JPH0735018U - 射出成形機の逆流防止装置 - Google Patents

射出成形機の逆流防止装置

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JPH0735018U
JPH0735018U JP6747993U JP6747993U JPH0735018U JP H0735018 U JPH0735018 U JP H0735018U JP 6747993 U JP6747993 U JP 6747993U JP 6747993 U JP6747993 U JP 6747993U JP H0735018 U JPH0735018 U JP H0735018U
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JP
Japan
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ring valve
screw
backflow prevention
prevention device
resin
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Application number
JP6747993U
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English (en)
Inventor
嘉之 水谷
健二 杉田
Original Assignee
株式会社名機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 樹脂の射出に際してシール時間のばらつきを
生じない逆流防止装置 【構成】 リングバルブ28の前端面28aのヘッド部
22の後部壁面22aとの接触面積を受圧面積A1の2
0%未満とする。すなわちリングバルブ28の有効受圧
面積A2を受圧面積A1の80%以上とする。これによ
り、射出時にはリングバルブ28に作用する一対の押圧
力はF2>F1となり、リングバルブ28は確実にシール
される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、射出成形機に溶融状態の成形材料を射出供給する射出装置の加熱筒 に内装される逆流防止装置に関し、詳しくは、射出に際してのリングバルブのシ ール時間のばらつきを低減した射出成形機の逆流防止装置(以下、単に逆流防止 装置ともいう)に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、金型内に溶融状態の成形材料を射出してこれを固化、成形する射出成形 機において、溶融状態の成形材料を射出、充填する射出装置として、加熱筒内に 逆流防止装置を備えた射出装置が各種知られている。
【0003】 図1に示すように、この種の射出装置に装着される逆流防止装置10は、外殻 となる加熱筒12内に軸廻り(矢印C方向)に回転可能かつ軸方向(矢印L、R )に沿って前後進可能に挿通されたスクリュ14を備えている。このスクリュ1 4は加熱筒12の内部孔12aを摺動回転するフライト16を有し、スクリュ1 4の先端部には環状のウエアプレート18を介してスクリュヘッド20が固着さ れている。このスクリュヘッド20は先端側に配された砲弾状のヘッド部22と ウエアプレート18側にテーパ24aが設けられた軸部24とで構成されており 、ヘッド部22の後部壁面22a、軸部24およびウエアプレート18の前部壁 面18aとで環状溝部26が形成されている。このヘッド部22には樹脂溝22 bが穿設されており、樹脂溝22bを介して環状溝部26とスクリュヘッド20 の前方(矢印L)側とが連通されている。さらに軸部24には、中央から前方に 主孔部30a、後部側にテーパ30bが形成された貫通孔30を有する筒状のリ ングバルブ28が、軸部24との間に所定の間隙を保って外嵌されている。この リングバルブ28は、前端面28aをヘッド部の後部壁面22aに密接させる開 放位置(図示の状態)と後端面28bをウエアプレート18の前部壁面18aに 密接させる遮断位置との間で、矢印L、R方向に沿って加熱筒12の内部孔12 aを摺動して環状溝部26内を往復変位可能である。
【0004】 このような構成により、図示省略している加熱筒12の後端側に供給される例 えばペレット状等の成形材料を、スクリュ14の回転によって射出ノズル(図示 略)側へと移送しつつ溶融し、スクリュヘッド20前方の樹脂溜部32に貯留で きる。この際、リングバルブ28は移送される樹脂の圧力(矢印L方向に作用す る)によって図示の位置(開放位置)とされ、加熱筒12の内部には、加熱筒1 2の内部孔12aとスクリュ14との間の空間→リングバルブ28の貫通孔30 とスクリュヘッド20の軸部24との間隙→樹脂溝22b→スクリュヘッド20 の前方(矢印L方向)空間と、一連の樹脂通路40が確保される。
【0005】 また、樹脂溜部32に樹脂を貯留した状態でスクリュ14を矢印L方向に前進 させれば、リングバルブ28は樹脂溜部32側の樹脂の圧力によって矢印R方向 に相対移動させられ、リングバルブ28の後端面28bはウエアプレート18の 前部壁面18aに密接させられる。これによって、樹脂通路40は遮断され樹脂 のスクリュ14側への移動が規制されることにより樹脂の逆流は防止される。さ らにスクリュ14を前進させれば、樹脂溜部32の樹脂は加圧されて射出ノズル から射出されることになる。
【0006】 このスクリュ14の前進開始時点でリングバルブ28にはスクリュ14側から は矢印L方向の押圧力F1が、スクリュヘッド22側からは矢印R方向の押圧力 F2が作用し、リングバルブ28を矢印R方向に相対移動させるには、
【0007】
【数1】
【0008】 が必須となる。また、
【0009】
【数2】
【0010】 である。 ただし、 P1;スクリュ14側の樹脂圧力 P2;スクリュヘッド20側の樹脂圧力 A1;リングバルブ28の受圧面積 A2;リングバルブ28の前端面28aの有効受圧面積 であり、図1(b)、(c)にハッチングを施して示すように、A1はリングバ ルブ28の断面積に相当し、A2は(リングバルブ28の前端面28aの面積) −(リングバルブ28に接しているヘッド部22の後部壁面22aの面積)に相 当する。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、スクリュヘッド20側からスクリュ14側への樹脂の逆流に伴 う圧力損失ΔP2やリングバルブ28の有効受圧面積A2等によっては、確実に
【0012】
【数3】
【0013】 が実現されないことがあり、スクリュ14の前進開始からリングバルブ28が遮 断位置へ変位するまでの時間(シール時間)にばらつきが発生することがあった 。 考案者らは、逆流防止装置におけるこのようなばらつきの発生を防止すること を目的として鋭意研究の結果、リングバルブ28の前端面28aに占めるリング バルブ28の有効受圧面積A2の割合を特定の比率以上とすれば上記のシール時 間のばらつきを防止できることを発見しこの考案を完成したものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための手段として、本考案の射出成形機の逆流防止装置は 、成形材料を溶融・射出する射出成形機の加熱筒に内装される射出成形機の逆流 防止装置であって、 スクリュの先端部に固着されて上記加熱筒の内壁とで環状溝部を形成するスク リュヘッドと、該環状溝部の上記スクリュ側の壁面に後端面を密接させる遮断位 置と該環状溝部の上記スクリュヘッド側の壁面に前端面を密接させる連通位置と の間で上記環状溝部内で往復変位するリングバルブとを備える射出成形機の逆流 防止装置において、 上記連通位置における上記リングバルブの前端面の上記スクリュヘッド側の壁 面との接触面積が上記リングバルブの前端面の受圧面積の20%未満であること を特徴とする。
【0015】
【作用】
上記構成の射出成形機の逆流防止装置においては、連通位置におけるリングバ ルブの前端面のスクリュヘッド側の壁面との接触面積がリングバルブの前端面の 受圧面積の20%未満である。すなわち、リングバルブの前端面の有効受圧面積 は、前端面の受圧面積の80%以上となっている。
【0016】 このため、樹脂の射出に際してスクリュが前進を開始したときに、確実に
【0017】
【数4】
【0018】 が実現され、シール時間にばらつきが発生することはなくなる。
【0019】
【実施例】
次に、本考案の実施例を説明するが、本実施例の射出成形機の逆流防止装置の 構成は従来技術の説明で参照した図1の逆流防止装置10と同様であるので、以 下、逆流防止装置各部の名称には図1と同符号を使用し構成の説明は省略する。
【0020】 なお、図1においては樹脂溝22bが4個の場合を示しているが、本考案は4 個の樹脂溝22bを有する逆流防止装置に限定されるものではなく、3個以下ま たは5個以上でもよい。例えば後部壁面22aのリングバルブ28との総接触面 積を同一とすると、後部壁面22aの一箇所(一組の樹脂溝22bに挟まれる部 分)当りの面積は、樹脂溝22bを3個とする方が樹脂溝22bを4個とするよ りも大きくできる。したがって、樹脂溝22bを3個とする方が、樹脂溝22b を4個とするよりも後部壁面22aの一箇所当りの接触面圧を低下させることが でき、後部壁面22aとリングバルブ28との摺動面の摩擦を低減できる。 (シール時間測定実験) 次の表1は、逆流防止装置10においてリングバルブ28の前端面28aとヘ ッド部22の後部壁面22aとの接触面積を変化させて(=有効受圧面積A2を 変化させて)シール時間のばらつきの有無を測定したシール時間測定実験の結果 を表している。
【0021】 なお、この実験においては、リングバルブ28がスクリュヘッド20に対して 軸廻りに相対回転可能なフリー式のリングバルブ28を有する逆流防止装置(図 1参照)の他に、爪を介してスクリュヘッドに係合してスクリュヘッド(スクリ ュ)と共回りする(ただし、軸方向の変位は可能)引掛式のリングバルブを有す る逆流防止装置も対象とされている。
【0022】
【表1】
【0023】 上記表1から明かなように、リングバルブ28の受圧面積A1に対する前端面 28aと後部壁面22aとの接触面積の割合を20%未満(=受圧面積A1に対 する有効受圧面積A2の割合を80%以上)とすると、シール時間のばらつきは 防止されている。
【0024】 以上のように、実施例1〜3の逆流防止装置はシール時間のばらつきは発生し ない。 なお、参考までに示せば、P1=ΔP1、P2=P1+ΔP2は以下の式にて理論 値を計算できる。
【0025】 スクリュ14の前進時におけるスクリュ14側の樹脂圧力P1は、この時の樹 脂のスクリュ14後方側への逆流による圧力損失ΔP1と等しくなる。樹脂がス クリュ14のフライト16の1ピッチを逆流するときの圧力損失ΔP1=P1は、
【0026】
【数5】
【0027】 ここで、 η;樹脂の粘度[kgf・sec/cm2] L;流動長さ[cm] Q;流量[cm3/sec] l;スクリュ溝幅[cm] h;スクリュ溝深さ[cm] である。
【0028】 一方、リングバルブ28のスクリュヘッド22側の樹脂圧力P2は、樹脂圧力 P1にリングバルブ28内を逆流する樹脂による圧力損失ΔP2を加えた値であり 、
【0029】
【数6】
【0030】 である。 ここで、 L1 ;主孔部30aの流動長さ[cm] L1’;テーパ30bの流動長さ[cm] b ;軸部24と主孔部30aとの間隙[cm] b’ ;軸部24とテーパ30bとの間隙[cm] d ;主孔部30aの内径[cm] d’ ;テーパ30bの開口径[cm] である。
【0031】 したがって、リングバルブ28の受圧面積A1または有効受圧面積A2の一方を 決定すれば、上記算出されたP1、P2の理論値と上記(1)式とに基づいて他方 を決定できる。ただし、このような理論的な値と実際の樹脂の挙動とが完全に一 致するものではないから、このような理論計算を基礎として実験等を加味して適 切な有効受圧面積A2の割合を、受圧面積A1の80%以上の範囲で決定すること が望ましい。
【0032】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の逆流防止装置は、樹脂の射出に際してシール時 間のばらつきは発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術および実施例の逆流防止装置の説明
図であり、図1(a)はスクリュヘッド付近の一部断面
図、図1(b)は図1(a)のX−X線端面図、図1
(c)はリングバルブの右側面図である。
【符号の説明】
10・・・逆流防止装置、12・・・加熱筒、14・・
・スクリュ、18・・・ウエアプレート、18a・・・
前部壁面(スクリュ側の壁面)、20・・・スクリュヘ
ッド、22a・・・後部壁面(スクリュヘッド側の壁
面)、26・・・環状溝部、28・・・リングバルブ、
28a・・・前端面、28b・・・後端面、A1・・・
受圧面積、A2・・・有効受圧面積。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形材料を溶融・射出する射出成形機の
    加熱筒に内装される射出成形機の逆流防止装置であっ
    て、 スクリュの先端部に固着されて上記加熱筒の内壁とで環
    状溝部を形成するスクリュヘッドと、該環状溝部の上記
    スクリュ側の壁面に後端面を密接させる遮断位置と該環
    状溝部の上記スクリュヘッド側の壁面に前端面を密接さ
    せる連通位置との間で上記環状溝部内で往復変位するリ
    ングバルブとを備える射出成形機の逆流防止装置におい
    て、 上記連通位置における上記リングバルブの前端面の上記
    スクリュヘッド側の壁面との接触面積が上記リングバル
    ブの前端面の受圧面積の20%未満であることを特徴と
    する射出成形機の逆流防止装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019198609A1 (ja) * 2018-04-09 2019-10-17 マクセル株式会社 発泡成形体の製造方法及び製造装置

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