JPH0733885Y2 - 鉄道車輌用などの空気清浄装置 - Google Patents

鉄道車輌用などの空気清浄装置

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JPH0733885Y2
JPH0733885Y2 JP2646990U JP2646990U JPH0733885Y2 JP H0733885 Y2 JPH0733885 Y2 JP H0733885Y2 JP 2646990 U JP2646990 U JP 2646990U JP 2646990 U JP2646990 U JP 2646990U JP H0733885 Y2 JPH0733885 Y2 JP H0733885Y2
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清 安斉
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有限会社協和精工
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、鉄道車輌用などの空気清浄装置に関する。更
に詳しくは、鉄道車輌用などの冷暖房装置に組み込んで
利用するのに最適な空気清浄装置、或いは、室内設置型
の薄型空気清浄装置に利用することが最適な電極部の改
良に関する。
[従来の技術] 鉄道車輌の天井に配備されている既存の冷暖房装置に静
電式の空気清浄装置を組み込んで、客車内の空気の清浄
化を計ることに関しては、本願出願人の特願平1-245774
号によって明らかにされている。
従来の静電式空気清浄装置の多くは、帯電々極(+)の
周囲を(前段)集塵電極(−)で囲んで空気通路を形成
すると共に、後段に集塵電極(−)とフィルターとを配
置するようにしている。また、電極の前段にプレイフィ
ルターを配置するものも公知である。
[考案が解決しようとする課題] 一般に、静電式の空気清浄装置の場合、帯電々極(+)
と集塵電極(−)の材質や形状及び寸法によって集塵能
力に大巾な差が生じるので、その設計は極めて重要であ
る。
従来の床設置型の静電式空気清浄装置では、奥行き寸法
を比較的大きくしてもよいので、プレフィルター・帯電
々極(+)・集塵電極(−)・フィルターを直線状に配
列する寸法に自由度があり、殊に電極の形状を様々の態
様に設計することが可能であった。
これに対して壁掛け型の静電式空気清浄装置などでは、
薄型に仕上げるために、奥行き寸法に限界があり、従っ
て、電極(+)(−)の構造に制約がある。
更に、鉄道車輌用の空気清浄装置、殊に、既存の冷暖房
装置に組み込んで利用するタイプのものでは、既存の冷
暖房装置の空気取入口、若しくは空気排出口部分を利用
せざるを得ないので、寸法的な制約から来る電極構造の
設計上の困難がある。
前記した本願出願人の先の出願のものでは、既存の鉄道
用冷暖房装置における空気の取入・排出口部分が、車輌
の天井面よりも下側に大きく突出したものであったため
に、この部分に組み込む電極(+)(−)の設計に比較
的自由度があり、高い集塵性能のものを提供することが
可能であった。
しかし、鉄道車輌にも様々なタイプのものがあり、例え
ば、改良型の新幹線用客車では、冷暖房装置における空
気の取入・排出口部分は、車輌の天井面から突出した部
分が薄く設計されており、下側に突出した部分の寸法が
従来のものに比較して大巾に小さな構造になっている。
上記のような構造では、空気清浄装置を組み込むための
スペースが極めて狭溢なだけでなく、特に奥行き寸法が
小さく、従来の如き電極構造では、天井面よりも下側に
突出した部分を拡大しないと予定された集塵能力を発揮
することができない。しかし、天井面に大きな突出部を
形成することは車輌内部の統一的デザイン思想を破滅さ
せるものであり、到底採用できない問題である。
本考案は上記に鑑み、電極の配列を極めて薄型にするこ
とができ、天井面から突出する部分を拡大して設けずと
も所定の集塵性能を発揮することができる、改良された
電極構造を有する鉄道車輌用の空気清浄装置を明らかに
することを主目的とするものである。
また本考案は、電極構造を極めて薄型にすることによ
り、装置を薄型に設計でき、更に、既存の空調設備のあ
らゆる位置、例えば、室外空気の取入口、室内空気の取
入口、浄化空気の吹き出し口、エアダクトの中間などに
セットして利用することができる改良された空気清浄装
置の電極構造を明らかにすることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案の上記目的は、タングステン線を格子状に配置
して帯電々極(+)とすると共に、その前段及び後段
に、(−)極に帯電されている金属製の網状フィルター
を配置したこと、及び、帯電々極(+)の直後に、多
数の透孔を有する(−)極性の集塵電極板を配置したこ
とを特徴とする鉄道車輌用などの空気清浄装置、により
達成される。
[実施例] 次に本考案を鉄道車輌用の空気清浄装置に適用した実施
例を添付の図面に従って詳細に説明する。
第1図は、鉄道車輌における空調設備の概略図であり、
本考案の空気清浄装置は、まず第1に客室上部にある空
気吹き出し口部Aに設置するものであるが、電極の薄型
化により、空気取入口BやエアダクトC、Dなどにも配
置することができる。
第1図に示すものは客室上部にある空気吹き出し口部分
に適用したものであり、符号10は本体化粧セキであり、
既存の冷暖房装置では、この下側に化粧扉11が取り付け
られており、化粧扉7の内側にはフィルターが内装され
ていた。
符号10で示す本体化粧セキの上部は、車輌の天井に固定
されており、図示しないが、ファン・クーラーなどが配
備されている。
20は(−)極性に帯電されているフィルターであって、
打ち抜き金網の如き多数の孔を持つ鋼製のフィルターで
ある。材質はアルミニウム板や鉄板などであってもよい
ことは勿論である。
メッシュの大きさは約17.6mmであり、配置密度は約3.2
個/10cm2程度であればよい。また、メッシュを矢符方向
に通過する空気に乱流が生じるように、ブリッジがねじ
れている方が好ましい。
21はフレームであり、帯電々極22として、0.15〜0.3程
度のタングステン線が格子状に取り付けられる。勿論、
格子は斜めであってもよい。
タングステン線(帯電々極)22の配置間隔は約50mmであ
ることが好ましい。
23は多数の透孔24を有する集塵電極板であり(−)極性
に帯電されている。
透孔24は真円であることを要しないが、その大きさは直
径約30mm程度であり、配置密度は1個/10cm2程度である
ことが好ましい。
25は、(−)極性に帯電されているフィルターであり、
前記したフィルター20と同じ構成である。
フィルター20と帯電々極22との間の配置間隔は、約25m
m、帯電々極22と集塵電極板23との間の配置間隔は約25m
m、集塵電極板23とフィルター25との間の配置間隔は約1
0mmであることが最適な集塵効率を得るために好まし
い。
帯電々極22は、3〜7kvの直流電源の(+)極に接続さ
れ、フィルター20、集塵電極23、フィルター25は、同じ
く3〜7kvの直流電源の(−)極に接続される。
利用する直流は、鉄道用の電源からインバータを介して
昇圧して得られるが、ON・OFFが繰りかえされるパルス
電流であることが好ましい。
図面において矢符方向への空気の流れは、図示しない既
存の冷暖房装置の通風手段(ファン)により形成され
る。
なお、集塵電極板23を用いないで専ら、フィルター25で
集塵を行う態様も本考案に包含される。
[考案の効果] 本考案は上記のように構成されているので、フィルター
20からフィルター25までの厚み寸法を従来のものに比較
して大巾に薄くすることができ、実施例で説明したよう
に、鉄道車輌の空気吹き出し口に適用すれば、突出部分
を少なくすることができ、また、室内外からの空気取入
口やダクトの中間等にも配置することができ、更に、室
内設置型のものに適用すれば、奥行寸法を大巾に薄くす
ることができるので、頭記した課題が解決される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、鉄道車輌における空調設備の概略図、第2図
は、電極部を示す斜視図、である。 10:本体化粧セキ 11:化粧扉 20:フィルター(−) 21:フレーム 22:帯電々極(+)(タングステン線) 23:集塵電極(−) 24:透孔 25:フィルター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B03C 3/41 A 3/47

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】タングステン線を格子状に配置して帯電々
    極(+)とすると共に、その前段及び後段に、(−)極
    に帯電されている金属製の網状フィルターを配置したこ
    とを特徴とする鉄道車輌用などの空気清浄装置。
  2. 【請求項2】帯電々極(+)の直後に、多数の透孔を有
    する(−)極性の集塵電極板を配置したことを特徴とす
    る請求項1に記載の鉄道車輌用などの空気清浄装置。
JP2646990U 1990-03-14 1990-03-14 鉄道車輌用などの空気清浄装置 Expired - Fee Related JPH0733885Y2 (ja)

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JPH03119442U JPH03119442U (ja) 1991-12-10
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