JPH0733737Y2 - クリツプ - Google Patents

クリツプ

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JPH0733737Y2
JPH0733737Y2 JP1989036684U JP3668489U JPH0733737Y2 JP H0733737 Y2 JPH0733737 Y2 JP H0733737Y2 JP 1989036684 U JP1989036684 U JP 1989036684U JP 3668489 U JP3668489 U JP 3668489U JP H0733737 Y2 JPH0733737 Y2 JP H0733737Y2
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哲男 徳田
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンフオーターと称される大型ミシンでダウ
ンケツト,フエザーケツト,羽毛布団などにキルテイン
グを施す際にその側の生地がずれないように引張って挟
持するためのクリツプに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種のクリツプは、第5図に示すように上下一
対のクリツプ部材101,102が軸103に巻装したコイルばね
104で付勢するようにした所謂洗濯挟み式のものが使用
されている。
ところで、通常ダウンケツト,フエザーケツト,羽毛布
団などの製品は、前述のようなクリツプが固定された枠
にはめてその周縁部を該クリツプで挟み、側の上下の生
地がずれないように引張った状態でミシン掛けを行って
キルテイングを施こすようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしこの従来のクリツプ構造では、単にコイルばね10
4による挟持作用によって側の生地をつかんでいるにす
ぎないため、周縁部までミシン掛けを行うとその側の上
下の生地がずれたり緩んだりして第7図に示すような所
謂つまみ105ができてしまい商品価値を著しく低下せる
という問題点があった。
また製品を枠にはめ換える際には第6図鎖線で示すよう
にミシンを上方へ回動させて行うものであるから、従来
のクリツプ構造では高さがあるためミシンが当らないよ
うに側の周縁からなり離れた位置でミシンを止めなけれ
ばならなかった。従って、上記のような理由によりどう
しても製品の周縁部分に縫い残し部分ができるため、従
来ではその部分を更に別のミシンで縫うようにしてお
り、二度手間になって作業能率並びに生産性が極めて悪
いという問題点があった。
本考案は、ミシン掛けを行う際に側の生地がずれたり緩
んだりすることがなく、かつ側の周縁近くまで縫うこと
ができるようなクリツプ構造を提供することを目的とし
ている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案のクリップにおいて
は、取付板部を有し、その前部両側にキルティングを施
こすミシンの頭部を臨ませることが可能な間隔を離して
受片を平行に突設した下部クリップ部材と、前記受片に
それぞれ対向し、かつ先端部分を水平状に折曲げて受片
の上面に密着する重合片部を形成した挟持片を設けて平
面コ字状に形成される上部クリップ部材とを備え、下部
クリツプ部材の取付板部の上面に軸受片を設けてその前
部に作用杆の後端下部を枢着すると共に、軸受片の後部
にリンクの下端部を枢着する。そして、操作レバーの前
部を前記作用杆の後端上部とリンクの上端部にそれぞれ
枢着連結すると共に、作用杆の前端部を上部クリツプ部
材に固着したものである。
〔作用〕
操作レバーの前部を押し下げると上部クリツプ部材が作
用杆を介して下向きに回動して下部クリツプ部材の受片
上に挟持片が重なり合い側の生地を挟むことができる。
そして操作レバーをさらに押し下げてその操作レバーと
作用杆及びリンクの枢着部とが一直線に並ぶか、あるい
は逆くの字を生ずるようにすれば挟み力は著しく強くな
ると同時にロツク作用が働いて側の生地がずれたり緩る
んだりしないようにしっかりと挟持する。
また受片と挟持片に設けた滑り止め部材は、側の生地が
ずれないようにその挟持状態を一層強固に保持するよう
に働く。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例について図面参照して説明する
と、クリツプ1は、下部クリツプ部材10と上部クリツプ
部材20と操作レバー30とにより構成される。
下部クリツプ部材10は、平板状の取付板部11を有し、こ
の取付板部11の前端は下方に折曲げられて段部12が設け
られており、その段部12の下端両側にキルティングを施
こすミシンの頭部を臨ませることが可能な間隔Hを置い
て前方へ突出する細帯状の受片13,13が一体に形成され
ている。また、取付板部11の上面には複数の取付用孔14
が穿設され、ほぼ中央には一対の軸受片15,15が上方に
向けて突出形成されている。軸受片15,15の前部及び後
部には突出部分が設けられ、その前部の突出部分の間に
は作用杆16の後端下部を臨ませて軸17により枢着し、後
部の突出部分の間にはリンク18の下端を臨ませて軸19に
より枢着している。
上部クリツプ部材20は、両側に前記下部クリツプ部材10
の受片13,13にそれぞれ対向する細帯状の挟持片21,21を
設けて平面コ字形に形成され、その後側片22の中央部位
に前記作用杆16の前端部を固着して一体化している。従
って、上部クリツプ部材20は、作用杆16の回動に伴ない
軸17を支点として回動される。また、挟持片21,21は、
その先端部分を水平状に折曲げて下部クリップ部材10の
受片13,13の上面に重なり合って密着する重合片部21a,2
1aを形成している。
操作レバー30は、前部に隙間を有する形部分31が形成
され、その形部分31の隙間の前部位置に前記作用杆16
の後端上部を臨ませて軸32により枢着連結すると共に、
後部位置に前記リンク18の上端を臨ませて軸33により枢
着連結している。
また前記下部クリツプ部材10の受片13,13の上面及び上
部クリツプ部材20の挟持片21,21の下面には多数の小突
起40を有するゴム,合成樹脂材等からなる滑り止め部材
41を接着剤により取付けている。
第2図及び第3図には上記構成からなる本考案のクリツ
プ1が枠50に取付けた状態が示されている。このクリツ
プ1は、枠50に適当間隔を置いて複数個取付けられるも
ので下部クリツプ部材10の取付板部11を枠50の上面に載
置してその段部12を枠50の内側に当接させ、然る後ビス
51を取付用孔14に挿入して枠50に締着固定するものであ
る。尚、52はミシン掛けを施す製品、53はミシンであ
る。
従って、操作レバー30を第3図鎖線のように上方(時計
方向)へ回動すると、上部クリツプ部材20は作用杆16を
介して上向回動(反時計方向)して開く。この状態で下
部クリツプ部材10の受片13,13と上部クリツプ部材20の
挟持片21,21との間にダウンケツト,フエザーケツト等
の所望の製品52を載置して操作レバー30を第3図鎖線の
位置から同図実線位置に押し下げれば、上部クリツプ部
材20は作用杆16を介して下向回動(時計方向)すること
になり、それによって挟持片21,21の重合片部21a,21aと
受片13,13とが密着状態となって挟持することができ
る。そして、製品52を引張りながらさらに操作レバー30
を押し下げて軸19,32,33が一直線に並ぶか、或いは逆く
の字を生ずるようにすればその挟み力は著しく増大され
ると同時に、上部クリツプ部材20に対するロツク作用が
働いて製品52を強固かつ確実に挟持できることになる。
これによって、製品52にミシン掛けを施こす際にその側
の生地のずれを完全に防止することができ、所謂つまみ
の発生を皆無にすることができる。そして、下部クリツ
プ部材10の受片13,13と上部クリツプ部材20の挟持片21,
21に取付けた滑り止め部材41によってさらにその効果を
助長することができる。また下部クリツプ部材10と上部
クリツプ部材20はその挟持部が平面コ字形に形成されて
ミシン53の頭部を臨ませることが可能な間隔Hを有する
と共に、上部クリツプ部材20の高さが従来のクリツプに
較べて低いため、製品52の枠50へのはめ換え時にミシン
53をクリツプ1に近い位置で上方へ回動させてもそのク
リツプ1に当たらないため、第4図に示すように製品52
の周縁部まで完全にミシン掛けを行うことができる。
尚、製品52を枠50から取外すには、操作レバー30を第3
図実線位置から鎖線位置に回動させることによつて簡単
に取外すことができる。
〔考案の効果〕 以上のように、本考案によれば、ダウンケツト,フエザ
ーケツト等の製品を引張った状態で枠にしっかりと挟持
することができ、それによつてミシン掛けの際にその製
品の側の生地のずれを確実に防止して所謂つまみの発生
を完全に解消することができ、製品の品質の向上に著し
く役立てることができる。
また製品の周縁部までミシン掛けが可能となり、これに
よって従来のように周縁部分を更に別のミシンで縫うよ
うな二度手間が解消でき、作業能率が著しく高められて
大幅なコストダウンが可能となる等の特有の効果が奏さ
れる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図はクリツ
プの斜視図、第2図は使用状態を説明するための概略平
面図、第3図はクリツプの使用状態を示す側面図、第4
図はミシン掛けの状態を示す側面図、第5図は従来のク
リツプの斜視図、第6図はその使用状態を示す側面図、
第7図はつまみ発生部分の断面図である。 1……クリツプ、10……下部クリツプ部材、11……取付
板部、13,13……受片、15,15……軸受片、16……作用
杆、17……軸、18……リンク、19……軸、20……上部ク
リツプ部材、21,21……挟持片、21a,21a……重合片部、
30……操作レバー、32……軸、33……軸、41……滑り止
め部材、H……間隔。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】取付板部を有し、その前部両側にキルティ
    ングを施こすミシンの頭部を臨ませることが可能な間隔
    をあけて受片を平行に突設した下部クリップ部材と、前
    記受片にそれぞれ対向し、かつ先端部分を水平状に折曲
    げて受片の上面に密着する重合片部を形成した挟持片を
    設けて平面コ字形に形成される上部クリップ部材とを備
    え、 下部クリップ部材の取付板部の上面に軸受片を設けてそ
    の前部に作用杆の後端下部を枢着すると共に、軸受片の
    後部にリンクの下端部を枢着し、 操作レバーの前部を前記作用杆の後端上部とリンクの上
    端部にそれぞれ枢着連結すると共に、作用杆の前端部を
    上部クリップ部材に固着して構成したことを特徴とする
    クリップ。
  2. 【請求項2】下部クリップ部材の受片の上面と上部クリ
    ップ部材の挟持片の下面にゴム,合成樹脂等からなる滑
    り止め部材を取付けた請求項1記載のクリップ。
JP1989036684U 1989-03-30 1989-03-30 クリツプ Expired - Lifetime JPH0733737Y2 (ja)

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JPH02126570U JPH02126570U (ja) 1990-10-18
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