JPH0734785A - シールドセグメント継手方法及び装置 - Google Patents

シールドセグメント継手方法及び装置

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JPH0734785A
JPH0734785A JP5030304A JP3030493A JPH0734785A JP H0734785 A JPH0734785 A JP H0734785A JP 5030304 A JP5030304 A JP 5030304A JP 3030493 A JP3030493 A JP 3030493A JP H0734785 A JPH0734785 A JP H0734785A
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shield
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Hiroshi Oshima
大島  博
Muneo Yoshimura
宗男 吉村
Nobuo Kawanami
信夫 川浪
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 十分な強度及び耐久性、止水性を有し、しか
もシールド掘削工事の高速化の要求にも対応する事が出
来る様なシールドセグメント継手方法及び装置の提供。 【構成】 本発明のシールドセグメント継手方法及び装
置によれば、継ぎ足すべきシールドセグメント(12)
のアンカー筋(14)の先端部に設けられた継手オス部
(16)に先端コーン(22)を挿入し、既に設置され
たシールドセグメント(10)に取り付けられ且つ継手
オス部(16)の外径よりも大径の開口部(26)を有
する継手メス部(24)に開口部(26)を介して先端
コーン(22)が挿入停止板(30)へ当接するまで挿
入し、継手メス部(24)内に継手オス部(16)を更
に押し込んで継手オス部(22)先端の固定羽根(2
0)を先端コーン(22)に沿って半径方向外方(R
O)へ拡径する様に変形せしめ、目違調整板(28)に
より継手オス部とメス部を結合せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シールド掘削機により
穿孔された掘削孔のライニングに用いられるシールドセ
グメントを連続的に接続する、すなわち継ぎ足すための
シールドセグメント継手方法及びそれに用いられる装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】シールドセグメントを連続的に接続する
(継ぎ足す)ための技術として、従来から、通しボルト
タイプ、簡易ボルトタイプ等の様にボルトを用いたも
の、ピン・ホゾ方式によるもの、その他が提案されてい
る。
【0003】ここで、シールドセグメントを継ぎ足すた
めの技術としては、強度及び耐久性が十分であること、
止水性が保証されている事が重要である。その点で、通
しボルトボルトタイプのものはその他のものに比較して
優れた性質を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年において
シールド工事の急速施工の要請が高まっているが、通し
ボルトによりシールドセグメント同士を接合する(継ぎ
足す)には、ボルト通し工程及びナット締付工程の2段
階の作業が必要となる。従って、通しボルトによる継ぎ
足し技術では高速化に対応する事が出来ない。
【0005】一方、その他の従来技術においては高速化
には対応する事が出来るものも存在するが、前述した通
り、接合箇所の強度及び耐久性、止水性の点で不安があ
る。
【0006】本発明は上記した従来技術の問題点に鑑み
て提案されたもので、十分な強度及び耐久性、止水性を
有し、しかもシールド掘削工事の高速化の要求にも対応
する事が出来る様なシールドセグメント継手方法及び装
置に関する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のシールドセグメ
ント継手方法は、シールド掘削機により穿孔された掘削
孔のライニングに用いられるシールドセグメントを継ぎ
足すためのシールドセグメント継手方法において、継ぎ
足すべきシールドセグメントのアンカー筋の先端部に設
けられた継手オス部に先端コーンを挿入する工程と、既
に設置されたシールドセグメントに取り付けられ且つ継
手オス部の外径よりも大径の開口部を有する継手メス部
に開口部を介して先端コーンが挿入停止板へ当接するま
で挿入する工程と、継手メス部内に継手オス部を更に押
し込んで継手オス部先端の固定羽根が先端コーンに沿っ
て半径方向外方へ拡径する様に変形せしめる工程、固定
羽根の拡径を目違調整板で拘束することにより、継手オ
ス部とメス部を結合せしめる工程、とを含んでいる。
【0008】また、本発明のシールドセグメント継手方
法は、シールド掘削機により穿孔された掘削孔のライニ
ングに用いられるシールドセグメントを継ぎ足すための
シールドセグメント継手装置において、継ぎ足すべきシ
ールドセグメントに取り付けられた継手オス部と、継手
オス部に挿入される先端コーンと、既に設置されている
シールドセグメントに取り付けられた継手メス部とを含
み、継手オス部はアンカー筋の先端部に取り付けられ且
つ先端コーンを挿入可能な中空部材を含み、該中空部材
の先端部分は半径方向外方に拡径する様に変形可能な固
定羽根を構成しており、継手メス部は継手オス部外径よ
りも大径の開口部と、先端コーンの挿入距離を制限する
ための挿入停止板と拡径する固定羽根を固定せしめる目
違調整板を含んでおり、先端コーンはその先端部近傍が
最大径である様な形状となっている。
【0009】本発明の実施に際して、継手メス部の開口
部内側には、継手オス部の外径と継手メス部開口部の内
径との寸法差を補償し、継手オス部とメス部を結合する
ための目違調整板が設けられているのが好ましい。そし
て、該目違調整板は環状に形成され、その内径は拡径し
た固定羽根部分の外径に等しいことが好ましい。
【0010】
【作用】上述の様な構成を具備する本発明によれば、継
ぎ足すべきシールドセグメントのアンカー筋の先端部に
設けられた継手オス部の固定羽根を構成する部分(中空
部材の先端部)に先端コーンを挿入する。そして、先端
コーンと共に継手オス部分を、開口部を介して継手メス
部に挿入する。
【0011】先端コーンは挿入停止板へ当接すればそれ
以上は挿入されないが、継手オス部は更に押し込まれ挿
入が続行される。ここで、先端コーンの動きが制限され
た状態で継手オス部が押し込まれると、先端コーンは先
端部近傍が最大径となっており、且つ、先端コーンが挿
入されている中空部材の先端部分(固定羽根)は半径方
向外方に拡径する様に変形可能であるため、固定羽根は
半径方向外方へ拡径する。そして固定羽根が拡径した結
果、目違調整板の拘束を受け、継手オス部は継手メス部
の開口部内側に係合し、両者は結合される。
【0012】上述した内容から明かな通り、本発明によ
れば継手オス部側を挿入するだけで結合が達成され、通
しボルトを用いた場合とは異なりナット締め付け工程が
必要とされないので、継ぎ足し作業の高速化が達成され
る。
【0013】ここで、先端コーン及び継手オス部が挿入
される開口部の内径寸法は、前述の通り、継手オス部の
外径寸法よりも大きく設定されており、挿入時に余裕が
存在する様に設定されている。そのため、シールドセグ
メントの継ぎ足し作業が急速に施工されたとしても、継
手オス部を継手メス部側に挿入する作業が確実に行われ
るのである。換言すると、既に設置されているセグメン
ト(先行セグメント)と、継ぎ足すべきセグメント(後
続セグメント)との接合についてある程度の余裕が与え
られているので、継手オス部を継手メス部の開口部にバ
ランス良く嵌合されるのである。
【0014】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて説明する。
【0015】図1において、既に設置されているシール
ドセグメント(先行セグメント)が符号10で示され、
継ぎ足すべきシールドセグメント(後続セグメント)が
符号12で示されている。後続セグメント12はアンカ
ー筋14を備えており、アンカー筋14の先端部(図1
においては下方端部)には継手オス部16が設けられて
いる。
【0016】継手オス部16は中空部材18を含み、中
空部材18の先端部(図1において下方端部)は固定羽
根20を構成している。図1において、中空部材18に
はハッチングが付されているのに対して、固定羽根20
にはハッチングが無いが、これは中空部材18と固定羽
根20とが別部材である事を意味しているのではなく、
明確化のためにその様に表現したものである。中空部材
18と固定羽根20とは一体に構成されている。
【0017】継手オス部16には先端コーン22が挿入
(嵌合)されている。この先端コーン22はその下方端
部近傍(符号MDで示す箇所)が最大径を有する様に形
成されており、中空部16或いは固定羽根20に対して
所謂「締り嵌め」の状態となっている。
【0018】一方、先行セグメント10側には継手メス
部24が取り付けられている。この継手メス部24には
開口部26が形成され、開口部26の内径、特に開口入
口側(図1では上側)の径は、継手オス部16の外径或
いは先端コーンの最大径(MDの径)よりも大きく構成
されている。そして、この開口部26内には目違調整板
28と挿入停止板30とが設けられている。この目違調
整板40は継手メス部24の中で、限られた範囲内では
あるが、自由に動ける構造になっており、したがって、
先行セグメントと、後続セグメントとの間にリング継手
の芯違があっても、先端コーン22が挿入されると、目
違調整板28と先端コーン22は自動的に同芯となるの
で、多少の芯ズレは吸収され、何等支障なく結合される
のである。
【0019】次に、図2−図4をも参照して、先行セグ
メント10に後続セグメント12を継ぎ足す態様を説明
する。
【0020】先行セグメント10に後続セグメント12
を継ぎ足すに際しては、後続セグメント12を図1中矢
印D方向に移動させ、そして、先端コーン22及び継手
オス部16の固定羽根20を、開口部26を介して継手
メス部24内に挿入させる。この挿入は、図2で示す様
に先端コーン22の先端部表面32が挿入停止板30に
当接するまで続けられる。
【0021】図2の状態においては、固定羽根20も開
口部26内(継手メス部24内部)に挿入されるが、固
定羽根20と先端コーン22との相対位置関係は図1の
場合と変化がない。図2の状態から後続セグメント12
を矢印D方向に更に移動すれば、継手オス部16は継手
メス部24内に更に挿入される事になる。
【0022】ここで、固定羽根20は若干の可撓性を有
しており、半径方向外方(図3において矢印ROで示す
方向)に変形或いは拡径可能に構成されている。例え
ば、図3で示す様に固定羽根20の周方向(図3中の矢
印C参照)に等間隔にて複数箇所(図3では4箇所)に
切欠部34を形成すれば、半径方向外方に若干拡径する
程度の可撓性は得られる。
【0023】従って、上述した様に後続セグメント12
を矢印D方向に更に移動して継手オス部16を継手メス
部24内に更に挿入し、先行セグメント10と後続セグ
メント12とが接合し、継手オス部16の肩部36が継
手メス部24の表面38と当接するまで挿入すれば、図
4で示す様に、固定羽根20は半径方向外方に拡径して
目違調整板28と当接する。その結果、継手オス部16
と継手メス部24とは結合されるのである。
【0024】図4で示す状態において、継手オス部16
の肩部36が継手メス部24の表面38と当接している
ので、矢印D方向にはこれ以上移動しない。一方、固定
羽根20の半径方向外方表面(符号20Sで示す)は目
違調整板28と当接して、所謂「くさび」形の面接触を
しているため、継手オス部16を矢印U方向に移動する
事も出来ない。したがって、図4で示す状態において継
手オス部16と継手メス部24とは結合された事にな
る。
【0025】ここで、固定羽根20と目違調整板28と
が好適に当接する様にするため、目違調整板28の傾斜
面40は先端コーン22のテーパ面42と等しいテーパ
を有している。固定羽根20が拡径する際には先端コー
ン22のテーパ面42に沿って変形するので、固定羽根
20の半径方向外方表面20Sはテーパ面42と平行に
なる。従って、目違調整板28の傾斜面40と先端コー
ン22のテーパ面42とを等しいテーパを有するように
構成すれば、両者が当接した際に面接触となり、強固な
結合が達成されるのである。
【0026】ここで、図1及び図2で示す挿入開始時に
おいて、開口部26の内径は先端コーン22及び継手オ
ス部16の外径よりも大きいので、挿入の際に余裕があ
り、挿入作業が極めて容易である。
【0027】なお、図示の実施例においては、図5の符
号Lで示す様な方向、すなわち掘削孔50の長手方向に
ついて継ぎ足していく場合について説明している。しか
し、周方向CDについて隣接するシールドセグメント同
士(図5の符号54−62)の接合についても適用可能
である。また、図示の実施例はあくまでも例示であり、
本発明の技術的範囲を限定するものではない事を付記す
る。
【0028】
【作用】以上説明した様に、本発明によれば継手オス部
側を挿入するだけで結合が達成され、通しボルトを用い
た場合とは異なりナット締め付け工程が必要とされず、
また挿入の際に余裕があり、挿入作業が極めて容易であ
るので、継ぎ足し作業の高速化が達成される。また、継
手オス部と継手メス部との結合が良好であるため、強
度、耐久性、止水性の点でも問題が生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例における結合作業の1工程を
示す断面正面図。
【図2】図1に連続する工程を示す断面正面図。
【図3】先端コーンと固定羽根との位置関係を示す底面
図。
【図4】図1、図2と同様な断面正面図であって、結合
作業が完了した状態を示す図。
【図5】掘削孔とシールドセグメントの配置関係を示す
斜視図。
【符号の説明】
10・・・既に設置されているシールドセグメント(先
行セグメント) 12・・・継ぎ足すべきシールドセグメント(後続セグ
メント) 14・・・アンカー筋 16・・・継手オス部 18・・・中空部材 20・・・固定羽根 22・・・先端コーン MD・・・先端コーンの下方端部近傍の最大径部分 24・・・継手メス部 26・・・開口部 28・・・目違調整板 30・・・挿入停止板 D、U・・・移動方向 C・・・固定羽根の周方向 32・・・先端コーンの先端部表面 34・・・切欠部 36・・・継手オス部の肩部 38・・・継手メス部の表面 20S・・・固定羽根の半径方向外方表面 40・・・目違調整板の傾斜面 42・・・先端コーンのテーパ面 50・・・掘削孔 L・・・掘削孔の長手方向 CD・・・掘削孔の周方向 54、56、58、60、62・・・シールドセグメン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川浪 信夫 東京都葛飾区四つ木4丁目18番17号 小梶 器械製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールド掘削機により穿孔された掘削孔
    のライニングに用いられるシールドセグメントを継ぎ足
    すためのシールドセグメント継手方法において、継ぎ足
    すべきシールドセグメントのアンカー筋の先端部に設け
    られた継手オス部に先端コーンを挿入する工程と、既に
    設置されたシールドセグメントに取り付けられ且つ継手
    オス部の外径よりも大径の開口部を有する継手メス部に
    開口部を介して先端コーンが挿入停止板へ当接するまで
    挿入する工程と、継手メス部内に継手オス部を更に押し
    込んで継手オス部先端の固定羽根が先端コーンに沿って
    半径方向外方へ拡径する様に変形せしめる工程、固定羽
    根の拡径を目違調整板で拘束することにより、継手オス
    部とメス部を結合せしめる工程、とを含むことを特徴と
    するシールドセグメント継手方法。
  2. 【請求項2】 シールド掘削機により穿孔された掘削孔
    のライニングに用いられるシールドセグメントを継ぎ足
    すためのシールドセグメント継手装置において、継ぎ足
    すべきシールドセグメントに取り付けられた継手オス部
    と、継手オス部に挿入される先端コーンと、既に設置さ
    れているシールドセグメントに取り付けられた継手メス
    部とを含み、継手オス部はアンカー筋の先端部に取り付
    けられ且つ先端コーンを挿入可能な中空部材を含み、該
    中空部材の先端部分は半径方向外方に拡径する様に変形
    可能な固定羽根を構成しており、継手メス部は継手オス
    部外径よりも大径の開口部と、先端コーンの挿入距離を
    制限するための挿入停止板と拡径する固定羽根を固定せ
    しめる目違調整板を含んでおり、先端コーンはその先端
    部近傍が最大径である様な形状となっていることを特徴
    とするシールドセグメント継手装置。
JP5030304A 1993-02-19 1993-02-19 シールドセグメントの接続方法およびその継手装置 Expired - Lifetime JP2582213B2 (ja)

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