JPH0734088U - 掘削機の土砂はらい落とし装置 - Google Patents

掘削機の土砂はらい落とし装置

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JPH0734088U
JPH0734088U JP6283893U JP6283893U JPH0734088U JP H0734088 U JPH0734088 U JP H0734088U JP 6283893 U JP6283893 U JP 6283893U JP 6283893 U JP6283893 U JP 6283893U JP H0734088 U JPH0734088 U JP H0734088U
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祚光 國藤
靖朗 田崎
和彦 田原
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成幸工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 はらい落とし部材が攪拌部のような金属部分
に当たっても破損しあに。はらい落とし部材が回動した
場合にはばねの力で元の状態に復元できる。土砂のはら
い落としが確実に行う。 【構成】 剛体により構成したはらい落とし部材3を回
動自在に取付けると共にばね4によりはらい落とし部材
3が一定方向を向くように弾性付勢する。このことで剛
体のはらい落とし部材3により攪拌部2に付着した土砂
を確実にはらい落とす。剛体のはらい落とし部材3に攪
拌部2などの金属部分が衝突した場合には、剛体のはら
い落とし部材3がばね4に抗して回動し、その後再びば
ね4のばね力により元の状態に復元する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、攪拌部に付着する土砂をはらい落とすための装置に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
掘削機の回転軸で掘削して攪拌するものにおいて攪拌部に付着した土砂(土砂 とセメントミルク等の固結材との混合物も含む)をそのままにしておくと、次の 掘削、攪拌がスムーズにできにくいという問題がある。このため、攪拌部に付着 した土砂をはらい落とすための装置として実公昭62ー4611号公報が知られ ている。この実公昭62ー4611号公報に示される従来例は、攪拌部に付着し た土砂をはらい落とすためのブラシを回転軸に近づけて配設してあり、該ブラシ をウレタンゴムのようなゴム質材やワイヤー等の弾性材により構成してあり、ブ ラシを攪拌部に弾接させて攪拌部に付着した土砂をはらい落とすようにしている 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、回転軸1に設けた攪拌部2が図5のようなスクリュー部の場合、ス クリュー部が回転しながら上下方向に移動する時スクリュー部の端部の端部縁2 aが図7の矢印のようにブラシ3′に当たると、ブラシ3′全体は図7の破線の ように変形しようとするが、ブラシ3′はウレタンゴムのようなゴム質材やワイ ヤー等の弾性材により形成してあるので変形可能であるといえどもブラシ3′の 突出基部は先端部分ほど変形できず、このため、ブラシ3′の突出基部(根元) に金属製のスクリュー部の端縁部2aが当たると、破損したり、永久変形したり してしまい元の状態に復帰できない場合がある。そこで、ブラシ3′をより変形 しやすい材料のものとすると、土砂に当たった場合にもブラシ3′全体が大きく 塑性変形してしまって、十分な土砂のはらい落としができなくなり、また、この 場合も依然として、ブラシ3′の突出基部に金属製のスクリュー部が当たると、 図7のAで示すようにブラシ3′の突出基部が破損したり、永久変形したりして しまい元の状態に復帰できない場合がある。
【0004】 本考案は上記の従来例の問題点に鑑みて考案したものであって、その目的とす るところは、はらい落とし部材が金属よりなるスクリュー部のような金属部分に 当たってもはらい落とし部材が破損することなく、変形後、元の状態に復元でき 、また、土砂のはらい落としが確実にできる掘削機の土砂はらい落とし装置を提 供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の掘削機の土砂はらい落とし装置は、上下動自在な回転軸1に攪拌部2 を設け、該攪拌部2に付着した土砂をはらい落とすためのはらい落とし部材3を 回転軸1に近づけて配設し、剛体により構成したはらい落とし部材3を回動自在 に取付けると共にばね4によりはらい落とし部材3が一定方向を向くように弾性 付勢して成るものであって、このような構成を採用することで、上記した従来例 の問題点を解決して本考案の目的を達成することができたものである。
【0006】
【作用】
上記のような構成の本考案によれば、剛体により構成したはらい落とし部材3 を回動自在に取付けると共にばね4によりはらい落とし部材3が一定方向を向く ように弾性付勢してあることで、剛体のはらい落とし部材3により攪拌部2に付 着した土砂を確実にはらい落とすことができるものであり、しかも、剛体のはら い落とし部材3に攪拌部2などの金属部分が衝突した場合には、剛体のはらい落 とし部材3がばね4に抗して回動し、その後再びばね4のばね力により元の状態 に復元するものである。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を添付図面に示す実施例に基づいて詳述する。図1に示すように 、クローラクレーン5の前部より上方にリーダ6が立設してあり、リーダ6に沿 って回転装置7と多軸装置8とを設けた昇降体9が上下移動自在に設けてある。 多軸装置8には複数本の回転軸1が回転自在に取付けてあり、リーダ6の下部に は複数本並設した回転軸1の振れ止めをするための環状筒10が設けてある。環 状筒10のリーダ6への取付け基部付近には図2に示すようにはらい落とし部材 取付け用フレーム16の一端が枢支してあり、はらい落とし部材取付け用フレー ム16の他端側には払い落とし部材3が回転軸1側に向けて突出してある。
【0008】 はらい落とし部材取付け用フレーム16の略中間部分と環状筒10との間には エアシリンダ装置や油圧シリンダ装置等の駆動手段17の両端部が回動自在に枢 支してあり、駆動手段17を駆動することではらい落とし部材取付けフレーム1 6を回動して払い落とし部材3を横方向に移動することができるようになってい る。
【0009】 はらい落とし部材3は剛体であって例えば金属製である。このはらい落とし部 材3ははらい落とし部材取付け用フレーム16に設けた受け座18に回動自在に 嵌め込んであり、はらい落とし部材3が一定方向を向くようにばね4により弾性 付勢してある。図3の実施例においてははらい落とし部材3の受け座18に嵌め 込んだ方の端面部に一端部を取付けたねじ棒19を支持部材20に挿通してナッ ト21を螺合して取付け、受け座18の背面部と支持部材20の前面部との間に コイルばねよりなるばね4が介在してある。したがって、ばね4によりねじ棒1 9が図の矢印イ方向に引かれ、これによりはらい落とし部材3には常時図3の実 線の姿勢を保つようなばね力が付与されることになり、はらい落とし部材3にば ね力よりも大きい力が作用して図3の想像線のように回動しても該作用力が解除 されるとばね4により元の実線の状態に復元するようになっている。はらい落と し部材3の後端部は略半球状乃至略円錐状をしており、はらい落とし部材3の後 端部が嵌め込まれる受け座18の受け面は略半球状乃至略円錐状をしており、は らい落とし部材3に設定以上の外力があらゆる方向から作用しても、それに対応 してばね4に抗して剛体のはらい落とし部材3が受け座18を中心にしてあらゆ る方向に回動できるようになっている。上記ばね力はナット21を回転操作する ことで調整できるものである。ここで、ナット21を調整して、はらい落とし部 材3が金属部分に当たるとばね4に抗してはらい落とし部材3が回動し、土砂に 当たっても剛体のはらい落とし部材3が回動せず、土砂のはらい落としができる ようなばね力に設定するものである。
【0010】 はらい落とし部材3の後端部の受け座18に回動自在に支持された部分は可撓 性を有する土避けカバー22により覆ってあって、回転自在に支持している部分 に土砂や固結用液等が侵入するのを防止している。この土避けカバー22として は例ばえじゃばら状をしたものを採用できるが必ずしもじゃばら状のものにのみ 限定されるものではない。
【0011】 回転軸1にはスクリュー部や翼部等の攪拌部2が設けてあり、この攪拌部2を 有する複数本の回転軸1が環状筒10が上下移動自在に貫挿してある。また、回 転軸1の下端部にはビット23が設けてあり、回転軸1の下部又はビット23部 分にはセメントミルク、セメントミルクを主成分とする混合液、合成樹脂液等の 固結材を噴出するための孔が設けてある。
【0012】 しかして、上記のような構成の掘削機は使用に当たって、回転装置7を回転し て多軸装置8を介して複数本の回転軸1を回転しながら下降させて地盤を掘削し 、孔から固結材を噴射して攪拌部2により掘削土砂と固結材とを攪拌混合してソ イルセメント柱列のような柱体を形成するものである。そして、攪拌部2を有す る回転軸1が上下移動する際に環状筒10により回転軸1の振れ止めをするもの である。
【0013】 一方、回転軸1を上下移動する際、はらい落とし部材3を回転軸1に対向させ 、回転軸1が回転しながら上下移動するとき回転軸1、特に攪拌部2に付着した 土砂(本実施例では掘削土砂と固結材との混合物)をはらい落とし部材3により かき落とすようになっている。この場合、本考案においては、はらい落とし部材 3が金属部分に当たるとばね4に抗してはらい落とし部材3が回動し、土砂に当 たっても剛体のはらい落とし部材3が回動せず、土砂のはらい落としができるよ うなばね力に設定してあるから、はらい落とし部材3が土砂に当たってはらい落 とし操作をしている時は剛体の払い落とし部材3は一定方向を向いていて変形し たり、回動したりせず、確実に土砂をはらい落とすことができるものであり、は らい落とし部材3が攪拌部2自体のように金属部分に当たると、ばね4に抗して はらい落とし部材3が全体として回動することで破損を防止し、金属部分との衝 突が解除されるとばね4のばね力により再びはらい落とし部材3が元の状態に復 帰する。特に、図5において2aで示す攪拌部2を構成するスクリュー部の端縁 部が図6に示すように剛体の払い落とし部材3に衝突したような場合でも、ばね 4に抗して剛体のはらい落とし部材3が全体として回動することで破損を防止す ることができるのである。
【0014】 ところで、駆動手段17を駆動することではらい落とし部材3の回転軸1に対 する位置を変えることができ、異なる径の回転軸1に対応させることができ、ま た、はらい落とし部材3の攪拌部2への当たり状態を調整したりすることができ る。 なお、剛体のはらい落とし装置3の外面部にウレタンゴム等の非金属製の外皮 層を積層してもよく、この場合にははらい落とし部材3が攪拌部2のような金属 部分に衝突しても金属音が発生しないようにできる。
【0015】 なお、添付図面に示す実施例においては、環状筒10が金属により形成してあ り、図2、図4に示すように、環状筒10の周部に複数個の孔11を設けてあり 、この孔11にウレタンゴムのような緩衝材12を嵌め込んで緩衝材12を環状 筒10の内面より若干内側に突出させ、また、孔11の外面側の縁に設けた突片 27間に緩衝材12を挟んでボルト・ナットのような固着具13にて着脱自在に 固着してあって、緩衝材12が磨耗した場合に固着具13を外して取替えること ができるようになっている。このように緩衝材12を設けることで、環状筒10 内で回転軸1の攪拌部2が横振れした場合に緩衝材12に衝突して衝撃が吸収さ れ、金属摩擦音を低減できるようにしてある。また、添付図面に示す、環状筒4 の内面にはエアや水等の流体を噴出するための噴出口14が設けてあり、この噴 出口14にはホース15が接続してあり、この噴出口14からエアや水等の流体 を噴出することで、上記はらい落とし部材3による土砂のはらい落としに加え、 更にエアや水等の流体の噴射により回転軸1や攪拌部2に付着した土砂を更に吹 き飛ばしたり、洗い流したりすることができて、はらい落としを確実にできるこ とになる。ここで、噴出口14を環状筒10内に開口しているので、噴出流体が 外部に飛び散ったり、あるいは流体により吹き飛ばされた土砂が環状筒10の外 に勢いよく飛び散ることがない。もちろん、上記実施例にのみ限定されることな く、噴出口14を環状筒10以外の他の場所に設けたり、あるいは、作業者がノ ズルを手に持ってエアや水等の液体を噴射して土砂を吹き飛ばしたり、洗い流し たりしてもよい。
【0016】
【考案の効果】
本考案にあっては、上述のように、上下動自在な回転軸に攪拌部を設け、該攪 拌部に付着した土砂をはらい落とすためのはらい落とし部材を回転軸に近づけて 配設し、剛体により構成したはらい落とし部材を回動自在に取付けると共にばね によりはらい落とし部材が一定方向を向くように弾性付勢してあるので、土砂に 剛体のはらい落とし部材が当たって土砂をはらい落としている際にはらい落とし 部材が塑性変形することがなくて確実に土砂をはらい落とすことができるもので あり、しかも、このように土砂をはらい落とすためにはらい落とし部材を剛体で 形成したといえども、はらい落とし部材が攪拌部のような金属部分に衝突すると 剛体のはらい落とし部材全体がばねの力に抗して回動することで破損を防止し、 金属部分との衝突が無くなるとばねの力で剛体のはらい落とし部材が元の姿勢に 復元できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体を示す正面図である。
【図2】同上の拡大正面図である。
【図3】同上のはらい落とし部材部分の更に拡大した一
部破断した正面図である。
【図4】同上の拡大平面図である。
【図5】同上の攪拌部の一例を示す斜視図である。
【図6】同上のはらい落とし部材に攪拌部の端部縁が当
たった場合の説明図である。
【図7】従来例のブラシに攪拌部の端部縁が当たった場
合の説明図である。
【符号の説明】
1 回転軸 2 攪拌部 3 はらい落とし部材 4 ばね

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下動自在な回転軸に攪拌部を設け、該
    攪拌部に付着した土砂をはらい落とすためのはらい落と
    し部材を回転軸に近づけて配設し、剛体により構成した
    はらい落とし部材を回動自在に取付けると共にばねによ
    りはらい落とし部材が一定方向を向くように弾性付勢し
    て成る掘削機の土砂はらい落とし装置。
JP1993062838U 1993-11-24 1993-11-24 掘削機の土砂はらい落とし装置 Expired - Lifetime JP2502003Y2 (ja)

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JP1993062838U JP2502003Y2 (ja) 1993-11-24 1993-11-24 掘削機の土砂はらい落とし装置

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JPH0734088U true JPH0734088U (ja) 1995-06-23
JP2502003Y2 JP2502003Y2 (ja) 1996-06-19

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101878867B1 (ko) * 2017-07-05 2018-07-16 수경기업 주식회사 오거 스크류 토사 제거장치
JP2021113450A (ja) * 2020-01-20 2021-08-05 ジェコス株式会社 オーガスクリューの排土装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4980505U (ja) * 1972-10-26 1974-07-12
JPH0542393U (ja) * 1991-11-18 1993-06-08 住友建機株式会社 オーガスクリユーの泥落とし装置

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JP2502003Y2 (ja) 1996-06-19

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