JPH073411A - 金−白金−パラジウム−ロジウム合金製の紡糸口金または他の製品の製造方法、前記合金、前記合金製製品および合成繊維の生産方法 - Google Patents

金−白金−パラジウム−ロジウム合金製の紡糸口金または他の製品の製造方法、前記合金、前記合金製製品および合成繊維の生産方法

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JPH073411A
JPH073411A JP5279914A JP27991493A JPH073411A JP H073411 A JPH073411 A JP H073411A JP 5279914 A JP5279914 A JP 5279914A JP 27991493 A JP27991493 A JP 27991493A JP H073411 A JPH073411 A JP H073411A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金−白金−パラジウム−ロジウム合金製の紡
糸口金または他の製品の製造、前記合金、前記合金製製
品および合成繊維の生産。 【構成】 合成繊維の生産に使用するための製品、特に
紡糸口金は、重量百分率で金を30〜80%、白金を1
〜60%、パラジウムを1〜50%、ロジウムを0.1
〜5%、イリジウムおよび/またはルテニウムを0〜
0.4%含む合金から、前記合金成分の溶融物を鋳込
み、焼なましにより均質化し、加工し、時効による硬化
を行うことによって作られる。合金は、重量百分率で5
0〜70%の金、20〜40%の白金、5〜20%のパ
ラジウム、0.3〜1.5%のロジウムおよび0〜0.
4%のイリジウムおよび/またはルテニウムを含むもの
でもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金−白金−パラジウム
−ロジウム合金から製品を作る方法、特に合成繊維製造
における使用に適した紡糸口金の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】合成繊維は、微小な孔または穴を有する
紡糸口金を介して、複合化学溶液から加圧により、また
は加圧を行わずに“練条する”ことによって得られる。
これらの孔は、たとえばサファイアの棒を用いてあけら
れる。優れた紡糸口金には、以下のことが期待される。
【0003】1、穴詰まりによって、洗浄を行うために
除去することが必要となるまで、繊維絞り出し期間が長
く続くこと。 2、できる限り肉厚の大きな板に、経済的に受け入れ可
能な方法かつ高い精度で、また不当に度々孔あけ器を破
損することなく、孔を穿孔できるよう、焼なまされた状
態においては充分に軟性の材料から成るものでなければ
ならない。 3、これらの孔をあけた後、および硬化/熱処理の後
に、可能な限り長時間の間、使用時に硬度および強度を
維持することができるように、最大に可能な圧力でも、
変形を生じないように、その硬度および強度の増大が可
能でなければならない。 4、腐食を最小とするよう、均一な構造を有していなけ
ればならない。
【0004】直径が40〜120μmの範囲で15,0
00もの孔を表面に有する紡糸口金は、人絹繊維および
他の合成繊維の製造において重要な役割を果たしてい
る。紡糸口金に対する許容生産圧を上げることによっ
て、同じ投下資本で、同じ押圧装置を用いてより高い生
産を達成することができるため、優れた耐腐食性を有
し、一層強く、また特に一層固い合金に対する大きい要
望がある。これによってそれに比例して経済的利点が得
られる。
【0005】ドイツの特許明細書221,572はすで
に、当時の純粋な白金から製造された紡糸口金を開示し
ている。しかしながら、それらの紡糸口金は軟らかすぎ
(ブリネル硬度40、ビッカース硬度HV50に相
当)、このことは英国特許明細書260,672に記載
された金と20〜32%の白金との合金にも該当する。
金−白金合金は、耐腐食性の点から見た場合、かかる紡
糸口金の製造に特に適していると思われる。合成繊維工
業において、金−白金合金製の紡糸口金は大規模に使用
されている。これらはおよそ20〜95%の広いプラチ
ナの濃度範囲において、耐腐食性があり、硬化が可能で
あるため、非常に評判がよい。この可能な硬化は、比較
的低温におけるこの合金の固溶体中に分離が起こること
によって引き起こされる。最高の硬度は、均質化しおよ
び硬化した状態の両方において、60〜70%の白金を
含む合金で得られる。実際上、非常に硬度が高いこれら
の合金は、製造上の問題との関係から、稀にしか使用さ
れていない。最適の組成はむしろ30〜50%程度の白
金を含むものである。
【0006】その後、30%の白金を含む場合に、ブリ
ネル硬度で最大200(ビッカース硬度HV220)を
得ることができた。しかしながら、硬化時の強い偏析に
よって問題が生じ、硬度のばらつきが上昇した。
【0007】大抵の場合、金−白金合金には、一般に
0.5〜1%の量のロジウムが添加されている。ロジウ
ムは、結晶粒微細化効果を有している。30%の白金を
含む合金は、1%のロジウムを添加することによって最
高の硬度を得る。ドイツ特許明細書691,061は、
60〜80%の金および20〜40%の白金ならびにこ
れらに1%までのロジウムが添加された金−白金合金を
開示している。
【0008】ドイツ特許明細書873,145は、紡糸
口金用を意図して50〜93%の白金を含む金−白金合
金を開示しており、さらにまた、たとえば金50%、白
金49%、ロジウム1%を含む金−白金合金のような、
40〜50%の白金を含む金−白金合金にせいぜい1%
のロジウムを添加することを提案している。かかる合金
は、確かに硬化した状態においては高い硬度を有してい
るけれども、焼なました状態においても高い硬度を有し
ており、このことが穿孔を一層困難にしている。孔は、
低圧で使用する薄板の場合にしかあけることができな
い。
【0009】フランス特許明細書2,133,178に
は、金80.5〜90%、白金10〜19.5%と、ロ
ジウム、イリジウム、ルテニウム、オスミウムおよび/
またはレニウム0〜3%の添加物を含む金−白金合金が
開示されている。英国特許明細書1,112,766
は、金50〜80%、イリジウム0.04〜0.5%、
残部が白金から成る金−白金合金について言及してい
る。ドイツ特許出願1,075,838には、白金が3
2〜39%と2%までレニウムを含む金−白金合金製の
紡糸口金が開示されている。ガラス繊維用紡糸口金とし
ての使用に適し、金3%、白金85〜87%、およびロ
ジウム10〜12%を含む金−白金合金がドイツ特許出
願2,053,059に開示されている。
【0010】Peschko に対する合衆国特許1,169,
753は、白金10部、パラジウム30部、金60部を
有し、宝石類、計器・器具、義歯、および電気機器の製
造用の合金を提案している。強度を高めることが所望さ
れている場合には、そのためにルテニウム、イリジウ
ム、オスミウム、またはロジウムなどの硬化元素を0.
1〜2%添加することが可能である。この合金は、これ
らの金属をまとめて一緒に溶融することによって得られ
る。Peschko は、硬化元素は溶融すべき混合物にそれら
を単に添加するだけで効果があり、そのために先行して
均質化焼なましの段階を経る必要がなく、自動的に硬化
が起こると考えていると思われる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ロジウ
ムを添加する場合、この添加により何らかの硬化効果が
得られるとすれば、まず最初に金属を均質に分布させる
ことが必要である。まず最初に金属が均質に分布されな
い場合には、ロジウムは強度および硬度の低下さえも招
く。もちろん硬化は起こらない。ロジウムは強度や硬度
を低下させることがしばしばある。このことは表1およ
び2中の例1および3と同表中の例4および6との比較
により明らかである。白金を25%および30%含む金
−白金合金の場合のみ、ロジウムは硬度を上昇させる。
Peschko に従った合金中には約30%という高率のパラ
ジウムが含まれていることから考えると、パラジウムは
ロジウムを分離させ、硬化反応に対する等価化効果を有
しており、ロジウムの硬化作用を低下させるので、硬度
に対するロジウムのプラスの効果は確かではない。
【0012】合成繊維紡績用として最もよく使用される
紡糸口金合金は、金を59.5%、白金を30%、およ
びロジウムを0.5%含む合金である。この合金の場
合、使用期間が幾分長めになると、不均質性のため、い
くつかの箇所において選択的に浸出することが明らかと
なった。
【0013】合成繊維の紡績では、80℃の40%硫酸
溶液を含む溶媒中において、ポリマーが紡糸口金を介し
て絞り出される。この紡糸口金は使用された後に、90
〜100℃において、重クロム酸/硫酸溶液で洗浄処理
するために、紡績押圧装置から除去される。
【0014】上記のことから、かかる材料はどの程度耐
腐食性を有しているべきかを推定することができる。し
たがって、本発明の合金に、腐食試験を行い、その結果
を、現在使用されている紡糸口金を製造するための合金
の結果と比較した。
【0015】すなわち、本発明の目的は、金−白金−パ
ラジウム−ロジウム合金から製品を作る方法、特に合成
繊維製造における使用に適した紡糸口金の製造方法を提
供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、合成繊維の生
産に適した製品、特に紡糸口金を重量百分率で30〜8
0%の金、1〜60%の白金、1〜50%のパラジウ
ム、0.1〜5%のロジウム、および0〜0.4%のイ
リジウムおよび/またはルテニウムを含む金−白金−パ
ラジウム−ロジウム合金から製造する方法であって、必
要量の前記合金要素を含む溶融物の用意と鋳塊を形成す
るための前記溶融物の鋳込みとを、前記合金の焼なまし
による均質化、冷却、加工、および時効硬化ステップと
ともに含む方法を提供する。
【0017】本発明によれば、前記合金の組成は、重量
百分率で金50〜70%、白金20〜40%、パラジウ
ム5〜20%、ロジウム0.3〜1.5%、イリジウム
および/またはルテニウム0〜0.4%であることが好
ましく、特に重量百分率で金約59%、白金30%、パ
ラジウム約10%、およびロジウム約1%であることが
好ましい。
【0018】本発明によれば、均質化は、900〜12
00℃、好適には約1150℃の温度における焼なまし
によって行われる。本発明によれば、冷却は、好適に
は、焼なましが行われた製品を水で速やかに冷却するこ
とによって行われる。冷却された製品は、圧延によって
より薄い肉厚に、好適にはいくつかのステップで加工さ
れ、該製品は、900〜1200℃の温度で、好適には
約950℃の温度でこれらのステップの間で焼なまされ
る。
【0019】冷却された製品の加工には、製品に孔をあ
ける穿孔加工を含めてもよい。最後に、本発明によれ
ば、加工された製品は、400〜700℃の温度で、好
適には500〜650℃の温度で時効処理によって硬化
される。
【0020】本発明はさらに、本発明の方法を利用する
ことによって得られた、合成繊維の生産に適した製品、
特に紡糸口金を含んでいる。
【0021】本発明はさらに、重量百分率で50〜70
%の金、20〜40%の白金、5〜20%のパラジウ
ム、0.3〜1.5%のロジウム、および0〜0.4%
のイリジウムおよび/またはルテニウムを含み、特に重
量百分率で約59%の金、約30%の白金、約10%の
パラジウム、および約1%のロジウムを含む新しい金−
白金−パラジウム−ロジウム合金を提供する。かかる合
金から作られる製品、特に紡糸口金も、本発明に包含さ
れる。
【0022】最後に、本発明は、本発明に従った紡糸口
金を利用した、合成材料の紡績による合成繊維生産のた
めの方法を包含している。
【0023】
【作用】本発明は、既存の三元合金である金−白金−ロ
ジウム合金が、パラジウムの添加によって繊維生産時の
合金の耐腐食性を低下させずに、物理特性を著しく改善
することができることを開示する。腐食試験は、合金
7,10,11の腐食が、合金1〜6の腐食と同じ程度
であることを示している。パラジウムを多く含む合金
(8および9)では、腐食率がわずかに高いことが見い
だされた。表1および表2では、物理特性および腐食特
性が組成にどのように依存しているかを知ることができ
る。合金1〜6は、既存の紡糸口金合金である。合金7
〜11は本発明に従った合金である。
【0024】25%の白金合金および30%の白金合金
を除けば、ロジウムを含まない合金は、結局のところロ
ジウムを含む合金よりも高い硬度を得る。引張り強さに
関しては、30%の白金合金を除けば、硬度について述
べたことと同様のことが当てはまる。
【0025】パラジウムを添加することによって、パラ
ジウム中へのロジウムの高い溶解力のために、ロジウム
の硬化作用は低下すると予測することができるけれど
も、驚くべきことに、パラジウムは一般に、白金−金合
金中で白金の分離を低下させるという事実にもかかわら
ず、パラジウムを10%含んだ場合、意外にも非常に優
れた硬化反応が得られることが見いだされている。その
ための条件は、均質化処理の後に急冷を行うことである
と思われる。こういった硬化反応があるにもかかわら
ず、焼なましの後には、非常に低い硬度が得られ、高圧
下での生産に使われることが予定された、より厚い板で
さえもさらに適切に孔をあけることができる。この後、
この紡糸口金を硬化することができる。硬化は、先行技
術の三元合金である金−白金−ロジウムの紡糸口金合金
の場合よりも、せいぜい50℃だけ高い温度で行われ
る。
【0026】これらの改良された紡糸口金合金について
硬化後に所望の最適特性を達成するためには、そのシー
トを急速に、すなわち即座に、水中にて冷却することが
きわめて重要である。冷却が遅すぎると、比較例2にあ
るように、硬化があまり有効なものとならず、意図した
特性の改善が達成されない。
【0027】穿孔のための軟質状態における硬度と、使
用に最適な状態とするための硬化状態における硬度との
差として表された合金の硬化は、合金7において最高で
あり、該合金が最も好適であり、すなわちビッカース硬
度は180である。このことは、該合金は効果的に穿孔
が行えるだけ充分に軟質であり、すなわちサファイアの
パンチが不都合なほど頻繁に破損することはなく、また
一方、硬化された使用される状態の該合金は高い硬度を
有し、それに応じて高い強度も有していることを意味し
ている。繊維の生産量を増加させるためにより高い圧力
での使用が可能な、肉厚のより大きなシートの場合でさ
えも、軟質の状態は適切かつ効果的に穿孔が行える一
方、硬化後に強度が増し、繊維の生産時に高圧を利用す
ることが可能となる。このことは、かかる合金の利用が
適切な経済的利益となることを示している。
【0028】さらにまた、パラジウムを添加した合金
は、パラジウムを含まない合金よりも粒子が相当により
細かいものとなり、このことは穿孔、研摩、耐腐食性に
好適に影響する。
【0029】
【実施例】金59%、白金30%、パラジウム10%、
およびロジウム1%(重量百分率)の組成の紡糸口金用
合金を計量し、前記成分の全てが溶解するまで、中周波
誘導炉中においてアルミニウム酸化物るつぼ中で真空溶
融した。使用された前記成分は、少なくとも99.95
%の純度を有していた。
【0030】次に、1600℃の浴温度において、該合
金を純銅製の鋳型に鋳込んだ。このようにして得られた
バーの両面を平らに削り落とし、次いで1150℃で1
時間焼なました上、水中で冷却した。次に、15mm厚
のバーをいくつかのステップで圧延し、最終的に1.0
mmの肉厚とし、その間に950℃で15分間焼なまし
た。最後の段階で、その板を1150℃で30分間焼き
なましし、水中で非常に急速に冷却した。
【0031】板の硬度は、Durimet(ドイツ,ラ
イツ)のマイクロビッカース硬度計を用いて、1.0k
gの負荷をかけて測定され、HV160の値が示され
た。5時間の600℃における硬化処理の後で、硬度は
HV340となった。
【0032】次に、伸び計を備えたZwick(ドイ
ツ)の引張り試験機を用いて、試験用板に引張り試験を
実施した。引張り強度は119kg/mm2(1168
MPa)、0.2%降伏点は104kg/mm2(10
21MPa)、ヤング率は140GPa、破断伸び率は
7.8%であった(試験シート:幅8mm、肉厚1.0
mm、長さ30mm)。
【0033】比較例1 金69.5%、白金30%、およびロジウム0.5%
(重量百分率)の組成の紡糸口金合金のシートを例1と
して作成した。最後のステップとして、該シートを30
分間1100℃にて焼なまし、水中で非常に急速に冷却
した。該シートはHV134の硬度を示した。550℃
で5時間の硬化処理の後で、硬度はHV316、引張り
強さは82kg/mm2(800MPa)、0.2%降
伏点は72kg/mm2(710MPa)、ヤング率は
100GPa、破断伸び率は2%であった。
【0034】比較例2 例1と同様な組成の紡糸口金合金のシートを作成した。
ただし、最終ステップでは、1150℃にて30分間焼
なました後、板を水中で冷却する前に、該シートを空気
中にて数秒間冷却した。該板は、HV185の硬度を示
した。550℃で5時間の硬化処理の後で、硬度はわず
かHV240、引張り強度は72kg/mm2(707
MPa)、0.2%降伏点は64kg/mm2(628
MPa)、ヤング率は120GPg、破断伸び率は2%
であった。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】
【発明の効果】従来の三元合金、金−白金−ロジウム合
金と同様、本発明に従って作られる四元合金、金−白金
−パラジウム−ロジウム合金も硬化が可能である。しか
しながら、この改良合金は、従来、利用が可能であった
合金の場合よりも紡糸口金合金に課され得る要件を一層
満たしている。本発明に従った合金は、均一の構造を有
しており、この構造において現れる第2相は、金−白金
−パラジウム母材を通じて非常に細かく分布する。パラ
ジウムおよび白金と組合わされたロジウムの存在によっ
て、驚くべきことに、高度な粒子の微細化と、白金を多
く含んだ硬い第2相の良好な分布とが得られる。
【0038】本発明に従った合金の主要な利点は、既存
の三元合金、金−白金−ロジウム紡糸口金合金と比較し
た場合、弾性係数またはヤング率が高いという点にあ
る。これによって、該合金は、負荷が同じである場合、
撓みの程度がより小さく、したがって、このことは紡糸
口金用の板を既存の合金よりも薄くすることが可能であ
り、または、肉厚が同じであるならば、より大きな板を
使用できるということを意味しており、既存の合金にお
いて可能であった生産性よりもかなり生産性が高まるこ
とになる。
【0039】均一でより細かい粒子の構造を得るため
に、該合金に0.4%までのイリジウムおよび/または
ルテニウムを加えることができる。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量百分率で30〜80%の金、1〜6
    0%の白金、1〜50%のパラジウム、0.1〜5%の
    ロジウム、および0〜0.4%のイリジウムおよび/ま
    たはルテニウムを含む、金−白金−パラジウム−ロジウ
    ム合金から製品を製造する方法であって、必要量の前記
    合金要素を含む溶融物の用意と鋳塊を形成するための前
    記溶融物の鋳込みとを、前記合金の焼なましによる均質
    化、冷却、加工、および時効硬化のステップとともに含
    む前記製品の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記合金の組成が重量百分率で金50〜
    70%、白金20〜40%、パラジウム5〜20%、ロ
    ジウム0.3〜1.5%、イリジウムおよび/またはル
    テニウム0〜0.4%であることを特徴とする請求項1
    記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記合金の組成が、重量百分率で金約5
    9%、白金約30%、パラジウム約10%、およびロジ
    ウム約1%であることを特徴とする請求項2記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 合成繊維の生産に適した紡糸口金が製造
    されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に
    記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記均質化が900〜1200℃の温度
    で焼なますことによって行われることを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記焼なましが約1150℃の温度で行
    われることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記冷却が前記焼なまされた製品を水で
    急速に冷却することによって行われることを特徴とする
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記冷却された製品が、圧延によってよ
    り薄い肉厚に加工されることを特徴とする請求項1〜7
    のいずれか1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記より薄い肉厚への圧延がいくつかの
    ステップで実施され、前記製品はこれらのステップの間
    で焼なまされることを特徴とする請求項8に記載の方
    法。
  10. 【請求項10】 前記焼なましが900〜1200℃の
    温度で行われることを特徴とする請求項9に記載の方
    法。
  11. 【請求項11】 前記焼なましが950℃の温度で行わ
    れることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記冷却された製品の加工は、穿孔処
    理を含み、これによって製品に孔があけられることを特
    徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記加工された製品が、400〜70
    0℃の温度で時効処理によって硬化されることを特徴と
    する請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記加工された製品が、500〜65
    0℃の温度で時効処理によって硬化されることを特徴と
    する請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 請求項1〜14のいずれか1項に記載
    の方法を用いて得られる合成繊維の製造に適した製品、
    特に紡糸口金。
  16. 【請求項16】 重量百分率で金50〜70%、白金2
    0〜40%、パラジウム5〜20%、ロジウム0.3〜
    1.5%、およびイリジウムおよび/またはルテニウム
    0〜0.4%を含む金−白金−パラジウム−ロジウム合
    金。
  17. 【請求項17】 重量百分率で金約59%、白金約30
    %、パラジウム約10%、およびロジウム約1%を含む
    請求項16に記載の金−白金−パラジウム−ロジウム合
    金。
  18. 【請求項18】 合成繊維の製造に適し、請求項16ま
    たは17に記載の金−白金−パラジウム−ロジウム合金
    から作られる製品、特に紡糸口金。
  19. 【請求項19】 請求項15または18に記載の紡糸口
    金を用いて、合成材料の紡績によって合成繊維を生産す
    る方法。
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