JPH0733785A - シランカップリング剤およびその製造方法 - Google Patents
シランカップリング剤およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH0733785A JPH0733785A JP20005293A JP20005293A JPH0733785A JP H0733785 A JPH0733785 A JP H0733785A JP 20005293 A JP20005293 A JP 20005293A JP 20005293 A JP20005293 A JP 20005293A JP H0733785 A JPH0733785 A JP H0733785A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- silane coupling
- coupling agent
- producing
- propyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/03—Use of materials for the substrate
- H05K1/0313—Organic insulating material
- H05K1/0353—Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement
- H05K1/0366—Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement reinforced, e.g. by fibres, fabrics
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ガラス繊維強化エポキシ樹脂積層板に優れた
半田耐熱性を付与するシランカップリング剤およびその
製造方法を提供すること。 【構成】 ハロゲン官能基またはグリシジル基を有する
シラン化合物にヒドロキシベンジルアミンまたはヒドロ
キシアニリンを付加反応させて得られる下記の一般式 (ただし式中R1は、−NH−,−CH2−NH−,−
NH−CH2−CH(OH)−CH2−O−,−CH2
−NH−CH2−CH(OH)−CH2−O−を示し、
R2はメチル基[=−CH3]、エチル基[=−CH2
CH3]、n−プロピル基[=−(CH2)2CH3]
またはi−プロピル基[=−CH(CH3)2]を示
し、nは1,2または3を示す。)で表されるシランカ
ップリング剤の製造方法。
半田耐熱性を付与するシランカップリング剤およびその
製造方法を提供すること。 【構成】 ハロゲン官能基またはグリシジル基を有する
シラン化合物にヒドロキシベンジルアミンまたはヒドロ
キシアニリンを付加反応させて得られる下記の一般式 (ただし式中R1は、−NH−,−CH2−NH−,−
NH−CH2−CH(OH)−CH2−O−,−CH2
−NH−CH2−CH(OH)−CH2−O−を示し、
R2はメチル基[=−CH3]、エチル基[=−CH2
CH3]、n−プロピル基[=−(CH2)2CH3]
またはi−プロピル基[=−CH(CH3)2]を示
し、nは1,2または3を示す。)で表されるシランカ
ップリング剤の製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂など高分子材料と
ガラス繊維など無機補強材との接着性を高めるために用
いる有機ケイ素化合物、即ちいわゆるシランカップリン
グ剤およびその製造方法に関する。
ガラス繊維など無機補強材との接着性を高めるために用
いる有機ケイ素化合物、即ちいわゆるシランカップリン
グ剤およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス繊維強化樹脂積層板の製造に用い
るガラス繊維は一般にシランカップリング剤により表面
処理され、エポキシ樹脂との積層板の製造の際には特
に、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−グリ
シドキシプロピルトリメトキシシラン、N−β−(N−
ビニルベンジルアミノエチル)−γ−アミノプロピルト
リメトキシシラン塩酸塩などのシランカップリング剤が
用いられる。
るガラス繊維は一般にシランカップリング剤により表面
処理され、エポキシ樹脂との積層板の製造の際には特
に、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−グリ
シドキシプロピルトリメトキシシラン、N−β−(N−
ビニルベンジルアミノエチル)−γ−アミノプロピルト
リメトキシシラン塩酸塩などのシランカップリング剤が
用いられる。
【0003】プリント配線板に用いられるガラス繊維強
化エポキシ樹脂積層板の場合、高い半田耐熱性をとくに
求められ、この要求に応えるためにこれまで、エポキシ
樹脂の改良と合わせてシラン化合物にアリール基、特に
ベンゼン環を導入することにより上記の目的の性質が得
られるようシランカップリング剤の開発努力がなされて
きた。
化エポキシ樹脂積層板の場合、高い半田耐熱性をとくに
求められ、この要求に応えるためにこれまで、エポキシ
樹脂の改良と合わせてシラン化合物にアリール基、特に
ベンゼン環を導入することにより上記の目的の性質が得
られるようシランカップリング剤の開発努力がなされて
きた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ガラ
ス繊維強化エポキシ樹脂積層板に優れた半田耐熱性を付
与するシランカップリング剤およびその製造方法を提供
することにある。
ス繊維強化エポキシ樹脂積層板に優れた半田耐熱性を付
与するシランカップリング剤およびその製造方法を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するために鋭意研究を重ねた結果、ハロゲン官能基
またはグリシジル基を有するシラン化合物にヒドロキシ
ベンジルアミンまたはヒドロキシアニリンを付加反応さ
せることにより、容易にガラス繊維強化エポキシ樹脂積
層板に優れた半田耐熱性を付与するシランカップリング
剤を得られることを見いだし、本発明を完成させた。
解決するために鋭意研究を重ねた結果、ハロゲン官能基
またはグリシジル基を有するシラン化合物にヒドロキシ
ベンジルアミンまたはヒドロキシアニリンを付加反応さ
せることにより、容易にガラス繊維強化エポキシ樹脂積
層板に優れた半田耐熱性を付与するシランカップリング
剤を得られることを見いだし、本発明を完成させた。
【0006】即ち、本発明は、下記の一般式(I)、即
ち
ち
【化5】 (ただし式中R1 は、−NH−、−CH2 −NH−、−
NH−CH2 −CH(OH)−CH2 −O−、−CH2
−NH−CH2 −CH(OH)−CH2 −O−を示し、
R2 はメチル基[= −CH3 ]、エチル基[= −C
H2 CH3 ]、n−プロピル基[= −(CH2 )2 C
H3 ]またはi−プロピル基[= −CH(C
H3 )2 ]を示し、nは1、2または3を示す。)で表
される化合物および
NH−CH2 −CH(OH)−CH2 −O−、−CH2
−NH−CH2 −CH(OH)−CH2 −O−を示し、
R2 はメチル基[= −CH3 ]、エチル基[= −C
H2 CH3 ]、n−プロピル基[= −(CH2 )2 C
H3 ]またはi−プロピル基[= −CH(C
H3 )2 ]を示し、nは1、2または3を示す。)で表
される化合物および
【0007】下記の一般式(II)または(III)即
ち
ち
【化6】 (ただし式中Xは、F、Cl、BrまたはIを、R2 は
メチル基、エチル基、n−プロピル基またはi−プロピ
ル基を示し、 nは1、2または3を示す。)
メチル基、エチル基、n−プロピル基またはi−プロピ
ル基を示し、 nは1、2または3を示す。)
【0008】
【化7】 (ただし式中R2 はメチル基、エチル基、n−プロピル
基またはi−プロピル基を示し、nは1、2または3を
示す。)
基またはi−プロピル基を示し、nは1、2または3を
示す。)
【0009】で表される化合物と下記の一般式(IV)
即ち
即ち
【化8】 (mは0または1を示す。)で表される化合物とを混合
し、付加反応させることによる一般式(I)の化合物の
製造方法を要旨とするものである。以下本発明を詳細に
説明する。
し、付加反応させることによる一般式(I)の化合物の
製造方法を要旨とするものである。以下本発明を詳細に
説明する。
【0010】上述のように、ハロゲン官能基またはグリ
シジル基を有するシラン化合物とヒドロキシベンジルア
ミンまたはヒドロキシアニリンとを適当な容器内で撹拌
混合するだけで本発明の化合物であるシランカップリン
グ剤を得ることができる。
シジル基を有するシラン化合物とヒドロキシベンジルア
ミンまたはヒドロキシアニリンとを適当な容器内で撹拌
混合するだけで本発明の化合物であるシランカップリン
グ剤を得ることができる。
【0011】反応は、60℃〜140℃の温度範囲で行
うことが好ましい。また、原料を直接混合、撹拌しても
良いが、シラン化合物の官能基の種類に応じて適当な有
機溶媒を用いてその中で行ってもよい。原料の混合は、
シラン化合物をヒドロキシベンジルアミンまたはヒドロ
キシアニリンに、過剰な発熱に注意しつつ、少量ずつ滴
下する方式を採ることが好ましい。
うことが好ましい。また、原料を直接混合、撹拌しても
良いが、シラン化合物の官能基の種類に応じて適当な有
機溶媒を用いてその中で行ってもよい。原料の混合は、
シラン化合物をヒドロキシベンジルアミンまたはヒドロ
キシアニリンに、過剰な発熱に注意しつつ、少量ずつ滴
下する方式を採ることが好ましい。
【0012】得られた一般式(I)の本発明のシランカ
ップリング剤は、メタノール、エタノール、n−プロパ
ノールおよびi−プロパノールなどのアルコールの適当
濃度の溶液とすれば保存に都合がよい。ガラス繊維など
の表面処理に用いる場合は、そのアルコール溶液をさら
に、pH調整などして水で希釈すればよい。
ップリング剤は、メタノール、エタノール、n−プロパ
ノールおよびi−プロパノールなどのアルコールの適当
濃度の溶液とすれば保存に都合がよい。ガラス繊維など
の表面処理に用いる場合は、そのアルコール溶液をさら
に、pH調整などして水で希釈すればよい。
【0013】
【実施例】本発明を以下実施例によりさらに詳細に説明
する。勿論、本発明は以下の記載のみに限定されるもの
ではない。
する。勿論、本発明は以下の記載のみに限定されるもの
ではない。
【0014】実施例1 冷却器、撹拌機、滴下ロート、温度計を取り付けた30
0ミリリットルのセパラブルフラスコにm−アミノフェ
ノール(分子量109.13;融点122℃)を42.
54グラム(0.39モル)、エタノールを42.54
グラム仕込み、これを80℃に加熱してm−アミノフェ
ノールを完全に溶解した後、滴下ロートよりγ−クロロ
プロピルトリメトキシシラン(分子量198.72)を
最終的に77.46グラム(0.39モル)となるよう
にゆっくりと滴下し、80〜85℃で6時間加熱還流下
で反応させ、m−ヒドロキシフェニルイミノ−n−プロ
ピルトリメトキシシラン塩酸塩(分子量 307.85
)を得た。反応終了後、フラスコにエタノールを13
7.46グラム注ぎ、40重量%の希釈液を調製した。
その希釈液をTLC(薄層クロマトグラフィー)で展開
し、m−アミノフェノールの付加を確認した。なお、T
LCプレートはMerck社製kieselgel60
F254 を用い、展開溶媒にはエタノールを用いた。
0ミリリットルのセパラブルフラスコにm−アミノフェ
ノール(分子量109.13;融点122℃)を42.
54グラム(0.39モル)、エタノールを42.54
グラム仕込み、これを80℃に加熱してm−アミノフェ
ノールを完全に溶解した後、滴下ロートよりγ−クロロ
プロピルトリメトキシシラン(分子量198.72)を
最終的に77.46グラム(0.39モル)となるよう
にゆっくりと滴下し、80〜85℃で6時間加熱還流下
で反応させ、m−ヒドロキシフェニルイミノ−n−プロ
ピルトリメトキシシラン塩酸塩(分子量 307.85
)を得た。反応終了後、フラスコにエタノールを13
7.46グラム注ぎ、40重量%の希釈液を調製した。
その希釈液をTLC(薄層クロマトグラフィー)で展開
し、m−アミノフェノールの付加を確認した。なお、T
LCプレートはMerck社製kieselgel60
F254 を用い、展開溶媒にはエタノールを用いた。
【0015】図1に本実施例1の反応生成物、図2にm
−アミノフェノール、図3にγ−クロロプロピルトリメ
トキシシランのIRチャートを示す。図1の反応生成物
のIRチャートにおいては、芳香族第2級アミンの存在
を示す1490.7nmのピークが出現している。
−アミノフェノール、図3にγ−クロロプロピルトリメ
トキシシランのIRチャートを示す。図1の反応生成物
のIRチャートにおいては、芳香族第2級アミンの存在
を示す1490.7nmのピークが出現している。
【0016】実施例2 冷却器、撹拌機、滴下ロート、温度計を取り付けた30
0ミリリットルのセパラブルフラスコにm−アミノフェ
ノール(分子量109.13;融点122℃)を37.
93グラム(0.35モル)、エタノールを37.93
グラム仕込み、これを80℃に加熱してm−アミノフェ
ノールを完全に溶解した後、滴下ロートよりγ−グリシ
ドキシプロピルトリメトキシシラン(分子量236.
1)を最終的に82.07グラム(0.35モル)とな
るようにゆっくりと滴下し、80〜85℃で6時間加熱
還流下で反応させた。反応終了後、フラスコにエタノー
ルを142.07グラム注ぎ、40重量%の希釈液を調
製した。その希釈液をTLC(薄層クロマトグラフィ
ー)で展開し、m−アミノフェノールの付加を確認し
た。反応生成物の分子量は345.23であった。な
お、TLCプレートはMerck社製kieselge
l60F254を用い、展開溶媒にはエタノールを用い
た。
0ミリリットルのセパラブルフラスコにm−アミノフェ
ノール(分子量109.13;融点122℃)を37.
93グラム(0.35モル)、エタノールを37.93
グラム仕込み、これを80℃に加熱してm−アミノフェ
ノールを完全に溶解した後、滴下ロートよりγ−グリシ
ドキシプロピルトリメトキシシラン(分子量236.
1)を最終的に82.07グラム(0.35モル)とな
るようにゆっくりと滴下し、80〜85℃で6時間加熱
還流下で反応させた。反応終了後、フラスコにエタノー
ルを142.07グラム注ぎ、40重量%の希釈液を調
製した。その希釈液をTLC(薄層クロマトグラフィ
ー)で展開し、m−アミノフェノールの付加を確認し
た。反応生成物の分子量は345.23であった。な
お、TLCプレートはMerck社製kieselge
l60F254を用い、展開溶媒にはエタノールを用い
た。
【0017】図4に本実施例2の反応生成物、図5にγ
−グリシドキシプロピルトリメトキシシランのIRチャ
ートを示す。図4の反応生成物のIRチャートにおいて
は、芳香族第2級アミンの存在を示す1500.4nm
のピークが出現している。一方、図4のIRチャートに
おいては、図5のγ−グリシドキシプロピルトリメトキ
シシランのIRチャートに見られるエポキシ環構造のC
−O間伸縮結合の存在を示す1255.4nmのピーク
が現れない。
−グリシドキシプロピルトリメトキシシランのIRチャ
ートを示す。図4の反応生成物のIRチャートにおいて
は、芳香族第2級アミンの存在を示す1500.4nm
のピークが出現している。一方、図4のIRチャートに
おいては、図5のγ−グリシドキシプロピルトリメトキ
シシランのIRチャートに見られるエポキシ環構造のC
−O間伸縮結合の存在を示す1255.4nmのピーク
が現れない。
【0018】参考例1〜2 上記実施例1および実施例2のシランカップリング剤4
0重量%エタノール溶液を用いて下記の処方で積層板を
作成し、そのラミネート特性を測定した。測定結果を下
の表1に示す。
0重量%エタノール溶液を用いて下記の処方で積層板を
作成し、そのラミネート特性を測定した。測定結果を下
の表1に示す。
【0019】性能測定のための試験は次のように行っ
た。まず上記実施例1および実施例2のシランカップリ
ング剤40重量%エタノール溶液を酢酸でpHを3に調
整した蒸留水で希釈して、固形分0.7重量%のガラス
クロス処理液を調製した。この処理液に、ガラスクロス
WEA−18W(日東紡績(株)製)を含浸後、ピック
アップ28重量%となるようにスクイーズロールで絞
り、110℃で5分間乾燥した。
た。まず上記実施例1および実施例2のシランカップリ
ング剤40重量%エタノール溶液を酢酸でpHを3に調
整した蒸留水で希釈して、固形分0.7重量%のガラス
クロス処理液を調製した。この処理液に、ガラスクロス
WEA−18W(日東紡績(株)製)を含浸後、ピック
アップ28重量%となるようにスクイーズロールで絞
り、110℃で5分間乾燥した。
【0020】乾燥された処理済ガラスクロスを下記のN
EMA規格に準拠したFR−4組成のエポキシワニスに
含浸し、130℃で6分間乾燥してプリプレグとした。
そのプリプレグを8枚積層して両面に18μm厚の銅箔
をあて、30kgf/cm2の荷重下175℃で60分
加熱し、銅張積層板を作成した。その銅張積層板は、エ
ッチングにより銅箔を除去し、4cm四方に切り出して
試験片とした。このように作成された積層板について、
半田耐熱性を測定した。
EMA規格に準拠したFR−4組成のエポキシワニスに
含浸し、130℃で6分間乾燥してプリプレグとした。
そのプリプレグを8枚積層して両面に18μm厚の銅箔
をあて、30kgf/cm2の荷重下175℃で60分
加熱し、銅張積層板を作成した。その銅張積層板は、エ
ッチングにより銅箔を除去し、4cm四方に切り出して
試験片とした。このように作成された積層板について、
半田耐熱性を測定した。
【0021】エポキシ樹脂の具体的な組成(FR−4)
は次の通りである。 臭素化エポキシ樹脂(エピコート5046−B−8, 油化シェルエポキシ(株)製) 100重量部 ノボラック型エポキシ樹脂(エピコート154, 油化シェルエポキシ(株)製) 20重量部 ジシアンジアミド 4重量部 2−エチル−4−メチルイミダゾール 0.2重量部 メチルエチルケトン 15重量部 ジメチルホルムアミド 30重量部
は次の通りである。 臭素化エポキシ樹脂(エピコート5046−B−8, 油化シェルエポキシ(株)製) 100重量部 ノボラック型エポキシ樹脂(エピコート154, 油化シェルエポキシ(株)製) 20重量部 ジシアンジアミド 4重量部 2−エチル−4−メチルイミダゾール 0.2重量部 メチルエチルケトン 15重量部 ジメチルホルムアミド 30重量部
【0022】半田耐熱性は、次のように測定した。上記
積層板の試験片を、133℃に設定されたプレッシャー
クッカーにいれ、つぎに260℃の半田溶解物に20秒
間漬けた。引き上げてから、積層板のデラミネーション
(層間剥離)をしらべた。なお、プレッシャークッカー
に積層板を入れておく時間は、90分、105分、12
0分とした。各時間ごとに試料数は3枚とした。デラミ
ネーションの状態は、表1において、「○」は「ふくれ
なし」、「△」は「小さなふくれ1個あり」、「×」は
「ふくれ2個以上あり」を表す。 ここで「小さなふく
れ」とは、目視においてかろうじて確認できる位の大き
さのものを言う。
積層板の試験片を、133℃に設定されたプレッシャー
クッカーにいれ、つぎに260℃の半田溶解物に20秒
間漬けた。引き上げてから、積層板のデラミネーション
(層間剥離)をしらべた。なお、プレッシャークッカー
に積層板を入れておく時間は、90分、105分、12
0分とした。各時間ごとに試料数は3枚とした。デラミ
ネーションの状態は、表1において、「○」は「ふくれ
なし」、「△」は「小さなふくれ1個あり」、「×」は
「ふくれ2個以上あり」を表す。 ここで「小さなふく
れ」とは、目視においてかろうじて確認できる位の大き
さのものを言う。
【0023】また、上記の133℃に設定されたプレッ
シャークッカーに105分いれられた積層板については
吸水率の測定も行った。吸水率の計算は下記の式により
行った。 吸水率(%)={(吸水後の重量)−(吸水前の重
量)}/(吸水後の重量)×100
シャークッカーに105分いれられた積層板については
吸水率の測定も行った。吸水率の計算は下記の式により
行った。 吸水率(%)={(吸水後の重量)−(吸水前の重
量)}/(吸水後の重量)×100
【0024】比較参考例1〜3 シランカップリング剤としてγ−アミノプロピルトリエ
トキシシラン[=比較参考例1]、γ−グリシドキシプ
ロピルトリエトキシシラン[=比較参考例2]およびN
−β−(N−ビニルベンジルアミノエチル)−γ−アミ
ノプロピルトリメトキシシラン塩酸塩[=比較参考例
3]を用いてガラスクロスを処理し、エポキシ樹脂積層
板を作成してその半田耐熱性を調べた。結果を参考例と
合わせて表1に示す。
トキシシラン[=比較参考例1]、γ−グリシドキシプ
ロピルトリエトキシシラン[=比較参考例2]およびN
−β−(N−ビニルベンジルアミノエチル)−γ−アミ
ノプロピルトリメトキシシラン塩酸塩[=比較参考例
3]を用いてガラスクロスを処理し、エポキシ樹脂積層
板を作成してその半田耐熱性を調べた。結果を参考例と
合わせて表1に示す。
【0025】上記の3種類のシランカップリング剤のガ
ラスクロス処理液は次ぎのように調製した。予め蒸留水
を酢酸により、N−β−(N−ビニルベンジルアミノエ
チル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン塩酸塩
についてはpH4、それ以外のシランについてはpH3
としておき、これで希釈することでシランカップリング
剤の固形分が、N−β−(N−ビニルベンジルアミノエ
チル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン塩酸塩
については0.7重量%、それ以外のシランについては
0.4重量%のガラスクロス処理液を調製した。これ以
外の操作は、ガラスクロスの表面処理、積層板の作成、
半田耐熱性および吸水率の測定のいずれにしても参考例
と同様に行った。
ラスクロス処理液は次ぎのように調製した。予め蒸留水
を酢酸により、N−β−(N−ビニルベンジルアミノエ
チル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン塩酸塩
についてはpH4、それ以外のシランについてはpH3
としておき、これで希釈することでシランカップリング
剤の固形分が、N−β−(N−ビニルベンジルアミノエ
チル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン塩酸塩
については0.7重量%、それ以外のシランについては
0.4重量%のガラスクロス処理液を調製した。これ以
外の操作は、ガラスクロスの表面処理、積層板の作成、
半田耐熱性および吸水率の測定のいずれにしても参考例
と同様に行った。
【0026】
【表1】
【0027】
【発明の効果】以上に記載された本発明のシランカップ
リング剤は、それによりガラス繊維を処理したとき、得
られるガラス繊維強化樹脂に優れた半田耐熱性を付与で
きる。また本発明の製造方法により、上記のシランカッ
プリング剤を容易に得る事ができる。
リング剤は、それによりガラス繊維を処理したとき、得
られるガラス繊維強化樹脂に優れた半田耐熱性を付与で
きる。また本発明の製造方法により、上記のシランカッ
プリング剤を容易に得る事ができる。
【図1】実施例1で得られたm−アミノフェノールとγ
−クロロプロピルトリメトキシシランとの反応生成物の
IRチャートである。
−クロロプロピルトリメトキシシランとの反応生成物の
IRチャートである。
【図2】m−アミノフェノールのIRチャートである。
【図3】γ−クロロプロピルトリメトキシシランのIR
チャートである。
チャートである。
【図4】実施例2で得られたm−アミノフェノールとγ
−グリシドキシプロピルトリメトキシシランとの反応生
成物のIRチャートである。
−グリシドキシプロピルトリメトキシシランとの反応生
成物のIRチャートである。
【図5】γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン
のIRチャートである。
のIRチャートである。
Claims (2)
- 【請求項1】 下記の一般式(I)、即ち 【化1】 (ただし式中R1 は、−NH−、−CH2 −NH−、 −NH−CH2 −CH(OH)−CH2 −O−、 −CH2 −NH−CH2 −CH(OH)−CH2 −O−
を示し、 R2 はメチル基[= −CH3 ]、エチル基[= −C
H2 CH3 ]、 n−プロピル基[= −(CH2 )2 CH3 ]またはi
−プロピル基[= −CH(CH3 )2 ]を示し、nは
1、2または3を示す。)で表される化合物。 - 【請求項2】 下記の一般式(II)または(III)
即ち 【化2】 (ただし式中Xは、F、Cl、BrまたはIを、 R2 はメチル基、エチル基、n−プロピル基またはi−
プロピル基を示し、 nは1、2または3を示
す。) 【化3】 (ただし式中R2 はメチル基、エチル基、n−プロピル
基またはi−プロピル基を示し、nは1、2または3を
示す。)で表される化合物と下記の一般式(IV)即ち 【化4】 (mは0または1を示す。)で表される化合物とを混合
し、付加反応させることによる請求項1の化合物の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20005293A JPH0733785A (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | シランカップリング剤およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20005293A JPH0733785A (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | シランカップリング剤およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0733785A true JPH0733785A (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=16418034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20005293A Pending JPH0733785A (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | シランカップリング剤およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0733785A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7977028B2 (en) | 2005-06-30 | 2011-07-12 | Toray Industries, Inc. | Photosensitive resin composition and adhesion promoter |
-
1993
- 1993-07-19 JP JP20005293A patent/JPH0733785A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7977028B2 (en) | 2005-06-30 | 2011-07-12 | Toray Industries, Inc. | Photosensitive resin composition and adhesion promoter |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4749614A (en) | Process for coating fibers, use thereof, and product | |
| DE60016217T2 (de) | Polyimidharzzusammensetzung mit verbesserter feuchtigkeitsbeständigkeit, leimlösung, mehrlagiger klebefilm und verfahren zu deren herstellung | |
| JP3483999B2 (ja) | プリプレグおよびガラス繊維強化樹脂成形物 | |
| JPH11335381A (ja) | 耐熱耐水性向上シランカップリング剤 | |
| JPH0733785A (ja) | シランカップリング剤およびその製造方法 | |
| JPH01129025A (ja) | ポリアミノビスイミド系樹脂組成物 | |
| JPH08269071A (ja) | シランカップリング剤及びその製造方法 | |
| JP3448902B2 (ja) | シランカップリング剤およびシランカップリング剤の製造方法 | |
| JP3807635B2 (ja) | 高周波硬化型樹脂組成物及びこれを用いて形成した高周波硬化型接着性シート | |
| JP3427465B2 (ja) | 複合材料用改質剤及びその製造方法並びに複合材料 | |
| JPH08325439A (ja) | ガラス繊維強化エポキシ樹脂成形品製造用シランカッ プリング剤 | |
| DE69402898T2 (de) | Cyanat-Harzzusammensetzung und kupferbeschichteter Schichtstoff unter Benutzung dieser Zusammensetzung | |
| JPH03249274A (ja) | ガラス繊維基材およびこのガラス繊維基材を強化材とするガラス繊維強化樹脂積層板 | |
| US5126467A (en) | Modifier for composite materials | |
| JPS62115038A (ja) | 強化エポキシ樹脂の製造方法 | |
| JPS63105038A (ja) | ガラス繊維用表面処理用組成物およびこの組成物でガラス繊維をコ−ティングする方法 | |
| JPH06172369A (ja) | シランカップリング剤およびその製造方法 | |
| JP2009091330A (ja) | シラン化合物、及びその加水分解物で処理したガラス繊維基材 | |
| JPH07242771A (ja) | 複合材料用改質剤及び複合材料 | |
| JP2577753B2 (ja) | 水溶性シラン組成物 | |
| JP2920324B2 (ja) | 複合材料用改質剤 | |
| JPH01500894A (ja) | カップリング剤と樹脂とでガラス表面を処理して最終樹脂への結合用に改良された表面を提供する方法 | |
| JPH06256515A (ja) | 熱硬化性接着シート及びそれを用いた銅張積層板 | |
| JP3464025B2 (ja) | 新規なアミノシラン化合物 | |
| JPH01149836A (ja) | 耐熱性積層板用プリプレグの製造方法 |