JPH0735178U - 自動車用灯具の取付構造 - Google Patents

自動車用灯具の取付構造

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JPH0735178U
JPH0735178U JP6774193U JP6774193U JPH0735178U JP H0735178 U JPH0735178 U JP H0735178U JP 6774193 U JP6774193 U JP 6774193U JP 6774193 U JP6774193 U JP 6774193U JP H0735178 U JPH0735178 U JP H0735178U
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bolt
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豊 塩澤
千春 岩田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ランプハウジング1に取り付けられた取付ボ
ルト11を、車体5の取付孔5bに挿通して、上記ラン
プハウジング1を車体5に取り付ける構造を改良して、
各構成部材に製作寸法誤差が有ってもランプハウジング
1歪みを与えたり過大な応力を与えたりしないようにす
る。 【構成】 取付ボルト11を直接的にランプハウジング
1に固着することなく、該取付ボルト11の軸心方向
(図において左右方向)にその位置を調節できるように
する。本例では、ランプハウジング1に一体連設したボ
ックス1bにケース9を嵌着し、該ケースの内面に設け
られている鋸歯状歯9aと、取付ボルト11に固着した
弾性爪付係合片10とを係合する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車用灯具のランプハウジングを、車体の板状部材に対して、ボ ルト・ナットを用いて取り付ける構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車用灯具は専門工場で生産され、自動車工場で車体に取り付けられる。図 5は従来例の取付構造を備えた自動車用前照灯が自動車の車体に取り付けられて いる状態の垂直断面図である。ランプハウジング1の前面開口部を覆って前面レ ンズ2が装着され、該ランプハウジング1に対してリフレクタ3が傾動可能に支 承されている。4は、上記の傾動を加減して当該前照灯の光軸方向を調整するた めの調整ネジである。一方、5は車体の一部分(板金製部材)であって、前照灯 を取り付けるための開口5aが設けられている。 前記のランプハウジング1の上部に、アーム1aが一体に連設されていて、上 部取付ボルト6によって車体5に固定されている。該ランプハウジング1の下方 にボス1cが一体に成形されており、該ボス1c内に頭部を埋設固定して下部取 付ボルト7が植設されている。上記下部取付ボルト7を車体5の孔に挿通し、ナ ット8を螺合して、該ナット8と前記ボス1cとの間に車体5の板金部材を挟み 付けて固定されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
図5に示した従来例の取付構造において、先ず上部取付ボルト6によってアー ム1aを車体5に固定した状態(ナット8は未だ締めつけられていない状態)に おいて、前記のボス1cが車体5に対して、必ずしも軽く密着しない。すなわち 各種の製作寸法誤差のために隙間ができる。こうした状態でナット8を大きい力 で回して締め付けると、ランプハウジング1に歪みを生じる。ランプハウジング に歪みを生じると、亀裂の発生を招いたり、前面レンズ2との接合が悪くなって 洗車水や雨滴が灯室内に浸入したりする。 本考案は上述の事情に鑑みて為されたものであって、ランプハウジングに製作 寸法誤差が有ったり、車体の灯具取付部分に加工寸法誤差が有ったりしても、ラ ンプハウジングを歪ませる虞れの無い、自動車用灯具の取付構造を提供すること を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的(ランプハウジングの歪み防止)を達成するため本考案に係る自動車 用灯具の取付構造は、自動車用灯具のランプハウジングに植設されたボルトが、 車体の板状部材の孔に挿通され、上記ボルトにナットを螺合して前記ランプハウ ジングが車体に取り付けられている構造において、 前記のボルトが、ランプハウジングに対して、軸心方向の位置を調節し得るよ うになっていることを特徴とする。上述した構成を実施する場合において推奨さ れる一つの態様は、前記のランプハウジングに、鋸歯状の内歯が形成されており 、前記のボルトの頭部に、弾性を有する爪付の部材が取り付けられていて、上記 の爪が前記の鋸歯状の内歯に係合していて、該ボルトがランプハウジングから離 間する方向の過大な軸心方向の力を受けたとき、前記弾性を有する爪付部材の弾 性変形によって、爪と鋸歯状内歯との係合がずれるようになっていることを特徴 とする。この態様によれば、ボルト・ナットの締付力が自動調整される。さらに もう一つの態様は、前記のランプハウジングに、メネジ孔を有する部材が埋設固 定されていて、該メネジ孔の少なくとも1端がランプハウジングの表面に露出し ており、前記のボルトが上記メネジ孔に螺合されていて、該ボルトを回すことに よって軸心方向の位置を調節し得るようになっていることを特徴とする。この態 様によれば、灯具の取付姿勢を若干修正することも可能になる。
【0005】
【作用】
前述の構成によると、ランプハウジングを自動車の車体に取り付けているボル トが、その軸心方向の位置を調節できるので、ランプハウジングのボスと車体と の間に隙間が有るときは、その隙間を残したままでボルトの位置を調節すること により、ランプハウジングに過大な応力を生じさせてクラックを誘発したり、該 ランプハウジングを歪ませて前面レンズ接合部の水密性を害したりする虞れが無 い。
【0006】
【実施例】
以下に述べる実施例は、図4に鎖線で示したA部を改良して、ランプハウジン グに過大な応力や歪みを与えないように、本考案を適用した2例である。図1は 本考案に係る自動車用灯具の第1の実施例を示し、ランプハウジングと一体に成 形されたボックスが車体に対向している部分を拡大して描かれた垂直断面図であ る。上記のボックス1bは、従来例(図5)におけるボス1cに対応する構成部 分であるが、取付ボルトを植設固定することくなく、車体5に向けて開口した函 状をなし、その中にケース9を嵌合固定されている。9bは抜け止め用の、弾性 を有するフックである。上記ケース9の内面に、断面鋸歯状の歯9aが成形され ている。上記鋸歯状歯9aと係合する爪を備えた係合片10が、弾性を有する合 成樹脂材料によって構成されて、該ケース9内に収納されている。そして上記の 弾性を有する爪付きの係合片10に、取付ボルト11が植設固着されている。図 2は上記実施例におけるボックスと、ケースと、弾性爪付係合片と、取付ボルト とを示す分解斜視図である。この図2から容易に理解できるように、弾性爪付係 合片10をケース9内に収納し、該ケース9をボックス1bの中に押し込んで、 フック9bを係合孔1dに係合させると図1のようになる。本実施例において、 ボックス1bの内面に鋸歯状歯を設ける構成を採らず、鋸歯状歯9aを有するケ ース9を嵌め付けた理由は組立上の問題である。 図1に示したように、取付ボルト11を車体5の板金部材の取付孔5bに挿通 し、座金およびナット8を組み付けて、該ナット8を締めこんでゆく。これによ り、車体5に対して取付ボルト11を図の右方へ引き寄せる力(矢印F)が作用 する。図3は上記実施例における鋸歯状歯と弾性爪付係合片とが係合している個 所の拡大断面図である。弾性爪付係合片10が図の右方に向けて(矢印F)強く 引かれると、その爪が弾性変形して鋸歯状歯9aに対する係合位置が右方へずれ る。 図1に示すように車体とランプハウジングとの間に隙間gが有るとき、取付ボ ルト11がランプハウジング1に対して植設固着されていると、ナット8の締め 込みによって該ランプハウジング1が歪んだり、過大な応力を生じて破損したり する虞れが有る。しかし、本実施例のように取付ボルト11に作用する力(矢印 F)が、弾性爪付係合片10,鋸歯状歯9aを介してランプハウジング1に伝え られるようになっていると、前記の力(矢印F)が過大になろうとすると、弾性 爪付係合片10がケース9の鋸歯状歯に対して図の右方へずれ、過大応力の発生 やランプハウジング1の歪みを防止する。これにより、ランプハウジングのクラ ック発生や、レンズ接合部の水密性低下などが未然にかつ完全に防止される。図 4は前記と異なる実施例を示し、ランプハウジングの下端部付近を拡大して描い た断面図である。ランプハウジング1と一体成形されたボス1c′は、図5(従 来例)におけるボス1cと類似の構成部分である。本例のボス1c′には、メネ ジ孔を有する部材としてインサートナット12が埋設固定され、メネジ孔の図示 右端が露出している。六角ボルト13を、車体5の取付孔5bに挿通し、ナット 8を螺着し、該ナット8を締め付けない状態で前記六角ボルト13をインサート ナット12のメネジ孔に螺合して、該六角ボルト13の六角頭部が車体5に当接 するまで螺入する。六角頭部が車体5に軽く当接した状態で、もしくは当接して から適宜に締め込み、又は適宜に捩じ戻した状態で、ナット8を回して、該ナッ ト8と六角ボルト13の頭部との間に車体5を挟んで緊定する。これにより、ラ ンプハウジング1に過大な応力や歪みを与えること無く、車体に対して固定する ことができる。
【0007】
【考案の効果】
本考案を適用すると、ランプハウジングを自動車の車体に取り付けているボル トが、その軸心方向の位置を調節できるので、ランプハウジングのボスと車体と の間に隙間が有るとき、その隙間を残したままでボルトの位置を調節することに より、ランプハウジングに過大な応力を生じさせてクラックを誘発したり、該ラ ンプハウジングを歪ませて前面レンズ接合部の水密性を害したりする虞れが無い という優れた実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る自動車用灯具の第1の実施例を示
し、ランプハウジングと一体に成形されたボックスが車
体に対向している部分を拡大して描かれた垂直断面図で
ある。
【図2】上記実施例におけるボックスと、ケースと、弾
性爪付係合片と、取付ボルトとを示す分解斜視図であ
る。
【図3】上記実施例における鋸歯状歯と弾性爪付係合片
とが係合している個所の拡大断面図である。
【図4】前記と異なる実施例を示し、ランプハウジング
の下端部付近を拡大して描いた断面図である。
【図5】従来例の取付構造を備えた自動車用前照灯が自
動車の車体に取り付けられている状態の垂直断面図であ
る。
【符号の説明】
1…ランプハウジング、1a…アーム、1b…ボック
ス、1c,1c′…ボス、1d…係合孔、2…前面レン
ズ、3…リフレクタ、4…調節ネジ、5…車体、5a…
開口、5b…取付孔、6…上部取付ボルト、7…下部取
付ボルト、8…ナット、9…ケース、9a…鋸歯状歯、
9b…フック、10…弾性爪付係合片、11…取付ボル
ト、12…インサートナット、13…六角ボルト、g…
隙間、F…取付ボルトに加えられる力。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車用灯具のランプハウジングに植設
    されたボルトが、車体の板状部材の孔に挿通され、上記
    ボルトにナットを螺合して前記ランプハウジングが車体
    に取り付けられている構造において、 前記のボルトが、ランプハウジングに対して、軸心方向
    の位置を調節し得るようになっていることを特徴とす
    る、自動車用灯具の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記のランプハウジングに、鋸歯状の内
    歯が形成されており、前記のボルトの頭部に、弾性を有
    する爪付の部材が取り付けられていて、上記の爪が前記
    の鋸歯状の内歯に係合していて、該ボルトがランプハウ
    ジングから離間する方向の過大な軸心方向の力を受けた
    とき、前記弾性を有する爪付部材の弾性変形によって、
    爪と鋸歯状内歯との係合がずれるようになっていること
    を特徴とする、請求項1に記載した自動車用灯具の取付
    構造。
  3. 【請求項3】 前記のランプハウジングに、メネジ孔を
    有する部材が埋設固定されていて、該メネジ孔の少なく
    とも1端がランプハウジングの表面に露出しており、前
    記のボルトが上記メネジ孔に螺合されていて、該ボルト
    を回すことによって軸心方向の位置を調節し得るように
    なっていることを特徴とする、請求項1に記載した自動
    車用灯具の取付構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1323890C (zh) * 2003-10-06 2007-07-04 现代自动车株式会社 车辆前照灯固定结构
JP2007320488A (ja) * 2006-06-02 2007-12-13 Koito Mfg Co Ltd 車輌構造
US8651436B2 (en) 2010-11-02 2014-02-18 Nifco Inc. Holding device

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JP2585678Y2 (ja) 1998-11-25

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