適宜防腐、
防黴剤を添加して用いるとよい。
この特殊糊は、上記のようにパテ状になっているものを
樹脂製シートの目地ますに塗布し、ここにタイルをその
表面側から押し付けるようにすれば貼り付くので、タイ
ルを樹脂製シートの目地ますに固定することができ、こ
のタイルを固定した樹脂製シートを型枠に取り付け、そ
の後コンクリートを打設する。この間コンクリートの打
設に至までタイルが目地ますから脱落するようなことが
ない。コンクリート打設後、この特殊糊が乾燥して膜状
になると、タイル表面に対する粘着性が殆ど無くなり、
樹脂製シートをタイル表面から容易に剥し取ることがで
き、仮にタイル表面に特殊糊が僅かに付着して残ってい
るようなことがあっても、水洗することによって容易に
除去することができる。そして、上記コンクリートを打
設した際に、この特殊糊がコンクリート、セメントに作
用して凝固を阻害するようなことがなく、タイル目地の
荒れを起こさず、しっかりとした目地を作るから、タイ
ルは確実に構造物に固定され、後から剥離、脱落するよ
うなことがない。
(実施例1) 不揮発分33.5%の澱粉系糊剤(トキワノール100、出願
会社製)100重量部を水60重量部で稀釈し、ロート油10
重量部を添加混合後、撹拌しながら100μのポリエステ
ル樹脂粉末100重量部を徐々に添加して特殊糊を得た。
(実施例2) 実施例1において、ポリエステル樹脂粉末の代わりに1
〜2μのポリ塩化ビニル樹脂粉末を用いて特殊糊を得
た。
(実施例3) 水100重量部を撹拌しながら、プロピレングリコール10
重量部にカルボキシメチルセルロース3重量部を分散し
た懸濁液を注入後、撹拌しながら100μのポリ塩化ビニ
ル樹脂粉末100重量部を徐々に添加して特殊糊を得た。
(比較例1) 不揮発分18%の澱粉系糊剤(常盤糊Neo1、出願会社製)
100重量部を水60重量部で稀釈し、撹拌しながら小麦粉
の三等強力粉100重量部を徐々に添加して従来型固定剤
を得た。
(比較例2) 比較例1において、小麦粉に二等強力粉を用いて従来型
固定剤を得た。
(試 験) 上記実施例1〜3の特殊糊及び比較例1、2の従来型固
定剤について、下記(1)〜(5)に示す事項について
測定、試験を行った。
(1)粘度:JIS−K6838に準じ、ビスコテスター(リオ
ン株式会社製)により測定。
(2)pH:JIS−K6837により測定。
(3)不揮発分:JIS−K6839により測定。
(4)荒れ度:市販のコンクリートパネル(12mm厚)を
きれいに拭いてから、該パネル面にポリプロピレン製の
細帯板(5mm幅、1mm厚)を瞬時接着剤(株式会社フロー
レックス製、リッチボンドゼリー状)を用いて、内側が
40×40mmとなるように枠状に接着し、この内側を特殊糊
等の試料塗布面とした。この塗布面が中心になるように
段ボール紙で100mmφ×20mm高さのコンクリートの流し
込みの型を作った。
次に試料をポリプロピレンの細帯板で囲まれた上記塗布
面一杯に塗布し、その上から乾燥モルタル(セメント1:
砂3)100重量部に対して水17重量部を加えて良く練っ
たものを、上記段ボール紙型の高さ一杯迄流し込んだ
後、室内(18℃、65%RH)で72hr静置して固めたものを
試験体とした。
試験体をコンクリートパネルより強制的に剥離した後、
試料と接触していたモルタル面を金属製薬匙(18cm)を
用いて手で削り落とせるまで削り落とし、削り落とした
面に表面疎水化剤(コニシ株式会社製、ボンドガード)
をスプレーした。
試験体の該スプレー面を上にして上皿直示天秤(エー・
アンド・デイ社製、最小目盛10mg、最大目盛2000g)に
乗せ、モルタル面と水平になる迄上記削り落とし部分に
水を入れ、その注水量を測定した。
各試験体3個の注水容積の平均χ(cm3)からモルタル
の非接触容積(ブランク容積=固定剤の容積+ポリプロ
ピレンの細帯板の容積)を減じ、試料の塗布容積で除し
た値を荒れ度とした。
〔荒れの全く無い場合:荒れ度=−1.56〕 (5)洗浄性:硬質ガラス板にテンプレート(株式会社
タケダ製、No.1513・01)を使用し、試料を30mmφ×1mm
厚さに5個塗布し、これを室内(22℃、67%RH)で72hr
養生した後、15℃の水の中にガラス板が垂直になるよう
に浸漬して5個中の4個がばらけ(崩壊)し始める迄の
時間(min)を洗浄性とした。
(結 果) 上記試験の結果を表に示す。
尚、各実施例の特殊糊は、いずれも3ケ月経過後におい
ても外観、特性の変化は見られなかった。
(考 察) 実施例の特殊糊では、モルタルの荒れは見られず、洗浄
性は比較例より良好若しくは同等である。小麦粉を主成
分とする従来型固定剤は、モルタルの荒れ即ち固定剤に
接触している部分のモルタルの未硬化が見られ、固定剤
として不適当であることが判る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 道幸 愛知県常滑市鯉江本町3丁目6番地 株式 会社イナツクス内 (72)発明者 河村 恭二 愛知県常滑市鯉江本町3丁目6番地 株式 会社イナツクス内 (72)発明者 小塚 恒夫 愛知県名古屋市西区那古野1丁目1番16号 中部原材料株式会社内 (56)参考文献 実開 昭58−153638(JP,U)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹脂粉末100重量部に対して、水性結合剤
    2〜50重量部(固形分換算)を含む目地ます工法用特殊
    糊。
  2. 【請求項2】樹脂粉末と、水性結合剤と、上記樹脂粉末
    の湿潤剤を含む目地ます工法用特殊糊。
  3. 【請求項3】樹脂粉末100重量部に対して、水性結合剤
    2〜50重量部(固形分換算)と、湿潤剤2〜30重量部を
    含む請求項2記載の目地ます工法用特殊糊。
  4. 【請求項4】樹脂粉末100重量部に対して水性結合剤2
    〜50重量部(固形分換算)を含む目地ます工法用特殊糊
    を使用し、樹脂製シートの目地ますにタイルを仮固定す
    ることを特徴とする目地ます工法。
  5. 【請求項5】樹脂粉末、水性結合剤、上記樹脂粉末の湿
    潤剤を含む目地ます工法用特殊糊を使用し、樹脂製シー
    トの目地ますにタイルを仮固定することを特徴とする目
    地ます工法。
JP2114065A 1990-04-27 1990-04-27 目地ます工法用特殊糊及び目地ます工法 Expired - Lifetime JPH0733708B2 (ja)

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