JPH0734991B2 - 薄肉厚二重管の外管の溶接方法 - Google Patents
薄肉厚二重管の外管の溶接方法Info
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- JPH0734991B2 JPH0734991B2 JP60063478A JP6347885A JPH0734991B2 JP H0734991 B2 JPH0734991 B2 JP H0734991B2 JP 60063478 A JP60063478 A JP 60063478A JP 6347885 A JP6347885 A JP 6347885A JP H0734991 B2 JPH0734991 B2 JP H0734991B2
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- welding
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、薄肉厚二重管の外管の溶接方法に関する。
(従来の技術) 腐食性流体の熱交換に当つては、熱交換管の材質とし
て、管内面の流体と管外面の流体の腐食性を共に考慮す
る必要があり、双方を満足する材料の管か、あるいは、
それぞれに耐える材料を二重にした第2図に示すような
二重管を用いる。例えば、第2図において、管内部流体
のために、内管1にSUS304を用い、外部流体がクロール
イオンCl-を含む場合、外管2にCr−Mo鋼を用いる。こ
の時管と管板の接合で異材とならないようにするため
に、管と管板の接合部近傍は、外管3にSUS304を用い
る。
て、管内面の流体と管外面の流体の腐食性を共に考慮す
る必要があり、双方を満足する材料の管か、あるいは、
それぞれに耐える材料を二重にした第2図に示すような
二重管を用いる。例えば、第2図において、管内部流体
のために、内管1にSUS304を用い、外部流体がクロール
イオンCl-を含む場合、外管2にCr−Mo鋼を用いる。こ
の時管と管板の接合で異材とならないようにするため
に、管と管板の接合部近傍は、外管3にSUS304を用い
る。
ここで、この外管2,3相互を接合する場合一般に、薄肉
厚の管接合としてTIG溶接を行なうが、入熱一定の溶接
では、第3図に示すように、周溶接の進行とともに溶込
みが増大し、管内面へ溶落ちを生じやすい。そこで第4
図に示すように、入熱を連続((a)の場合)あるいは
断続的((b)の場合)に変化させて溶接する方法があ
るが、入熱制御が困難で、安定した溶込みが得られなか
つた。
厚の管接合としてTIG溶接を行なうが、入熱一定の溶接
では、第3図に示すように、周溶接の進行とともに溶込
みが増大し、管内面へ溶落ちを生じやすい。そこで第4
図に示すように、入熱を連続((a)の場合)あるいは
断続的((b)の場合)に変化させて溶接する方法があ
るが、入熱制御が困難で、安定した溶込みが得られなか
つた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は、上記従来方法の欠点を解消し、薄肉厚
二重管の周溶接において、通常の溶接施工(一定入熱)
により安定した溶込みを得る方法を提供するものであ
る。
二重管の周溶接において、通常の溶接施工(一定入熱)
により安定した溶込みを得る方法を提供するものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、薄肉厚二重管の外管の突合せ継手を溶接する
方法において、溶接部に対応する内管表面を挾んで2枚
の壁板を連結し、該壁板の周縁部で内管内面と摺接させ
て冷却室を構成し、該壁板に冷却水供給管及び排出管を
接続し、所定の流量で冷却水を流して該壁板間に所定の
圧力を保持しながら、外管を溶接することを特徴とする
薄肉厚二重管の外管の溶接方法である。
方法において、溶接部に対応する内管表面を挾んで2枚
の壁板を連結し、該壁板の周縁部で内管内面と摺接させ
て冷却室を構成し、該壁板に冷却水供給管及び排出管を
接続し、所定の流量で冷却水を流して該壁板間に所定の
圧力を保持しながら、外管を溶接することを特徴とする
薄肉厚二重管の外管の溶接方法である。
すなわち、上述の如く、第3図の方法では、溶接進行と
ともに溶接熱が十分拡散されずに、いわゆる熱がこもつ
て溶込みが増大するものであり、又、第4図の方法は、
それを予測して入熱制御しようとするものであつたが、
本発明では、管内面を水冷することにより溶接熱が積極
的に吸収され、一定入熱でも安定した溶込みが得られる
のが特徴である。
ともに溶接熱が十分拡散されずに、いわゆる熱がこもつ
て溶込みが増大するものであり、又、第4図の方法は、
それを予測して入熱制御しようとするものであつたが、
本発明では、管内面を水冷することにより溶接熱が積極
的に吸収され、一定入熱でも安定した溶込みが得られる
のが特徴である。
(作用) 以下に、本発明を図面に基づき説明する。
第1図は、本発明に係る溶接方法の説明図である。
図中、1は内管、2は外管、3は二重管の端部に設けた
内管と同じ材質の外管、4は前壁、後壁が連結された水
冷治具本体、5はOリング、6は空間、7は水入口管、
8は水出口管、9は溶接トーチ、10はタングステン電
極、11はアーク、12はシールドガスである。
内管と同じ材質の外管、4は前壁、後壁が連結された水
冷治具本体、5はOリング、6は空間、7は水入口管、
8は水出口管、9は溶接トーチ、10はタングステン電
極、11はアーク、12はシールドガスである。
水冷治具本体4の前後壁外径は、内管1内径より小さく
し、前後壁の外径部に設けたOリング5を介して内管1
内面と密着する。これにより、水入口管7から水を入れ
ると、空間6に水が充満し、水出口管8から出て水は循
環される。この時、最初、空間6内にあつた空気を完全
に排除するために、水出口管8はできるだけ上方の方が
良いが、注水を勢いよく行なえば、図示したように、内
管1と水出口管8には2〜3mmの間隔があつても、完全
に空気は排除される。
し、前後壁の外径部に設けたOリング5を介して内管1
内面と密着する。これにより、水入口管7から水を入れ
ると、空間6に水が充満し、水出口管8から出て水は循
環される。この時、最初、空間6内にあつた空気を完全
に排除するために、水出口管8はできるだけ上方の方が
良いが、注水を勢いよく行なえば、図示したように、内
管1と水出口管8には2〜3mmの間隔があつても、完全
に空気は排除される。
(発明の効果) このようにして、溶接部直下の内管1の内面は直接水に
接触し、しかも水は循環しているため、溶接による熱は
どんどん吸収され、外管2,3の接合部円周を連続的に溶
接しても、いわゆる熱がこもることなく、常に一定条件
での溶接となり、溶込みが安定(一定)する。
接触し、しかも水は循環しているため、溶接による熱は
どんどん吸収され、外管2,3の接合部円周を連続的に溶
接しても、いわゆる熱がこもることなく、常に一定条件
での溶接となり、溶込みが安定(一定)する。
以下に、実施例を示す。
実施例 第1図において、内管1は内径25mm、肉厚1.5mmのSUS30
4、外管2は、外径31mm、肉厚1.5mmの2 1/4Cr−1Mo鋼の
二重管で、外管3は、外径31mm、肉厚1.5mmのSUS304鋼
を用い、溶接ワイヤは、SUS309系ワイヤ1.2φを用いて
溶接した。結果を表1に示す。
4、外管2は、外径31mm、肉厚1.5mmの2 1/4Cr−1Mo鋼の
二重管で、外管3は、外径31mm、肉厚1.5mmのSUS304鋼
を用い、溶接ワイヤは、SUS309系ワイヤ1.2φを用いて
溶接した。結果を表1に示す。
水冷を行なわない番号1,2,3の場合は、溶接の途中で溶
落ちたり、溶込み深さが変化する。これに対し、本発明
の内管の水冷を行なう番号4,5,6,7,8,9の場合、溶込み
が一定で、安定した溶接が行なえる。
落ちたり、溶込み深さが変化する。これに対し、本発明
の内管の水冷を行なう番号4,5,6,7,8,9の場合、溶込み
が一定で、安定した溶接が行なえる。
第1図は、本発明による溶接方法の説明図である。第2
図は、薄肉厚二重管の構造の概略図である。第3図及び
第4図は、従来の溶接方法における入熱と溶込み或いは
溶落ちの関係を示す。
図は、薄肉厚二重管の構造の概略図である。第3図及び
第4図は、従来の溶接方法における入熱と溶込み或いは
溶落ちの関係を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−154487(JP,A) 実開 昭55−154696(JP,U) 実開 昭54−73318(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】薄肉厚二重管の外管の突合せ継手を溶接す
る方法において、溶接部に対応する内管表面を挾んで2
枚の壁板を連結し、該壁板の周縁部で内管内面と摺接さ
せて冷却室を構成し、該壁板に冷却水供給管及び排出管
を接続し、所定の流量で冷却水を流して該壁板間に所定
の圧力を保持しながら、外管を溶接することを特徴とす
る薄肉厚二重管の外管の溶接方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60063478A JPH0734991B2 (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | 薄肉厚二重管の外管の溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60063478A JPH0734991B2 (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | 薄肉厚二重管の外管の溶接方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61222684A JPS61222684A (ja) | 1986-10-03 |
| JPH0734991B2 true JPH0734991B2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=13230380
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60063478A Expired - Lifetime JPH0734991B2 (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | 薄肉厚二重管の外管の溶接方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0734991B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104084726B (zh) * | 2014-07-03 | 2016-02-24 | 中国海洋石油总公司 | 水下阀门与过渡管之间焊接的冷却装置 |
| CN104588900A (zh) * | 2014-12-03 | 2015-05-06 | 上海新力机器厂 | 一种减小超细长比组件焊接变形的装置及方法 |
| CN106181146A (zh) * | 2016-08-10 | 2016-12-07 | 广州创实得环保科技有限公司 | 一种长椅多椅板焊接管的防变形焊接方法 |
| CN108581278A (zh) * | 2018-03-28 | 2018-09-28 | 无锡华光锅炉股份有限公司 | 一种减少膜式省煤器焊接热应力的方法 |
| CN110524183B (zh) * | 2019-09-12 | 2024-07-19 | 域鑫科技(惠州)有限公司 | 一种管道焊接工装 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5916557B2 (ja) * | 1976-12-08 | 1984-04-16 | 株式会社日立製作所 | オ−ステナイト系ステンレス鋼管の溶接方法 |
| JPS5473318U (ja) * | 1977-11-01 | 1979-05-24 | ||
| JPS5577983A (en) * | 1978-12-08 | 1980-06-12 | Hitachi Ltd | Welding method |
| JPS55154696U (ja) * | 1979-04-16 | 1980-11-07 | ||
| JPS58154487A (ja) * | 1982-03-01 | 1983-09-13 | Toshiba Corp | 管状部材の溶接方法 |
-
1985
- 1985-03-29 JP JP60063478A patent/JPH0734991B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61222684A (ja) | 1986-10-03 |
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